JPH056788B2 - - Google Patents

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JPH056788B2
JPH056788B2 JP58053510A JP5351083A JPH056788B2 JP H056788 B2 JPH056788 B2 JP H056788B2 JP 58053510 A JP58053510 A JP 58053510A JP 5351083 A JP5351083 A JP 5351083A JP H056788 B2 JPH056788 B2 JP H056788B2
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JP
Japan
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metal band
auxiliary plate
elongation
stress
cathode ray
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Expired - Lifetime
Application number
JP58053510A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59180940A (ja
Inventor
Seisho Sumyoshi
Kyoshi Tokita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP5351083A priority Critical patent/JPS59180940A/ja
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Publication of JPH056788B2 publication Critical patent/JPH056788B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/86Vessels; Containers; Vacuum locks
    • H01J29/87Arrangements for preventing or limiting effects of implosion of vessels or containers

Landscapes

  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は補強型陰極線管に係り、特にその補強
構造に関するものである。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
陰極線管は通常内面に螢光面を有する実質的に
矩形状のパネルからなる外囲器から形成されてい
る。この外囲器内を高真空に排気すると圧力差に
よりパネルの螢光面を有する部分は外囲器内方向
へ、またパネルの実質的に矩形状をなす側壁部分
は外囲器方向へ作用する強い圧力が加わる。従つ
て外部からの衝撃やわずかな欠陥をオリジンとし
て容易に爆縮を生ずる。これを防止するために最
も効果的な手段としてパネル側壁部を金属帯で緊
締し補強する防爆方式が採用されている。之等の
防爆奉仕のうち金属帯の一端を機械的に引張り緊
締する防爆方式は金属帯とパネル側壁との摩擦力
のため均一な緊締力が得られず、また金属帯の両
端部を重畳して溶接等により接合するためパネル
側壁との一部に間隙を生じ同じく均一な緊締力が
得られない問題がある。これに対して金属帯を予
め環状に形成しておき加熱膨張させてパネル側壁
に嵌装し、冷却収縮させる、いわゆる焼き嵌め方
式は比較的均一な緊締力が得られる利点を有す
る。一般に金属帯をその弾性限界内で使用する場
合、金属帯の伸びは金属帯の締付応力に比例す
る。これに対して弾性限界を越えて使用する場
合、金属帯の伸びに比べて締付応力の変化は少な
くてすむ。従つて焼き嵌め方式では環状金属帯の
内径をパネル側壁の外径よりわずかに短かく形成
しておき、金属帯を弾性限界を越える伸び率で使
用し伸び量の変化に対して締付応力の変化が少な
くなるように緊締する。また金属帯を環状に形成
する際、金属帯の両端の一部を重畳させて溶接固
定すると機械的締付方式の場合と同様緊締力が不
均一となるため第1図及び第2図に示すように金
属帯1の両端を接合部2でつき合わせて重畳部を
有さないように補助板4を介して溶接固定する構
造の方が好ましい。
しかし乍ら焼き嵌め方式ではパネル側壁周長に
製造時のばらつきがあり、時として緊締力が基準
より強大となることがあること及び大型管や螢光
面を有するパネル部曲面がより平坦なパネルでは
より強大な緊締力で締付ける必要がある。このた
め例えば金属帯1及び補助板4の素材として軟鋼
を用いる場合は両者に同じ応力が加わり、この強
大な応力に耐え得るように螢光面側の短手方向端
部に折り返し部3及び5を形成して強化するか又
は両者の板厚をより厚くする必要がある。しかし
乍ら金属帯及び補助板の折り返し部を含めて簿所
板を金属帯に抵抗溶接する時、2つの2重構造部
即ち4枚の軟鋼板を同時に溶接することになるた
め溶接条件の管理を非常に厳しくしても溶接条件
をばらつき等によつて溶接不具合を生じ易く、締
付応力不足や接合部離脱の危険性がある。また金
属帯及び補助板の厚みが大なる程同じく前述の溶
接不具合を生じ易くなる。
〔発明の目的〕
本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、量
産に適した補強効果の優れた補強型陰極線管を提
供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は金属帯の両端は重畳部を有さないよう
に補助板を介して環状に接合形成され、且つ補助
板の緊締時の伸び率での単位面積当りの応力が金
属帯の緊締時の伸び率での単位面積当りの応力よ
り大となるように構成することによつてパネル側
壁全周の締付け応力をより均一化し、金属帯の両
端の補助板による整合強度を充分確保するもので
ある。
〔発明の実施例〕
焼き嵌け方式の補強では、金属帯をその弾性限
界を越える伸び率で使用し、金属帯の伸び量の変
化に対し締付け応力の変化を少なくすることが好
ましい。例えば金属帯に軟鋼板を用いる場合、軟
鋼板の伸び率が約0.13%以上で弾性限界を越える
が製造上のばらつきを考慮して伸び率が0.3%乃
至0.5%の範囲で使用するとよい。
即ち、金属帯の断面積をSB、弾性限界を越えた
領域での緊締時の伸び率での単位面積当りの応力
をσBとし、一方補助板の断面積をSA、弾性限界を
越えた領域での緊締時の伸び率での単位面積当り
の応力をσAとする時、補助板のよる接合及び金属
帯と補助板の伸び率を考慮すれば全周にわたつて
より均一な締付け応力を得るためには、 SAσA≒SBσB であることが必要である。
また金属帯がより強大な応力に耐え且つ補助板
による接合強度を充分確保するためには補助板の
板厚は金属帯の実質的板厚より小さい方がよい。
従つて補助板の断面積は金属帯の断面積より小さ
くする必要があり、このことからも、 σA>σB であることが必要である。即ち長尺の金属帯の単
位面積当りの応力を最低基準としてσA>σBとしSA
σA≒SBσBの条件を満足することによつてSA<SB
することができ、充分均一な締付応力を確保し乍
ら整合強度を充分確保することができる。
以下に本発明の実施例として具体例をあげて説
明する。
第3図は本発明の実施例を示す要部の拡大図
で、金属帯1と補助板4との接合部の断面を示す
ものである。金属帯1の螢光面短手方向は折り返
し部3を有しており、一方補助板4は金属帯1の
折り返し部3の外面形状に合わせて段階状に形成
された実質的な平板状である。このような金属帯
1と補助板4からなる補強帯を20吋型陰極線管に
適用し、弾性限界を越える伸び率0.4%で緊締し
た場合について説明する。金属帯1は厚さ0.8mm
の軟鋼板からなり、その短手方向の全幅47mmを螢
光面側から約12mmの幅で折り返し部を設けてお
り、その実質的幅は35mmである。一方補助板4は
厚さ1mmのステンレス板からなり、その短手方向
幅は35mmである。
軟鋼板からなる金属帯1の伸び率0.4%におけ
る単位面積当りの応力は約27Kg/mm2であり、断面
積37.6mm2を乗ずると締付け応力として約1015Kgが
得られる。ステンレス板からなる補助板4の伸び
率0.4%における単位面積当りの応力は約31Kg/
mm2であり、断面積35mm2を乗ずると締付け応力とし
て約1085Kgが得られ、金属帯1の応力と実質的に
等しくすることができパネル側壁全周にわたつて
均一な締付け応力を与えることができた。さらに
金属帯1と補助板4との接合部については、金属
帯1は折り返し部3により補強されており、この
折り返し部3を含めた補強部の実質的板厚は1.6
mmである。これに対して補助板4の板厚は1mmで
金属板1の補強部よりは充分薄く、且つ全体とし
て3枚構造となるので抵抗溶接による接合強度を
充分確保することができる。
以上の実施例では補助板として折り返しの部の
ない単板のものを適用した例について説明した
が、単位面積当りの応力が大きき素材を用いれば
よい断面積の小さい、即ちより板厚の薄いものを
適用できるので、接合強度を考慮し必要に応じて
補助板に折り返し部を設けてもよい。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によればパネル側壁全周に
わたつて均一な締付け応力と充分な接合強度を有
する補強対で緊締した補強型陰極線管を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は金属帯と補助板からなる環状補強帯を
示す一部切欠概略斜視図、第2図は金属帯と補助
板と接合部を示す概略断面図、第3図は本発明の
一実施例を示す金属帯と補助板との接合部の概略
断面図である。 1……金属帯、2……接合部、3,5……折り
返し部、4……補強板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内面に螢光面を有し実質的に矩形状のパネル
    の側壁部を金属帯により前記金属帯の弾性限界を
    越える伸び率で緊締してなる補強型陰極線管にお
    いて、前記金属帯の両端は重畳部を有さないよう
    に補助板を介して環状に接合形成され、前記補助
    板の断面積が前記金属帯の断面積よりも小さく且
    つ前記補助板の緊締時の伸び率での単位面積当り
    の応力が前記金属帯の緊締時の伸び率での単位面
    積当りの応力よりも大なることを特徴とする補強
    型陰極線管。 2 前記金属帯の前記螢光面側の短手方向端部が
    折り返しによる2重構造を有し、前記補助板が平
    板状であることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の補強型陰極線管。 3 前記金属帯が軟鋼からなり前記補助板がステ
    ンレスからなることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の補強型陰極線管。
JP5351083A 1983-03-31 1983-03-31 補強型陰極線管 Granted JPS59180940A (ja)

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JP5351083A JPS59180940A (ja) 1983-03-31 1983-03-31 補強型陰極線管

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JPS59180940A JPS59180940A (ja) 1984-10-15
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JPS6369353U (ja) * 1986-10-22 1988-05-10
JP3684976B2 (ja) * 2000-02-01 2005-08-17 松下電器産業株式会社 陰極線管

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5539159A (en) * 1978-09-12 1980-03-18 Matsushita Electronics Corp Explosion-proof image receiving tube

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