JPH0581367U - 浄水器付水栓 - Google Patents

浄水器付水栓

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JPH0581367U
JPH0581367U JP2898192U JP2898192U JPH0581367U JP H0581367 U JPH0581367 U JP H0581367U JP 2898192 U JP2898192 U JP 2898192U JP 2898192 U JP2898192 U JP 2898192U JP H0581367 U JPH0581367 U JP H0581367U
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discharge
tap
port
pipe
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茂 榊原
繁 高木
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株式会社イナックス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吐出口から吐水される吐水状態により、水道
水か或いは浄水かを容易に区別できるようにした水栓の
提供。 【構成】 吐出管10内に、水道水の通る水道水路11
と、浄水器12を通過した浄水の通る浄水路14とが独
立して形成され、各水路11,14からの吐水が区別で
きるように、吐出管10先端の吐出口15には各水路別
の吐水状態を異にする吐水口が形成され、さらに水道水
用の吐水口は選択的に切換可能な2以上の吐水口で形成
されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、浄水器付き水栓の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
従来、浄水器を取付けた水栓が存在し、このような水栓においては、水道水を 吐出口から吐水できるとともに、切り替えにより浄水器を通過した浄水を吐出口 から吐出させることができるものとなっている。しかし、従来において、吐出口 から吐出される水が、水道水であるのか、浄水であるのかは区別できず、レバー の切り替え状態を確認して、現在、浄水が吐出されていることを認識しているの が現状であり、使用上不便さを呈していた。
【0003】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、吐出口から吐出され る吐水状態により、水道水と浄水とを良好に区別して認識することのできる浄水 器付水栓を提供せんことを目的とし、その要旨は、吐出管内に、水道水の通る水 道水路と、浄水器を通過した浄水の通る浄水路が独立して形成され、各水路から の吐水が区別できるように吐出管先端の吐出口に、吐水状態を異にする各水路別 の吐水口が形成されているとともに、水道水用の吐水口は吐水状態を選択可能な 2以上の吐水口で構成されていることである。
【0004】
【作用】
吐出管内には独立して水道水路と浄水路が形成され、各水路から吐水される水 道水および浄水は、吐出口に形成された吐水状態の異なる吐水口を通過して吐水 されるため、例えば浄水は整流として吐水し、水道水はシャワー水として吐水す れば、吐出口から何れの種別の水が吐水されているかを容易に認識することがで きる。さらに水道水用の吐水は、例えばシャワー水と泡沫水とに切換可能である ため使用用途が拡大される。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、カウンター1上に立設されたシングルレバー式水栓の概略構成図であ り、図2はこの水栓の吐出口の拡大構成図である。 図において、水栓2の上端には、左右および上下に回動操作できるシングルレ バー5が設けられており、このシングルレバー5の操作により水栓2内に設けら れた固定ディスク3に対し可動ディスク4が摺動移動し、湯管6および水管7か らそれぞれ供給される湯および水が適量に混合される構造となっており、ディス ク4内で混合された湯水は三方弁8を経て吐出管10内に配設された水道水パイ プ11を通り吐出口15から吐出されるものとなっており、また三方弁8には浄 水器12が接続され、浄水器12には逆止弁13を通して浄水パイプ14が設け られ、浄水パイプ14は吐出管10内に前記水道水パイプ11とは独立して配設 されたものとなっている。 前記三方弁8は、水栓2の前方側に設けられたレバー9を操作することにより 切り替えることができるものとなっており、使用者はこのレバー9を操作して、 水道水を吐出口15から吐出するか、浄水を吐出口15から吐出するかを切り替 えることができる。
【0006】 本例においては、前記吐出管10の先端の吐出口15に、3種類の吐水状態の 異なる吐水口が形成されたものとなっており、吐出口15の中央部には、前記浄 水パイプ14と接続された整流口17が形成され、この整流口17からは整流と して浄水を吐水できるものとなっている。またこの整流口17の外側には泡沫口 18が周設されており、この泡沫口18には空気巻込孔19が設けられて、吐水 する際に空気を巻き込んで泡沫状に吐水できるものとなっている。また、この泡 沫口18の外周にはシャワー口20が形成されており、シャワー口20からはシ ャワー水として吐水できるものとなっており、吐出口15の外周にはリング16 が設けられ、このリング16を回動操作して前記泡沫口18とシャワー口20の 水路の切り替えができるように構成されている。 なお、このリング16による切り替え構造はすでに公知のものであり、またシ ャワー口20にはシャワー水を噴出させるために、多数の透孔が形成された散水 板が内装されており、また前記泡沫口18内には金網フィルター等が内装されて 、良好に泡沫を形成させるような構造となっており、この構造もすでに公知のも のである。
【0007】 従って、前記吐出管10内に配設された浄水パイプ14内を通る浄水は、中央 部の整流口17から整流として吐出され、水道水パイプ11を通る水道水は、リ ング16の切り替えにより、前記泡沫口18またはシャワー口20の何れかから 吐水されるような構造となっている。 従って、使用者は吐出口15から整流が吐水されているときには、その整流は 浄水であることを視認できるものであり、また吐出口15から泡沫状またはシャ ワー状の吐水が成されているときには、水道水が吐水されていることを認識する ことができ、吐出口15からの吐水状態により水道水と浄水の区別を容易に確認 することができる。
【0008】 なお、前記吐出管10を図3に示すような断面形状に形成させておくこともで き、吐出管10内には、水道水の通る水道水路21と、浄水の通る浄水路22を 仕切り壁23により区画形成させておき、この仕切り壁23は塩化ビニール等で 可撓性のあるものとしておけば、例えば水道水路21内に水道水が通されるとき には、その水圧により仕切り壁23が図4に示すように浄水路22側に押圧され て、水道水路21の断面積の増大により水道水路21内を大量の水道水が流れる ことができる。逆に浄水路22内に浄水が流されるときには、仕切り壁23は水 道水路21側に押圧されて浄水路22の断面積が拡大され、大量の浄水が流され る。 このような形状の吐水管10としておけば、別個独立の水道水パイプ11およ び浄水パイプ14を配設する必要がなく、その分、吐出管10を小径のものにで き、水栓2を小型化することができる。なお、前記水道水パイプ11と浄水パイ プ14を一体化させて、図3のような断面構造に形成しても同様な効果を得るこ とができる。
【0009】
【考案の効果】
本考案の浄水器付水栓は、吐出管内に、水道水の通る水道水路と、浄水器を通 過した浄水の通る浄水路が独立して形成され、各水路からの吐水が区別できるよ うに吐出管先端の吐出口に、吐水状態を異にする各水路別の吐水口が形成されて いるとともに、水道水用の吐水口は吐水状態を選択可能な2以上の吐水口で構成 されていることにより、浄水路を流れる浄水と、水道水路を流れる水道水は、吐 出口から吐水されるときにその吐水状態が異なるものとなり、使用者は吐出口か ら吐水されている吐水の状態を見ることにより、水道水あるいは浄水の何れが吐 水されているかを容易に認識することができ、水栓の使用勝手が極めて良好なも のとなる。さらに水道水はシャワー又は泡沫水等に切り換えて選択的に使用がで き、さらに使用勝手が良好なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】水栓の概略構成図である。
【図2】吐出口の拡大構成図である。
【図3】吐出管の変形例を示す断面構成図である。
【図4】図3の一方側の水路に通水した状態の断面構成
図である。
【符号の説明】
2 水栓 3,4 ディスク 5 シングルレバー 6 湯管 7 水管 8 三方弁 9 レバー 10 吐出管 11 水道水パイプ 12 浄水器 13 逆止弁 14 浄水パイプ 15 吐出口 16 リング 17 整流口 18 泡沫口 20 シャワー口 21 水道水路 22 浄水路 23 仕切り壁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吐出管内に、水道水の通る水道水路と、
    浄水器を通過した浄水の通る浄水路が独立して形成さ
    れ、各水路からの吐水が区別できるように吐出管先端の
    吐出口に、吐水状態を異にする各水路別の吐水口が形成
    されているとともに、水道水用の吐水口は吐水状態を選
    択可能な2以上の吐水口で構成されていることを特徴と
    する浄水器付水栓。
JP1992028981U 1992-04-03 1992-04-03 浄水器付水栓 Expired - Lifetime JP2588246Y2 (ja)

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JPH0581367U true JPH0581367U (ja) 1993-11-05
JP2588246Y2 JP2588246Y2 (ja) 1999-01-06

Family

ID=12263597

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH108516A (ja) * 1996-06-25 1998-01-13 Matsushita Electric Works Ltd ストレーナ付き水栓器具
JP2012172452A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Aisin Seiki Co Ltd 手洗い装置
JP2014134013A (ja) * 2013-01-10 2014-07-24 Toto Ltd 水栓装置
KR102452491B1 (ko) * 2021-06-17 2022-10-11 주식회사 제일아쿠아 씽크대용 정수기능을 형성한 기능성 수전장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0564257U (ja) * 1992-01-30 1993-08-27 東陶機器株式会社 清水器兼用湯水混合栓

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