JPH057441A - 擬餌付釣り針 - Google Patents

擬餌付釣り針

Info

Publication number
JPH057441A
JPH057441A JP18806491A JP18806491A JPH057441A JP H057441 A JPH057441 A JP H057441A JP 18806491 A JP18806491 A JP 18806491A JP 18806491 A JP18806491 A JP 18806491A JP H057441 A JPH057441 A JP H057441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
light
reflecting
fish
fishhook
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP18806491A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Imai
雅也 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Shokubai Co Ltd filed Critical Nippon Shokubai Co Ltd
Priority to JP18806491A priority Critical patent/JPH057441A/ja
Publication of JPH057441A publication Critical patent/JPH057441A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 生きた魚の腹部の様に明るくキラキラと光
り、魚を呼び寄せて、針に食いつかせるように誘引する
擬餌付釣り針を提供する。 【構成】 フィルム状またはシート状の支持材料の少な
くとも片面に、金属光沢面または真珠光沢面を有して光
を反射する光反射性薄片状粒子が多数付着されてなる光
反射性薄片状粒子分散シートの細片を擬餌として用い、
これを釣り針に装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光を反射して集魚効果
を発揮する擬餌付釣り針に関するものである。
【0002】
【従来の技術】魚釣りを行うにあたっては、生きた魚,
魚の切り身,えび,環虫類等が餌として用いられる。但
しこれらの餌は、魚が食いつく度にとられたり或ははず
れたりするので、その都度餌を付けなくてはならないと
いう手間を有する。そこで上記の餌に代わるものとし
て、乾燥した魚皮,乾燥魚皮に金属蒸着を施したも
の,生ゴムシートや着色プラスチックシート等を擬餌
として用いることが行なわれている。
【0003】ところで多くの魚類は、魚の腹部で反射さ
れる光を感知することによって餌の対象となる魚を認識
し、これを餌としてのみこむことが知られており、上記
〜の擬餌は光反射性の面で不十分である。
【0004】即ち乾燥した魚皮は多くの鱗が剥離して
しまっていて鱗の光反射による集魚効果が不十分であ
り、また乾燥した魚皮に金属蒸着を施したものは魚皮
表面の凹凸が微細すぎるため、光沢が鈍く十分な金属光
沢面が形成されていない。さらに生ゴムシートや着色
プラスチックシートは光反射性の点で鱗とは全く異なる
ものであり、十分な集魚効果を発揮できない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に着
目してなされたものであって、生きた魚の腹部の様に明
るくキラキラと光り、魚を呼び寄せて、針に食いつかせ
るように誘引する擬餌付釣り針を提供しようとするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成した本発
明とは、フィルム状またはシート状の支持材料の少なく
とも片面に、金属光沢面または真珠光沢面を有して光を
反射する光反射性薄片状粒子が多数付着されてなる光反
射性粒子分散シートの細片を擬餌として用い、これを釣
り針に装着してなることを要旨とするものである。
【0007】
【作用及び実施例】図1は本発明に係る擬餌付釣り針の
代表例を示す概略説明図であって、擬餌10と釣り針2
0とからなり、例えば図1(b)に示す様な矢羽根状の
擬餌10を折りたたんで図1(a)の様に形成してもよ
い。尚擬餌10は光反射性粒子分散シートを任意の形状
に裁断して細片としたものを用いればよく、図2に示す
形状のもの等が例示できる。
【0008】尚本発明における光反射性薄片状粒子と
は、金属光沢面または真珠光沢面を有する薄片状粒子で
あり、図3に示すように、上記光反射性薄片状粒子1を
支持フィルム2の少なくとも片面に形成された粘着剤層
3に多数散布して圧着することにより、上記光反射性粒
子1の一部が重なり合う等して該光反射性粒子の光反射
面をあらゆる方向へばらつかせ、光をランダム方向へ反
射するシートを得ることができる。従って本発明に係る
擬餌付き釣り針を用いれば、鱗と同様の光を周囲のあら
ゆる方向へ反射することが可能であり、優れた集魚効果
を得ることができる。特に明るい白色系の金属光沢や真
珠光沢を持たせたものは魚腹部に近似させた外観を与え
るので擬餌として一層有効となる。
【0009】上記光反射性薄片状粒子としては市販のも
のを用いることができ、例えばフィルムの表面に金属層
が形成されてなるシートや或は多数の薄膜を重ねること
により真珠光沢を醸し出すシートを用い、これを四角,
丸,三角等任意の形状に裁断した薄片状粒子を用いれば
よく、上記粒子の好ましい大きさは、四角片の場合0.00
1 〜10mm角であり、0.01〜1mm角がより好ましい。
【0010】また本発明において擬餌として用いる光反
射性粒子分散シートは、後述する様に実質的に溶剤を含
まない粘着剤を用いているので、水に不溶性のものか或
は著しく膨潤しないようなものであれば通常のフィルム
が適用でき、例えばポリエチレン,ポリプロピレン,ポ
リアミド,ポリエステル,ポリカーボネート,ポリ塩化
ビニル,ポリ塩化ビニリデン,天然ゴム,合成ゴム,ポ
リウレタン,エチレン−酢酸ビニル共重合体,エチレン
−ビニルアルコール共重合体等を用いることができる。
【0011】上記支持フィルムは透明でも不透明でもよ
く、或は着色されていてもよいが、その厚さは10〜1
000μmが好ましい。
【0012】また本発明は上記光反射性粒子分散シート
に用いる粘着剤の種類を限定するものでもなく、通常の
粘着テープや粘着ラベルに用いられる永久粘着テープの
粘着剤であるゴム系粘着剤,アクリル系粘着剤及びシリ
コーン系粘着剤等が例示できる。上記粘着剤が支持フィ
ルム上に形成する粘着剤層の厚さとしては、5〜200
μmが好ましい。
【0013】尚上述の実質的に溶剤を含まない粘着剤層
とは、上記粘着剤を乾燥後の厚さが5〜200μmとな
る様に塗布した後乾燥させ、粘着剤中に含まれる溶剤を
ほとんど蒸散させたものである。
【0014】また光反射性粒子の脱落防止を目的とし
て、図3のシート上にさらに透明フィルムを積層しても
よい。
【0015】図1(a)に示す擬餌付釣り針を用いてサ
ビキ引抜仕掛をつくりアジ釣りを行なったところ、従来
の擬餌付釣り針に比較して優れた集魚効果を発揮し、釣
果に優れた成果を示した。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上の様に構成されているの
で、生きた魚の腹部の様に明るくキラキラ光り、魚を呼
び寄せて、針に食いつかせるように誘引する擬餌付釣り
針が提供できることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)共に本発明に係る擬餌付釣り針
を示す概略説明図である。
【図2】本発明に係る擬餌付釣り針の他の実施例を示す
概略説明図である。
【図3】本発明において擬餌として用いられる光反射性
粒子分散シートの断面説明図である。
【符号の説明】
1 光反射性粒子 2 支持フィルム 3 粘着剤層 10 擬餌 20 釣り針

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 フィルム状またはシート状の支持材料の
    少なくとも片面に、金属光沢面または真珠光沢面を有し
    て光を反射する光反射性薄片状粒子が多数付着されてな
    る光反射性粒子分散シートの細片を擬餌として用い、こ
    れを釣り針に装着してなることを特徴とする擬餌付釣り
    針。
JP18806491A 1991-07-01 1991-07-01 擬餌付釣り針 Withdrawn JPH057441A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18806491A JPH057441A (ja) 1991-07-01 1991-07-01 擬餌付釣り針

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18806491A JPH057441A (ja) 1991-07-01 1991-07-01 擬餌付釣り針

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH057441A true JPH057441A (ja) 1993-01-19

Family

ID=16217073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18806491A Withdrawn JPH057441A (ja) 1991-07-01 1991-07-01 擬餌付釣り針

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH057441A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7774975B2 (en) * 2007-08-29 2010-08-17 David Simmons Fishing lure with iridescent members
JP2010284157A (ja) * 2009-06-12 2010-12-24 Meikichi Sai 釣りの擬似餌用シート及びその製造方法
US8196337B2 (en) 2007-08-29 2012-06-12 Simmons David L Fishing tackle with a motion inducing member
US9631752B2 (en) 2011-03-31 2017-04-25 Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corporation Expansion joint and steam turbine system including the same
KR102071192B1 (ko) * 2019-10-04 2020-01-29 송태원 곡류와 해양생물을 이용한 접착식 미끼 제조방법

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7774975B2 (en) * 2007-08-29 2010-08-17 David Simmons Fishing lure with iridescent members
US8196337B2 (en) 2007-08-29 2012-06-12 Simmons David L Fishing tackle with a motion inducing member
JP2010284157A (ja) * 2009-06-12 2010-12-24 Meikichi Sai 釣りの擬似餌用シート及びその製造方法
US9631752B2 (en) 2011-03-31 2017-04-25 Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corporation Expansion joint and steam turbine system including the same
KR102071192B1 (ko) * 2019-10-04 2020-01-29 송태원 곡류와 해양생물을 이용한 접착식 미끼 제조방법
WO2021066417A1 (ko) * 2019-10-04 2021-04-08 송태원 곡류와 해양생물을 이용한 접착식 미끼 제조방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4307531A (en) Simulated fish skin and fishing lure
US20080104879A1 (en) Stick-on bait
US3656253A (en) Fishing lure flasher
US3245171A (en) Fish lure
US4429482A (en) Simulated fish skin and fishing lure
Smith et al. Daily and seasonal patterns in the feeding behaviour of Atlantic salmon (Salmo salar L.) in a sea cage
US6998133B2 (en) Adhesive device for capturing insects
US3935659A (en) Phosphorescent fishing lure
Fautin et al. Costs and benefits of the symbiosis between the anemoneshrimp Periclimenes brevicarpalis and its host Entacmaea quadricolor
US2547240A (en) Fishing lure
Alevizon Mixed schooling and its possible significance in a tropical western Atlantic parrotfish and surgeonfish
WO2011099430A1 (ja) 釣り針
US3952445A (en) Simulated eye construction
JPH057441A (ja) 擬餌付釣り針
US4807383A (en) Alterable, wear resistant fishing hook assembly
Løkkeborg et al. Food-search strategy in ling (Molva molva L.): crepuscular activity and use of space
US4936042A (en) Flasher for use in trolled fish lure assemblies
Fautin Sea anemones (Actiniaria and corallimorpharia) of Madang province
Kawasel et al. Reproductive behavior of the honeycomb leatherjacket, Cantherhines pardalis (Monacanthidae), at Kashiwajima, Japan
JPH10276618A (ja) 魚状擬餌
Janssen et al. Association of Caristius sp.(Pisces: Caristiidae) with a siphonophore, Bathyphysa conifera
Carr et al. Behavioural responses of zooplankton to the presence of predatory jellyfish
JP2556822B2 (ja) 魚釣り用擬似餌
US20070186461A1 (en) Fishing Lure That Releases a Color Cloud
JP6106632B2 (ja) ルアー

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981008