JPH0586387A - 潤滑油組成物 - Google Patents

潤滑油組成物

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JPH0586387A
JPH0586387A JP9927691A JP9927691A JPH0586387A JP H0586387 A JPH0586387 A JP H0586387A JP 9927691 A JP9927691 A JP 9927691A JP 9927691 A JP9927691 A JP 9927691A JP H0586387 A JPH0586387 A JP H0586387A
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JP
Japan
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acid
weight
oil
group
lubricating oil
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JP9927691A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Nakanishi
博 中西
Toshiaki Kuribayashi
利明 栗林
Hirotaka Tomizawa
広隆 富沢
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Tonen General Sekiyu KK
Original Assignee
Tonen Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 摩耗部位にアルミニウム材を有する機器・装
置用潤滑油組成物であって、鉱油及び/又は合成油に、
一般式1のチオ燐酸亜鉛と一般式2の炭酸ジフェニルを
1:0.4〜1:0.6(重量比)の割合で、且つその
合計量として0.1〜5重量%含有させた潤滑油組成
物。 (R1〜R4は炭素数4〜16のアルキル基、アリール基、
アルケニル基、アラルキル基、アルアリール基であり、
同一でも異なっていてもよい。) (R1、R2は水素、炭素数1〜20のアルキル基、アリー
ル基、アルケニル基、アラルキル基、アルアリール基で
あり、同一でも異なっていてもよい。) 【効果】 アルミニウム材を摩耗部位とする機器・装置
において、耐摩耗性を著しく向上させることができ、自
動車の軽量化や冷凍機等に際して優れた潤滑油組成物で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、摩耗防止性に優れた潤
滑油組成物に関し、特に、摩耗部位にアルミニウム材を
有する機器・装置での使用に適した潤滑油組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車産業においては省燃費、軽量化の
傾向にあり、エンジン等でアルミニウム材が使用され始
め、また冷凍機等においてもその摩耗部位にアルミニウ
ム材が使用されている。
【0003】例えば、冷凍機においては、その冷媒とし
て従来R11(CCl3F)、R12(CCl2F2)、R123 (CF3CHC
l2)、R22(CHClF2)等の塩素含有冷媒が使用されてい
るが、代替フロンの開発が緊急化し、例えば1.1.1.2-テ
トラフルオロエタン(R134a) 等の非塩素系弗素含有冷
媒が注目されはじめている。
【0004】しかしながら、塩素含有冷媒にあってはそ
れ自体が耐摩耗性を有することもあり、摩耗防止性につ
いて格別の考慮を払う必要はないが、非塩素系弗素含有
冷媒を使用する場合には摩耗防止性がなく、特に摩耗部
位にアルミニウム材を使用するにあたっては摩耗防止性
に優れた潤滑油組成物の提供が求められている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、アルミニウ
ム材を摩耗部位に有する機器・装置において、摩耗防止
性に優れた潤滑油組成物の提供を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の潤滑油組成物
は、摩耗部位にアルミニウム材を有する機器・装置用潤
滑油組成物であって、鉱油及び/又は合成油に、下記一
般式(1)で示されるチオ燐酸亜鉛と、下記一般式
(2)で示される炭酸ジフェニルを、1:0.4〜1:
0.6(重量比)の割合で、且つその合計量として鉱油
及び/又は合成油に対して0.1〜5重量%含有させた
ことを特徴とする。
【0007】
【化3】
【0008】(式中、R1 〜R4 は炭素数4〜16のア
ルキル基、アリール基、アルケニル基、アラルキル基、
アルアリール基であり、同一でも異なっていてもよ
い。)
【0009】
【化4】
【0010】(式中、R1 、R2 は水素、炭素数1〜2
0のアルキル基、アリール基、アルケニル基、アラルキ
ル基、アルアリール基であり、同一でも異なっていても
よい。)本発明の潤滑油組成物におけるチオ燐酸亜鉛と
しては、上記一般式(1)で示され、式中R1 〜R
4 は、好ましくはブチル基、n−オクチル基、2−エチ
ルヘキシル基、ラウリル基等が挙げられる。
【0011】炭酸ジフェニルとしては、上記一般式
(2)で示され、式中、R1 、R2 は、好ましくは水
素、メチル基、エチル基、ヘキシル基、2−エチルヘキ
シル基、ラウリル基等が挙げられる。
【0012】チオ燐酸亜鉛と炭酸ジフェニルは、チオ燐
酸亜鉛100重量部に対して炭酸ジフェニルを40〜6
0重量部、好ましくは45〜55重量部の割合で、後述
する鉱油及び/又は合成潤滑油に添加するもので、炭酸
ジフェニルがチオ燐酸亜鉛に対して40重量部より少な
かったり、60重量%より多くなると摩耗防止性が悪く
なる。また、鉱油及び/又は合成潤滑油に対するチオ燐
酸亜鉛と炭酸ジフェニルの合計添加量は、0.1〜5重
量%、好ましくは0.3〜4.5重量%とするとよく、
0.1重量%未満であるとその効果がなく、また5重量
%を越えると摩耗防止性が悪くなる。
【0013】潤滑油組成物における基油について説明す
る。
【0014】鉱油としては、溶剤精製または水添精製に
よる60ニュートラル油、100ニュートラル油、15
0ニュートラル油、300ニュートラル油、500ニュ
ートラル油等及びこれらの基油からワックス分を除くこ
とにより低温流動性を改善した低流動点基油等があり、
これらを単独または適当な割合で混合して用いることが
できる。
【0015】また、合成油としてはポリオールエステ
ル、ポリオレフィン、ジアルキルベンゼン、ポリアルキ
レングリコール類、アルキルジフェニルエーテル等が挙
げられる。ポリオールエステルとしては、下記の種類の
有機カルボン酸エステルが挙げられる。
【0016】(1)まず、脂肪族多価アルコールと直鎖
状又は分岐状の脂肪酸とのポリエステル類がある。
【0017】このポリエステル類を形成する脂肪族多価
アルコールとしては、トリメチロールプロパン、ジトリ
メチロールプロパン、トリメチロールエタン、ジトリメ
チロールエタン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリ
スリトール、トリペンタエリスリトール等があり、また
脂肪酸としては炭素数3〜12のものを使用することが
でき、好ましい脂肪酸はプロピオン酸、酪酸、吉草酸、
ヘキサン酸、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、ドデカ
ン酸、イソ吉草酸、ネオペンタン酸、2−メチル酪酸、
2−エチル酪酸、2−メチルヘキサン酸、2−エチルヘ
キサン酸、イソオクタン酸、イソノナン酸、イソデカン
酸、2,2’−ジメチルオクタン酸、2−ブチルオクタ
ン酸等である。
【0018】又、脂肪族多価アルコールと直鎖状又は分
岐状の脂肪酸との部分エステル類も使用できる。
【0019】この脂肪族多価アルコールとしてはトリメ
チロールプロパン、ジトリメチロールプロパン、トリメ
チロールエタン、ジトリメチロールエタン、ペンタエリ
スリトール、ジペンタエリスリトール、トリペンタエリ
スリトール等を使用することができる。脂肪酸としては
炭素数3〜9のもので、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、
ヘキサン酸、ヘプタン酸、オクタン酸、ノナン酸、2−
メチルヘキサン酸、2−エチルヘキサン酸、イソオクタ
ン酸、イソノナン酸、イソデカン酸、2,2’−ジメチ
ルオクタン酸、2−ブチルオクタン酸等である。
【0020】これらの脂肪族多価アルコールと直鎖状又
は分岐状の脂肪酸とのエステル類として、特に好ましく
はペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、ト
リペンタエリスリトールと炭素数5〜12、更に好まし
くは炭素数5〜7の脂肪酸、例えば吉草酸、ヘキサン
酸、ヘプタン酸、2−メチルヘキサン酸、2−エチルヘ
キサン酸、イソオクタン酸、イソノナン酸、イソデカン
酸、2,2’−ジメチルオクタン酸、2−ブチルオクタ
ン酸、又はその混合体からなるエステルが挙げられる。
【0021】これらの部分エステルは、脂肪族多価アル
コールと脂肪酸の反応モル数を適宜調節して反応させる
ことにより得られる。
【0022】(2)脂肪族多価アルコールとしてネオペ
ンチルグリコールと、炭素数6〜9の直鎖状又は分岐状
の脂肪酸、例えばヘキサン酸、ヘプタン酸、オクタン
酸、ノナン酸、2−エチル酪酸、2−メチルヘキサン
酸、2−エチルヘキサン酸、イソオクタン酸、イソノナ
ン酸等とのジエステル類を使用することもできる。
【0023】(3)脂肪族多価アルコールと炭素数3〜
9の直鎖状又は分岐状の脂肪酸との部分エステル類と、
直鎖状又は分岐状の脂肪族二塩基酸又は芳香族二塩基酸
とのコンプレックスエステル類を使用することもでき
る。
【0024】このような脂肪族多価アルコールとして
は、トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、
ペンタエリスリトール、ジペンタエリスタトール等を使
用することができる。
【0025】炭素数3〜12の脂肪酸としては、プロピ
オン酸、酪酸、イソ酪酸、吉草酸、ヘキサン酸、ヘプタ
ン酸、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、ドデカン酸、
2−メチルヘキサン酸、2−エチルヘキサン酸、イソオ
クタン酸、イソノナン酸、イソデカン酸、2,2’−ジ
メチルオクタン酸、2−ブチルオクタン酸等を使用する
ことができる。
【0026】このコンプレックスエステル類において
は、好ましくは炭素数5〜7のもの、更に好ましくは炭
素数5〜6の脂肪酸を使用するとよい。
【0027】このような脂肪酸としては、吉草酸、ヘキ
サン酸、イソ吉草酸、2−メチル酪酸、2−エチル酪酸
又はその混合体が使用され、炭素数5のものと炭素数6
のものを重量比で10:90〜90:10の割合で混合
した脂肪酸を好適に使用することができる。
【0028】また、この脂肪酸と共に多価アルコールと
のエステル化に使用される脂肪族二塩基酸としては、コ
ハク酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼラ
イン酸、セバシン酸、ウンデカン二酸、ドデカン二酸、
トリデカン二酸、カルボキシオクタデカン酸、カルボキ
シメチルオクタデカン酸、ドコサン二酸等を使用すると
よく、又、芳香族二塩基酸としてはフタル酸、イソフタ
ル酸、芳香族三塩基酸としてはトリメリット酸、芳香族
四塩基酸としてはピロメリット酸等が挙げられる。
【0029】脂肪酸と脂肪族二塩基酸又は芳香族二塩基
酸、芳香族三塩基酸、又芳香族四塩基酸との使用割合
は、6:1(モル比)とするとよく、またエステル化反
応にあたっては、この脂肪酸と脂肪族二塩基酸又は芳香
族二塩基酸等の合計量と脂肪族多価アルコールの使用量
の割合を7:1(モル比)とするとよい。
【0030】エステル化反応は、まず多価アルコールと
脂肪族二塩基酸又は芳香族二塩基酸等とを所定の割合で
反応させて部分エステル化し、ついでその部分エステル
化物と脂肪酸とを反応させてもよいし、また酸の反応順
序を逆にしてもよく、また酸を混合してエステル化に供
してもよい。
【0031】(4)又、直鎖状又は分岐状の脂肪族二塩
基酸のジアルキルエステル類(炭素数16〜22)を使
用してもよい。
【0032】脂肪族二塩基酸としてはコハク酸、グルタ
ル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライ
ン酸、セバシン酸、ウンデカン二酸、ドデカン二酸、ト
リデカン二酸、カルボキシオクタデカン酸、カルボキシ
メチルオクタデカン酸、ドコサン二酸及びこれらと同等
の性状を有するものが挙げられる。好ましい脂肪族二塩
基酸はコハク酸、アジピン酸、セバシン酸、ウンデカン
二酸、ドデカン二酸、カルボキシオクタデカン酸、カル
ボキシメチルオクタデカン酸等である。
【0033】アルコール成分としては、炭素数5〜8の
アルコールであり、具体的にはアミルアルコール、ヘキ
シルアルコール、ヘプチルアルコール及びオクチルアル
コール、並びにこれらの異性体であり、好ましくはイソ
アミルアルコール、イソヘキシルアルコール及びオクチ
ルアルコールである。
【0034】具体的には、ジオクチルアジペート、ジ−
イソヘプチルアジペート、ジヘキシルセバケート、コハ
ク酸ジヘプチル等が挙げられる。
【0035】(5)芳香族二塩基酸のジアルキルエステ
ル類(炭素数18〜26のもの)も使用することができ
る。
【0036】芳香族二塩基酸としてはフタル酸、イソフ
タル酸、これらと同等のものが挙げられ、またジアルキ
ルエステルにおけるアルコール成分としては、炭素数5
〜8のアルコールであり、アミルアルコール、ヘキシル
アルコール、ヘプチルアルコール、オクチルアルコー
ル、及びこれらの異性体が使用される。好ましいアルコ
ールは、イソアミルアルコール、イソヘプチルアルコー
ル、オクチルアルコールが挙げられる。芳香族ジエステ
ルはジオクチルフタレート、ジイソヘプチルフタレー
ト、ジイソアミノフタレート等が包含される。
【0037】(6)アルコール成分として、メタノー
ル、エタノール、プロパノール、ブタノール等、及びそ
れらの異性体から選ばれる1価アルコール、グリセリ
ン、トリメチロールプロパン等の3価アルコールと、例
えばエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチ
レンオキサイド、アミレンオキサイド等、及びそれらの
異性体から選ばれるアルキレンオキサイドの1モル〜1
0モル、好ましくは1〜6モル付加物を使用する。
【0038】有機カルボン酸エステルとしては、1価ア
ルコールのアルキレンオキサイド付加物をアジピン酸、
ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、
ウンデカン二酸、ドデカン二酸、カルボキシオクタデカ
ン酸、カルボキシメチルオクタデカン酸、ドコサン二酸
等の脂肪族二塩基酸、又はフタル酸等の芳香族二塩基酸
によりエステル化して得られるジエステル類がある。
【0039】又、グリセリン、トリメチロールプロパン
等の多価アルコールのアルキレンオキサイドの1〜10
モル付加物を、炭素数3〜12の直鎖状又は分岐状の脂
肪酸、例えばプロピオン酸、酪酸、吉草酸、ヘキサン
酸、ヘプタン酸、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、ド
デカン酸、2−メチルヘキサン酸、2−エチルヘキサン
酸、イソオクタン酸、イソノナン酸、イソデカン酸、
2,2’−ジメチルオクタン酸、2−ブチルオクタン酸
等によりエステル化して得られるエステル類を使用する
ことができる。
【0040】上記有機カルボン酸エステルを構成する脂
肪酸としては、直鎖状又は分岐状の脂肪酸を使用するこ
とができるが、分岐状の脂肪酸を使用すると、より加水
分解安定性に優れるものである。
【0041】上記、有機カルボン酸エステルは単独で使
用してもよいが、上記各種用途に応じた粘度範囲に調節
するために、上記有機カルボン酸エステルを適宜組合せ
使用するとよい。
【0042】例えば、上記(3)のコンプレックスタイ
プの有機カルボン酸エステルであって、粘度が高い場合
には、脂肪族多価アルコールと炭素数3〜9の脂肪酸と
のエステル油で、100℃における粘度が6mm2/s 以下
のものを添加して用途に応じた粘度範囲に調整すること
ができる。また、粘度の低い場合には有機カルボン酸エ
ステル油にポリマー類を添加して、粘度を調整するとよ
い。ポリマーは100℃における粘度が10mm2/s 以上
のものが好ましい。
【0043】このようなポリマーとしては、ポリアルキ
ルメタクリレート(例えば、アルキル基が炭素数4〜8
のもの)、ポリアルキレングリコール(例えば、ポリプ
ロピレングリコール、又ポリエチレングリコール成分と
ポリプロピレングリコール成分からなる共重合体、ポリ
プロピレングリコール成分とポリテトラメチレングリコ
ール成分とからなる共重合体等)、ネオペンチルグリコ
ールと脂肪族二塩基酸とのポリエステルで下記式で示さ
れるもの
【0044】
【化5】
【0045】等を挙げることができる。
【0046】ポリマーの添加量は、所望の粘度のエステ
ル油が得られるならば特に限定されるものではないが、
通常1重量%〜99重量%の範囲とすることができる。
【0047】次に、ポリオレフィン類としては、炭素数
2〜14、好ましくは4〜12の範囲の分岐を有する、
或いは有しないオレフィン炭化水素から選択された任意
の1種の単独重合体又は2種以上の共重合により得られ
るものであり、平均分子量100〜約2000、好まし
くは200〜約1000の生成物から選択されるが、特
に水素化によって不飽和結合を除去したものが好まし
い。
【0048】好ましいポリオレフィンとしては、例えば
ポリブテン、α−オレフィンオリゴマー、エチレン・α
−オレフィンオリゴマー等である。ポリブテンとして
は、例えばイソブテンを主体とし、ブテン−1、及びブ
テン−2の単量体混合物を共重合させて得られるものが
好ましい。又、α−オレフィンオリゴマーとしては、炭
化水素の熱分解又は低級オレフィンの3量化〜6量化に
より得られる炭素数6〜12のα−オレフィン混合物、
例えばヘキセン−1が25重量%〜50重量%、オクテ
ン−1が30重量%〜40重量%及びデセン−1が25
重量%〜40重量%の混合物を共重合したものを使用す
ることができる。又、デセンのごとき単独モノマーから
得られるオリゴマーも好適である。更にエチレン・α−
オレフィンオリゴマーとしては、エチレンが40重量%
〜90重量%、α−オレフィン、例えばプロピレンが1
0重量%〜60重量%の割合の単量体を混合し重合した
ものを使用することができる。
【0049】これらのポリオレフィンは、塩化アルミニ
ウム、フッ化硼素等のフリーデルクラフト型触媒、チー
グラー触媒及び酸化クロム等の酸化物触媒等を使用して
製造することができる。又ポリオレフィンの水素化は反
応生成物から触媒を除去した後、加温、加圧下におい
て、例えばニッケル−モリブデン/アルミナのような水
素化触媒と接触させることにより行うことができる。
【0050】アルキルベンゼンとしては、主としてアル
キルベンゼン型のものであり、ベンゼンやトルエンのよ
うな芳香族炭化水素をフリーデルクラフツ反応等でアル
キル化して、洗剤の原料を作る際に副生する、主として
ジアルキル化芳香族炭化水素を含む油である。アルキル
基としては直鎖或いは分枝のいずれのものもこれに属す
る。
【0051】また、ポリアルキレングリコールとして
は、アルキレン基の炭素数が2〜5、好ましくは2〜3
の直鎖状又は分岐状アルキレンオキサイドの開環重合体
又は開環共重合体である。アルキレンオキサイドとして
は、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチ
レンオキサイド、或いはそれらの混合物、好ましくはプ
ロピレンオキサイドであり、好ましくはポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコールを挙げることがで
き、分子量範囲100〜2000のもの、好ましくは2
00〜1000のものである。
【0052】更に、アルキルジフェニルエーテルとして
は、ジフェニルエーテルをフリーデルクラフツ反応等を
利用してアルキル化して合成したモノアルキルジフェニ
ルエーテル、ジアルキルジフェニルエーテル、トリアル
キルジフェニルエーテル等が挙げられ、アルキル基とし
ては直鎖及び/又は分枝のいずれのものでもよい。
【0053】これらの鉱油及び/又は合成油は単独で使
用してもよいが混合して使用してもよい。好ましくは合
成油が使用される。
【0054】また、これらの鉱油及び/又は合成油の粘
度範囲は、40℃において10〜500mm2/s 、好まし
くは20〜460mm2/s である。
【0055】また、本発明の潤滑油組成物には酸化防止
剤を添加してもよい。この種酸化防止剤としては、例え
ばジ(アルキルフェニル)アミン(アルキル基は炭素数
4〜16)、フェニル−α−ナフチルアミン、アルキル
ジフェニルアミン(アルキル基は炭素数4〜16)、N
−ニトロソジフェニルアミン、フェノチアジン、N,
N’−ジナフチル−p−フェニレンジアミン、アクリジ
ン、N−メチルフェノチアジン、N−エチルフェノチア
ジン、ジピリジルアミン、ジフェニルアミン、フェノー
ルアミン、2,6−ジ−t−ブチル−α−ジメチルアミ
ノパラクレゾール等のアミン系酸化防止剤、2.6−ジ
−t−ブチルパラクレゾ−ル、4.4’−メチレンビス
(2.6−ジ−t−ブチルフェノ−ル)、2,6−ジ−
t−ブチル−4−N,N−ジメチルアミノメチルフェノ
ール、2,6−ジ−t−ブチルフェノ−ル等のフェノ−
ル系酸化防止剤、また鉄オクトエ−ト、フェロセン、鉄
ナフトエ−ト等の有機鉄塩、セリウムナフトエ−ト、セ
リウムトルエ−ト等の有機セリウム塩、ジリコニウムオ
クトエ−ト等の有機ジリコニウム塩等の有機金属化合物
系酸化防止剤を使用するとよい。また上記の酸化防止剤
は単独で使用してもよいが、二種以上組み合わせて使用
することにより相乗効果を奏するようにして使用するこ
ともできる。
【0056】上記の酸化防止剤の使用割合は、合成油に
対して0.001〜5重量%、好ましくは0.01〜2
重量%を使用するとよい。
【0057】更に、本発明の潤滑油組成物には、その用
途に応じて摩耗防止剤、水・酸捕捉剤、清浄分散剤、腐
食防止剤、消泡剤、金属不活性化剤、防錆剤等の各種添
加剤が添加されてるとよい。
【0058】例えば、冷凍機油として使用する場合には
摩耗防止剤、水・酸捕捉剤、腐食防止剤、消泡剤、金属
不活性化剤、防錆剤等が添加されるとよく、またギヤ油
として使用する場合には摩耗防止剤、金属不活性化剤、
粘度指数向上剤等が添加されるとよい。
【0059】以下、このような添加剤について説明す
る。
【0060】合成潤滑油としてエステル油を使用する場
合や、また、例えば冷凍機油のように水分や酸の発生を
防止することが必要な機器類に使用する潤滑油組成物あ
っては、アセタール類、グリシジルエーテル、エポキシ
化脂肪酸エステル類、グリシジル脂肪酸エステル類、グ
リシジルエーテルのポリオキシアルキレンオキシド誘導
体等が添加される。
【0061】まず、アセタール類としてはジアルキルア
セタール、ジフェニルアセタール、ジアルケニルアセタ
ール、ジアリルアセタール等が挙げられる。
【0062】また、グリシジルエーテルとしては、フェ
ニルまたはアルキルフェニルグリシジルエーテル、n−
ブチルグリシジルエーテル及びエピクロルヒドリンとビ
スフェノールとの縮合物等が挙げられる。アルキルフェ
ニルグリシジルエーテルとしては、C4 〜C18のアルキ
ル基を1〜3個含有するもので、特にC5 〜C10のアル
キル基を1個有するものが好ましい。また、エピクロル
ヒドリンとビスフェノールとの縮合物としては、例えば
ビスフェノールAとエピクロルヒドリンをアルカリ溶液
中で縮合することにより得られるものが好ましい。
【0063】更に、エポキシ化脂肪酸エステル類として
は、エポキシ化されたC12〜C20脂肪酸とC1 〜C8
ルコールあるいはフェノール、アルキルフェノールとの
エステルが挙げられるが、特にエポキシステアリン酸の
ブチル、ヘキシル、ベンジル、シクロヘキシル、メトキ
シエチル、オクチル、フェニル、及びt−ブチルフェニ
ルエステル等が挙げられる。
【0064】これらの添加物は、組成物全量に対して、
0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜3重量%添加
するとよい。
【0065】清浄分散剤としては、コハク酸イミド、ア
ルキルベンゼンスルフォネート等が挙げられる。
【0066】また、腐食防止剤としてはイソステアレー
ト、n−オクタデシルアンモニウムステアレート、デュ
オミンT・デオレート、ナフテン酸鉛、ソルビタンオレ
ート、ペンタエリスリット・オレート、オレイルザルコ
シン、アルキルコハク酸、アルケニルコハク酸、及びこ
れらの誘導体等があり、その使用割合は基油に対して
0.001〜1.0重量%、好ましくは0.01〜0.
5重量%使用するとよい。
【0067】消泡剤としては、シリコーンを使用すると
よく、その使用割合は基油に対して0.0001〜0.
003重量%、好ましくは0.0001〜0.001重
量%使用するとよい。
【0068】また、金属不活性化剤としては、例えばベ
ンゾトリアゾール、ベンゾトリアゾール誘導体、チアジ
アゾール、チアジアゾール誘導体、トリアゾール、トリ
アゾール誘導体、ジチオカルバメート等を使用するとよ
く、その使用割合は、基油に対して0.01重量%〜1
0重量%、好ましくは0.01重量%〜1.0重量%を
使用するとよい。
【0069】更に防錆剤として、例えばコハク酸、コハ
ク酸エステル、オレイン酸牛脂アミド、バリウムスルホ
ネート、カルシウムスルホネート等を使用するとよく、
その使用割合は0.01重量%〜10重量%、好ましく
は0.01重量%〜1.0重量%を使用するとよい。
【0070】次に、本発明の潤滑油組成物の粘度範囲に
ついて説明する。
【0071】本発明の潤滑油組成物の粘度範囲は40℃
において、10〜500mm2/s 、好ましくは20〜48
0mm2/s である。
【0072】例えば、冷凍機油、その中でも冷蔵庫用と
しては、通常、100℃における粘度が2mm2/s 〜9mm
2/s 、好ましくは3mm2/s 〜7mm2/s のものであり、
又、カーエアコンにおける冷凍機用潤滑油としては7mm
2/s 〜30mm2/s のものを使用するとよく、カーエアコ
ンにおいてもレシプロタイプのコンプレッサーにおいて
は7mm2/s 〜15mm2/s 、好ましくは8mm2/s 〜11mm
2/s 、ロータリータイプのコンプレッサーにおいては1
5mm2/s 〜30mm2/s 、好ましくは20mm2/s 〜27mm
2/s の粘度範囲のエステル油が好適に使用される。粘度
範囲が2mm2/s 未満であると高温での冷媒との相溶性は
高いにしても粘度が低くすぎ、潤滑性、シール特性が悪
く使用できず、更に熱安定性も低いので好ましくなく、
また30mm2/s を越えると冷媒との相溶性が低下するの
で好ましくない。また、この範囲内であっても上記のよ
うに使用機種によりその使用粘度範囲が相違し、冷蔵庫
用にあっては9mm2/s を越えると摺動部における摩擦損
失が大となる問題がある。更に、レシプロタイプのカー
エアコンにおいては7mm2/s 未満であると潤滑性の問題
があり15mm2/s を越えると摺動部における摩擦損失が
大きいという問題が生じ、又、ロータリータイプのエア
コンにおいては15mm2/s 未満であるとシール特性の問
題があり、30mm2/s を越えると冷媒との相溶性の問題
がある。
【0073】また、本発明の潤滑油組成物をギヤ油に使
用する場合には、20〜480mm2/s に調製するとよ
い。
【0074】
【作用及び発明の効果】本発明の潤滑油組成物は鉱油及
び/又は合成油に対して、チオ燐酸亜鉛と炭酸ジフェニ
ルの混合比(重量比)が1:0.4〜1:0.6の添加
剤を0.1〜5重量%の割合で含有させて調製される
が、アルミニウム材を摩耗部位とする場合に、その詳細
な理由は不明であるが耐摩耗性を著しく向上させること
を見出したものであり、アルミニウム材を摩耗部位に有
する機器、例えば冷蔵庫、カーエアコン等における冷凍
機油、ギヤ油、エンジン油、油圧作動油、圧縮機油、摺
動面油、金属加工油等において優れた潤滑油組成物とな
しえるものである。
【0075】以下、本発明について実施例により説明す
る。
【0076】
【実施例1】ジペンタエリスリトールとC5 〜C6 脂肪
酸(C5 成分30重量%、C6 成分70重量%)とのエ
ステルであって、ジペンタエリスリトールとC5 〜C6
脂肪酸とをモル比で1:6の割合で反応させたもの[粘
度72mm2/s 、40℃]に対して、酸化防止剤としてジ
(オクチルフェニル)アミン0.20重量%、2,6−
ジ−t−ブチル−4−N,N−ジメチルアミノメチルフ
ェノール0.10重量%を添加し、更に下記表に示す割
合でチオ燐酸亜鉛と炭酸ジフェニルをそれぞれ添加し
て、試料油1〜試料油3を調製した。
【0077】この各試料油について、潤滑性の評価とし
て、SRV振動摩擦摩耗試験を下記の条件で実施した。
【0078】SRV振動摩擦摩耗試験条件 試験片:10mmφ鋼球(SUJ2)/アルミニウム板
(A390) 油 温:120℃ ストローク:2.5m/m 荷 重:25N 振動数:15Hz 時 間:30分 試験後のアルミニウム板の摩耗幅(m/m)についての
結果を下表に同時に示す。尚、上記試料油において添加
剤を添加しない場合を比較油1、また添加剤の割合が本
発明における範囲外である場合を比較油2〜9として同
様に試験し、その結果を同時に示す。添加量の単位は重
量%である。
【0079】
【表1】
【0080】表からわかるように、本発明の摩耗防止剤
は、アルミニウム材に対して優れた摩耗防止性を示すこ
とがわかる。
【0081】
【比較例1】実施例1の試料油3、比較油1について、
SRV振動摩擦摩耗試験における試験片として10mm
φ鋼球(SUJ2)/鋳鉄板(FC−25)を使用し、
実施例1同様に試験した結果を下表に示す。
【0082】
【表2】
【0083】この表からわかるように、本発明の潤滑油
組成物は、鉄材系を摩耗部位に有する場合には、殆ど摩
耗防止効果がなく、アルミニウムを摩耗部位とする場合
にのみ効果があることがわかる。
【0084】
【実施例2】実施例1における試料油において、基油を
下記のように代えると共に、実施例1と同様に酸化防止
剤を添加し、チオ燐酸亜鉛を0.30重量%、炭酸ジフ
ェニルを0.15重量%添加して、各試料油を調製し、
実施例1と同様にアルミニウム板に対する潤滑性につい
て試験した結果を同時に下表に示す。
【0085】
【表3】
【0086】表からわかるように、本発明は他の合計油
を基油としても効果があることがわかる。
【0087】
【比較例2】実施例2における試料油4〜7において、
酸化防止剤以外は添加剤を添加しないで、比較油9〜1
2を調製し、実施例1同様にアルミニウム板に対する潤
滑性について試験をし、その結果を下表に示す。
【0088】
【表4】
【0089】表からわかるように、比較油9〜12は、
試料油4〜8に比して摩耗防止性が低いことがわかる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10N 30:06 40:06 40:30

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 摩耗部位にアルミニウム材を有する機器
    ・装置用潤滑油組成物であって、鉱油及び/又は合成油
    に、下記一般式(1)で示されるチオ燐酸亜鉛と、下記
    一般式(2)で示される炭酸ジフェニルを、1:0.4
    〜1:0.6(重量比)の割合で、且つその合計量とし
    て鉱油及び/又は合成油に対して0.1〜5重量%含有
    させたことを特徴とする潤滑油組成物。 【化1】 (式中、R1 〜R4 は炭素数4〜16のアルキル基、ア
    リール基、アルケニル基、アラルキル基、アルアリール
    基であり、同一でも異なっていてもよい。) 【化2】 (式中、R1 、R2 は水素、炭素数1〜20のアルキル
    基、アリール基、アルケニル基、アラルキル基、アルア
    リール基であり、同一でも異なっていてもよい。)
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6448977B1 (en) 1997-11-14 2002-09-10 Immersion Corporation Textures and other spatial sensations for a relative haptic interface device
WO2006112082A1 (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Sun Corporation Co., Ltd. 潤滑剤組成物

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