JPH0571143A - 建設機械の油圧回路 - Google Patents

建設機械の油圧回路

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JPH0571143A
JPH0571143A JP3255942A JP25594291A JPH0571143A JP H0571143 A JPH0571143 A JP H0571143A JP 3255942 A JP3255942 A JP 3255942A JP 25594291 A JP25594291 A JP 25594291A JP H0571143 A JPH0571143 A JP H0571143A
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arm
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Kimio Katsuki
公雄 勝木
Tomohiko Yasuda
知彦 安田
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 走行と他のアクチュエータとの複合動作に影
響を与えないで、アームの回動速度の向上を図り、かつ
そのアームと付加アクチュエータとの複合動作の向上も
図る。 【構成】 第1の油圧回路の第1の油圧ポンプ1と第2
の油圧回路の第2の弁グループ20の第2の走行用方向
切換弁26とを接続する第1のバイパス回路30の開閉
弁31より下流側と第2の弁グループ20の第2の走行
用方向切換弁26より上流側の位置にタンデム接続され
た付加アクチュエータ用方向切換弁25の入力ポート側
とを第2のバイパス回路55で接続し、第1の弁グルー
プ3の最下流側の位置とさらに下流側の位置との間のセ
ンターバイパス回路4に生じる圧力値をリリーフ弁11
で最大値を規定しつつ第1のレギュレータ2に信号伝達
する第1のパイロット回路10と、付加アクチュエータ
用方向切換弁25の切換えに基づいて、前記信号伝達を
断つと共に、リリーフ弁11で規定される圧力値の最大
値を付加アクチュエータ36を駆動するのに十分な値に
変更する制御手段57,59とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、必要に応じて、例えば
破砕機等の作業具を取付け、これを用いて作業を行うこ
とができる油圧ショベル等の建設機械の油圧回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、建設機械、例えば油圧ショベルや
油圧ローダーショベル等にあっては、作業の円滑化を図
るために走行用アクチュエータと他のアクチュエータと
の複合動作やアームシリンダの高速駆動を行なうことが
望まれてきたし、また他方においては作業の多様化を図
るために作業リンク先端に種々の作業具を自在に取付け
られるようにすることが望まれてきた。このような要望
に応える建設機械の油圧回路を図2により説明する。図
2は従来の建設機械の油圧回路を示す回路図である。図
で、1は第1の可変容量型油圧ポンプ(以下、単に油圧
ポンプという)、2は第1の油圧ポンプ1の押し退け容
積を制御する第1の押し退け容積制御手段(以下、これ
をレギュレータで代表させる)、3は第1の油圧ポンプ
1とセンターバイパス回路4により接続される複数の方
向切換弁より成る第1の弁グループを示す。図示の場
合、この第1の弁グループ3は第1の走行用方向切換弁
5、第1のアーム用方向切換弁6、及び他のアクチュエ
ータ用方向切換弁7,8で構成されている。9は第1の
弁グループ3より下流側位置のセンターバイパス回路4
に介在された流れ抵抗手段である絞り、10は第1の弁
グループ3より下流側位置であり、かつ絞り9の上流側
のセンターバイパス回路4に発生する圧力値をネガティ
ブコントロール信号として第1のレギュレータ2に信号
伝達する第1のパイロット回路、11は第1のパイロッ
ト回路10の圧力の最大値が予め定められた設定値を越
えないように規制する圧力制御手段である第1のリリー
フ弁である。これらにより第1の油圧回路が構成され
る。上記第1の弁グループ3において、第1の走行用方
向切換弁5はセンターバイパス回路4の最上流に配置さ
れ、第1の油圧ポンプ1からの圧油を優先的に受け得る
ようになっている。他のアクチュエータ用方向切換弁
7,8及び第1のアーム用方向切換弁6はそれぞれセン
ターバイパス回路4に接続されると共に、第1の走行用
方向切換弁5の下流位置で第1の油圧ポンプ1に対して
パラレルに接続されている。第1の走行用方向切換弁5
は図示しない右走行モータ、すなわち第1の走行用モー
タに接続され、他のアクチュエータ用方向切換弁7,8
はそれぞれ図示しない他のアクチュエータに接続され
る。また、第1のアーム用方向切換弁6は2つの出力ポ
ートのうち一方の出力ポートが管路14Aを介してアー
ムシリンダ35のボトム側に接続され、他方の出力ポー
トが逆止弁15を介在する管路14Bを介して後述する
付加アクチュエータ用方向切換弁25の入力ポートに接
続される。この第1のアーム用方向切換弁6は操作レバ
ーにより操作される操作弁48により図示左側位置に切
換えられた時、管路14Aを介してアームシリンダ35
のボトム側からの戻り油をタンク側に排出する機能、及
び、図示右側位置に切換えられた時、管路14Bを介し
て第1の油圧ポンプ1からの圧油を付加アクチュエータ
用方向切換弁25の入力ポートに供給する機能を持って
いる。
【0003】18は第2の可変容量型油圧ポンプ(以
下、単に油圧ポンプという)、19は第2の油圧ポンプ
18の押し退け容積を制御する第2の押し退け容積制御
手段(以下、これをレギュレータで代表させる)、20
は第2の油圧ポンプ18とセンターバイパス回路21に
より接続される複数の方向切換弁より成る第2の弁グル
ープを示す。図示の場合、この第2の弁グループ20は
特定のアクチュエータ用方向切換弁22、第2のアーム
用方向切換弁23、他のアクチュエータ用方向切換弁2
4、付加アクチュエータ用方向切換弁25、及び第2の
走行用方向切換弁26で構成されている。27は第2の
弁グループ20より下流側位置のセンターバイパス回路
21に介在された流れ抵抗手段である絞り、28は第1
の弁グループ20より下流側位置であり、かつ絞り27
の上流側のセンターバイパス回路21に発生する圧力値
をネガティブコントロール信号として第2のレギュレー
タ19に信号伝達する第2のパイロット回路、29は第
2のパイロット回路28の圧力の最大値が予め定められ
た設定値を越えないように規制する圧力制御手段である
第2のリリーフ弁、30は第1の油圧ポンプ1及び第2
の走行用方向切換弁26の入力ポートを接続する第1の
バイパス回路、31は第1のバイパス回路30に介在す
る開閉弁である。これらにより第2の油圧回路が構成さ
れる。なお、32は第1,第2の油圧回路において、第
1,第2の油圧ポンプ1,18から吐出される圧油のう
ち高圧側を選択するシャトル弁、33はシャトル弁32
が選択した圧油の最高圧を予め定められた設定値に規制
するリリーフ弁、34はタンクである。上記第2の弁グ
ループ20において、特定のアクチュエータ用方向切換
弁22、第2のアーム用方向切換弁23、及び他のアク
チュエータ用方向切換弁24はそれぞれ第2の油圧ポン
プ18に対してパラレルに接続されている。付加アクチ
ュエータ用方向切換弁25、及び第2の走行用方向切換
弁26は他のアクチュエータ用方向切換弁24の下流位
置でそれぞれ第2の油圧ポンプ18に対してタンデム接
続されている。
【0004】40はパイロットポンプ、41はパイロッ
トポンプ40に接続されるパイロット回路42から分岐
するパイロット回路である。このパイロット回路41は
パイロット回路43とパイロット回路44とに分かれ、
一方のパイロット回路43は開閉弁31のパイロットポ
ートに接続され、他方のパイロット回路44は第1の弁
グループ3の各方向切換弁7,8,6,及び第2の弁グ
ループ20の各方向切換弁22,23,24,25を順
次経由してタンク34に接続される。各パイロット回路
41,43,44は、パイロット回路44が経由する各
方向切換弁7,8,6,22,23,24,25のうち
のいずれかが切換えられてタンク34への回路が遮断さ
れた時に圧力が生じ、開閉弁31をばねに抗して開位置
に切換える。45はパイロット回路41に介在する絞
り、46はパイロットポンプ40の吐出側圧力を予め定
められた設定値に規制するリリーフ弁である。47は前
述のように操作レバーの操作に応じて、パイロット回路
42から供給されるパイロット圧を付加アクチュエータ
用方向切換弁25の図示a側、またはb側のパイロット
ポートに伝達し、付加アクチュエータ用方向切換弁25
を切換える操作弁、48は操作レバーの操作に応じて、
パイロット回路42から供給されるパイロット圧を第1
のアーム用方向切換弁6、及び第2のアーム用方向切換
弁23の図示c側、または図示d側のパイロットポート
に伝達し、これら第1,第2のアーム用方向切換弁6,
23を同時に切換える操作弁である。49は操作弁47
のa側及びb側のうちの高圧側の圧力を選択するシャト
ル弁,50は操作弁48のc側にパイロット圧が生じた
時ばねに抗して切換えられる2位置を備える切換弁、5
1は操作弁48のd側に生じたパイロット圧と切換弁5
0から出力される圧力のうちの高圧側を選択するシャト
ル弁である。シャトル弁51で選択されたパイロット圧
は第1のアーム用方向切換弁6の図示d側のパイロット
ポートに伝達される。
【0005】次に、図2に示す油圧回路の動作を説明す
る。図示しない操作手段の操作により、第1,第2の走
行用方向切換弁5,26のみを操作した時には、図示し
ない第1の走行モータはセンターバイパス回路4を介し
て第1の油圧ポンプ1からの圧油により駆動し、また、
図示しない第2の走行用モータはセンターバイパス回路
21を介して第2の油圧ポンプ18からの圧油により駆
動する。この時、各センターバイパス回路4,21が遮
断されるので各第1,第2のパイロット回路10,28
のネガティブコントロール圧が低下し、第1,第2のレ
ギュレータ2,19により、第1,第2の油圧ポンプ
1,18の押し退け容積が増加する。また、付加アクチ
ュエータ36のみを駆動する場合、操作弁47を例えば
図示a側に操作すると、そのパイロット圧により付加ア
クチュエータ用方向切換弁25がa側に切換えられると
共に、当該パイロット圧はシャトル弁49、切換弁5
0、シャトル弁51を介して第1のアーム用方向切換弁
6のd側パイロットポートに伝達されてこれをd側に切
換える。これにより、付加アクチュエータ用方向切換弁
25には、センターバイパス回路21を介して供給され
る第2の油圧ポンプ18の圧油と、センターバイパス回
路4、第1のアーム用方向切換弁6、管路14B及び逆
止弁15を介して供給される第1の油圧ポンプ1の圧油
とが合流して供給され、付加アクチュエータ36を高速
で縮み方向に駆動する。逆に操作弁47を図示b側に操
作すると、付加アクチュエータ用方向切換弁25はb
側、第1のアーム用方向切換弁6は上記と同様d側に切
換えられ、第1の油圧ポンプ1と第2の油圧ポンプ18
の圧油が合流して供給され、付加アクチュエータ36を
高速で伸長方向に駆動する。また、アームシリンダ35
のみを駆動する場合、操作弁48を例えば図示c側に操
作すると、第1,第2のアーム用方向切換弁6,23が
c側に切換えられ、第2の油圧ポンプ18の圧油が第2
のアーム用方向切換弁23を介してアームシリンダ35
のロッド側に供給されると共に、アームシリンダ35の
ボトム側の圧油は第2のアーム用方向切換弁23及び第
1のアーム用方向切換弁6の両方に分岐してタンク34
に排出されるので、アームシリンダ35は高速で縮み方
向に駆動する。尚、この場合、切換弁50は切換えら
れ、第1のアーム用方向切換弁6のd側パイロットポー
トはタンク圧となっていて当該第1のアーム用方向切換
弁6の切換動作に支障は生じない。上記とは逆に操作弁
48をd側に操作すると、第1のアーム用方向切換弁6
はシャトル弁51を介して、また、第2のアーム用方向
切換弁23は直接、それぞれd側へ切換えられる。この
場合、第1のアーム用方向切換弁6はアームシリンダ3
5の駆動には寄与せず、アームシリンダ35は第2の油
圧ポンプ18の圧油により通常の速度で伸長方向に駆動
する。次に、走行モータと付加アクチュエータ36との
複合動作について説明する。この場合、第1の走行用方
向切換弁5と第2の走行用方向切換弁26が切換えら
れ、この第1の走行用方向切換弁5の切換えにより、第
1の弁グループ3における第1の油圧ポンプ1から他の
方向切換弁への圧油の供給は遮断される。一方、操作弁
47が操作されるので、前述のように第1のアーム用方
向切換弁6はd側に、また、付加アクチュエータ用方向
切換弁25はa側またはb側のいずれかに切換えられ
る。これらの切換えにより、パイロット回路44を介す
るタンク34の回路が遮断されるので、パイロット回路
41,43,44のパイロット圧が上昇し、開閉弁31
がばねに抗して開状態に切換えられる。以上の状態にお
いて、第1の油圧ポンプ1の圧油は第1の走行用方向切
換弁5、及び開閉弁31、第1のバイパス回路30を介
して第2の走行用方向切換弁26に供給されて、走行が
行なわれる。第2の油圧ポンプ18の圧油は付加アクチ
ュエータ用方向切換弁25に供給され、付加アクチュエ
ータ36を駆動する。次に、走行モータとアームシリン
ダ35との複合動作について説明する。この場合、先の
走行モータと付加アクチュエータ36との複合動作と異
なるのは、第2の弁グループ20において付加アクチュ
エータ用方向切換弁25でなく第2のアーム用方向切換
弁23が切換えられる点、及び第1の弁グループ3にお
いて、第1のアーム用方向切換弁6がc側にも切換えら
れる点のみである。この結果、第1の油圧ポンプ1の圧
油は第1,第2の走行用方向切換弁5,26に供給され
て走行が行なわれる。第2の油圧ポンプ18の圧油は第
2のアーム用方向切換弁23に供給されて、アームシリ
ンダ35が伸長動作する。このアームシリンダ35は、
c側に切換えられる縮み方向に動作した場合にボトム側
の圧油の排出が第1,第2のアーム用方向切換弁6,2
3に分流するので高速となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の油圧回路
は、走行モータと付加アクチュエータ36、走行モータ
とアームシリンダ35の各複合動作を開閉弁31の切換
えにより支障なく行なうことができるが、アームシリン
ダ35を単独動作させる場合、または油圧モータと複合
動作させる場合、その縮み方向には高速駆動が可能であ
るが伸長方向には高速駆動ができないという問題があ
る。また、アームシリンダ35と付加アクチュエータ3
6とを複合動作させる必要が生じた場合、操作弁47,
48を同時に操作すると、第2のアーム用方向切換弁2
3は第2の油圧ポンプ18と接続されているのでアーム
シリンダ35の駆動はできるものの、第2のアーム用方
向切換弁23が切換えられセンタバイパス回路21が遮
断されるので付加アクチュエータ用方向切換弁25には
第2の油圧ポンプ18の圧油は供給されず、第1のアー
ム用方向切換弁6がd側に切換えられている時のみ第1
の油圧ポンプ1の圧油が供給されることになり、第1,
第2のアーム用方向切換弁6,23がc側に切換えら
れ、アームシリンダ35を縮み方向に駆動する場合、付
加アクチュエータ36の駆動はできない。さらに、走行
モータ、アームシリンダ35及び付加アクチュエータ3
6の3者を複合動作させようとしても、センターバイパ
ス回路4が第1の走行用方向切換弁5の切換えにより遮
断されているため、付加アクチュエータ36を駆動する
ことはできなくなる。即ち、アームシリンダ35と付加
アクチュエータ36の複合動作は、第1,第2のアーム
用方向切換弁6,23の切換状態により付加アクチュエ
ータ36の駆動が可能となったり不可能となったりし、
かつ、これらと走行用モータとの3者の複合動作は、付
加アクチュエータ36を駆動することができないので不
可能となる。
【0007】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、走行と他のアクチュエータとの複合動作に影響を
与えないで、アームの回動速度の向上を図ることが可能
であり、かつそのアームと付加アクチュエータとの複合
動作の向上も図ることが可能である建設機械の油圧回路
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数のアクチュエータを駆動するための
少なくとも第1及び第2の油圧回路を含み、第1の油圧
回路は、第1の可変容量型油圧ポンプと、その第1の可
変容量型油圧ポンプにそれぞれセンターバイパス回路を
通して接続された第1の走行用方向切換弁及び第1のア
ーム用方向切換弁を含む第1の弁グループと、第1の弁
グループより下流側位置のセンターバイパス回路に介在
された流れ抵抗手段と、第1の可変容量型油圧ポンプか
らの吐出油がセンターバイパス回路を介して流れ抵抗手
段を通ることにより、第1の弁グループより下流側位置
であり、かつ流れ抵抗手段の上流側であるセンターバイ
パス回路に発生する圧力値を第1の可変容量型油圧ポン
プの押し退け容積を制御する第1の押し退け容積制御手
段に信号伝達する第1の伝達手段と、第1の弁グループ
より下流側位置であり、かつ流れ抵抗手段の上流側であ
るセンターバイパス回路に発生する圧力の最大値を予め
設定した値に規制する圧力制御手段とを含み、第1の走
行用方向切換弁は第1の油圧回路において第1のアーム
用方向切換弁よりも優先的に第1の可変容量型油圧ポン
プからの圧油を受け得れるように、第1の走行用方向切
換弁に対して第1のアーム用方向切換弁を下流の位置で
第1の可変容量型油圧ポンプに接続させており、第1の
アーム用方向切換弁は2つの出力ポートを有しており、
そのうちの一方をアームシリンダのボトム側に接続させ
ており、前記第1の押し退け容積制御手段は、第1の伝
達手段からの信号に基づいて第1の可変容量型油圧ポン
プの押し退け容積を予め設定された値まで減少させ得る
ように成されており、第2の油圧回路は、第2の可変容
量型油圧ポンプと、その第2の可変容量型油圧ポンプに
それぞれセンターバイパス回路を通して接続された第2
のアーム用方向切換弁、付加アクチュエータ用方向切換
弁及び第2の走行用方向切換弁を含む第2の弁グループ
と、前記第1の可変容量型油圧ポンプ及び第2の走行用
方向切換弁の入力ポートを接続する第1のバイパス回路
に介在させた開閉弁とを含み、第2のアーム用方向切換
弁は第2の油圧回路において付加アクチュエータ用方向
切換弁及び第2の走行用方向切換弁よりも優先的に第2
の可変容量型油圧ポンプからの圧油を受け得れるよう
に、第2のアーム用方向切換弁に対して付加アクチュエ
ータ用方向切換弁を下流の位置で第2の可変容量型油圧
ポンプに接続させていると共に、付加アクチュエータ用
方向切換弁に対して第2の走行用方向切換弁を下流の位
置で第2の可変容量型油圧ポンプに接続させており、第
1,2のアーム用方向切換弁及び付加アクチュエータ用
方向切換弁のうちの少なくとも1つが操作されたことに
応じて、前記開閉弁を閉位置から開位置に切換え制御す
る操作手段を有している建設機械の油圧回路において、
前記第1のアーム用方向切換弁は2つの出力ポートのう
ちの他方をアームシリンダのピストンロッド側に接続さ
せており、前記第2の油圧回路には、前記開閉弁の下流
側で前記第1のバイパス回路と付加アクチュエータ用方
向切換弁の入力ポート側とを接続する第2のバイパス回
路が設けられており、前記付加アクチュエータ用方向切
換弁の切換えに基づいて、前記第1の伝達手段から第1
の押し退け容積制御手段への信号伝達を断つと共に、前
記圧力制御手段により規定される圧力の最大値を、前記
付加アクチュエータを駆動するために十分である予め設
定した高い値に変更させる制御手段を設けたことを特徴
とする。
【0009】
【作用】アームシリンダのみを収縮駆動する場合、操作
手段の操作に応じて、第1,第2のアーム用方向切換弁
が切換えられ、アームシリンダのボトム側には、第1の
アーム用方向切換弁を介して第1の油圧ポンプからの圧
油が供給されると共に、第2のアーム用方向切換弁を介
して第2の油圧ポンプからの圧油が合流されて供給され
る。この時、アームシリンダのロッド側からの戻り油
は、第1,第2のアーム用方向切換弁の両方に分流して
タンクに排出される。従って、アームシリンダは高速に
伸長駆動する。一方、アームシリンダを収縮駆動する場
合、操作手段の操作に応じて、第1,第2のアーム用方
向切換弁が切換えられ、アームシリンダのロッド側に
は、やはり第1,第2のアーム用方向切換弁を介して第
1,第2の油圧ポンプからの圧油が合流して供給され、
アームシリンダのボトム側からの戻り油は、第1,第2
のアーム用方向切換弁の両方に分岐してタンクに排出さ
れる。従って、アームシリンダは高速に収縮駆動する。
また、アームシリンダと付加アクチュエータとの複合動
作を行なう場合、各々収縮方向、あるいは伸長方向のい
ずれの方向の駆動であろうとも、各操作手段の操作に応
じて、第1,第2のアーム用方向切換弁、及び付加アク
チュエータ用方向切換弁が切換えられると共に、開閉弁
が開位置に切換えられ、さらに付加アクチュエータ用方
向切換弁の切換わりに呼応して制御手段が作動し、第1
の伝達手段の信号伝達が断たれ、圧力制御手段の圧が付
加アクチュエータを駆動するのに十分である予め定めら
れた設定値に変更される。このため、アームシリンダに
は、第1,第2のアーム用方向切換弁を介して第1,第
2の油圧ポンプからの圧油が合流されて供給され、付加
アクチュエータには、第1のバイパス回路、開閉弁、第
2のバイパス回路を介して第1の油圧ポンプからの圧油
が供給される。従って、アームシリンダの高速駆動と付
加アクチュエータの通常駆動との複合動作が行なわれ
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示の一実施例に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例に係る建設機械の油圧
回路を示す回路図である。図で図2に示した部分と同一
部分または等価な部分には同一符号を付して説明を省略
する。54は第1のアーム用方向切換弁であり、図示の
如く第1の弁グループ3の他の方向切換弁5,7,8と
同一構造に構成され、2つの出力ポートのうち、一方の
出力ポートが管路14Aを介してアームシリンダ35の
ボトム側に接続されると共に、他方の出力ポートが管路
14Cを介してアームシリンダ35のロッド側に接続さ
れている。また、この第1のアーム用方向切換弁54の
図示d側のパイロットポートは、操作弁48の図示d側
と接続されている。55は開閉弁31の下流側で第1の
バイパス回路30と付加アクチュエータ用方向切換弁2
5の入力ポート側とを接続する第2のバイパス回路、5
6は第2のバイパス回路55に介在する逆止弁である。
57は第1のパイロット回路10に介在せしめられた切
換弁であり、通常はばね58のばね力により図示左側の
位置にあって第1のパイロット回路10による絞り9の
上流側圧力の第1のレギュレータ2への信号伝達を維持
し、図示右側の位置に切換えられると前記パイロット回
路10における第1のレギュレータ2側をタンク34に
接続し、パイロット回路10における絞り9側を遮断す
る。59はシャトル弁49で選択されたパイロット圧を
切換弁57のパイロットポート及びリリーフ弁11のば
ね室側に伝達するパイロット回路である。このパイロッ
ト回路59によりパイロット圧が伝達されると、切換弁
57は図示右側位置に切換えられ、また、リリーフ弁1
1の設定圧が上昇せしめられる。
【0011】次に、図1に示す油圧回路の動作を説明す
る。図示しない操作手段の操作により、第1,第2の走
行用方向切換弁5,26のみを操作した時には、図2に
示す従来の油圧回路と全く同様の動作で両走行モータが
駆動される。また、付加アクチュエータ36のみを駆動
する場合、操作弁47を例えば図示a側に操作すると、
そのパイロット圧により付加アクチュエータ用方向切換
弁25がa側に切換えられる。同時に、切換弁57が図
示右側位置に切換えられてネガティブコントロール圧が
低下し、第1のレギュレータ2が第1の油圧ポンプ1の
押し退け容積を増加せしめ、かつ、リリーフ弁11のば
ね室側にパイロット圧が加えられてリリーフ弁11の設
定圧を増加させる。これにより、油圧ポンプ1の押し退
け容積の増加による絞り9の上流側に生じる高圧でリリ
ーフ弁11が作動するのを防止し、この結果、絞り9の
上流側に付加アクチュエータ36を駆動するのに十分な
圧力が立つ。また、付加アクチュエータ用方向切換弁2
5の切換えによりパイロット回路44を介するタンク3
4の回路が遮断されるので、パイロット回路41,4
3,44のパイロット圧が上昇し、開閉弁31がばねに
抗して開状態に切換えられる。これにより、付加アクチ
ュエータ用方向切換弁25には、第1のバイパス回路3
0、開閉弁31、第2のバイパス回路55、及び逆止弁
56を介して供給される第1の油圧ポンプ1の圧油と、
センターバイパス回路21を介して供給される第2の油
圧ポンプ18の圧油とが合流して供給され、付加アクチ
ュエータ36を高速で収縮方向に駆動する。逆に操作弁
47を図示b側に操作すると、同様の動作により付加ア
クチュエータ36は高速で伸長方向に駆動される。ま
た、アームシリンダのみを駆動する場合、操作弁48を
c側に操作すると、第1,第2のアーム用方向切換弁5
4,23はc側に切換えられ、アームシリンダ35のロ
ッド側には、センターバイパス回路4、第1のアーム用
方向切換弁54、及び管路14Cを介して第1の油圧ポ
ンプ1からの圧油が供給されると共に、第2のアーム用
方向切換弁23を介して第2の油圧ポンプ18からの圧
油が合流されて供給される。この時、アームシリンダ3
5のボトム側からの戻り油は、第2のアーム用方向切換
弁23と管路14Aを介する第1のアーム用方向切換弁
54との両方に分流してタンク34に排出される。従っ
て、アームシリンダは高速に収縮動作する。上記とは逆
に操作弁48を図示d側に操作すると、第1,第2のア
ーム用方向切換弁54,23がd側に切換えられ、アー
ムシリンダ35のボトム側には、センターバイパス回路
4、第1のアーム用方向切換弁54、及び管路14Aを
介して第1の油圧ポンプ1からの圧油が供給されると共
に、第2のアーム用方向切換弁23を介して第2の油圧
ポンプ18からの圧油が合流されて供給される。この
時、アームシリンダ35のロッド側からの戻り油は、第
2のアーム用方向切換弁23と管路14Cを介する第1
のアーム用方向切換弁54との両方に分流してタンク3
4に排出される。従って、アームシリンダ35を伸長方
向に駆動する場合にも、従来の油圧回路と異なり高速に
伸長動作する。次に、走行モータと付加アクチュエータ
36との複合動作について説明する。第2のバイパス回
路55が存在するため、開閉弁31を介して油圧ポンプ
1の圧油も付加アクチュエータ用方向切換弁25に合流
し、第1、第2の油圧ポンプ1,18の圧油により、複
合動作時の付加アクチュエータ36の高速駆動が可能と
なる。次に、走行モータとアームシリンダ35との複合
動作について説明する。この場合、第1の油圧ポンプ1
の圧油が第1,第2の走行用方向切換弁5,26に供給
されて走行が行なわれると同時に、操作弁48により第
2のアーム用方向切換弁23が切換えられ、第2の油圧
ポンプ18の圧油が第2のアーム用方向切換弁23に供
給されてアームシリンダ35が駆動する。次に、走行と
付加アクチュエータ36とアームシリンダ35との複合
動作について説明する。この場合も、第1,第2の走行
用方向切換弁5,26が切換えられるため、第1の弁グ
ループ3における他の方向切換弁7,8,54への圧油
の供給は遮断される。一方、操作弁47、及び操作弁4
8が操作されるので、前述の第2のアーム用方向切換弁
23はc側またはd側のいずれかに、また、付加アクチ
ュエータ用方向切換弁25はa側またはb側のいずれか
に切換えられる。これらの切換えにより、開閉弁31が
ばねに抗して開状態に切換えられる。以上の状態におい
て、第1の油圧ポンプ1の圧油は第1の走行用方向切換
弁5と第2の走行用方向切換弁26に供給され走行が行
なわれる。これと共に、第1の油圧ポンプ1の圧油は開
閉弁31、第2のバイパス回路55、及び逆止弁56を
介して付加アクチュエータ用方向切換弁25に供給さ
れ、付加アクチュエータ36を駆動し、第2の油圧ポン
プ18の圧油はセンターバイパス回路21を介して第2
のアーム用方向切換弁23に供給され、アームシリンダ
35を駆動する。
【0012】このように本実施例においては、第1のア
ーム用方向切換弁54の一方の出力ポート側とアームシ
リンダ35のロッド側とを管路14Cで接続すると共
に、第1のバイパス回路30の開閉弁31より下流側と
付加アクチュエータ用方向切換弁25の入力ポート側と
を第2のバイパス回路55で接続したことにより、アー
ムシリンダ35を縮み側、及び伸び側共に他に影響を与
えることなく高速に駆動させることが可能である。ま
た、常にアームシリンダ35と付加アクチュエータ36
との複合動作が可能となる。これにより、アーム動作の
高速化、及びアームシリンダと付加アクチュエータとの
複合動作の向上を図ることが可能である。さらに、本実
施例においては、上記の構成に加えて、付加アクチュエ
ータ駆動時に第1のパイロット回路10で伝達されるネ
ガティブコントロール圧を低下させる機能を持つ切換弁
57と、この切換弁57を操作弁47の操作時に切換え
ると共に、第1のリリーフ弁11をばね室側に切換えて
規定する圧力の最大値を付加アクチュエータ36を駆動
するのに十分な高い値に変更せしめるパイロット回路5
9とから構成された制御手段を設けたことにより、付加
アクチュエータ36を作動するために充分な駆動圧力を
得ることができる。さらにまた、走行動作中において付
加アクチュエータ36を第1,第2の可変容量型油圧ポ
ンプ1,15からの合流された圧油により駆動させるこ
とが可能であり、走行動作中においてアームシリンダ3
5の縮み側、及び伸び側への高速化が可能である。ま
た、走行モータ、アームシリンダ35及び付加アクチュ
エータ36の三者の複合動作も行なうことができる。
尚、本実施例においては、開閉弁31の操作手段とし
て、第1,第2の弁グループ3,20における方向切換
弁6,7,8,22,23,24,25を経由するパイ
ロット回路41を採用した場合を例に説明したが、これ
に限定されず、例えば、方向切換弁6,7,8,22,
23,24,25を操作する操作手段(操作弁)の操作
時のパイロット圧信号を導く油圧式のもの、電気信号を
導く電気式のもの、機械的変位信号を導く機械式のもの
などを採用することも可能であり、また、切換弁57、
及びリリーフ弁11への信号伝達手段59として、操作
弁47の操作時のパイロット圧信号を導く油圧式のもの
を採用した場合を例に説明したが、これも、上記の如く
電気式、もしくは機械式等を採用することが可能であ
る。この他、付加アクチュエータ36としても図示の如
く油圧シリンダの他、油圧モータ等を用いることが可能
である。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は、上記の構
成により走行モータと他のアクチュエータとの複合動作
に何ら影響を与えることなくアームシリンダの駆動速度
を大きくすることができ、かつ、アームシリンダと付加
アクチュエータとの複合動作も何ら支障なく行なうこと
ができる。さらに、付加アクチュエータの負荷の増大に
対して確実に対応することができる。また、走行モー
タ、アームシリンダ、及び付加アクチュエータの三者の
複合動作も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る建設機械の油圧回路を示
す回路図である。
【図2】従来の建設機械の油圧回路を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1 第1の可変容量型油圧ポンプ 2 第1の押し退け容積制御手段(レギュレータ) 3 第1の弁グループ 4 センターバイパス回路 5 第1の走行用方向切換弁 9 流れ抵抗手段(絞り) 10 第1の伝達手段(パイロット回路) 11 圧力制御手段(リリーフ弁) 14A 管路 14C 管路 15 第2の可変容量型油圧ポンプ(レギュレータ) 20 第2の弁グループ 21 センターバイパス回路 23 第2のアーム用方向切換弁 25 付加アクチュエータ用方向切換弁 26 第2の走行用方向切換弁 30 第1のバイパス回路 31 開閉弁 35 アームシリンダ 36 付加アクチュエータ 54 第1のアーム用方向切換弁 55 第2のバイパス回路 57 切換弁 59 操作手段(パイロット回路)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアクチュエータを駆動するための
    少なくとも第1及び第2の油圧回路を含み、第1の油圧
    回路は、第1の可変容量型油圧ポンプと、その第1の可
    変容量型油圧ポンプにそれぞれセンターバイパス回路を
    通して接続された第1の走行用方向切換弁及び第1のア
    ーム用方向切換弁を含む第1の弁グループと、第1の弁
    グループより下流側位置のセンターバイパス回路に介在
    された流れ抵抗手段と、第1の可変容量型油圧ポンプか
    らの吐出油がセンターバイパス回路を介して流れ抵抗手
    段を通ることにより、第1の弁グループより下流側位置
    であり、かつ流れ抵抗手段の上流側であるセンターバイ
    パス回路に発生する圧力値を第1の可変容量型油圧ポン
    プの押し退け容積を制御する第1の押し退け容積制御手
    段に信号伝達する第1の伝達手段と、第1の弁グループ
    より下流側位置であり、かつ流れ抵抗手段の上流側であ
    るセンターバイパス回路に発生する圧力の最大値を予め
    設定した値に規制する圧力制御手段とを含み、第1の走
    行用方向切換弁は第1の油圧回路において第1のアーム
    用方向切換弁よりも優先的に第1の可変容量型油圧ポン
    プからの圧油を受け得るように、第1の走行用方向切換
    弁に対して第1のアーム用方向切換弁を下流の位置で第
    1の可変容量型油圧ポンプに接続させており、第1のア
    ーム用方向切換弁は2つの出力ポートを有しており、そ
    のうちの一方をアームシリンダのボトム側に接続させて
    おり、前記第1の押し退け容積制御手段は、第1の伝達
    手段からの信号に基づいて第1の可変容量型油圧ポンプ
    の押し退け容積を予め設定された値まで減少させ得るよ
    うに成されており、第2の油圧回路は、第2の可変容量
    型油圧ポンプと、その第2の可変容量型油圧ポンプにそ
    れぞれセンターバイパス回路を通して接続された第2の
    アーム用方向切換弁、付加アクチュエータ用方向切換弁
    及び第2の走行用方向切換弁を含む第2の弁グループ
    と、前記第1の可変容量型油圧ポンプ及び第2の走行用
    方向切換弁の入力ポートを接続する第1のバイパス回路
    に介在させた開閉弁とを含み、第2のアーム用方向切換
    弁は第2の油圧回路において付加アクチュエータ用方向
    切換弁及び第2の走行用方向切換弁よりも優先的に第2
    の可変容量型油圧ポンプからの圧油を受け得るように、
    第2のアーム用方向切換弁に対して付加アクチュエータ
    用方向切換弁を下流の位置で第2の可変容量型油圧ポン
    プに接続させていると共に、付加アクチュエータ用方向
    切換弁に対して第2の走行用方向切換弁を下流の位置で
    第2の可変容量型油圧ポンプに接続させており、第1,
    2のアーム用方向切換弁及び付加アクチュエータ用方向
    切換弁のうちの少なくとも1つが操作されたことに応じ
    て、前記開閉弁を閉位置から開位置に切換え制御する操
    作手段を有している建設機械の油圧回路において、前記
    第1のアーム用方向切換弁は2つの出力ポートのうちの
    他方をアームシリンダのピストンロッド側に接続させて
    おり、前記第2の油圧回路には、前記開閉弁の下流側で
    前記第1のバイパス回路と付加アクチュエータ用方向切
    換弁の入力ポート側とを接続する第2のバイパス回路が
    設けられており、前記付加アクチュエータ用方向切換弁
    の切換えに基づいて、前記第1の伝達手段から第1の押
    し退け容積制御手段への信号伝達を断つと共に、前記圧
    力制御手段により規定される圧力の最大値を、前記付加
    アクチュエータを駆動するために十分である予め設定し
    た高い値に変更させる制御手段を設けたことを特徴とす
    る建設機械の油圧回路。
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