JPH058339B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH058339B2
JPH058339B2 JP62109445A JP10944587A JPH058339B2 JP H058339 B2 JPH058339 B2 JP H058339B2 JP 62109445 A JP62109445 A JP 62109445A JP 10944587 A JP10944587 A JP 10944587A JP H058339 B2 JPH058339 B2 JP H058339B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
tank
water supply
cap
drain valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62109445A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63273744A (ja
Inventor
Juichi Kitahara
Masanori Takeso
Heitaro Yamamori
Takeshi Tanmachi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP10944587A priority Critical patent/JPS63273744A/ja
Publication of JPS63273744A publication Critical patent/JPS63273744A/ja
Publication of JPH058339B2 publication Critical patent/JPH058339B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Air Humidification (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は加湿装置に係り、更に詳細には加湿装
置の給水タンクの構造に関する。
〔従来の技術〕
従来より、超音波振動子を使用して水を霧化し
加湿を行う超音波加湿装置が広く実用化されてい
る。この種の加湿装置を自動車の車室内加湿装置
として使用する場合には、装置が寒冷時に凍結す
ることもあり、その対策が必要とされていた。
そこで、従来は、例えば特開昭55−72742号公
報等に開示されるように、凍結時に超音波振動子
を駆動させないように配慮して部品に不具合が生
じるのを防止している。
また、給水タンクが満水状態にある時に凍結現
象が発生した場合には、氷による体積膨張により
給水タンクが破壊するおそれがあるため、従来よ
り次のような対処がなされている。
例えば、実開昭59−116256号公報に開示される
ように、給水タンク内に収縮性を有する空気袋を
収容したり、 第2図に示すように、給水タンク7の注水口7
aに、給水タンク7の内部に突出する中空筒部7
bを延設したものがある。
前者の場合には、給水タンクが満水或いはこれ
に近い状態にあるときの凍結時の氷の堆積膨張を
空気袋が吸収して、給水タンクの破壊を防止す
る。
後者の場合には、第2図に示すように、注水時
に給水タンク7内の水16が中空筒部7b下端ま
での所定の水位に達すると、水16の水面が中空
筒部7b外側面とタンク7の上部内側面7cとで
囲む空間20を密閉し、空間20を大気と遮断す
る。この空間20の存在により、給水タンク7に
所定量以上の注水を行つても、水16の水位が中
空筒部7bの下端レベル以上になることなく、空
間20による空気容積が確保される。
従つて、注水口7aに給水栓付きキヤツプを被
着して、この注水口7aを下向きにして給水タン
ク7を倒立状態で加湿装置本体にセツトしても、
常に給水タンク7内には空間20の容積分に相当
する空気層が存在するので、タンク水が凍結して
も、その氷の体積膨張を空気層により吸収し給水
タンクの破壊を防止できる。
この中空筒部7bにより空気容積を確保する方
式は、空気袋を不要にすることができ、給水タン
クそのもので給水タンクの凍結破壊を防止できる
利点があるが、次のような改善すべき点があつ
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
すなわち、このような方式によれば、第3図に
示すように給水タンク7を倒立させて加湿装置本
体にセツトさせた場合に、給水タンク7内の水が
給水により減ると、最終的に水16が中空筒部7
bの高さまで残り、その分だけ、給水容量が犠牲
になる。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、前述したような給
水タンクの注水口にタンク内部に向けて突出する
中空筒部を設けて凍結破壊防止用の空気容積を確
保する方式の給水タンクでも、この中空筒部によ
り給水容量が犠牲にならず効率の良い給水を保証
する加湿装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、次のようにして達成される。な
お、以下に述べる構成要素の符号は、内容の理解
を容易にするため、実施例の符号を引用したもの
である。
すなわち、給水タンク7の注水口7aに給水栓
12付きキヤツプ8が被着され、この給水タンク
7を注水口7aが下向きとなるよう倒立させて加
湿装置本体1側の給水口2aに装着する方式の加
湿装置において、 給水タンク7の注水口7aに該注水口より給水
タンク内部に向けて突出する中空筒部7bが設け
られ、この中空筒部7bの壁部には、排水孔30
と、排水孔30の開閉を行う排水バルブ31とが
設けてあり、且つこの排水バルブ31は、戻しば
ね32により中空筒部7b内壁側に付勢されると
共に、給水栓12付きキヤツプ8が被着されると
その給水栓12から力を受けて排水バルブ31と
一体に回動する係止部31aを有し、この係止部
31a及び戻しばね32により、給水栓12付き
キヤツプ8の着脱操作に連動して排水バルブ31
が開閉する機構を構成とした。
〔作用〕
このような構成よりなれば、給水タンク7に水
を入れる場合には、注水口7aを上向きにして給
水栓12付きキヤツプ8を外して行われるが、こ
の時には、中空筒部7b壁面に設けた排水バルブ
31がばね32の力を与えられて中空筒部7b壁
面に圧接シールされて閉じた状態となる。その結
果、既述の第2図同様の空間20が確保され、注
水口7aに給水栓付きキヤツプ8を被着して、こ
の注水口7aを下向きにして給水タンク7を倒立
状態で加湿装置本体1にセツトしても、常に給水
タンク7内には空間20の容積分に相当するタン
ク凍結破壊防止用の空気層が確保される。
また、給水タンク7を加湿装置本体1に上記の
ようにセツトした場合には、その前に予めキヤツ
プ8を装着した時に給水栓12が係止部31aに
当たり、係止部31aが給水栓12からの力を受
けて、排水バルブ31が戻しばね32の力に抗し
て回動して排水孔30が開いた状態にある。その
結果、加湿装置本体1への給水により給水タンク
7内の水が徐々に減り中空筒部7bの高さ以下に
なつても、排水孔30及び給水栓12を通して加
湿装置本体1への給水可能となる。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は、本発明の第1実施例を示す縦断面図
である。
第1図において、1は超音波加湿装置の本体
(ケース)で、本体1は、後述する給水タンク7
を着脱可能に装着するタンク装置部2と、給水タ
ンク7内の水を導く水溜部3と、水溜部3内の水
に超音波振動を与える超音波振動子4と、超音波
振動によつて水を霧化する空間5と、空間5内で
霧化された水を噴霧口6から外部に強制的に吐出
させるブロワ15等を具備している。
給水タンク7は、注水等必要に応じて加湿装置
本体1から取り外せる着脱式の携帯タンクであ
り、給水タンク7の注水口7aには、給水栓12
付のキヤツプ8が着脱可能に装着されている。給
水栓12は、その中央内側に設けたバルブ9と、
バルブ9を閉じる方向に付勢するスプリング10
と、給水孔11とを有する。給水栓12は、この
ような構造を呈することにより、加湿装置本体1
に給水タンク7を注水口7aを下向きにしてセツ
トすると、給水栓12のバルブ9が加湿装置本体
1の水溜部3に設けたシヤフト12′により押上
げられて開き、加湿装置本体1への給水がなされ
る。超音波振動子4が超音波信号増幅用のアンプ
(図示せず)で駆動されると、本体1内の水が霧
化され、ブロワ15の送風力を受けて吐出口6か
ら吹出される。
給水タンク7には、第2図同様の中空筒部7b
を設ける他に、中空筒部7bに注水口7aにでき
るだけ近づけるようにして排水孔30を設け、中
空筒部7bの内壁には、給水栓12に係合可能な
係止片(係止部)30a及びバルブ片31bより
なる断面V字形の排水バルブ31を排水孔30に
対応して設けてある。
このような構成よりなれば、給水タンク7自身
に水を補給する場合には、給水タンク7を本体1
から取外し、給水栓12付きキヤツプ8を外し、
注水口7aを上向きにして行われる。給水タンク
7の注水時には、排水バルブ30は、ばね32の
力により排水孔30をシールするので、既述の第
2図の給水タンク7同様に中空筒部7bの存在に
より常に一定の空気容積が確保され、タンク水凍
結によるタンク破壊を防止する。また、給水タン
ク7にキヤツプ8を被着すると、第4図に示すよ
うにキヤツプ8の給水栓12が排水バルブ31の
係止片31aにあたり、係止片31aが給水栓1
2から挿入力を受けるので、係止片31aとバル
ブ片31bがばね8に抗して開方向に一体に回動
さし、排水孔30が開く。
その結果、第1図に示すように給水タンク7を
加湿装置本体1にセツトした場合は、給水により
給水タンク7内の水が徐々に減つて中空筒部7b
の高さ以下になつても、排水孔30を通して給水
可能となる。従つて、本実施例によれば、給水タ
ンク7の凍結破壊を防止できる他に、給水タンク
7内の水を無駄なく加湿装置本体1に供給でき
る。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、給水タンク内に
中空筒部と、給水栓付きキヤツプの被着に連動し
て開閉する排水バルブを設けることで、給水タン
ク内の水が凍結した時でも、給水タンク7の破壊
を有効に防止すると共に、上記の中空筒部を設け
て凍結破壊防止用の空気容積を確保する方式の給
水タンクでも、この中空筒部により給水容量が犠
牲にならず効率の良い給水を保証することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例たる加湿装置の縦
断面図、第2図は従来の給水タンクの一例を示す
縦断面図、第3図は上記従来例の給水タンクの問
題点を指摘した説明図。 1……加湿装置、2a……給水口、7……給水
タンク、7a……注水口、7b……中空筒部、7
c……給水タンク内側面、8……給水用キヤツ
プ、9……給水バルブ、11……給水孔、30…
…排水孔、31……排水バルブ、31a……係止
部、32……戻しばね。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 給水タンク7の注水口7aに給水栓12付き
    キヤツプ8が被着され、この給水タンク7を注水
    口7aが下向きとなるよう倒立させて加湿装置本
    体1側の給水口2aに装着する方式の加湿装置に
    おいて、 前記給水タンク7の注水口7aに該注水口より
    給水タンク内部に向けて突出する中空筒部7bが
    設けられ、この中空筒部7bの壁部には、排水孔
    30と、排水孔30の開閉を行う排水バルブ31
    とが設けてあり、且つこの排水バルブ31は、戻
    しばね32により前記中空筒部7b内壁側に付勢
    されると共に、前記給水栓12付きキヤツプ8が
    被着されるとその給水栓12から力を受けて排水
    バルブ31と一体に回動する係止部31aを有
    し、この係止部31a及び前記戻しばね32によ
    り、前記給水栓12付きキヤツプ8の着脱操作に
    連動して前記排水バルブ31が開閉する機構を構
    成してあることを特徴とする加湿装置。
JP10944587A 1987-05-02 1987-05-02 加湿装置 Granted JPS63273744A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10944587A JPS63273744A (ja) 1987-05-02 1987-05-02 加湿装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10944587A JPS63273744A (ja) 1987-05-02 1987-05-02 加湿装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63273744A JPS63273744A (ja) 1988-11-10
JPH058339B2 true JPH058339B2 (ja) 1993-02-01

Family

ID=14510421

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10944587A Granted JPS63273744A (ja) 1987-05-02 1987-05-02 加湿装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63273744A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63188429U (ja) * 1987-05-25 1988-12-02
JPS63312226A (ja) * 1987-06-15 1988-12-20 Nissan Motor Co Ltd 車両用加湿装置
FR3072904B1 (fr) * 2017-10-31 2019-09-27 Valeo Systemes Thermiques Systeme de nebulisation pour vehicule automobile et vehicule automobile comprenant un tel systeme

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59116256U (ja) * 1983-01-28 1984-08-06 トヨタ自動車株式会社 ウオツシヤタンク

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63273744A (ja) 1988-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5746359A (en) Air seal for humidifier water bottle
JPH058339B2 (ja)
JPH0543411B2 (ja)
JPS5810892Y2 (ja) 加湿器
KR200217648Y1 (ko) 가향 또는 음공기 발생 기능을 가지는 가습기
CN2580336Y (zh) 换能器自浮式超声波空调扇
CN205988426U (zh) 扩香机
JPS5833467Y2 (ja) 超音波加湿装置
JPS59136265A (ja) 液体供給装置
JPH0518182Y2 (ja)
JPS6342889Y2 (ja)
JPS6345645Y2 (ja)
JPH0237884Y2 (ja)
JPS60186089U (ja) 充填貯槽の洗浄装置
JPS5919982U (ja) ポンプ用気泡除去装置
JP2602399Y2 (ja) バキュ−ム車の防臭装置
JPS6079633U (ja) 蒸気スプレ−加湿器
JPH0513999Y2 (ja)
JPH01234771A (ja) 冷蔵庫の製氷装置
JPS60129940U (ja) 気化装置
JPS61154646U (ja)
JPS5867522U (ja) 帯鋼等の結露防止装置
JPS6259437U (ja)
JPS59125578U (ja) 不凍取水栓
JPS59153773U (ja) 調圧装置