JPH058417Y2 - - Google Patents

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JPH058417Y2
JPH058417Y2 JP13861488U JP13861488U JPH058417Y2 JP H058417 Y2 JPH058417 Y2 JP H058417Y2 JP 13861488 U JP13861488 U JP 13861488U JP 13861488 U JP13861488 U JP 13861488U JP H058417 Y2 JPH058417 Y2 JP H058417Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、作業空間を清浄化すると共に、作業
空間での作業中に作業者の着衣や携帯品に付着す
る例えばアスベスト塵埃等の有害塵埃や、腸チフ
ス、コレラ等の病原菌を除去するために用いるに
適したエアシヤワー装置に関する。
(従来の技術) 従来、エアシヤワー装置に連なる作業空間を清
浄化するには、エアシヤワー装置とは別個に作業
空間用の空気清浄装置が必要であり設備費が高く
なるという問題があつた。そこで特公昭61−529
号公報で提案されるように、第3図および第4図
示のような機械室aと、シヤワー室bとから成る
エアシヤワー装置を作業空間cの出入口に配置
し、該シヤワー室b内を常時負圧に保ち、シヤワ
ー室b内の汚染空気を作業空間c内に出ることを
防ぎ、かつ作業空間c内にも常時清浄空気を供給
出来る清浄空気装置を装置自体に備えたエアシヤ
ワー装置が知られている。
更に詳しくは、シヤワー室bの天井部ダクトd
にシヤワー室b内への空気吹出口fと、作業空間
c内への空気吹出口eを設け、該シヤワー室bの
下部に設けた空気排出口gと前記空気吹出口fと
を連結する機械室aの下方にエアフイルタhを設
け、該エアフイルタhで濾過された清浄空気を第
一フアンiにより該空気吹出口fから吹き出すと
共に、高速運転する第二フアンjで高速ジエツト
気流化された空気をシヤワー室b側の側壁kに設
けた空気吹出口からシヤワー室bに吹き出して
着衣等に付着した有害粉塵や菌等を除去し、汚染
空気をシヤワー室bの排出口gから機械室a内に
還流すると共に、天井ダクトdの空気吹出口eか
らエアフイルタhで清浄化された空気の一部を作
業空間c内に吹き出して作業空間cを清浄化し、
汚染空気をシヤワー室bに出入りする扉mの下方
部分に設けた作業空間c内の空気の排出口nから
シヤワー室b内に送り込むものである。そして作
業空間c内への空気吹出量Bを調整し、シヤワー
室bの排出口gからの機械室aへの空気吸込量A
よりシヤワー室b内への空気吹出量Cを少なくす
ることによりシヤワー室b内を常時負圧に保つよ
うにしている。
(考案が解決しようとする課題) 前記従来のエアシヤワー装置はシヤワー室b内
を常時負圧に保つようにしているが、シヤワー室
bの排出口gからの機械室aに吸込まれる空気吸
込量Aは、天井ダクトdの空気吹出口fから吹き
出された空気吹出量Cと、扉mの下方部分に設け
られた排出口nより送り込まれる作業空間cから
の空気量Dを合せた量となるので、必然的にシヤ
ワー室b内には作業空間cの汚染空気が送り込ま
れることとなる。従つて、作業空間cが例えば半
導体製造のような有害物質を含まない部屋であれ
ば特に問題はないが、作業空間cが例えば遺伝子
組み替え等のように人体に影響を与える物質、ま
たは有害な菌を取り扱うバイオクリーンルームの
場合、或いは作業空間cがアスベストの細片等の
ような有害粉塵の発生する汚染区域に設置される
場合は、シヤワー室b内に作業空間cの汚染空気
が送り込まれることによつて着衣等に再び有害粉
塵或いは菌が付着する危険性が高いばかりではな
く人体自身の汚染が大きな問題となる。
本考案は、かかる従来の問題を解消したエアシ
ヤワー装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、前記目的を達成すべく、機械室と、
シヤワー室とから成り、作業空間の出入口に配置
して該機械室で濾過された清浄空気を該シヤワー
室内および該作業空間に吹き出すエアシヤワー装
置において、機械室の側壁の上方に作業空間内に
清浄空気を吹き出す空気吹出口を設けると共に、
該側壁の下方に作業空間内からの空気の排出口を
設け、機械室内の下部に高速・低速運転切り替え
可能で常時低速運転されるフアンを設け、機械室
内に該フアンの下流側にエアフイルタを設け、エ
アフイルタで清浄化された空気を作業空間内とシ
ヤワー室内に分岐供給する分岐ダクトをエアフイ
ルタの下流側に設け、シヤワー室に入室したとき
高速運転に切り替えらるフアンに連動して開弁作
動される常閉弁を該分岐ダクトのシヤワー室側の
ダクトに設けたことを特徴とする。
(作用) シヤワー室の不使用時には機械室内のフアンは
低速運転されると共に分岐ダクトのシヤワー室側
のダクトの常閉弁は閉じられて、エアフイルタで
清浄化された清浄空気は該フアンによつて前記空
気吹出口を介して作業空間内に吹き出されると共
に該作業空間内で汚染された空気は該排出口を介
して該機械室内に戻り、該エアフイルタで清浄化
されて該作業空間内に循環供給され、シヤワー室
内には清浄空気は供給されない。また、シヤワー
室の使用時にはフアンは高速運転に切り替えられ
ると共に前記ダクトの常閉弁は開弁されて作業空
間への清浄空気の循環供給が続けられると共にシ
ヤワー室内に清浄空気が供給される。前記の通り
シヤワー室への清浄空気の供給と作業空間への清
浄空気の供給は1台のフアンで兼用される。
(実施例) 本考案を図面により説明する。
第1図および第2図は本考案の1実施例であつ
て作業空間1である例えば半導体製造用クリーン
ルーム、または遺伝子組み替え研究用バイオクリ
ーンルーム等のようなクリーンルームの出入口に
設置した例を示すものである。
図面で、2はシヤワー室、3は機械室を示し、
該シヤワー室2は室内の上方および側方に夫々機
械室3から供給される清浄空気の吹出口4を複数
個備え、また機械室3側の下方にシヤワー室2内
に吹き出された空気を機械室3内に戻すための排
出口5を備える。そして室内の上方に天井ダクト
6を設け、また室内の側方に夫々側部ダクト7を
天井ダクト6に連設して、清浄空気を該天井ダク
ト6と側部ダクト7を介して吹出口4からシヤワ
ー室2内に吹き出すようにした。
また、機械室3は、作業空間1内に面する側壁
8の上方に作業空間1内に清浄空気を吹き出す吹
出口9を設けると共に、該側壁8の下方に作業空
間1内に吹き出された空気を機械室3内に戻すた
めの排出口10を設け、また機械室3内の下部に
例えばシヤワー室2の出入口に設けた扉11の開
閉に連動して高速運転または低速運転に切り替え
可能であつてシヤワー室2の不使用時には低速運
転するフアン12を配置し、該フアン12の上方
にエアフイルタ13を配置した。またエアフイル
タ13で清浄化された空気をシヤワー室2内と作
業空間1内とに夫々分岐して供給する分岐ダクト
14をエアフイルタ13の上方に配置し、分岐ダ
クト14の作業空間1側のダクト15を機械室3
の側壁8の上方に設けた吹出口9に連設し、また
分岐ダクト14のシヤワー室2側のダクト16を
シヤワー室2の天井ダクト6に連設すると共に、
該ダクト16にフアン12が高速運転したときこ
れに連動して開弁作動する常閉弁17を設けた。
尚、図示の実施例のように、分岐ダクト14の
作業空間1側のダクト15にフアン12の高速運
転への切り替えに連動して作動する任意に調整可
能な風量調整弁18を設けるようにすれば、高速
運転に切り替えられたフアン12によつて所定量
の風量以上の空気が作業空間1内に吹き出される
ことを防止し得、常に作業空間1内に所定量の空
気を供給することが出来る。
次に前記実施例の作動を説明すれば、シヤワー
室2の不使用時には扉11は開閉されないまゝな
ので、機械室3内のフアン12は低速運転される
と共に、分岐ダクト14のシヤワー室2側のダク
ト16の常閉弁17は閉じられて、エアフイルタ
13で清浄化された清浄空気は該フアン12によ
つて吹出口9を介して作業空間1内に吹き出され
ると共に、該作業空間1内で汚染された空気は排
出口10を介して機械室3内に戻り、該エアフイ
ルタ13で清浄化されて該作業空間1内に循環供
給される。このとき常閉弁17の閉弁によつてシ
ヤワー室2内には清浄空気は供給されない。
また、シヤワー室2の使用時には該扉11の開
閉に連動してフアン12は高速運転に切り替えら
れると共に、これに連動して該常閉弁17は開弁
し高速運転に切り替えられたフアン12によつて
風圧を高められた清浄空気が吹出口4を介して高
速ジエツト気流としてシヤワー室2内に吹き出さ
れ、着衣等から有害粉塵や菌を除去し、汚染され
た空気はシヤワー室2の排出口5から機械室3内
に戻され、再びエアフイルタ13で清浄化され
て、シヤワー室2に循環供給される。このとき作
業空間1への清浄空気の循環供給はその供給風量
を風量調整弁18によつて所望量に調整されて供
給が続けられる。
(考案の効果) このように本考案のエアシヤワー装置によれ
ば、作業空間に本考案エアシヤワー装置を設置す
るだけで、新たに作業空間用の空気清浄装置を設
置することなく常に作業空間内を清浄化すること
が出来ることは元より、シヤワー室への清浄空気
の供給と作業空間への清浄空気の供給を1台のフ
アンの高速運転または低速運転への切り替えで効
率よく兼用出来ると共に、シヤワー室への清浄空
気の循環供給路と作業空間への清浄空気の循環供
給路とは別個独立となるため、汚染空気がシヤワ
ー室内へ流入することがなく、シヤワー室におい
て有害粉塵や菌で汚染される危険性は可及的に無
くなる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の1実施例を示す
ものであり、第1図はその一部を欠除し、扉を取
り外した状態の斜視図、第2図は本考案エアシヤ
ワー装置を作業空間の出入口に配置した状態を示
す平面図、第3図は従来のエアシヤワー装置の一
部を欠除し、扉を取り外した状態の斜視図、第4
図は従来装置の配置例を示す平面図である。 1……作業空間、2……シヤワー室、3……機
械室、8……側壁、9……吹出口、10……排出
口、12……フアン、13……エアフイルタ、1
4……分岐ダクト、16……シヤワー室側のダク
ト、17……常閉弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機械室と、シヤワー室とから成り、作業空間の
    出入口に配置して該機械室で濾過された清浄空気
    を該シヤワー室内および該作業空間に吹き出すエ
    アシヤワー装置において、機械室の側壁の上方に
    作業空間内に清浄空気を吹き出す空気吹出口を設
    けると共に、該側壁の下方に作業空間内からの空
    気の排出口を設け、機械室内の下部に高速・低速
    運転切り替え可能で常時低速運転されるフアンを
    設け、該フアンの下流側にエアフイルタを設け、
    エアフイルタで清浄化された空気を作業空間内と
    シヤワー室内に分岐供給する分岐ダクトをエアフ
    イルタの下流側に設け、シヤワー室に入室したと
    き高速運転に切り替えらるフアンに連動して開弁
    作動される常閉弁を該分岐ダクトのシヤワー室側
    のダクトに設けたことを特徴とするエアシヤワー
    装置。
JP13861488U 1988-10-26 1988-10-26 Expired - Lifetime JPH058417Y2 (ja)

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