JPH0574113U - ガス絶縁スイッチギヤ - Google Patents
ガス絶縁スイッチギヤInfo
- Publication number
- JPH0574113U JPH0574113U JP2028592U JP2028592U JPH0574113U JP H0574113 U JPH0574113 U JP H0574113U JP 2028592 U JP2028592 U JP 2028592U JP 2028592 U JP2028592 U JP 2028592U JP H0574113 U JPH0574113 U JP H0574113U
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- JP
- Japan
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- container
- gas
- refrigerant
- cooling
- condensed
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガス容器内の電気機器を効率よく冷却し、小
型にして安価にする。 【構成】 電気機器１４を収納し絶縁ガス１２及び冷媒
１３を封入したガス容器１１と、容器１１の開口１５を
気密に閉塞した蓋板１６と、蓋板１６に装着された電子
冷却素子１７と、容器１１内に位置した素子１７の冷却
フィン１８と、容器１１外に位置した素子１７の放熱フ
ィン１９と、冷却フィン１８の下方に位置し冷却フィン
１８に凝結した冷媒１３の凝結液２２を受ける受皿２１
と、受皿２１に接続され凝結液２２を電気機器１４の過
熱部に導くパイプ２３とを備える。
型にして安価にする。 【構成】 電気機器１４を収納し絶縁ガス１２及び冷媒
１３を封入したガス容器１１と、容器１１の開口１５を
気密に閉塞した蓋板１６と、蓋板１６に装着された電子
冷却素子１７と、容器１１内に位置した素子１７の冷却
フィン１８と、容器１１外に位置した素子１７の放熱フ
ィン１９と、冷却フィン１８の下方に位置し冷却フィン
１８に凝結した冷媒１３の凝結液２２を受ける受皿２１
と、受皿２１に接続され凝結液２２を電気機器１４の過
熱部に導くパイプ２３とを備える。
Description
【０００１】
本考案は、ガス容器内に電気機器を収納し，絶縁ガスを封入したガス絶縁スイ ッチギヤに関する。
【０００２】
従来のガス容器内の変圧器を蒸発潜熱を利用して冷却する場合を、図２につい て説明する。同図において、１はＳＦ6 ガス等の絶縁ガス２を封入したガス容器 、３は容器１に封入されたフロロカーボン系の冷媒、４は容器１に収納された変 圧器、５は凝縮器、６，７は凝縮器５を容器１に接続した上パイプ，下パイプ、 ８は凝縮器５の下部と容器１の天板９とを接続した循環パイプ、１０は循環パイ プ８に設けられたポンプである。
【０００３】 そして、凝縮器５で冷却されて液化した冷媒３は、ポンプ１０により循環パイ プ８を経て容器１の天板９から変圧器４に滴下され、変圧器４を冷却して気化し 、上パイプ６を経て凝縮器５で液化し循環する。なお、上パイプ６から凝縮器５ に流入した絶縁ガス２は、下パイプ７から容器１に戻る。
【０００４】
従来の図２に示す機器の場合、ガス容器１の収納物が変圧器で発熱量が大であ るが、ガス絶縁スイッチギヤは変圧器に比し発熱量が小さく、図２のような凝縮 器５及びポンプ１０を用いると、不経済である上、装置が大型化するという問題 点がある。 本考案は、前記の点に留意し、ガス容器に収納した電気機器を効率よく冷却し 、小型にして安価なガス絶縁スイッチギヤを提供することを目的とする。
【０００５】
前記課題を解決するために、本考案のガス絶縁スイッチギヤは、電気機器を収 納し絶縁ガス及び冷媒を封入したガス容器と、容器の開口を気密に閉塞した蓋板 と、蓋板に装着された電子冷却素子と、容器内に位置した素子の冷却フィンと、 容器外に位置した素子の放熱フィンと、冷却フィンの下方に位置し冷却フィンに 凝結した冷媒の凝結液を受ける受皿と、受皿に接続され凝結液を電気機器の過熱 部に導くパイプとを備えたものである。
【０００６】
前記のように構成された本考案のガス絶縁スイッチギヤは、電子冷却素子によ りガス容器内に位置した冷却フィンに冷媒を凝結させ、その凝結液を受皿に受け 、パイプにより電気機器の過熱部に導いているため、過熱部を局部的に効率よく 冷却でき、しかも電子冷却素子，冷却フィン，放熱フィン，受皿，パイプを要す るのみで小型であり、安価である。
【０００７】
１実施例について図１を参照して説明する。同図において、１１はＳＦ6 ガス 等の絶縁ガス１２を封入したスイッチギヤのガス容器、１３は容器１１に封入さ れたフロロカーボン系の冷媒、１４は容器１１に収納された遮断器、断路器，変 成器，ブッシング等の電気機器、１５は容器１１に形成された開口、１６は開口 １５を閉塞した導熱性の蓋板、１７は蓋板１６の外面に冷却面が装着されたペル チエ効果を有する電子冷却素子、１８は容器１１内に位置した素子１７の冷却フ ィン、１９は容器１１外に位置し素子１７の放熱面に装着された放熱フィン、２ ０は放熱フィン１９に送風して冷却するフアン、２１は冷却フィン１８の下方に 位置し冷却フィン１８に凝結して滴下した冷媒１３の凝結液２２を受ける受皿、 ２３は上端が受皿２１に接続され下端が電気機器１４の過熱部の上方に位置した パイプである。
【０００８】 そして、素子１７への通電により冷却面が低温になるとともに放熱面が高温に なり、冷却フィン１８が冷却され、ガス化された冷媒１３が冷却フィン１８に凝 結して液化し、その凝結液が受皿２１に集められ、パイプ２３を通して機器１４ の過熱部に導かれ、過熱部を冷却するとともに気化し、再び冷却フィン１８によ り凝結し、液化，気化を繰り返して過熱部を冷却する。
【０００９】
本考案は、以上説明したように構成されているため、つぎに記載する効果を奏 する。 本考案のガス絶縁スイッチギヤは、電子冷却素子１７によりガス容器１１内に 位置した冷却フィン１８が冷媒を凝結し、その凝結液２２を受皿２１に受け、パ イプ２３により電気機器１４の過熱部に導く構成であるため、機器１４の過熱部 を局部的に効率よく冷却することができ、しかも電子冷却素子１７，冷却フィン １８，放熱フィン１９，受皿２１，パイプ２３を要するのみで小型にすることが でき、ガス容器１１内にフアン又は冷媒の循環装置を設ける必要がなく、きわめ て安価にすることができる。
【図１】本考案の１実施例の切断正面図である。
【図２】従来例の切断正面図である。
１１ ガス容器 １２ 絶縁ガス １３ 冷媒 １４ 電気機器 １５ 開口 １６ 蓋板 １７ 電子冷却素子 １８ 冷却フィン １９ 放熱フィン ２１ 受皿 ２２ 凝結液 ２３ パイプ
Claims (1)
- 【請求項１】 電気機器を収納し絶縁ガス及び冷媒を封
入したガス容器と、該容器の開口を気密に閉塞した蓋板
と、該蓋板に装着された電子冷却素子と、前記容器内に
位置した前記素子の冷却フィンと、前記容器外に位置し
た前記素子の放熱フィンと、前記冷却フィンの下方に位
置し前記冷却フィンに凝結した前記冷媒の凝結液を受け
る受皿と、該受皿に接続され前記凝結液を前記電気機器
の過熱部に導くパイプとを備えたガス絶縁スイッチギ
ヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2028592U JPH0574113U (ja) | 1992-03-03 | 1992-03-03 | ガス絶縁スイッチギヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2028592U JPH0574113U (ja) | 1992-03-03 | 1992-03-03 | ガス絶縁スイッチギヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0574113U true JPH0574113U (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=12022903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2028592U Pending JPH0574113U (ja) | 1992-03-03 | 1992-03-03 | ガス絶縁スイッチギヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0574113U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006149191A (ja) * | 2004-11-16 | 2006-06-08 | Abb Res Ltd | 回路遮断器及び内部導体を冷却する方法 |
-
1992
- 1992-03-03 JP JP2028592U patent/JPH0574113U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006149191A (ja) * | 2004-11-16 | 2006-06-08 | Abb Res Ltd | 回路遮断器及び内部導体を冷却する方法 |
| JP4657896B2 (ja) * | 2004-11-16 | 2011-03-23 | アーベーベー・リサーチ・リミテッド | 回路遮断器及び内部導体を冷却する方法 |
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