JPH0578246U - 薬剤定量分与器 - Google Patents

薬剤定量分与器

Info

Publication number
JPH0578246U
JPH0578246U JP2907092U JP2907092U JPH0578246U JP H0578246 U JPH0578246 U JP H0578246U JP 2907092 U JP2907092 U JP 2907092U JP 2907092 U JP2907092 U JP 2907092U JP H0578246 U JPH0578246 U JP H0578246U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
setting member
drug
rod
dispensing amount
shaped plunger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2907092U
Other languages
English (en)
Inventor
勝 斉木
昌彦 飯塚
Original Assignee
テルモ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テルモ株式会社 filed Critical テルモ株式会社
Priority to JP2907092U priority Critical patent/JPH0578246U/ja
Publication of JPH0578246U publication Critical patent/JPH0578246U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】薬剤分与量の設定操作が簡単で使い易い薬剤定
量分与器を提供する。 【構成】薬剤とピストンを有する薬剤カートリッジを収
納する薬剤カートリッジ収納部を有し後端が開口した筒
状ハウジングと、ピストンを押圧するための先端部と外
周面に形成された第1のネジ部と後端に設けられた押圧
部とを有する棒状プランジャーと、棒状プランジャーに
取り付けられ外周面に形成された第1の係合部と第1の
薬剤分与量指示部と内周面に形成された棒状プランジャ
ーの第1のネジ部と螺合する第2のネジ部とを有し、第
1のネジ部と第2のネジ部の螺合により軸方向に移動可
能な分与量設定部材と、分与量設定部材の薬剤分与量指
示部を外部より目視可能する軸方向に伸びる窓部と窓部
の周囲に設けられた第1の薬剤分与量表示部と分与量設
定部材の第1の係合部と係合し、かつ、軸方向に伸びる
第2の係合部とを有し、回転させることにより、分与量
設定部材を軸方向に移動させる筒状の分与量設定部材移
動用キャップとを有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、薬剤カートリッジを装着し、かつ、カートリッジ内に充填された薬 剤の分与量の設定およびその分与ができる薬剤定量分与器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、液状の薬剤を定量分与するために、注射器が用いられてきた。この 種の注射器としては、例えば、糖尿病の治療のための液状薬剤であるインスリン の注入用のインスリン注入器がある。 そして、インスリンの投与を一日数回行うことが必要な糖尿病患者は、注射器 および薬剤のアンプル瓶を常に持ち運ばなくてはならず、携帯にも不便であり、 さらに、携帯者自身が糖尿病であることを他人に知られてしまう不安感もあった 。 また、薬剤をアンプル瓶より注入器に分与する際に、注射針をアンプル瓶のゴ ム栓に穿刺する作業が必要であり、インスリンの投与作業が面倒であった。さら に、注射針をアンプル瓶のゴム栓に穿刺した際、注射針の針先が破損あるいは刺 通抵抗が増加するといった危険性もあった。 そこで、カートリッジ内に充填された薬剤を任意の量分与でき、かつ携帯可能 なペン型タイプの薬剤定量分与器が提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のペン型タイプの薬剤定量分与器は、構造が複雑でその分 大型化し、また、分与量の設定操作が複雑で使いづらいという問題点を有してい た。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、構造が簡単で かつ小型であり、さらに、薬剤分与量の設定操作が簡単で使い易い薬剤定量分与 器を提供することにある。
【0005】 上記目的を達成するものは、薬剤と摺動可能なピストンとを有する薬剤カート リッジを収納する薬剤カートリッジ収納部を有し、後端が開口した筒状ハウジン グと、前記薬剤カートリッジの前記ピストンを押圧するための先端部と、外周面 に形成された第1のネジ部と、後端に設けられた押圧部とを有し、前記筒状ハウ ジング内に前記後端開口より挿入された棒状プランジャーと、前記棒状プランジ ャーに取り付けられ、外周面に形成された第1の係合部と、該第1の係合部に設 けられた第1の薬剤分与量指示部と、内周面に形成された前記棒状プランジャー の第1のネジ部と螺合する第2のネジ部とを有し、該第1のネジ部と第2のネジ 部の螺合により、前記棒状プランジャーの軸方向に移動可能な分与量設定部材と 、前記棒状プランジャーおよび前記分与量設定部材を囲繞し、前記分与量設定部 材の前記薬剤分与量指示部を外部より目視可能する軸方向に伸びる窓部と、該窓 部の周囲に設けられた第1の薬剤分与量表示部と、内周面に形成され、前記分与 量設定部材の前記第1の係合部と係合し、かつ、軸方向に伸びる第2の係合部と を有し、回転させることにより、前記分与量設定部材を前記棒状プランジャーの 軸方向に移動させる筒状の分与量設定部材移動用キャップとを有することを特徴 とする薬剤定量分与器である。
【0006】 そして、前記筒状ハウジングは、前記分与量設定部材移動用キャップとの嵌合 部を有していることが好ましい。また、前記筒状ハウジングの前記嵌合部は、前 記分与量設定部材移動用キャップの内径より若干細径に形成されていることが好 ましい。さらに、前記筒状ハウジングの前記嵌合部は、前記分与量設定部材移動 用キャップを着脱自在に嵌合させるものであることが好ましい。そして、前記筒 状ハウジングは、透明性または半透明性材料により形成されており、かつ、外表 面に薬剤残余量表示部を有していることが好ましい。そして、前記筒状ハウジン グは、後端部付近の外周面に、第2の薬剤分与量表示部を有しており、また、前 記分与量設定部材移動用キャップは、先端部の外周面に、第2の薬剤分与量指示 部を有していることが好ましい。そして、前記薬剤カートリッジの前記ピストン は、後端部に第2の凹部を有し、前記棒状プランジャーの前記先端部は、前記ピ ストンの前記第2の凹部に嵌合する第2の凸部を有するものであることが好まし い。そして、前記分与量設定部材移動用キャップの前記第2の係合部は、等角度 離間して複数設けられ、かつ軸方向に平行に伸びる第1の凹部または凸部からな り、また、前記筒状ハウジングの前記嵌合部は、前記分与量設定部材移動用キャ ップの前記第1の凹部または凸部と係合する第1の凸部または凹部を有しており 、該分与量設定部材移動用キャップと該筒状ハウジングの前記嵌合部とは、前記 分与量設定部材移動用キャップの回転により間欠的に前記第1の凹部または凸部 と前記第1の凸部または凹部が係合するクリック機構を形成していることが好ま しい。そして、前記分与量設定部材移動用キャップには、前記窓部を貫通し該窓 部内を摺動可能であり、かつ、前記分与量設定部材の前記棒状プランジャーの軸 方向、後端方向への移動を阻止するストッパーが、設けられていることが好まし い。 また、前記筒状ハウジングは、後端部の内部に、前記棒状プランジャーを囲繞 し、かつ押圧して、前記棒状プランジャーの後戻りおよび回転を防止するゴム部 材を有していることが好ましい。 また、前記筒状ハウジングの前記嵌合部は、外周面に等角度離間して複数設け られ、かつ軸方向に平行な第2の凹部または凸部を有し、前記分与量設定部材移 動用キャップは、先端部内面に前記嵌合部の第2の凹部または凸部と係合する第 2の凸部または凹部を有し、前記嵌合部と前記分与量設定部材移動用キャップと は、該分与量設定部材移動用キャップの回転により、間欠的に前記第2の凹部ま たは凸部と前記第2の凸部または凹部が係合するクリック機構を形成しているこ とが好ましい。 また、前記棒状プランジャーは、外周面に等角度離間して複数設けられ、かつ 軸方向に伸びる第1の凹部を有し、また、前記分与量設定部材は、内周面に前記 棒状プランジャーの第1の凹部と係合する第1の凸部を有し、該棒状プランジャ ーと該分与量設定部材とは、該分与量設定部材の回転により間欠的に前記第1の 凹部と第1の凸部が係合するクリック機構を形成していることが好ましい。さら に、前記棒状プランジャーの前記第1の凹部および前記分与量設定部材の前記第 1の凸部の溝の深さは、前記棒状プランジャーの前記第1のネジ部、または前記 分与量設定部材の前記第2のネジ部の溝の深さより小さいことが好ましい。 さらに、前記筒状ハウジングは、後端部に前記棒状プランジャーの前記第1の 凹部と係合する第3の凸部を有する棒状プランジャー回転防止部材を有している ことが好ましい。
【0007】 そこで、本考案の薬剤定量分与器を図面に示した実施例を用いて説明する。 本考案の薬剤定量分与器1は、薬剤と摺動可能なピストン11とを有する薬剤 カートリッジ10を収納する薬剤カートリッジ収納部21を有し、後端が開口し た筒状ハウジング2と、薬剤カートリッジ10のピストン11を押圧するための 先端部31と、外周面に形成された第1のネジ部32と、後端に設けられた押圧 部33とを有し、筒状ハウジング2内に後端開口より挿入された棒状プランジャ ー3と、棒状プランジャー3に取り付けられ、外周面に形成された第1の係合部 41と、第1の係合部41に設けられた第1の薬剤分与量指示部42と、内周面 に形成された棒状プランジャー3の第1のネジ部32と螺合する第2のネジ部4 3とを有し、第1のネジ部32と第2のネジ部43の螺合により、棒状プランジ ャー3の軸方向に移動可能な分与量設定部材4と、棒状プランジャー3および分 与量設定部材4を囲繞し、分与量設定部材4の薬剤分与量指示部42を外部より 目視可能する軸方向に伸びる窓部51と、窓部51の周囲に設けられた第1の薬 剤分与量表示部52と、内周面に形成され、分与量設定部材4の第1の係合部4 1と係合し、かつ、軸方向に伸びる第2の係合部53とを有し、回転させること により、分与量設定部材4を棒状プランジャー3の軸方向に移動させる筒状の分 与量設定部材移動用キャップ5とを有している。
【0008】 以下、本考案の薬剤定量分与器1を、図1ないし図6に示した一実施例を用い て説明する。 図1は、本考案の薬剤定量分与器の一実施例の斜視図であり、図2は、図1に 示した薬剤定量分与器1の縦断面図であり、図3は図2のA−A線断面図であり 、図4は、図2のB−B線断面図であり、図5は、図2のC−C線断面図であり 、図6は、図1に示した薬剤定量分与器1のストッパー6取付部付近の部分拡大 断面図である。
【0009】 図1に示す実施例の薬剤定量分与器1の筒状ハウジング2は、半透明性材料に より形成されており、図2に示すように、後端が開口している。そして、筒状ハ ウジング2は、薬剤と摺動可能なピストン11とを有する薬剤カートリッジ10 を収納する薬剤カートリッジ収納部21と、嵌合部22とからなり、図1に示す ように、その外表面には、薬剤残余量表示部26と第2の薬剤分与量表示部24 を有している。
【0010】 そして、筒状ハウジング2は、半透明性材料で形成されることにより、使用の 際、薬剤残余量を薬剤残余量表示部26で確認できるように構成されている。薬 剤残余量表示部26には、薬剤定量分与器1を先端側(針ホルダー14側)を下 方として直立させた際、透けて見える薬剤の残余量に対応する目盛りが、印刷、 刻印等により記されている。さらに、筒状ハウジング2の後端は、後述する棒状 プランジャー3を挿入するために開口している。なお、この実施例の筒状ハウジ ング2は円筒状に形成されているが、五角柱等の多角柱とすることにより、転が り防止を図ってもよい。
【0011】 そして、筒状ハウジング2の薬剤カートリッジ収納部21には、薬剤カートリ ッジ10が収納されている。薬剤カートリッジ10は、内部に液状の薬剤(例え ば、インスリン)を充填した状態で、先端部に、注射針12(両頭針)より刺通 されるゴム栓15を有し、後端部に、液密性を保持した状態で、長手方向に摺動 可能なピストン11を有している。そして、このピストン11が薬剤カートリッ ジ10のゴム栓15方向に移動することにより、注射針12から薬剤が分与され るように構成されている。ピストン11は、図2に示すように、後述する棒状プ ランジャー3の第2の凸部35と嵌合する第2の凹部11aを有している。 また、この薬剤カートリッジ収納部21の先端部には、薬剤カートリッジ10 の内部と外部とを挿通する注射針12が、交換自在に取り付けられている。そし て、この注射針12には、注射針12の針先(生体穿刺側)を保護し、かつ、廃 棄後の危険を防止するための針キャップ13が被包されている。さらに、筒状ハ ウジング2の先端部には、注射針12を被包し、保護する針ホルダー14が着脱 自在に取り付けられている。
【0012】 筒状ハウジングの嵌合部22は、後述する分与量設定部材移動用キャップ5を 着脱自在に嵌合させるものであることが好ましく、図2に示すように、分与量設 定部材移動用キャップ5の内径より若干細径に形成されていることが好ましい。 そして、嵌合部22は、図4に示すように、後述する分与量設定部材移動用キ ャップ5の第1の凹部または凸部54と係合する第1の凸部または凹部23を有 しており、分与量設定部材移動用キャップ5と嵌合部22とは、分与量設定部材 移動用キャップ5の回転により間欠的に第1の凹部または凸部54と第1の凸部 または凹部23が係合するクリック機構を形成していることが好ましい。なお、 この実施例においては、第1の凸部または凹部23は、図4に示すように、凸部 に形成されている。さらに、第1の凸部または凹部23の両端には、図4に示す ように、スリット23a,23bが設けられていることが好ましい。
【0013】 第2の薬剤分与量表示部24は、図1に示すように、後述する分与量設定部材 移動用キャップ5の第2の薬剤分与量指示部56により、10unit未満の薬 剤分与量を正確に確認できるように、筒状ハウジング2の後端部付近の外周面に 設けられている。そして、この実施例においては、第2の薬剤分与量表示部には 、72度ごとに0ないし8までの5つの偶数(0,2,4,6,8)が、刻印ま たは印刷等により記されている。
【0014】 そして、この筒状ハウジング2の後端開口から、棒状プランジャー3が挿入さ れている。 棒状プランジャー3は、薬剤カートリッジ10のピストン11を押圧するため のものであり、図2に示すように、薬剤カートリッジ10のピストン11を押圧 するための先端部31と、外周面に形成された第1のネジ部32と、後端に設け られた押圧部33とを有している。 棒状プランジャーの先端部31は、図2に示すように、前述したピストン11 の第2の凹部11aと嵌合する第2の凸部35を有していることが好ましい。こ のように、ピストン11と先端部31を嵌合させ、両者を連結とすることにより 、後述する分与量設定部材4を回転させ、棒状プランジャー3の軸方向、後端方 向に移動させる際、棒状プランジャー3が分与量設定部材4の移動につられて後 端方向に移動してしまうこと(後戻り)を防止できる。また、棒状プランジャー 3の第2の凸部35は、図5に示すように、多角形状(図5では四角形状)の横 断面を有しているので、分与量設定部材4を回転させる際、棒状プランジャー3 が分与量設定部材4の回転につられて回転してしまうことを防止できる。 また、第1のネジ部32は、後述する分与量設定部材4の第2のネジ部43と 螺合し、この螺合により分与量設定部材4を棒状プランジャー3の軸方向に移動 させるためのものである。そして、この実施例においては、第1のネジ部32の ピッチは、前述した筒状ハウジング2の第2の薬剤分与量表示部24の目盛に対 応して設定されている。すなわち、第2の薬剤分与量表示部24の目盛りが、前 述したように、2unit/72゜、360゜で10unitとなるように記さ れていることから、第1のネジ部32のピッチも、10unitの薬剤を分与す るのに必要なピストン11の軸方向への移動距離と同一となるように設定されて いる。これにより、第2の薬剤分与量表示部24に対応した薬剤の分与が可能と なる。 さらに、押圧部33は、薬剤を患者に分与する際に押圧するために設けられて いる。
【0015】 そして、棒状プランジャー3には、外周面に形成された第1の係合部41と、 第1の係合部41に設けられた第1の薬剤分与量指示部42と、内周面に形成さ れた棒状プランジャー3の第1のネジ部32と螺合する第2のネジ部43とを有 し、第1のネジ部32と第2のネジ部43の螺合により、棒状プランジャー3の 軸方向に移動可能な分与量設定部材4が取り付けられている。 第1の係合部41は、後述する分与量設定部材移動用キャップ5の第2の係合 部53と係合し、分与量設定部材4を分与量設定部材移動用キャップ5と共に回 転させるためのものであり、この実施例においては、図3に示すように、36゜ 間隔に設けられた凸凹となっている。 第1の薬剤分与量指示部42は、設定分与量を指示するためのものであり、図 1に示すように、第1の係合部41に設けられている。そして、この薬剤分与量 指示部42の上面には、印刷、刻印等により形成されたマークが設けられており 、このマークと第1の薬剤分与量表示部52とにより、設定された薬剤分与量を 確認できるように構成されている。 なお、この実施例においては、第1の係合部41として、36゜間隔に設けら れた凸凹のすべての凸部にマークが設けられている。これは、前回の分与量が、 例えば26unitである場合、凸部の1つにしかマークが記されていないと、 次回は0を基準に分与量の設定ができない(マークは第2の薬剤分与量表示部2 4の6の後方部分に存在し、0の後方には現れない)からであり、すべての凸部 にマークがあれば、常に0を基準に分与量を設定できるからである。 そして、第2のネジ部43は、第1のネジ部32と第2のネジ部43の螺合に より、分与量設定部材4を棒状プランジャー3の軸方向に移動可能とするために 設けられている。
【0016】 さらに、本考案の薬剤定量分与器1は、棒状プランジャー3および分与量設定 部材4を囲繞し、分与量設定部材4の薬剤分与量指示部42を外部より目視可能 する軸方向に伸びる窓部51と、窓部51の周囲に設けられた第1の薬剤分与量 表示部52と、内周面に形成され、分与量設定部材4の第1の係合部41と係合 し、かつ、軸方向に伸びる第2の係合部53とを有し、回転させることにより、 分与量設定部材4を棒状プランジャー3の軸方向に移動させる筒状の分与量設定 部材移動用キャップ5を有している。
【0017】 窓部51は、図1に示すように、分与量設定部材移動用キャップ5の中間部付 近に設けられており、かつ、所定長、分与量設定部材移動用キャップ5の軸方向 に延びる長孔となっている。そして、この窓部51は、分与量設定部材4の第1 の薬剤分与量指示部42を外部から目視するために設けられたものであり、長孔 を透明性材料で覆ったものでもよい。また、窓部51の周囲には、図1に示すよ うに、第1の薬剤分与量表示部52が設けられている。そして、この第1の薬剤 分与量表示部52には、所定量の薬剤を分与するのに必要なピストン11の移動 距離に対応した目盛りが、印刷、刻印等により記されており、第1の薬剤分与量 指示部42の窓部51内における位置で、薬剤分与量を確認できるように構成さ れている。
【0018】 第2の係合部53は、分与量設定部材4の第1の係合部41と係合し、分与量 設定部材4を分与量設定部材移動用キャップ5と共に回転させ、棒状プランジャ ー3の軸方向に移動させるためのものである。そして、この実施例においては、 第2の係合部53は、図3に示すように、36゜間隔に設けられた軸方向に平行 に伸びる複数の第1の凹部または凸部54を有しており、第1の係合部41の凸 凹と係合するように構成されている。そして、この第1の凹部または凸部54は 、図4に示すように、嵌合部22の第1の凸部または凹部23との間でクリック 機構を形成している。
【0019】 さらに、この実施例の薬剤定量分与器1の分与量設定部材移動用キャップ5は 、図1に示すように、先端部の外周面に、第2の薬剤分与量指示部56を有して いる。この第2の薬剤分与量指示部56は、筒状ハウジング2の第2の薬剤分与 量表示部24とにより、10unit未満の薬剤分与量を正確に確認するために 設けられている。そして、この実施例では、第2の薬剤分与量指示部56は、印 刷、刻印等により形成されたマークであり、このマークと第1の薬剤分与量表示 部52とにより、設定された薬剤分与量を確認できるように構成されている。
【0020】 そして、分与量設定部材移動用キャップ5には、図1に示すように、窓部51 を貫通し窓部51内を摺動可能であり、かつ、分与量設定部材4の筒状ハウジン グ2の軸方向後方への移動を阻止するストッパー6が設けられていることが好ま しい。このストッパー6は、同量の薬剤を再投与する際に、分与量の設定操作を 容易とするためのもので、この実施例においては、図6に示すように、縦断面が I形状となっており、窓部22の周囲に設けられた凹凸部と、ストッパー6に設 けられた凸凹部とが係合し、窓部22内の所要の位置に係止するような構造とな っている。さらに、分与量設定部材移動用キャップ5の内部において、分与量設 定部材4の筒状ハウジング2の軸方向、後方への移動を阻止するように、分与量 設定部材4と当接する構造となっている。
【0021】 つぎに、図7に示す本考案の薬剤定量分与器1の他の実施例について説明する 。 図7は、本考案の他の実施例における嵌合部付近の横断面図である。 そして、図7に示した実施例と図1に示した実施例との相違は、筒状ハウジン グ2の嵌合部22が、外周面に等角度離間して複数設けられ、かつ軸方向に平行 な第2の凹部または凸部25を有し、分与量設定部材移動用キャップ5が、先端 部内面に嵌合部22の第2の凹部または凸部25と係合する第2の凸部または凹 部55を有し、嵌合部22と分与量設定部材移動用キャップ5とは、分与量設定 部材移動用キャップ5の回転により、間欠的に第2の凹部または凸部25と第2 の凸部または凹部55が係合するクリック機構を形成していることである。すな わち、この実施例のクリック機構は、図1に示した実施例のクリック機構と異な り、分与量設定部材移動用キャップ5の第2の係合部53を利用しないものであ る。そして、この実施例では、第2の凸部または凹部55は、図7に示すように 、凸部に形成されている。さらに、第2の凸部または凹部55の両端にはスリッ ト55a,bが設けられていることが好ましい。
【0022】 つぎに、図8ないし図11に示す本考案の薬剤定量分与器1の他の実施例につ いて説明する。 図8は、本考案の他の実施例における棒状プランジャーの部分拡大図であり、 図9は、図8のD−D線断面図であり、図10は、本考案の他の実施例における 分与量設定部材の縦断面図であり、図11は、図10のE−E線断面図である。 そして、図1に示した実施例とこの実施例との相違は、棒状プランジャー3が 、外周面に等角度離間して複数設けられ、かつ軸方向に伸びる第1の凹部34を 有し、また、分与量設定部材5が、内周面に棒状プランジャー3の第1の凹部3 4と係合する第1の凸部44を有し、棒状プランジャー3と分与量設定部材4と は、分与量設定部材4の回転により間欠的に第1の凹部34と第1の凸部44が 係合するクリック機構を形成していることである。すなわち、この実施例の薬剤 定量分与器1は、図1に示した実施例が筒状ハウジング2の嵌合部22と分与量 設定部材移動用キャップ5との間でクリック機構を形成しているのに対して、棒 状プランジャー3と分与量設定部材4との間でクリック機構を形成している。 そして、棒状プランジャー3の第1の凹部34は、図8に示すように、棒状プ ランジャー3の第1のネジ部の山部分を、棒状プランジャーの軸方向に平行に削 ることにより形成されている。また、分与量設定部材4の第1の凸部44は、図 10に示すように、分与量設定部材4の第2ネジ部43の谷部の一部に軸方向に 平行な凸部を設けることにより形成される。なお、この分与量設定部材4の第1 の凸部44は、必ずしも第2のネジ部43に設ける必要はなく、分与量設定部材 4の軸方向上部または下部に形成してもよい。 また、棒状プランジャー3の第1の凹部34および分与量設定部材4の第1の 凸部44の溝の深さは、図9または図11に示すように、棒状プランジャー3の 第1のネジ部32、または分与量設定部材の第2のネジ部43の溝の深さより小 さいことが好ましい。そのようにすることにより、良好なクリック機構を形成で きる。
【0023】 つぎに、図12に示した本考案の薬剤定量分与器1の他の実施例について説明 する。 図12は、本考案の他の実施例における嵌合部付近の部分拡大縦断面図である 。 図12に示した本考案の実施例と、図1に示した本考案の実施例との相違は、 図12に示すように、ピストン11と棒状プランジャー3の先端部31が、それ ぞれ、第2の凹部11a、第2の凸部35を有しておらず、それらに代わる棒状 プランジャー3の後戻り防止および回転防止部材として、筒状ハウジング2の後 端内部に、棒状プランジャー3を囲繞し、かつ押圧するゴム部材8を取り付けた ことである。 そして、このゴム部材8は、図12に示すように、棒状プランジャー3を挿入 する際にゴム部材8の内部に収納されるプランジャー圧接部8a,8bを有する ことが好ましい。このように形成することにより、プランジャー3の回転および 後戻りをより防止できる。
【0024】 つぎに、図13および図14に示した本考案の薬剤定量分与器1の他の実施例 について説明する。 図13は、本考案の他の実施例におけるプランジャー回転防止部材の縦断面図 であり、図14は、図13のF−F線断面図である。 この実施例の薬剤定量分与器1と、図1に示した実施例との相違は、ピストン 11と棒状プランジャー3の先端部31が、それぞれ、第2の凹部11a、第2 の凸部35を有しておらず、それらに代わる棒状プランジャー3の回転防止部材 として、筒状ハウジング2の後端内部に、図13および図14に示すような、棒 状プランジャー3の第1の凹部34と係合する第3の凸部71を有する棒状プラ ンジャー回転止部材7が取り付けられる点である。したがって、この実施例では 、第3の凸部71と第1の凹部34が係合するため、棒状プランジャー3が、分 与量設定部材4の回転に伴って回転することを防止できる。
【0025】
【作用】
つぎに、本考案の薬剤定量分与器1を使用する際の作用を、図1、図15、図 16および図17を用いて説明する。 図1は、本考案の薬剤定量分与器1を使用する前の状態を示しており、第1お よび第2の薬剤分与量指示部42,56は、共に分与量0を指示している。 そして、分与量設定部材移動用キャップ5を把持して、第1の薬剤分与量指示 部42および第1の薬剤分与量表示部52で分与量を確認しながら、分与量設定 部材移動用キャップ5を、図1のX方向に回転させる。このとき、分与量設定部 材4は、分与量設定部材移動用キャップ5と共に回転し、かつ、設定分与量に応 じた距離だけ棒状プランジャー3上を、軸方向後端方向に移動する。図15は、 この設定後の状態を示しており、第1の薬剤分与量指示部42は、30unit 付近を指示しており、第2の薬剤分与量指示部56は、8unitを指示してい る。すなわち、図15は、28unit分与するよう設定した状態である。この ように、本考案の薬剤定量分与器1における分与量設定操作は、分与量設定部材 移動用キャップ5を回転させるのみであり、従来の分与器に比べて極めて容易で ある。 つぎに、分与量設定部材移動用キャップ5を筒状ハウジング2から外す。その 状態が図16に示されており、分与量設定部材4が、設定した分与量を投与する のに必要なピストン11の移動距離と同一距離だけ、棒状プランジャー3の軸方 向、後端方向に移動している。 さらに、針ホルダー14および針キャップ13を外し、注射針12を患者に穿 刺した後、棒状プランジャー3の後端部の押圧部33を押圧すると、プランジャ ー3がハウジング2の先端方向に移動し、その先端部31がピストン11を押圧 し、針先から設定分与量の薬剤が吐出され患者に投与される。この薬剤分与後の 状態が図17に示されている。 投与後は、針キャップ13および針ホルダー14を再び装着する。 また、薬剤分与量が定量であるときは、ストッパー6を窓部51内で軸方向に 移動させ、所定量の位置に係止させておくことにより、分与量の設定操作をより 容易なものとすることができる。すなわち、分与量の設定操作は、分与量設定部 材4の軸方向後端方向への移動が、ストッパー6で阻止されるまで分与量設定部 材移動用キャップ5を回転させることのみとなる。 なお、この薬剤定量分与器1は、内部に収納された薬剤カートリッジ10内の 薬剤がなくなるまでの使い捨てのものとしてもよい。
【0026】
【考案の効果】
本考案の薬剤定量分与器は、薬剤と摺動可能なピストンとを有する薬剤カート リッジを収納する薬剤カートリッジ収納部を有し、後端が開口した筒状ハウジン グと、前記薬剤カートリッジの前記ピストンを押圧するための先端部と、外周面 に形成された第1のネジ部と、後端に設けられた押圧部とを有し、前記筒状ハウ ジング内に前記後端開口より挿入された棒状プランジャーと、前記棒状プランジ ャーに取り付けられ、外周面に形成された第1の係合部と、該第1の係合部に設 けられた第1の薬剤分与量指示部と、内周面に形成された前記棒状プランジャー の第1のネジ部と螺合する第2のネジ部とを有し、該第1のネジ部と第2のネジ 部の螺合により、前記棒状プランジャーの軸方向に移動可能な分与量設定部材と 、前記棒状プランジャーおよび前記分与量設定部材を囲繞し、前記分与量設定部 材の前記薬剤分与量指示部を外部より目視可能する軸方向に伸びる窓部と、該窓 部の周囲に設けられた第1の薬剤分与量表示部と、内周面に形成され、前記分与 量設定部材の前記第1の係合部と係合し、かつ、軸方向に伸びる第2の係合部と を有し、回転させることにより、前記分与量設定部材を前記棒状プランジャーの 軸方向に移動させる筒状の分与量設定部材移動用キャップとを有するものである ので、構造が簡単で従来のものに比して小型化することができるともに、薬剤分 与量の設定操作を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案の薬剤定量分与器の一実施例の
斜視図である。
【図2】図2は、図1に示した薬剤定量分与器1の縦断
面図である。
【図3】図3は、図2のA−A線断面図である。
【図4】図4は、図2のB−B線断面図である。
【図5】図5は、図2のC−C線断面図である。
【図6】図6は、図1に示した薬剤定量分与器1のスト
ッパー6取付部付近の部分拡大断面図である。
【図7】図7は、本考案の他の実施例における嵌合部付
近の横断面図である。
【図8】図8は、本考案の他の実施例における棒状プラ
ンジャーの部分拡大図である。
【図9】図9は、図8のD−D線断面図である。
【図10】図10は、本考案の他の実施例における分与
量設定部材の縦断面図である。
【図11】図11は、図10のE−E線断面図である。
【図12】図12は、本考案の他の実施例における嵌合
部付近の部分拡大縦断面図である。
【図13】図13は、本考案の他の実施例におけるプラ
ンジャー回転防止部材の縦断面図である。
【図14】図14は、図13のF−F線断面図である。
【図15】図15は、本考案の薬剤定量分与器の作用を
説明するための説明図である。
【図16】図16は、本考案の薬剤定量分与器の作用を
説明するための説明図である。
【図17】図17は、本考案の薬剤定量分与器の作用を
説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 薬剤定量分与器 2 筒状ハウジング 3 棒状プランジャー 4 分与量設定部材 5 分与量設定部材移動用キャップ 6 ストッパー 7 プランジャー回転防止部材 8 ゴム部材 8a 圧接部 8b 圧接部 10 薬剤カートリッジ 11 ピストン 11a 第2の凹部 12 注射針 13 針キャップ 14 針ホルダー 15 ゴム栓 21 薬剤カートリッジ収納部 22 嵌合部 23 第1の凸部または凹部 23a スリット 23b スリット 24 第2の薬剤分与量指示部 25 第2の凹部または凸部 26 薬剤残余量表示部 31 先端部 32 第1のネジ部 33 押圧部 34 第1の凹部 35 第2の凸部 41 第1の係合部 42 第1の薬剤分与量指示部 43 第2のネジ部 44 第1の凸部 51 窓部 52 第1の薬剤分与量表示部 53 第2の係合部 54 第1の凹部または凸部 55 第2の凸部または凹部 55a スリット 55b スリット 56 第2の薬剤分与量指示部 71 第3の凸部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬剤と摺動可能なピストンとを有する薬
    剤カートリッジを収納する薬剤カートリッジ収納部を有
    し、後端が開口した筒状ハウジングと、 前記薬剤カートリッジの前記ピストンを押圧するための
    先端部と、外周面に形成された第1のネジ部と、後端に
    設けられた押圧部とを有し、前記筒状ハウジング内に前
    記後端開口より挿入された棒状プランジャーと、 前記棒状プランジャーに取り付けられ、外周面に形成さ
    れた第1の係合部と、該第1の係合部に設けられた第1
    の薬剤分与量指示部と、内周面に形成された前記棒状プ
    ランジャーの第1のネジ部と螺合する第2のネジ部とを
    有し、該第1のネジ部と第2のネジ部の螺合により、前
    記棒状プランジャーの軸方向に移動可能な分与量設定部
    材と、 前記棒状プランジャーおよび前記分与量設定部材を囲繞
    し、前記分与量設定部材の前記薬剤分与量指示部を外部
    より目視可能する軸方向に伸びる窓部と、該窓部の周囲
    に設けられた第1の薬剤分与量表示部と、内周面に形成
    され、前記分与量設定部材の前記第1の係合部と係合
    し、かつ、軸方向に伸びる第2の係合部とを有し、回転
    させることにより、前記分与量設定部材を前記棒状プラ
    ンジャーの軸方向に移動させる筒状の分与量設定部材移
    動用キャップとを有することを特徴とする薬剤定量分与
    器。
JP2907092U 1992-04-03 1992-04-03 薬剤定量分与器 Pending JPH0578246U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2907092U JPH0578246U (ja) 1992-04-03 1992-04-03 薬剤定量分与器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2907092U JPH0578246U (ja) 1992-04-03 1992-04-03 薬剤定量分与器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0578246U true JPH0578246U (ja) 1993-10-26

Family

ID=12266102

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2907092U Pending JPH0578246U (ja) 1992-04-03 1992-04-03 薬剤定量分与器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0578246U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006297090A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Tecpharma Licensing Ag 回転防止ストッパを備える駆動及び(又は)投薬分計量供給モジュール
JP2007519430A (ja) * 2003-10-16 2007-07-19 イーライ リリー アンド カンパニー 一定投与量の薬剤分配デバイス
JP2012522547A (ja) * 2009-04-03 2012-09-27 エス・ホー・エル・グループ・アクチボラゲット 薬剤送達装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007519430A (ja) * 2003-10-16 2007-07-19 イーライ リリー アンド カンパニー 一定投与量の薬剤分配デバイス
JP2006297090A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Tecpharma Licensing Ag 回転防止ストッパを備える駆動及び(又は)投薬分計量供給モジュール
JP4509962B2 (ja) * 2005-04-20 2010-07-21 テクファーマ・ライセンシング・アクチェンゲゼルシャフト 回転防止ストッパを備える駆動及び(又は)投薬分計量供給モジュール
JP2012522547A (ja) * 2009-04-03 2012-09-27 エス・ホー・エル・グループ・アクチボラゲット 薬剤送達装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5226895A (en) Multiple dose injection pen
JP4108884B2 (ja) 薬物送出アセンブリ
JP4331287B2 (ja) ペンニードルマガジンディスペンサ
EP0496141B1 (en) Multiple dose injection pen
US5873462A (en) Pen needle dispenser
US6439276B1 (en) Kit for loading and disposal of hypodermic syringes used for administering medication
JP2799769B2 (ja) 多投与注射器
US5308341A (en) Method of testing the dose accuracy of a medication delivery device
RU2690742C2 (ru) Автоматизированное устройство для инъекций с индикацией правильного соединения компонентов
JP2689372B2 (ja) 薬液供給ペン
US5292318A (en) Syringe filling and metering device for pharmaceutical containers
JP5748669B2 (ja) 薬物送達デバイス
EP1094857B1 (en) A medical delivery device and a cartridge assembly for use in the same
US20120089098A1 (en) Drug Delivery Device
JPH04224764A (ja) 注射器
US5975355A (en) Dosage unit measurer for syringe
JP4705327B2 (ja) 薬剤カートリッジアセンブリ及びその改良
JPH04502877A (ja) 液状又は糊状の複数種の薬品を送り出すための携帯型注射器
JPH04256757A (ja) 定量分与器
BR0208016B1 (pt) mecanismo de acionamento para um dispositivo de injeção .
JPH04256758A (ja) 定量分与器
JPH0578246U (ja) 薬剤定量分与器
JPH0562255U (ja) 薬剤定量分与器
JPH0611337B2 (ja) 注射器及び投薬量調整装置
JPH0582445U (ja) 薬剤定量分与器