JPH0576141U - 無線式の双方向光通信装置 - Google Patents

無線式の双方向光通信装置

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JPH0576141U
JPH0576141U JP2259692U JP2259692U JPH0576141U JP H0576141 U JPH0576141 U JP H0576141U JP 2259692 U JP2259692 U JP 2259692U JP 2259692 U JP2259692 U JP 2259692U JP H0576141 U JPH0576141 U JP H0576141U
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JP
Japan
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signal
control
light
light receiving
received
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JP2259692U
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English (en)
Inventor
老 沼 一 夫 海
野 田 実 小
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光の回り込み現象により発光信号を受光部で
直接受けるのを防ぐ。 【構成】 この無線式の双方向光通信装置は、遠隔制御
装置の制御部(11)から発光部を介して制御機器に光
の断続信号からなる制御信号を送り、前記制御機器から
の光の断続信号からなる応答信号を受光部を介して前記
制御部(11)の受光部で受け、前記制御部(11)か
ら送出される制御信号の一部を受け、この制御信号のデ
ューティを変えて回り込み現象により前記受光部で受け
た信号を相殺する回り込み禁止回路(21)を備えたも
のである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、無線式の双方向光通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
光通信は、有線において問題となるインピーダンス整合、寄生容量、設置場所 の制限等の問題を生じず、このため、クーラーの冷房制御や、テレビやビデオ装 置のチャンネル制御等の家庭用機器、あるいは種々の場所に設置された自動販売 機のような機器の内部を作業者が直接機器を開閉操作することなく現状を調べる 装置などにも使用されるようになってきた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このような光通信においては、双方向で通信されることが多く、このような双 方向光通信データ伝送システムにおいては、遠隔制御装置の発光部から送出され た光が制御装置自身の受光部で直接受信する、いわゆる回り込み現象を生じて誤 動作をするケースがあった。
【0004】 図3は、従来の双方向光通信データ伝送システムにおいて用いられる遠隔制御 装置の送受光部の一例を示しており、同図において、制御部(CPU)11から 送出される制御信号CSは、発光部の変調器12にクロックCKにしたがって取 り込まれ、ここで変調された後、出力側に配置された出力トランジスタ13をオ ン/オフさせて発光ダイオード14を点滅させ、制御機器に光制御信号LCSと して送出される。この場合、発光ダイオード14から送出された光制御信号LC Sの一部は、乱反射され、前述した回り込み現象により受光部を構成する受光ダ イオード15で受光され、アンプ16を介して制御部11に送り込まれ、この制 御部11にあたかも制御機器からの信号を受信したかのように動作させてしまう 。特に、このことは、装置を小型化させ、発光ダイオ−ド14と受光ダイオ−ド 15が近接した位置にあるときに問題となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような問題を解決するために、本考案では、遠隔制御装置の制御部から発 光部を介して制御機器に光の断続信号からなる制御信号を送り、前記制御機器か らの光の断続信号からなる応答信号を受光部を介して前記制御部の受光部で受け るようにした無線式の双方向光通信装置において、前記制御部から送出される制 御信号の一部を受け、この制御信号のデューティを変えて回り込み現象により前 記受光部で受けた信号を相殺する回り込み禁止回路を備えたことを特徴とする無 線式の双方向光通信装置が提供される。
【0006】
【作用】
このようにすれば、制御部から制御機器に無線で光制御信号を送出する際に発 生する光の回り込み現象による誤信号を制御部が受けることがなくなり、制御部 の誤動作を防ぐことができる。
【0007】
【実施例】
図1は、本考案による双方向光通信用装置の一実施例を示しており、特に遠隔 制御装置の発受光部の部分を図3に対応して示してある。したがって、図1に用 いられる参照番号は、図3と同じものに同符号が用いられている。
【0008】 図1において、発光部と受光部との間には、本考案によって特徴づけられる回 り込み禁止回路21が配置されている。この回り込み禁止回路21は、抵抗21 a,21b、ダイオード21c、コンデンサ21dとによって構成される積分回 路と、アンプ21e,21fによって構成されるヒステリシス回路と、論理否定 回路(インバ−タ)21gと、論理積回路(アンドゲート)21hとによって構 成されている。
【0009】 このような構成において、たとえば、制御部11から図2(a)に示されるデ ューティ比が50%の矩形パルスが送出されると、これは変調器12、トランジ スタ13を介して発光ダイオード14に送られ、光の断続信号として制御機器5 0に送出される。また、制御部11から送出される図2(a)に示される矩形パ ルスは、回り込み禁止回路21にも送られ、抵抗21a,21b、ダイオード2 1c、コンデンサ21dとによって構成される積分回路で図2(b)に示される 波形に変えられる。
【0010】 図2(b)に示される積分回路の出力は、アンプ21e,21fのヒステリシ ス特性により、図2(c)に示される波形に変えられる。この出力は、論理和回 路21hに送られる。この論理和回路21hには、論理否定回路21gからの出 力も供給される。
【0011】 ところで、発光部の発光ダイオード14から送出された光の断続信号は、いわ ゆる回り込み現象によりその一部が受光部の受光ダイオード15で受けられ、ア ンプ22に送られ、ここで処理時間である時間dだけ遅延され(図2(d)参照 )、論理否定回路21gで反転され(図2(e)参照)、この反転信号が論理和 回路21hに送られる。論理和回路21hは、図2の(c),(e)に示される 波形の論理積を取り、それを出力として制御部11に送出する。この場合、図2 (e)に示される回り込み信号は、回り込み禁止回路21の積分回路とヒステリ ス回路により、TTLレベルのデューティ比を変え、ヒステリス回路の出力であ る図2(c)の波形と相殺するように調整されているため、制御部11からのデ ータ送信時、すなわち制御部11が図2(a)に示される信号を制御機器に送出 しているときに、制御部11には、図2(f)に示されるように受信信号が供給 されないようにすることができる。
【0012】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案による無線式双方向光通信装置によれば、制御部か ら制御機器に無線で光制御信号を送出する際に発生する光の回り込み現象による 信号を制御部が受けることがなくなり、制御部の誤動作を防ぐことができる。こ れによって、発光ダイオ−ドと受光ダイオ−ドを近接させることができ、装置を 小型化することができる。また、本実施例のように回り込み禁止回路を積分回路 とヒステリシス回路を用いてTTLレベルのデューティ比を変えることにより作 られた信号と回り込みによる信号とを相殺させることによって簡単な回路構成で 、上述した課題を解決でき、データ以外の外来光や電気的なノイズに対して強い 双方向光通信装置を得ることができる。 また、本考案によれば、データの発信時と受信時をソフトウエアで区別する必要 がなくなり、ソフトウエアの負担も軽くすることができる。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による無線式双方向光通信装置の一実施
例を示し、特に遠隔制御装置の送受光部の部分を示す系
統図である。
【図2】図1の各部の波形を示す波形図である。
【図3】従来の無線式双方向光通信装置の一実施例を示
す系統図である。
【符号の説明】
11 制御部 12 変調器 13 トランジスタ 14 発光ダイオード 15 受光ダイオード 16、21e、21f、 アンプ 21h 論理和回路 21a、21b 抵抗 21c ダイオード 21d コンデンサ 21g 論理否定回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔制御装置の制御部から発光部を介し
    て制御機器に光の断続信号からなる制御信号を送り、前
    記制御機器からの光の断続信号からなる応答信号を受光
    部を介して前記制御部の受光部で受けるようにした無線
    式の双方向光通信装置において、前記制御部から送出さ
    れる制御信号の一部を受け、この制御信号のデューティ
    を変えて回り込み現象により前記受光部で受けた信号を
    相殺する回り込み禁止回路を備えたことを特徴とする無
    線式の双方向光通信装置。
JP2259692U 1992-03-16 1992-03-16 無線式の双方向光通信装置 Pending JPH0576141U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006157476A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Sumitomo Electric Ind Ltd 光データリンク

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JP2006157476A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Sumitomo Electric Ind Ltd 光データリンク
JP4561335B2 (ja) * 2004-11-30 2010-10-13 住友電気工業株式会社 光データリンク

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