JPH056847Y2 - - Google Patents

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JPH056847Y2
JPH056847Y2 JP8150790U JP8150790U JPH056847Y2 JP H056847 Y2 JPH056847 Y2 JP H056847Y2 JP 8150790 U JP8150790 U JP 8150790U JP 8150790 U JP8150790 U JP 8150790U JP H056847 Y2 JPH056847 Y2 JP H056847Y2
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fixed side
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は必要に応じて着座体を揺り動かすこと
ができるようにした、揺籃を兼ねる幼児用椅子に
関し、詳しくは着座体の揺れ動き方に工夫を施し
た揺籃を兼ねる幼児用椅子に関する。
〔従来の技術〕
前側の左右個所及び後側の左右個所に固定側支
持部を設けた着床脚体と、前側の左右個所及び後
側の左右個所に可動側支持部を設けた着座体を
別々に構成し、前左固定側支持部と前左可動側支
持部、前右固定側支持部と前右可動側支持部、後
左固定側支持部と後左可動側支持部および後右固
定側支持部と後右可動側支持部をそれぞれ等長の
左・右・前・後リンクで連結して、背凭付き着座
体を着床脚体に前後に揺動自在に支承した形式の
揺籃を兼ねる幼児用椅子は、 左側の前・後リンクの上側連結点間の距離およ
び右側の前・後リンクの上側連結点間の距離と左
側の前・後リンクの下側連結点間の距離および右
側の前・後リンクの下側連結点間の距離とが同じ
長さであつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
母親が幼児を抱いて揺り動かしている様子を観
察すると、揺れ動きの一方端では幼児の頭の方が
上り、他方端では足の方が上つた状態となつてい
る。つまり、揺り動かされている幼児は、揺れ動
き中には水平線と平行して上下に動いているので
はなく、頭の方と足の方が交叉に上下にも動いて
いる。
上記従来の技術において述べた揺籃を兼ねる幼
児用椅子は、前・後リンクで形成された左・右の
平行クランク装置を介して着座体が前後に揺れ動
くものであるが、この動きのときには、第7・8
図に示している前後の可動側支持部を結ぶ線a′か
ら判るように、幼児の頭の方と足の方とが交互に
上下に動かない状態で平行移動するのみで揺れ動
き方が単純であり、母親が幼児を抱きゆり動かし
て慰めまたは寝かし付ける等のときの母親の動き
に近いものではなつた。
本考案は着座体の揺れ動き方を母親等の抱手の
動きに近くするように工夫した、新規の揺籃を兼
ねる幼児用椅子を提供することを目的とするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するたに本考案に係わる揺籃
を兼ねる切児用椅子は、 前側の左右個所及び後側の左右個所に固定側支
持部1,1′,2,2′を設けた着床脚体3と、前
側の左右個所及び後側の左右個所に可動側支持部
4,4′,5,5′を設けた着座体7とを別々に構
成し、前左固定側支持部1と前左可動側支持部
4、前右固定側支持部1′と前右可動側支持部
4′、後左固定側支持部2と後左可動側支持部5
および後右固定側支持部2′と後右可動側支持部
5′をそれぞれ等長の左・右・前・後リンク8,
8′,9,9′で連結して、着座体7を着床脚体3
に前後に揺動自在に支承した形式の揺籃を兼ねる
幼児用椅子において、 左側の前・後リンク8,9の上側連結点間の距
離および右側の前・後リンク8′,9′の上側連結
点間の距離よりも左側の前・後リンク8,9の下
側連結点間の距離および右側の前・後リンク8′,
9′の下側連結点間の距離の方を長くしたもので
ある。
〔実施例〕
図に示す実施例は、前側の左右個所及び後側の
左右個所の上面に上向き柱部10を介して固定側
支持部1,1′,2,2′を設け且つ左側の前・後
側固定側支持部1,2と右側の前・後側固定側支
持部1′,2′の間に凹状空間11をもつ着床脚体
3を、左右両側脚部材12,12′を横棒13,
13′及び横杆14で連結することによつて構成
し、左右両側脚部材12,12′の前後両端の下
面にストツパー(図示せず)付きキヤスター1
5,15′を軸承すると共に着床脚体3とは別個
に前側の左右個所及び後側の左右個所の下面に下
向き柱部17を介して可動側支持部4,4′,5,
5′を設けたリクライニング式背凭6及びテーブ
ル6′付き着座体7を構成する。
次いで、凹状空間11内に背凭6付き着座体7
の下半部分を陥入すると共に前左固定側支持部1
と前左可動側支持部4、前右固定側支持部1′と
前右可動側支持部4′、後左固定側支持部2と後
左可動側支持部5および後右固定側支持部2′と
後右可動側支持部5′をそれぞれ等長の左・右・
前・後リンク8,8′,9,9′で連結し且つ前側
の左・右リンク8,8′の下端同士及び後側の
左・右リンク9,9′の下端同士を横杆18,1
8′で連結することによつて背凭6付き着座体7
を着床脚体3に前後に揺動自在に支承して、揺籃
を兼ねる幼児用椅子本体イを得る。
この本体イを得るに際しては、左側の前・後リ
ンク8,9の上側連結点間の距離および右側の
前・後リンク8′,9′の上側連結点間の距離より
も左側の前・後リンク8,9の下側連結点間の距
離および右側の前・後リンク8′,9′の下側連結
点間の距離の方を長くする。
更に、左右両側脚部材12,12′の中間個所
の上に係合孔19を、また着座体7における左右
両側壁20に竪通猿(たてかよいざる)22を
夫々設けて、竪通猿22が係合孔19と係止して
いる状態のときには着座体7の揺れ動きを阻止
し、同係止の解消状態のときには揺れ動きを自在
とするようにする。
また、横杆14の前後面に下向きに柱部17が
衝合する弾性部材23,23′を止着して、当該
衝合で着座体7の揺れ動き範囲を規制するように
する。
尚、上記リクライニング式背凭6は、外周縁に
所定の間隔をおいて多数個の係合切欠24を設け
たストツパー25と、背凭6の背面に摺動自在と
して且つ下端部を係合切欠24に択一的に嵌合係
止できる状態として設けた傾斜角度調整杆26と
をもつている。
〔作用〕
竪通猿22を係止孔19から外した状態の場合
において着座体7を揺れ動したときの当該着座体
7は、第5,6図に示している前後の可動側支持
部4′,5′を結ぶ線aから判るように、前方に揺
れたときには前端側が上り、後方に揺れたときに
は後端側が上つた状態となる。
つまり、本考案に係わる揺籃を兼ねる幼児用椅
子における着座体7は水平線と平行ではない揺れ
動き方をしている。
〔考案の効果〕
本考案は上記のような構成であるので、着座体
7に幼児を座らせて揺れ動かしたときには、揺れ
動き中に頭の方も足の方も交互に上下に動くもの
で、母親等の抱手の動きに近い動きをするもので
あり、所期の目的を充分に達成する効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す全体の一部切截
側面図、第2図は同じく一部切截背面図、第3図
は同じく底面図、第4図は第2図A−A線に沿う
断面図、第5図はリンクが前方に揺動したときに
おける可動側支持部を結ぶ線aの動きを示す説明
図、第6図は同じく後方に揺動したときを示す説
明図、第7図は従来例のリンクが前方に揺動した
ときにおける可動側支持部を結ぶ線a′の動きを示
す説明図、第8図は同じく後方に揺動したときを
示す説明図である。 1,1′,2,2′……固定側支持部、3……着
床脚体、4,4′,5,5′……可動側支持部、6
……背凭、6′……テーブル、7……着座部、8,
8′,9,9′……リンク、10……柱部、11…
…凹状空間、12,12′……脚部材、13,1
3′……横棒、14……横杆、15,15′……キ
ヤスター、17……柱部、18,18′……横杆、
イ……本体、19……係合孔、20……側壁、2
2……竪通猿、23,23′……弾性部材、24
……係合切欠、25……ストツパー、26……調
整杆。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前側の左右個所及び後側の左右個所に固定側支
    持部1,1′,2,2′を設けた着床脚体3と、前
    側の左右個所及び後側の左右個所に可動側支持部
    4,4′,5,5′を設けた着座体7とを別々に構
    成し、前左固定側支持部1と前左可動側支持部
    4、前右固定側支持部1′と前右可動側支持部
    4′、後左固定側支持部2と後左可動側支持部5
    および後右固定側支持部2′と後右可動側支持部
    5′をそれぞれ等長の左・右・前・後リンク8,
    8′,9,9′で連結して、着座体7を着床脚体3
    に前後に揺動自在に支承した形式の揺籃を兼ねる
    幼児用椅子において、 左側の前・後リンク8,9の上側連結点間の距
    離および右側の前・後リンク8′,9′の上側連結
    点間の距離よりも左側の前・後リンク8,9の下
    側連結点間の距離および右側の前・後リンク8′,
    9′の下側連結点間の距離の方を長くしたことを
    特徴とする揺籃を兼ねる幼児用椅子。
JP8150790U 1990-07-31 1990-07-31 Expired - Lifetime JPH056847Y2 (ja)

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JP8150790U JPH056847Y2 (ja) 1990-07-31 1990-07-31

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JPH0438754U JPH0438754U (ja) 1992-04-02
JPH056847Y2 true JPH056847Y2 (ja) 1993-02-22

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JP2592766B2 (ja) * 1993-10-04 1997-03-19 アップリカ▲葛▼西株式会社 椅 子
JP2019150113A (ja) * 2018-02-28 2019-09-12 株式会社シーエー産商 幼児用ラック

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JPH0438754U (ja) 1992-04-02

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