JPH0567325A - 両面磁気テープと両面磁気テープカセツトおよび両面磁気テープ用磁気テープ装置 - Google Patents

両面磁気テープと両面磁気テープカセツトおよび両面磁気テープ用磁気テープ装置

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JPH0567325A
JPH0567325A JP22896591A JP22896591A JPH0567325A JP H0567325 A JPH0567325 A JP H0567325A JP 22896591 A JP22896591 A JP 22896591A JP 22896591 A JP22896591 A JP 22896591A JP H0567325 A JPH0567325 A JP H0567325A
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JP
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magnetic
tape
double
head
magnetic tape
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JP22896591A
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English (en)
Inventor
Fusaki Miura
興己 三浦
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気テープ装置の記録密度を高めるために、
両面磁気テープを実現してテープ当りのトラック数を増
加させるとともに、高密度で高転送速度の両面磁気テー
プ装置を実現する。 【構成】 両面磁気テープ装置は、両面磁気テープの内
側内に取付けられた磁気テープの平面に対して固定位置
をもつ固定形式の多数磁気ヘッド101と該磁気ヘッドと
反対の支持機構に接続され上記両面磁気テープの外側に
取付けられたスライダヘッド109とを備え、両側の磁気
ヘッドを上記両面磁気テープに対し作動に維持するた
め、外側のスライダヘッド109を内側に固定形式の多数
磁気ヘッド101の方に押し付ける手段を有し、両面磁気
テープの両側面に対して磁気ヘッドを作動するようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータなどの周
辺記憶装置やデジタル・オーディオ・テープに利用する
両面に磁気媒体をもちデータ処理などに使用する両面磁
気テープと両面磁気テープカセットおよび両面磁気テー
プ用磁気テープ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に磁気記録テープの構成は、
ベースと呼ばれるテープ状の支持体の物体の片面に磁気
材料とバインダ(結着材)との混合物を塗布して磁性層を
形成させたものが基本的なものである。さらに上記の混
合物を塗布する代わりに片面にメッキや蒸着によって磁
性層を形成させたものである。一方、磁気テープ装置は
例えばディジタル磁気記録のようなコンピュータの周辺
記憶装置やオーディオ録音装置として、上記磁気テープ
を走行させて磁性層面に磁気ヘッドで情報を書込んだ
り、読出したりするのに用いられ磁気テープ駆動装置と
も呼ばれる。コンピュータ用磁気テープ装置の場合に、
データ転送時間の短縮化と記憶容量の増加とデータの高
信頼性との3つが特に重要な項目である。磁気テープに
対する書込み読出しの転送速度は、磁気テープ上の情報
の書込密度(d)とテープ走行速度(v)との積であるか
ら、この転送速度を上げるには書込密度を上げるととも
にテープ走行速度を高速にすることが有効である。しか
しテープ速度を高速にした場合には、磁気テープの長さ
が一定であれば情報の記憶容量が減少することになる。
したがってテープ走行速度の高速化には限度がある。次
に磁気テープの記憶容量の増加には、磁気テープの長さ
を増やすことと、記録密度を高めることである。収容で
きる磁気テープの長さはカセットやリールの形状から最
大長は一定である。したがって記憶容量の増加のために
記録密度を高める多くの工夫が考案されている。磁気テ
ープ装置の記録密度を高める方法は、磁気テープの保
磁力を高め磁性層の厚さを小さくすること、情報の記
録方式による線方向(トラック当たり)の記録密度を高め
ること、テープ当たりのトラック数を増やすことであ
る。一般にディジタル記録ではトラックの幅方向に多数
のトラックを並列に設けて使用する場合が多く、これに
応じて磁気ヘッドも多数のトラック分を積み重ねて作ら
れる。1個の磁気ヘッドに収容されるトラック数と磁気
テープの幅に収められるトラック数と同じで、例えば1
2.7mmのテープの幅に対して9個が標準となっている。
むろん将来の磁気ヘッド製造技術の革新で増加できると
予測することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の磁気テープ装置では、磁気テープの構造はベースと
呼ばれるテープ状の支持体の物体の片面に磁性層を形成
させたものであるため、情報の書込み読出しの磁気ヘッ
ドを該片面の磁性層のみに設けている。磁気テープ装置
の記録密度を高めるためにテープ当たりのトラック数を
増やすことなどの改善を施しているが、片側の多数トラ
ック数を増やすことには限界があるという問題がある。
更に、従来の片面の磁気ヘッドは磁気テープの磁性面に
湾曲した接触面をもって、磁気ヘッドのスライダは揺れ
るテープの走行方向の軌道に接触して取付られ、テープ
のヘッドと反対側には圧力パットがあり、データの書込
み読出しを操作するときに圧力をおよぼすような構成に
なっているが、両面磁気テープの両側面を磁気ヘッドの
スライダで挟む対抗構成においては、磁気ヘッドと磁気
テープとの接触性と操作圧力性とのバランス機構と、磁
気ヘッドまたは磁気テープの着脱機構とが実現していな
いという問題がある。本発明は上記従来の問題点を解決
するものであり、両面磁気テープと両面磁気テープカセ
ットおよび該両面磁気テープの両側を磁気ヘッドの位置
制御を実現するとともに、高密度で高転送速度の両面磁
気テープ用磁気テープ装置を提供することを目的とする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のようにしたものである。 (1)両面磁気テープはテープ状の支持体の物体を定速に
走行させるキャプスタンと回転ガイドと固定ガイドの機
構を通し磁性塗料槽を通過させベースの両面に塗布し塗
膜が未乾燥の段階で磁気層を均一に形成させ磁気配向処
置した構成から熱ロールに巻き取り切断して作成するよ
うにしたものである。 (2)両面磁気テープカセットは、テープ状の支持体の物
体の両面に磁気層を形成させた構成からなる磁気記録テ
ープと、磁気テープ装置に据え付けられたモータの軸に
付けられた駆動輪と接動して回転する機構と、該磁気テ
ープを巻き取る機能を繰出する機能を有するハブ・リー
ル機構と、該磁気テープを定速に走行させるキャプスタ
ンと回転ガイドと固定ガイドの機構を備えてカセットに
収納する機構とを有するものである。 (3)また、テープ状の支持体の物体の両面に磁気層を形
成させた構成からなる磁気記録テープ用の磁気テープカ
セットは、テープの記録保護を据え付けられる記録保護
手段と、該両面磁気テープのカセットの表裏を識別する
機能の光電検出部または表示する手段を有すること、ま
た該両面磁気テープを挟み込む対面磁気ヘッドを挿入す
る窓口を開閉する手段とを備えてカセットに収納するよ
うにしたものである。
【0005】(4)両面に磁気媒体を有する磁気記録テー
プの両側面に対して磁気ヘッドを作動に維持する手段を
備えた両面磁気テープ用磁気テープ装置は、上記磁気記
録テープの内側に取付られた該磁気記録テープの平面に
対して固定位置をもつ第1の磁気ヘッドと、該第1磁気
ヘッドと反対の該磁気記録テープの第2の側面に支持機
構と、該第1磁気ヘッドに反対に該支持機構に接続され
た第2の磁気ヘッドと、両側の磁気ヘッドを上記の両面
に磁気媒体を有する磁気記録テープに対し作動に維持す
るための外側の第2磁気ヘッドを内側の第1磁気ヘッド
の方に押し付ける手段を有する上記の磁気記録テープの
両側面に対して磁気ヘッドを作動するようにしたもので
ある。
【0006】(5)両面に磁気媒体を有する磁気記録テー
プの両側面に対して磁気ヘッドを作動に維持する手段を
備える両面磁気テープ用磁気データ装置は、上記磁気記
録テープの第1の側面に該テープ走行方向に対して磁気
ヘッドの記録再生ギャップを角度+45°の傾きを支持し
た第1の磁気ヘッドと、該第1磁気ヘッドと反対の該磁
気記録テープの第2の側面に該テープ走行方向に対して
磁気ヘッドの記録再生ギャップを角度−45°の傾きを支
持した第2の磁気ヘッドを設け、上記の両面の磁気ヘッ
ドを該磁気記録テープに押し付ける手段を有することを
特徴とする上記の磁気記録テープの両側面に対して磁気
ヘッドを作動するようにしたものである。
【0007】
【作用】したがって本発明によれば、両面に磁気媒体を
有する両面磁気テープ、磁気記録テープのカセットを実
現でき、また上記の両面磁気テープの両側面に対して磁
気ヘッドを作動する高密度で高転送速度の両面磁気テー
プ用磁気テープ装置を実現でき、したがってテープあた
りの記録密度を高め記憶容量を増加することができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例の主要な両面に磁気
媒体を有する両面磁気テープの構成を示すものである。
図1において、1は磁気記録テープのベース、2(2-1,
2-2)は磁気媒体である。磁気記録テープのベース1はテ
ープの機械的強度を担う骨格に相当する部分で、降伏点
(yield point)が高く、引裂強さが大きく、耐衝撃強さ
が大きく、耐摩擦性が高いもので、また厚さが均一で平
面性、耐熱性、耐湿性が優れ帯電性が少なく塵異物が付
着しにくい特性がある。磁気記録テープのベース1の材
料はポリエチレン・テレフタラート(PET)が主体であ
る。磁気媒体2は磁気材料とバインダ(結着材)との混合
物を塗布して磁気層を形成させたものが基本的なもので
ある。磁気記録テープの磁気材料はその電気磁気的特性
を担う部分で残留磁束密度Brが大きくB−H特性が急
峻であり、またその電気磁気特性が温度、圧力など周囲
条件の変化に対して安定であらねばならずガンマ・ヘマ
タイト(γ‐Fe23)、ニ酸化クロム、Fe‐Co系合金
粉末などがあり、かつ磁性層の形成方法として塗布のほ
かにメッキ、蒸着方法がある。バインダは磁気記録テー
プの磁気材料の粒子相互間及びこれとベースとの間を結
合し密着させる作用をするもので、ポリウレタン樹脂(p
olyurethane resin)やエポキシ樹脂(epoxy resin)を使
用する。
【0009】図2は図1に示した両面磁気テープを用い
た両面磁気テープカセットの概要を示すものである。図
2において、11はベルトのガイドローラ、12は繰出ハ
ブ、13は平形駆動ベルト、14は巻取ハブ、15は書込・読
出ヘッド、16はベルトキャプスタン、17は駆動ローラ、
18は駆動用モータ、19はテープの進行方向、20は光電検
出器、21は固定テープガイド、22はテープである。図2
は両面に磁気層を形成させた構成からなる両面磁気記録
テープと、磁気テープ装置に据え付けられた駆動用モー
タ18の軸に付けられた駆動ローラ17と接動して回転する
機構と、該磁気テープを巻き取る機能と繰出する機能を
有するハブリール機構(繰出ハブ12,巻取ハブ14)と、該
磁気テープを定速に走行させるベルトキャプスタン16と
回転ガイドと固定ガイド(ベルトのガイド11,固定テー
プガイド21)の機構を備えてカセットに収納する機構と
からなる両面磁気テープカセットである。したがって磁
気テープの両面に磁性層を形成させたものであるため、
両面磁気ヘッド(書込・読出ヘッド15)で該両面の書込み
読出しができ、磁気テープ装置の記録密度を高めるため
にテープ当たりのトラック数を両面に増やすことができ
る。
【0010】図3は本発明の一実施例における主要な両
面に磁気媒体を有する磁気記録テープの製造工程を示す
ものである。磁気材料とバインダについては前述したと
おりであり、例えばガンマ・ヘマタイト(γ‐Fe23)
を製造するには硫酸第一鉄の水溶液に苛性ソーダの水溶
液を加えて水酸化鉄(Fe(OH)2)の沈殿を作り、これを
撹拌しながら酸化させて種(SEED)と呼ばれる微細な
針状の α‐Fe23・H2Oを合成する。別に硫酸第一鉄の水溶
液の中に純鉄片を浸して蒸気加熱で約60℃に加温しこの
中に上記の種を入れ長時間空気を吹き込み酸化させると
種が次第に成長し、その針状結晶の長軸の長さが約1μ
mに達したときに反応を停止させて濾過水洗するとゲー
サイト(α‐FeOOH)が得られる。つぎにこのゲーサ
イトを還元炉に移し水素の気流中で約400℃で脱水還元
すると調磁性で黒色の四三酸化鉄(Fe34)が得られ
る。これを更に空気中で250℃程度の温度で徐々に酸化
させると針状のガンマ・ヘマタイトが作れる。またFe
‐Co系合金粉末はメッキ水銀陰極上に長さが15nmま
で、長さと幅の比が10対1までの粒子を析出させる方法
(電気メッキ法)または金属塩(Fe,Co)と修酸とを混合
して得られる修酸固溶体を水素ガス中で焼結を起こさな
いような温度(300〜400℃)で加熱する方法(還元法)によ
って得られ、飽和磁化が約2Tで大きく、保磁力は80kA
/m程度のものが作られるので、厚さを小さくして長波長
範囲における高出力性と高分解能性とを兼ね備えたもの
が実現できる。メッキ、蒸着法などによって形成された
磁性層は、その製造法の特質上極めて薄いものが得やす
い。保磁力は80kA/m程度のものが容易に作られるので、
金属磁性体として高い残留磁束密度に対しても、その厚
さを0.1〜1μmとすれば十分に高い分解能が得られる。
ガンマ・ヘマタイト粉末テープに比べて合金粉末テープ
やメッキ・テープの書込み密度は著しく向上できる。
【0011】次に図3に示す製造工程について説明す
る。既に述べた磁気材料とバインダを混合して作られる
磁気ペーストは磁性粉をベースに固定させる役割を有す
る。これをベースの両面に塗布する、その概要を図4に
示す。塗布する際に磁気記録テープの表面に塵埃が付着
することがないように防塵管理を厳重に行い(図4の帯
電除去装置31,クリーナ32による)、塗布後に塗膜が未
乾燥のうちにテープの長手方向に静電界を印加して、針
状結晶の長手方向を磁化方向と一致させる(図4の配向
処理34による)(磁気配向処理)。両面の磁性膜を乾燥後
テープは表面整形工程のロールによって加圧平坦化さ
れ、規定幅に切断される。切断されたテープはクリーニ
ングを行いリールに巻かれ製品として両面磁気テープが
できる。図5は図4の塗布部33における磁性材料の塗布
法の一実施例を示したものである。図5に示す方法によ
り、テープ状の支持体(ベース)の物体の両面に磁性層を
形成させた磁気記録テープをつくることができる。
【0012】図6は本発明の一実施例における両面に磁
気媒体をもつ磁気記録テープを有する図2に示す両面磁
気テープカセットの保護手段を含む両面磁気テープカセ
ットの構成を示すものであり、図6(a)は保護カバーが
閉じた状態を示し、図6(b)は保護カバーが開いた状態
を示している。図6において、61はテープ状の支持体の
物体の両面に磁気層を形成させた構成からなる両面磁気
テープ、62は両面磁気テープカセット、63はテープの記
録保護を据え付けられる記録保護手段、64は両面磁気テ
ープのカセットの表裏を識別する機能を有する光電検出
部、65はカセットの表裏を表示する手段、67は両面磁気
ヘッドを挿抜する窓口を開閉する手段、68は両面磁気テ
ープ61を機械的に安定に走行させるキャプスタンであ
る。テープの記録保護を据え付けられる記録保護手段63
は記録済み磁気記録テープ・カセットに誤って記録ある
いは消去することを回避するために従来録音用カセット
ではコの字形の切り込みを備え、記録防止にはこれを折
欠くようになっており、デジタル・カセット・テープで
はこれに相当する部分は角形の孔として、書込許可プラ
グが着脱できる。本実施例の両面磁気テープカセット62
においても同様な記録保護を据え付けられるが、両面磁
気テープの特徴を生かし片面のみを書込許可し他の片面
を記録保護をすることが可能にできる。例えば二個の書
込許可プラグ孔で、この一方の孔の中が書込許可プラグ
で塞がれているときには該当面の書込回路が動作する
が、他方の孔の中が書込許可プラグで塞がれていない該
当面の書込回路は動作しないという機能を有することが
できる。両面磁気テープのカセットの表裏を識別する機
能を有する光電検出部64は、デジタル・カセット・テー
プと同様に識別溝(asymmetrical slot)が設けられてお
り、構造上の識別が機械的にも可能である。従って必要
な場合には識別溝によってカセットの逆装着を回避する
ことが可能である。また両面磁気テープのカセットの表
裏を識別する表示する手段65は、カセットの表裏すなわ
ちA,B両面のラベルに記された文字のみで人の判断に
よって行うが、両面磁気テープ上の情報記録様式のID
(index data fild)のサイド・データによって識別が機
械的にも可能である。本実施例の主要項目の両面磁気テ
ープ61を挟み込む両面磁気ヘッド(図示せず)を挿抜する
窓口を開閉する手段67は、例えば、カセットを磁気テー
プ装置を挿入していると該カセットの開閉爪がリセット
しカセットの開閉窓口が開き両面磁気テープ61を挟み込
む両面磁気ヘッドを挿入することが可能になる構造であ
り、カセットを磁気テープ装置から取り出している状態
では開閉窓口が閉じたままで両面磁気テープ61に人が容
易には振れられないし、磁気記録テープの表面に塵埃が
付着することがないように防塵している。両面磁気テー
プ61の機械的特性を安定に走行させるキャプスタン68
は、両面磁気テープの走行位置を精密に規定するために
両面磁気ヘッドの当たる位置の両側に固定ガイド(guide
pole)を設け、さらにその外側に複数個の固定ガイドを
備えているので、磁気テープの耐用性・信頼性を高める
ことができる。すなわち磁気テープの横振れ、局部的テ
ープ伸び、幅方向に湾曲するカッピング(cupping)、不
規則粘着性などの発生を緩和することができる。
【0013】図7は本発明の一実施例における両面磁気
テープ用磁気テープ装置の主要部の構成を示すものであ
り、図7(a)は斜視図、図7(b)はスライダーヘッド斜視
図、図7(c)はヘッドの加重図、図7(d)は平面図、図7
(e)は側面図である。図7において、101は固定形式の多
数磁気ヘッド、102は担架アーム、103は両面磁気テー
プ、104はテープ接触部の平たい部分、105は突出物、10
6は負荷アーム、107は骨組み部、108は孔、109はスライ
ダヘッド、110は取付部、111は制御レバー、112は平バ
ネ、113は支点軸、114はネジレバネ、115は抑え板、116
は負荷点、117はジンバルバネ、118,119は1組の細長
い枝である。
【0014】図7において、固定形式の多数磁気ヘッド
101を担架アーム102の先端に取付け、両面磁気テープ10
3のA面に面して凸面を有し、A面に僅かに食い込むよ
うに設置される。固定形式の多数磁気ヘッド101は両面
磁気テープ103のA面と接触するため約数cmの半径の蒲
鉾形の頂を有し、この接触部分は約テープ幅以上の平方
の平たい部分104と、これを支える平坦に楕円形の凸の
突出物105とで形成して、繋ぎ目を円滑にさせて摩擦を
なくする形状にする。上記担架アーム102の対向に、質
量の小さく片持ち式の負荷アーム106が軸受けされ、ア
ームは剛性を保ち質量を軽減するため薄く細く骨組み部
107を持ち、アームの先端に孔108を設けて、該孔の中に
両面磁気テープ103のB面用の多数磁気ヘッド(スライダ
ヘッド)109とその取付け部110が置かれる。さらにアー
ムの先端近くに制御レバー111を設ける。制御レバー111
はB面用の多数磁気ヘッド(スライダヘッド)109を両面
磁気テープ103のB面から離反したり接触させたりする
機構に用いる。負荷アーム106の下端は軽い平バネ112に
より担架アーム102の端に接続されて、このバネにより
上記の離反が行われる。負荷アーム106の離反支点部の
近くに円筒形の支点軸113が担架アーム102に接続され、
支点軸113にネジレバネ114が囲み、ネジレバネ114の直
線端は負荷アーム106の本体に向かっており、固定形式
の多数磁気ヘッド101への方向に負荷アーム106にバネ荷
重をかける。支点軸113の端の抑え板115が一旦取り付け
たネジレバネ114をしっかりと維持する。負荷アーム106
の先端に孔108に隣接して、アームのテーパ状のレバー
が固定形式の多数磁気ヘッド101への方向に面した負荷
点116に達している。負荷点116は長方形のスライダヘッ
ド109の中央部に加重し、該多数磁気ヘッドは図8に示
すようなフェライト埋め込み構造であり耐摩擦のバリウ
ムチタネートのパットからなり、磁気コア部材およびコ
イルは両面磁気テープ103の両側に置かれてスライダヘ
ッド109に接続される。スライダヘッド109は、短い2軸
のジンバルバネ117の端に取り付けられ、該バネは負荷
アーム106に沿ってスライダヘッド109からテープ走行と
垂直方向に離して取り付けられ、かつ一組みの細長い枝
118,119を有する。したがってスライダヘッド109が両
面磁気テープ103のB面と接触したままで両面磁気テー
プ103を通常操作中の固定形式磁気ヘッド101に対して維
持しても、多少負荷点116のまわりに傾かせてテープの
走行方向のたわみをなくすることができる。
【0015】以上の機構の操作において、担架アーム10
2上の固定形式多数磁気ヘッド101は両面磁気テープ103
のA面と常時軽く接触しているが、データの変換の不可
能なヘッド圧であるので摩耗はない。データの変換の前
に負荷アーム106上の制御レバー111に連結するソレノイ
ド動作機構が作動し、ネジレバネ114によりスライダヘ
ッド109を両面磁気テープ103のB面に向けて押させる。
それ故両面磁気テープ103は固定形式磁気ヘッド101の平
たい部分104とスライダヘッド109の表面との間に挟ま
れ、固定形式磁気ヘッド101は両面磁気テープ103の平面
に僅かに沈込み、テープは僅かに湾曲する程度接触す
る。スライダヘッド109に対しネジレバネ114により加え
られるヘッド圧力により、固定形式磁気ヘッド101の平
たい部分104とスライダヘッド109の表面はほぼ平行に保
持される。ヘッド104と109との間に挿入する前に生じた
テープのたわみやカッピングは補正される。A,B面の
ヘッドすなわち固定形式磁気ヘッド101とスライダヘッ
ド109のギャップはテープ走行方向に沿って互いに物理
的には距離があるが、時間的には同時である。負荷点11
6を介してスライダヘッド109に加えられるヘッド圧は、
両ヘッドをテープの両側面と密接な作動関係を保ち再生
信号の高い振幅や良好な記録を実施するのに充分であ
る。固定形式磁気ヘッド101の表面のまわりにテープを
軽く包むことにより、接触関係を保証する機能の一部が
与えられ、所要の補正作用の残りはスライダヘッド109
に対しネジレバネ114により加えられる力によって供給
される。固定形式磁気ヘッド101が両面磁気テープ103の
位置基準となっており、テープに少し負担されるけれど
も、スライダヘッド109が高い制動係数を持つ負荷アー
ム106により保持されることが本発明の大事なことであ
る。したがってテープのたわみやカピッングは補正され
テープの長い寿命が保証できる。さらに担架アーム102
上の固定ヘッド、負荷アーム106上のスライダへッド109
の使用によりトラック精度が保証できる。短い2軸のジ
ンバルバネ117の端の一組みの細長い枝118,119という
簡単な構造でB面側の追従性の優れたヘッドを実現でき
る。また負荷アーム106上の制御レバー111に連結するソ
レノイド動作機構によりヘッドロード時間を短縮した上
テープを傷つけないソフトロードが実施できる。
【0016】図9は本発明の一実施例における両面磁気
テープ用磁気テープ装置の原理を説明する図であり、図
9(a)は両面磁気テープを、図9(b)は両面磁気ヘッドの
平面図を、図9(c)はテープ走行の側面図を、図9(d)は
ヘッドAの平面図を、図9(e)はテープB面を、図9(f)
はテープA面を示している。図9において、121はリー
ル(バブ)、122は磁気記録テープ、124はA側の多数磁気
ヘッド、125はB側の多数磁気ヘッドである。両面に磁
気層面を有する磁気記録テープ122のトラック幅はヘッ
ド磁心の厚さにほぼ等しく、また長手方向すなわちテー
プの走行方向には所要のディジタル信号が直列に書込ま
れることになる。電子計算機用の磁気記録テープにおい
ては、そのテープ幅方向に9トラック並列に備えるのが
ある。図9は説明の都合上3個のトラックの場合につい
て記述するが9個のトラックでもそれ以外のトラック数
でも同様である。
【0017】A側の多数磁気ヘッド124のギャップとテ
ープ走行方向との角度(アジマス角、azimuth)を+45°
に設け、B側の多数磁気ヘッド125のギャップとテープ
走行方向とのアジマス角を−45°に設ける。したがって
A面に記録された磁界と、B面に記録された磁界とが直
角に交差し相互の干渉がなくすことができ、この両面磁
気テープはリール(ハブ)121に巻いた場合にもテープの
背中合わせのA面とB面とに記録された磁界とが直角に
交差し転写データ変換減衰を軽減させることができる。
A側とB側とのボタンヘッドまたはスライドヘッドは、
両面磁気テープと接触するため該テープ幅平方以上の平
たい部分でコーナーを成るべく滑らかにし、磁気ヘッド
表面は平担にされ楕円形の凸型リムを形成して、平たい
部分と湾曲表面との交差部を円滑にしテープの摩擦を小
さくする。それぞれのアームの先端に取り付けられた上
記の磁気ヘッドがテープを両側から挟みつけた時に、両
ヘッドの位置、姿勢角度精度を保持されることが大事な
ことである。アームは剛性を保ち質量を軽減するため薄
く細い骨組み機構である。担架アーム上の固定形式多数
磁気ヘッド124は両面磁気テープ122のA面と常時軽く接
触しているが、データの変換の不可能なヘッド圧である
ので摩耗はない。データの変換の前に負荷アーム上の制
御レバーに連結するソレノイド動作機構が作動し、ネジ
レバネによりB側の多数磁気ヘッド125を両面磁気テー
プ122のB面に向けて押させる。それ故両面磁気テープ1
22は固定形式磁気ヘッド124の平たい部分とB側の多数
磁気ヘッド125の表面との間に挟まれ、固定形式磁気ヘ
ッド124は両面磁気テープ122の平面に僅かに沈込み、テ
ープは僅かに湾曲する程度接触する。B側の多数磁気ヘ
ッド125に対しネジレバネにより加えられるヘッド圧は
例えば14gの力により、固定形式磁気ヘッド124の平た
い部分とB側の多数磁気ヘッド125の表面はほぼ平行に
保持される。ヘッド124と125との間に挿入する前に生じ
たテープのたわみやカッピングは補正される。A,B面
のヘッドすなわち固定形式磁気ヘッド124とB側の多数
磁気ヘッド125のギャップはテープ走行方向に沿って互
いに物理的には距離があるが、時間的には同時である。
負荷点を介してB側の多数磁気ヘッド125に加えられる
ヘッド圧は、両ヘッドをテープの両側面と密接な作動関
係を保ち再生信号の高い振幅と良好な記録を実施するの
に充分である。固定形式磁気ヘッド124の表面のまわり
にテープを軽く包むことにより、接触関係を保証する機
能の一部が与えられ、所要の補正作用の残りはB側の多
数磁気ヘッド125に対しネジレバネにより加えられる力
によって供給される。
【0018】また負荷アーム上の制御レバーに連結する
ソレノイド動作機構によりヘッドロード時間を短縮した
上テープを傷つけないソフトロードが実施できる。上記
の実施例によって、両面磁気テープのA面に記録された
磁界とB面に記録された磁界とが直角に交差し相互の干
渉がなくすことができ、この両面磁気テープはリール
(ハブ)121に巻いた場合にもテープの背中合わせのA面
とB面とに記録された磁界とが直角に交差し転写データ
変換減衰を軽減させることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明上記実施例から明らかようなよう
に以下に示す効果を有する。 (1)テープ状の支持体の物体両面に磁気層を形成させた
構成からなる両面磁気テープを実現できる。
【0020】(2)磁気テープの両面に磁性層を形成させ
たものであるため、両面磁気ヘッドで該両面の磁性層に
情報の書込み読出しができる。磁気テープ装置の記録密
度を高めるためにテープ当たりのトラック数を両面に増
やすことができる。すなわち従来の片側の多数トラック
数を増やすことには限界があるという問題を磁気テープ
で実現し、トラック位置制御などを可能にさせトラック
当たりの記録密度を高め、テープ当たりの記憶容量を高
めることができる。 (3)両面磁気テープを挟み込む両面磁気ヘッドを挿抜す
る窓口を開閉する機構は、例えば、カセットを磁気テー
プ装置に挿入していると該カセットの開閉爪がリセット
しカセットの開閉窓口が開き両面磁気テープを挟み込む
両面磁気ヘッドを挿入することが可能になる構造であ
り、カセットを磁気テープ装置から取り出している状態
では開閉窓口が閉じたままで両面磁気テープに人が容易
には触れられないし、磁気記録テープの表面に塵埃が付
着することがないように防塵している。更に、両面磁気
テープの機械的特性を安定に走行させる機構は、両面磁
気テープの走行位置を精密に規定するために両面磁気ヘ
ッドの当たる位置の両側に固定ガイド(guide pole)を設
け、さらにその外側に複数個の固定ガイドを備えている
ので、磁気テープの耐用性・信頼性を高めることができ
る。すなわち磁気テープの横振れ、局部的テープ伸び、
幅方向に湾曲するカッピング(cupping)、不規則粘着性
などの発生を緩和することができる。 (4)固定形式磁気ヘッドが両面磁気テープの位置基準に
なっており、テープに少し負担されるけれども、スライ
ダヘッドが高い制動係数を持つ負荷アームにより保持さ
れることが本発明の大事なことである。したがってテー
プのたわみのカッピングは補正されテープの長い寿命が
保証できる。さらに担架アーム上の固定ヘッド、負荷ア
ーム上のスライダヘッドの使用によりトラック精度が保
証できる。短い2軸のジンバルバネの端の一組みの細長
い枝という簡単な構造でB面側の追従性の優れたヘッド
を実現できる。また負荷アーム上の制御レバーに連結す
るソレノイド動作機構によりヘッドロード時間を短縮し
た上テープを傷つけないソフトロードが実施できる。
【0021】(5)負荷アーム上の制御レバーに連結する
ソレノイド動作機構によりヘッドロード時間を短縮した
上テープを傷つけないソフトロードが実施できる。ま
た、両面磁気テープのA面に記録された磁界とB面に記
録された磁界とが直角に交差し相互の干渉がなくすこと
ができ、この両面磁気テープはリール(ハブ)に巻いた場
合にもテープの背中合わせのA面とB面とに記録された
磁界とが直角に交差し転写データ変換減衰を軽減させる
ことができる。したがって、両面磁気テープ用の両面に
多数磁気ヘッドを有する磁気テープ装置を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における両面磁気テープの構
成図である。
【図2】本発明の一実施例における両面磁気テープを組
込んだ両面磁気テープカセットの概要図である。
【図3】本発明の一実施例の両面磁気テープの製造工程
の説明図である。
【図4】本発明の一実施例の両面磁気テープの両面塗布
の概要図である。
【図5】図4における磁性材料の塗布法を示す概要図で
ある。
【図6】本発明の一実施例における図2に示す両面磁気
テープカセットの保護手段を含む両面磁気テープカセッ
トの構成図である。
【図7】本発明の一実施例における両面磁気テープ用磁
気テープ装置主要部の構成図である。
【図8】本発明の一実施例における多数磁気ヘッドの構
成図である。
【図9】本発明の一実施例における両面磁気テープ用磁
気テープ装置の原理を説明する図である。
【符号の説明】
1…磁気記録テープのベース、 2(2-1,2-2)…磁気媒
体、 11…ベルトのガイドローラ、 12…繰出ハブ、
13…平形駆動ベルト、 14…巻取ハブ、 15…書込・読
出ヘッド、 16…ベルトキャプスタン、 17…駆動ロー
ラ、 18…駆動用モータ、 19…テープの進行方向、
20…光電検出器、 21…テープの固定ガイド、 22…テ
ープ通路、 31…帯電除去装置、 32…クリーナ、 33
…塗布部、34…配向処理(直流磁界)、 61,103…両面
磁気テープ、 62…両面磁気テープカセット、 63…記
録保護手段、 64…光電検出部、 65…表示する手段、
67…両面磁気ヘッドを挿抜する窓口を開閉する手段、
101…固定形式の多数磁気ヘッド、 102…担架アーム、
104…平たい部分、 105…凸部の突出物、106…負荷
アーム、 107…骨組み部、 108…孔、 109…スライ
ドヘッド、110…取付部、 111…制御レバー、 112…
平バネ、 113…支点軸、 114…ネジレバネ、 115…
抑え板、 116…負荷点、 117…ジンバルバネ、 11
8,119…細長い枝、 121…リール、 122…磁気記録テ
ープ、 124…A側の多数磁気ヘッド、 125…B側の多
数磁気ヘッド。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ状の支持体の物体を定速に走行さ
    せるキャプスタンと回転ガイドと固定ガイドの機構を通
    し磁性塗料槽を通過させベースの両面に塗布し、塗膜が
    未乾燥の段階で磁気層を均一に形成させ磁気配向処置し
    熱ロールに巻き取り切断して作成することを特徴とする
    両面磁気テープ。
  2. 【請求項2】 テープ状の支持体の物体の両面に磁気層
    を形成させた構成からなる磁気記録テープと、磁気テー
    プ装置に据え付けられたモータの軸に付けられた駆動輪
    と接動して回転する手段と、前記磁気記録テープを巻き
    取る機能と繰出する機能を有するハブリール機構と、前
    記磁気記録テープを定速に走行させるキャプスタン回転
    ガイドと固定ガイドの機構を備えてカセットに収納する
    手段とからなる両面磁気テープカセット。
  3. 【請求項3】 テープの記録保護を据え付けられる記録
    保護手段と、両面磁気テープのカセットの表裏を識別す
    る機能または表示する手段を有し、前記両面磁気テープ
    を挟み込む両面磁気ヘッドを挿抜する窓口を開閉する手
    段を備えてカセットに収納することを特徴とする両面磁
    気テープカセット。
  4. 【請求項4】 両面に磁気媒体を有する磁気記録テープ
    の両側面に対して磁気ヘッドを作動に維持する手段を備
    える装置において、前記磁気記録テープの内側に取付け
    られた該磁気記録テープの平面に対して固定位置をもつ
    第1の磁気ヘッドと、該第1の磁気ヘッドと反対の前記
    磁気記録テープの第2の側面に支持機構と前記第1の磁
    気ヘッドに反対に前記支持機構に接続された第2の磁気
    ヘッドと、前記第1および第2の磁気ヘッドを両面に磁
    気媒体を有する前記磁気記録テープに対し作動に維持す
    るための外側の前記第2の磁気ヘッドを内側の前記第1
    の磁気ヘッドの方に押し付ける手段とを有することを特
    徴とする両面磁気テープ用磁気テープ装置。
  5. 【請求項5】 両面に磁気媒体を有する磁気記録テープ
    の両側面に対して磁気ヘッドを作動に維持する手段を有
    する装置において、前記磁気記録テープの第1の側面に
    テープ走行方向に対して磁気ヘッドの記録再生ギャップ
    を+45°の傾きを支持した第1の磁気ヘッドと、該第1
    の磁気ヘッドの反対の前記磁気記録テープの第2の側面
    にテープ走行方向に対して磁気ヘッドの記録再生ギャッ
    プを−45°の傾きを支持した第2の記録ヘッドを設け、
    前記第1および第2の磁気ヘッドを前記磁気記録テープ
    に押し付ける手段を有することを特徴とする両面磁気テ
    ープ用磁気テープ装置。
JP22896591A 1991-09-09 1991-09-09 両面磁気テープと両面磁気テープカセツトおよび両面磁気テープ用磁気テープ装置 Pending JPH0567325A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0713933A1 (en) 1994-11-22 1996-05-29 Ebara Corporation Process for producing separation functional fibers and ion-exchange fibers produced therefrom
US9731252B2 (en) 2012-11-27 2017-08-15 Kabushikikaisha Seiwa Aeration nozzle, and blockage removal method for said aeration nozzle

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