JPH0575526A - 適応呼出装置 - Google Patents

適応呼出装置

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JPH0575526A
JPH0575526A JP4038036A JP3803692A JPH0575526A JP H0575526 A JPH0575526 A JP H0575526A JP 4038036 A JP4038036 A JP 4038036A JP 3803692 A JP3803692 A JP 3803692A JP H0575526 A JPH0575526 A JP H0575526A
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call
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JP4038036A
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Roger D Linquist
ロジヤー・デイー・リンクイスト
Malcolm M Lorang
マルコム・エム・ローラング
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PEIJIMAATO Inc
Pagemart Inc
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PEIJIMAATO Inc
Pagemart Inc
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
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    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/022One-way selective calling networks, e.g. wide area paging
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S5/00Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations
    • G01S5/02Position-fixing by co-ordinating two or more direction or position line determinations; Position-fixing by co-ordinating two or more distance determinations using radio waves
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 適応呼出装置は、呼出信号を受信するように
動作しかつその呼出信号を静止衛星28に送信してステ
ィック位置314、316、318、320及び322
に下りリンク312を通じて送信する呼出端末器を含
む。各スティックは一定の地域324、326、32
8、330及び332に関係付けられる。スティックは
サイマルキャスト・モード及び区画モードでも動作可能
である。区画モードでは、他の区画から識別される別な
メッセージを受信するように各スティックは動作でき
る。地域324〜332のどれかの認識した位置をもつ
呼出受信機は選択的にアドレス指定でき、データがそこ
に送信される。隣接RF地域間の干渉を防ぐように、区
画モードで区画を選択するように隣接区画は送信中に呼
び出しされない。 【効果】 直交符号化が使用できるので隣接区画を呼び
出しでき、従って処理能力を増大することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、呼出受信機の受信位
置を検出し、上記呼出受信機にデータを送信する適応呼
出装置に関するものである。特に、位置を検出し、メッ
セージの送信のために、適応するように適応呼出装置を
区画(cell)に分割して区画を選択する、すでに現
存する適応呼出装置と共に動作する位置検出装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】未知の方向に移動できる個人又は対象物
体の位置を追跡することは、長年のあいだ関心事であっ
た。このことは、都市通信装置の設計者にとって特にそ
うであった。艦隊管理、「自宅監禁」(house a
rrest)下の凶悪犯人、診療装置の患者の追跡、盗
まれた又は見失った乗り物の位置検出、個人の普通の位
置検出などのような、対象物体又は個人の位置の認識を
必要とする多数の用途が存在する。これらの装置は、無
線位置検出、推測航法及び類似の装置を含む種々の技術
を採用している。
【0003】「自動乗り物位置検出」(Automat
ic Vehicle Location(AVL))
と呼ぶ形式の装置では、艦隊の位置の監視のために船の
位置を検出するように、また、見失ったもしくは盗まれ
た乗り物を見付けるように、様々の装置が採用される。
これらの装置は多数の方法を利用し、その1つの方法は
無線位置検出方法である。無線位置検出方法では、多数
のアンテナ塔が都市の周囲の所定の位置に配置され、上
記アンテナ塔の付近で乗り物と通信させる。位置検出方
法は、通常、三角測量を利用し、その三角測量は時間軸
に関する乗り物からの受信信号の比較処理を必要とし、
受信アンテナにおける信号の到達時間を検出する。これ
らのアンテナは高出力の送信機をもち、乗り物にID
(識別情報)の要求を送信することにより離れた場所か
ら上記乗り物の送信機を呼び出すように動作可能であ
り、対応するIDをもつ上記乗り物は応答を返信する。
三角測量方法が簡単にできるようにさせるのがこの応答
の受信である。しかし、この形式の装置は多数の欠点を
もつ。第1に、この方法では非常に少数の乗り物だけが
位置検出されることができ、この方法で大きい乗り物群
の移動を検出することが望まれる。第2に、それらの装
置は専用装置を必要とし、その専用装置は識別のための
特定の要求と、乗り物が送信機の付近内に存在するとい
う仮定を必要とする。従って、どの地域も、1つの地域
に配置される送信機、受信機のうち少なくともいずれか
の数に制限がある。アイ・トリプルイー、乗り物技術の
紀要(IEEE Transactions on V
ehicular Technology)Vol.V
T−26、No.1、1977年2月刊に掲載されたス
チーブン・リッター、ジャン・マッコイ(Steven
Ritter and Jan McCoy)共著の
論文「自動乗り物位置検出の概観」(Automati
c Vehicle Location−−Overv
iew)には、自動乗り物位置検出(AVL)が記載さ
れている。
【0004】他の形式の装置では、ロランC(Lora
n−c)及び地球投影位置決定衛星(GPS)装置のよ
うな普通の位置検出装置が利用され、それらは衛星方式
の装置である。これらの装置は非常に高性能な装置であ
り、大きな艦隊管理装置により通常使用されている。こ
れらの装置は通常高価であるが、ほとんどリアルタイム
で乗り物のかなり正確な位置検出を行う。もちろん、こ
れらの装置は或る種の衛星受信機を必要とし、衛星によ
りもたらされる非常に信頼できる時間軸に依存すること
によって正確さを得る。
【0005】他の形式の装置では、人間の位置が受信機
への接近又は接近の不足によって検出される。医療装置
では、送信機が患者に取り付けられ、患者が所定の範囲
から離れたときは、受信機が送信信号を捕らえることが
できなくなり警報を鳴らす。この形式の装置は、危険を
ものともせず、かつ刑務所の外で生活させる有罪判決を
受けた凶悪犯人の自宅監禁プログラムにも利用される。
いつでも監視するように、かつ電話で受信機を有するコ
ード化ブレスレットに接続して、実際に、凶悪犯人が電
話で応答する者であることを確認するように、凶悪犯人
に別の装置は命令する。これらの装置はビデオ装置と組
み合わすことが時にはできる。
【0006】個人又は対象物体の位置が検出されると、
この情報はメッセージの送信を選択するために呼出装置
の制御で有用である。或る種の呼出装置では、呼出装置
の呼出受信機の位置が複数のハブ(hub:中枢部)の
1つのデータベースに規定される。この方法において、
2つの異なるハブと2つの異なる規定したユーザの組に
同時に異なるメッセージを送信することにより処理能力
を増大できる。もちろん、これは、データベースに呼出
受信機のIDをもつハブに呼出受信機があるということ
を仮定とする。しかし、過去において、1つの問題は個
人を種々のハブに移動させる呼出受信機の機動性であっ
た。今、データベースを更新する唯一の方法は、ユーザ
が中央局に呼び出しをすることであり、新しい位置で更
新された呼出局をもつことである。もちろん、これは中
央局レベルでなされることを必要とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】ここに開示され、特許請
求の範囲に請求された本発明は、呼出受信機にメッセー
ジを送信する適応呼出装置である。適応呼出装置はメッ
セージを受信する第1及び第2の呼出装置を含み、上記
第1及び第2の呼出装置の各々は、呼出送信機の周囲の
所定の地域内に存在する呼出受信機にRFリンク(li
nk)を経由して上記受信したメッセージを送信する呼
出送信機をそれぞれ有する。上記第1及び第2の呼出装
置の所定の地域のいずれか内に存在する呼出受信機を検
出するために、位置検出装置が用意される。所定の呼出
受信機を指定する呼出メッセージを発生して送信する送
信装置も用意される。上記送信装置を上記第1及び第2
の呼出装置に接続するために、送信リンクが用意され
る。経路制御回路は上記送信装置を制御し、位置検出さ
れるべき指定呼出受信機を上記位置検出装置が検出して
いる上記第1及び第2の呼出装置の1つだけにメッセー
ジを送信する。
【0008】この発明及びその利点のより完全な理解の
ために、添付図面についての以下の説明を参照された
い。
【0009】
【実施例】図1を参照すると、ここにはこの発明の適応
呼出装置の斜視図が示されている。3つのアンテナ塔1
0、12及び14が図示され、それらは「スティック
(stick)」と言われている。スティック10〜1
4は、適応呼出装置で使用される複数のスティックのう
ち3つだけを表す。各スティック10〜14は、本来、
呼出送信アンテナ16、18及び20の各々からもたら
される所定の有効範囲領域をもつ。各呼出送信アンテナ
は、信号強度に関して呼出送信アンテナ16〜20から
全方位に相対的に平面の有効範囲を規定するように動作
する。パターンがオーバーラップするように設計され
る。この発明の呼出の構成部分の一般的な動作が、19
90年11月13日出願の米国特許出願第612064
号、発明の名称「衛星制御リンク(Satellite
Control Link)」に記載されている。
【0010】各スティック10〜14は衛星受信機2
2、24及び26の各々に関連付けられている。各衛星
受信機22〜26は、静止衛星28から呼出情報をサイ
マルキャスト・モードで受信するように設計される。呼
出情報は上りリンク(uplink)30から衛星送信
アンテナ32を通じて静止衛星28へ伝送される。従っ
て、呼出情報は呼出端末器44で待機することができ、
スティック10〜14の各々の衛星受信機22〜26全
てへの再送信のために、上りリンク30によって衛星送
信アンテナ32から静止衛星28へサイマルキャストの
方式で送信できる。この方式では、送信信号が衛星受信
機22〜26を通じて各スティック10〜14にほとん
ど同時に到達する。さらに、後述するように、各スティ
ック10〜14に接続された基地局の機器は、公衆交換
回線網(PSN:Public Switched N
etwork)34と同期されるクロックを有し、静止
衛星28への送信信号のクロックも同期される。従っ
て、衛星受信機22〜26での信号の到達時刻が同じで
あることに加えて、データクロックも同期され、基地局
でのクロック回復同期設定のために使用する。このこと
は、各基地局に高安定な局部発振器を必要としなくな
る。
【0011】呼出受信機(個人位置検出装置(PLU:
Personal Location Unit))3
6が提供され、スティック10〜14の固定位置に対し
て移動できる個人に携帯されもしくは物体に取り付けら
れる。この呼出受信機36は、通常の構造である実質的
に改良された呼出器である。呼出受信機36が送信範囲
内にあり、かつその呼出受信機36からの信号が雑音レ
ベル以上であるならば、呼出受信機36は動作可能であ
り、通常の方法で呼出メッセージを呼出送信アンテナ1
6〜20から受信する。呼出送信アンテナ16〜20の
うち最高の信号レベル、例えば、呼出受信機36が最も
強い信号に追随するような信号レベルを有する呼出送信
アンテナから、通常の方法で、呼出受信機36は呼出メ
ッセージを受信する。この方法では、上記情報の受信の
ための競合は存在しない。
【0012】通常の呼出器に対する呼出受信機36の改
良された特徴は、呼出受信機36が内部に記憶されうる
十分なメモリを有し、呼出受信機36が情報を受信する
呼出送信アンテナ16〜20に接続された呼出送信機の
うちの1つのIDつまりコールサインを記憶することで
ある。このコールサインが周期的に、通常15分もしく
は30分毎に、又は送信受払に1回送信されることをF
CC(連邦通信委員会)規定は要求する。呼出受信機3
6がシーケンス制御され、同期がとられて、呼出メッセ
ージすなわち局IDが呼出受信機36へ送信される。同
期ワードと呼出メッセージが割り付けたベクトルであっ
て、次のシーケンスが局IDつまりコールサインである
ことを前記ベクトルが述べるならば、呼出受信機36は
次の周期でコールサインつまり局ID復調に切り替え
る。基地局IDの送信は、単一のベクトル指定であるI
Dアドレス・プラス・データでPOCSAGバッチによ
り先行され、基地局IDがこのPOCSAGバッチに続
くことを意味する。これの変形は、同期ワードでベクト
ルを排他的論理和演算(modulo−two ad
d)することであり、局コールサイン又はIDのために
続行タイムスロットを指定する。後述するように、たと
えメッセージが呼出受信機36について指定されなくと
も、呼出受信機36はスティック10〜14のうちの最
も近くかつ最も強い信号を有する1つのIDを受信す
る。このIDは記憶され、通常の呼出回線網と呼出送信
アンテナ16〜20を経由してメッセージを呼出受信機
36へ送信でき、後で呼出受信機36から位置情報を要
求する。この要求に対する応答では、呼出受信機36は
適応呼出装置に情報を別の周波数で送信し、受信アンテ
ナ38〜42が呼出受信機36の送信範囲内にあると仮
定すれば、上記情報は各スティック10〜14の受信ア
ンテナ38、40及び42で各々受信される。電力のこ
とを考慮すると、呼出受信機36の送信部の電力レベル
が相対的に低いことが理解される。
【0013】受信アンテナ38〜42に送信された情報
は、呼出送信アンテナ16〜20の1つから周期的に送
信された、継続受信したIDつまりコールサインを提供
する。受信アンテナ38〜42によって受信された情報
は公衆交換回線網34に送信され、データ入力装置(D
EU:Data Entry Unit)46を通って
呼出端末器44に戻る。詳しく後述するように、この情
報は呼出受信機36の位置を検出するのに利用される。
【0014】上述した動作において、呼出受信機36の
一般的な位置を検出するのに2つの方法が利用される。
最初に、スティック10〜14の一般的なIDを知るこ
とにより、呼出受信機36の位置の概念が検出できる。
例えば、特定のハブが地域の周囲に規定され、各ハブが
異なる地域を規定する適応呼出装置において、どのハブ
に呼出受信機36が存在するかを知ることが望ましい。
呼出受信機36が存在するハブへのメッセージを送信す
ることだけが必要であるので、処理能力を増大するよう
に、特定のハブに送られたメッセージの数を最小にする
ことが望ましい。このために本適応呼出装置が提供され
るが、呼出受信機36が存在する位置をこれらの適応呼
出装置は引き受けなければならない。もちろん、呼出受
信機36のユーザは変更した位置で電話でき、そのID
は異なるハブに再び向けられる。しかしながら、この発
明は、呼出受信機36へメッセージを送信するために、
呼出受信機36の位置の自動検出を行う。従って、呼出
受信機36の通常の近辺に存在するスティックのIDを
知ることにより、呼出受信機36が属するハブが検出で
き、処理能力を大きく減ずる、回線網の全ハブにメッセ
ージを送信する必要なしにそのハブに送信できる。
【0015】次に、この発明の適応呼出装置は、スティ
ック10〜14のどれか1つ、又は他のスティックの送
信範囲内に呼出受信機36が配置されることも検出でき
る。もちろん、この検出の正確さは、関連したスティッ
ク10〜14からのIDの送信と位置検出の時間の間の
時間経過率及びメッセージが呼出受信機36に送信され
る時間による。もちろん、呼出受信機36が、そのとき
に移動されていない個人又は物体に関連付けされるとき
は、データの完全性は高い。しかしながら、呼出受信機
36の移動性に関する知識はないので、この時間経過率
は増大し、位置データの完全性は減じる。従って、デー
タの完全性を増大するように、スティック10〜14が
制御されて、特定の呼出受信機36の位置検出のための
要求を伴ったIDを送信する。この位置検出の方法は、
呼出受信機36が存在する最良の無線中継位置の概略の
近似値を提供する。もちろん、呼出受信機36により受
信された最高の信号レベルをもつスティック10〜14
のうちの1つに対する呼出受信機36の位置だけを知る
ことにより、スティック10〜14の1つだけからの送
信エネルギーの半径内にある呼出受信機36の位置を適
応呼出装置は提供される。半径が約8km(5マイル)
以上にできるので、これは相対的に不正確な位置検出方
法であり、呼出受信機36が最良の無線中継通信にある
ハブ又はスティックを検出するのに主として使用され
る。
【0016】呼出受信機36の位置をさらに規定する第
2の方法は、三角測量の方法を利用するものである。こ
れは基本的には無線位置検出方法である。呼出受信機3
6は送信要求を受信するのに動作可能であり、各スティ
ック10〜14の受信アンテナ38〜42と、送信を受
信するのに動作可能な他のスティックとにこの要求を送
信する。呼出受信機36のIDを含む送信データの受信
時に、前記データは刻時(time−marked)さ
れる。この刻時データは呼出端末器44に返信するため
に公衆交換回線網34に送信され、種々の「到達時間」
アルゴリズムに従って処理される。この方法では、デー
タを受信するスティックの位置を知ることで、比較的正
確な位置の検出ができる。種々の到達時間差(Time
−Difference−of−Arrival)の推
定を行うための一般的な装置が、アイ・トリプルイー、
音響、会話及び信号の処理の紀要(IEEE Tran
sactions on Acoustics、Spe
ech andSignal Processing、
Vol.36、No.9、1988年9月号)に掲載さ
れたダブリュー・エイ・ガードナー、シー・ケー・チェ
ン(W・A・Gardner and C・K・Che
n)共著の論文「変調信号の干渉許容到達時間差の推
定」(Interference−Tolerant
Time−Difference−of−Arriva
l Estimation forModulated
Signals)に記載されている。
【0017】基本的な到達時間差(TDA)装置は、図
2に示すように動作する。各スティック10〜14は関
連した送信パターン50、52及び54をもつ。送信パ
ターン50〜54の少なくとも1つに呼出受信機36が
存在する結果として、要求信号が呼出受信機36によっ
て捕捉される。もちろん、最高の振幅をもつ信号が呼出
受信機36によって捕捉され、関係するスティック10
〜14から受信されたメッセージだけが処理されて、前
記メッセージが復調される。その後、呼出受信機36の
内部送信機は呼出受信機36の単一のIDと、スティッ
ク10〜14に戻された継続受信のコールサインIDの
予め記憶されたコールサインIDとを送信する。このコ
ールサインIDは、アイドルアドレスとデータの少なく
とも一方の間のFCC要求局ID、単一の識別子及び単
一のベクトルの組合せで良い。もちろん、電力レベルと
周囲環境の送信特性により、近接の他のスティックも信
号を受信し得る。スティック10〜14に接続された受
信アンテナは呼出受信機36からの送信メッセージを受
信するのに動作可能であり、それをタイムスタンプ(t
ime−stamp)する。各スティック10〜14の
クロックは同期されて非常に安定な時間軸をもたらし、
故に到達時間差(TDA)アルゴリズムの推定がなされ
たときはエラーを減少させる。スティック10〜14か
ら公衆交換回線網34を通って中央処理センターへデー
タが送信される。呼出受信機36からデータ送信を要求
するメッセージが特定のタイムスロットで送信されたの
で、呼出端末器44の中央装置はその特定呼出受信機3
6に関するデータが何時受信されたかを検出できる。
【0018】図3を参照すると、この発明の位置検出部
のブロック図が示されている。呼出受信機36は位置検
出受信部60、呼出受信部62及び呼出送信部64を有
する。位置検出受信部60に接続された区分したアンテ
ナ66、呼出受信部62に接続されたアンテナ68及び
呼出送信部64に接続されたアンテナ70を有する呼出
受信機36が図示されている。実際には、アンテナ66
〜70は後述するように単独のアンテナである。しかし
ながら、例示する目的のために、それらは別々のアンテ
ナとして描かれている。
【0019】送信アンテナ74から位置検出受信部60
に接続されたアンテナ66へ要求を送信するための要求
送信機72が、呼出受信機36から離れて配置された位
置におかれる。ID情報と位置情報の送信を要求するも
のとして呼出受信機36によって前記要求が解釈され
る。上述したように、位置情報はスティックのうち最も
強い信号の位置IDの形態であり、位置IDは前に受信
して記憶されたものである。さらに、呼出受信機36
は、複数のスティック78、80、82又は84のうち
1つからの呼出メッセージを受信するように動作可能で
ある呼出受信部62を有し、複数のスティックはアンテ
ナ86、88、90及び92から呼出情報を各々送信す
る。
【0020】好ましい実施例では、要求送信機72がス
ティック78〜84の呼出送信機と同一であるので、ア
ンテナ74はアンテナ86〜92と共通である。さら
に、上記要求は、通常の呼出装置で送信される実質的な
メッセージであり、このメッセージはIDの要求として
呼出受信機36によって解釈されるデータをもつ。要求
が受信されると、呼出受信機(PLU)36の単一のI
Dに関係するPLU受信機(PLUR)96の受信アン
テナ94へ、呼出受信機36の呼出送信部64は記憶し
た位置IDを送信する。PLU受信機96はPLURプ
ロセッサ98に接続され、PLURプロセッサ98は要
求送信機72も制御する。PLURプロセッサ98は呼
出受信機36からの情報を受信するように動作可能であ
り、この情報を処理する。この情報は、スティック78
〜84から位置IDの送信中に呼出受信機36によって
受信された最も強い信号をもつスティックの単に記憶し
た位置IDである。或は、PLURプロセッサ98は複
数のPLU受信機96から多数入力を受信でき、PLU
受信機96は呼出送信部64からの受信メッセージにタ
イムスタンプを挿入する。このタイムスタンプは到達時
間差(TDA)の推定をするのに利用され、また、情報
が受信されたPLU受信機の位置を知ることにより、呼
出受信機36からの送信の時間で呼出受信機36の位置
を比較的正確に検出するのに利用される。もちろん、こ
れは、各PLU受信機96とPLURプロセッサ98に
存在する時間軸の関数である。
【0021】この発明の位置検出部について、位置検出
の第1の方法が位置IDの送信の時間で最も強い信号を
有するスティック78〜84の1つの位置IDを利用す
るということを注目することが重要である。これはステ
ィックの位置を知ることにより呼出受信機36の位置を
検出する能力をもたらすだけでなく、電力受信能力の関
数として呼出受信機36の位置も検出する。呼出受信機
36へメッセージを送信するために、この発明の一面が
呼出受信機36の位置検出に向けられているので、これ
は重要である。この目的のための呼出受信機36の実際
の特定位置はささいなものである。むしろ、スティック
78〜84のうちのどのスティックが呼出受信機36に
よって最高の信号強度で受信した送信信号をもつかとい
うことを知ることが重要である。スティックの位置は知
られているが、実際の送信特性は正確に知られていな
い。また、事実、特定位置は検出で不使用のもので、ス
ティック78〜84の情報は呼出受信機36で受信され
るように送信すべきである。呼出受信機36は1つのス
ティックだけから最も強い信号を捕捉するので、そのス
ティックだけからメッセージを受信する目的で呼出受信
機36のために送信された後のメッセージをもつべきは
そのスティックである。通常の呼出装置は、呼出受信機
36が受信する信号を知らないアンテナ86〜92の全
てからの情報を送信する。これは著しく処理能力を減じ
る。むしろ、所定の呼出受信機36が所定のスティック
に関係付けられるていることを明確に検出できれば、所
定のタイムスロットの期間に選択したスティックから所
望の呼出受信機36へ情報を送信することだけが必要で
ある。残りのスティックは別の呼出受信機に別のメッセ
ージを送信できる。従って、「捕捉」(captur
e)のために、適応呼出装置中のどのスティックが後の
呼出メッセージに対して呼出受信機36へ最も強い信号
を送信するかという形態で、すなわちどのスティックが
最も強い信号を「捕捉」(capture)するかとい
う形態で、呼出受信機36の位置情報をシステム・デー
タベースに提供することが重要である。呼出受信機36
がスティックの北に位置されているか南に位置されてい
るかとこの用途とはは無関係で、むしろ呼出受信機36
がスティックからの信号を最も強い信号として捕捉する
ことである。
【0022】位置検出の完全性が位置IDが検出された
時間に対する時間の関数であるので、要求送信機72か
らの位置情報の要求を位置IDが送信された実際の時間
と整合することが必要である。位置IDが送信される時
間は適応呼出装置で知られている。処理能力を減じるの
で、通常、これはできるだけまれに送信される。しか
し、位置IDが送信されると、送信要求はその後直ぐに
送信することができ、要求した呼出受信機36が応答を
返信する前に或る時間が経過したことが理解される。例
えば、5つの呼出送信部64の位置を検出することが所
望されたときは、位置IDの送信に続く次の5つのメッ
セージがこれら5つの呼出受信機のために要求されて、
それらの位置情報を返信する。従って、所定のタイムス
ロットで5つの呼出受信機36から返信された5つのメ
ッセージを逐次、PLURプロセッサ98が受信するこ
とが期待される。時間の遅れが知られ、それは2〜3秒
のオーダである。
【0023】この発明の応用技術の1つでは、後続のデ
ータ送信のために処理能力を増大する目的で多数の呼出
受信機36が検出された位置をもつことができる。例え
ば、この発明の適応呼出装置により100個の呼出受信
機36が配置されたときは、並列方法で全てのスティッ
クへのメッセージの送信が後続する。例えば、100個
の全ての呼出受信機36が等しく各々25個の4つのス
ティックに分割されたことが検出されたときは、逐次で
かつ並列方法で各スティックへ25個のメッセージが送
信でき、100個の全ての呼出受信機36をカバーする
ので、それらのメッセージの送信に対し処理能力が4倍
増大される。
【0024】この発明の別な面では、呼出受信機36は
受信位置IDを記憶IDと比較するように動作可能であ
り、この記憶IDは前に検出されたものか、又は呼出受
信機36が属することを適応呼出装置が期待した領域を
示すように前にプログラムされた参照用テーブルに記憶
されているものかである。呼出受信機36の近辺でステ
ィックのどれかから受信した位置IDがそれらの内部に
記憶したものと比較しないときは、これは、呼出受信機
36が指定位置の外側、すなわち、適応呼出装置がその
位置を知らないことを示す。これらの条件の下で、呼出
受信機36の付近のスティックへ呼出受信機36のため
に指定されたメッセージを適応呼出装置は送信しない。
IDを内部に記憶したIDと比較しないことを呼出受信
機36が認識すると、PLU受信機96へ返信する位置
IDの送信を呼出受信機36は開始する。位置IDはP
LURプロセッサ98によって処理されて、呼出端末器
に返信されるので、メッセージデータが符号化されたと
きは、適当なハブ又はスティックへ送られる。
【0025】上記適応呼出装置の或る用途では、呼出受
信機36は、2つの都市に存在する一定のハブに関係付
けられる。個人が異なるハブに移動するときは、新しい
ハブのスティックの1つから呼出送信部の範囲内に個人
が来るや否や、また位置IDが送信された時間で、その
位置に関して呼出受信機36は適応呼出装置を更新す
る。呼出受信機36が要求なしでそのIDを送信すると
きは、論争があるかもしれないという点で、もちろん、
受領通知が必要とされる。この方法では、その範囲の別
の呼出受信機36から別の送信を送信する。従って、そ
のID情報を送信する呼出受信機36は、位置がデータ
ベース中の現在値であったことを示す適応呼出装置から
受領通知メッセージを待つ。受領通知が受信されないと
きは、呼出装置がその位置と受領通知を認識するまで、
位置IDといっしょにメッセージの送信を呼出受信機3
6は再試行する。所定回数の試行の後で受領通知が受信
されないときは、呼出受信機36は表示又は音響手段を
通じて利用者にメッセージを送る。
【0026】図4を参照すると、スティックの1つの基
地局とそれに接続されたPLU受信機(PLUR)96
のブロック図が示されている。各スティックは接続した
基地局100をもち、基地局100は衛星受信アンテナ
102で情報を受信する衛星受信機を通常含む。基地局
は接続した呼出アンテナ104をもち、呼出アンテナ1
04はスティック78〜84の呼出送信アンテナ86、
88、90及び92と同様である。さらに、呼出アンテ
ナ104を通って呼出受信機36に要求情報が送信され
る。
【0027】基地局100とPLU受信機96は、公衆
データ網(PDN:PublicData Netwo
rk)106を通るディジタルデータの送信を可能とす
る電話回線110を通じて両方とも公衆データ網106
に接続される。公衆データ網106はマスタクロック装
置(MCS:Master Clock Syste
m)112を含み、マスタクロック信号112は電話会
社によって通常発生され、最小偏位の非常に正確な位相
と周波数に維持される。このマスタクロック信号はスレ
ーブクロック装置(SCS:Slave Clock
System)114を通じて上りリンク(ULS)3
0によって利用され、基地局100もスレーブクロック
装置116を通じてこのマスタクロック信号を参照す
る。スレーブクロック信号116は56kビットの信号
線を経由して又は衛星受信機からデータクロックを通じ
てマスタクロック装置に中継される。PLU受信機96
もスレーブクロック信号116でマスタクロック信号1
12にロックされる。これは、全ての基地局100とP
LU受信機96のために非常に安定なクロック基準を提
供する。従って、PLU受信機が受信信号をタイムスタ
ンプする用途では、全てのPLU受信機の時間軸は非常
に安定で、マスタクロック信号112の共通クロックに
参照される。これがないと、別の型の安定なクロック装
置が必要である。これは、詳細に後述されるだろう。
【0028】公衆データ網は異なる位置の多数のハブ1
18と接続される。各ハブ118はスレーブクロック信
号120を通じてマスタクロック信号112にロックさ
れる。各ハブは公衆データ網106を通じて相互に接続
され、公衆データ網106を通じて上りリンク30にも
接続される。さらに、変復調器(MODEM)124を
通じて公衆データ網106に接続する遠隔電話中継線集
信装置(RTC:Remote Trunk Conc
entrator)122が提供され、これは適応呼出
装置の通常の一部分である。全てのハブ118〜120
と遠隔電話中継線集信装置122は電話回線網、公衆交
換回線網(PSN)126のアナログ部分に接続し、公
衆交換回線網126と公衆データ網106は点線128
により示すように、相互接続される。
【0029】図5を参照すると、通常のハブのブロック
図とスパー(spur)が示されている。ハブは、一般
的には、呼出端末器及びボイス・メイル(以下、「呼出
端末器」という。)130からなり、好ましい実施例で
はジレナイレ(Glenayre)社製のジレナイレ3
000XLである。これは、全く通常の呼出端末器であ
り、適応呼出装置により使用される。このハブは、1次
の56キロビット電話回線132と2次の56キロビッ
ト電話回線134を経由し公衆データ網106を通じて
上りリンクに相互接続される。これらの回線はマルチプ
レクサ136に接続するように動作可能であり、マルチ
プレクサ136は基地局コントローラ138を通じて又
はTNPP回線140を直接通じて呼出端末器130の
両方の入力であり、TNPP回線は互いに通信するよう
に呼出端末器を提供する。基地局コントローラ138は
データを組み立てるように、また上りリンク114へ送
信し、その後静止衛星28を通じて基地局100へ送信
するためにコマンドと制御機能を実施するように動作可
能である。基地局コントローラはモトローラ社製のN1
450である。さらに、変復調器(MODEM)142
を通じて公衆交換回線網(PSN)から受信される多数
のダイヤル呼出回線があり、代替回線が変復調器(MO
DEM)144を通じて接続されて提供される。
【0030】PLU受信機96からの回線が変復調器
(MODEM)148を通じてPLU受信プロセッサ1
50にダイヤル呼出回線146で受信され、PLU受信
プロセッサ105は図3のPLURプロセッサ98と同
様である。PLU受信プロセッサ150はPLU受信機
96から受信された信号を基本的に処理し、呼出端末器
130に位置情報を出力して、内部データベースの位置
情報を更新する。上述したように、各呼出端末器はデー
タベースと関係した呼出受信機36のデータを発生す
る。新しい呼出受信機36が回線にのるときは、データ
ベースが更新され、或は、特定のスティックに或る情報
が送信されるべきモードが入力されるときは、この情報
は呼出端末器130に記憶できる。
【0031】56キロビットの電話回線132及び13
4でマスタクロック信号に中継するために位相ロックル
ープ(PLL)152が提供される。これは、スレーブ
クロック装置(SCS)120を備える。位相ロックル
ープはクロック配信装置(CDS:Clock Dis
tribution System)154への出力で
あるクロックをもち、クロック配信装置は基地局コント
ローラ138により、また呼出端末器130により利用
される。クロック配信は周知であり、アイ・トリプルイ
ー・コミニケーションズ・マガジン(IEEE Com
munications Magazine)1989
年4月号、24頁〜34頁に掲載されたマサミ・キハラ
(Masami kihara)著の論文「ディジタル
回路網を展開させるための参照クロック配信の性能アス
ペクト」(Performance Aspects
of Reference Clock Distri
bution for Evolving Digit
al Networks)に一般的に記述されている。
さらに、電話回線158と変復調器(MODEM)16
0を通じてスパー・ハブとの接続をRTC122は提供
する。呼出端末器130に接続するためのハブの位置で
別の変復調器(MODEM)162とスパーは接続す
る。
【0032】図6を参照すると、呼出受信機36のブロ
ック図が示されている。内部アンテナ166はUHF領
域の周波数で受信と送信の両方を行う。受信周波数は9
29.6625MHzであり、送信周波数は921.0
MHzである。3つの部分をもつアイソレータ168が
提供される。1つの部分は内部アンテナ166に接続さ
れ、1つの入力部分は呼出受信機36の送信側に接続さ
れ、かつ1つの部分は受信側に接続される。アイソレー
タ168の受信側は帯域フィルタ170の入力であり、
帯域フィルタ170の出力はミキサ172の入力であ
る。ミキサは周波数クロックシンセサイザー176から
921MHzの信号を受信するので、その出力は8.6
625MHzの周波数に逓降変換される。ミキサ172
の出力は帯域フィルタ174の入力であり、帯域フィル
タは通常のFM受信チップ178の入力のフィルタとし
て予め調整し、FM受信チップは信号を復調しきつく制
限する。FM受信チップの出力は、チャネルデコーダ及
びエラー検出補正回路(以下、「チャネルデコーダ」と
いう。)180とチャネルイコライザ182の入力であ
る。チャネルイコライザ182の動作は、コレスポンデ
ンス・アイ・トリプルイー・トランザクショナル・コミ
ニケーション(CorrespondenceIEEE
Transactional Communicat
ions)Vol.36、No.4(1988年9月
号)、1070頁〜1073頁に掲載されたジー・イー
・プレスコット他著(G.E.Prescott,et
al)の論文「ディジタル伝送チャネルの通信ひずみの
適応推定」(AdaptiveEstimation
of Transmission Distortio
n in a Digital Communicat
ion Channel)に述べられており、FM受信
チップ178は、「モトローラ・リニア/インターフェ
イス集積回路データブック」(Motorola Li
near/Interface Integrated
Circuits Data Book、DL12A
REV2、p.8−2)に述べられている。これらは通
常のチップである。
【0033】チャネルデコーダ180の出力はPOCS
AGデコーダ184の入力である。POCSAGデコー
ダはOMIO33、つまりシグネティックス社製(Pa
rtNo.PCA 5000T)のPOCSAG呼出デ
コーダ装置である。POCSAGデコーダ184の出力
はCPU186の入力であり、CPU186もチャネル
デコーダ180の出力を入力として受信する。POCS
AGデコーダ184の出力からのPOCSAGデータ
は、適応呼出装置の通常動作中に受信されたメッセージ
データからなる。チャネルデコーダ180の出力は、位
置IDの送信中に最も強い信号をもつスティックの位置
IDをCPU186が検出するのに必要な全情報であ
る。CPU186はこれに接続された表示装置188、
メモリ190及びI/O192を有する。I/O192
はキーボード、つまり入力釦の形態である。
【0034】周波数クロックシンセサイザー(チップ)
176は普通の位相ロックループである。それは921
MHzの電圧制御発振器(VCO)196を備える。電
圧制御発振器196の出力は除算回路198によって除
数64で除され、PLL制御チップ200に入力され
る。PLL制御チップ200に接続するループフィルタ
202も提供される。PLL制御チップ200は、その
上に配置された位相検出器とループフィルタ202を接
続してフォーミングする種々の回路をもつ普通の制御チ
ップである。
【0035】CPU186は内部アンテナ166を通じ
て送信するメッセージデータを発生するように動作可能
であり、メッセージデータは信号線204で出力され
る。信号線204上のメッセージデータはデータを変調
するようにPLL制御チップ200に入力され、ミキサ
210の入力として信号線208上に変調データが出力
される。ミキサ210の局部発振器入力は電圧制御発振
器196の出力に接続される。ミキサ210の出力はフ
ィルタ212で濾波されてアイソレータ168の送信側
への入力のために電力増幅器214に入力される。
【0036】図7を参照すると、呼出受信機(PLU)
36によって送信された電力レベルを増大するための装
置のブロック図が示されている。呼出受信機36がバッ
テリで動作されるので、送信された電力量を最小にする
ことが必要である。従って、電力レベルは比較的に低
い。建物の領域内にある個人や移動物体に呼出受信機3
6が配置されるときは、呼出受信機36からの電力レベ
ルは近接のスティックの1つに配置されたPLU受信機
96とそれに接続したアンテナ94に到達するのにあま
りにも低い。従って、建物には電力送信装置(PTU)
220が設けられ、電力送信装置220は受信アンテナ
222と送信アンテナ224をもつ。呼出受信機36に
よって送信された情報は電力送信装置220により受信
アンテナ222で受信され、緩衝処理されて、高い電力
レベルと同一周波数で送信アンテナ224を通じて後の
時間(好ましくは1フレーム)にPLU受信機96に送
信される。この高い電力レベルは建物の壁を通過するの
に十分である。電力送信装置220はACアウトレット
から給電され、或は、電力送信装置220はPLU受信
機として動作でき、また変復調器(MODEM)226
を通じて公衆データ網(PDN)に接続できる。
【0037】図8を参照すると、建物228の断面、電
力送信装置220及び呼出受信機36が図示されてい
る。呼出受信機36は建物228内に配置され、電力送
信装置220に情報を送信するように動作可能である。
スティック230が建物228に近接して配置され、ス
ティック230はPLU受信アンテナ94と接続された
呼出アンテナ232を有する。また、衛星受信アンテナ
234がスティック230に接続される。建物228の
壁によりもたらされた減衰のせいで、呼出受信機36は
建物内からPLU受信アンテナ94に送信できない。さ
らに、呼出アンテナ232からの信号強度は建物の壁を
通過するのに確かに不十分である。呼出受信機36は建
物内で情報を送信することも、情報を受信することもで
きない。建物自体が区画(cell)つまり静止衛星2
8と通信するように屋上に基地局236と関連した衛星
受信アンテナ238を配置することにより別々のスティ
ックに建てられる。建物中の漏洩同軸ケーブル240に
より呼出アンテナが形成される。漏洩同軸ケーブルは比
較的低い電力で電波を放射するのに動作可能であるが、
建物228の壁内の全領域を取り囲むのに十分である。
従って、建物全体はスティックとして、またそれ自体と
して見なされ、自己の位置IDをもつ。従って、呼出受
信機36が位置ID情報を送信したときは、これが呼出
受信機36により受信された最も強い信号であるので、
特定の建物内にあったこと示す。
【0038】図9を参照すると、呼出受信機36の動作
のフローチャートが示されている。フローチャートはス
タートのブロック244で初期化され、呼出受信機はプ
リアンブルが受信されたか否かを判断する判断ブロック
246に進む。NOの場合はプリアンブルが受信される
までNOの経路に沿ってプリアンブルの入力にプログラ
ムは戻る。プリアンブルが受信される場合には、YES
の経路に沿ってPOCSAG同期が達成されたか否かを
判断する判断ブロック250までプログラムは進む。P
OCSAG同期が達成されるまでNOの経路に沿ってP
OCSAG同期の入力にプログラムは戻り、アドレスが
受信されたか否かを判断する判断ブロック252の入力
までYESの経路に沿ってプログラムは進む。IDアド
レスが受信されるまで、IDアドレス判断ブロック24
8の入力までNOの経路に沿ってプログラムは進み、判
断ブロック252からデータを復号するデコーダデータ
ブロック256までYESの経路に沿ってプログラムは
進む。判断ブロック250、248及び252並びにブ
ロック256はPOCSAGデコーダチップを現す。
【0039】IDアドレスが受信されない場合は、判断
ブロック252の入力までNOの経路に沿ってプログラ
ムは戻る。IDアドレスが受信された場合には、判断ブ
ロック248からコールサインコードワードデータコマ
ンド(コールサインが続くことを述べる)が受信された
か否かを判断する判断ブロック291までYESの経路
に沿ってプログラムは進む。判断ブロック291でNO
の場合は、判断ブロック252の入力にプログラムは戻
り、YESの場合には、IDシーケンスか否かを判断す
る判断ブロック293までプログラムは進む。その後、
プログラム「A」に進む。
【0040】データが復号された後、データが要求か否
かを判断する判断ブロック258にプログラムは進む。
データが要求の場合は、呼出受信機36のIDに関連し
て記憶したスティックIDをPLU受信機96に送信す
る機能ブロック260までYESの経路に沿ってプログ
ラムは進む。送信機を通じてこれが符号化されて送信さ
れる。その後、エンドブロック262までプログラムは
進む。要求が受信されなかった場合は、これは標準メッ
セージを示し、判断ブロック258からNOの経路に沿
ってメッセージを処理する機能ブロック264までプロ
グラムは進み、その後エンドブロック262まで進む。
【0041】スティックのIDが判断ブロック293で
受信される場合は、プログラム「A」までYESの経路
に沿ってプログラムは進み、スティックIDを復号する
機能ブロック266でプログラム「A」は初期化され
る。機能ブロック268により表されるように、スティ
ックIDは記憶され、呼出受信機36のデータベースに
記憶された指定スティックIDと比較される。これは機
能ブロック270で示される。比較が真であったか否か
を判断する判断ブロック272までプログラムは進む。
真の場合は、予め指定したスティックIDが受信スティ
ックIDコードと比較すること、すなわち予め記憶した
スティックIDが受信スティックIDと比較することを
これは示す。真の場合は、判断ブロック272からリタ
ーンブロック274までYESの経路に沿ってプログラ
ムは進む。比較が真でない場合には、新しいIDを示す
NOの経路に沿ってプログラムは進む。
【0042】新IDが受信される場合は、呼出受信機I
Dに関連してPLU受信機にスティックIDを送信する
機能ブロック276までプログラムは進む。その後、受
領通知メッセージを待つ判断ブロック278までプログ
ラムは進み、受領通知メッセージはデコードデータ機能
ブロック256の出力で受信される。受領通知メッセー
ジが受信された場合は、判断ブロック278からリター
ンブロック274までYESの経路に沿ってプログラム
は進む。しかし、受領通知メッセージが受信されなかっ
た場合には、呼出受信機IDとスティックIDを再送信
する機能ブロック280までNOの経路に沿ってプログ
ラムは進む。値「N」を1づつ増加する機能ブロック2
82までプログラムは進み、その後、値が最大値と等し
いか否かを判断する判断ブロック284まで進む。NO
の場合は、判断ブロック284から受領通知メッセージ
が受信されたか否かを再び判断する判断ブロック278
の入力までNOの経路に沿ってプログラムは戻る。これ
は、値「N」が最大値に達するまで続行され、判断ブロ
ック284から機能ブロック286までYESの経路に
沿ってプログラムは進む。呼出受信機36が地域のハブ
で新しい位置を証明することができないことを示す信号
音を機能ブロック286はユーザに出力する。その後、
機能ブロック286からリターンブロック274までプ
ログラムは進む。
【0043】図10を参照すると、到達時間差(TD
A)を演算するフローチャートが示されている。スター
トブロック290でプログラムが初期化され、呼出受信
機36から呼出受信機IDの送信を要求する機能ブロッ
ク292までプログラムは進む。要求メッセージを受信
し、要求メッセージを受信する、つまり単一の呼出受信
機IDを送信するように呼出受信機36が要求メッセー
ジを受信したステップを示す機能ブロック294までプ
ログラムは進む。その後、呼出受信機36が最も最近に
受信したスティックIDからなる位置データと呼出受信
機IDを送信するステップを示す機能ブロック296ま
でプログラムは進む。さらに、呼出受信機36は範囲コ
ードも送信でき、範囲コードは到達時間値の受信データ
を最適に相互相関する能力を提供する。これは、アール
・ディクソン(R.Dixon)著「スペクトル拡散伝
送」(Spread Spectrum Commun
ication)ワイリー(Wiley)社刊に開示さ
れる普通の技術である。その後、呼出受信機送信がPL
U受信機で受信されたステップを示す機能ブロック29
8までプログラムは進む。機能ブロック300により示
されるように、PLU受信機は信号に時間を付加する。
スティック位置情報に加えて、呼出受信機のIDと時間
付加情報が中央処理装置に返信されるステップを示す機
能ブロック302までプログラムは進む。上述した種々
の技術の1つにより機能ブロック304で示されたよう
に、PLURプロセッサは呼出受信機36の位置を演算
する。データベースのデータを更新して位置を記憶する
機能ブロック306までプログラムは進む。
【0044】図11を参照すると、この発明の区画方式
適応呼出装置の概略図が示されている。静止衛星28
は、呼出受信機36へ下りリンク312で信号を送信す
るように動作可能であり、呼出受信機36の1200ボ
ーの受信データ転送速度に対して、9600ボーの比較
的に高いデータ転送速度で動作する。もちろん、下りリ
ンク312は56キロボーで動作できる。一般的に、一
定のチャネルでは、適応呼出装置に関連した呼出送信機
から送信できる以上のデータを静止衛星28は送信でき
る。これは、静止衛星28に多数のハブへ送信させる。
しかし、後述するように、この発明の適応呼出装置はこ
の特徴を利用し、適応呼出装置内の「区画」(cel
l)に同時に多数のメッセージを送信する。
【0045】適応呼出装置がハブのどれかに伝送ストリ
ングを開始するときはいつでも、静止衛星が適応呼出装
置内の特定のスティックの特定の衛星受信機をアドレス
指定するキーアップ・シーケンス(key−up se
quence)が入力される。もちろん、サイマルキャ
スト方式では、各ハブは呼出装置中の個々のスティック
の重複するRF領域をもつ。従って、全スティックが同
時にキーアップされることが必要である。適応呼出装置
中の全スティックに各スティックのIDが送信される、
キーアップ・フィールドを送ることによりキーアップ・
シーケンスが基本的に開始される。もちろん、共通のハ
ブのスティックがグループIDとして表されるIDの部
分をもつので、1つのIDだけが送信されて、そのグル
ープの全スティックをキーアップする。しかし、キーア
ップ・フィールドに含まれる特定のIDに応じて個々の
スティックをキーアップできる。キーアップ・フィール
ドが送信された後、全適応呼出装置の同期フィールドを
備える576ビットプリアンブルが送信される。その
後、一群の各スティックの衛星受信機にメッセージが送
信される。各バッチは同期ワードに続く8つまでの20
ビットメッセージを備える。各メッセージはアドレスに
続くデータからなる。各バッチの最後に、別の同期ワー
ドが送信されて付加メッセージが続行する。全情報が送
信された後、メッセージとキーダウン(key−dow
n)・フィールドの間にウエイト・フィールドが挿入さ
れ、キーダウン・シーケンスが入力されて、全送信機を
キーダウンするので、送信すべきメッセージがないとき
は動作しない。
【0046】図11に示されるように、例えば、サイマ
ルキャスト動作のような、通常の動作中に一定のハブを
規定する適応呼出装置に関連した、5つのスティック3
14、316、318、320及び322がある。サイ
マルキャスト・データを受信するようにサイマルキャス
ト・モードで各スティック314〜322は動作可能で
あり、このデータを各スティック314〜322の関係
した地域に送信し、スティック314〜322のどれか
に関係した地域のどれかにハブ内の全呼出受信機が存在
できると推定される。スティック314〜322の各地
域が括弧324、326、328、330及び332に
より各々表される。各地域には、ドットにより表され
た、複数の呼出受信機36が関連付けられる。しかし、
知られた位置をもつ地域324〜332内に多数の呼出
受信機36がある。これらはドットを囲んだ丸により表
される。例えば、地域324には、認識された位置をも
つ3個の呼出受信機36がある。地域326には、認識
された位置をもつ2個の呼出受信機36がある。地域3
28には、認識された位置をもつ1個の呼出受信機36
がある。地域330には、認識された位置をもつ1個の
呼出受信機36がある。地域332には、認識された位
置をもつ2個の呼出受信機36がある。位置が認識され
ると、認識された位置をもつ呼出受信機に関係したステ
ィックにデータを送信することだけが必要である。この
発明に従って、位置が認識されると、静止衛星28は動
作可能であり、一定のタイムスロットで呼出情報を受信
するのはどのスティック314〜322かを選択するこ
とによりスティック314〜322に情報を送信する。
これは各スティック314〜322が処理する単一のI
Dを通じてなされる。従って、関係した地域だけに送信
するためにスティック314〜322のどれかに静止衛
星28は選択的に情報を送信できる。
【0047】重複するRF領域をもつ適応呼出装置に隣
接した2つのスティックが存在するときはいつでも、つ
まり適応呼出装置に関していつもの場合であり、RF電
界強度の観点から呼出受信機36の実際の位置に関して
あいまいさが存在するという可能性がある。例えば、位
置検出ステップの間、呼出受信機36はあるスティック
から受信しているかも知れないし、次のステップで、隣
接したパターンにある別のスティックからメッセージが
受信されるかも知れない。これは2つの隣接スティック
の間に等距離で呼出受信機36が配置されるという事実
によるかも知れない。呼出受信機36が最も強い信号を
捕捉するので、時間の関数としてこれは変化し、特別の
位置がたとえ変化しなくても、大気条件の影響により、
呼出受信機36の再設定を無視し、各スティックから送
信された電力のばらつきでさえも無視する。従って、重
複するRF電界が存在するときはいつでも、パターン内
に位置される呼出受信機36をもつように予め検出され
た呼出送信機だけをターンオンし、隣接呼出送信機をタ
ーンオフし、こうして各スティックと個々の区画を作る
ことが望ましい。もちろん、これはいくつかの問題が存
在する。すなわち、領域内の呼出送信機が重複しない方
法でターンオン、ターンオフしなければならず、一定の
区画に送信された各メッセージのために各呼出送信機が
シーケンスされるべきターンオン手順を必要とする。そ
の後、この区画はターンオフされ、隣接区画はターンオ
ンされる。
【0048】図12を参照すると、重複する区画のどれ
がターンオン及びターンオフされるべきであるかを検出
する格子配置が示されている。A区画、B区画、C区画
及びD区画のマトリックスで区画が配置される。これら
の全区画は重複する。従って、最初にA区画、続いてB
区画、続いてC区画、そしてD区画をターンオンする必
要がある。この発明の別な実施例では、直交符号化によ
り2つの呼出送信機から各呼出受信機36がメッセージ
を受信できるように、適応呼出装置を制御できる。この
方法では、メッセージが隣接区画の両方の位置(sit
e)から送信されるので、2つの重複する位置をターン
オンでき、どちらか一方の位置から受信する呼出受信機
がメッセージを受信する。2つのメッセージを識別でき
る呼出受信機36で一方の隣接位置の両方のメッセージ
の送信と次の隣接位置の両方のメッセージの送信とをこ
れは必要とする。これは詳細に後述する。しかし、好ま
しい実施例では、A区画とB区画は第1組の直交重複区
画からなり、C区画とD区画は第2組の重複区画からな
る。従って、全てのA区画とB区画をターンオンし、続
いて全てのC区画とD区画をターンオンすることが必要
なだけであり、処理能力を最小2倍増大する。
【0049】図13を参照すると、区画モードを実行す
ることによりいかに処理能力を増大できるかを示す概略
が示されている。上の線では、2つの形式のメッセー
ジ、つまり、区画モードで送信されるバッチ・メッセー
ジと、サイマルキャスト・モード中に送信される通常メ
ッセージとからなるものとして、メッセージ・ストリン
グが示されている。xが0からnまで変化するMXとし
て通常メッセージが表され、yが0からmまで変化する
BMYとしてバッチ・メッセージが表される。3つのサ
イマルキャスト・メッセージM0、M1及びM2、3つの
区画メッセージBM3、BM4及びBM5、並びに2つの
付加サイマルキャスト・メッセージM6及びM7からなる
ものとして、呼出端末器により受信されたメッセージ・
ストリングが示される。2つのモードで、つまりサイマ
ルキャスト・モードと区画モードとで、静止衛星28を
通じてメッセージ・ストリングが送信される。サイマル
キャスト・モードが最初に入力され、特定のハブの全ス
ティックにサイマルキャスト・メッセージM0、M1及び
2が送信される。その後、区画モードで同時に単一の
フレームでバッチ・メッセージBM3、BM4及びBM5
が全て送信される。区画モードでは、フレームの長さは
送信すべき最長メッセージにより規定される。最長メッ
セージが送信された後、適応呼出装置はサイマルキャス
ト・モードに戻り、メッセージM6及びM7が送信され
る。これは区画方式の適応性を示す。すなわち、呼出受
信機36の位置に関する知識と区画モードの送信のため
のメッセージのグループとにより特定位置にメッセージ
が送られるべきであることが認識できる。もちろん、も
し必要ならば位置を検出するのに、適応呼出装置はサイ
マルキャスト・モードを使用できる。
【0050】図14(a)及び(b)を参照すると、区
画モードの送信の別の例が示されている。認識された位
置をもつ適応呼出装置の呼出受信機36に送信されるた
めに表された8つのバッチ・メッセージがある。上述し
たように、これらのバッチ・メッセージに関係した呼出
受信機36の位置は予め検出される。図14(a)に示
すように、3つの重複しない領域に存在するように呼出
受信機36が規定される。第1の分離し重複しない領域
は、関係した選定メッセージBM1、BM2、BM4及び
BM6をもつ呼出受信機を含む。メッセージBM3及びB
5は第2の分離領域のために選定され、またバッチ・
メッセージBM7及びBM8が第3の分離領域の呼出受信
機36に選定される。メッセージを送信すべき3つの分
離領域があるので、3つの領域に関係した3つのスティ
ックが一定の時間でターンオンできることをこれは意味
する。従って、メッセージBM1、BM3及びBM8が共
通の時間で送信されるように、バッチ・メッセージが配
置される。その後、バッチ・メッセージBM2、BM5
びBM7が単一のタイムスロットで送信され、メッセー
ジBM4とBM6が単一のタイムスロットでそれぞれ送信
される。
【0051】図15を参照すると、図12の区画が示さ
れ、さらに建物位置区画(BCN)が示されている。建
物位置区画が各種々の重複領域内に配置され、各建物区
画位置は、図12に示した現区画位置にほとんど重複す
る実際上別の区画位置である。建物区画位置は区画の別
の形式を規定する。しかし、干渉問題は、建物が属する
区画位置が送信中、建物区画位置から分離されるという
ことをまだ必要とする。従って、建物区画位置が送信の
ときは、それらが属する区画は送信中ではない。もちろ
ん、建物位置はお互いに重複しない、隣接して存在する
せいで小さい干渉しかない。
【0052】全区画位置へのサイマルキャスト送信、建
物への区画送信及び区画位置への区画送信から構成され
るような、メッセージ・ストリングが示される。最初
に、適応呼出装置はメッセージSNを送信するようにサ
イマルキャスト・モードとなる。それから、適応呼出装
置は区画モードに移行して建物へ送信する。第1の区画
メッセージがBCN、第2の区画メッセージがBCN+1
ある。もちろん、BCN送信中、多数のメッセージが異
なる建物区画位置に送信できる。メッセージBCN+1
送信された後、適応呼出装置はサイマルキャスト・モー
ドに戻り、メッセージSN+1を送信する。適応呼出装置
は区画モードに移行し、直交モードで全てのA区画とB
区画へバッチ・モードでメッセージを送信し、その後、
直交モードでC区画とD区画にメッセージを送信するよ
うに切り替わる。区画メッセージBCN+2及びBCN+3
して建物位置に適応呼出装置は2つのシーケンシャル・
メッセージを送信するように切り替わる。それから、次
のサイマルキャスト・メッセージSN+2がサイマルキャ
スト・モードで送信され、適応呼出装置は区画モードに
戻る。区画モードでは、直交符号化により同時にA区画
及びB区画に次の区画メッセージが送信され、メッセー
ジがC区画及びD区画に送信される。その後、適応呼出
装置はサイマルキャスト・モードに移行して、メッセー
ジSN+3を送信する。図15の適応呼出装置から理解で
きるように、適応呼出装置はサイマルキャスト・モード
と区画モードに適応するように移行でき、送信の効率を
最適化するように区画モード中にいずれかの方式でデー
タを処理する。
【0053】図16を参照すると、電話回線又はCAT
V装置のいずれかを通じてスティック位置の呼出装置に
データが送信される別の方法が示されている。データを
送信する公衆交換回線網(PSN)34に接続するよう
に呼出端末器44は動作可能である。時間シーケンス・
コントローラ337を通じて公衆交換回線網34に送信
する前に、このデータはタイム・タグ(time−ta
gged)又はファイル・タグ(file−tagge
d)される。スティックコントローラ339及び時間シ
ーケンス・コントローラ337と共に呼出端末器44は
動作して、電話回線を通じたデータとしてどのメッセー
ジが送信されるべきかを最初に検出し、送信のためのこ
れらのメッセージを組み立てる。後述するように、これ
らのメッセージは通常、静止衛星28を通じて送信され
るのを非実用的にする或る長さを超えたものである。全
てのクロック装置が公衆交換回線網34内のマスタクロ
ック装置(MCS)112によって同期され、スレーブ
クロック装置(SCS)120がマスタクロック装置1
12まで同期し、呼出端末器44及び時間シーケンス・
コントローラ337の動作のための安定したクロックを
提供する。
【0054】呼出端末器44から公衆交換回線網34を
通じ変復調器(MODEM)338を経由して呼出装置
334に接続されたプロセッサ336に、データすなわ
ちメッセージ情報が送信される。例えば、漏洩同軸ケー
ブル240を通じて個人位置機器36に後で送信すべき
ファイル及びデータを記憶するためのメモリ340が提
供される。呼出装置334により示されるように、漏洩
同軸ケーブル240は種々の呼出装置に接続された呼出
アンテナのどれかにある。公衆交換回線網34への別の
経路は、CATV装置341を通じてT2回線を経由し
てデータを送るものである。
【0055】動作時、データがメッセージ、例えば、短
いメッセージとして送信されるべきか、呼出装置334
に別の「ハードウエア」接続又は経路を通じて送信され
るべきかを時間シーケンス・コントローラ337を通じ
て呼出端末器44は決定する。例えば、メッセージが所
定の長さ以上に長いときは、別の経路を経由してファイ
ルとして送信される。
【0056】一般的に、電話回線でデータを送信する目
的は、呼出装置中の制御リンクが最も信頼できない下部
装置の構成要素の1つだということである。これは、コ
ストと余裕の妥協を必要とする主に多数の目的のためで
ある。また、呼出速度を増大する目標で、リンクの帯域
幅とタイミングの正確さは増大させなければならない。
別の経路を経由して制御情報とクロック情報から別々に
データを送信できる、動作を分離することにより、より
信頼でき、コストの有効な方法でこの多数の改良は達成
できる。従って、多数の制御リンクが設けられ、静止衛
星28は主としてクロックと制御部分を提供する。
【0057】通常の呼出装置では、電話回線入力からの
呼出要求は呼出端末器44によってまず様式化される。
次に、呼出送信制御信号がスティックコントローラ33
9によって付加されて、複合制御リンク信号を生成す
る。この複合制御リンク信号が呼出装置334の適当な
呼出送信機に送信される。呼出装置334の呼出送信機
はこの複合制御リンク信号を受信して、リアルタイムで
実行する。全時間の関係した調整が非呼出動作期間にな
さなければならないし、また全ての呼出装置に関して調
整機能を考慮しなければならない。この発明で述べたよ
うに、サイマルキャストの呼出装置では、隣接RF電界
送信出力間の位相又は時間関係は制限され、1ビットタ
イムの何分の1内にセットされる。従って、静止衛星2
8を通る制御リンクはその信号を種々の隣接RF電界間
の最小差分誤差で呼出送信機に導かなければならない。
それ故、通常の呼出装置では制御信号に関して3つの主
な要素が存在する。つまり、呼出送信機に関係したコマ
ンド及び制御信号と、送信すべき呼出信号と、呼出送信
機の隣接RF電界の送信呼出信号に対して、呼出送信機
から送信された呼出信号のタイミング又は位相とが存在
する。
【0058】第3の要素、つまりタイミング又は位相は
呼出装置の大きな問題であった。公衆交換回線網34の
時間軸を利用するマスタクロック装置112とスレーブ
クロック装置120の使用によりこの呼出装置はこのタ
イミングを提供する。さらに、送信時間に又は送信時間
の前に目的地へデータを提供すると、このデータは宛先
に別の経路を経由して送られる。しかし、この呼出装置
が動作するには、呼出送信機は送信シーケンスが必要と
するまでデータを保持する能力をもたなければならな
い。このシリアル・シーケンシャルな性質のために、弾
力性のあるシリアルメモリとしてメモリ340は動作す
るが、標準のランダムアクセスメモリとしても働く。
【0059】図16の適応呼出装置に関して3つの動作
モードがある。第1のモードは標準時間差の正確な制御
角リンク(standard time differ
ence accurate control ang
le link)を使用する通常の標準モードである。
これは通常地上無線周波制御リンク(RCL)である
が、この標準時間差の正確な制御角リンクのために好ま
しい実施例は直接衛星制御リンク(DSCL)である。
第2のモードでは、各呼出のデータが評価され、20ビ
ットワード以上の大きいものが現れるときは、20ビッ
トワード・ファイルネイムに置き換わられ、ファイルネ
イムとして直接衛星制御リンクに送信される。名前付け
されたデータはその名前でつながれ、関係したメモリ3
40に記憶するために種々の呼出装置の所要スティック
に別の経路により送信される。これはPOCSAGフォ
ーマットを含む好ましい実施例であり、他の制御リンク
のフォーマットとオプションのためにリンク処理が実施
される。第3のモードでは、コマンド及びデータを加え
た制御信号が別の経路により送信される。タイミングだ
けが衛星リンクにより維持される。第3のモードが唯一
の動作モードのときは、GPS、TDRS、LORAN
−C、OMEG−A、DECC−A及び関係した航法装
置(Navaids)のような静止衛星又は地上情報源
からタイミングは必要とされる。
【0060】第2及び第3の動作モードは別な利点を提
供する。従来の呼出装置の大きな欠点の1つは、制御リ
ンクの開始点で要求だけを挿入できるように送信装置が
構成されるということである。2つの例はコールサイン
又は第2の呼出を挿入することである。コールサインが
呼出送信機にあるときは、自動方法で若しくは第2又は
第3のモードの特徴が呼出送信装置の組に在るときは遠
隔コマンドにより、より効率的に実行できる。第2及び
第3のモードの一実施例は連続RF電界をもつ2つ以上
の呼出端末器間の干渉を考慮できる。規定時間値までに
は送信前の呼出送信機にデータが到達するので、第2の
呼出端末器からコールサイン又は呼出信号のような第2
の入力の挿入のために到達期間中のタイムスロットが評
価できる。従って、時間零から規定時間までの間に無く
なったデータは情報源からの非送信時間である。それ
故、非送信時間の間に送信が挿入できる。POCSAG
フォーマットの場合には、規定時間が454MSの積分
のときは、第2の情報源から整数1200BPSのバッ
チが同期的に挿入できる。
【0061】さらに、第2の動作モードを参照すると、
特定の呼出受信機アドレスがファイルネイムで置き換え
られるための各呼出シーケンスにデータが必要である。
静止衛星28を通る衛星リンクを経由して呼出送信機
に、この新しいシーケンスが結合される。ファイルネイ
ムは置き換わったデータにも割り付けられる。電話回線
を経由又はCATV装置341を通じて指定スティック
にこのデータファイルが送信され、衛星リンクを経由し
て要求されるまで維持される。従って、第2の動作モー
ドで送信された呼出は呼出受信機アドレス及び実際のデ
ータではなく送信されるべきデータのファイルネイムを
含む。それ故、衛星リンクを通して送信されたコマンド
と制御情報と共に、データが別のリンクを通して送信さ
れる。衛星リンクを渡る機能は基本的には上りリンクへ
の呼出信号であり、メッセージ内容、POCSAGは、
搬送波ターンオン、日時(TOD)(オプション)、キ
ーアップ・シーケンス、プリアンブル、バッチ、フレー
ム、アドレス、データファイルネイム、ホールドタイム
及びキーダウン・シーケンスを含む。呼出装置334は
データをファイルネイムがあるとして認識するように動
作可能であり、そのデータの代わりにそのファイルネイ
ムをもつファイルを自動的に挿入する。実質的に、衛星
送信シーケンスは通常の呼出シーケンスと同一である
が、データは実際には衛星リンクを通して送信されず、
ファイルネイムだけが送信される。
【0062】第3の動作モードでは、全ての呼出信号が
時間/シーケンスでつながれ、記憶されている別の経路
を経由して呼出装置334に送信される。この信号を送
信する時間のときは、下りリンクを通じて静止衛星28
からタイミング情報だけを必要として送信される。クロ
ック及び日時(TOD)又はシーケンス信号が衛星信号
から取り出される。衛星信号は少なくともクロック及び
日時又はシーケンス信号からなる。第3の動作モードで
動作する全呼出信号が時間/シーケンスでつながれ、衛
星下りリンクにより制御された送信の時間及び指令と共
に別のリンクを経由してスティックに転送される。
【0063】図17(a)及び(b)を参照すると、図
16の適応呼出装置の動作を示すフローチャートが示さ
れている。スタートブロック342でプログラムが初期
化され、データを記録する機能ブロック344まで進
む。この機能ブロックで、データが時間記録すべきか、
ファイルネイムで記録すべきかが決定される。機能ブロ
ック346により示されるように、この記録したデータ
が呼出装置に送信される。機能ブロック348におい
て、呼出装置334の適当な1つに送信するために制御
及びクロック信号が静止衛星に送信される。その後、プ
ログラムはリターンブロック350まで進む。
【0064】図17(b)では、呼出装置334のフロ
ーチャートが示される。スタートブロック352でプロ
グラムが初期化され、データが時間記録されるモードで
呼出装置が動作中かどうかを判断する判断ブロック35
4まで進む。動作中でない場合は、メッセージが受信さ
れる機能ブロック356までNOの経路に沿ってプログ
ラムは進む。メッセージが受信されるときは、このデー
タがファイルネイムであるかどうかを決定するようにデ
ータ部分が試験され、すでに記憶したファイルと比較す
る。一致した場合には、機能ブロック366により示さ
れたように、ファイルを取り出して送信するようにYE
Sの経路に沿ってプログラムは進む。その後、プログラ
ムは判断ブロック354の入力まで戻る。しかし、機能
ブロック360により示されているように、これがサイ
マルキャスト・モードを通じた標準呼出メッセージ送信
だったと決定された場合には、通常モードでメッセージ
を送信するようにNOの経路に沿ってプログラムは進
む。その後、プログラムは判断ブロック354の入力ま
で戻る。
【0065】呼出装置が時間結合動作モード、例えば第
3の動作モードで動作していたときは、判断ブロック3
54から記憶されたファイルを時間軸と比較する機能ブ
ロック362までYESの経路に沿って呼出装置は進
む。それから、送信する時間かを判断する判断ブロック
364までプログラムは進む。送信する時間でない場合
は、機能ブロック362の入力までNOの経路に沿って
プログラムは進み、送信の時間が生じた場合には、ファ
イルを送信する機能ブロック366までYESの経路に
沿ってプログラムは進む。
【0066】図18を参照すると、図16の適応呼出装
置の詳細なブロック図が示されている。時間シーケンス
・コントローラ337がインタフェースコントローラ及
び時間/シーケンス結合装置(interface c
ontroller andtime/sequenc
e tagging system)として示される。
上述したように、これは20ビットワードを超えるかど
うかを判断するようにデータを試験する、実質的にパー
ソナル・コンピュータである。超えた場合は、ファイル
ネイムかタイムタグのいずれか与えられ、別のリンクを
通じて呼出装置に送信する。呼出端末器44は部品番号
3000XLとしてグレナイヤ(Glenayre)社
により製造される。スティックコントローラ339は部
品番号DDC1450としてモトローラ社により製造さ
れる。これらは適応呼出装置の通常の部品である。直接
着信ダイヤル(DID:Direct−Inward−
Dial)ラインが呼出端末器に入り、呼出端末器は時
間シーケンス・コントローラ337及びスティックコン
トローラ339に送信シーケンスを検査し、フォーマッ
ト化しかつ送信する。それから、スティックコントロー
ラ339は時間シーケンス・コントローラ337に送信
機制御シーケンスを送信する。時間シーケンス・コント
ローラ337は、実質的に静止衛星28からなるクロッ
ク及び時間/シーケンス配信媒体/装置(以下、「クロ
ック配信装置」という。)366を通じてクロック及び
日時(TOD)又はシーケンスを送信する。時間シーケ
ンス・コントローラ337は、ブロック368により表
される、コマンド及び制御配信媒体/装置(以下、「コ
マンド配信装置」という。)にコマンド及び制御機能
(スティックと呼出)も送信する。データはデータ配信
媒体/装置(以下、「データ配信装置」という。)37
0を通じて送信される。ブロック366及び368の両
方は第2の動作モードで衛星リンクにより表されること
ができるのに対して、データ配信装置370は電話リン
クにより表される。呼出装置334は点線により表さ
れ、メモリ340とシーケンスコントローラとして述べ
たプロセッサ336とを含む。
【0067】ブロック372により表されるように、時
間及び事象発生器(以下、「時間発生器」という。)に
よる受信のために全ての呼出装置334に、クロック配
信装置366は種々のクロックとタイミング/シーケン
ス信号を送信する。コマンド配信装置368は、呼出装
置334の必要とする少なくとも1つにコマンドと制御
信号を送信する。データ配信装置370は、呼出装置3
34のうちの指定呼出装置にデータを送信する。時間発
生器372はクロック、日時及びシーケンス信号をクロ
ック配信装置366から引き出し、呼出送信機374に
クロックを送信する。ブロック368からコマンド及び
制御信号を受信するために呼出装置にコマンド及び制御
受信機(以下、「コマンド受信機」という。)376が
用意される。データ配信装置370からデータを受信す
るためにデータ受信機380が用意される。データ受信
機380はメモリ340にデータを入力するが、コマン
ド受信機376はプロセッサに接続される。プロセッサ
336はコマンド受信機376からコマンド及び制御シ
ーケンスを受け取り、メモリ340に記憶されたデータ
並びに時間発生器372からの時間及び事象信号と共
に、呼出送信機374に呼出信号を順番に送信する。呼
出送信機374は部品番号PURC5000としてモト
ローラ社により製造された装置であり、受信クロックに
送信機クロックをロックするように動作可能であり、接
続したアンテナ384を通じてRF送信信号を送信す
る。
【0068】図19を参照すると、直交符号化をさせる
ように、上及び下側波帯信号を受信するための呼出受信
機(PLU)36の受信部のブロック図が示されてい
る。呼出受信機36は内部に設けられた通常のFM受信
部386をもち、アンテナ388で上及び下側波帯符号
化信号を受信するようにFM受信部は動作可能である。
2つの信号が識別できるように、上記上及び下側波帯符
号化信号が上側帯フィルタ390と下側帯フィルタ39
2によって濾波される。上記信号がPOCSAGデコー
ダ394に入力され、1200ボーで動作する上側帯フ
ィルタ390と下側帯フィルタ392の両方と共に、例
えば、2400ボーの高速でPOCSAGデコーダは動
作する。POCSAGデコーダは上記信号のいずれか一
方を復号するように動作でき、出力側396に上記信号
を出力する。信号の上及び下側波帯の符号化は3KHz
以下の帯域幅を必要とし、普通の技術である。
【0069】図20を参照すると、処理能力を増大する
ための別の実施例のブロック図が示されている。スティ
ック位置の呼出装置に4800ボーで初期信号が受信さ
れ、変復調器(MODEM)398であるプリコーダに
入力される。変復調器は1200ボーで普通の電話回線
信号を出力し、その電話回線信号は呼出送信機400に
入力されて、アンテナ402を通じて送信される。呼出
受信機36はアンテナ388でこの信号を受信するよう
に動作して、FM受信部386でその信号を逓降変換す
る。第2の変復調器404は復調モードで動作されて、
1200ボーの入力信号を4800ボーの信号に復調
し、その信号が4800ボーの速度で動作するPOCS
AGデコーダ406に入力される。この方式では、プリ
デコーディングの利用により処理能力が増大される。
【0070】要約すると、呼出がサイマルキャスト方式
又は区画方式で行える適応呼出装置が提供される。区画
方式では、RF位置が適応呼出装置内で認識されるよう
に、或る呼出受信機の位置が決定される。その後、適応
呼出装置全体が同一メッセージを受信しなくてもよいの
で、適応呼出装置内の異なる呼出送信機に多数のメッセ
ージを同時に送信できる。これは、適応呼出装置につい
て処理能力を増大する。
【0071】好ましい実施例が詳細に述べられている
が、付属の特許請求の範囲により規定されるこの発明の
精神及び範囲から逸脱することなく種々の変形、置き換
え及び変更がなし得ることを理解すべきである。
【0072】
【発明の効果】適応呼出装置は、呼出信号を受信するよ
うに動作しかつその呼出信号を静止衛星28に送信して
スティック位置314、316、318、320及び3
22に下りリンク312を通じて送信する呼出端末器を
含む。各スティック314〜322は一定の地域32
4、326、328、330及び332に関係付けられ
る。スティックはサイマルキャスト・モード及び区画モ
ードでも動作可能である。区画モードでは、他の区画か
ら識別される別なメッセージを受信するように各スティ
ック314〜322は動作できる。地域324〜332
のどれかの認識した位置をもつ呼出受信機36は選択的
にアドレス指定でき、データがそこに送信される。隣接
RF地域間の干渉を防ぐように、区画モードで区画を選
択するように隣接区画は送信中に呼び出しされない。こ
れらの区画は異なる時間で呼び出しできる。直交符号化
が使用できるので隣接区画を呼び出しでき、従って処理
能力を増大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の適応呼出装置を示す斜視図である。
【図2】位置を検出するための三角測量方法を示す図で
ある。
【図3】この発明の適応呼出装置を示すブロック図であ
る。
【図4】この発明の基地局と適応呼出装置を示す詳細な
ブロック図である。
【図5】この発明におけるハブを示す詳細なブロック図
である。
【図6】この発明における呼出受信機を示す詳細なブロ
ック図である。
【図7】この発明における電力受信装置を示すブロック
図である。
【図8】この発明における電力送信装置(PTU)及び
呼出受信機(PLU)を示すと共に、建物を示す断面図
である。
【図9】この発明における呼出受信機の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図10】この発明において到達時間差(TDA)を演
算するためのフローチャートである。
【図11】位置又は区画を選択するようにデータを送信
するための区画モードの適応呼出装置を示す図である。
【図12】様々な重複する受信パターンを示す図であ
る。
【図13】メッセージ・ストリング送信を示す図であ
る。
【図14】区画位置に送信するためのバッチ・メッセー
ジの配列を示す図である。
【図15】区画位置と建物の一部を示す図である。
【図16】電話回線又はCATV回線を経由するデータ
の送信を示す他の実施例を示すブロック図である。
【図17】図16のこの発明の他の実施例の適応呼出装
置の動作を示すフローチャートである。
【図18】図16のこの発明の他の実施例の適応呼出装
置を示す詳細なブロック図である。
【図19】直交符号化を認める、上下側波帯信号を受信
するための呼出受信機の受信部を示すブロック図であ
る。
【図20】プリコーディングを利用する適応呼出装置の
処理能力を増大するための他の実施例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
10、12、14 アンテナ塔 16、18、20 呼出送信アンテナ 22、24、26 衛星受信機 28 静止衛星 30 上りリンク 32 衛星送信アンテナ 34 公衆交換回線網(PSN) 36 呼出受信機(PLU) 38、40、42 受信アンテナ 44 呼出端末器 46 データ入力装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 呼出受信機にメッセージを送信する適応
    呼出装置であり、 呼出受信機のために指定されたメッセージを受信する第
    1及び第2の呼出装置であって、その各々が呼出送信機
    を有する前記呼出装置、 前記第1及び第2の呼出装置の所定の地域のいずれか内
    にある選択呼出受信機の存在を検出する位置検出装置、 所定の指定呼出受信機への送信のためにメッセージを発
    生して送信する送信装置、 この送信装置を前記第1及び第2の呼出装置に接続する
    送信リンク、 並びに前記送信装置を制御して位置検出されるべき指定
    呼出受信機を前記位置検出装置が検出している前記第1
    及び第2の呼出装置の1つだけに前記発生したメッセー
    ジを送信する経路制御回路を備え、 前記呼出送信機の周囲の所定の地域内に存在する前記呼
    出受信機の1つにRFリンクを通して前記受信したメッ
    セージを前記呼出送信機が送信する適応呼出装置。
  2. 【請求項2】 前記送信装置が、 呼出メッセージとして前記メッセージを発生する呼出端
    末器、 この呼出端末器によって発生された呼出メッセージを受
    信し、前記第1及び第2の呼出装置に前記送信リンクを
    経由して前記呼出メッセージを送信する静止衛星、 並びに前記呼出端末器から前記静止衛星に前記発生した
    呼出メッセージを送信する衛星上りリンクを備えた請求
    項第1項記載の適応呼出装置。
  3. 【請求項3】 前記経路制御回路が第1及び第2のモー
    ドで動作可能であり、前記第1のモードの前記経路制御
    回路は前記送信装置を制御して位置検出されるべき前記
    指定呼出受信機を前記位置検出装置が検出している前記
    第1及び第2の呼出装置の1つだけに前記発生したメッ
    セージを送信するように動作し、かつ前記第2のモード
    では前記第1及び第2の呼出装置の両方に前記呼出メッ
    セージを送信し、前記適応呼出装置の処理能力を変更す
    るように所定の基準に従って前記第1のモードと前記第
    2のモードに切り換える制御回路をさらに備えた請求項
    第1項記載の適応呼出装置。
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