JPH0575697A - 通信線端末装置およびこの通信線端末装置を用いた心線識別装置 - Google Patents

通信線端末装置およびこの通信線端末装置を用いた心線識別装置

Info

Publication number
JPH0575697A
JPH0575697A JP15053991A JP15053991A JPH0575697A JP H0575697 A JPH0575697 A JP H0575697A JP 15053991 A JP15053991 A JP 15053991A JP 15053991 A JP15053991 A JP 15053991A JP H0575697 A JPH0575697 A JP H0575697A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core wire
communication line
core
terminal device
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15053991A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Otsuki
文男 大槻
Katsuya Yamashita
克也 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP15053991A priority Critical patent/JPH0575697A/ja
Publication of JPH0575697A publication Critical patent/JPH0575697A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
  • Processing Of Terminals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 心線に関するデータベースの管理を容易且つ
的確にできるようにした通信線端子装置およびこの通信
線端末装置を用いた心線識別装置を提供する。 【構成】 通信線端子装置101を、相互に接続される
各心線100に対応した固有情報の出力手段を具備する
構成とし、夫々の出力手段からの固有情報に基づいて各
通信線端末装置101における心線を識別することで、
心線数や接続数が増加しても心線番号識別や線番表の管
理作業などが容易となり、線番表への記載ミス防止や省
力化が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信線端末装置および
この通信線端末装置を用いた心線識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電話通信線路において、光ファイ
バを結束した光コードや被覆電線などのメタルコードを
接続するために用いられているコネクタ、例えば、光コ
ネクタの一般的な使用例について図12にしたがって説
明する。
【0003】すなわち、図12の従来の光通信線路の構
成に示すように、電話局87側に設けられている複数の
光通信端末71は、それぞれ光コネクタ73を介して光
ファイバからなる配線用コード75に接続され、該光コ
ード75から更に光コネクタ73を介して光配分架77
に接続され、更に光配分架77の反対側に接続されてい
る対の光コネクタ73を介して光ファイバ心線75aに
光ケーブル79としてまとめられて接続函88にて接続
され、該接続函88から更に光ケーブル81を介し個々
の光ファイバ心線75aとして分割され、光コネクタ7
3および光コード75を介して各光通信機端末83に接
続されるというように構成されている。
【0004】なお、前記接続函88内には、光ケーブル
79を構成する各光ファイバ心線75aがそれぞれ互い
に接続された一対の光コネクタ73,73を介して光フ
ァイバ心線75aに接続され、この各光ファイバ心線7
5aがまとめられて光ケーブル81を形成している。
【0005】また、上述した図12の光通信線路におい
て、線路障害の試験に備えて、電話局側には光パルス試
験機89が設けられ、この光パルス試験機98は光コー
ド75を介して光配分架77に接続された光コネクタ7
3に接続され、更に該光コネクタ73から光配分架77
を介して対の光コネクタ73に接続され、光ファイバ心
線75aを介して光ケーブル79としてまとめられて光
通信線路に接続され得るようになっている。
【0006】以上のように、光コネクタは主として光配
分架77や接続函88などで光ファイバ心線の光学的な
接続のためにのみ用いられており、メタル通信線におけ
るメタルコネクタの場合にも、電気的な接続のためにの
み用いられている点では上記と同様である。
【0007】さらに、図12のように構成された従来の
光通信線路における保守管理システムは、例えば線路に
障害が発生して通信断となった場合には、前記光パルス
試験機89を上述したように障害となった光通信線路に
接続し、断線位置を測定するとともに、線路建設時に記
録されたデータベースにおける線番表などを頼りに接続
状況を追跡し、光ケーブル内の断線心線番号を識別し、
更に空き心線、すなわち未使用心線を同様に線番表から
検出して心線接続変更による障害回線の復旧および障害
心線の修理を行った後に、手入力で変更内容をデータベ
ースに記入している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の通信線保守
管理システムは、障害復旧に際し上述したように手入力
による線路建設時のデータベースから断線心線番号の識
別および未使用心線の識別や記入変更を行っているた
め、データベースに記載ミス、あるいはコンピュータ入
力ミスなどがある場合や、障害発生の直前に別途工事な
どによる配線替えが実施されて、その変更状態がデータ
ベースに未記入の場合には緊急を要する障害復旧時の心
線接続作業に著しい障害を起こすおそれがある。
【0009】さらに将来、光やメタル通信線において心
線数が増加した場合には、通常の心線接続変更作業にお
けるデータベースへの記載や記載内容変更作業に多大な
稼働がかかるとともに、心線番号識別などの速やかな対
応が困難になるばかりでなく、データベースへの記載ミ
スや心線接続ミスが多発するものと予想される。
【0010】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的としては、心線に関するデータベースの管理を
容易且つ的確にできるようにした通信線端末装置および
この通信線端末装置を用いた心線識別装置を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、心線端末を相互に接続する通信線端末装置におい
て、本発明は、接続される各心線に対応した固有情報の
出力手段を具備することを要旨とする。
【0012】また、本発明は、相互に接続される各心線
に対応した固有情報の出力手段を具備する複数の通信端
末装置と、夫々の出力手段からの固有情報に基づいて各
通信端末装置における心線を識別する識別手段を有する
ことを要旨とする。
【0013】
【作用】本発明では、通信線端末装置を、相互に接続さ
れる各心線に対応した固有情報の出力手段を具備する構
成とし、夫々の出力手段からの固有情報に基づいて各通
信端末装置における心線を識別するようにしている。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例の概要構成を示す
図である。
【0016】同図において、心線100を相互に接続す
る各通信線端末装置101には、固有情報の出力手段を
構成する2個の抵抗器および1個のツェナーダイオード
からなる電気回路素子102が一体で形成配備されてい
る。心線識別装置103は、複数の通信線端末装置10
1の複数の回路素子102から、ある一つの通信線端末
装置101に組み込まれた回路素子102を選択する回
路素子選択部104と、各回路素子102のインピーダ
ンス値を識別するための印加電圧設定機能と出力電圧測
定機能を有する電気信号変換部105と、インピーダン
ス値の演算やインピーダンス値のディジタル信号化およ
び自己または電話局などに配置されたホストコンピュー
タなどの外部通信先からの指令に従って信号処理する信
号処理部106と、外部通信先からの指令を受けたり、
インピーダンス値に関するデータを専用通信線108を
介して転送するための通信部107とにより構成されて
おり、インピーダンス値を測定・データ転送することで
遠隔・自動・リアルタイムの心線識別を行えるようにし
たものである。
【0017】なお、図1においては、電気回路素子10
2として2個の抵抗器と1個のツェナーダイオードで構
成されるものを示したが、これに限定されるものでな
く、例えば1個の抵抗器のみで構成されるもの、コンデ
ンサ、インダクタンスを使用したり、更にこれらの素子
と抵抗器、ダイオード等を組み合せたもの等、種々のも
ので構成し得るものである。
【0018】図2は図1に示す通信線端末装置101を
構成する電気回路素子102の回路構成を示す図であ
り、破線で囲まれた部分が電気回路素子102に相当す
る。この電気回路素子102は抵抗器R1と抵抗器R2
を直列接続し、抵抗器R2にツェナーダイオードZDを
並列に接続して構成されている。R0は電源部の内部抵
抗あるいは電源部に直列に接続されるトランジスタスイ
ッチの内部抵抗に相当する。図2(a)は電気回路素子
102のリード電極に相当する端子a,bから抵抗R0
を介してツェナーダイオードZDが不動作の範囲の電圧
E1を加えた場合の回路状態図、(b)は同じくツェナ
ーダイオードZDが動作する範囲の電圧E2を加えた場
合の回路状態図を示す。
【0019】図2(a),(b)の回路状態図における
電流i1,i2、電圧V1,V2を求める関係式から抵
抗値R1,R2を求めて心線識別情報とするものであ
る。
【0020】同図より、R1,R2について求めると次
の通りとなる。
【0021】 R1=(V2−Vz)・R0/(E2−V2) R2=[V1(E2−V2)−(E1−V1)(V2−Vz)] ・R0/(E1−V1)(E2−V2) このように、抵抗器2個およびツェナーダイオードZD
1個の組み合わせと2本のリード電極で構成される電気
回路素子102に2通りの電源電圧を印加することによ
り心線識別情報である抵抗値R1,R2を求めることが
できる。
【0022】例えば、抵抗器R1,R2の各抵抗値をn
通り用意するとn2 通りの組み合わせが可能となり、n
=100で1万通りの識別ができ心線接続数が多数集中
する場合にも十分対処できる。更に、抵抗器およびダイ
オードとしてチップ状のものを採用することにより通信
線端末装置101を小型にすることが可能であり、低価
格で構成できる。
【0023】図3は、前記通信線端末装置101を構成
する電気回路素子102の別の回路構成を示す図であ
り、この回路素子は図2の実施例においてツェナーダイ
オードZDの代りに汎用ダイオードDを用いたものであ
る。図3において破線で囲まれた部分が電気回路素子1
02に相当する。
【0024】図3において、電圧EをダイオードDの順
方向電圧よりも大きなものとして、同図(a)はダイオ
ードDに対し逆バイアスとなるように電圧Eを加え、
(b)は順バイアスになるように電圧Eの極性を切り替
えて印加する。この電気回路素子102においても心線
識別情報R1,R2を図2の場合と同じようにして求め
ることができ、また抵抗器およびダイオードとしてチッ
プ状のものを採用することにより通信線端末装置101
を小型にすることが可能であり、低価格で構成できる。
【0025】図4は、通信線端末装置101を構成する
電気回路素子102の他の回路構成を示す図であり、こ
の回路素子は汎用ダイオードD、D1〜Dn、D’、D
1’〜Dn’とツェナーダイオードZD1〜ZDn、Z
D1’〜ZDn’を組み合わせ、電源電圧のレベルを多
段化しながら極性を切り替えて(E1〜En、−E1〜
−En)、抵抗値または合成抵抗値を読みとり、それぞ
れの抵抗値を心線識別情報とする方法である。同様に、
破線で囲まれた部分が電気回路素子102に相当する。
【0026】同図において、汎用ダイオードD、D1〜
Dn、D’、D1’〜Dn’は共通のV−I特性を示す
ものを用い、ツェナーダイオードZD1〜ZDnおよび
ZD1’〜ZDn’はツェナー電圧VZを順次大きなも
のを配置し、電源電圧レベルはこれらのツェナーダイオ
ードZD1〜ZDnおよびZD1’〜ZDn’の任意の
数を動作させる電圧値E1〜Enおよび−E1〜−En
にそれぞれ設定して、1個あるいは複数個のツェナーダ
イオードが動作した状態に対応する合成抵抗値を心線識
別情報とすることができる。ここで、電源電圧をE通
り、抵抗器R、R1〜RnおよびR’、R1’〜Rn’
をそれぞれn通り用意するとE2n通りの識別ができ識別
数拡大が可能となる。
【0027】図5は、前記通信線端末装置101につい
ての構成を示す図であり、同図(a)はメタル心線突き
合わせ接続用の通信線端末装置101の斜視図、(b)
は同じく抵抗器等からなる電気回路素子102のパッケ
ージ斜視透過図、(c)は同じくメタル心線接続例の斜
視図、(d)は同じくプリント基板上への装着図であ
る。
【0028】通信線端末装置101は、同図(b)に示
すように抵抗器およびダイオード等からなる電気回路素
子102にリード電極2を接続し、この電極2を外部に
突き出すようにして合成樹脂等の絶縁体と一体化して回
路素子パッケージ3を構成し、各心線番号に対応する回
路素子パッケージ3をフレーム4に組み込んで一体化
し、更に同図(c)に示すように、メタル心線100
a,100a’を溝付き電極6によって突き合わせ接続
したものと同図(a)に示すように一体化したものであ
る。そして、この通信線端末装置101のリード電極2
は同図(d)に示す如くプリント配線基板7上に実装さ
れて電気的に接続され、心線識別装置103によって回
路素子102の選別・インピーダンス値測定がなされる
ようになっている。
【0029】なお、回路素子102としては、心線端末
の接続部を小さくするために、できる限り小さいものが
よく、チップ状のものを採用することによって通信線端
末装置101を小さく形成できる。
【0030】また、メタル心線および光心線いずれの場
合にも図5(a)に示した通信線端末装置101を複数
集合させ、心線端末を機械的に一括して接続することも
可能であり、図5(d)に示すようにプリント基板7へ
の一括装着も可能である。
【0031】一方、通信線端末装置101としては、図
5に示す構成のものに限定されず、例えば図6〜図8に
示す如き構成のものでもよい。
【0032】図6は、被覆電線等のメタルコードを接続
するコネクタ型メタル心線接続用の通信線端末装置10
1の斜視図である。同図における通信線端末装置101
は、平衡型メタル通信線のメタル心線5の一部をフレー
ム9によってコネクタ化すると共に、このコネクタに回
路素子102とそのリード電極2をメタル心線リード電
極8と同一側面上に一体形成したものである。そして、
この通信線端末装置101はメタル心線リード電極8を
他のコネクタまたはアダプタに挿入することでメタル心
線5の接続がなされ、またリード電極2はアダプタ側の
受け電極、あるいはプリント配線基板に直接または間接
的に接続されて心線識別装置103に接続され、インピ
ーダンス値による心線識別情報の出力がなされるように
なっている。
【0033】図7は、プッシュプル結合方式の光コネク
タ用の通信線端末装置101の斜視図である。同図にお
ける通信線端末装置101は、回路素子102を絶縁体
樹脂でパッケージ3として構成するとともに、回路素子
102のリード電極2をパッケージ3から突出し、フレ
ーム11の挿入方向と同一方向のピン挿入型としてプッ
シュプル結合方式光コネクタに搭載したものである。そ
して、光コネクタの接続と同時にリード電極2は図示し
ていないアダプタ側の受け電極、あるいはプリント配線
基板に直接または間接的に接続されて心線識別装置10
3に接続され、インピーダンス値に基づく心線識別情報
の出力がなされるようになっている。図7において、1
2はフェルール、13は光ファイバコードである。
【0034】図8は、図7の通信線端末装置101にお
いて前記パッケージ3内に2個の回路素子102を設
け、各回路素子102のリード電極2のうち片方を共通
にして3本のリード電極2として構成した通信線端末装
置101を示すものであり、その他の構成は図7と同じ
である。
【0035】図9は、前記心線識別装置103の構成図
である。
【0036】同図において、心線識別装置103は、ア
ナログスイッチ21−1〜21−n、D−Aコンバータ
22、A−Dコンバータ23、CPU(中央処理装置)
24、チップセレクタ25、通信回路26、アナログス
イッチ駆動用制御線27,28,29を有する構成であ
る。なお、アナログスイッチ21−1〜21−nおよび
チップセレクタ25は回路素子選択部104を構成し、
D−Aコンバータ22およびA−Dコンバータ23は電
気信号変換部105を構成し、CPU24は信号処理部
106を構成し、通信回路26は通信部107を構成す
るものである。また、図9において、A1〜Anは通信
線端末装置101の2個の抵抗器と1個のツェナーダイ
オードからなる電気回路素子102を示している。
【0037】上述した構成の心線識別装置103にあっ
ては、あらかじめ心線番号に対応する抵抗値をもつ2個
の抵抗器と1個のツェナーダイオードからなる電気回路
素子102を有する通信端末装置101に対して、チッ
プセレクタ25により例えばアナログスイッチ21−2
が選択されオン状態となる。これによりA2で示す回路
素子102にはD−Aコンバータ22により図2に示し
た2つの電圧E1,E2が印加され、同時にA−Dコン
バータ23により前記電圧V1,V2ならびにE1,E
2が測定され、この情報をCPU24が受信して、2個
の抵抗値を演算して心線識別を行うのである。
【0038】この後、CPU24は、この識別結果に対
して所定のデータフォーマッテングをして心線識別情報
とし、この心線識別情報を通信回路26を介して専用の
通信線108によって外部の結線監視システム(例えば
特開平2−140635号等)に転送する。
【0039】なお、この転送に関し、通信回路26は光
コードに対応した回路、あるいはメタルコードに対応し
た回路とする事が可能であり、使用される専用の通信線
108によって決めることができる。そして、専用の通
信線108はメタルコードであれば、データ転送用の通
信線と心線識別装置の各回路に電源を供給するための給
電線とする事も可能である。
【0040】従って、本実施例によれば、ケーブルの同
一接続点内(端子函内)における心線識別個数の拡大が
可能である。
【0041】図10は、心線識別装置103の別の構成
例を示す図である。同図に示す心線識別装置は、図9に
おいて示した2個の抵抗器と1個のツェナーダイオード
とからなる電気回路素子A1〜Anの代わりに1個の抵
抗のみからなる電気回路素子R1〜Rnを使用し、この
電気回路素子R1〜Rnの抵抗値を測定し、この測定し
た情報を心線識別情報とするものである。なお、該電気
回路素子R1〜Rnの抵抗値は心線番号に対応して予め
設定されているものである。
【0042】図10に示す心線識別装置は、図9に示す
心線識別装置においてD−Aコンバータ22の代わりに
定電流源22を使用している点が異なっているのみであ
る。すなわち、複数の電気回路素子R1〜Rnのうちの
例えば電気回路素子R4に対応する心線を識別する場合
には、チップセレクタ25によってアナログスイッチ2
1−4を選択してオン状態にし、これにより定電流源2
2から該電気回路素子R4に電流を流し、該電気回路素
子R4における電圧降下をA−Dコンバータ23を介し
てディジタル信号に変換してCPU24に供給する。C
PU24は前記電圧降下に対応するディジタル信号のレ
ベルを予め記憶されている基準値と比較することで心線
の識別を行うものである。
【0043】図11は、本発明の他の実施例の構成を示
す図である。
【0044】図11において51,52は接続点(端子
函)、40は心線識別装置、30は専用の通信線、70
はプリント配線基板、M1〜MnおよびL1〜Ln、P
1〜Pn、Q1〜Qn、T1〜Tnは通信線端末装置の
電気回路素子、K1〜K3およびJ1は通信ケーブル、
S1〜S5は接続点(端子函)ごとに心線を識別するた
めの通信線端末装置の電気回路素子である。
【0045】図11の端子函51において、接続点ごと
に心線を識別するための通信線端末装置の電気回路素子
S1,S2を、同一接続点のプリント配線基板70に配
置し、端子函51内の各ケーブルに対する属性をS1,
S2によって各心線に付与し、心線識別番号を階層化す
ることによって、膨大なインピーダンス値の系列を準備
しなくても接続点ごとに心線を識別することが可能であ
る。
【0046】なお、この場合、端子函51内に例えばS
1,S2に替えて、1個のICメモリを追加して用いる
ことにより、端子函51内の全通信線端子装置が属する
端子函の固有情報(例えば、ケーブルルート、ケーブル
種別、端子函設置場所、端子函番号等の全て、あるいは
1部)を付与することができ、各ケーブル接続点(端子
函)間の心線識別が可能となる。
【0047】一方、端子函52において、ケーブルK2
の心線が異種ケーブルJ1によって分岐され、同一心線
番号が接続される場合であっても、接続点(端子函)ご
とに心線を識別するための通信線端末装置の電気回路素
子S4,S5を、1ケーブル単位で各々に配置し、各ケ
ーブルに対する属性を対応する心線に付与することによ
り心線識別が容易となる。
【0048】なお、この場合にも、端子函52の異種ケ
ーブルJ1による分岐が実施される場合には、接続点
(端子函)ごとに心線を識別するための通信線端子装置
の電気回路素子S3〜S5に替えて、ただ1個のICメ
モリを3分割してそれぞれのケーブルに振り分けて各心
線番号に属性を付与させることで、異種ケーブル且つ同
一心線番号であっても容易に識別することが可能とな
る。
【0049】さらに、接続点(端子函)ごとに心線を識
別するための通信線端末装置の電気回路素子S1〜S5
を、ICメモリ(例えば、EEPROM:Electrically
-Erasable-Programable ROM)に置き替えることもでき
る。
【0050】従って、本実施例によれば、前述した実施
例の効果に加えて、ネットワークに配された全心線が極
めて多数となった場合でも、膨大なインピーダンス値の
系列を準備する必要がなく、別途接続点間の識別が可能
である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信線端末装置を、相互に接続される各心線に対応した
固有情報の出力手段を具備する構成とし、夫々の出力手
段からの固有情報に基づいて各通信線端末装置における
心線を識別するようにしたので、従来のように心線の接
続変更が現場で行なわれた場合でも心線接続に関するデ
ータベースへの記載変更は不要となり、この通信線端末
装置による心線接続が実施されたときには、心線識別装
置により固有情報に基づく心線識別情報をリアルタイム
で迅速に、例えば結線状態監視システムに提供でき、心
線数や接続数が増加しても心線番号識別や線番表の管理
作業などが容易となり、線番表への記載ミス防止や省力
化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示す図。
【図2】図1に示す実施例に使用される電気回路素子の
詳細な構成および作用を示す図。
【図3】図1に示す実施例に使用される電気回路素子の
別の詳細な構成および作用を示す図。
【図4】図1に示す実施例に使用される電気回路素子の
他の詳細な構成および作用を示す図。
【図5】図1に示す通信線端末装置の詳細な構成を示す
図。
【図6】通信端末装置の別の構成を示す図。
【図7】通信端末装置の他の構成を示す図。
【図8】通信端末装置の更に他の構成を示す図。
【図9】図1の実施例に使用される心線識別装置の詳細
な構成を示す図。
【図10】別の心線識別装置の詳細な構成を示す図。
【図11】本発明の他の実施例の構成を示す図。
【図12】従来の光通信路の構成図。
【符号の説明】
100 心線 101 通信線端末装置 102 電気回路受動素子 103 心線識別装置 104 回路素子選択部 105 電気信号変換部 106 信号処理部 107 通信部 21−1〜21−n アナログスイッチ 22 D−Aコンバータ 23 A−Dコンバータ 24 CPU 25 チップセレクタ 26 通信回路 40 心線識別装置 51 端子函 53 端子函

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 心線端末を相互に接続する通信線端末装
    置において、接続される各心線に対応した固有情報の出
    力手段を具備することを特徴とする通信線端末装置。
  2. 【請求項2】 相互に接続される各心線に対応した固有
    情報の出力手段を具備する複数の通信線端末装置と、夫
    々の出力手段からの固有情報に基づいて各通信線端末装
    置における心線を識別する識別手段を有することを特徴
    とする心線識別装置。
JP15053991A 1991-02-25 1991-06-21 通信線端末装置およびこの通信線端末装置を用いた心線識別装置 Pending JPH0575697A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15053991A JPH0575697A (ja) 1991-02-25 1991-06-21 通信線端末装置およびこの通信線端末装置を用いた心線識別装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3019691 1991-02-25
JP3-30196 1991-02-25
JP15053991A JPH0575697A (ja) 1991-02-25 1991-06-21 通信線端末装置およびこの通信線端末装置を用いた心線識別装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0575697A true JPH0575697A (ja) 1993-03-26

Family

ID=26368507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15053991A Pending JPH0575697A (ja) 1991-02-25 1991-06-21 通信線端末装置およびこの通信線端末装置を用いた心線識別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0575697A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003036827A1 (fr) * 2001-10-18 2003-05-01 Fujitsu Limited Systeme optique et procede de collecte d'informations de cablage
JP2021018159A (ja) * 2019-07-22 2021-02-15 横河電機株式会社 検査方法、受光装置、および検査システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003036827A1 (fr) * 2001-10-18 2003-05-01 Fujitsu Limited Systeme optique et procede de collecte d'informations de cablage
JP2021018159A (ja) * 2019-07-22 2021-02-15 横河電機株式会社 検査方法、受光装置、および検査システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101005380B (zh) 具备引导式mac能力的供电配线板
US7294786B2 (en) System and method for managing a cable in a server system
US8197280B2 (en) Smart cable provisioning for a patch cord management system
RU2445223C1 (ru) Система распознавания конфигурации железнодорожного состава и устройство распознавания конфигурации железнодорожного состава
JP2006500838A (ja) データネットワークにおけるディストリビュータポイントのパッチパネル監視装置
EP2643703A1 (en) Universal mate-in cable interface system
JPH07333270A (ja) Lanケーブル試験用のlanケーブル識別器
CN113260537B (zh) 用于车辆的车辆车载电网的制造方法以及车辆车载电网
KR20150115813A (ko) 통신 어셈블리 내에 하우징된 통신 서브-어셈블리와 로케이션 정보를 연관시키기 위한 시스템들 및 방법들
US20230140676A1 (en) Rack controller with native support for intelligent patching equipment installed in multiple racks
JPH0575697A (ja) 通信線端末装置およびこの通信線端末装置を用いた心線識別装置
JPH04174406A (ja) メモリ素子付きコネクタ
JP2675366B2 (ja) 光ファイバ結線状態監視システム
JP3255961B2 (ja) 情報配線設備の接続情報取得装置
KR101892221B1 (ko) 랜 케이블 식별 시스템
DE10321756B3 (de) Verbindungs- und Identfikationstester für mehrfaserige Lichtwellenleiterverbindungen
CN113945866B (zh) 一种多种类传输线的测试装置及测试方法
JP7111534B2 (ja) 結線確認装置
CN113242978A (zh) 方法以及测试装置
KR102669638B1 (ko) 스마트 선번관리형 광분배기
CN211019489U (zh) 一种可自动提示位置信息的积木式贴片元件盒
EP3855580A1 (en) Rj45 connector with light emitting diode and compensation circuit
US20220264724A1 (en) Reading data from a log data storage in an emergency lighting converter
JPH05173042A (ja) 識別回路付光コネクタおよびこれを用いた光マトリクススイッチ
JPH06223922A (ja) 通信線端末装置およびこの通信線端末装置を用いた心線識別装置