JPH0569672U - 酸素センサ - Google Patents

酸素センサ

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Publication number
JPH0569672U
JPH0569672U JP803592U JP803592U JPH0569672U JP H0569672 U JPH0569672 U JP H0569672U JP 803592 U JP803592 U JP 803592U JP 803592 U JP803592 U JP 803592U JP H0569672 U JPH0569672 U JP H0569672U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal cap
bush
cap
lead
oxygen sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP803592U
Other languages
English (en)
Inventor
浩 岡部
Original Assignee
日本電子機器株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本電子機器株式会社 filed Critical 日本電子機器株式会社
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Publication of JPH0569672U publication Critical patent/JPH0569672U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リードハーネス15をシールするゴム製ブッ
シュ20の熱による変形によって該ブッシュ20が伸
び、シール性が低下することを防止する。 【構成】 基端側絶縁材5にふっ素樹脂製のシールキャ
ップ13が連接され、アウタキャップ12により固定さ
れる。シールキャップ13には、リードハーネス15が
貫通しており、貫通孔19のテーパ状端部19aに、ゴ
ム製ブッシュ20が嵌合している。このブッシュ20の
両端は、シールキャップ13端部の段部19bとリード
フレーム18とによって両側から挾持されており、その
伸び変形が阻止される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば自動車用内燃機関の排気中の酸素濃度の検出などに用いら れる酸素センサの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば内燃機関の空燃比フィードバック制御システムにおいては、排気管に酸 素センサが配設され、排気中の残存酸素濃度の検出を行っているが、該酸素セン サを車両床下位置などに配置する場合には、路面の雨水等がかかり易いことから 、酸素センサに高い防水性能が要求される。
【0003】 図2は、センサの本体部分から引き出されるリードハーネス21に対する従来 のシール構造を示すもので、絶縁材22を囲む金属製のインナキャップ23の端 部に、同じく金属製のアウタキャップ24が溶接されており、かつ該アウタキャ ップ24内に、略円柱状をなすシールキャップ25が固定されている。このシー ルキャップ25は、例えばふっ素樹脂からなり、リードハーネス21の数に対応 した貫通孔26が形成されているとともに、該貫通孔26の端部26aが緩いテ ーパ状に挟まっている。そして、この貫通孔26の端部26aに、外周がテーパ となった円筒状のゴム製ブッシュ27が嵌挿されており、シールキャップ25を 貫通するリードハーネス21の外周をシールしている。尚、リードハーネス21 にはリードフレーム28がそれぞれ固定され、該リードフレーム28端部によっ てブッシュ27端面が支持されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来のような酸素センサにおいては、ゴム製ブッシュ27が 排気熱を受けて長期間高温域で使用されると、軸方向に塑性変形して伸び易い。 その結果、ブッシュ27の径が若干細くなってしまい、リードハーネス21外周 面やシールキャップ25の貫通孔26a内周面に対する密接状態が悪化し、シー ル性が低下する、という不具合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、この考案は、アウタキャップ内に固定される合成樹脂製のシールキャ ップ端部に、リードハーネスを貫通させるとともに、該リードハーネスとシール キャップの貫通孔との間を、外周がテーパとなった円筒状のゴム製ブッシュによ ってシールするように構成した酸素センサにおいて、上記シールキャップの貫通 孔に、上記ブッシュの先端面を支持する段部を設け、かつ上記ブッシュ両端を、 リードハーネスに固定されたリードフレームと上記段部との間で挾持するように 構成したことを特徴としている。
【0006】
【作用】
ゴム製ブッシュが熱を受けても、シールキャップの端部とリードフレームとに よって両側から挾持されているので、軸方向に伸びることができない。従って、 その塑性変形に伴うシール性低下が防止される。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0008】 図1は、この考案に係る酸素センサの全体の構成を示している。図において、 1はジルコニア等のセラミックスからなる一端が閉塞されたチューブ状のセンサ 素子であり、このセンサ素子1は、金属製のホルダ2中央部に嵌合して保持され ている。センサ素子1の外周は、通気孔を有する保護管3によって覆われている 。またセンサ素子1の基端側はセラミックス製の中間絶縁材4によって押さえ付 けられているとともに、該中間絶縁材4に更に基端側絶縁材5が連接されている 。尚、センサ素子1基端と中間絶縁材4との間には、出力信号取り出しのための コンタクトプレート6が挾持されており、該コンタクトプレート6に、ワイヤ状 をなす出力端子7先端が導通している。また、センサ素子1中空部内に達するよ うに棒状のセラミックスヒータ8がセンサ中心軸に沿って配置されており、該セ ラミックスヒータ8基端部に、ワイヤ状をなすヒータ用端子9先端が導通してい る。これらの出力端子7やヒータ用端子9は、基端側絶縁材5の基端部を貫通し て配置されている。また、これらの他に、同様のアース端子を備えているが、こ のアース端子は図示されていない。
【0009】 上記の絶縁材4,5の外周は、ホルダ2にレーザー溶接された円筒状のインナ キャップ10によって覆われている。そして、このインナキャップ10の基端部 内側には皿ばね11が配置され、絶縁材4,5をセンサ素子1側へ押し付けてい る。また、インナキャップ10基端部には、更にアウタキャップ12が溶接され ており、該アウタキャップ12内に略円柱状をなすシールキャップ13が固定さ れている。尚、シールキャップ13のフランジ部13aとアウタキャップ12と の間には、グラファイト製のシールリング14が介装されている。
【0010】 上記シールキャップ13は、耐熱性に優れたPTFE等のふっ素樹脂にて成形 されたもので、リードハーネス15と各端子7,9とを連結したリードフレーム 18をそれぞれ収容するように3本の貫通孔19が平行に形成されている。この 貫通孔19は、リードハーネス15が貫通する端部19aにおいては、外側へ向 かって徐々に小径となるテーパ面に加工されている。また、シールキャップ13 端面に近い部分に段部19bが形成されており、該段部19bによって、シール キャップ13端面における開口径がリードハーネス15と略等しい径に狭められ ている。
【0011】 そして、シールキャップ13を貫通するリードハーネス15に、外周がテーパ となった円筒状のゴム製ブッシュ20が嵌合しており、該ブッシュ20が上記貫 通孔19のテーパ状端部19a内に嵌挿されている。つまり、各ブッシュ20は 、一端がリードフレーム18の端部18aによって支持されるとともに、他端が 貫通孔19の段部19bによって支持されており、両者間で挾持されている。
【0012】 従って、上記構成においては、テーパ状等をなすゴム製ブッシュ20が両端か ら押さえ付けられているため、排気熱を長期間受けても、軸方向に伸びることは できない。そのため、従来のようにゴム製ブッシュ20が細く変形してしまうこ とがなく、リードハーネス15と貫通孔19との間を長期に亙って確実にシール することができる。
【0013】
【考案の効果】
以上の説明で明らかなように、この考案に係る酸素センサにおいては、リード ハーネスとシールキャップの貫通孔との間をシールするゴム製ブッシュ両端が、 シールキャップの段部とリードフレームとの間で両側から挾持されるので、排気 熱を受けて細く変形してしまうことがなく、長期に亙って高いシール性能を確保 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る酸素センサの断面図。
【図2】従来における酸素センサの要部の断面図。
【符号の説明】
12…アウタキャップ 13…シールキャップ 15…リードハーネス 18…リードフレーム 19b…段部 20…ブッシュ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウタキャップ内に固定される合成樹脂
    製のシールキャップ端部に、リードハーネスを貫通させ
    るとともに、該リードハーネスとシールキャップの貫通
    孔との間を、外周がテーパとなった円筒状のゴム製ブッ
    シュによってシールするように構成した酸素センサにお
    いて、上記シールキャップの貫通孔に、上記ブッシュの
    先端面を支持する段部を設け、かつ上記ブッシュ両端
    を、リードハーネスに固定されたリードフレームと上記
    段部との間で挾持するように構成したことを特徴とする
    酸素センサ。
JP803592U 1992-02-25 1992-02-25 酸素センサ Pending JPH0569672U (ja)

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JP803592U JPH0569672U (ja) 1992-02-25 1992-02-25 酸素センサ

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JP803592U JPH0569672U (ja) 1992-02-25 1992-02-25 酸素センサ

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JPH0569672U true JPH0569672U (ja) 1993-09-21

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ID=11682087

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JP803592U Pending JPH0569672U (ja) 1992-02-25 1992-02-25 酸素センサ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003035694A (ja) * 2001-07-23 2003-02-07 Ngk Spark Plug Co Ltd ガスセンサ
JP2020051769A (ja) * 2018-09-25 2020-04-02 日本特殊陶業株式会社 ガスセンサ

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JP4608144B2 (ja) * 2001-07-23 2011-01-05 日本特殊陶業株式会社 ガスセンサ
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