JPH0586544A - ジエツトルームにおける緯入れ装置、緯入れ装置用の筬及びその筬の製造方法 - Google Patents

ジエツトルームにおける緯入れ装置、緯入れ装置用の筬及びその筬の製造方法

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JPH0586544A
JPH0586544A JP4080013A JP8001392A JPH0586544A JP H0586544 A JPH0586544 A JP H0586544A JP 4080013 A JP4080013 A JP 4080013A JP 8001392 A JP8001392 A JP 8001392A JP H0586544 A JPH0586544 A JP H0586544A
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    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D47/00Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
    • D03D47/27Drive or guide mechanisms for weft inserting
    • D03D47/277Guide mechanisms
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Abstract

(57)【要約】 【目的】緯糸の飛走速度の高速化を図りつつ、飛走トラ
ブルを防止するジェットルームにおける緯入れ装置を提
供すること。 【構成】変形筬2の筬羽3A,3Bの前面に凹設された
ガイド孔4,5の奥壁面4b,5bには、緯入れ方向に
向かうにつれて緯入れ通路S側へ入り込む傾斜が設けら
れている。メインノズル6近傍の第1サブノズル群と対
向する筬羽3Aの奥壁面4bの傾斜角θb1は、第2サブ
ノズル群以降のサブノズル群と対向する筬羽3Bの奥壁
面5bの傾斜角θb2よりも小さく設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は筬羽の前面に緯糸飛走用
のガイド孔を持つ変形筬を用いたジェットルームにおけ
る緯入れ装置及びその緯入れ装置用の筬、並びに、その
筬の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】変形筬のガイド孔の列により形成される
緯入れ通路内を飛走する緯糸の飛走速度を高速化するた
めに、特公昭59−26688号公報及び特開平1−3
14753号公報の緯入れ装置では、オープンタイプの
ガイド孔を構成する上壁面、下壁面及び奥壁面のそれぞ
れに緯入れ方向に向かうにつれて緯入れ通路側へ入り込
む傾斜を設けている。
【0003】特公昭59−26688号公報の緯入れ装
置では、ガイド孔の各形成壁面の傾斜角を大きく設定す
ることにより、緯入れ通路内のエアの流速を増大させて
緯糸の飛走速度を高めている。奥壁面の傾斜角の増大は
ガイド孔開口側からのエア漏洩の増大につながり、緯入
れ通路からの緯糸先端の飛び出しという飛走トラブルの
原因となるが、この構成によって飛走速度の高速化が図
られる。
【0004】特開平1−314753号公報の緯入れ装
置では、上壁面の傾斜角を奥壁面の傾斜角よりも大きく
設定すると共に、緯入れ用補助ノズルからのエアをガイ
ド孔の上壁面及び奥壁面に向けて噴射している。この装
置における上壁面及び奥壁面の傾斜角設定はガイド孔開
口側からのエア漏洩を抑制する効果をもたらす。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記両
公報に開示されたいずれの緯入れ装置においても、ガイ
ド孔の壁面の傾斜角は緯入れ始端から緯入れ終端にかけ
て一様に設定されている。かかる傾斜角設定は緯糸の飛
び出しを防止しつつ、かつ飛走速度の向上を達成するた
めの有効な手段とはなり得ない。
【0006】緯入れ通路の上流側のエア流量は、緯入れ
用メインノズルからの噴射エアと緯入れ用補助ノズルか
らの噴射エアとの合計流量となるため、緯入れ用メイン
ノズルからの噴射流による影響の少ない下流側における
エア流量の倍近くになる。このような流量割合のため
に、緯入れ通路の上流側にあるガイド孔の開口側からの
エア漏洩量は下流側に比して大きい。
【0007】そのため、上流側のエア漏洩を考慮して全
てのガイド孔の奥壁面の傾斜角を小さく設定すれば緯糸
の飛び出しを防止することができるが、飛走速度の高速
化を図ることができない。逆に、下流側のエア漏洩の具
合に合わせて奥壁面の傾斜角を大きく設定すれば、飛走
速度の高速化を達成することができるが、緯糸飛び出し
防止作用が低下する。奥壁面及び上壁面における異なる
傾斜角設定によっても緯糸飛び出しの防止と飛走速度の
高速化との双方を実現することは難しい。
【0008】本発明の目的は、オープンタイプのガイド
孔を持つ変形筬を使用したジェットルームにおいて、緯
糸の飛走速度の高速化を図りつつ、飛走トラブルを効果
的に防止することができる緯入れ装置を提供することに
ある。また、そのような緯入れ装置用の筬及びその筬の
製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に第1の発明は、筬羽の前面に凹設された各ガイド孔の
壁面に、緯入れ方向に向かうにつれて緯入れ通路側へ入
り込む傾斜を設定すると共に、筬羽列のメインノズル寄
り区間に配置された筬羽のガイド孔壁面の傾斜角を、メ
インノズルと反対側寄り区間に配置された筬羽のガイド
孔壁面の傾斜角よりも小さく設定することにより、緯入
れ装置を構成した。
【0010】第2の発明は、筬羽のガイド孔を構成する
壁部に、緯入れ方向に向かうにつれて緯入れ通路側に入
り込む傾斜面を設けると共に、緯入れ通路の緯入れ始端
側から所定長さにわたる区間に配置された筬羽のガイド
孔の壁部に、緯入れ方向に向かうにつれて緯入れ通路と
反対側に傾く第2の傾斜面を設けることにより、緯入れ
装置用の筬を構成した。
【0011】第2の発明に係る筬の製造方法は、ガイド
孔をそろえて配列された複数の筬羽の各ガイド孔壁部に
対し、緯入れ通路の緯入れ始端から終端に向かう方向に
研磨を施すことにより、緯入れ方向に向かうにつれて緯
入れ通路側に入り込む傾斜面を形成する正方向研磨工程
と、ガイド孔をそろえて配列された複数の筬羽のうち、
緯入れ通路の緯入れ始端側から所定長さにわたる区間に
配置された筬羽の各ガイド孔壁部に対し、緯入れ通路の
緯入れ終端から始端に向かう方向に研磨を施すことによ
り、緯入れ方向に向かうにつれて緯入れ通路と反対側に
傾く第2の傾斜面を形成する逆方向研磨工程とを備える
方法とした。
【0012】
【作用】第1の発明によれば、メインノズル寄り区間
(上流側)及び反メインノズル寄り区間(下流側)にお
ける各壁面の異なった傾斜角設定は緯入れ用メインノズ
ルの噴射流の影響の多少に対応する。緯入れ用メインノ
ズルの噴射流の影響の大きい上流側では、傾斜角を小さ
くすることによって壁面からのエア流反射が少なくな
り、かつ筬羽間からの漏洩が増える。そして、ガイド孔
開口側へのエア漏洩が抑制されて飛走トラブルが防止さ
れる。仮に壁面の傾斜角を大きくすれば、壁面からのエ
ア流反射が多くなり、かつ筬羽間からの漏洩が少なくな
って飛走速度が大きくなる。
【0013】緯入れ用メインノズルの噴射流の影響の少
ない下流側では、ガイド孔開口からのエア漏洩が上流側
よりも生じ難く、このエア漏洩の少なさが壁面の傾斜角
の増大に伴うエア反射漏洩を補償する。従って、下流側
での飛走速度の高速化が達成され、上流側における飛走
速度の高速化の困難さが下流側における飛走速度の高速
化によって補われる。
【0014】第2の発明によれば、緯入れ方向に向かう
につれて緯入れ通路と反対側に傾く第2の傾斜面は、筬
羽間からのエア漏洩を増大させ、飛走する緯糸をガイド
孔壁部に引き付ける吸引気流を生じさせる。この吸引気
流は、緯入れ方向に向かうにつれて緯入れ通路側に入り
込む傾斜面によるエア反射流の作用を弱める。
【0015】従って、第2の傾斜面を有する筬羽が配置
された区間において、壁面からのエア流反射が少なくな
り、かつ筬羽間からの漏洩が増える。即ち、第1の発明
と同様、緯入れ通路の上流側ではガイド孔開口側へのエ
ア漏洩が抑制されて飛走トラブルが防止され、下流側で
は飛走速度の高速化が図られる。
【0016】前記筬の製造方法によれば、第2の発明に
係る筬を簡便かつ確実に製造することができる。
【0017】
【実施例】以下に本発明を具体化した第1実施例を図1
〜図5に従い、第2実施例を図6に従い、第3実施例を
図7〜図12に従ってそれぞれ説明する。
【0018】〔第1実施例〕図1〜図3に示すように、
ジェットルームの運転状況に応じて揺動するスレイ1上
には変形筬2が固定されている。変形筬2は上下一対の
ステー8A,8Bと複数の筬羽3A,3Bとによって構
成されている。即ち、両ステー8A,8Bは、スレイ1
の幅方向に沿って等間隔に配置された複数の筬羽3A,
3Bをそれらの上下各端部において相互に連結する。
【0019】各筬羽3A,3Bの前面にはそれぞれガイ
ド孔4,5が形成されており、これらガイド孔4,5の
配列によって緯入れ通路Sが構成されている。各ガイド
孔4,5は、略水平な上壁面4a,5aと、略垂直な奥
壁面4b,5bと、上壁面4a,5aに対して若干傾斜
した下壁面4c,5cとを有し、これら壁面によって略
四角形状の凹部形状に形成されている。更に、各ガイド
孔4,5の各奥壁面4b,5bには緯入れ軸線に対して
傾斜が設けられている。
【0020】図1及び図3に示すように、スレイ1の一
端側には緯入れ用のメインノズル6が配設され、スレイ
1の前面にはサブノズル7が等間隔で複数配列されてい
る。サブノズル7は複数本(本実施例では4本)で一群
を構成する。そして、サブノズル群は、メインノズル6
に最も近い第1サブノズル群11、その次の第2サブノ
ズル群12から最終サブノズル群13まで設けられてい
る。
【0021】各サブノズル群を構成する各サブノスル7
は同時噴射し、各サブノズル群は第1サブノズル群11
から最終サブノズル群13まで順次リレー噴射する。
又、第1サブノズル群11はメインノズル6と同時に噴
射する。各サブノズル群はメインノズル6の噴射流量と
略同流量のエアを噴射し、緯入れ通路S内における緯糸
の飛走を補助する。
【0022】図3に示すように、複数の筬羽3A,3B
によって構成される緯入れ通路Sの長さは、変形筬2の
左右各端部にそれぞれ配置された両筬羽間の間隔Rに相
当する。そして、緯入れ通路Sは第1サブノズル群11
と第2サブノズル群12との境界によって前区間L1と
後区間L2とに区画される。図2に示すように、前区間
L1に配列された筬羽3Aの奥壁面4bの緯入れ軸線に
対する傾斜角θb1は、後区間L2に配列された筬羽3B
の奥壁面5aの傾斜角θb2よりも小さく設定されている
(θb1<θb2)。
【0023】さて、緯入れ通路S内を流れるエアの一部
は、各奥壁面4b,5bの間から変形筬2の後側へ漏洩
する一方、奥壁面4b,5bによってガイド孔4,5の
開口側(変形筬2の前側)へ反射される。ガイド孔4,
5の開口側へ向けられたエア流は、緯糸の飛走速度を向
上させるように作用する反面、緯糸を緯入れ通路Sの外
へ飛び出させようとする作用をも生じる。これに対し、
変形筬2の後側へ漏洩するエア流は、緯糸を緯入れ通路
S内に引き付けようとする作用を生じる。
【0024】筬羽3A及び筬羽3Bにおける各奥壁面4
b,5bの異なった傾斜角設定は、前区間L1及び後区
間L2におけるメインノズル6からの噴射エアによる影
響の多少に対応している。即ち、メインノズル6からの
噴射流の影響の大きい前区間L1では、奥壁面4bの傾
斜角θb1を小さくすることによって奥壁面4bからのエ
ア流反射が少なくなり、かつ変形筬2の後側への漏洩が
増える。その結果、ガイド孔4の開口側へのエア漏洩が
抑制され、飛走トラブルが防止される。
【0025】後区間L2では、奥壁面5bの傾斜角θb2
を大きくすることによって奥壁面5bからのエア流反射
が多くなり、かつ変形筬2の後側への漏洩が少なくな
る。その結果、緯糸の飛走速度が大きくなる。メインノ
ズル6からの噴射流の影響の少ない後区間L2では、ガ
イド孔5の開口側へのエア漏洩は前区間L1におけるエ
ア漏洩よりも生じ難い。この本来的な開口側へのエア漏
洩の少なさによって、奥壁面5bの傾斜角θb2が大きい
ことに基づくエア反射による漏洩量が補償される。従っ
て、飛走トラブルを生じることなく、後区間L2での飛
走速度の高速化が達成される。
【0026】前区間L1における飛走速度高速化の困難
さは、後区間L2での飛走速度の高速化によって補われ
る。それ故、本実施例によれば、緯入れ通路全体を通し
て緯糸の飛走速度の高速化を図りつつ、飛走トラブルを
防止することができる。
【0027】ところで、実公昭63−772号公報に
は、空気案内孔と緯糸脱出用間隙とを有する案内子を緯
入れ方向に複数配列し、空気案内孔の列により案内通路
を形成する緯入れ装置が開示されている。この装置で
は、メインノズル側から配列の中間までにある案内子の
空気案内孔内周面を緯入れ通路の軸線と平行に形成する
一方、残る案内子の空気案内孔内周面を緯入れ方向に向
かって先すぼまりのテーパ状に形成している。この装置
の案内子はいわゆるクローズタイプであるため、メイン
ノズルからの噴射流によって緯糸が案内通路外へ飛び出
すというようなトラブルは本質的に生じ得ない。しか
も、このクローズタイプの案内子では傾斜角の増大は飛
走速度の低下につながるため、本発明の目的、作用及び
効果をうかがうことはできない。
【0028】尚、本発明は上記第1実施例に限定される
ものではなく、メインノズル6を緯入れ軸線に対して僅
かに傾斜させて配設してもよい。また、筬羽3Aの奥壁
面4bを緯入れ軸線と平行(即ち、傾斜角θb1=0°)
に設定してもよい。
【0029】図4に示すように、緯入れ軸線に対して同
一角度θ3 で下向き及び上向きに傾斜配置された二本の
メインノズル21,22を有する緯入れ装置に、本発明
が適用されてもよい。このような緯入れ装置は、色の異
なる複数の緯糸が用いられる場合に使用される。前区間
L1は両メインノズル21,22からの噴射流の影響が
大きい領域に対応して設定される。
【0030】更に、図5に示すように、緯入れ軸線と略
同一軸線上に配置されたメインノズル6に対し、その前
側に第二のメインノズル23を角度θ4 で傾斜配置した
多色緯入れ装置に本発明が適用されてもよい。
【0031】この構成によれば、第二のメインノズル2
3が傾斜配置されているにもかかわらず、変形筬2の奥
壁面4bの傾斜角θb1が小さいために、第二のメインノ
ズル23からの噴射エアが筬羽3Aの奥壁面4bによっ
て反射される角度が緯入れ軸線に対して小さくなる。従
って、第二のメインノズル23から射出された緯糸の飛
走トラブルも防止される。この例においても、前区間L
1は両メインノズル6,23からの噴射流の影響が大き
い領域に対応して設定される。
【0032】〔第2実施例〕前記第1実施例ではガイド
孔4,5の奥壁面4b,5bのみを緯入れ軸線に対して
傾斜させた。この第2実施例では、更に各ガイド孔4,
5の上壁面4a,5a及び下壁面4c,5cも緯入れ軸
線に対して傾斜させている。
【0033】図6に示すように、傾斜角θa1,θC1はそ
れぞれ、前区間L1に配列された筬羽3Aの上壁面4a
及び下壁面4cの緯入れ軸線に対する傾斜角度を示す。
同様に、傾斜角θa2,θC2はそれぞれ、後区間L2に配
列された筬羽3Bの上壁面5a及び下壁面5cの緯入れ
軸線に対する傾斜角度を示す。
【0034】前区間L1のガイド孔4においては、上壁
面4aの傾斜角θa1は奥壁面4bの傾斜角θb1及び下壁
面4cの傾斜角θC1よりも大きく設定されている。ま
た、奥壁面4bの傾斜角θb1は下壁面4cの傾斜角θC1
と等しいかそれよりも大きく設定されている。後区間L
2のガイド孔5の各壁面の傾斜角度θa2,θb2,θ
C2も、同様に設定されている。即ち、各ガイド孔におけ
る各壁面の傾斜角度間には次式(1),(2)のような
関係が成立する。
【0035】 θC1 ≦ θb1 < θa1 …(1) θC2 ≦ θb2 < θa2 …(2) 各ガイド孔4,5において、下壁面4c,5cの傾斜角
θC1,θC2を上壁面4a,5aの傾斜角θa1,θa2より
も小さく設定したのは、傾斜角θC1,θC2がきついと下
壁面4c,5cによる反射流が上壁面4a,5aによる
反射流をみだし、噴射流のガイド孔開口側への漏洩が多
くなるからである。このような場合、飛走速度が低下す
るのみならず、緯糸の飛走トラブルが生じ易くなる。
【0036】また、前記第1実施例と同様、前区間L1
の壁面の傾斜角が後区間L2の壁面の傾斜角よりも大き
くならないように各傾斜角が設定されている。即ち、前
区間L1と後区間L2とで対応する各壁面の傾斜角度は
次式(3)〜(5)の関係を有する。
【0037】 θa1 = θa2 …(3) θb1 < θb2 …(4) θC1 < θC2 …(5) 本実施例によれば、式(1)〜(5)に示す関係を満た
すように各壁面の傾斜角度を設定することにより、前記
第1実施例よりも効果的に飛走速度の向上と飛走トラブ
ルの防止を図ることができる。
【0038】〔第3実施例〕この第3実施例では、図
8,9に示すように、前区間L1に配置された筬羽9A
と後区間L2に配置された筬羽9Bにはそれぞれ、ガイ
ド孔14,15が形成されている。後区間L2のガイド
孔15は、上壁面15d(傾斜角θd2)、奥壁面15e
(傾斜角θe2)及び下壁面15f(傾斜角θf2)によっ
て構成されている。一方、前区間L1のガイド孔14
は、上壁面14d(傾斜角θd1)、第1の奥壁面14e
と第2の奥壁面14gとを備える奥壁、及び、第1の下
壁面14fと第2の下壁面14hとを備える下壁によっ
て構成されている。
【0039】ガイド孔14の第1奥壁面14e及び第1
下壁面14fは、緯入れ方向に向かうにつれて緯入れ通
路S側に入り込む傾斜角θe1,θf1をそれぞれ有してい
る。一方、ガイド孔14の第2奥壁面14g及び第2下
壁面14hは、それぞれ緯入れ方向に向かうにつれて緯
入れ通路Sと反対側に傾く傾斜角θg ,θh をそれぞれ
有している。
【0040】ここで、各ガイド孔における正傾斜した各
壁面の傾斜角度は、次式(6)に示すような関係が成立
するように設定されている。 θf1=θf2 = θe1=θe2 < θd1=θd2 …(6) また、第2奥壁面14g及び第2下壁面14hの傾斜角
θg ,θh はそれぞれ第1奥壁面14e及び第1下壁面
14fの傾斜角θe1,θf1よりも大きく設定されている
(θe1<θg,θf1<θh )。
【0041】前区間L1と後区間L2とにおいてそれぞ
れ対応する奥壁面14eと15e、及び下壁面14fと
15fは同じ傾斜角度に設定されている。それにもかか
わらず、前区間L1の奥壁及び下壁には逆傾斜した第2
奥壁面14g及び第2下壁面14hがそれぞれ設けられ
ているため、前区間L1の奥壁及び下壁によるエアの反
射流量は後区間L2の奥壁面15e及び下壁面15fに
よる反射流量よりも少ない。これは、逆傾斜した第2奥
壁面14g及び第2下壁面14hの作用によって、筬羽
9A間に引き込まれるエアの量が増大し、第1奥壁面1
4e及び第1下壁面14fによる緯入れ通路開口側への
エア反射作用を弱めるためである。
【0042】従って、この構成によっても前記第1及び
第2実施例と同様に、前区間L1における飛走トラブル
の防止と後区間L2における飛走速度の高速化を実現す
ることができる。
【0043】尚、上記式(6)に代えて次式(7)の関
係が成立するように各壁面の傾斜角度が設定されてもよ
い。 θf1=θf2 < θe1=θe2 < θd1=θd2 …(7) 第1〜第3実施例に示された前区間L1は、メインノズ
ルからの噴射流の影響が大きい領域に対応する。かかる
領域はメインノズルの噴射圧によって変化するが、一般
的なジェットルームでは前区間L1の長さは、50〜5
00mmの範囲に設定される。尚、ジェットルームの筬
幅(L1+L2)は、通常、織布の幅に応じて1m〜
3.5mの範囲で設計される。
【0044】〔筬の製造方法〕前記第3実施例で示した
変形筬の製造方法について説明する。ガイド孔14,1
5を有する筬羽9A,9Bは、厚さが2〜4mmの金属
板をプレス機で打ち抜き加工することによって作製され
る。この場合、図10に示すように、各筬羽9A,9B
のガイド孔14,15を構成する各壁面は、打ち抜き加
工の性質上実際には筬羽9A,9Bの側面10に対して
垂直な面とはならない。即ち、各壁面14d,14e,
14f,15d,15e,15fは、当初から打ち抜き
方向に向かうにつれてガイド孔の中心側へ入り込む傾斜
を有している。打ち抜き加工の影響は各壁面に等しく現
れるので、打ち抜き直後の各壁面の傾斜角は次式(8)
に示す関係にある。
【0045】 θf1(=θf2)=θe1(=θe2)=θd1(=θd2) …(8) 各筬羽9A,9Bを図7に示すように所定間隔を隔てた
状態で、図1に示す上下ステーを用いて編み組みするこ
とにより、変形筬が構成される。その後、緯入れ通路S
を構成するガイド孔14,15の各壁面に対しては、回
転研磨装置を用いて2工程からなる研磨が施される。
【0046】用いられる回転研磨装置は、特公昭61−
32416号公報に開示された公知の金筬用研磨装置と
同形式のものである。図12に示すように、研磨装置2
4は、正逆回転可能な円盤状の研磨バフ25を有してい
る。筬羽9A(9B)のガイド孔壁部に対する研磨作業
時には、研磨装置24は研磨バフ25の一部がガイド孔
壁部に摺接するように筬の上部に筬幅に沿って移動可能
に取り付けられる。
【0047】第1の研磨工程では、研磨バフ25がガイ
ド孔壁部に対して緯入れ通路Sの始端側から終端側へ向
かって研磨するように研磨バフ25が正方向(矢印26
の方向)へ回転する。そして、研磨バフ25を正回転さ
せながら研磨装置24を緯入れ通路Sの始端側から終端
側へ向かって前進させて、全てのガイド孔14,15の
上壁面14d,15dのみに研磨を施した。
【0048】この正回転研磨により、上壁面14d,1
5dの傾斜角θd1,θd2を打ち抜きによって自然に形成
された傾斜角よりも大きくした。そして、図7に示す全
てのガイド孔14,15の上壁面14d,15d、奥壁
面14e,15e及び下壁面14f,15fの傾斜角
が、前記式(6)の関係を満たすようにした。
【0049】第2の研磨工程では、研磨バフ25がガイ
ド孔壁部に対して緯入れ通路Sの終端側から始端側へ向
かって研磨するように研磨バフ25が逆方向(矢印26
の反対方向)へ回転する。そして、研磨バフ25を逆回
転させながら研磨装置24を緯入れ通路Sの終端側から
始端側へ向かって後退させて、前区間L1に配置された
各筬羽9Aのガイド孔14の奥壁及び下壁に対して研磨
を施した。
【0050】この逆回転研磨によって、図8,9に示す
ように、各筬羽9Aの奥壁及び下壁に、第1奥壁面14
e及び第1下壁面14fに対してそれぞれ逆傾斜した第
2奥壁面14g及び第2下壁面14hを形成した。
【0051】前記正回転及び逆回転の研磨によって、こ
の変形筬がジェットルームの緯入れ装置に取り付けられ
たときの緯入れ通路開口側に漏れるエアの風圧測定値
が、図11に示すような分布となるようにした。図11
によれば、前区間L1における風圧値P1 に対して、後
区間L2の大部分における風圧値はP2 に設定されてい
る(P1 <P2 )。風圧値がP1 からP2 に上昇する過
渡区間ΔLは、前区間L1の2分の1程度の長さにな
る。
【0052】一般に、プレス機による打ち抜き加工によ
って作製される筬羽のガイド孔は、当初から一定の傾斜
角度を有する壁面を有している。このように既に一方向
へ傾斜した壁面に対して、研磨加工によって前記第1及
び第2実施例に示したように前区間L1と後区間L2と
で微妙に異なる傾斜角を付与することは、必ずしも容易
ではない。
【0053】これに対し、本実施例の方法では、前区間
L1において正傾斜した壁面の傾斜角と、それに対応す
る後区間L2の正傾斜した壁面の傾斜角とが等しい状態
において、前区間L1の壁部に対して逆傾斜した第2の
壁面を研磨加工によって形成している。故に、第1及び
第2実施例のように、前区間L1と後区間L2とで微妙
に異なる傾斜角設定を必要としない。従って、この方法
によれば、変形筬の各ガイド孔14,15に対して、適
切な傾斜角度を有する壁面(14d〜14h,15d〜
15f)を簡便、確実に形成することができる。
【0054】尚、前記正方向研磨工程において、各ガイ
ド孔14,15の正傾斜した奥壁面及び下壁面に対して
も、研磨が施されてもよい。また、前記逆回転研磨を先
に施し、その後に正回転研磨を施すようにしてもよい。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、緯
入れ装置において、筬羽列のメインノズル寄り区間に配
置された筬羽のガイド孔壁面の傾斜角をメインノズルと
反対側寄り区間に配置された筬羽のガイド孔壁面の傾斜
角よりも小さく設定したので、あるいは、緯入れ装置用
の筬において、緯入れ通路の緯入れ始端側から所定長さ
にわたる区間に配置された筬羽のガイド孔の壁部に緯入
れ方向に向かうにつれて緯入れ通路と反対側に傾く第2
の傾斜面を設けたので、緯入れ通路全体として緯糸の飛
走速度の高速化を図りつつ、飛走トラブルを防止するこ
とができるという優れた効果を奏する。
【0056】また、正方向研磨工程と逆方向研磨工程と
を含む筬の製法によれば、本発明の緯入れ装置用の筬を
簡便かつ確実に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における緯入れ装置を示す
側断面図である。
【図2】図1のA−A線における筬の拡大断面図であ
る。
【図3】第1実施例の緯入れ装置の全体正面図である。
【図4】本発明の別例となる緯入れ装置の全体正面図で
ある。
【図5】本発明の別例となる緯入れ装置の平断面図であ
る。
【図6】本発明の第2実施例における緯入れ装置用筬の
正面図である。
【図7】本発明の第3実施例における緯入れ装置用筬の
製作途中を示す図である。
【図8】本発明の第3実施例の緯入れ装置用筬の完成状
態の正面図である。
【図9】図8のB−B線における断面図である。
【図10】打ち抜き加工直後の筬羽の要部を示す図であ
る。
【図11】緯入れ通路の開口側の各位置における風圧の
測定値を示すグラフである。
【図12】研磨装置による筬羽のガイド孔壁部の研磨時
の状況を示す斜視図である。
【符号の説明】
3A,3B,9A,9B…筬羽、4,5,14,15…
ガイド孔、4a,5a,14d,15d…上壁面、 4
b,5b,14e,14g,15e…奥壁面、4c,5
c,14f,14h,15f…下壁面、6…メインノズ
ル、7…サブノズル、L1…前区間、L2…後区間、S
…緯入れ通路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の筬羽の前面に凹設されたガイド孔
    の列により形成される緯入れ通路に向けて緯入れ用メイ
    ンノズルから緯糸を射出すると共に、緯入れ通路を指向
    する緯入れ用補助ノズルの噴射作用によって緯糸を飛走
    させるジェットルームにおける緯入れ装置において、 前記各ガイド孔を構成する壁面に緯入れ方向に向かうに
    つれて緯入れ通路側へ入り込む傾斜を設定すると共に、
    筬羽列のメインノズル寄り区間に配置された筬羽のガイ
    ド孔壁面の傾斜角を、メインノズルと反対側寄り区間に
    配置された筬羽のガイド孔壁面の傾斜角よりも小さく設
    定したジェットルームにおける緯入れ装置。
  2. 【請求項2】 ジェットルームにおける緯入れ装置に用
    いられると共に、複数の筬羽を備え、各筬羽の前面に凹
    設されたガイド孔の列によって緯入れ通路を形成する筬
    において、 筬羽のガイド孔を構成する壁部に、緯入れ方向に向かう
    につれて緯入れ通路側に入り込む傾斜面を設けると共
    に、緯入れ通路の緯入れ始端側から所定長さにわたる区
    間に配置された筬羽のガイド孔の壁部に、緯入れ方向に
    向かうにつれて緯入れ通路と反対側に傾く第2の傾斜面
    を設けた緯入れ装置用の筬。
  3. 【請求項3】 ジェットルームにおける緯入れ装置に用
    いられると共に、複数の筬羽を備え、各筬羽の前面に凹
    設されたガイド孔の列によって緯入れ通路を形成する筬
    の製造方法であって、 ガイド孔をそろえて配列された複数の筬羽の各ガイド孔
    壁部に対し、緯入れ通路の緯入れ始端から終端に向かう
    方向に研磨を施すことにより、緯入れ方向に向かうにつ
    れて緯入れ通路側に入り込む傾斜面を形成する正方向研
    磨工程と、 ガイド孔をそろえて配列された複数の筬羽のうち、緯入
    れ通路の緯入れ始端側から所定長さにわたる区間に配置
    された筬羽の各ガイド孔壁部に対し、緯入れ通路の緯入
    れ終端から始端に向かう方向に研磨を施すことにより、
    緯入れ方向に向かうにつれて緯入れ通路と反対側に傾く
    第2の傾斜面を形成する逆方向研磨工程とを備える緯入
    れ装置用の筬の製造方法。
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