JPH057203U - 光電脈波計測用プローブ - Google Patents

光電脈波計測用プローブ

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JPH057203U
JPH057203U JP2836092U JP2836092U JPH057203U JP H057203 U JPH057203 U JP H057203U JP 2836092 U JP2836092 U JP 2836092U JP 2836092 U JP2836092 U JP 2836092U JP H057203 U JPH057203 U JP H057203U
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JP
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pulse wave
photoelectric pulse
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light emitting
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政好 布施
承泰 謝
卓雄 青柳
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】血流阻害の発生を防止して正確で安定した血液
成分の計測が可能な光電脈波計測用プローブを提供す
る。 【構成】一端近傍に発光部材と受光部材とが対向して装
着され、他端近傍が回動可能に連結された1対の支持部
材1,2を具備した光電脈波計測用プローブにおいて、
前記発光部材及び受光部材の外周をそれぞれ弾性部材2
3,24で被覆するとともに、弾性部材23,24の対向面に
波状面23a ,24a を形成して、測定時に指を多くの支点
で押圧するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は指先等の生体の一部を挟持して血液中の酸素濃度などの成分を測定す る光電脈波計測用プローブに関する。
【0002】
【従来の技術】
血液中の酸素濃度などの成分を測定するパルスオキシメータの検出端として、 指先を挟持して光学的に脈波を測定するプローブが用いられている。このプロー ブは一端が回動可能に連結された1対の支持部材の他端側にそれぞれ発光部材で あるLEDと受光部材であるフォトダイオード(以下PDと称する)とを対向し て装着し、LEDとPDとの間に指先を挿入してバネ力により挟持するように構 成されている。そしてLEDから発する光が指先の血管内を流れる血液を通って PDに受光され、PDの出力値により血液中の成分を測定するようになっている 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら従来のパルスオキシメータ用プローブにあっては、指先を挟持固 定する支持部材の対向面が平面状になっていたため、特に末梢循環系の血流の悪 い被検者などでは、バネ力の強い支持部材で挟持圧迫されて血流阻害が発生する おそれがあった。この結果正確で安定した血液成分の計測が期待できないという 問題があった。
【0004】 本考案は上記の点に鑑みてなされたものであり、血流阻害の発生を防止して正 確で安定した血液成分の計測を行うことのできる光電脈波計測用プローブを提供 することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の光電脈波計測用プローブは、発光部材と受光部材とがそれぞ れの端部近傍において対向するように設けられた1対の支持部材を具備する光電 脈波計測用プローブにおいて、前記発光部材と前記受光部材とが対向するそれぞ れの対向面のうち少くとも一方に凹凸部を形成したことを特徴としている。
【0006】 請求項2に記載の光電脈波計測用プローブは、凹凸部が対向面のうち少くとも 一方に形成された波状面であることを特徴としている。
【0007】 請求項3に記載の光電脈波計測用プローブは、凹凸部が対向面のうち少くとも 一方に設けられた複数個の突起であることを特徴としている。
【0008】
【作用】
上記の構成によると、たとえば指先にプローブを挟持固定したときに、指の腹 部及び背部には発光部材と受光部材の対向面に形成された凹凸部が当接して支点 が多数となるため、凹部に対向する部分の指の血管は圧迫されず、その部分の血 流阻害は発生しない。この結果パルスオキシメータの原理に基づき血液成分の測 定たとえば血中酸素飽和度あるいは色素希釈式の心拍出量等の測定を正確に安定 して行なうことができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の光電脈波計測用プローブの一実施例を図面を参照して説明する 。
【0010】 図1乃至図5に本考案の一実施例を示す。図において、対向して設けられた1 対の支持部材1,2の基端近傍には、それぞれ1対の軸支部3,4が一体に立設 されている。軸支部3,4の先端には支軸5が挿通されており、支持部材1,2 は支軸5を介して回動可能に連結されている。また、支軸5にはコイルバネ6が 巻回されており、コイルバネ6の両端はそれぞれ軸支部3,4の基端側の側面に 係止されていて、支持部材1,2の先端が近接する方向に回動付勢している。
【0011】 支持部材1,2の先端側の対向する内面には中空函状のシールド部材7,8が 固定されており、シールド部材7,8の対向する面の内側にはそれぞれLED9 ,PD10が取り付けられている。また、LED9,PD10の背面にはそれぞれプ リント配線板(以下PCBと称する)11,12が設けられている。さらにシールド 部材7,8内にはそれぞれ中継用PCB13,14が設けられており、PCB11,13 間及び12,14間はそれぞれリード線15,16で接続されている。また、中継用PC B13,14間はコード17で接続されており、PCB11とシールド部材7内に設けら れたコード固定接続用PCB18とはリード線19で接続されている。そしてPCB 18には信号中継ケーブル20の一端が接続されている。
【0012】 一方、シールド部材7,8のそれぞれLED9及びPD10に整合する位置の外 側には、それぞれシリコンで円板状に形成されたキャップ21,22が装着されてい る。また、シールド部材7,8及びキャップ21,22を被覆して、スポンシ、ウレ タンなどの弾性部材23,24が設けられており、弾性部材23,24の対向面には凹凸 部としての波状面23a ,24a が形成されている。さらに弾性部材23,24がそれぞ れLED9及びPD10の光軸に整合する位置には、丸孔23b ,24b が形成されて いる。また、支持部材1,2によって被検者の指を挟持したときに指の腹部に当 接する側、すなわちLED9側の弾性部材23及び指の背部に当接する側、すなわ ちPD10側の弾性部材24は少し硬めな材料で形成されていて、測定時に波状面 23a ,24a の凸部のみが指と当接するようになっている。
【0013】 本実施例によれば、支持部材1,2の基端側を指で挟持して先端側を開き、先 端側に指先を挿入してコイルバネ6の付勢力によりプローブを指先に固定したと き、指の腹部に当接する弾性部材23の表面に波状面23a がまた背部に当接する弾 性部材24の表面には波状面24a が形成されているので、指の腹部及び背部には波 状面の凸部のみが当接する。従って指は多数の支点で押圧され波状面の凹部は指 に接触せず、凹部に対向する部分の指の血流は阻害されない。このため血流阻害 によるパルスオキシメータ等の末梢脈波の測定にもたらされる誤差の発生を防止 し、正確で安定した測定を行なうことができる。
【0014】 また、LED9及びPD10はそれぞれシールド部材7,8及び弾性部材23,24 を介して支持部材1,2に支持されているので、振動やケーブル20の引張力によ る影響が緩和され、安定した計測が可能となる。さらにプローブの指に対する圧 力のかかり方が均一になるためプローブがずれることはない。
【0015】 図6及び図7に本考案の他の実施例を示す。上述した実施例では弾性部材23, 24の対向面に形成された凹凸部が波状面23a ,24a である場合について説明した が、凹凸部が図6及び図7に示すように複数個の円柱状の突起31で構成されてい てもよい。なお図6に示す符号32は網状のシールド部材である。本実施例によっ ても同様の効果が得られる。
【0016】 また上記各実施例では凹凸部を弾性部材23,24の対向面に設けたが、弾性部材 23,24を省略して凹凸部を直接指示部材1,2あるいはシールド部材7,8の対 向面に設けてもよく、また対向面のうち少くとも一方に凹凸部を設けることも可 能である。 さらに上記各実施例では挾持すべき生体の一部が指先である場合について詳述 したが、本発明はそれに限られるものではなく、たとえば耳朶のように血流の脈 動を検出できる部位であれば同様に実施可能である。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、パルスオキシメータ等の光電脈波計測 用プローブにおいて発光部材及び受光部材の対向面のうち少くとも一方に凹凸部 を形成したので、測定時における血流阻害の影響がなくなり、正確で安定した血 液成分の計測を行なうことができる。また、振動やケーブルの引張力による影響 も緩和され、同様に安定した計測が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の構成を示す斜視図。
【図2】図1の要部拡大斜視図。
【図3】図1の縦断面図。
【図4】図1のLED側の分解斜視図。
【図5】図1のPD側の分解斜視図。
【図6】本考案の他の実施例による弾性部材の構成を示
す斜視図。
【図7】図6のA−A線断面図。
【符号の説明】
1,2 支持部材 9 LED(発光
部材) 10 PD(受光部材) 23a ,24a 波状
面(凹凸部) 31 突起(凹凸部)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光部材と受光部材とがそれぞれの端部
    近傍において対向するように設けられた1対の支持部材
    を具備する光電脈波計測用プローブにおいて、前記発光
    部材と前記受光部材とが対向するそれぞれの対向面のう
    ち少くとも一方に凹凸部を形成したことを特徴とする光
    電脈波計測用プローブ。
  2. 【請求項2】 凹凸部が対向面のうち少くとも一方に形
    成された波状面であることを特徴とする請求項1記載の
    光電脈波計測用プローブ。
  3. 【請求項3】 凹凸部が対向面のうち少くとも一方に設
    けられた複数個の突起で構成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の光電脈波計測用プローブ。
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