JPH056637U - リモコンリレー - Google Patents

リモコンリレー

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JPH056637U
JPH056637U JP3719791U JP3719791U JPH056637U JP H056637 U JPH056637 U JP H056637U JP 3719791 U JP3719791 U JP 3719791U JP 3719791 U JP3719791 U JP 3719791U JP H056637 U JPH056637 U JP H056637U
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JP
Japan
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plunger
spring
contact
electromagnet device
movable contact
Prior art date
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Pending
Application number
JP3719791U
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English (en)
Inventor
学 曽我部
博章 藤久
修次 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH056637U publication Critical patent/JPH056637U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 OFF 状態での反抗バネの反抗力を組立後容易
に調整できるリモコンリレーを提供する。 【構成】 負荷回路を開閉する固定接点22と可動接点
11、この可動接点11を駆動する有極性の操作電磁石
装置4、この操作電磁石装置4を制御する制御スイッチ
27、前記操作電磁石装置4の中で正逆運動を行うプラ
ンジャー5に連動して前記制御スイッチ27の開閉を行
う操作レバー29、および前記プランジャー5に連動し
て前記可動接点11を開閉するリンク12を備え、さら
に前記リンク12と一体に支持されて前記接点開離時に
前記リンク12に作用する反抗バネ15を設け、この反
抗バネ15のバネ力が前記操作電磁石装置4のプランジ
ャー5の吸着時の反抗力として作用するようにしたもの
において、前記反抗バネ15がベース1に当接する面に
スペーサ32を保持できる溝31を設けて組立後反抗力
を調整できるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はリモコンリレーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来のリモコンリレーのOFF 状態を示す側面図、図5は図4の要部を示 す側面図、図6はON状態を示す側面図である。 外殻は、ベース1とカバー2とからなり、底部に取付金具(図示せず)用溝1 aおよびDIN レール(図示せず)取付用爪1bを有し、かつ上部に開口1cが形 成されており、4カ所の穴1dでリベット3により一体に組み合わされている。
【0003】 操作電磁石装置4は図4にに示すようにベース1のほぼ中央部にプランジャー 5を突出した側を上部にして、ベース1底部(取付面)に対し立位状態で収納さ れている。この操作電磁石装置4は有極型であって図5および図6に示すように 、プランジャー5は電磁コイル6を巻装したボビン7を貫通して摺動可能に配置 されており、両端に吸着面5a,5bを備えている。第1のヨーク8はボビン7 の外側面に当接し、上部の面にプランジャー5の先端部5cが突出する開口8a が形成されている。第1のヨーク8の左右の内側面には一対の永久磁石9が配置 されており、それぞれ同種の極と接している。この永久磁石9の他の極にはそれ ぞれ一対のコの字形の第2のヨーク10が当接し、前記電磁コイル6を包むよう に配置されている。 プランジャー5の動きを可動接点11に伝えるリンク12は、前記操作電磁石 装置4の上方に位置し、ピン13で回転可能に軸止され、一端12aがプランジ ャー先端部5cにピン14により連結されている。15はリンク12の支持ピン 13に支持された反抗バネで、一端15aがリンク12の一端12cに当接し、 他端15bがリンク12の他端12bに当接し、各々の当接点に対してリンク1 2をはさみ込む方向に押圧するように構成されている。 このような構成において、図6のON状態では反抗バネ15はリンク12に対し て回転力は与えないが、図5のOFF 状態では反抗バネ15の先端15cがベース 1の内面に当接し、反抗バネ15が下方に押し下げられ、一端15bがリンク1 2の他端12bより離れ、他端15aがリンク12を矢印B方向に回転力を付勢 する。この力はプランジャー5を矢印A方向に働かせ、プランジャー5の吸着力 を減少させる反抗力となる。
【0004】 また、可動接点部16は一端が前記リンク12の他端12bにピン17により 連結された絶縁体18、この絶縁体18の他端部に形成された溝18aに摺動可 能に係合し可動接点11が固着された可動子19、および可動接点11に作用し て接点を押圧するように配置された圧縮コイルバネ20からなり、前記可動接点 11は主回路端子21に固着された固定接点22に接離可能に対向配置されてい る。絶縁体18に形成された凸部18bがベース1の溝1dおよびカバー2の溝 (図示せず)に係合しており、前記プランジャー5に連動して、前記可動接点部 16が接点接離方向へ駆動される。前記可動子19はシャント23により他の主 回路端子24に電気的に接続されている。 遠隔操作用電線を接続する一対の制御用端子25の一方は前記電磁コイル6の 口出線6aの一つと、他方はダイオード26と制御回路用スイッチ27を介して 前記電磁コイル6の他方の口出線6bと、一つのプリント基板28上で電気的に 接続されている。 29は操作レバーで、前記プランジャー5に対し前記リンク12とは反対側に ピン30で回転可能に軸止されており、一端をピン14により前記プランジャー 5の先端部5cに連結され、プランジャー5の駆動により上記リンク12とは反 対方向へ回転させられる。この操作レバー29は外部から操作できる手動操作部 29aを備えており、これは前記ベース1およびカバー2の開口1c内に配置さ れている。またこの手動操作部29aの両側に表示部29bがあり、接点のON, OFF 状態を前記開口1cを通して表示するようになっている。さらにこの手動操 作レバー29は前記制御回路用スイッチ27のアクチュエーター27aに作用し 、制御回路用スイッチ27の開閉を行う作動部29cをもっている。
【0005】 つぎに動作について説明する。 図5はリモコンリレーがOFF の状態を示すが、この状態では図5に示すように 永久磁石9の磁束により、プランジャー5はその吸着面5aが第1のヨーク8の 底面に吸着された状態で保持されており、接点も開離状態の安定位置にある。 この主回路開路状態において、制御回路端子25に接続されたON操作スイッチ (図示せず)を投入し、電磁コイル6を励磁すると、プランジャー吸着面5aで の永久磁石9による吸着力を減少させ、他方の吸着面5bでの吸着力を増すよう に磁束を発生させる。これにより、プランジャー5は図6の矢印方向へ駆動され 、リンク12により可動接点11が固定接点22の方向へ押し下げられ、主回路 が閉路する。この状態では、プランジャー5の吸着面5bが第1のヨーク8の上 部面に吸着保持される。このとき、操作レバー29はプランジャー5に連動して 時計方向に回転し、表示は「OFF 」から「ON」に変る。この一連の動作の中で、 操作レバー29は制御回路用スイッチ27のアクチュエーター27aを作動させ 、制御回路用スイッチ26を切替える。
【0006】 一方この主回路閉路状態において、OFF 操作スイッチを投入すると、電磁コイ ル6はプランジャー吸着面5bでの永久磁石9による吸着力を減少させ、他方の 吸着面5aでの吸着力を増す方向に磁束を発生させる。これによりプランジャー 5は図5の矢印方向へ駆動され、リンク12により可動接点11が固定接点22 から開離される。これにより主回路は開路状態となる。この状態はプランジャー 5の吸着面5aが第1のヨーク8の底面に吸着された初期の安定状態である。こ のとき操作レバー29はプランジャー5に連動し、反時計方向に回転し表示を「 ON」から「OFF 」に変えると同時に制御回路用スイッチ27も切替える。 次に手動により外部から主接点を開閉する場合には、操作レバー29の手動操 作部29aを操作することにより、直接プランジャー5を駆動させることにより 接点の開閉ができる。この場合の操作はプランジャー5の吸着力以上の剥離力を 手動で直接プランジャー5に加え、強制的に吸着を剥離し、他の安定状態にする ことである。この時の可動接点部16の動きおよび制御回路用スイッチ27の作 動は、前述の電気操作の一連の動作と全く同一となる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
従来のリモコンリレーは以上のように構成されているので、反抗力を大きくし てより小さなON操作電流で動くリモコンリレーを得るためには、反抗力,寸法の ばらつきによる途中停止を防ぐために、ひねりバネの精度を上げるか、又はひね りバネの仕様をふやして交換調整する必要があり、コスト高になるという問題点 があった。
【0008】 この考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、OFF 状態で の反抗バネの反抗力を組立後容易に調整できるリモコンリレーを得ることを目的 としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るリモコンリレーは、操作電磁石装置のプランジャーと連動して 可動接点を開閉するリンクに設けた反抗バネがベースと当接する面に、スペーサ を挿入する溝を設けたものである。
【0010】
【作用】
この考案においては、OFF 時に反抗バネの一端がベースに当接してリンクに作 用し、吸着力に対する反抗力をベースに設けた溝にスペーサを挿入することによ って、組立後に容易に調整できる。
【0011】
【実施例】
この考案の一実施例を図について説明する。図1はOFF 状態を示すリモコンリ レーの側面図、図2は図1の要部を示す図、図3はON状態を示す図2と同じ図で あり、前記従来のものと同一または相当部分には同一符号を付して説明を省略す る。図において、31はベース1に設けた溝で、OFF 時に反抗バネ15によって リンク12に作用する反抗力の大きさを反抗バネ15の先端15cがベース内面 に当接する面の位置を調整するためのスペーサ32を保持するために設けてある 。
【0012】 反抗力が小さいために電磁コイル6に流れたON操作電流では動作に十分な磁束 が発生しない場合には、スペーサ32を厚いものに交換するか、又はもう一枚追 加することによって反抗バネ15の先端15cがベース内面に当接する位置を下 げ、反抗力を大きくして動作を助ける。 逆に反抗力が大きいために途中停止してOFF 状態にならない場合には、スペー サ32を薄いものに交換して反抗力を弱める。
【0013】
【考案の効果】
以上のように、この考案によればOFF 状態の反抗バネの反抗力の大きさをスペ ーサで調整できるので、組立性の良いリモコンリレーが得られるという効果があ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示すOFF 状態の側面図で
ある。
【図2】図1の可動接点部および操作電磁石装置の構成
を示すOFF 状態の側面図である。
【図3】図1のON状態の側面図である。
【図4】従来のもののOFF 状態を示す側面図である。
【図5】図4の要部を示す図である。
【図6】図5のON状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ベース 4 操作電磁石装置 5 プランジャー 12 リンク 15 反抗バネ 16 可動接点部 22 固定接点 27 制御回路用スイッチ 29 操作レバー 31 溝 32 スペーサ

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 負荷回路を開閉する固定接点と可動接
    点、この可動接点を駆動する有極性の操作電磁石装置、
    この操作電磁石装置を制御する制御スイッチ、前記操作
    電磁石装置の中で正逆運動を行うプランジャーに連動し
    て前記制御スイッチの開閉を行う操作レバー、および前
    記プランジャーに連動して前記可動接点を開閉するリン
    クを備え、 さらに前記リンクと一体に支持されて前記接点開離時に
    前記リンクに作用する反抗バネを設け、この反抗バネの
    バネ力が前記操作電磁石装置のプランジャー吸着時の反
    抗力として作用するようにしたリモコンリレーにおい
    て、 前記反抗バネがベースに当接する面にスペーサを保持で
    きる溝を設けて組立後反抗力を調整できるようにしたこ
    とを特徴とするリモコンリレー。
JP3719791U 1991-05-24 1991-05-24 リモコンリレー Pending JPH056637U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3719791U JPH056637U (ja) 1991-05-24 1991-05-24 リモコンリレー

Applications Claiming Priority (1)

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JP3719791U JPH056637U (ja) 1991-05-24 1991-05-24 リモコンリレー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH056637U true JPH056637U (ja) 1993-01-29

Family

ID=12490853

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JP3719791U Pending JPH056637U (ja) 1991-05-24 1991-05-24 リモコンリレー

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JP (1) JPH056637U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0391318U (ja) * 1990-01-08 1991-09-18

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