JPH057969Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH057969Y2
JPH057969Y2 JP9684988U JP9684988U JPH057969Y2 JP H057969 Y2 JPH057969 Y2 JP H057969Y2 JP 9684988 U JP9684988 U JP 9684988U JP 9684988 U JP9684988 U JP 9684988U JP H057969 Y2 JPH057969 Y2 JP H057969Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chair
side cover
cloth
heating
seat side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9684988U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0219254U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9684988U priority Critical patent/JPH057969Y2/ja
Publication of JPH0219254U publication Critical patent/JPH0219254U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH057969Y2 publication Critical patent/JPH057969Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はインテリアチエアに、電気暖房機能を
組み込んだ採暖インテリアチエアに関するもので
ある。
[従来の技術] 従来の採暖インテリアチエアは例えば第7図乃
至第9図に示すように、木枠もしくはウレタンで
構成された基材51に、形を整えるための後部ウ
レタン52、側部ウレタン53などを貼り付けた
椅子本体54に発熱布55を貼り付けて外周を生
地で覆いタツカーで止めて、全体を一体化して製
造していた。
[考案が解決しようとする課題] 発熱布55が椅子本体54に接着固定されてい
る、発熱布55に使用されるヒーターワイヤー5
6は屈曲性の良いコードヒータが使用されている
が、ヒーターワイヤー56は生地にくらべてほと
んど伸びずヒーターワイヤー56の断線がある。
ヒーターワイヤー56とプラグ部57の接続は外
力に弱いことからプラグ部57内でのヒーターワ
イヤー56の断線が考えられることから発熱布5
5の交換が必要となる場合がある。
また、発熱布55が基材51に接着固定されて
いるためと表布57が、椅子本体になじみにくい
等の構造から発熱布55と表布57の間に空間S
ができるため、座れる前に手で椅子をさわるとき
は暖かさを得られず座つてはじめて、座つた所だ
けが体の重みで椅子カバー57とヒーターワイヤ
ー56が接触し温かくなる。
座つた力の掛からない部分は椅子カバー57に
触れただけではヒーターワイヤー56が椅子カバ
ーと接触しにくいため表布57が暖かくないの
で、じつとしてない子供、老人には不向きであつ
た。
さらに、発熱布55とプラグ部57が一体でな
いので、組み込みの位置決めがしにくく、製造コ
ストがかかることと、発熱布55が万一故障して
も交換できないため、高価な椅子全体とともに交
換することになる。
この椅子カバー57は取り外せないので、洗濯
できないと言う欠点があつた。本考案はかかる現
状に鑑みなされたもので、解決しようとする課題
はヒーターワイヤーから熱を効率よく椅子カバー
に伝導し、しかもヒーターワイヤーを組み込んだ
発熱布を効率よく製造する採暖インテリアチエア
を提供するところにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の採暖インテリアチエアは椅子本体と、
この椅子本体の外面を覆う椅子カバーとを含む採
暖インテリアチエアにおいて椅子カバーは座部側
カバー部と、底部側カバー部とを有し、座部側カ
バー部は前記椅子の形状に合わせて形成した複数
のパツド収納部を有している。これらのパツド収
納部内には、発熱布とこの発熱布を前記座部側カ
バー面に押上げるためのクツシヨン材が組合せ自
在に、かつ着脱自在に組み込まれて構成されてい
る。前記座部側カバーの一部には発熱布の一部に
直付けされた電源接続用のプラグ部を露出させる
穴を形成している。底部側カバー部の一部の表面
には、発熱布に電源を供給するためのコントロー
ラを収納する収納ポケツトが設けられている。
[作用] 座部側カバー部のパツド収納部にはクツシヨン
材と発熱布が組み込まれ、発熱布が表生地に向け
て押圧されるので、表生地への熱伝導が良好にな
る。発熱布に接続されているプラグ部は表生地の
穴から突出しているので、コントローラに接続さ
れているレセプタクルを着脱可能に接続する。
椅子本体の外部コントローラは底部側カバー部
の収納ポケツトに収納される。
[実施例] 第1図乃至第4図は本考案の採暖インテリアチ
エアの一実施例を示している。
図示の採暖インテリアチエアは椅子本体1と、
この椅子本体1の外面を覆う椅子カバー3,5と
を有している。椅子カバー3,5は座部側カバー
部3と、底部側カバー5とに分割されている。座
部側カバー部3は椅子本体1の形状に合わせて形
成した複数のパツド収納部7を有している。パツ
ド収納部7の内部には発熱布9と、この発熱布9
を座部側カバー部3の一側面に押上げるように、
クツシヨン材11が組合せ自在に、かつ、着脱自
在に組み込まれている。
座部側カバー部3の一部には発熱布9の一部に
直付けさた電源接続用のプラグ部13を露出させ
て配置するための穴15が形成されている。(第
4図参照)。底部側カバー部5の表面の一部には、
発熱布9に電源を供給するためのコントローラ1
7を収納する収納ポケツト19が形成されてい
る。
座部側カバー3と底部側カバー部5とは互いに
縁部にて着脱フアスナー21によつて着脱自在に
係合されている。椅子本体1は、たとえば硬質ウ
レタン材、木製材などによつて形成され、人体が
着座する面が凹溝24に形成されている。発熱布
9は第3図にも示すように、生地23、ヒーター
ワイヤー25及び図示しない温度検出ワイヤーと
を有している。ヒーターワイヤー25と温度検出
ワイヤーとは生地23に接着固定されている。
この発熱布9は座部側カバー部3のパツド収納
部7に挿入されている。詳しくは、座部側カバー
部3の背もたれ部30と着座部31に設けられて
いる。発熱布9の周縁部には複数の接続紐34が
設けられている。これらの接続紐34は、パツド
収納部7の内部に取り付けられている紐(図示せ
ず)に接続されている。
座部側カバー部3にはパツド収納部7が背もた
れ部30、着座部31、一対の肘当て部37に分
けられて形成されている。これらのパツド収納部
7には、それぞれクツシヨン材11が収納されて
いる。
椅子本体1の凹溝24には第5図にも示すよう
に複数のボタン42が設けれている。これらのボ
タン42には、座部側カバー部3の裏面に設けら
れた掛紐44に引つ掛けられている。座部側カバ
ー部3の裏面には、複数のパツド収納部7に発熱
布9及びクツシヨン材11を挿入または取り外す
ための開閉フアスナー46,47,48が形成さ
れている。開閉フアスナー46,47,48の開
閉によつて、発熱布9及びクツシヨン材11をパ
ツド収納部7に組合せ自在に、かつ着脱自在に組
み込む。コントローラ17には発熱布9のプラグ
部13に着脱可能に接続されるリセプタクル(図
示せず)を備えた接続コード49と電源コード5
0とが接続されている。このコントローラ17は
収納ポケツト19に収納される。
今、第5図に示すように、座部側カバー部3と
底部側カバー部5とを分離した状態にて、第4図
に示すように、座部側カバー部3を裏返して、開
閉フアスナー46,47,48を開放し、第6図
に示すように、発熱布9及びクツシヨン材11を
パツド収納部7に収納する。この際、プラグ部1
3は座部側カバー部3の穴15から突出して設け
られる。このようにして、再び開閉フアスナー4
6,47,48を閉じて、椅子本体1のボタン4
2に座部側カバー部3の掛紐44を引つ掛ける。
プラグ部15にはコントローラ17の接続コード
49が接続され、コントローラ17の電源コード
50をコンセントに接続する。次にコントローラ
17に備えた電源スイツチをONにすると、発熱
布9は発熱する。
この際、発熱布9はクツシヨン材11によつて
座部側カバー部3の一側面に押圧されているの
で、座部側カバー部3に熱が伝わる。この採暖イ
ンテリアチエアにおいては、着座部31と背もた
れ部30とに発熱布9を設けているが、肘あて部
37に別体の発熱布9を設けることも可能であ
る。
また、クツシヨン材11は、パツド収納部7の
形状に合わせて形成した軟らかいウレタン材など
が用いられている。このクツシヨン材7として
は、一般に周知な羽毛や綿などを袋状の布に包み
込んだクツシヨン材を用いても良い。
さらに、発熱布9は外周をオーバーロツク縫製
したものである。この他の発熱布9としては、カ
ーボン面状発熱体、フイルム状発熱体などを用い
ても良い。
[発明の効果] 本考案の採暖インテリアチエアは、発熱布のヒ
ータワイヤーがクツシヨン材で椅子カバーの裏面
にたえず押されているため、ヒータワイヤーから
発生した熱が直に表布に伝わるため熱効率が極め
て良いものである。また発熱布はフアースナーを
外して底部側カバーを裏返してフアースナーを取
り外すことができるので、万一故障しても発熱布
だけを交換できる。そのため、高価な椅子は、そ
のまま使用できるのでサービス性が向上した。
また、表生地と発熱布は着脱できるので、表布
のみ洗濯が可能になつた。又、発熱布の一部にプ
ラグ部を設けた構造であるためプラグ部の加工が
椅子全体を持ち回して加工しなくて良いため、生
産性が向上した。
以上のように本考案の採暖インテリアチエアは
多くの利点を有し、実用上極めて価値の高いもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の採暖インテリアチエアの一実
施例を示す断面図である。第2図は第1図の採暖
インテリアチエアの斜視図、第3図は第1図の採
暖インテリアチエアに用いる発熱布の斜視図、第
4図は第1図の採暖インテリアチエアの座部側カ
バー部の裏面斜視図、第5図は第1図の採暖イン
テリアチエアの分離状態を示す斜視図、第6図は
第4図の座部側カバー部に発熱布及びクツシヨン
材を収納する状態を示す斜視図、第7図は従来の
採暖インテリアチエアの斜視図、第8図は第7図
の要部断面図、第9図は第7図の分解図である。 1……椅子本体、3……座部側カバー部、5…
…底部側カバー部、7……パツド収納部、9……
発熱布、11……クツシヨン材、19……収納ポ
ケツト、21……着脱フアースナー、25……ヒ
ーターワイヤー、51……基材、55……発熱
布。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 椅子本体と、この椅子本体の外面を覆う椅子
    カバーとを含む採暖インテリアチエアにおい
    て、前記椅子カバーは座部側カバー部と、底部
    側カバー部とを有し、前記座部側カバー部は前
    記椅子本体の形状に合わせて形成したパツド収
    納部を有しており前記パツド収納部内には、発
    熱布と、この発熱布を前記座部側カバー部面に
    押上げるためのクツシヨン材が組合せ自在に、
    かつ着脱自在に組み込まれていることを特徴と
    する採暖インテリアチエア。 2 前記座部側カバー部の一部に前記発熱布の一
    部を直付された電源接続用のプラグ部を露出さ
    せる穴を形成したことを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第一項記載の採暖インテリアチエ
    ア。 3 底部側カバー部の表面の一部には発熱布に電
    源を供給するためのコントローラを収納する収
    納ポケツトを設けたことを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第一項記載の採暖インテリアチ
    エア。
JP9684988U 1988-07-21 1988-07-21 Expired - Lifetime JPH057969Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9684988U JPH057969Y2 (ja) 1988-07-21 1988-07-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9684988U JPH057969Y2 (ja) 1988-07-21 1988-07-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0219254U JPH0219254U (ja) 1990-02-08
JPH057969Y2 true JPH057969Y2 (ja) 1993-03-01

Family

ID=31321975

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9684988U Expired - Lifetime JPH057969Y2 (ja) 1988-07-21 1988-07-21

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH057969Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0219254U (ja) 1990-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220117379A1 (en) Reusable and adjustable heat-insulating bonnet and a cape combination for use in hair treatment
JPH057969Y2 (ja)
US20170000680A1 (en) Decorative cushion massage device
JP3687267B2 (ja) 椅子
JP4435440B2 (ja) マッサージ機のカバー構造
KR20090006693U (ko) 숯 방석
WO2021133906A1 (en) Pet bed with removable warming or cooling unit
JP4840429B2 (ja) マッサージ機
JP3914829B2 (ja) デスクワーク用下肢保温具
KR200211509Y1 (ko) 소파
JPH11313735A (ja) 車椅子用カバー
JP2002011069A (ja) 常に清潔な小型の遠赤外線サウナ装置
JPS5927794Y2 (ja) クツシヨンカバ−
JPH0216147U (ja)
JPS5816458Y2 (ja) ベビ−カ−用足カバ−
JPH07313569A (ja) 簡易式サウナバス
JP3031009U (ja) 施術用椅子
JPH0615595Y2 (ja) 腰掛式便器
JP3059880U (ja) 椅子用のクッション
JPH08164092A (ja) 洋式便器の蓋カバー
JP3044505U (ja) マット状温熱具
KR20220107755A (ko) 담요가 구비된 일체형 방석
JPS589523Y2 (ja) 頭髪加熱装置
JP3014938U (ja) 脱熱可能なカーシートのクッション
JPS5810918Y2 (ja) 面状電気あんか