JPH05846U - 床材剥捲機およびその剥捲刃構造 - Google Patents

床材剥捲機およびその剥捲刃構造

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JPH05846U
JPH05846U JP5588691U JP5588691U JPH05846U JP H05846 U JPH05846 U JP H05846U JP 5588691 U JP5588691 U JP 5588691U JP 5588691 U JP5588691 U JP 5588691U JP H05846 U JPH05846 U JP H05846U
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辰雄 宮向
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株式会社共栄建機
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Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 床材剥捲機において、一度の剥捲作業で剥捲
と集屑を同時に可能にする他、床材を切断することにな
しに連続した剥捲作業ができるようにする。 〔構成〕 振動する剥捲刃の後方にドーザを付設する。
この剥捲刃を薄いばね鋼で構成し、床面に彎曲して押圧
させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、カーペット、長尺シート、クッションフロアー、人工芝等(以下 、これらを総称して床材という)を接着基材から剥がして捲る床材剥捲機および その剥捲刃構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の床材は古くなると剥がして敷き変える必要があるが、床材は接着剤等 で接着基材(床面)に強固に接着してあるため、剥がすのに非常に難儀をする。 このため、進行方向前後に振動して床材を剥捲する剥捲刃を有する床材剥捲機を 用いて行っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来の床材剥捲機では、一度の剥捲作業だけでは床材を完全には剥 捲できず、処々に剥捲屑が残る。したがって、再度剥捲作業をするか、適当な器 具を用いてこれを削取したりしなければならなかった。また、削取した剥捲屑を 集めたりする作業も必要であった。しかし、このような仕事は、いわゆる3Kの 代表的な作業であるため、なかなか人手が集まらないのが実情である。
【0004】 一方、剥捲刃の振動は鉛直面内での円形揺動運動で行われるから、そのストロ ークの前後端で剥捲刃が床面から浮き上がって床材を切断するといった事態が生 ずる。このため、連続した剥捲作業ができないといった欠点もある。 この考案は、このような課題を解決するものであって、要するに、一度の剥捲 作業で剥捲と集屑を同時に可能し、併せて床材を切断することなしに連続して剥 捲作業ができるようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
以上の課題の下、この考案は、進行方向前後に振動して床材を剥捲する剥捲刃 を自走車両に装備した床材剥捲機において、この剥捲刃の後方に剥捲屑を削取し て集押するドーザを付設してなる床材剥捲機を提供する。
【0006】 さらに、この考案は、進行方向前後に振動して床材を剥捲する剥捲刃を自走車 両に装備した床材剥捲機において、前記剥捲刃が薄いばね鋼で構成され、床面に 彎曲して押圧されているものである床材剥捲機の剥捲刃構造も提供する。
【0007】
【作用】
第一の手段をとることにより、ドーザは剥捲刃が剥捲し残した床材を削取する とともに、これを集押し、完全なる剥捲と集屑作業を可能にする。
【0008】 第二の手段をとることにより、剥捲刃はストロークの端でも床面から離れない から、床材を切断するといった事態をなくす。
【0009】
【実施例】
図1は床材剥捲機の側面図、図2は要部平面図であるが、この床材剥捲機は旋 回する車台10をクローラ走行装置12で支え、車台10の後部に基部14、前 部に操縦部16を装備したものである。なお、基部14の上面には作業者が座る シート18が設けられる。クローラ走行装置12はトラックフレーム20の前後 端に取り付けられる駆動輪22と従動輪24とにクローラ26を張り掛けたもの であるが、このうち、駆動輪22には油圧モータが直装され、この油圧モータは 基部16に設けられたエンジンで駆動される油圧ポンプで動かされる(いずれも 図示省略)。
【0010】 車台10の前部にはヒッチ体28が設けられ、このヒッチ体28に剥捲装置3 0が昇降可能に取り付けられる。すなわち、ヒッチ体28に結合される後部取付 板32と剥捲装置30を構成するベース34に接続される前部取付板36とをリ ンク機構38で連結するのである。リンク機構38は二本のリンク40と一本の 油圧シリンダ42とで平行リンクを構成する他、昇降用の油圧シリンダ44が別 に設けられるものである。これにより、昇降用の油圧シリンダ44を伸縮させる と、剥捲装置30は昇降し、平行リンクを構成する他の油圧シリンダ42を伸縮 させると、剥捲装置30の傾斜角度は変更する。
【0011】 ドーザ46はトラックフレーム20等から前延するアーム48等にドーザ板5 0がピン52等で枢着されたものであり、ドーザ板50はこのピン52の回りを 傾動してその傾斜角度が変更可能になっている。図4はこれを示す一部断面平面 図であるが、アーム48等に回転可能に軸支したねじ軸54をドーザ板50を突 き抜けて前方に突出させ、このねじ軸54をドーザ板50に装設したナット56 で受けたものである。これにより、ねじ軸54を回転させると(ハンドル58等 で)、ドーザ板50はピン52を中心にその傾斜角度が変更できる。
【0012】 剥捲装置30はベース34の前部に設けられた水平軸60の回りをこのベース 34上に設置された別置きのエンジン62の動力で揺動運動するスイングヘッド 64を有している。図3はスイングヘッド64の要部断面図であるが、エンジン 62からベルト、プーリ機構66等によって駆動ホイル68を駆動し、この駆動 ホイル68に偏心して取り付けられたピン70とスイングヘッド64に設けられ るピン72とをロッド74で連結したものである。スイングヘッド64の底面に は薄いばね鋼の剥捲刃76が取り付けられている。なお、本例ではスイングヘッ ド64の駆動は別置きのエンジン62によるものを示したが、この他に本機側の エンジン動力や油圧動力によるものであってもよい。
【0013】 以上により、剥捲装置30を降ろしてその剥捲刃76が床材78に作用するよ うに機体を走行させると、剥捲刃76は振動しながら床面80と床材78の間に 入って行き、床材78は床面80から剥捲される(剥捲されたものは円形に捲れ る)。このとき、剥捲刃76を薄いばね鋼で構成し、常時、彎曲して床面80に 押圧するように設定しておくことで、剥捲刃76のストロークエンドでも床面8 0から離れず、したがって、床材78を切断したりしない。さらに、油圧シリン ダ42を伸縮させて剥捲刃76の作用角度が最適になるようにも調整する。とこ ろで、このとき、剥捲刃76は床面80に強く擦られて磨耗するが、このことは 同時に研磨されることでもある。なお、剥捲刃76は表裏取り替えても使用でき る。さらに、剥捲装置30の後方にはドーザ46が装備されるから、このドーザ 46が作用して剥捲し残した剥捲屑を削取するとともに、これを集めて押す。そ して、このときドーザ板50の傾斜角度を変えることによって削取及び集屑の効 果を高めることができる。
【0014】
【考案の効果】
以上、この考案は、前記したものであるから、まず、ドーザが付設されること により、剥捲刃の剥捲し残しを補うとともに、剥捲屑を集押して集屑作業を可能 にする。そして、このとき、ドーザ板の傾斜角度が変更することで、この作業を より完全に行うことができる。つぎに、剥捲刃は薄いばね鋼で構成され、作動中 も常時床面に彎曲して押圧する状態にすることができるから、ストロークの端で 浮き上がって床面から離れ、せっかく剥捲した床材を切断して作業を中断してし まうといった事態をなくす。
【図面の簡単な説明】
【図1】床材剥捲機の全体側面図である。
【図2】床材剥捲機の前部平面図である。
【図3】床材剥捲機の前部の一部断面平面図である。
【図4】床材剥捲機の要部の一部断面側面図である。
【符号の説明】
46 ドーザ 50 ドーザ板 76 剥捲刃 78 床材 80 床面

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 進行方向前後に振動して床材(78)を
    剥捲する剥捲刃(76)を自走車両に装備した床材剥捲
    機において、この剥捲刃(76)の後方に剥捲屑を削取
    して集押するドーザ(46)を付設してなる床材剥捲
    機。
  2. 【請求項2】 請求項1のドーザ(46)を構成するド
    ーザ板(50)の傾斜角度が変更可能に構成されてなる
    床材剥捲機。
  3. 【請求項3】 進行方向前後に振動して床材(78)を
    剥捲する剥捲刃(76)を自走車両に装備した床材剥捲
    機において、前記剥捲刃(76)が薄いばね鋼で構成さ
    れ、床面(80)に彎曲して押圧されているものである
    床材剥捲機の剥捲刃構造。
JP1991055886U 1991-06-20 1991-06-20 床材剥捲機 Expired - Fee Related JP2540007Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017120008A (ja) * 2015-12-24 2017-07-06 極東産機株式会社 床材剥離機

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JPS62142745A (ja) * 1985-12-17 1987-06-26 Toyota Motor Corp 耐熱性球状黒鉛鋳鉄

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