JPH0586361U - 消火器ケース - Google Patents

消火器ケース

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JPH0586361U
JPH0586361U JP2679292U JP2679292U JPH0586361U JP H0586361 U JPH0586361 U JP H0586361U JP 2679292 U JP2679292 U JP 2679292U JP 2679292 U JP2679292 U JP 2679292U JP H0586361 U JPH0586361 U JP H0586361U
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JP
Japan
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fire extinguisher
hook
extinguisher case
main body
groove
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JP2679292U
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敏美 喜多
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Daiken Co Ltd
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Daiken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】フックの位置を上下に自在に変えることがで
き、消火器の大きさに対応できるとともに、フックを必
要としないときでもフックが邪魔にならないようにする
ことを目的とする。 【構成】消火器ケース本体部の後端部中央内側に鉛直方
向に溝部8を形成し、消火器37を係止支持するフック9
を前記溝部8に鉛直方向にスライド嵌合させ、フック9
を任意の高さ位置で本体部に固定してなり、フック9を
鉛直方向にスライドさせることによってフック9の位置
を上下に自在に変えて消火器37の大きさに対応できるよ
うにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はオフィスビル、ホテル、病院などの建物の壁面に埋め込まれる消火器 ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から建物に消火器を設置するのに、建物の壁面に埋め込まれた消火器ケー スに消火器を収納する方法が知られている。
【0003】 前記従来の消火器ケースとしては例えば図19〜図22に示すように、全体がアル ミニウムを材料として一体に形成されたものが知られている。以下、図面に基づ き説明すると、41は消火器42を立てて収納する凹部43を持つ本体部44と、この本 体部44の前端部における外周を覆う縁部45を一体に備えた消火器ケースで、この 消火器ケース41は予じめ建物の壁面46に埋め込まれた枠型の取付用ブラケット47 に前方より嵌め込まれ、後端部がねじ止めにより取付用ブラケット47に支持され るように構成されている。
【0004】 消火器ケース41が取付用ブラケット47に支持された状態において、前記縁部45 の裏面は建物の壁面46に当接する。 48は前記消火器ケース41の本体部44の幅方向中央における後端部前面にねじ止 めにより取り付けられたフックで、本体部44に収納される消火器42の後面の係合 金具が係合して消火器42を起立状態で支持し得るようになっている。なお、フッ ク48は位置固定状態に設けられている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の消火器ケース41は、フック48が本体部44の幅方向中央における後端 部前面に位置固定状態に設けられているので、消火器ケース41の内部に収納され る消火器の大きさや消火器の後面に係合金具が無いなどの理由で、フック48を利 用できず、ときにはフック48が邪魔になるという問題があった。
【0006】 本考案はこのような課題を解決するもので、フックの位置を上下に自在に変え ることができ、消火器の大きさに対応できるとともに、フックを必要としないと きでもフックが邪魔にならないようにすることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本考案は、消火器ケース本体部の後端部中央内側に 鉛直方向に溝部を形成し、消火器を係止支持するフックを前記溝部に鉛直方向に スライド嵌合させ、フックを任意の高さ位置で本体部に固定する手段を設けてな るものである。
【0008】
【作用】
この構成により、フックを鉛直方向にスライドさせることによってフックの位 置を上下に自在に変えて消火器の大きさに対応できるとともに、フックを必要と しないときはフックを消火器の邪魔にならない位置に移動させることができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について、図面に基づいて説明する。 図1〜図18において、1は左側本体部材2aと右側本体部材2bからなる胴部 2と、この胴部2の上端にビス止めされる上板部3と、同じく胴部2の下端にビ ス止めされる底板部4とからなる本体部である。前記左側本体部材2aと右側本 体部材2bは胴部2の後端部中央における後方突出部5a、5bにこの後方突出 部5a、5bを外側から包むように結合部材6を鉛直方向にスライド嵌合させて いる。詳しくは後方突出部5a、5bの側部に鉛直方向に向いて形成した溝部7 a、7bに結合部材6の両側の突部6a、6bを係合させている。8は前記結合 部材6によって組み合わされた胴部2の後方突出部5a、5bの内側に鉛直方向 に形成されるフック取り付け用の溝部で、この溝部8の両側にフック9の両側係 合片9a、9aが鉛直方向にスライド可能に係合しており、フック9の中央板部 9bに設けたねじ孔9cに螺合させたねじ軸10の先端を前記溝部8の中央内面に 押し当てることによりフック9が前方に押し返されて前記両側係合片9a、9a が前記溝部8の内側に係止するように構成されている。
【0010】 11は前記上板部3を胴部2の上端に固定するビス、12は前記底板部4を胴部2 の下端に固定するビスである。なお、上板部3の前端部には上向きの折曲片3a が、底板部4の前端部には下向きの折曲片4aがそれぞれ形成されている。13a 、13bは前記胴部2を形成する前記左右の本体部材2a、2bの前端部に鉛直方 向全長に亘って形成された係合片で、これら係合片13a、13bに長尺状の額縁部 材14a、14bが鉛直方向にスライド嵌合し、前記上板部3と底板部4の折曲片3 a、4aに長尺状の額縁部材14c、14dが水平方向にスライド嵌合して設けられ 、これら額縁部材14c、14dで本体部1の前端部を囲んでいる。15は前記本体部 1の前端部上端に載って設けられる標識板で、この標識板15の下端は前記上板部 3の折曲片3aに係合する額縁部材14cの上面の溝部16に嵌入しており、また標 識板15の上端は本体部1から上方に延びる両側の額縁部材14a、14bの上端間に 設けた長尺状の額縁部材14eの下面の溝部17に嵌入し、さらに標識板15の両側は 前記両側の額縁部材14a、14bの溝部18に嵌入している。
【0011】 ところで、前記5本の額縁部材14a〜14eの内、上板部3の折曲片3aに係合 する額縁部材14c以外の他の額縁部材14a、14b、14d、14eは断面形状が同じ で、これら4本の額縁部材14a、14b、14d、14eの隣り合う端部間はL型の連 結金具19とねじ軸20によりそれぞれ連結されている。即ち、額縁部材14a、14b 、14d、14eの溝部21の隣り合う端部に連結金具19の半分づつが挿入され、この 連結金具19のねじ孔19aに螺合させたねじ軸20の先端を前記溝部21の内面に押し 当てることにより連結金具19が前方に押し返されて溝部21の両側に係止するよう に構成されている。また、前記額縁部材14cは溝部22の両端に連結金具23が挿入 され、この連結金具23のねじ孔23aに螺合させたねじ軸24の先端を前記溝部22の 内面に押し当てることにより連結金具23が前方に押し返されて溝部22の両側に係 止するように構成されている。なお、連結金具23は一端部23bが溝部22から突出 し、この一端部23bが前記両側の額縁部材14a、14bの溝部18に嵌入して係止す るようになっている。上記構成の消火器ケースの左側本体部材2aと右側本体部 材2b、上板部3、底板部4、結合部材6、額縁部材14a〜14e、標識板15はア ルミニウムなどの金属板や合成樹脂により作られている。26は前記標識板15の前 面に貼り付けられるステッカーである。
【0012】 次に、27は消火器ケース設置前において、建物の壁面28の凹部29に埋め込まれ た枠型の取付用ブラケットで、この取付用ブラケット27は複数枚の鉄板を溶接な どにより組み合わせて作られており、後端部が前記凹部29の内面にねじ止めなど で固定されている。ところで、この取付用ブラケット27には上記構成の消火器ケ ースの左右の本体部材2a、2bの前端部両側の溝部30に弾性的に係合する爪部 31を前端部両側に有するとともに、前記標識板15の裏面に当接してねじ止めする 押さえ板32を上端に有している。
【0013】 そこで、消火器ケースを建物の壁面に埋め込むように設置するときは、消火器 ケース設置前において、取付用ブラケット27を建物の壁面28の凹部29に埋め込ん で取り付けておき、この取付用ブラケット27に前方より消火器ケースを嵌め込む 。このとき額縁部材14a〜14eの裏面が建物の壁面28に当接するまで消火器ケー スを取付用ブラケット27に嵌め込むと、消火器ケースの左右の本体部材2a、2 bの前端部両側の溝部30に爪部31が弾性的に係合し、消火器ケースの左右方向の 位置決めがなされる。この状態で、前記後方突出部5a、5bおよび結合部材6 の幅方向中央に形成されたねじ挿通孔33および34に前方より雄ねじ部材35を挿通 させて雄ねじ部材35を取付用ブラケット27の後端のねじ孔36にねじ込んで締め付 けることにより、消火器ケースは取付用ブラケット27に支持されるものである。
【0014】 以上のようにして建物の壁面28の凹部29に埋め込まれて取り付けられた消火器 ケースの内部に消火器37を設置するのであるが、そのとき消火器37の高さ、大き さなどにより、消火器37の後面の係合部材の高さに合わせて前記フック9の高さ 位置を前記ねじ軸10を弛めて自在に調整すればよい。消火器37の後面に係合部材 が無いときは前記フック9を消火器37の邪魔にならない位置に移動させておけば よい。
【0015】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、フックの位置を上下に自在に変えることができ 、消火器の大きさに対応できるとともに、フックを必要としないときはフックを 消火器の邪魔にならない位置に移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における消火器ケースを前方
から見た斜視図である。
【図2】同消火器ケースを後方から見た斜視図である。
【図3】同消火器ケースの分解斜視図である。
【図4】同消火器ケースと取付用ブラケットの斜視図で
ある。
【図5】同消火器ケースと取付用ブラケットの嵌合状態
を前方から見た斜視図である。
【図6】同消火器ケースと取付用ブラケットの嵌合状態
を後方から見た斜視図である。
【図7】同消火器ケースの取り付け状態を示すフック取
り付け部での横断面図である。
【図8】同消火器ケースの取付用ブラケットへの取り付
け状態を示す横断面図である。
【図9】同消火器ケースの標識板取り付け部での縦断面
図である。
【図10】同消火器ケースの額縁部材同志の連結部の分解
斜視図である。
【図11】同消火器ケースの額縁部材同志の連結作業の途
中状態を示す斜視図である。
【図12】同消火器ケースの額縁部材同志の連結状態を示
す断面図である。
【図13】同消火器ケースの額縁部材同志の連結状態を後
方から見た斜視図である。
【図14】同消火器ケースの本体部材に嵌合する額縁部材
と上板部に嵌合する額縁部材との連結部の分解斜視図で
ある。
【図15】同消火器ケースの本体部材に嵌合する額縁部材
と上板部に嵌合する額縁部材の連結作業の途中状態を示
す斜視図である。
【図16】同消火器ケースの本体部材に嵌合する額縁部材
と上板部に嵌合する額縁部材の連結状態を示す断面図で
ある。
【図17】同消火器ケースの本体部材に嵌合する額縁部材
と上板部に嵌合する額縁部材の連結状態を示す斜視図で
ある。
【図18】同消火器ケースのフック取り付け部の斜視図で
ある。
【図19】従来例における消火器ケース取り付け部の斜視
図である。
【図20】同消火器ケース取り付け部の正面図である。
【図21】同消火器ケース取り付け部の縦断面図である。
【図22】同消火器ケース取り付け部の横断面図である。
【符号の説明】
1 本体部 2 胴部 2a 左側本体部材 2b 右側本体部材 5a,5b 後方突出部 6 結合部材 6a,6b 突部 7a,7b 溝部 8 溝部 9 フック 9a 係合片 9b 中央板部 9c ねじ孔 10 ねじ軸 37 消火器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消火器ケース本体部の後端部中央内側に
    鉛直方向に溝部を形成し、消火器を係止支持するフック
    を前記溝部に鉛直方向にスライド嵌合させ、フックを任
    意の高さ位置で本体部に固定する手段を設けてなる消火
    器ケース。
JP1992026792U 1992-04-24 1992-04-24 消火器ケース Expired - Lifetime JPH0746277Y2 (ja)

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JPH0586361U true JPH0586361U (ja) 1993-11-22
JPH0746277Y2 JPH0746277Y2 (ja) 1995-10-25

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106994944A (zh) * 2017-05-18 2017-08-01 苏州江南航天机电工业有限公司 灭火器支架及具有其的车辆
KR101939499B1 (ko) * 2017-10-19 2019-04-12 주식회사 다원시스 철도차량의 소화기 설치구조
KR102669244B1 (ko) * 2023-12-27 2024-05-24 주식회사 한국선진철도시스템 철도 차량용 소화기 보관함

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JPS6450857U (ja) * 1987-09-24 1989-03-29

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