JPH0579630A - ガスタービン燃焼器および運転方法 - Google Patents

ガスタービン燃焼器および運転方法

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JPH0579630A
JPH0579630A JP24387591A JP24387591A JPH0579630A JP H0579630 A JPH0579630 A JP H0579630A JP 24387591 A JP24387591 A JP 24387591A JP 24387591 A JP24387591 A JP 24387591A JP H0579630 A JPH0579630 A JP H0579630A
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JP
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air
combustion
fuel
burner
gas turbine
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JP24387591A
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English (en)
Inventor
Takashi Omori
隆司 大森
Kazumi Iwai
一躬 岩井
Noriyuki Hayashi
則行 林
Fumio Kato
文雄 加藤
Shigeyuki Akatsu
茂行 赤津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ガスタービン燃焼器の高温、低NOx化に対
する予混合燃焼技術の開発、特にガスタービン作動領域
で、予混合燃焼の安定化と低NOx化方向の希薄燃焼を
安定的に可能とする燃焼器の構造および運転方法を提供
する。。 【構成】 燃焼室29の頭部に予混合バーナ4,軸心部
に補助バーナ5を設置し、予混合バーナ空気を可変にす
る内部流量調節リング21と連動するバイパス機構を備
える燃焼器において、着火時から無負荷までは補助バー
ナ5の空気量に対して燃料過剰による一部拡散燃焼条件
とし、無負荷で予混合バーナ4へ燃料投入時に瞬時希薄
予混合燃焼となる燃料制御を行い、その後負荷上昇は、
予混合バーナ4の燃空比制御運転により、希薄混合燃焼
を継続させて低NOx化を実現する。 【効果】 予混合燃焼の燃空比制御運転が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスタービン燃焼器に
係り、特に窒素酸化物(NOx)の低減を目的とした予
混合燃焼を行う燃焼器の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の低NOx燃焼器は、頭部燃焼
室で拡散燃焼を行い、後部燃焼室では予混合燃焼を行う
二段燃焼方式である。特に予混合燃焼時は、燃焼の安定
化と広範囲の予混合燃焼を継続するために、負荷帯に合
せた燃料に対して空気量を制御する内部流量調節リング
を設け、燃空比を制御する手段を用いている。
【0003】しかし、予混合空気量を増大させると拡散
空気量が減少し、予混合燃焼量が増大した高負荷側の燃
焼では、拡散燃焼の燃空比が大きくなり、低NOx化方
向の燃焼が不利となる。
【0004】また、実公昭57−165967、特開昭
58−140520の燃焼器では、燃焼室後流側にバイ
パス導入孔を設け、その流路断面積を変化させる機構や
制御弁を介してバイパス空気量を制御する方法がある
が、他の燃焼用空気や冷却空気等の流動抵抗が構造的な
制約から異なるため、燃焼室に設置した各空気導入口へ
の所要空気量配分は難しい。
【0005】一方、予混合燃焼を助ける拡散燃焼も特開
昭59−101551に示す如く予混合バーナに拡散バ
ーナを組込んだ方式があるが、拡散と予混合二系統のラ
インが必要であるため、制御系が複雑化すると同時に極
低NOx化燃焼の高負荷側では、全燃焼を予混合燃焼で
行うことが不可欠である。
【0006】参考文献 コンバインドプラント用低NO
xガスタービン燃焼器の開発(第14回ガスタービン学
会論文集1987 P51乃至56)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】予混合燃焼を安定且つ
広範囲で燃焼を行うために、予混合バーナの空気量を調
節する際に、他の空気量配分に影響を与えないようにす
る。そのためにバイパス空気量を適切に調節する手段を
設ける。
【0008】予混合空気量とバイパス空気量の合目的な
調節を行い得る実際的な燃焼器の構造を提供する。
【0009】その際、バイパス空気調節手段は、燃焼室
内の燃焼状態を粗害しないようにする。
【0010】また、低負荷時は、過度運転に有利な燃料
過剰条件を作り一部拡散燃焼状態にすることにより、過
渡運転時の燃焼の安定性を高める。
【0011】高負荷時では、希薄予混合燃焼が可能な補
助バーナを設けることにより、希薄予混合燃焼を燃料制
御によって実現できる運転方法を提供する。
【0012】更に、前記機能を達成するために、燃焼室
内の空気配分と負荷帯による燃空比運転条件を設定し、
運転制御を容易にする。
【0013】本発明の目的は、上記課題を解決する全予
混合燃焼を可能にする燃焼器の構造および運転方法を提
供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
(1)外筒、内筒および尾筒で構成するガスタービン燃
焼器の頭部燃焼室軸芯部に補助バーナを設け、その外周
側に予混合バーナを設置してなり、前記内筒内に形成さ
れた燃焼室内で予混合燃焼を行うガスタービン燃焼器に
おいて、前記予混合空気入口窓部および前記燃焼室後流
側に空気を導入するバイパス空気のバイパス空気入口窓
部を設け、これら予混合空気入口窓部と前記バイパス空
気入口窓部の開度が、一方の空気流量が増大した分だけ
他方の空気流量が減少するような前記両窓部の開度調節
手段を設けたこと。
【0015】(2)上記(1)において、前記予混合空
気入口窓部を前記予混合バーナの円筒状外周壁の円周上
に設け、前記バイパス空気入口窓部を前記予混合空気入
口窓部に隣接して設け、これらの予混合空気入口窓部お
よびバイパス空気入口窓部に対応する外周側に軸方向に
摺動する流量調節リングを設けたこと1。
【0016】(3)上記(1)および(2)において、
前記バイパス空気入口窓部から空気を前記燃焼室後部に
バイパス空気を搬送する連通管を前記内筒の外周に軸方
向に配列し、同連通管の端部を前記燃焼室後流側の燃焼
室内に開口させたこと。
【0017】(4)上記(1)ないし(3)において、
前記補助バーナの燃焼室に突出された筒状の燃料流路を
設け、該筒状燃料流路の外周に補助バーナ用空気および
前記燃料流路から燃料が供給され、これらの空気と燃料
が予混合される環状の室を設け、前記環状の室には予混
合流体が燃焼室に噴出する出口を設けたこと。
【0018】(5)上記(4)記載のガスタービン燃焼
器の運転方法において、低負荷燃焼時は、補助バーナに
対する燃料の供給を補助バーナへの空気量に対して過剰
に供給し、その際、補助バーナから燃焼室内に噴出され
た燃料と空気の混合体に、補助バーナを包囲する前記予
混合バーナからの空気が作用することにより、補助バー
ナの外側で拡散燃焼が行われるようにしたこと。
【0019】(6)上記(5)において、補助バーナの
低負荷時は然空比0.06〜0.1の範囲で作動させ、
予混合バーナ燃料導入時から高負荷側では、0.03〜
0.045燃空比一定に設定し、予混合バーナと同等の
燃空比で全予混合燃焼を行うこと。
【0020】(7)上記(5)において、タービン無負
荷時の燃焼器空気配分を補助バーナ空気量8〜15%一
定、予混合バーナ空気量10〜65%定格まで可変、冷
却空気量15〜25%一定、バイパス空気量は0〜50
%定格まで可変制御すること。
【0021】(8)上記(1)において、燃焼器頭部か
ら後流側に導くバイパス空気を燃焼室と完全に分離した
パイプ状としたこと。
【0022】
【作用】予混合バーナ空気量の変化量の増減をバイパス
空気量の減増として制御すれば、燃焼負荷に見合った燃
焼室内外の圧力損失を常時一定に保つことができる。そ
の結果、全空気量が一定となる無負荷から定格負荷帯ま
での補助バーナ及び冷却空気量は、開口面積比によって
定まるため、各空気配分の変動はなくなる。
【0023】一方、着火時から無負荷までの補助バーナ
作動時において、燃料過剰条件とする理由は、予混合バ
ーナ空気を効果的に利用することによって、急激な負荷
変動に有利な拡散燃焼形態を一部作り、燃焼の安定性を
図る。
【0024】また、補助バーナに予混合機構を具備させ
ることは、予混合バーナに燃料をステップ状に投入する
切換条件において、即時に希薄予混合燃焼形態となるよ
うにしたもので、燃料導入制御によって容易に予混合燃
焼条件を形成することが可能とり、他の拡散バーナ機構
を必要としないため、構造的に簡素化を図ることができ
る。
【0025】
【実施例】図1は本発明の一具体例を示す燃焼器全体の
構造を示す縦断面図である。外筒1、内筒2、尾筒3で
構成するガスタービン燃焼器において、内筒2の頭部に
予混合バーナ4を設け、前記予混合バーナ4に囲まれた
中心部に補助バーナ5が設けられている。
【0026】補助バーナ5は、燃焼室内の延伸された燃
料流路7、その外周に環状に設けられた環状空気流路8
および環状流路8の先端部に設けられた旋回器6を有
し、さらに燃料流路7と環状空気流路8を連通する燃料
噴孔9をそなえてなる。
【0027】予混合バーナ4は、補助バーナ5を包囲す
る環状流路部10をそなえ、上流部で予混合バーナ4の
本体を固定する外筒フランジ11の内部を貫通して設け
られた燃料供給流路12と燃料チャンバ13をそなえ、
さらに、噴出孔14を有する燃料ノズル15を複数個円
周上に配置して取り付けた構造である。
【0028】図2は、図1に示された燃焼器の頭部近傍
の構造を示す斜視図であり、図3は、補助バーナの先端
部の構造を示す断面図である。図1を含むこれらの図を
参照しながら本実施例の構造を説明する。環状流路部1
0は上流側端部において、予混合空気を導く空気入口窓
16をその外周端に設置している。この空気入口窓16
の下流側に隣接して空気入口窓16と同じ外径の外周端
にバイパス空気入口窓17を設け、このバイパス空気入
口窓17はその内周側に設けられた環状空気槽18に開
口している。この空気槽18に連通した連通管19が内
筒2の外周側に円周上に間隔をおいて円周状に配列さ
れ、これらの連通管19の下流側端は内筒2の燃焼室の
後流側に設けたパイパス空気導入孔20群に連通されて
いる。
【0029】予混合空気入口窓16とバイパス空気入口
窓17の外周部には、内部流量調節リング21が軸方向
に移動可能に設置され、予混合空気入口窓16が閉の時
バイパス空気入口窓17が開となる如く構成されてい
る。この内部流量調節リング21の移動は外部から予混
合燃焼を自動制御を有する機能により操作される。
【0030】本燃焼器の作動時は、圧縮機からの空気2
2を尾筒3の後部より導き入れ、内筒2の外壁から冷却
空気23、バイパス空気24、予混合空気25及び補助
バーナ空気26を燃焼室内外の差圧で導入する。
【0031】燃焼器のエンドカバー27の中央部に取付
けられた補助バーナ5に供給された燃料28は、図3に
示す如く燃料流路7に導入され、旋回器6の上流側に設
置された燃料噴孔9より環状空気流路8を流動する空気
26に導入され、混合流となって旋回器6から燃焼室2
9に噴出される。旋回器6から噴出した混合流30に、
予混合バーナ空気25が包囲する如く流動するので、補
助バーナ5の予混合気が燃料過剰条件であっても、前記
予混合バーナ空気25の接触混合による一部拡散状態で
燃焼が行われる。予混合燃料31は、外筒フランジ11
に設けた燃料供給流路12より燃料チャンバ13に導び
かれ、燃料ノズル15の噴出孔14から環状流路部10
を流れる空気25に混入し、予混合気として燃焼室内に
噴出される。
【0032】図4は本発明の実施例である燃空比制御運
転の状況を示す線図である。同図は、タービン無負荷ま
での過渡運転と、無負荷から定格負荷までの空気量At
一定におけるガスタービン運転時において、無負荷時の
空気量配分を補助バーナ5の空気量Ap=10%、予混
合バーナ4の空気量Am=15%、冷却空気量Ac=2
5%、バイパス空気量Av=50%になるように各空気
導入口面積を設定されていることを示している。 同様
に、無負荷から定格負荷の作動領域において、補助バー
ナ空気量Ap及び冷却空気量Acが一定となるように予
混合バーナ空気量Amの増加量だけバイパス空気量Av
を減少させ、定格時はバイパス空気量Av=0(全閉)
で、予混合バーナ空気量Am=65%に設定することが
示されている。
【0033】一方、タービン負荷帯において導入する全
燃料流量Ftに対して、着火時から無負荷までの間、補
助バーナ燃料Fpを空気量Apに対して過剰に投入し、
燃空比Fp/Ap=0.06〜0.1の燃料過剰範囲で
運転する。この場合、補助バーナの周囲から予混合バー
ナ空気量Amが包囲して流動するため、燃焼室頭部の燃
空比はFp/Ap+Am=0.03以下の条件で一部拡
散燃焼が行われる。
【0034】無負荷時の全燃料流量Ftにおいて、補助
バーナ燃料流量Fp=50%を減少させると同時に、予
混合バーナ燃料流量Fm=50%を階段状に投入し、補
助バーナの燃空比Fp/Ap及び予混合バーナ燃空比F
m/Amが0.04近傍になるように設定する。その
後、定格負荷までの運転は、補助バーナの燃空比Fp/
Apを一定にして、予混合バーナ燃空比Fm/Amを希
薄側の予混合燃焼条件となるように空気量Amと燃料流
量Fmを制御運転する。
【0035】本実施例においては、上記した如く燃焼室
内に導入する空気と燃料を負荷帯に合せて、燃空比制御
することに特徴があり、すなわち、補助バーナ作動にお
いて、低負荷時は、燃料過剰による一部拡散燃焼を行わ
せ、一方、高負荷側では、希薄予混合燃焼を燃料制御の
みによって燃空比制御を実現できるようにした。
【0036】また、他の応用例として、補助バーナの空
気を制御できるように内部流量調節機構を、前記予混合
バーナ及バイパス空気調節機能を連動させれば、本発明
の燃空比制御がより容易となる。
【0037】従って本実施例に拠れば、ガスタービン無
負荷から定格負荷の作動領域において、低NOx化に有
利な予混合燃焼を燃空比制御によって達成する燃焼を提
供することができる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、予混合空気入口窓部と
バイパス空気入口窓部の開度が、一方の空気流量が増大
した分だけ他方の空気流量が減少するような前記両窓部
の開度調節手段を設けたので、他の空気量に影響を与え
ることなく、予混合空気量を制御することができ、予混
合燃焼の燃空比制御が容易となり、ガスタービン燃焼負
荷帯において、信頼性の高い運転が可能であると共に、
低NOx化に有利な燃焼器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の実施例であるガスタービン燃焼器の構
造を示す縦断面図、図2は、燃焼器頭近傍の構造を示す
斜視図、図3は、補助バーナ先端部近傍の構造を示す断
面図、図4は、本発明の実施例の燃焼器における、ガス
タービン作動領域での燃空比制御運転の特性を示す線図
である。
【符号の説明】
1 外筒 2 内筒 3 尾筒 4 予混合バーナ 5 補助バーナ 8 環状空気流路 19 連通官 21 内部流量調節リング Ap 補助バーナ空気量 Am 予混合バーナ空気量 Ar バイパス空気量 Fp 補助バーナ燃料量 Fm 予混合バーナ燃料量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 文雄 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 赤津 茂行 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筒、内筒および尾筒で構成するガスタ
    ービン燃焼器の頭部燃焼室軸芯部に補助バーナを設け、
    その外周側に予混合バーナを設置してなり、前記内筒内
    に形成された燃焼室内で予混合燃焼を行うガスタービン
    燃焼器において、前記予混合空気入口窓部および前記燃
    焼室後流側に空気を導入するバイパス空気のバイパス空
    気入口窓部を設け、これら予混合空気入口窓部と前記バ
    イパス空気入口窓部の開度が、一方の空気流量が増大し
    た分だけ他方の空気流量が減少するような前記両窓部の
    開度調節手段を設けたことを特徴とするガスタービン燃
    焼器。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記予混合空気入口
    窓部を前記予混合バーナの円筒状外周壁の円周上に設
    け、前記バイパス空気入口窓部を前記予混合空気入口窓
    部に隣接して設け、これらの予混合空気入口窓部および
    バイパス空気入口窓部に対応する外周側に軸方向に摺動
    する流量調節リングを設けたことを特徴とするガスター
    ビン燃焼器。
  3. 【請求項3】 請求項1および2において、前記バイパ
    ス空気入口窓部から空気を前記燃焼室後部にバイパス空
    気を搬送する連通管を前記内筒の外周に軸方向に配列
    し、同連通管の端部を前記燃焼室後流側の燃焼室内に開
    口させたことを特徴とするガスタービン燃焼器。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3において、前記補助バ
    ーナの燃焼室に突出された筒状の燃料流路を設け、該筒
    状燃料流路の外周に補助バーナ用空気および前記燃料流
    路から燃料が供給され、これらの空気と燃料が予混合さ
    れる環状の室を設け、前記環状の室には予混合流体が燃
    焼室に噴出する出口を設けたことを特徴とするガスター
    ビン燃焼器。
  5. 【請求項5】 請求項(4)記載のガスタービン燃焼器
    の運転方法において、低負荷燃焼時は、補助バーナに対
    する燃料の供給を補助バーナへの空気量に対して過剰に
    供給し、その際、補助バーナから燃焼室内に噴出された
    燃料と空気の混合体に、補助バーナを包囲する前記予混
    合バーナからの空気が作用することにより、補助バーナ
    の外側で拡散燃焼が行われるようにしたことを特徴とす
    るガスタービン燃焼器の運転方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、補助バーナの低負荷
    時は然空比0.06〜0.1の範囲で作動させ、予混合
    バーナ燃料導入時から高負荷側では、0.03〜0.0
    45燃空比一定に設定し、予混合バーナと同等の燃空比
    で全予混合燃焼を行うガスタービン燃焼器の運転方法。
  7. 【請求項7】 請求項5において、タービン無負荷時の
    燃焼器空気配分を補助バーナ空気量8〜15%一定、予
    混合バーナ空気量10〜65%定格まで可変、冷却空気
    量15〜25%一定、バイパス空気量は0〜50%定格
    まで可変制御することを特徴とするガスタービン燃焼器
    の運転方法。
  8. 【請求項8】 請求項1記載において、燃焼器頭部から
    後流側に導くバイパス空気を燃焼室と完全に分離したパ
    イプ状としたことを特徴とする構造。
JP24387591A 1991-09-25 1991-09-25 ガスタービン燃焼器および運転方法 Pending JPH0579630A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8956482B2 (en) 2006-11-30 2015-02-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Ceramics composite member and method of producing the same
JP2015094582A (ja) * 2013-11-11 2015-05-18 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 燃料ノズルパイロットシステムへの高圧空気配送用の燃焼ケーシングマニホールド
CN111788431A (zh) * 2018-01-04 2020-10-16 伍德沃德有限公司 燃烧器组件燃料控制

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