JPH0578196U - 電力変換ユニット - Google Patents

電力変換ユニット

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JPH0578196U
JPH0578196U JP1457692U JP1457692U JPH0578196U JP H0578196 U JPH0578196 U JP H0578196U JP 1457692 U JP1457692 U JP 1457692U JP 1457692 U JP1457692 U JP 1457692U JP H0578196 U JPH0578196 U JP H0578196U
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JP
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conductor
igbt
side conductor
unit
power conversion
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JP1457692U
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Inventor
治幸 中嶋
Original Assignee
株式会社東芝
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Abstract

(57)【要約】 【目的】組立や保守・点検が容易で、スイッチング素子
の電流不平衡による寿命の低下を防ぐ。 【構成】ヒートシンク2の両面上段にIGBT1Aをコ
レクタ電極C側を上にして前後方向に複数個取り付け、
ヒートシンク2の両面下段にIGBT1Bを同じくコレ
クタ電極C側を上にして上段と同じ個数取り付ける。上
段のIGBT1Aのコレクタ電極は、正極側導体3A
で、下段のIGBT1Bのエミッタ電極Eは、正極側導
体3Bで接続して、ユニット枠8の前方の正極側入力端
子5A,5Bに接続する。IGBT1Aのエミッタ電極
EとIGBT1Bのコレクタ電極Cは、交流側導体4で
接続して、ユニット枠8の後部の雌形断路部7A,7B
と接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電力変換ニットに係り、特に複数のスイッチング素子が導体で並列 接続された電力変換ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、逆変換装置に組み込まれた従来の一相回路分の電力変換ユニットを示 す斜視図、図5は、図4のB矢視図を示す。
【0003】 図4及び図5において、ユニット枠8の内部中央には、ヒートシンク1が立設 され、このヒートシンク1の図4において矢印B側(以下、左側面という)には 、上部に絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(以下、IGBTと表わす)1Aが コレクタ電極C側を上向きにして3個横に一列に取り付けられている。これらの IGBT1Aの下部には、IGBT1Aと同形格のIGBT1Bが、コレクタ電 極C側を上向きにして同じく3個取り付けられている。同様に、ヒートシンク1 の図4において左後方側(以下、右側面という)には、左側の各IGBT1Aの 取付面の裏側の位置に、同じく同形格のIGBT1Aがコレクタ電極C側を上向 きにしてそれぞれ取り付けられ、これらのIGBT1Aの下部にも、左側のIG BT1Bの取付面の裏側の位置に、同形格のIGBT1Bがコレクタ電極C側を 上向きにして一列にそれぞれ取り付けられている。
【0004】 このうち、上側のIGBT1Aの各コレクタ電極Cは、略L字形に曲げられた 帯板状の正極側導体3Aの長辺部でそれぞれ接続され、これらの正極側導体3A の図示しない短辺部の先端(以下、前端という)には、L字形に曲げられ、前端 がユニットの前方向に突き出た一対の正極側入力導体5Aの後端が接続されてい る。同様に、下側のIGBT3Bの各エミッタ電極Eは、正極側導体3Aと同一 品の負極側導体3Bの長辺部でそれぞれ接続され、これらの負極側導体3Bの図 示しない短辺部の先端には、正極側入力端子5Aと同一品の負極側入力端子5B の後端が接続されている。
【0005】 一方、IGBT1Aのエミッタ電極EとIGBT1Bのコレクタ電極Cは、同 じくL字形に曲げられた正極側導体3A及び負極側導体3Bの2倍の幅の帯板状 の交流側導体14の長辺部でそれぞれ接続され、これらの交流側導体14の前端の短 辺部の先端には、同じくL字形に曲げられ前端がユニットの前方向に突き出た交 流側出力端子6の後端がそれぞれ接続されている。
【0006】 ユニット枠8の外周には、図示しないカバーが取り付けられ、このうち、図示 しない上面カバーの中央部下面には、排気用のフアン9が取り付けられ、図示し ない側面カバーの下部には、図示しないエアフィルタが着脱自在に取り付けられ ている。
【0007】 このように構成された電力変換ユニットにおいては、少なくとも3台のユニッ トが電力変換装置に組み込まれ、各ユニットは、前端の正極側入力端子5Aと負 極側入力端子5Bが図示しない直流電源に接続され、交流側出力端子6は、図示 しない変圧器などの負荷に接続される。したがって、これらの正極側入力端子5 A,負極側入力端子5Bと交流側出力端子6への接続作業は、各ユニットの前面 から行なわれる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このように構成された電力変換ユニットにおいては、前後に配置さ れ、各正極側導体3A,負極側導体3Bと交流側導体14で接続された各IGBT 1A,1Bのうち、後方に位置するIGBT1A,1Bは、その前方のIGBT 1A,1Bに比べて各正極側入力端子5A,負極側入力端子5B及び交流側端子 6までの電路が長くなるので、前方に位置するIGBT1A,1Bと比べて通電 電流が少なくなり、逆に前端のIGBT1A,1Bの通電電流が増えるので、温 度が上り、寿命を損う。
【0009】 さらに、正極側入力端子5A,負極側入力端子5Bと交流側出力端子6に可撓 導体又はケーブルやバスを接続する作業は、隣接端子や上段のユニットに接続さ れるこれらの導体が錯綜してやりにくく、時間がかかる。 そこで、本考案の目的は、組立や保守が容易で、スイッチング素子の電流不平 衡による寿命の低下を防ぐことのできる電力変換ユニットを得ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ユニットに収納されたヒートシンクの両側面の上下段に、上下の端 子の極性を同一方向にして複数のスイッチング素子が取り付けられ、上段のスイ ッチング素子の上部端子相互と下段の前記スイッチング素子の下部端子相互が、 ユニットの前部に入力端子を備えた直流側導体で接続され、上段のスイッチング 素子の下部端子と下段のスイッチング素子の上部端子が、共通の交流側導体で接 続された電力変換ユニットにおいて、ユニットの後部に、交流側導体の後端に接 続された断路部を設けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】
入力端子から直流側導体と各スイッチング素子を経て交流側導体の後端に至る 電路の長さは、各スイッチング素子を通る電路の相互間において同一長さとなり 、外部接続作業は、入力端子だけとなる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の電力変換ユニットの一実施例を図面を参照して説明する。但し 、図4及び図5と重複する部分には、同符号を付して説明を省く。図1は、本考 案の電力変換ユニットを示す斜視図で、従来の図4に対応する図、図2は図1の A矢視図で同じく図5に対応する図、図3は、本考案の電力変換ユニットの接続 図である。
【0013】 図1,図2及び図3において、ヒートシンク2の上部両面に取り付けられたI GBT1Aのコレクタ電極Cは、従来と同一品のL形の正極側導体3Aの長辺部 で互いに接続され、同じく、ヒートシンク2の下部両面に取り付けられたIGB T1Bのエミッタ電極Eも、従来と同一品の負極側導体3Bで接続されている。
【0014】 一方、IGBT1Aのエミッタ電極EとIGBT1Bのコレクタ電極Cには、 従来の交流側導体14と同一帯板で同形状であるが、長辺側の後部がやや長い交流 側導体4の長辺部が同様に接続されている。(注;図1においては、正極側導体 3A及び負極側導体3Bと、交流側導体4との帯材の幅は約3倍の差があるが、 実際は、図2に示す従来と同様に1:2の比である。)この交流側導体4の後端 下部には、ユニット枠8の後端に立設された帯板状の接続導体15の上端がそれぞ れボルトで接続されている。
【0015】 また、ユニット枠8の下部後端には、エポキシ樹脂製の端子台11が横に固定さ れ、この端子台11には、あらかじめ帯板銅材の一対の貫通導体16がそれぞれ埋め 込まれ、端子台11の後面から突き出たこの貫通導体16の後端には、一対の接触片 12や圧縮コイルばね,両ねじボルトなどでなるチューリップ接続形の雌形断路部 7A,7Bがそれぞれ取り付けられている。貫通導体16の後端は、接続導体15の 下端がボルトでそれぞれ締め付けられている。一方、ユニット枠8の前面には、 図示しない取手が取り付けられている。
【0016】 このように構成された電力変換ユニットにおいては、負荷側の接続は、ユニッ ト枠8を、このユニット枠8が収納された箱体の後方に押し込むことで、この電 力変換ユニットが収納された箱体の後部に配設された図示しないバスバーの前面 に突設された図示しない短いU字形の雄側端子に雌形断路部7A,7Bの接触片 12を嵌合させる。逆に、負荷側の接続を外すときには、ユニット枠8を前方に引 き抜いて、雄側端子に嵌合した雌形断路部7A,7Bを引き抜く。
【0017】 また、正極側入力端子5Aと負極側入力端子5Bに可撓導体又はケーブルやバ スを接続するときには、従来の交流側出力端子6と負荷側を接続するケーブルな どがなくなるので、作業が容易で、保守・点検のときのIGBT1A,1Bの取 り換えや、ユニット枠8の引出しが容易になる。
【0018】 一方、正極側入力端子5Aから正極側導体3A及び交流側導体4と接続導体15 を経て雌形断路部7に至る電路は、図2及び図3に示すように、前端,中間及び 後端のIGBT1Aのいずれを通る経路も同じ長さとなり、電路のインダクタン スを含む抵抗値も同じとなるので、各IGBT1Aに流れる電流を等しくするこ とができる。これは、下段のIGBT1Bにおいても同様で、各IGBT1A, 1Bの温度上昇も均一にすることができる。
【0019】 なお、上記実施例では、ヒートシンク2の両側面に取り付けられたIGBT1 A,1Bは、コレクタ電極Cを上側にした例で説明したが、エミッタ電極Eを上 側にして取り付けて、上側の導体を負極側導体とし、下側の導体を正極側導体と してもよい。
【0020】
【考案の効果】
以上、本考案によれば、ユニットに収納されたヒートシンクの両側面の上下段 に、上下の端子の極性を同一方向にして複数のスイッチング素子が取り付けられ 、上段のスイッチング素子の上部端子相互と下段の前記スイッチング素子の下部 端子相互が、ユニットの前部に入力端子を備えた直流側導体で接続され、上段の スイッチング素子の下部端子と下段のスイッチング素子の上部端子が、共通の交 流側導体で接続された電力変換ユニットにおいて、ユニットの後部に、交流側導 体の後端に接続された断路部を設けることで、入力端子から直流側導体と各スイ ッチング素子を経て交流側導体の後端に至る電路の長さを、各スイッチング素子 を通る電路の相互において同一長さとし、外部接続作業を入力端子だけとしたの で、組立や保守・点検が容易で、スイッチング素子の電流不平衡による寿命の低 下を防ぐことのできる電力変換ユニットを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電力変換ユニットの一実施例を示す斜
視図。
【図2】図1のA矢視図。
【図3】本考案の電力変換ユニットの作用を示す接続
図。
【図4】従来の電力変換ユニットの一例を示す斜視図。
【図5】図4のB矢視図。
【符号の説明】
1A,1B…IGBT、2…ヒートシンク、3A…正極
側導体、3B…負極側導体、4…交流側導体、5A…正
極側入力端子、5B…負極側入力端子、6…交流側出力
端子、7A,7B…雌形断路部、8…ユニット枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニットに収納されたヒートシンクの両
    側面の上下段に、上下の端子の極性を同一方向にして複
    数のスイッチング素子が取り付けられ、前記上段の前記
    スイッチング素子の上部端子相互と前記下段の前記スイ
    ッチング素子の下部端子相互が、前記ユニットの前部に
    入力端子を備えた直流側導体で接続され、前記上段のス
    イッチング素子の下部端子と前記下段のスイッチング素
    子の上部端子が、共通の交流側導体で接続された電力変
    換ユニットにおいて、前記ユニットの後部に、前記交流
    側導体の後端に接続された断路部を設けたことを特徴と
    する電力変換ユニット。
JP1457692U 1992-03-18 1992-03-18 電力変換ユニット Pending JPH0578196U (ja)

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