JPH058414Y2 - - Google Patents

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JPH058414Y2
JPH058414Y2 JP1987137334U JP13733487U JPH058414Y2 JP H058414 Y2 JPH058414 Y2 JP H058414Y2 JP 1987137334 U JP1987137334 U JP 1987137334U JP 13733487 U JP13733487 U JP 13733487U JP H058414 Y2 JPH058414 Y2 JP H058414Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は熱制御正逆回転循環扇風機に関するも
ので、特に扇風機を熱制御により周期的に正逆回
転させる制御回路に関するものである。
元来、手動操作で正逆回転する室内吊下扇は夏
期には下向きに送風し、低部にとどまつている冷
気を室内の各部に分布させ、冬期には上向きに送
風し、上部にとどまつている熱気を平均的に分布
させることによつて、室温を均衡状態に保ち、エ
ネルギーを節約していた。然し、室内は建築の制
限を受け、気流の届かない死角が往々に存在す
る。
本考案の目的は周期的に扇風機を正逆転させる
ことにより、室内の空気分布を平均化させる正逆
回転循環扇風機を提供することにある。
一般に知られている様に、冷気は下降し、熱気
は上昇する。そして空調設備から離れた距離によ
つてはかなりの温度差が発生する。この欠点を改
善する為、最近、空調されている室内では、空気
を撹拌し、温度分布を均一にさせる目的で吊下扇
が使われている。然し、建築空間が多様であるた
め、撹拌が必ずしも完全とは言えない。又排気用
換気扇についても同じような状態が存在する。
本考案による正逆回転循環扇風機は低価格の熱
制御の周期正逆回転スイツチを用いて周期的に扇
風機を正逆回転させて、室内空気の撹拌を均一に
させるものである。
本考案は扇風機の周期的に正逆回転を制御する
ための熱制御スイツチに基づくもので、第1図に
示すように、その回路は次の通りである。
単相コンデンサ分相運転モータM1には起動コ
イルW1と走行コイルW2とを有し、これらのコ
イルは一方を起動コイルとして且つ他方を走行コ
イルとして交互に使用できるか又は交換可能に使
用することができ、そしてこれらを同一サイズの
コイルにするか又は異なるサイズのコイルにする
ことができる。同一サイズのコイルであれば正逆
回転の出力が同じであり、異なるコイルであれ
ば、違つた出力になる。上記両コイルW1とW2
の一端を互いに並列に接続した後にスピード制御
スイツチSW3を介して電源に直列に連結してあ
る。コイルW1の他端を熱制御スイツチSW2の
端子201′に連結し、コイルW2の他端を熱制
御スイツチSW2の端子202′に連結してある。
起動及び走行コンデンサC1はコイルW1とW2
の上記他端を連結している。
熱制御スイツチSW2はバイメタル220を有
するアームと、常開接点202と、常閉接点20
1とを有している。共通接点200は端子20
0′に連結されているバイメタル220を有する
アームの一端に取付けられている。バイメタル2
20は常温時に共通接点200と常閉接点201
とを閉鎖状態に保持し、飽和温度まで加熱される
と、共通接点200と常開接点202とを閉鎖さ
せ、常閉接点201との接続を切り離す。発熱抵
抗R210は端子202′と端子200′に並列に
接続されているので、熱制御スイツチSW2が低
温状態の時に、発熱抵抗R210は発熱する。共
通接点200と常開接点202とが開放している
時に抵抗R210はコンデンサC1と並列状態で
あり、バイメタル220は共通接点200と常閉
接点201とが開放し、共通接点200と常開接
点202とが閉鎖し、電力が抵抗R210に供給
されなくなるまで、熱を貯蓄する。その後扇風機
は逆転作動となる。上述したスイツチSW2の構
造は熱保護ハウジング内に設置させるか、又は開
放して設置することもでき、或いは発熱抵抗だけ
をハウジングの外側に設けても良い。発熱抵抗R
210は常閉接点201とモータM1との間に
(第1図中の円内の配線図のように)直列に接続
させることもできる。その動作は前述のものと同
じように扇風機が正回転している時に発熱抵抗は
モータと直列に接続しているので発熱される。熱
制御スイツチSW2が熱を十分に貯蓄する以前に
は正回転を保持する。蓄熱が飽和して、スイツチ
が切り換わつた後に扇風機は反時計廻り方向の回
転を行つて、発熱抵抗に供給されていた電力が中
断させられ、熱制御スイツチはその後に冷却さ
れ、その最初の状態に戻り、元のサイクルを繰返
す。可変抵抗VR230を発熱抵抗R210と並
列又は直列に接続させた場合に、蓄熱時間を調整
することができる。作動選定スイツチSW1は共
通接点100と、正回転接点101と、周期サイ
クル接点102と、逆回転接点103とを有して
いる。共通接点100は電源に接続され、正回転
接点101は上述した通り熱制御スイツチSW2
の端子201′と、コンデンサC1の一端とコイ
ルW1との接続点に連結されている。逆回転接点
103は熱制御スイツチSW2の端子202′と、
コンデンサC1の他端と、コイルW2との接続点
に接続されている。周期サイクル接点102は熱
制御スイツチSW2の共通接点200′に連結さ
れている。上記の回路は次の作用を有している。
1 選定スイツチSW1を共通接点100と正回
転接点101とが連結するように選定した時、
モータは継続正回転運転を行う。発熱抵抗R2
10が発熱し、アーム上のバイメタル220が
加熱されると、熱制御スイツチSW2の共通接
点200が常開接点202に接合し、発熱抵抗
R210に対する電流の供給を中断させるが、
モータは連続して正回転運転を行う。熱制御ス
イツチSW2が十分に冷却されると、バイメタ
ル220が復帰して共通接点200と常閉接点
201とを接合させる。
2 選定スイツチSW1を共通接点100と周期
サイクル接点102が連結するように選定した
時、電流が共通接点200と常閉接点201に
流通してモータを正回転させ、抵抗R210が
発熱する。ある一定時間後抵抗が十分な熱を貯
蓄すると、バイメタル220が加熱され、バイ
メタル220は熱制御スイツチSW2の共通接
点200を常開接点202に接合し、モータは
逆回転に変わる。抵抗R210には電流が流通
されなくなるので、熱制御スイツチが冷却され
る。熱制御スイツチが十分に冷却された時に、
バイメタル220が共通接点200と常閉接点
201とを接合させるように復帰し、モータは
元通り正回転になり、上記サイクルを繰返す。
3 選定スイツチSW1を共通接点100と逆回
転接点103とが連結するように選定した場
合、モータは連続逆回転作動を保持する。発熱
抵抗R210が発熱し、バイメタルが加熱され
ると、熱制御スイツチSW2の共通接点200
が常開接点202に接合し、発熱抵抗R210
に対する電流の供給を中断させるが、モータは
連続して逆回転運転を行う。熱制御スイツチ
SW2が十分に冷却されると、バイメタル22
0が共通接点200と常閉接点201とを接合
させるように復帰する。
本考案は上述した構成であるから、気流を撹拌
する吊下扇又は通風機を周期的に正逆回転させる
ことができる。第2図乃至第5図は第1図の作用
を示したもので、室内の温度分布を均一にし、死
角を消滅し、室内外の換流時間を短縮し、換気扇
の換流効果を高めることができる。
本考案の熱制御正逆回転循環扇風機は扇風機の
モータに扇風機を周期的に正逆回路させる熱制御
スイツチを直接に連結させ、熱制御スイツチを電
源に接続させた共通接点と、モータの一方のコイ
ルに接続させた常閉接点と、モータの他方のコイ
ルに接続させた常開接点との間に介在させてある
ので、モータを周期的に正逆回転させる制御回路
の構成が非常に簡単で、その構成部品も少なく、
低廉な費用で製造でき、又正逆回転の作動を確実
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の熱制御正逆回転循環扇風機の実施
例を示したもので、第1図は扇風機を周期的に正
逆回転させる電気回路図、第2図乃至第5図は第
1図の回路図により駆動された扇風機の作用の説
明図である。 M1……運転モータ、SW1……選定スイツ
チ、SW1……熱制御スイツチ、SW3……スピ
ード制御スイツチ、200,201,202……
接点、200′,201′,202′……端子、2
20……バイメタル、R210……発熱抵抗。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1) 扇風機を回転させる単相コンデンサ分相モ
    ータM1には起動コイルW1と、走行コイルW
    2と、コンデンサC1とを備え、起動コイルW
    1と走行コイルW2の一端を互いに連結して電
    源の一方に接続し、起動コイルW1と走行コイ
    ルW2の他端との間にコンデンサC1を接続さ
    せ、アームと、該アームに取付けた共通接点2
    00と、常閉接点201と、常開接点202と
    を有する熱制御スイツチSW2を設け、該アー
    ムを熱によりその位置を第1位置から第2位置
    に変更するバイメタル220から構成し、アー
    ムの第1位置を共通接点200と常閉接点20
    1とが接合し且つアームの温度が周囲温度であ
    る位置とし、アームの第2位置を共通接点20
    0と常開接点202とが接合し且つアームの温
    度が周囲温度以上である位置とし、共通接点2
    00を電源の他方に連結し、常閉接点201を
    コンデンサC1と起動コイルW1の他端との間
    の連結地点に接続させ、常開接点202をコン
    デンサC1と走行コイルW2の他端との間の連
    結地点に接続し、電源により動作された時にア
    ームの温度を周囲温度以上に上昇させる発熱抵
    抗R210を設け、共通接点200と常閉接点
    201が接合している時に電源から電力を供給
    できるように上記発熱抵抗R210を共通接点
    200と常開接点202との間に連結し、共通
    接点200と常閉接点201とが接合している
    時にモータM1を正回転させ、共通接点200
    と常開接点202とが接合している時にモータ
    を逆回転させる熱制御正逆回転循環扇風機。 2) 手動操作の作動選定スイツチSW1を設
    け、該選定スイツチSW1には共通接点100
    と、該共通接点100により選択的に係合可能
    な第1接点101と、第2接点102と、第3
    接点103とを備え、該選定スイツチSW1の
    共通接点100を電源の他方に連結し、選定ス
    イツチSW1の第1接点101をコンデンサC
    1と起動コイルW1の連結地点に連結させ、選
    定スイツチSW1の第2接点102を熱制御ス
    イツチSW2の共通接点200に接続し、選定
    スイツチSW1の第3接点103をコンデンサ
    C1と走行コイルW2との間の連結地点に連結
    させ、選定スイツチSW1の共通接点100と
    第1接点101とが接合している時にモータM
    1を連続的に正回転させ、共通接点100と第
    3接点103とが接合している時にモータM1
    を連続的に逆回転させ、共通接点100と第2
    接点102とが接合している時にモータM1の
    正回転と逆回転とを周期的に交替させる実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の熱制御正逆回転
    循環扇風機。
JP1987137334U 1987-09-08 1987-09-08 Expired - Lifetime JPH058414Y2 (ja)

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JP1987137334U JPH058414Y2 (ja) 1987-09-08 1987-09-08

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JP1987137334U JPH058414Y2 (ja) 1987-09-08 1987-09-08

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JPS6441034U JPS6441034U (ja) 1989-03-10
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5824737A (ja) * 1981-08-06 1983-02-14 Sanyo Electric Co Ltd 天井扇

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5824737A (ja) * 1981-08-06 1983-02-14 Sanyo Electric Co Ltd 天井扇

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JPS6441034U (ja) 1989-03-10

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