JPH0576213B2 - - Google Patents

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JPH0576213B2
JPH0576213B2 JP63327701A JP32770188A JPH0576213B2 JP H0576213 B2 JPH0576213 B2 JP H0576213B2 JP 63327701 A JP63327701 A JP 63327701A JP 32770188 A JP32770188 A JP 32770188A JP H0576213 B2 JPH0576213 B2 JP H0576213B2
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JP
Japan
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radiating element
polarization
polarized wave
mobile station
receiving
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JP63327701A
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JPH02174321A (ja
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Kimio Myasaka
Koji Abe
Yoshihiko Kitano
Juichi Otsutsu
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UCHU TSUSHIN KISO GIJUTSU KENK
UCHU TSUSHIN KISO GIJUTSU KENKYUSHO KK
Original Assignee
UCHU TSUSHIN KISO GIJUTSU KENK
UCHU TSUSHIN KISO GIJUTSU KENKYUSHO KK
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Publication date
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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は静止衛星に搭載した中継器を介して
地上の移動局間又は移動局と固定局間の通信を行
うための偏波を共用したマルチビーム移動体衛星
通信方式における移動局用偏波共用送受信装置に
関するものである。
「従来の技術」 第6図に従来のマルチビーム移動体衛星通信シ
ステムの移動局と静止衛星間のリンク(モーバイ
ルリンク)のゾーンを示す。サービス領域は複数
のゾーン10に分割され、これらゾーン10間を
移動局11が移動する。ゾーン10中の数字はゾ
ーン毎に付与した割当周波数等の番号であり、偏
波は右旋又は左旋の円偏波を一律に使用してい
る。移動局11の送受信装置の構成を第7図に示
す。円偏波放射素子12はダイプレクサ13に接
続され、ダイプレクサ13に送信回路14と受信
回路15とが接続される。
従来、この種の衛星通信方式のモーバイルリン
クには、UHF、Lバンド、Sバンドの周波数帯
の一部が割り当てられている。これらの割当帯域
幅は、今後見込まれる需要を充分満たすだけの広
さがないため、第6図に示すごとく地域分割した
ゾーンを構成して周波数の再利用を行い、収容チ
ヤネルの増大を狙いとしたマルチビーム方式が考
えられ、各国で実用化が進められている。偏波に
ついては、伝搬路或は受信側での周囲の環境によ
る偏波の回転等による回線品質の劣化を軽減する
ため、円偏波で、しかも片偏波のみが使われてお
り、このため移動局が他のビームで照射するゾー
ンへ移動しても使用偏波の切換は不要である。こ
のため、移動局の送受信装置は、第7図に示すご
とくゾーン間移動に伴つて使用偏波を自動的に切
り換えることを可能とする構成とはしていない。
なお、このとき各ビームに対する周波数配置の前
提には、同一周波数を使用するビーム間の干渉量
を抑圧するため、衛星搭載アンテナの放射パター
ンを勘案し、ほぼ2ビーム間隔で同一周波数を割
り当てるのが通常となつている。
「発明が解決しようとする課題」 将来、さらに需要が増大した場合、限りある周
波数資源を一層高度に有効利用するため、同一周
波数の繰返しを従来の2ビーム間隔から1ビーム
間隔に変更する要求が生ずる。ビーム間干渉量を
増大させずにこれを実現する有力な方策の1つ
は、同一周波数を使用するビームのうち最も近接
するビーム間で相互に異なる偏波を使用すること
である。このとき、各ゾーンには右旋又は左旋い
ずれかの偏波が割り当てられるため、移動体は他
ゾーンへの移動に伴い移動先ゾーンに割り当てら
れた偏波を選択しなければならない。しかも不定
期に発生する着信呼出信号の受信及び応答等に備
え、この選択機能は自動化される必要がある。
以上のとおり、偏波を共用する場合、偏波の自
動選択機能が必要であり、従来の片偏波のみで送
受信する移動局の送受信装置技術では不都合であ
る。
この発明では、上記のような不都合を解消する
ためになされたもので、偏波を共用したマルチビ
ーム移動体衛星通信方式において、モーバイルリ
ンクの無線ゾーン毎の右旋と左旋のいずれかの指
定偏波に対し、移動局がその所在するゾーンの指
定偏波を自動的に検知、選択し得る移動局用偏波
共用送受信装置を提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 この発明に係わる移動体衛星通信の移動局用偏
波共用送受信装置は、移動局において、両偏波い
ずれも選択的に受信し得る円偏波放射素子及び偏
波を切り換えるための給電切換回路等からなるア
ンテナ系、受信強度比較回路及びその他の送受信
回路から構成される無線設備を備え、これにより
移動局が所在する可能性のある一又は複数のゾー
ンの着信呼出その他の制御チヤネル信号をそれぞ
れ受信及び所存ゾーンを特定すると共に送受信偏
波をそのゾーンの指定偏波に設定するようにした
ものである。
「作用」 この発明における移動体衛星通信の移動局用偏
波共用送受信装置は、円偏波放射素子とその放射
素子の二つの給電点間の相対位相を切り換えるた
めの給電切切換器を備えるか又は偏波放射素子と
してポラライザを配置すると共に給電切換器とし
て水平と垂直の両偏波を選択的に放射できる直線
偏波一次放射素子を備えることにより右旋と左旋
の円偏波の選択を可能とし、移動局が所在する可
能性のある一又は複数のゾーンの着信呼出その他
の制御チヤネル信号を前記アンテナ回路と受信回
路でそれぞれ受信し、その受信強度を受信強度比
較回路で比較して所存ゾーンを特定すると共に送
受信偏波をそのゾーンの指定偏波に設定するもの
である。
「実施例」 第1図にこの発明の実施例を示し、第7図と対
応する部分には同一符号を付けてある。円偏波放
射素子12に90°ハイブリツド16が接続され、
90°ハイブリツド16とダイプレクサ13との間
に給電切換器17が接続され、受信回路15に受
信強度比較回路18が接続される。
右旋円偏波(RHCP)が円偏波放射素子12に
入射すると、90°ハイブリツド16の出力端のR
側にその出力が現れ、左旋円偏波(LHCP)が入
射すると、90°ハイブリツド16のL側にその出
力が現われる。90°ハイブリツド16は円偏波放
射素子12の給電点に相互に±90°の位相で給電
するためのものである。給電切換器17は受信強
度比較回路18からの偏波選択制御信号により
90°ハイブリツド16のRとLのいずれかの給電
端を送受系統と接続するものであり、このRとL
の選択で送受信偏波を定めることができる。ダイ
プレクサ13は送信と受信で一つのアンテナを共
用するためのものである。送信回路14は送信入
力に対し、変調、周波数変換、増幅をする。受信
回路15は搬送周波数別に復調すると共にその信
号強度を出力する。受信強度比較回路18は給電
切換器17を動作させる偏波切換制御信号を出力
すると共に受信回路15の出力する受信強度信号
を監視及び比較する。
第5図に示したゾーン構成例において移動局が
一のゾーンから隣接ゾーンへ移動する場合の第1
図の実施例の動作を説明する。なお、第5図にお
いてRとLはゾーンの指定偏波を意味する。
移動局11が隣接ゾーンとの境界領域を越えて
移動すると移動局11の受信強度が基準レベルよ
りも低下することによりゾーン間移動であること
を受信強度比較回路18で検知する。なお、この
ときの受信波はゾーン毎に衛星から発射されてい
る着信呼出その他の制御チヤネル信号の電波を用
いることができる。前に所在していたゾーンに隣
接している複数のゾーンのうち、いずれのゾーン
へ移動したか、即ちそのゾーンに割当てられた周
波数帯と偏波を特定するため、一又は複数の隣接
ゾーンの着信呼出その他の制御チヤネル信号の電
波に対しその割当周波数と偏波を組み合わせて順
次受信する。このとき偏波については受信強度比
較回路18の偏波切換制御信号による給電切換器
17の動作で円偏波放射素子12の偏波を切り換
えることにより、又周波数については受信回路1
5の局部発信周波数を変化させること等によりそ
れぞれ切り換える。その結果、受信強度比較回路
18が最も受信強度の強いときの周波数と偏波の
組合せを検出し、所在ゾーンを特定すると共に指
定偏波を選択する。
上記実施例では、一の円偏波放射素子を送受で
共用する場合を示したが、第2図に示すごとく、
一の円偏波放射素子を受信専用とし更に他の円偏
波放射素子を送信専用とすることでダイプレイク
サ13を不要とし、給電切換器17を送受両系統
に配置することでも同様な効果が得られる。
又、第3図の実施例に示すごとく、円偏波放射
素子と90°ハイブリツドの代わりにポラライザ1
9と直線偏波放射素子21と用い、更に給電切換
器17によつて直線偏波放射素子21の給電端を
切り換えて直線偏波放射素子21の偏波が切り換
わる構成とすることでも同様な効果が得られる。
第3図のポラライザ19の具体例として、第4図
にメアンダラインポラライザ19a及びクロスダ
イポールポラライザ19bの例を示す。メアンダ
ラインポラライザ19aは、第4図aにその一例
を示すごとく、誘電体基板上に導体のパターンを
形成したもので、電波がここを通過する際、二つ
の成分E〃とE⊥との間に90°の位相差をつける
ように設計されているので円偏波と直線偏波との
変換器として働く。即ち、クランク状導体線路に
沿う方向に対し45°の角度をなす偏波面を持つ直
線偏波を右旋偏波、一方135°の角度をなす偏波面
を持つ直線偏波を左旋偏波にそれぞれ変換する。
なお、第3図において、Vは前者の直線偏波とそ
の給電端、Hは後者の直線偏波とその給電端をそ
れぞれ意味し、Rは右旋円偏波、Lは左旋円偏波
を意味する。又、クロスダイポールポラライザ1
9bは、第4図bにその一例を示すごとく、一方
のダイポールと他方のダイポールとの間に90°の
位相差をもたせたものであり、前記メアンダライ
ンポラライザと同様な効果を持つ。
「発明の効果」 以上のように、この発明によれば、移動局が、
その所在するゾーンに割り当てられた右旋又は左
旋いずれの偏波も自動的に選択するようにしたの
で、偏波を共用したマルチビーム移動体衛星通信
方式において移動局がゾーン間移動をする場合も
送受信可能状態が自動的に継続されることにより
円滑な通信に寄与する効果があり、したがつて従
来の片偏波のみを用いた移動体衛星通信方式に比
較して周波数の有効利用に優れた偏波を共用した
マルチビーム移動体衛星通信方式の導入を容易と
する効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロツク
図、第2図はこの発明の他の実施例を示すブロツ
ク図、第3図はこの発明の中の円偏波放射素子及
びその放射素子への給電の他の実施例を示す図、
第4図は第3図中のポラライザの具体例を示す
図、第5図は偏波を共用した場合の移動体衛星通
信方式のゾーン構成を示す図、第6図は従来の移
動体衛星通信方式のゾーン構成を示す図、第7図
は従来の移動局の送受信装置を示す図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 モーバイルリンクのゾーン毎に割り当てられ
    た無線周波数帯域に対応して、搬送周波数別に復
    調すると共にその信号強度を出力する受信回路
    と、音声又はデータによる被変調波を搬送周波数
    に変数及び増幅する送信回路とを備えた移動体衛
    星通信の移動局用送受信装置において、 右旋と左旋の両偏波を選択的に放射する円偏波
    放射素子と、 その円偏波放射素子の二つの給電点間の相対位
    相を切り換えできるようにその円偏波放射素子と
    上記受信回路及び送信回路との間に配置された給
    電切換器と、 上記受信回路の各受信強度出力を比較する受信
    強度比較回路とを設け、 これらにより移動局が所在する可能性のある一
    又は複数のゾーンの着信呼出その他の制御チヤン
    ネル信号をそれぞれ受信及び比較して所在ゾーン
    を特定すると共に送受信偏波をそのゾーンの指定
    偏波に設定することを特徴とする移動体衛星通信
    の移動局用偏波共用送受信装置。 2 上記給電切換器は、送受信共用の円偏波放射
    素子とダイプレクサとの間に配置されていること
    を特徴とする請求項1記載の移動体衛星通信の移
    動局用偏波共用送受信装置。 3 上記円偏波放射素子は送信用と、受信用とが
    設けられ、その送信用円偏波放射素子と上記送信
    回路との間に第1の上記給電切換器が設けられ、
    上記受信用偏波放射素子と上記受信回路との間に
    第2の上記給電切換器が設けられていることを特
    徴とする請求項1記載の移動体衛星通信の移動局
    用偏波共用受信装置。 4 上記円偏波放射素子としてポラライザを備
    え、上記給電切換器として水平と垂直の両偏波を
    選択的に放射する直線偏波一次放射素子を備えた
    ことを特徴とする請求項1,2又は3記載の移動
    体衛星通信の移動局用偏波共用受信装置。
JP63327701A 1988-12-27 1988-12-27 移動体衛星通信の移動局用偏波共用送受信装置 Granted JPH02174321A (ja)

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JP63327701A JPH02174321A (ja) 1988-12-27 1988-12-27 移動体衛星通信の移動局用偏波共用送受信装置

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KR20020040724A (ko) * 2002-05-07 2002-05-30 하덕호 역선회 원편파를 이용한 직교 주파수 분할 다중화 방법 및시스템
BR0318099B1 (pt) 2003-02-12 2017-11-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd Reception apparatus and receipt method
JP2006033306A (ja) * 2004-07-15 2006-02-02 Sony Corp 無線通信装置およびその制御方法
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JP6353272B2 (ja) * 2014-05-16 2018-07-04 日本放送協会 信号処理装置

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