JPH0580386B2 - - Google Patents

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JPH0580386B2
JPH0580386B2 JP10700985A JP10700985A JPH0580386B2 JP H0580386 B2 JPH0580386 B2 JP H0580386B2 JP 10700985 A JP10700985 A JP 10700985A JP 10700985 A JP10700985 A JP 10700985A JP H0580386 B2 JPH0580386 B2 JP H0580386B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
rack
pinion
powder clutch
motor
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP10700985A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61268565A (ja
Inventor
Shuzo Hiragushi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Koyo Seiko Co Ltd filed Critical Koyo Seiko Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、D・Cモーターを使用して舵取装置
のパワーをアシストする電動式パワーステアリン
グ装置に関する。
(従来の技術) 従来の電動式パワーステアリング装置としては
第5図、第6図に示すようなものがある(実開昭
57−120164号公報参照)。即ち、100はラツク
軸、101はピニオン軸であり、これによつてラ
ツク&ピニオン式舵取装置を形成してある。ピニ
オン軸101にはトルクセンサー102が取り付
けられ、ピニオンの回転方向と力を検出してい
る。ラツク軸にはもう1つのピニオン103が前
記したピニオンと噛合う同一ラツク歯と噛合つて
おり、本ピニオン103がサーボモーター104
と連結装置105をもつて連結されている。サー
ボモーターは前記したトルクセンサー102の出
力によつて、図示しないコントローラーユニツト
を介して制御され、アシストされる様になつてい
る。
しかしながら、このような従来の電動式パワー
ステアリングにあつては、モーターにサーボモー
ターを利用しこれによつて回転数等を制御するた
め他の機構部品を必要としていない。従つて、モ
ーター配置の自由度が大きくラツク歯を共用でき
るという利点がある。
しかし、サーボモーターはモーター自体が非常
に高価であると共に、その制御を行う電子制御ユ
ニツトにも非常に複雑な回路を必要とするため電
動パワーステアリングとしては非常に高くなると
いう問題点があつた。
(目 的) 本発明は、安価なD・Cモーターとパウダーク
ラツチを用いて電子制御コントロールユニツトを
簡易化すると共に、全体装置をコンパクトに且つ
大巾に安価に提供することを目的としている。
(構 成) 本発明は前記目的を達成するため、ラツク軸に
形成された第1ラツク歯と、第1ピニオン軸に形
成された第1ピニオンとを噛合することにより舵
取装置を形成し、ピニオン軸からステアリングホ
イールまでの間にステアリングホイールの回転方
向とトルクを検出するセンサーを設け、該センサ
ーの出力を電子コントロールユニツトに供給し、
このユニツトからの制御信号により、動作する
D・Cモーターと該D・Cモーターを減速する減
速機を介してパウダークラツチによつて、ステア
リングホイールの回転トルクを軽減するものにお
いて、前記パウダークラツチは、その駆動軸が被
駆動軸の外周に配設されており、前記D・Cモー
ターの駆動軸と同軸に固定されたウオーム軸と、
前記パウダークラツチの駆動軸の外周に一体に固
定されたウオームホイールとを噛合し、前記ラツ
ク軸に第2ラツク歯を前記第1ラツク歯とほぼ周
方向直角位置に平行に形成し、該第2ラツク歯に
パウダークラツチの被駆動軸と同軸に固定した第
2ピニオンを噛合させたことを特徴とするもので
ある。
以下、実施例に基いて具体的に説明する。1は
ハンドルピニオンシヤフトで、上方はユニバーサ
ルジヨイントを介してハンドルコラムに取り付け
られ、下方の第1ピニオン軸に形成された第1ピ
ニオン2はラツク軸3側部の第1ラツク歯3aに
噛合して舵取装置を形成し、ラツク軸3の両端は
インナーボールジヨイントアツセンブリー4を介
して車輪に連結されている。5はラツク軸3と略
平行に配設されたD・Cモーターである。該D・
Cモーター5の駆動軸と同軸に固定されたウオー
ム軸6と、前記パウダークラツチ7の駆動軸8の
外周に一体に固定されたウオームホイール9が噛
合している。
前記ラツク軸3に第2のラツク歯3bを前記第
1ラツク歯3aとほゞ周方向直角位置に平行に形
成し、該第2ラツク歯3bにパウダークラツチ7
の被駆動軸10と同軸に固定した第2ピニオン1
1を噛合させている。12はクラツチハウジング
で、ラツクハウジング13と一体的に形成され取
付鍔14とボルト等により固定されている。15
はパウダークラツチ7に電流を供給するスリツプ
リング16を収納したケースで、クラツチハウジ
ング12と一体成形されている。17はハンドル
コラム18に取り付けられたトルクセンサーで、
ハンドルの回転方向及び負荷に応じた出力を発生
する。19は該出力に応じた電流を前記D・Cモ
ーター5及びパウダークラツチ7へ供給する電子
コントローラーである。
次に作用について説明する。ハンドル20を回
転させると、ハンドルコラム18に設置されたト
ルクセンサー17がハンドル20の回転方向及び
負荷に応じた出力を発生する。この出力は電子コ
ントローラー19を介してD・Cモーター5及び
パウダークラツチ7へ出力に応じた電流を供給す
る。D・Cモーター5は検知した方向に回転を始
め、同時にパウダークラツチ7はパウダーの磁力
によつて駆動軸8と被駆動軸10を結合し、D・
Cモーター5の回転を被駆動軸10に伝達する。
被駆動軸10にはパウダークラツチの第2ピニオ
ン11が固定されているため、ラツク軸3の第2
ラツク歯3bに噛合しているパウダークラツチの
第2ピニオン11も回転し、ラツク軸3を軸方向
に移動させる。パウダークラツチ7は供給された
電流によつて必要以上のモータートルクを伝達す
ることなく負荷に応じたアシスト力がラツク軸3
に伝達され、電動式パワーステアリング装置とし
ての機能を発揮する。
(効 果) 本発明によると、ラツク軸に形成された第1ラ
ツク歯と、第1ピニオン軸に形成された第1ピニ
オンとを噛合することにより舵取装置を形成し、
ピニオン軸からステアリングホイールまでの間に
ステアリングホイールの回転方向とトルクを検出
するセンサーを設け、該センサーの出力を電子コ
ントロールユニツトに供給し、このユニツトから
の制御信号により、動作するD・Cモーターと該
D・Cモーターを減速する減速機を介してパウダ
ークラツチによつて、ステアリングホイールの回
転トルクを軽減するものにおいて、前記パウダー
クラツチは、その駆動軸が被駆動軸の外周に配設
されており、前記D・Cモーターの駆動軸と同軸
に固定されたウオーム軸と、前記パウダークラツ
チの駆動軸の外周に一体に固定されたウオームホ
イールとを噛合し、前記ラツク軸に第2ラツク歯
を前記第1ラツク歯とほぼ周方向直角位置に平行
に形成し、該第2ラツク歯にパウダークラツチの
被駆動軸と同軸に固定した第2ピニオンを噛合さ
せているので、安価なD・Cモーターとパウダー
クラツチを用いて電子制御コントロールユニツト
を簡易化すると共に全体装置をコンパクトに且つ
大巾に安価に提供することができる。また、ラツ
ク軸に第2ラツク歯を第1ラツク歯とほゞ周方向
直角位置に平行に形成し、該第2ラツク歯にパウ
ダークラツチの被駆動軸と同軸に固定した第2ピ
ニオンを噛合させているので、電動式パワーステ
アリング装置の主要部をラツク歯の周囲に小型か
つコンパクトに構成することができるとともに、
第1ピニオン軸側と、第2ピニオン軸側における
ラツク軸への予圧が互いに直角方向であるので、
従来例のように同方向に予圧を与える場合と比較
してラツク軸への偏荷重が低減されてピニオン軸
とラツク軸とのガタを確実になくすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例正面図、第2図は第
1図の一部切断平面図、第3図は第2図のA−A
側断面図、第4図はハンドルコラムの一部切断及
び電気回路を示す図、第5図は従来装置の正断面
図、第6図は同平断面図である。 1…ハンドルピニオンシヤフト、2…第1ピニ
オン、3…ラツク軸、3a…第1ラツク歯、3b
…第2ラツク歯、5…D・Cモーター、6…ウオ
ーム軸、7…パウダークラツチ、8…パウダーク
ラツチの駆動軸、9…ウオームホイール、10…
パウダークラツチの被駆動軸、11…第2ピニオ
ン、17…トルクセンサー、19…電子コントロ
ーラー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ラツク軸に形成された第1ラツク歯と、第1
    ピニオン軸に形成された第1ピニオンとを噛合す
    ることにより舵取装置を形成し、ピニオン軸から
    ステアリングホイールまでの間にステアリングホ
    イールの回転方向とトルクを検出するセンサーを
    設け、該センサーの出力を電子コントロールユニ
    ツトに供給し、このユニツトからの制御信号によ
    り、動作するD・Cモーターと該D・Cモーター
    を減速する減速機を介してパウダークラツチによ
    つて、ステアリングホイールの回転トルクを軽減
    するものにおいて、前記パウダークラツチは、そ
    の駆動軸が被駆動軸の外周に配設されており、前
    記D・Cモーターの駆動軸と同軸に固定されたウ
    オーム軸と、前記パウダークラツチの駆動軸の外
    周に一体に固定されたウオームホイールとを噛合
    し、前記ラツク軸に第2ラツク歯を前記第1ラツ
    ク歯とほぼ周方向直角位置に平行に形成し、該第
    2ラツク歯にパウダークラツチの被駆動軸と同軸
    に固定した第2ピニオンを噛合させたことを特徴
    とする電動式パワーステアリング装置。
JP60107009A 1985-05-21 1985-05-21 電動式パワ−ステアリング装置 Granted JPS61268565A (ja)

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JP60107009A JPS61268565A (ja) 1985-05-21 1985-05-21 電動式パワ−ステアリング装置

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JPS61268565A JPS61268565A (ja) 1986-11-28
JPH0580386B2 true JPH0580386B2 (ja) 1993-11-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004136821A (ja) * 2002-10-18 2004-05-13 Nsk Ltd 電動パワーステアリング装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61196863A (ja) * 1985-02-27 1986-09-01 Yamada Seisakusho:Kk 電動式パワ−ステアリング装置

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