JPH0576559A - 骨折損部用の外部保持・整復ブレース - Google Patents

骨折損部用の外部保持・整復ブレース

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JPH0576559A
JPH0576559A JP3265106A JP26510691A JPH0576559A JP H0576559 A JPH0576559 A JP H0576559A JP 3265106 A JP3265106 A JP 3265106A JP 26510691 A JP26510691 A JP 26510691A JP H0576559 A JPH0576559 A JP H0576559A
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plate
axis
plates
telescopic members
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JP3265106A
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Francine Stef
ステフ フランシーヌ
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GENERAL DE MATERIAL ORUTOPEDEITSUKU CO
GENERAL DE MATERIEL ORTHOPEDIQUE CO
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GEN MATERIAL ORUTOPEDEITSUKU C
GENERAL DE MATERIAL ORUTOPEDEITSUKU CO
GENERAL DE MATERIEL ORTHOPEDIQUE CO
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    • A61B17/60—Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like for external osteosynthesis, e.g. distractors, contractors
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    • A—HUMAN NECESSITIES
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、外科手術を行わずに、四肢の骨
の折損部を整復および結合するのに用いる整形外科用外
部保持・整復装置を提供することを目的とする。 【構成】 伸縮式部材（７、８）が、Ｘ線透過性材料で
製造されその部材の両端に２つの横プレート（９と１
０）を形成し、ロッキング装置（１１）が、上記プレー
トの周縁にはめこまれた２つのチャック（１３と１４）
とともに作動するスライド（１２）で構成され、各フラ
ンジに対する位置調節装置が、角度的に等距離にあり、
長さを個々に調節できて、３つのボールとソケット継手
によって対応するプレートに取付けられている３つのね
じ付きロッド（４０）で構成されている、ことを特徴と
する骨折損部用の外部保持・整復ブレース。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、整形外科用装置に関
し、さらに詳しくは、特に下部と上部の四肢の骨の折損
部を保持し再センタリングを行うことによって、骨の折
損部を整復および結合できるようにすることを目的とす
る装置に関する。
【０００２】この発明は、特に例えばねじこみプレー
ト、ピンなどで構成された外部保持器具に類する整形外
科用外部保持器具に関する。
【０００３】
【従来の技術と課題】内部に取付けられている整形外科
用整復装置が、折損部の整復と結合をたしかに達成でき
るとしても、それらの器具を使用すると侵襲性方法を伴
うことは明らかであり、骨物質に移植されたねじで取付
けられたプレート、帯状体もしくはピンを骨のセグメン
トに取付けることができるように、医師は外傷を受けた
四肢を切開し折れた骨に手をのばして自由にしなければ
ならないことを示している。したがってそれはやっかい
な外科手術の問題であり、手術を行う慣行は、一般にう
まくマスターされているとはいうものの結局は実施され
ている。
【０００４】整形外科用外部保持装置の目的は、肌を貫
通して骨のセグメントに固定されたピンによって、ある
種の外部の横ハーネスを直接移植して、折損した骨のセ
グメントの、必要な位置への固定を保証することによっ
て前記の外科手術をなくすことである。
【０００５】従来の技術として、この効果に対する種々
の提案が知られている。１例としてＩＬＩＺＡＲＯＦの
外部固定器具を挙げることができるが、この器具の主な
欠点は、骨の各種の方向に、肌を貫通して移植される多
数の貫通ピンを使う必要があるということである。この
ような固定器具を用いることは極端に難しい。というの
は、各種のピンを移植するには、これらのピンが、神
経、腱または動静脈系を傷つけることなく筋肉間を通過
するのを保証することが絶対に必要だからである。
【０００６】また、従来技術としては、ＨＯＦＦＭＡＮ
のシステムとして知られている外部保持システムがあ
る。このシステムは、固定用の貫通ピンの間に、接続器
具と支持器具を用いているが、これらの器具は、調節が
比較的やっかいで難しい。
【０００７】ＯＳＴＥＯの外部保持器具には、設計が簡
単であるという発展があったが、互いに関連して調節可
能な２つの伸縮式部品で構成され、その両端にはピンに
よってロックし配置する器具を備えている。かような器
具は、疑いもなく従来の器具を簡単にしているとして
も、述べられている提案は扱いにくい器具をもたらし、
これらのピンの移植の好ましい方向に対応するように、
ピンをロックする器具の方向を簡単かつ迅速で容易に調
節できる可能性はほとんどないということに注目しなけ
ればならない。
【０００８】また、ＯＲＴＨＯＦＩＸ ｃｏｍｐａｎｙ
社が提案している、動的軸接続システムという名称で知
られている他の提案についてのべることも適切である。
この器具は、調節可能な長さの細長い支持体で構成さ
れ、その支持体の両端がピンによって接続されている２
つの末端フランジに対する位置調節装置を備えている。
【０００９】各末端におけるこの位置調節装置は、実際
にはある大きさの滑りを保証するロッキングピンで構成
されているが、整復して結合すべき骨の折損セグメント
間の相対的なセンタリングを修復可能に有害に修復す
る。
【００１０】この発明の目的は、折損した骨のセグメン
トの外部アタッチメントがもたらす問題に応答して、折
損した骨のセグメントの適正で正しい心出しと、整復状
態とセグメントの結合の期間中の維持とを保証するよう
に、相対的に固定しなければならない貫通ピンを好まし
い方向に適応させるあらゆる可能性を与えるため、軽い
が、長さと位置の調節の両方について、迅速、確実で、
永続性のあるしかたで調節できる丈夫な設計の新規なブ
レースを提案することである。
【００１１】この発明の他の目的は、例えば、結合が行
われる期間にわたって補強するために、ブレースが骨折
線を交互に圧迫する機能を実施できるようにする必要が
ある場合に、簡単に適応させることによって、相対的に
限定された弾性クッション機能をはたすことができるよ
うにすることである。
【００１２】この発明の他の目的は、伸長する方法を用
いなければならない場合（この方法自体はいずれにせよ
よく知られている）、必要に応じて外部ブレースに伸長
機能をもたせることができるようにすることである。
【００１３】この発明の他の目的は、外傷をうけた四肢
に密接して外側にはめることができるように比較的容積
が小さい新規なブレースを提供することである。
【００１４】この発明のその外の目的は、分解すること
なく、かつその部品がＸ線写真をとるべき身体部分をか
くす障害物にならないようにＸ線写真をとることができ
るブレースを提供することである。
【００１５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、伸縮式部材がＸ線透過性材料製であ
り、その両端に２つの横プレートを形成し、ロッキング
機構が、上記プレートの周縁にはまっている２つのコレ
クトチャックとともに作動するスライドで構成され、各
フランジにおいては、位置調節装置が等距離角度の位置
にある３つのねじ付きロッドで構成され、これらのロッ
ドは、個々に長さを調節することができ、３つのボール
とソケット継手で対応するプレートに取付けられ、伸縮
式部材の軸に平行である中立位置にのびている、ことを
特徴とする外部ブレースを提供するものである。
【００１６】
【実施例】この発明の課題の各種の他の特徴は、以下に
図面を参照して説明する実施例によって明らかになる
が、この発明を限定するものではない。
【００１７】図１は四肢の骨折部を保持し整復する状態
にある外部ブレースの図である。図２は図１のII−II線
による断面図である。図３は図２のIII−III一点鎖線に
よる縦断面図である。図４はこの発明のブレースの部材
の１つの利用の詳細を拡大して示す縦断面図である。図
５と図６は、図１のＶ−Ｖ線とVI−VI線による断面図で
ある。図７はこの発明のブレースの部材の１つの利用の
変形を示す部分縦断面図である。図８は、この発明のブ
レースの使用の変形を示す、図９のVIII−VIII一点鎖線
による図３に類似の縦断面図である。図９は図８のIX−
IX線による断面図である。
【００１８】図１〜３に示す第１の用途では、番号１０
０で全体が表されているブレースは、骨４が何らかの外
傷によって分割されている四肢３の外側から移植された
ピン１の群と２の群を、骨折線５の両側の２つのセグメ
ント４ａと４ｂにしっかりと接続することを目的とする
ものである。ピン１と２は、セグメント４ａと４ｂそれ
ぞれにねじ止めされ、外部ブレース１によって連結され
る係留点を形成する周知のしかたで移植されている。そ
してこのブレース１００は、骨４が再形成する状態でセ
グメント４ａと４ｂが互いに関連して配置されるよう
に、四肢３の外側を積極的に機械的にしっかりと強く接
続する主要機能と、ピン１の群と２の群の間の相対的な
心合せと方向を調節する少なくとも１つの二次的機能と
をはなさねばならない。方向調節の機能をはたさねばな
らないから、ブレースはさらにセグメント４ａと４ｂ間
のギャップを調節する機能をもっていなければならな
い。
【００１９】横方向の障害物をできるだけ少なくし、Ｘ
線を利用するオプションを与えながら上記機能をはたす
ために、外部ブレース１００は２つの伸縮式部材７と８
で構成された細長い支持体６を備え、その支持体は特に
コンポジット炭素繊維、アラミド繊維またはガラス繊維
主体の物質のようなＸ線透過性物質製のものが有利であ
る。部材７と８は、例えばＨ７ｇ６のような正確なはめ
合い許容差で密着する、相補的なストレート断面を有す
る管とロッドで構成されている。そのストレート断面
は、円形でも多角形でもよく、これらは伸縮式部材７と
８間の固定した角度の心合わせを達成するのに好ましい
選択のようである。円形断面の場合、角度を固定する装
置が部材７と８の間に設けられ、互いに関連して作動す
る。かようなそうちは、例えばトルクおよび溝のような
単一もしくは複数のチャネルで形成されている。伸縮式
部材７と８の相対的な長さは、特定の用途について選択
され、いわゆる長骨の整復、結合および心出しのすべて
の場合に実際に遭遇する最大範囲に対応している。
【００２０】機械加工もしくは成形によって伸縮式部材
７と８を製造する方法は、これら部材が各々、その両端
にプレート９と１０を具備するように設計され、そのプ
レートは伸縮式部材７と８に共通のｘ−ｘ1軸を横切っ
ている。プレート９と１０は、好ましくは、円形で、そ
れぞれ、図２で分かるように部材７と８が両プレートの
中心Ｃに対してずれているように形成されている。この
配列によって、ｘ−ｘ 1軸と、プレート９および１０の
局部周縁との間の半径方向の距離ｒを小さくすることが
できるので積極的な特に強力な接続機構を設けることが
できる。すなわちこの接続機構は、図１に示すように、
四肢３の外面にできるだけ近くに、図１の例が示すよう
に折損した長骨の骨幹に厳密に平行な方向に配置するこ
とができる。
【００２１】伸縮式部材７と８には、縦方向の調節・ロ
ッキング装置１１が取付けられている。上記の装置１１
は、クランピング機構１５と１６を具備する２つのチャ
ック１３と１４で係合されたスライド１２で構成されて
いる。さらにチャック１３と１４は、各々はめこみ穴１
９、２０と係合するためのフィンガー１７、１８を備
え、これらのはめこみ穴はプレート９および１０の周縁
から、好ましくはプレート９と１０における、伸縮部材
７と８に対して角度的に反対側の部分に形成されてい
る。はめこみ穴１９と２０は、好ましくは、チャック１
３と１４の本体の少なくとも一部を受入れるためにプレ
ート９と１０の周縁に設けられている凹部２１と２２の
底部から形成される。
【００２２】上記の調節装置１１によって、ねじ１５と
１６をゆるめてスライド１２を自由して、伸縮式部材７
と８を互いに関連してスライドさせ、その保持される延
長位置に到達するまで伸縮させることができる。ねじ１
５と１６を再び締付けると、スライド１２によって、プ
レート９と１０および伸縮式部材７と８が互いにしっか
りと強力に固定される。
【００２３】プレート９と１０は、伸縮式部材７と８に
対応する面と反対側の面を備え、２つの位置調節装置２
５と２６によって、２つのロッキングフランジ２３と２
４を保持している。これらフランジは各々、ｘ−ｘ1軸
に対して通常共軸に配置されている対称軸ｙ−ｙ1軸を
有するチャック本体２９、３０が延出するプレート２
７、２８を備えている。チャック本体２９と３０は、つ
かみ機構３３で連結され、お互いの間にピン１もしくは
２に対する固定化スロット３４を備えている２つのつか
みジョー３１と３２を備えるよう設計されている。ジョ
ー３１と３２の面は、図３のフランジ２３について示す
ようにｘ−ｘ1軸と平行であってもよく、またはフラン
ジ２４について示すようにｘ−ｘ1軸に対して直角でも
よい。
【００２４】位置調節装置２５と２６は構造が同じであ
る。その理由の１つは図４を参照して以下にのべる。そ
れ故に、同じ参照番号を与えられた同じ技術的装置は第
２の装置に相当することに留意しなければならない。
【００２５】特に装置２５を示す図４は、位置調節装置
が、プレート９と２７の間で、プレート２７の面に対し
て直角方向にプレート２７を貫通する３つの角度的に等
距離のねじ付きロッド４０を作動させるのを示してい
る。またこれらのロッドは、ねじとカウンターねじのシ
ステムのようなロッキング機構４１によって、プレート
２７に対して長さを調節することができる。各ねじ付き
ロッド４０は、プレート９に設けられている相補的スロ
ット４３に取付けられるボール形ヘッド４２を備えてい
る。各ボール４２は、参照番号４２ａで示すようなロッ
ド４０に連結される独立の要素で構成されているか、ま
たは一方、参照番号４２ｂで示すようなロッド４０の一
体部分であってもよい。スロット４２内のボール４０の
回転の相対容量は、ねじなど４５によってプレート９に
固定されるロッキングカウンタープレート４４で保持さ
れている。
【００２６】ナット４１によって、各ロッド４０の長さ
を調節することができ、その結果プレート９とプレート
２７の間の間隔の大きさを調節することができる。それ
故に多様な位置調節を行って、スロット３４の面ｙ−ｙ
1が骨のセグメントへのピンの移植の方向に対応するよ
うに、プレート２７を正確かつ適切に調節することがで
きる。
【００２７】それ故に、ピン１と２を移植した後、ブレ
ースは容易に調節することができ、カウンターナット４
１、ねじ３３およびチャック１３と１４を締付けること
によって、しっかりと接続されている一群のピンの上
に、フランジ２３と２４を取付けることができる。これ
らの設定は勿論、同じ技術的機構に基づいて作動させる
ことによって常に調節され、セグメント４ａと４ｂの整
復を完了して、相対的な空間の配置を展開して生成す
る。
【００２８】調節がなされたならば、１５、１６、４１
および３３のような各種の装置を最終的に締付けること
によって、決められた好ましい配置を常に保証して維持
し保証することができ、その結果、セグメント４ａと４
ｂが骨折の結合に有利な整復の状態に保持される。
【００２９】周知のように、折れた骨を結合させる場
合、固定された骨の強度に好都合の負荷を累進的に再度
かけることによって結合させる骨の圧縮相（ｃｏｍｐｒ
ｅｓｓｉｏｎ ｐｈａｓｅ）が有利に生成される。この
発明による外部保持ブレースは上記の方法を利用でき
る。実際にプレート９と１０は、特に伸縮式部材７と８
が偏心位置にあるため、伸縮式部材に対して反対側の角
度的に１／２のところに、はめこみ穴１９、１９ａと２
０、２０ａを具備する２１、２１ａおよび２２、２２ａ
のような２シリーズのハウジングを備えている。したが
って固定化しているときと固定化するときがきたとき
に、ハウジング２１ａと２２ａに、軸方向の走行が制限
されている調節可能な弾性の緩衝器５０を組込んだ置換
ロッキング機構１１ａを取付けることができる。機構１
１ａは例えばねじ付きロッド５１で構成され、このロッ
ドは傾斜（ａｎｇｕｌａｒ）ロッキングもしくは解除シ
ステム５２によって、ハウジング１９ａもしくは２０ａ
の一方にはめこむことができるフィンガー５５で延出さ
れるリング５４に取付けられている。ねじ付きロッド５
１は、ねじ込み式シャフト５６とともに作動し、肩部５
７を越えて延出して切取り部５８（ｃｒｏｐｐｅｄ ｐ
ａｒｔ）を形成し、この切取り部をこえてロッド５９が
延出し、このロッド５９は、凹部１９ａ，２０ａの一方
に係合する位置にあるフィンガー６１によって半径方向
に延出されたリング６０を貫通している。ロッド５９
は、その末端に、肩部５７とリング６０の間に位置して
切取り部５８を囲む弾性機構６３に圧縮応力をかける作
用をする軸方向調節システム６２を備えている。システ
ム６２による調節は、リング６０と切取り部５８間に、
ばね６３の弾性変形の限定範囲ｅに相当する距離を形成
するよう設計される。
【００３０】置換ロッキング機構１１ａをプレート９と
１０に取付けて調節したならば、主機構１１は取外す。
【００３１】このような状況下で、保持ブレースは、第
一に、ブレースおよびプレート９、１０間に、ハーネス
システム（ｈａｒｎｅｓｓ ｓｙｓｔｅｍ）のしかたで
伝達される負荷を加えることによって、骨を圧縮応力下
に置くのに使用することができ、プレート９と１０は弾
性緩衝器５０の緩衝範囲ｅに対応して相対的に近づく。
範囲ｅが利用されつくされてしまうと、シャフト５６
は、リング６０に対して積極的に押し付けられ、緩衝器
５０によって受け入れられる以上の最大圧縮負荷にたえ
るようにハーネスを適切に再構成する。したがって緩衝
の範囲ｅが相殺されない限り、その負荷の一部が骨に吸
収され、ばね６３の特性とシステム６２によって与えら
れる調節を適正に選択することによって、結合される骨
に、局部的に調節可能で累進的に圧縮負荷をかけること
ができる。
【００３２】上記の機能は置換ロッキング機構１１ａに
よって与えられる唯一の自由度が軸ｘ−ｘ1に平行なこ
とであるから、センタリングを維持するという先にのべ
た機能を廃止するものではないということに留意しなけ
ればならない。
【００３３】またこの発明の外部ブレースは、その構成
のために、２つの四肢の相同の骨に長さの差が発見され
た場合に時々利用される骨の伸長法の用途に用いること
ができる。このような長さの差異は成長の欠陥または物
質の偶発的な欠損が原因である。この伸長法は、同時に
結合を行っている場合は、骨折ライン５で分離されてい
る４ａと４ｂのごとき骨のセグメント間に、わずかに相
対的に、累進的なギャップを生成させ、行われる。
【００３４】このような結合と同時に行う方法を実施で
きるようにするには、ロッキングと調節を行う装置１１
もしくは１１ａを、図８と９に示す装置１１ｂで取替え
る。１１ｂのような装置は、単独もしくは、図１と２に
記載されている装置１１と組合せて、プレート９と１０
に適合させるよう設計されている。
【００３５】装置１１ｂは、主として、マイクロメータ
スクリュー形のジャッキで構成され、このジャッキは、
はめこみ穴１９、１９ａ、２０、２０ａの１つに係合す
るように設計されたフィンガー６７によって半径方向に
のびるリング６６に固定されたねじ込みシリンダー６５
を備えている。リング６６に取付けられリング６６から
突出しているねじ込みシリンダー６５は、ｘ−ｘ1軸に
平行にのび、これを駆動する電気式のモータ減速機６９
と接続されたねじ６８とともに作動する。ねじ６８は、
好ましくは、はめこみ穴１９、１９ａ、２０、２０ａの
１つに取付けうるフィンガー７１によって、半径方向に
のびるリング７０に回転可能に取付けられている。ねじ
６８は、例えばリング７０上のケーシングに設置できる
モータ減速機６９の駆動シャフトに取付けられた歯車ホ
イール７３に永久係合する歯車７２を備えている。
【００３６】モータ減速機６９を間欠的に運転すること
によって、スクリュー６８を所望の変位に対応する方向
に回転させて、プレート９と１０を、互いに近づける
か、または伸長相が所望のときにはプレート９と１０を
はなれさせる。
【００３７】この発明の各種の変形はこの発明の範囲か
ら逸脱することなく導入することができるので、この発
明は本願に記載され示されている実施例によって限定さ
れない。
【図面の簡単な説明】
【図１】四肢の骨折部を保持し整復する状態にある外部
ブレースの図である。
【図２】図１のII−II線による断面図である。
【図３】図２のIII−III一点鎖線による縦断面図であ
る。
【図４】この発明のブレースの部材の１つの利用の詳細
を拡大して示す縦断面図である。
【図５】図１のＶ−Ｖ線による断面図である。
【図６】図１のVI−VI線による断面図である。
【図７】この発明のブレースの部材の１つの使用の変形
を示す部分縦断面図である。
【図８】この発明のブレースの使用の変形を示す、図９
のVIII−VIII一点鎖線による図３に類似の縦断面図であ
る。
【図９】図８のIX−IX線による断面図である。
【符号の説明】
１００ ブレース １，２ ピン ３ 四肢 ４ 骨 ４ａ，４ｂ 骨折部のセグメント ５ 骨折線 ６ 細長支持体 ７，８ 伸縮式部材 ９，１０ プレート １１，１１ａ，１１ｂ 調節ロッキング装置 １２ スライド １３，１４ チャック １５，１６ クランピング機構 １９，１９ａ，２０，２０ａ はめこみ穴 ２１，２２ 凹部 ２３，２４ フランジ ２５，２６ 位置調節装置 ２７，２８ プレート ３１，３２ つかみジョー ４０ ねじ付きロッド ５０ 緩衝器 ６２ 軸方向調節システム

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ２つの伸縮式部材（７、８）で構成され
    ている細長支持体（６）、これらの伸縮式部材を位置調
    節手段（２５、２６）によって、調節しロックする装置
    （１１）、および細長支持体のｘ−ｘ1軸の方向とは異
    なる方向に向くようにフランジで把持され、四肢の外側
    から、折れた骨（４）の折損線（５）のいずれかの側に
    ねじ止めされるように設計されている可動ピン（１、
    ２）を備える種類の骨折損部用の外部保持・整復ブレー
    スであって、 伸縮部材（７、８）がＸ線透過性材料で製造され、この
    部材の両端に、２つの横プレート（９と１０）を形成
    し、 ロッキング装置（１１）が、上記プレートの周縁に設け
    られた２つのチャック（１３と１４）とともに作動する
    スライド（１２）で構成され、 各フランジに対する位置調節装置が、角度的に等距離に
    あり、長さを個々に調節可能で、３つのボールとソケッ
    ト継手によって対応するプレートに取付けられている３
    つのねじ付きロッド（４０）で構成されている、 ことを特徴とする骨折損部用の外部保持・整復ブレー
    ス。
  2. 【請求項２】 伸縮式部材（７、８）が、フランジ（２
    ３と２４）を有するプレート（９と１０）に対して偏心
    しており、フランジの対称軸ｙ−ｙ1が伸縮式部材の軸
    ｘ−ｘ1と共軸であることを特徴とする請求項１記載の
    ブレース。
  3. 【請求項３】 伸縮式部材（７、８）が、角度固定装置
    によって同時に作動することを特徴とする請求項１また
    は２に記載のブレース。
  4. 【請求項４】 ロッキング装置（１１）がスライド（１
    ２）で構成され、このスライドが、プレート（９と１
    ０）の周縁に半径方向に設けられたはめこみ穴（１９と
    ２０）にはまっているフィンガー（１７と１８）で、ス
    ライドの軸に直角に設置されている２つのチャック（１
    ３と１４）とともに作動することを特徴とする請求項１
    〜３のいずれか１つに記載のブレース。
  5. 【請求項５】 フランジの少なくとも一方が、ピンをロ
    ックするためのスロット（３４）を形成するチャック本
    体（２９）を保持するプレート（２７）を備え、そのス
    ロットが、プレート（２７）が対応するプレートに平行
    である中立位置に対して、伸縮式部材の軸にそって通過
    する共通面ｙ−ｙ1に配置されていることを特徴とする
    請求項１〜４のいずれか１つに記載のブレース。
  6. 【請求項６】 フランジの少なくとも一方が、ピンをロ
    ックするためのスロット（３４）を形成するチャック本
    体（３０）を保持するプレート（２８）を備え、そのス
    ロットが、プレート（２８）が対応するプレートに平行
    である中立位置に対して伸縮式部材の軸に直角な面に設
    けられていることを特徴とする請求項１〜５のいずれか
    １つに記載のブレース。
  7. 【請求項７】 スライド（１２）が、調節可能で走行距
    離が限定されている弾性緩衝器５０を備えていることを
    特徴とする請求項１〜６のいずれか１つに記載のブレー
    ス。
  8. 【請求項８】 伸縮式部材（７と８）を調節するための
    装置（１１）が、プレート間に取付けられたマイクロメ
    ータスクリュー形ジャッキ（１１ｂ）で構成されている
    ことを特徴とする請求項１〜７に記載のいずれか１つに
    記載のブレース。
  9. 【請求項９】 マイクロメータスクリュー形ジャッキ
    （１１ｂ）が、細長支持体によって保持されている電気
    式モータ減速機に接続されていることを特徴とする請求
    項８記載のブレース。
  10. 【請求項１０】 マイクロメータスクリュー形ジャッキ
    が、一方には、伸縮式部材（７と８）のｘ−ｘ1軸に平
    行にのびるプレートの１つから突出するように固定して
    取付けられたねじこみシリンダー（６５）を備え、他方
    には、ねじ（６８）と可逆駆動モータ（６９）を支持す
    るケーシング（７４）を備え、そのケーシングが第２の
    プレートに取付けられ、その結果そのねじは、それがね
    じこまれているシリンダーとともに作動することを特徴
    とする請求項８または９に記載のブレース。
JP3265106A 1990-10-12 1991-10-14 骨折損部用の外部保持・整復ブレース Pending JPH0576559A (ja)

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