JPH0582382U - シームレスカーテン - Google Patents

シームレスカーテン

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JPH0582382U
JPH0582382U JP2961292U JP2961292U JPH0582382U JP H0582382 U JPH0582382 U JP H0582382U JP 2961292 U JP2961292 U JP 2961292U JP 2961292 U JP2961292 U JP 2961292U JP H0582382 U JPH0582382 U JP H0582382U
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JP
Japan
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curtain
holding member
insertion holes
member insertion
handle
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Pending
Application number
JP2961292U
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English (en)
Inventor
宏 砂田
隆司 寺井
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Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 縫着による保持部材挿入用通路の形成を全く
必要としない新規なシームレスカーテンを提供する。 【構成】 グランド部20と柄部30とを有する透かし
織編地からなり、前記柄部30が、少なくとも前記グラ
ンド部20の下辺部13と上辺部近傍に位置させた折返
し部11にそれぞれ横並びに配設されており、さらにこ
れらの柄部30にそれぞれ保持部材挿通穴40が横並び
に設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、シームレスカーテンに関し、特に乗用車や長距離トラック、あるい はは観光バスやイベント用列車などの車内装飾や日除け用に最適なシームレスカ ーテンに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、乗用車においては、車内装飾と日除けを兼ねてリアガラスの内側にレ ースのカーテンを懸けることが行われている。しかし、この種のカーテンは、図 10に示すように、カーテン10aの上辺部12aと下辺部13aとをそれぞれ 折り返したのち、その縫い代部15、15をそれぞれ縫着して保持部材50を通 す通路16、16をそれぞれ作る必要があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来は、縫着などの面倒な後加工作業が必ず必要であったから生 産性に限度があるばかりでなく、コスト高を回避するにも限度があった。本考案 は、かかる従来の問題を解消するためになされたものであり、その目的は、縫着 による保持部材挿通用通路の形成を全く必要としない新規なシームレスカーテン を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、グランド部と柄部とを有する透かし織編地からなり、前記柄部が、 少なくとも前記グランド部の下辺部と上辺部近傍に位置させてそれぞれ横並びに 配設されており、さらにこれらの柄部にそれぞれ保持部材挿通穴が横並びに設け られているシームレスカーテンを提供するものである。
【0005】
【作用】
このように柄部が、少なくともグランド部の下辺部と上辺部近傍に位置させて それぞれ横並びに配設されており、さらにこれらの柄部にそれぞれ保持部材挿通 穴を横並びに設けることにより、縫着などの後加工による保持部材挿通用通路の 形成を全く必要としなくなる。
【0006】
【実施例】
以下、図面により本考案の実施例を説明する。 なお、この実施例では、乗用車用シームレスカーテンの場合を例にとる。
【0007】 まず、本考案の第1実施例を、図1〜4に基づいて説明する。 図1において、10はジャガード機で編まれたジャガード組織のカーテンであ り、このカーテン10は、グランド部20とグランド部より編密度の大なる柄部 30とを有している。
【0008】 このカーテン10は、乗用車のリアガラスのサイズ(縦×横)に合わせてLL 、L、M、Sサイズの4種類がある。また、グランド部20には、例えばポリエ チレンテレフタレート75/36フィラメントが用いられ、柄部30には、グラ ンド部より光沢を有するポリエチレンテレフタレート75/24フィラメントの デニット(de−knit)が用いられている。
【0009】 上記カーテン10の上辺部12の近傍に設けた折返し部11には、グランド部 20の横手方向に向かって多数の柄部30が所定の間隔を維持して横並びに配設 されており、その柄部30には、それぞれ保持部材を挿入するための保持部材挿 通穴40、40・・・が設けられている。同様に、カーテン10の上辺部12と 下辺部13にもグランド部20の横手方向に向かって多数の柄部30がそれぞれ 所定の間隔を維持して横並びに配設けられており、これらの柄部30にも、それ ぞれ保持部材挿通穴40、40・・・が設けられている。上記の柄部30は、装 飾と保持部材挿通穴40、40・・・の補強とを兼ねているが、グランド部20 には、装飾用のみの柄部30aを設けることもできる。
【0010】 このカーテン10を乗用車内に装着する場合には、図2に示すように、カーテ ン折返し部11の保持部材挿通穴40、40・・・と下辺部13の保持部材挿通 穴40、40・・・にそれぞれワイヤーや細管などからなる保持部材50を通し 、次いで図3に示すように、カーテンの上辺部12を折返し部11から手前側に 折り返してフリル部14を形成させたのち、保持部材50、50をそれぞれ乗用 車内の所定の箇所に装着させる。
【0011】 一方、フリル無しで使用する場合には、図4に示すように、カーテン上辺部1 2の保持部材挿通穴40、40・・・と下辺部13の保持部材挿通穴40、40 ・・・にそれぞれ保持部材50を通したのち、保持部材50、50をそれぞれ乗 用車内の所定の箇所に装着させる。
【0012】 以上、本考案の第1実施例によれば、縫着による保持部材挿通用通路の形成を 全く必要としない新規なシームレスカーテンが得られ、またこのカーテンは、折 り返し部11を介してフリル部14が折り返されており、車外からみると極めて 美麗な意匠効果をも醸し出すことができる。
【0013】 次に、本考案の第2実施例を、図5〜9に基づいて説明する。 図5において、10はジャガード機で編まれたジャガード組織のシームレスカ ーテンであり、このカーテン10は、グランド部20とグランド部20より高編 密度の柄部30とを有している。このカーテン10は、ジャガード組織の生地を 最も大きなLLサイズ(幅W×高さH)に裁断したものである。
【0014】 このカーテン10のグランド部20の上辺部12には、横一列に配設された保 持部材挿通穴40、40・・・の群が3段に配設されている。これらの保持部材 挿通穴40、40・・・は、グランド部20より編密度の高い柄部30の箇所に 、それぞれ設けられている。
【0015】 同様に、グランド部20の下辺部13には、横一列に配設された保持部材挿通 穴40、40・・・の群が2段に配設されている。これらの保持部材挿通穴40 、40・・・は、グランド部20より編密度の高い柄部30の箇所に、それぞれ 設けられている。これらの保持部材挿通穴40、40・・・は、柄部30がある 箇所ならば、グランド部20の上辺部12や上辺部12以外の箇所、例えばグラ ンド部20の中間部分に設けてもよい。
【0016】 グランド部20には、第1実施例と同様に例えばポリエチレンテレフタレート 75/36フィラメントが用いられ、柄部30には、グランド部より光沢を有す るポリエチレンテレフタレート75/24フィラメントのデニット(de−kn it)が用いられている。
【0017】 このカーテン10をLLサイズのまま乗用車の内側に装着する場合には、図6 に示すように、カーテン10の最上段の保持部材挿通穴40、40・・・の群に ワイヤーあるいは細管などの保持部材50を千鳥状に挿通させるとともに、カー テン10の最下段の保持部材挿通穴40、40・・・の群に、保持部材50を千 鳥状に挿通させる。
【0018】 また、Lサイズとして使用する場合は、図7に示すように、カーテン上辺部1 2の上から2段目の保持部材挿通穴40、40・・・の群に、保持部材50を千 鳥状に挿通させてカーテン10の上辺部12を手前側に折り返すとともに、カー テン10の最下段の保持部材挿通穴40、40・・・の群に保持部材50を千鳥 状に挿通させる。
【0019】 また、Mサイズとして使用する場合は、図8に示すように、カーテン上辺部1 2の上から2段目の保持部材挿通穴40、40・・・の群に保持部材50を千鳥 状に挿通させてカーテン10の上辺部12を手前側に折り返すとともに、カーテ ン下辺部13を裏側に折り返し、カーテン下辺部12の1段目と2段目の保持部 材挿通穴40、40・・・の群に保持部材50を千鳥状に挿通させる。
【0020】 また、Sサイズとして使用する場合は、図9に示すように、カーテン上辺部1 2の上から3段目の保持部材挿通穴40、40・・・の群に保持部材50を千鳥 状に挿通させてカーテン10の上辺部12を手前側に折り返すとともに、Mサイ ズと同様にカーテン下辺部13の1段目と2段目の保持部材挿通穴40、40・ ・・の群に、保持部材50を千鳥状に挿通させる。
【0021】 上記のように、グランド部10の少なくも上辺部12と下辺部13とに、横一 列に配設され、かつ柄部30の設置箇所に位置させて保持部材挿通穴40、40 ・・・の群を多段に配設したため、所定の寸法に裁断するだけで車内装飾兼日除 け用のシームレスカーテンを製造でき、製造や流通管理などが非常に簡単になる 。さらに、フリーサイズのため、ワイヤーなどの細長い保持部材を挿通させる保 持部材挿通穴の群を選択するだけで、LL、L、M、Sの4種類のサイズに適応 できる。 上記のカーテン10を車内に装着するに際し、カーテン10を横幅方向に寄せ てプリーツを形成するようにすると良いことは言うまでもない。
【0022】 以上で本考案の実施例を説明したが、本考案は、この実施例に限定されること はなく、その要旨を逸脱しない範囲での変更などがあっても本考案に含まれるも のである。 すなわち、以上の説明では、乗用車に使用する場合について説明したが、長距 離トラック、あるいは観光バスやイベント列車などの車内装飾や日除け用として も使用することができる。また、上記のカーテンは、透かし地であれば、織地で もよい。 さらに、専らフリル付のカーテンとして用いる場合には、カーテン上辺部に設 けた一連の保持部材挿通穴は必要でなくなる。
【0023】
【考案の効果】
上記のように、本考案は、柄部が、少なくともグランド部の下辺部と上辺部近 傍に位置させてそれぞれ横並びに配設されており、さらにこれらの柄部にそれぞ れ保持部材挿通穴を横並びに設けたので、縫着などの後加工によるカーテン保持 部材挿通用通路の形成を全く必要としなくなった。 このように、本考案によれば、縫着などの面倒な後加工作業が不必要となった から生産性の向上が図れるばかりでなく、コスト高も回避することができるよう になった。 さらに、フリーサイズのため、ワイヤーなどの細長い保持部材を挿通させる保 持部材挿通孔群を選択するだけで、LL、L、M、Sなどの多種類のサイズに適 応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例のシームレスカーテンの平
面図である。
【図2】本考案の第1実施例のシームレスカーテンの折
返し部と下辺部の穴に保持部材を挿入した状態を示す説
明図である。
【図3】本考案の第1実施例のシームレスカーテンの折
返し部を手前側に折り返してフリル部を形成した状態を
示す説明図である。
【図4】本考案の第1実施例のシームレスカーテンの上
辺部と下辺部の保持部材挿通穴に保持部材を挿入した状
態を示す説明図である。
【図5】本考案の第2実施例のシームレスカーテンの正
面図である。
【図6】本考案の第2実施例のシームレスカーテンをL
Lサイズとして使用した場合を示す説明図である。
【図7】本考案の第2実施例のシームレスカーテンをL
サイズとして使用した場合を示す説明図である。
【図8】本考案の第2実施例のシームレスカーテンをM
サイズとして使用した場合を示す説明図である。
【図9】本考案の第2実施例のシームレスカーテンをS
サイズとして使用した場合を示す説明図である。
【図10】従来の乗用車用カーテンの斜視図ある。
【符号の説明】
10 カーテン 11 折返し部 12 上辺部 13 下辺部 14 フリル部 20 グランド部 30 柄部 40 保持部材挿通穴 50 保持部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グランド部と柄部とを有する透かし織編
    地からなり、前記柄部が、少なくとも前記グランド部の
    下辺部と上辺部近傍に位置させてそれぞれ横並びに配設
    されており、さらにこれらの柄部にそれぞれ保持部材挿
    通穴が横並びに設けられているシームレスカーテン。
JP2961292U 1992-04-08 1992-04-08 シームレスカーテン Pending JPH0582382U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2961292U JPH0582382U (ja) 1992-04-08 1992-04-08 シームレスカーテン

Applications Claiming Priority (1)

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JP2961292U JPH0582382U (ja) 1992-04-08 1992-04-08 シームレスカーテン

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Publication Number Publication Date
JPH0582382U true JPH0582382U (ja) 1993-11-09

Family

ID=12280898

Family Applications (1)

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JP2961292U Pending JPH0582382U (ja) 1992-04-08 1992-04-08 シームレスカーテン

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JP (1) JPH0582382U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5561561A (en) * 1978-10-31 1980-05-09 Hikari Nishiuchi Forming method of corrugated belt-shaped body
JPS56316B2 (ja) * 1976-04-19 1981-01-07
JPH0568387B2 (ja) * 1984-05-14 1993-09-28 Caterpillar Inc

Patent Citations (3)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980407