JPH0573520B2 - - Google Patents

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JPH0573520B2
JPH0573520B2 JP33364790A JP33364790A JPH0573520B2 JP H0573520 B2 JPH0573520 B2 JP H0573520B2 JP 33364790 A JP33364790 A JP 33364790A JP 33364790 A JP33364790 A JP 33364790A JP H0573520 B2 JPH0573520 B2 JP H0573520B2
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JP
Japan
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tip
column
cylinder
cylinder mechanism
backing metal
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Isamu Suzuki
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SUZUKI ISAMU SHOTEN KK
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SUZUKI ISAMU SHOTEN KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば、コラムの内側端部に裏当て
金を取付ける場合に、その裏当て金を押さえる裏
当て金押さえ装置に関する。
(従来の技術) 例えば、コラムの内側端部の所定位置に裏当て
金を仮付けする場合には、裏当て金をクランプ等
によつてコラムの端部に固定し、その状態で数箇
所を溶接により仮付けしていた。
このようなクランプを使用した方法では、裏当
て金をコラムに〓間なく押し付けるために、ハン
マーによる修正作業が必要となり、作業が繁雑で
あるとともに、裏当て金を所定の位置に強固に固
定することが困難であるという問題があつた。
そこで、このような問題を解決するものとし
て、油圧シリンダ機構を使用した裏当て金押さえ
装置が考えられている。すなわち、油圧シリンダ
機構のピストンロツドを適宜出没させることによ
り、油圧シリンダ機構の両端によつて、裏当て金
をコラムの内側端部に押し付け、その状態で数箇
所を溶接により仮付けするものであり、コラムの
径が異なる種々のものに対応するために、アタツ
チメントとして種々の長さのピースを容易し必要
に応じてこれを交換するものである。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の構成によると次のような問題があつ
た。
すなわち、コラムの径は種々異なる(たとえ
ば、口径が700mmから400mmの7種類)ものであ
り、又、コラムの厚みも種々異なる(たとえば、
32mmから16mmの6種類)ものである。よつて、従
来の裏当て金押さえ装置を使用してこれら種々の
場合に対応するためには、寸法の異なる複数種類
のピースを大量に準備しなければならないという
問題があつた。
本発明はこのような点に基づいてなされたもの
でその目的とするところは、少ない部分点数で各
種の径のコラム及び各種の厚みのコラムに対応す
ることを可能とする裏当て金押さえ装置を提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するべく本願発明による裏当て
金押さえ装置は、シリンダ及び該シリンダ内に出
没可能に収容された摺動体とからなるシリンダ機
構と、上記シリンダ機構を駆動して摺動体を出没
させる駆動手段と、予め異なる長さのものが複数
個準備され上記シリンダ機構のシリンダ及び摺動
体の内少なくとも何れか一方に着脱可能に取付け
られる先端ピースと、上記先端ピースの先端に出
没可能に取付けられる調整ボルトと、を具備した
ことを特徴とするものである。
(作用) 例えば、コラムの内側端部に裏当て金を仮付け
する場合には、裏当て金をコラムの内側端部の所
定位置に配置させた状態で、本発明による裏当て
金押さえ装置によつて押し付けて固定する。
その際、予め異なる長さの複数個の先端ピース
の中から、コラムの径を考慮して、例えば、最適
な長さの先端ピースを1個選択し、シリンダ機構
の何れか一方に取付ける。
更に、コラムの厚さに応じて、先端ピースの先
端の調整ボルトを適宜出没させ、先端ピースの先
端と反対側のシリンダ機構の先端の長さがコラム
の内径よりやや短くなるように調整する。
後は、シリンダ機構をコラム内の所定位置に配
置して、駆動手段によりピストンロツドを伸張さ
せることにより、裏当て金をコラムに押し付け
る。そして、溶接により仮付けすればよい。
尚、先端ピースの選択、取付に際しては、既に
述べたように、1個の先端ピースを選択して、シ
リンダ機構の何れか一方に取付ける以外に、2個
選択して、シリンダ機構の両端に取付けるように
してもよい。
要は、長さの異なる複数個の先端ピースを予め
準備して、コラムの径によつて、最適のものを選
択し、さらに調整ボルトによつてコラムの厚さに
よつて最適な長さに調整すればよく、少ない本数
の先端ピースの選択・取付および調整ボルトの出
没という極めて簡単な作業だけで、種々の径及び
種々の厚みのコラムに対応できる点に特徴があ
る。
(実施例) 以下、第1図ないし第7図を参照して本発明の
一実施例を説明する。第1図は本実施例による裏
当て金押さえ装置1を使用して、コラム3の内側
端部の所定位置に、裏当て金5,5を押し付けて
いる状態を示す斜視図である。
上記裏当て金押さえ装置1は、シリンダ機構7
と、このシリンダ機構7を駆動する駆動手段とし
ての油圧ポンプ9と、上記シリンダ機構7の一端
側に取付けられた先端ピース11とから構成され
ている。上記油圧ポンプ9とシリンダ機構7と
は、油圧ホース13を介して接続されている。
上記シリンダ機構7は、第2図に示すような構
成になつている。まず、シリンダ15があり、こ
のシリンダ15の図中左側には、カバー17が被
冠・固定されている。上記シリンダ15内には、
摺動体の一部としてのピストンロツド19が図中
左右方向に摺動可能に収容されている。
又、上記ピストンロツド19の図中左側には、
摺動体の一部としてのプランジヤ21がカバー1
7を貫通した状態で、図中左右方向に摺動可能に
収容されている。上記プランジヤ21の図中右端
には、鍔23が形成されており、この鍔23とカ
バー17との間には、圧縮コイルスプリング25
が装着されている。プランジヤ21及びピストン
ロツド19は、この圧縮コイルスプリング25に
よつて、常時図中左側に付勢されている。
上記プランジヤ21の先端には、調整ボルト2
7がねじ込まれていて、適宜回転操作することに
より、その突出長さを調整するようになつてい
る。
シリンダ15には、圧油ポート29が形成され
ており、この圧油ポート29に既に述べた油圧ホ
ース13が接続されている。圧油ポート29を介
して供給される圧油は、ピストンロツド19の図
中右側に作用し、それによつて、圧縮コイルスプ
リング25のスプリング力に抗して、ピストンロ
ツド19及びプランジヤ21が図中左側に摺動す
る。又、圧油の作用を停止させると、上記圧縮コ
イルスプリング25のスプリング力によつて、プ
ランジヤ21及びピストンロツド19が図中右側
に摺動・復帰する。
さて、シリンダ15の右側は軸部31となつて
おり、この軸部31に、既に述べた先端ピース1
1が被冠・固定されるようになつている。その固
定方法であるが、軸部31側に凹部33が形成さ
れており、一方、先端ピース11側には、固定ボ
ルト35がねじ込まれている。この固定ボルト3
5をねじ込んで、その先端を上記凹部33に係合
させることにより、先端ピース11を軸部33に
固定する。
上記先端ピース11の先端には、調整ボルト3
7がねじ込まれている。すなわち、ロツクナツト
39を緩めて調整ボルト37を適宜の方向に回転
させることにより、その突出長さを調整すること
ができる。
前記油圧ポンプ9は、第3図に示すような構成
をなしている。この油圧ポンプ9は、足踏み式の
ものであつて、ペダル41を踏み込み操作するこ
とにより、圧油を吐出するものである。又、油圧
を解除する場合には、別のペダル43を踏み込め
ばよい。
ところで、既に説明した先端ピース11である
が、これは、長さが異なる複数種類のものが予め
準備されている。すなわち、コラム3の径D、厚
みdによつて、複数種類の先端ピース11の中か
ら最適な長さのものを選択して使用する。
具体的には、対辺用先端ピース11として、第
6図に示すような種類のものが準備されており、
又、対角用先端ピース11として、第7図に示す
ような種類のものが準備されている。長さの単位
は(mm)である。
尚、これはあくまで一例であり、図に示したも
のに限定されるものではない。
以上の構成を基にその作用を説明する。
第1図に示すように、コラム3の内側端部の所
定位置に、裏当て金5,5を配置し、これを、本
実施例による裏当て金押さえ装置1によつてコラ
ム3に押し付けて固定する。
その際、まず、コラム3の径Dによつて、複数
種類の先端ピース11の中から最適な長さの先端
ピース11を選択する。その選択した先端ピース
11を、シリンダ機構7のシリンダ15の軸部3
1に固定する。
次に、コラム3の厚みdによつて、先端ピース
11に取付けられている調整ボルト37を適宜な
方向に回転させて、調整ボルト37の先端とプラ
ンジヤ21側のボルト27の先端の長さを調整す
る。これは、裏あて金5,5をシリンダ機構7に
より押圧するときに所望の圧力を作用させるため
に、先端ピース11とシリンダ機構7の先端の長
さをコラム3の内径よりやや短くし、適当な〓間
が生ずるようにするものである。つまり、同じ径
のコラム3であつても、厚みが種々異なると内径
が異なるので、調整ボルト37をそのストローク
の範囲で出没させて、適当な〓間を持たせるよう
にするのである。
次に、先端ピース11を固定した状態のシリン
ダ機構7を一対の裏当て金5,5間に配置する。
その状態で、油圧ポンプ9を操作してシリンダ
機構7に圧油を供給する。それによつて、プラン
ジヤ21が突出し、調整ボルト37の先端とプラ
ンジヤ21側のボルト27の先端とによつて、一
対の裏当て金5,5をコラム3の内側端部に適度
な力で押し付けることができる。
後は、裏当て金5,5を溶接によつてコラム3
に仮付けすればよい。
尚、裏当て金5,5のコラム3への溶接・固定
に際しては、まず、第1図に示すように、対辺を
溶接・固定する。次に、第4図に示すように、対
角を溶接・固定する。そして、最後に、第5図に
示すように、それぞれの裏当て金5,5の先端を
溶接・固定することになる。
もつとも、この作業は裏当て金5の形状によつ
て種々異なる方法が採られるものであり、要は裏
あて金5がコラム3に密着した状態で固定される
ように、任意の数箇所を溶接・固定すればよい。
以上本実施例によると次のような効果を奏する
ことができる。
まず、種々の径Dのコラム3及び種々の厚みd
のコラム3に対して、1個の裏当て金押さえ装置
1と複数本の先端ピースによつて容易に対応する
ことができ、しかも、先端ピース11の本数を大
幅に少なくすることができる。
すなわち、長さが異なる複数種類の先端ピース
11の中から任意の先端ピース11を選択して、
シリンダ15の先端部11に取付ければよいから
であり、かつ、先端ピース11の調整ボルト37
を適宜出没させることによつて、コラム3の厚み
dに対して、調整ボルト37の先端とプランジヤ
21側のボルト27の先端の長さを調整すればよ
いからである。
又、その先端ピース11の着脱作業も、固定ボ
ルト35を緩めたり或はねじ込むだけであるの
で、極めて簡単であり、調整ボルト37の先端と
シリンダ機構7の先端の長さの調整も調整ボルト
37を適宜回転させるだけであるので、極めて簡
単である。
尚、本発明は前記一実施例に限定されるもので
はない。
例えば、駆動手段としては、足踏み式の油圧ポ
ンプ以外に、電動式油圧ポンプであつてもよい。
又、シリンダ機構及び駆動手段をエアー式にして
もよい。
先端ピース11についても、第6図及び第7図
に示したもの以外に、種々の長さのものが考えら
れる。
又、前記一実施例では、シリンダ機構7のシリ
ンダ15の軸部31に先端ピース11を取付ける
ようにしたが、プランジヤ21側に取付けるよう
にしても良く、さらに両方に取付けるようにして
もよい。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明による裏当て金押さ
え装置によると、長さが異なる複数種類の先端ピ
ースの中から任意の先端ピースを選択して、シリ
ンダの少なくとも何れか一方に取付け、さらに先
端ピースの先端に取り付けた調整ボルトでシリン
ダ機構の長さを調整することにより、1本のシリ
ンダ機構と少ない本数の先端ピースで種々の径及
び厚みのコラムに対して容易に対応することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本発明の一実施例を示す
図で、第1図は裏当て金押さえ装置により裏当て
金をコラムに押し付けた状態を示す斜視図、第2
図はシリンダ機構の断面図、第3図は油圧ポンプ
の斜視図、第4図及び第5図は裏当て金押さえ装
置により裏当て金をコラムに押し付けた状態を示
す正面図、第6図及び第7図は先端ピースの種類
の一例を示す図である。 1……裏当て金押さえ装置、3……コラム、5
……裏当て金、7……シリンダ機構、9……駆動
手段、11……先端ピース。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シリンダ及び該シリンダ内に出没可能に収容
    された摺動体とからなるシリンダ機構と、上記シ
    リンダ機構を駆動して摺動体を出没させる駆動手
    段と、予め異なる長さのものが複数個準備され上
    記シリンダ機構のシリンダ及び摺動体の内少なく
    とも何れか一方に着脱可能に取付けられる先端ピ
    ースと、上記先端ピースの先端に出没可能に取付
    けられる調整ボルトと、を具備したことを特徴と
    する裏当て金押さえ装置。
JP33364790A 1990-11-29 1990-11-29 裏当て金押さえ装置 Granted JPH04200897A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33364790A JPH04200897A (ja) 1990-11-29 1990-11-29 裏当て金押さえ装置

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JPH04200897A JPH04200897A (ja) 1992-07-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008260033A (ja) * 2007-04-11 2008-10-30 Suzukiisamu Shoten:Kk 裏当て金押さえ装置
DE102008012150A1 (de) * 2008-03-01 2009-09-03 Wadan Yards Mtw Gmbh Vorrichtung zum Positionieren mindestens einer Schweißbadsicherung und Verfahren zum Herstellen einer Schweißbadsicherung mit Hilfe mindestens einer vorgenannten Vorrichtung

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JPH04200897A (ja) 1992-07-21

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