JPH0579881U - 電源ジャック - Google Patents
電源ジャックInfo
- Publication number
- JPH0579881U JPH0579881U JP026391U JP2639192U JPH0579881U JP H0579881 U JPH0579881 U JP H0579881U JP 026391 U JP026391 U JP 026391U JP 2639192 U JP2639192 U JP 2639192U JP H0579881 U JPH0579881 U JP H0579881U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- slide case
- panel
- board
- power jack
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Multi-Conductor Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 基板とパネルの間隔がずれても、がたつきな
く取付固定することができ、基板とパネルの間隔が異な
るものにも利用できること。 【構成】 端子34、36を固定してその脚部38、4
0を背面側に突出させたハウジング32と、このハウジ
ング32の外周に前面側から背面側へ向かう一定値C
(=a+b)の範囲内で摺動可能に係合したスライドケ
−ス55と、このスライドケ−ス55の外側に形成され
た取付用つば体60、60とを具備し、基板18と取付
パネル20の間隔が設計値よりずれた場合、スライドケ
−ス55を摺動することによってセット取付寸法を変更
し、電源ジャック30を基板18およびパネル20、2
2の所定位置に取付けることができる。例えば、基板1
8と取付パネル20の間隔が設計値より大きいときは、
bが大きくなる方向(すなわちaが小さくなる方向)に
スライドケ−ス55を摺動する。
く取付固定することができ、基板とパネルの間隔が異な
るものにも利用できること。 【構成】 端子34、36を固定してその脚部38、4
0を背面側に突出させたハウジング32と、このハウジ
ング32の外周に前面側から背面側へ向かう一定値C
(=a+b)の範囲内で摺動可能に係合したスライドケ
−ス55と、このスライドケ−ス55の外側に形成され
た取付用つば体60、60とを具備し、基板18と取付
パネル20の間隔が設計値よりずれた場合、スライドケ
−ス55を摺動することによってセット取付寸法を変更
し、電源ジャック30を基板18およびパネル20、2
2の所定位置に取付けることができる。例えば、基板1
8と取付パネル20の間隔が設計値より大きいときは、
bが大きくなる方向(すなわちaが小さくなる方向)に
スライドケ−ス55を摺動する。
Description
【0001】
本考案は、ハウジングの背面側から端子の脚部を突出させ、ハウジングの外側 にパネルなどに取付けるための取付用つば体を形成してなる電源ジャックの改良 に関するものである。
【0002】
従来、この種の電源ジャック10は、図5に示すように構成されていた。すな わち、ハウジング12の背面側から外部に突出させた端子14の脚部16を基板 18の端子挿入孔に挿入して半田で配線パタ−ンに接続固定し、ハウジング12 の前面側部を取付パネル20の貫通孔21に貫通させるとともに表面パネル22 の嵌合孔23に嵌合し、ハウジング12の外側に突設した取付用つば体24、2 4を取付パネル20と表面パネル22の間に形成された係合凹部26、26に係 合して、ハウジング12をパネル20、22に固定するようにしていた。28、 28は基板18と取付パネル20の間を所定間隔に保つためのスペ−サである。
【0003】
しかしながら、図5に示した従来例では、単一のハウジング12に形成した取 付用つば体24、24を係合凹部26、26に係合することによって取付け固定 していたので、取付用つば体24、24の形成位置が設計値より所定値以上ずれ たり、および/または基板18と取付パネル20の間隔が設計値より所定値以上 ずれたりすると、がたつきが出たり、取付け固定することができないという問題 点があった。また、基板18と取付パネル20の間隔が異なるものについては利 用できないという問題点があった。
【0004】 本考案は上述の問題点に鑑みなされたもので、取付用つば体の形成位置がずれ たり、および/または基板と取付パネルの間隔がずれたりしても、がたつきなく 取付固定することができ、しかも基板と取付パネルの間隔が異なるものについて も利用することのできる電源ジャックを提供することを目的とするものである。
【0005】
本考案による電源ジャックは、端子を固定してその脚部を背面側に突出させた ハウジングと、このハウジングの外周に前面側から背面側へ向かう一定範囲内で 摺動可能に係合したスライドケ−スと、このスライドケ−スの外側に形成された 取付用つば体とを具備してなることを特徴とするものである。
【0006】
ハウジングに固定した端子の脚部は、ハウジングの背面側から外部に突出して いるので、基板の端子挿入孔に挿入され、ハンダなどによって基板に固定される 。ハウジングの外周に係合したスライドケ−スの取付用つば体をパネルに形成さ れた係合凹部に係合することによって、スライドケ−スがパネルの所定位置に取 付けられる。このとき、スライドケ−スは、ハウジングの外周に、その前面側か ら背面側に向かう一定範囲内で摺動可能に係合されているので、基板とパネルの 間隔が設計値よりずれていても、および/または取付用つば体や係合凹部の位置 が設計値よりずれていても、スライドケ−スを摺動することによってセット取付 寸法を変更し、電源ジャックを基板およびパネルの所定位置に取付けることがで きる。
【0007】
図1から図4までは本考案による電源ジャック30の一実施例を示すもので、 これらの図において図5と同一部分は同一符号とする。図1から図4までにおい て、32はハウジングで、このハウジング32内には端子としての中心コンタク ト34および接触端子36が固定的に取付けられている。前記中心コンタクト3 4および接触端子36の脚部38、40は、前記ハウジング32の背面側から外 部に突出して基板18の端子挿入孔に挿入し、半田(図示省略)によって配線パ タ−ン(図示省略)に接続されている。
【0008】 前記ハウジング32の前面側の四隅には、図3に示すように、こじり(ねじり )対応用を兼ねた位置決め用突起42、42、44、44が一体に形成され、前 記ハウジング32の対向する外側面には係合突起46、48が一体に形成されて いる。この係合突起46、48は、前記ハウジング32の前面側から背面側に向 かって徐々に肉厚に形成されたテ−パ−部50、52を具備し、後述する係合孔 64、64との係合を容易にしている。前記ハウジング32の背面側には、前記 基板18への位置決め突起54が一体に突設されている。
【0009】 55はスライドケ−スで、このスライドケ−ス55は、前記ハウジング32の 前面側に位置する蓋体56と、この蓋体56の対向する1対の外側に一体に形成 されたU字型板バネ片58、58と、このU字型板バネ片58、58と直交する 1対の外側に一体に形成された取付用つば体60、60とからなっている。前記 蓋体56の天板部の中央にはプラグ挿入用の挿入孔62が形成され、前記蓋体5 6の四隅部の下側には前記位置決め用突起42、42、44、44を遊嵌する位 置決め用凹部が形成されている。
【0010】 前記U字型板バネ片58、58は、その内側に前記係合突起46、48を摺動 可能に係合する係合孔64、64を形成している。この係合孔64、64は、前 記ハウジング32の前面側から背面側へ向かう方向に沿った一定値C(C=a+ b)の範囲内で、前記スライドケ−ス55を摺動できるように形成されている。 ここで、Cは一定値を表わし、a、bは、取付寸法を調整して取付けを完了した 状態を示す図1において、蓋体56の枠部の下端面とハウジング32の枠部の上 端面との間の摺動可能範囲(すなわち、スライドケ−ス54をさらに下方向へ摺 動できる範囲)と、係合孔64、64の下端縁と係合突起46、48の下端縁と の間の摺動可能範囲(すなわち、スライドケ−ス54をさらに上方向へ摺動でき る範囲)を示す。
【0011】 20は取付パネルで、この取付パネル20はスペ−サ28、28を介して前記 基板18の上に設けられ、前記取付パネル20の上面には表面パネル22が設け られている。前記スライドケ−ス55の取付用つば体60、60は、前記取付パ ネル20と表面パネル22の間に形成された係合凹部26、26に係合し、前記 スライドケ−ス55の蓋体56は前記取付パネル20の貫通孔21を貫通し、前 記表面パネル22の嵌合孔23に嵌合している。
【0012】 つぎに前記実施例の作用を説明する。 図1および図2に示すように、ハウジング32の背面側から外部に突出した中心 コンタクト34および接触端子36の脚部38、40は基板18の端子挿入孔に 挿入され、半田(図示省略)で配線パタ−ン(図示省略)に接続固定される。ま た、スライドケ−ス55の外側に一体に形成された取付用つば体60、60は、 取付パネル20と表面パネル22の間の係合凹部26、26に係合される。
【0013】 このとき、スライドケ−ス55は、ハウジング32の外周に、その前面側から 背面側に向かう一定値C(C=a+b)の範囲内で摺動できるように係合されて いるので、基板18と取付パネル20の間隔が設計値よりずれていても、および /または取付用つば体60、60や係合凹部26、26の位置が設計値よりずれ ていても、スライドケ−ス55を摺動することによってセット取付寸法を変更し 、電源ジャック30を基板18およびパネル20、22の所定位置に取付けるこ とができる。
【0014】 例えば、基板18と取付パネル20の間隔が設計値より大きいときは、bが大 きくなる方向(すなわちaが小さくなる方向)にスライドケ−ス55を摺動し、 逆に間隔が設計値より小さいときは、bが小さくなる方向(すなわちaが大きく なる方向)にスライドケ−ス55を摺動する。ここで、a+bは一定値Cとなる が、bは0からCまでの範囲で変更可能であり、これに対応してaはCから0ま での範囲で変化する。
【0015】 前記実施例では、ハウジングは、テ−パ−部を有する係合突起と、こじり対応 用を兼ねた位置決め用突起とを具備し、スライドケ−スは、位置決め用突起を遊 嵌する位置決め用凹部が形成された蓋体と、U字型板バネ片で形成されてハウジ ングの係合突起と摺動可能に係合する係合孔とを具備して、スライドケ−スのハ ウジングへの取付けと、ハウジングとスライドケ−スの位置決めとを容易にする とともに、こじりを防止するようにしたが、本考案はこれに限るものでなく、ス ライドケ−スはハウジングの外周に前面側から背面側へ向かう一定範囲内で摺動 可能に係合するものであればよい。
【0016】
本考案による電源ジャックは、上記のように、端子を固定したハウジングの外 周にスライドケ−スを摺動可能に係合し、このスライドケ−スの外側に取付用つ ば体を形成することによって、基板などに固定する端子の脚部と、パネルなどの 係合凹部に係合する取付用つば体との間隔を容易に変更できるように構成したの で、基板とパネルの間隔が設計値よりずれていても、および/または取付用つば 体や係合凹部の位置が設計値よりずれていても、スライドケ−スを摺動すること によって間隔ずれや位置ずれを調整し、電源ジャックを基板およびパネルの所定 位置に、がたつきなく取付けることができる。
【0017】 さらに、上述のように、基板に固定する端子の脚部と、パネルの係合凹部に係 合する取付用つば体との間隔を容易に変えることができるので、基板の反りやハ ウジングのこじり(ねじり)などによる配線パタ−ンの剥離を防止することがで きるとともに、基板と取付パネルの間隔が異なるものについても利用することが でき、多様化するセットメ−カ−の取付寸法要求に対しても対応できる。
【図1】本考案による電源ジャックの一実施例を示すも
ので、図2のA−A線断面図である。
ので、図2のA−A線断面図である。
【図2】図1のB−B線断面図である。
【図3】図1を分解し一部を切欠き断面で表わした分解
斜視図である。
斜視図である。
【図4】図1の電源ジャックの斜視図である。
【図5】従来例を示す断面図である。
18…基板、 20…取付パネル、 22…表面パネ
ル、 26…係合凹部、30…電源ジャック、 32…
ハウジング、 34、36…端子、38、40…端子3
4、36の脚部、 46、48…係合突起、50、52
…係合突起46、48のテ−パ部、 55…スライドケ
−ス、56…蓋体、 58…U字型板バネ片、 60…
取付用つば体、64…係合孔。
ル、 26…係合凹部、30…電源ジャック、 32…
ハウジング、 34、36…端子、38、40…端子3
4、36の脚部、 46、48…係合突起、50、52
…係合突起46、48のテ−パ部、 55…スライドケ
−ス、56…蓋体、 58…U字型板バネ片、 60…
取付用つば体、64…係合孔。
Claims (2)
- 【請求項1】 端子を固定してその脚部を背面側に突出
させたハウジングと、このハウジングの外周に前面側か
ら背面側へ向かう一定範囲内で摺動可能に係合したスラ
イドケ−スと、このスライドケ−スの外側に形成された
取付用つば体とを具備してなることを特徴とする電源ジ
ャック。 - 【請求項2】 ハウジングは、その外周の対向する1対
の外側に前面側から背面側に向かって徐々に肉厚に形成
されたテ−パ−部を有する係合突起と、前面側の四隅に
形成された位置決め用突起とを具備し、スライドケ−ス
は、天板部にプラグ挿入用の挿入孔が形成され四隅部に
前記位置決め用突起を遊嵌する位置決め用凹部が形成さ
れた蓋体と、この蓋体の対向する1対の外側に一体に形
成されたU字型板バネ片によって形成されて、前記係合
突起と摺動可能に係合する係合孔とを具備してなる請求
項1記載の電源ジャック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP026391U JPH0579881U (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 電源ジャック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP026391U JPH0579881U (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 電源ジャック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0579881U true JPH0579881U (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=12192245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP026391U Expired - Lifetime JPH0579881U (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 電源ジャック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0579881U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012199106A (ja) * | 2011-03-22 | 2012-10-18 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
-
1992
- 1992-03-30 JP JP026391U patent/JPH0579881U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012199106A (ja) * | 2011-03-22 | 2012-10-18 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |