JPH0565296A - 新規ペプチド - Google Patents

新規ペプチド

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JPH0565296A
JPH0565296A JP4034096A JP3409692A JPH0565296A JP H0565296 A JPH0565296 A JP H0565296A JP 4034096 A JP4034096 A JP 4034096A JP 3409692 A JP3409692 A JP 3409692A JP H0565296 A JPH0565296 A JP H0565296A
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JP
Japan
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peptide
larva
activity
armyworm
insect
Prior art date
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Pending
Application number
JP4034096A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Kayano
野 春 雄 茅
Yoichi Hayakawa
川 洋 一 早
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication of JPH0565296A publication Critical patent/JPH0565296A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 昆虫成長調節活性または殺虫活性を有する新
規ペプチドを提供する。 【構成】 一般式 化1 【化1】 〔式中、Rはアミノ基または水酸基を表す。〕で示され
る新規ペプチド。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、害虫防除活性、すなわ
ち、昆虫成長調節活性または殺虫活性を有するペプチド
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】昆虫機能または成長調節ペプチドとして
は、これまで種々のものが知られている。すなわち、P
TTH(長澤ら、プロシーディングス オブ ザナショ
ナルアカデミー オブ サイエンシーズ オブ ザ ユ
ナイテッド ステイツ オブ アメリカ(Proceedings
of the National Academy of Sciences of the Un-ited
States of America) 第83巻, 第5840〜5843頁 (1986
年)〕, EH〔トルーマンら、ネイチャー(Nature) 第
291巻, 第70〜71頁 (1981年) 〕およびAKHI〔スト
ーンら、ネイチャー(Nature) 第 263巻, 第 207〜211
頁 (1976年) 〕等が同定され、機能等が明らかにされて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、昆虫自
体に処理して昆虫の成長を抑制したり、死に至らしめる
ペプチドは未だ知られていない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、その極微
量を昆虫自体に処理することにより、昆虫の生育を著し
く阻害または死に至らしめる新規ペプチドを見出し、本
発明に至った。
【0005】すなわち、本発明は、害虫防除活性、すな
わち、昆虫成長調節活性または殺虫活性を有する一般式
化2
【化2】 (式中、Rはアミノ基または水酸基を表す。)で示され
るペプチド(以下、本発明ペプチドと称する)に関する
ものである。
【0006】さらに詳しくは、本発明者らは、カリヤコ
マユバチ(Apanteles kariyai)に寄
生されたアワヨトウ(Pseudaletia sep
arate)終令幼虫の体液より得られるJHエステラ
ーゼ抑制活性を有する式 化3
【0007】
【化3】
【0008】で示されるペプチド(以下、ペプチドAと
称する)が、優れた昆虫成長調節活性を有することを見
出した。
【0009】さらに本発明者らは、ペプチドAと構造類
似の式 化4
【0010】
【化4】
【0011】で示されるペプチド(以下、ペプチドBと
称する)が、優れた殺虫活性を有することを見出し、本
発明を完成した。
【0012】本発明のペプチドAは、たとえばカリヤコ
マユバチに寄生されたアワヨトウ終令幼虫の体液を、2
5%エタノールで抽出し、抽出成分をゲルろ過クロマト
グラフィーおよび逆相高速液体クロマトグラフィーに付
すことによって、精製取得することができ、その詳細は
下記のとおりである。
【0013】すなわち、アワヨトウ終令幼虫(6令)に
カリヤコマユバチ卵を産卵させ、人工飼料にて、飼育4
〜6日後に体液を回収し、それに、終濃度が25%とな
るように、−20℃のエタノールを加え凍結乾燥させ
る。
【0014】ついで逆相カラムクロマトグラフィーで粗
精製した画分を濃縮した後、JHエステラーゼ抑制活性
を指標として、ゲルろ過高速液体クロマトグラフィーお
よび逆相高速液体クロマトグラフィーに付すことによっ
て、ペプチドAを精製取得することができる。
【0015】さらに、本発明のペプチドAおよびペプチ
ドBは、ペプチド化学の一般的に知られている方法(た
とえば Houben-Weylの Methoden der Organischen Chem
ie (Methods of Organic Chemistry) 、Volume 15/2 を
参照されたい)によって、好適には、たとえば B. Merr
ifield (J. Am. Chem.,Soc. 85、2149 (1963)〕または
R.C. Sheppard (Int. J. Peptide Protein Res. 21、11
8 (1983)〕に記載されているような固相合成によってま
たは同等な既知方法によって製造される。
【0016】たとえば、ウレタン保護基、たとえば、第
3級ブチルオキシカルボニル(Boc)またはフルオレ
ニルメトキシカルボニル (Fmoc) 保護基が、α−ア
ミノ保護基として使用される。
【0017】副反応の防止または特殊なペプチドの合成
に対して必要である場合は、アミノ酸の側鎖の官能基
は、さらに適当な保護基(たとえば T.W. Greene : Pro
tecti-ve Groups in Organic Synthesisを参照された
い) によって保護される。
【0018】この場合においては、主として Arg(Tos)
、Arg(Mts)、 Arg(Mtr) 、Arg(PMC)、Asp(OBzl) 、Asp
(OBut) 、Cys(4-MeBzl)、Cys(Acm)、Cys(SBut) 、Clu(O
Bzl)、Glu(OBut) 、Lys(Cl-z) 、Lys(Boc)、Met(O)、Se
r(Bzl)、Ser(But)、Thr(Bzl)、Thr(But)、Tyr(Br-z) 、
Tyr(Bzl)または Tyr(But) が使用される。
【0019】固相重合は、適当な樹脂に対する保護され
たアミノ酸のカップリングを使用して、ペプチドのC−
末端においてはじまる。この型の出発物質は、クロロメ
チル、ヒドロキシメチル、ベンズヒドリルアミノ(BH
A)またはメチルベンズヒドリルアミノ(MBHA) 基
で変性されたポリスチレンまたはポリアクリルアミド樹
脂に対してエステルまたはアミド結合により保護された
アミノ酸を結合させることによって得ることができる。
【0020】支持物質として使用される樹脂は、商業的
に得ることができる。もし合成されるペプチドがC−末
端において遊離アミド基を有することを企図する場合
は、普通BHAおよびMBHA樹脂を使用する。
【0021】側鎖保護基の脱離は、後に他の適当な試薬
によって実施される。
【0022】たとえば、Boc保護基の場合において
は、塩化メチレン中のトリフルオロ酢酸、またはFmo
c保護基の場合においては、ジメチルホルムアミド中の
ピペリジンの20%濃度の溶液、のような適当な試薬を
使用して、樹脂にカップリングしたアミノ酸のアミノ保
護基を脱離した後、次に保護されたアミノ酸を順次に所
望する順序でカップリングさせる。中間的に得られたN
−末端保護されたペプチド樹脂は、次のアミノ酸誘導体
との結合の前に、前述した試薬によって脱閉鎖する。
【0023】ペプチド合成に使用されるすべての可能な
活性化試薬、特に、たとえば、N,N’−ジシクロヘキ
シルカルボジイミド、N,N’−ジイソプロピルカルボ
ジイミドまたはN−エチル−N’−(3−ジメチルアミ
ノプロピル)−カルボジイミドのようなカルボジイミド
を、カップリング試薬として使用することができる〔た
とえば、 Houben-Weylの Methoden der Organischen Ch
emie (Methods of OrganicChemistry) Volume 15/2を参
照されたい〕。
【0024】カップリングは、この場合においては、ア
ミノ酸誘導体および活性化試薬ならびにもし必要な場合
は、たとえば、1−ヒドロキシ−ベンゾトリアゾール
(HOBt) 〔W.Konig, R. Geiger : Chem. Ber. 103.
708 (1970) 〕または3−ヒドロキシ−4−オキソ−
3,4−ジヒドロベンゾ−トリアジン(Hoobt)
〔W.Konig, R. Geiger : Chem. Ber.103. 2054 (197
0)〕のようなラセミ化−抑制添加剤を樹脂に添加するこ
とによって直接実施することができるが、対称な無水物
またはHOBtもしくはHOObtエステルとしてのア
ミノ酸誘導体の予備活性化を別個に実施し、そして適当
な溶剤中の活性化物質の溶液をカップリングできるペプ
チド樹脂に加えることもできる。
【0025】前述した活性化試薬の1種によるアミノ酸
誘導体のカップリングまたは活性化は、ジメチルホルム
アミド、N−メチルピロリドンもしくは塩化メチレンま
たはこれらの溶剤の混合物中で実施することができる。
【0026】活性化されたアミノ酸誘導体は、慣習的に
1.5〜4倍の過剰で使用される。不完全なカップリン
グが行われる場合においては、カップリング反応は、次
のアミノ酸のカップリングに対して必要なペプチド樹脂
のα−アミノ基の脱閉鎖を予め実施することなしに反復
する。
【0027】前述した方法でペプチドを合成した後、ペ
プチドは、たとえば、液状弗化水素(好適にはBoc法
によって製造されたペプチドの場合において)またはト
リフルオロ酢酸 (好適にはFmoc法によって合成され
たペプチドの場合において)のような試薬を使用して樹
脂から脱離することができる。これらの試薬は、樹脂か
らペプチドを開裂するばかりでなく、アミノ酸誘導体の
他の側鎖保護基をも開裂する。
【0028】この方法においては、追加的に、BHAお
よびMBHA樹脂を使用してペプチドが遊離酸の形態で
得られる。BHAまたはMBHA樹脂を使用した場合
に、脱離を、弗化水素またはトリフルオロメタンスルホ
ン酸を使用して実施する場合は、ペプチドは酸アミドと
して得られる。
【0029】ペプチドアミドを製造する他の方法は、た
とえば、特開昭63-267748 号公報に記載されている。
【0030】樹脂からのペプチドアミドの脱離は、普
通、ペプチド合成に使用される中程度の強度の酸(たと
えばトリフルオロ酢酸)で処理することによって実施さ
れる。
【0031】固相合成に慣習的なフェノール、クレゾー
ル、チオクレゾール、アニソール、チオアニソール、エ
タンジチオール、硫化ジメチル、硫化メチルエチルまた
は同様の陽イオンエントレイナーのような陽イオンエン
トレイナー物質(entrainersubstances) が、個々にま
たは2またはそれ以上のこれらの補助剤の混合物として
加えられる。
【0032】この場合において、トリフルオロ酢酸また
は、たとえば、塩化メチレンのような適当な溶剤によっ
て希釈使用することができる。
【0033】本発明ペプチドは、好適には固相技術を使
用して2つの一般的な保護基を使用する方法(tactics)
によって合成される。
【0034】合成は、α−アミノ基の一時的閉鎖に対し
てBocまたはFmoc保護基を使用して、アプライド
バイオシステムスからの自動ペプチドシンセサイザーモ
デル430Aを使用して実施される。
【0035】Boc保護基を使用する場合は、装置の製
造業者によって予めプログラムされた合成サイクルを合
成に対して使用する。
【0036】C−末端上に遊離カルボキシル基を有する
ペプチドの合成は、アプライドバイオシステムスからの
相当するBocアミノ酸で官能化された(ヒドロキシメ
チル)フェニルアセトアミドメチルスチレン樹脂(R.B.
Merrifield : J. Org. Chem. 43,2845 (1978) 〕上で
実施される。
【0037】同じ会社からのMBHA樹脂は、ペプチド
アミドの製造に対して使用される。N,N’−ジシクロ
ヘキシルカルボジイミドまたはN,N’−ジイソプロピ
ルカルボジイミドが活性化試薬として使用される。
【0038】活性化は CH2 Cl2、CH2 Cl2−DMF混合
物またはNMP中において対称な無水物、HOBtエス
テルまたはHOObtエステルとして実施される。
【0039】活性化アミノ酸誘導体の2〜4当量がカッ
プリングに対して使用される。カップリングが不完全に
行われた場合においては、反応を反復する。
【0040】α−アミノ基の一時的保護に対してFmo
c保護基を使用する場合は、アプライドバイオシステム
スからの自動ペプチドシンセサイザーモデル 430Aを使
用して、本発明者ら自身の合成プログラムを合成に対し
て使用する。
【0041】合成は、適当なアミノ酸を使用して、既知
の方法によってエステル化された(E. Atherton 等 :
J. C. S. Chem. Comm. 1981,336 〕バヘム(Bachem)か
らのp−ベンジルオキシベンジルアルコール樹脂(S. W
ang : J. Am. Chem. Soc. 95,1328 (1973)〕上で実施
される。
【0042】HOBtまたはHoobtエステルとして
のアミノ酸誘導体の活性化は、DMF中のジイソプロピ
ルカルボジイミドの溶液を、予め計量したアミノ酸誘導
体およびHOBtまたはHOObtの混合物に添加する
ことによって、装置製造業者によって提供されたアミノ
酸カートリッジ中で直接実施される。
【0043】Fmoc−アミノ酸−OObtエステル
は、同様に、特開昭62-286978 号公報に記載されている
ようにして使用することができる。
【0044】Fmoc保護基の脱離は、反応容器中で、
DMF中のピペリジンの20%濃度溶液を使用して実施
される。
【0045】使用される反応性アミノ酸誘導体の過剰
は、 1.5〜2.5 当量である。もしカップリングが完全で
ない場合は、Boc法におけるように反応を反復する。
【0046】略号のリスト アミノ酸に対して使用される略号は、Europ. J. Bioche
m.138, 9 (1984) に記載されているようなペプチド化学
において慣習的な3−文字コードに相当する。さらに使
用される略号は以下に示すとおりである。
【0047】Acm アセトアミドメチル Boc 第3級ブチルオキシカルボニル But 第3級ブチル Bzl ベンジル Cl−z 4−クロロベンジルオキシカルボニル
【0048】DMF ジメチルホルムアミド Fmoc 9−フルオレニルメトキシカルボニル Me メチル 4−Mebzl 4−メチルベンジル Mtr 4−メトキシ−2,3,6,−トリメチルフ
ェニルスルホニル Mts メシチレン−2−スルホニル NMP N−メチルピロリジン
【0049】Pmc 2,2,5,7,8 −ペンタメチ
ルクロマン−6−スルホニル TFA トリフルオロ酢酸 Tic 1,2,3,4 −テトラヒドロイソキノリン
−3−イルカルボニル Trt トリチル
【0050】 、
本発明ペプチドが卓効を発揮する害虫としては、鱗翅目
昆虫があげられ、たとえば、ニカメイガ(Chilo
suppressalis)、コブノメイガ(Cnap
halocrocis medinalis)、ノシメ
マダラメイガ(Plodia interpuncte
lla)等のメイガ科〔Pyralidmoths(P
yralidae)〕;ハスモンヨトウ(Spodop
tera litura)、アワヨトウ(Pseuda
letia separata)、ヨトウガ(Mames
tra brassicae)、タマナギンウワバ(
utographa nigrisigna)、カブラ
ヤガ(Agrotissegetum)、タマナヤガ
Agrotis ipsilon)、ヘリオティス属
Heliothis spp.)等のヤガ科(Noc
tuidae);モンシロチョウ(Pieris ra
pae crucivora)等のシロチョウ科(Pi
eridae);Adoxophyes spp.、
rapholita spp.等のハマキガ科(Tor
tricidae);シンクイガ科(Carposin
idae);ハモグリガ科(Lyonetiida
e);ホソガ科(Gracillariidae);キ
バガ科(Gelechiidae);ドクガ科(Lym
antriidae);コナガ(Plutella
ylostella);イガ(Tinea trans
lucens)、コイガ(Tineola bisse
llaiella)等のヒロズコガ科(Tineida
e);等の昆虫があげられ、特に幼虫に適用した場合に
卓効を発揮する。
【0051】たとえば、本発明のペプチドAは、アワヨ
トウ終令幼虫に適用した場合、JHエステラーゼ抑制活
性を示し、蛹化の遅延を引き起こす効果、すなわち成長
調節効果を示す。また、処理された終令幼虫は、摂食量
が低下し、正常に発育できない。
【0052】すなわちペプチドAは、その作用発現は遅
効的であるが、殺虫剤としての効果も期待できる。
【0053】本発明のペプチドBは、アワヨトウやハス
モンヨトウの終令幼虫に対して、きわめて強い致死効果
を示し、低薬量で有効な殺虫剤として期待できる。
【0054】本発明ペプチドを害虫防除剤の有効成分と
して用いる場合は、通常、固定担体、液体担体、餌と混
合するか、必要あれば、界面活性剤、その他の製剤用補
助剤を添加して、乳剤、水和剤、水中懸濁剤・水中乳濁
剤等のフロアブル剤、粒剤、粉剤、ULV剤、毒餌等に
製剤して使用する。
【0055】さらに、遺伝子工学的手法を用いて本発明
ペプチドに対応する遺伝子を核多角体病ウィルス等の昆
虫病原性ウィルスまたは植物に付着する微生物を宿主と
する適当なベクターに組み込み、適当な製剤にして上記
の害虫防除に用いることもできる。
【0056】製剤化の際に用いる固定担体としては、た
とえば、粘土類(カオリンクレー、珪藻土、合成含水酸
化珪素、ベントナイト、フバサミクレー、酸性白土
等)、タルク類、セラミック、その他の無機鉱物(セリ
サイト、石英、硫黄、活性炭、炭酸カルシウム、水和シ
リカ等)、化学肥料(硫安、燐安、硝安、尿素、塩安
等)等の微粉末あるいは粒状物等があげられ、液体担体
としては、たとえば、水、アルコール類(メタノール、
エタノール等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケ
トン等)、芳香族炭化水素類(ベンゼン、トルエン、キ
シレン、エチルベンゼン、メチルナタレン等)、脂肪族
炭化水素類(ヘキサン、シクロヘキサン、灯油、軽油
等)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、ニト
リル類(アセトニトリル、イソブチロニトリル等)、エ
ーテル類(イソプロピルエーテル、ジオキサン等)、酸
アミド類、(N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−
ジメチルアセトアミド等)、ハロゲン化炭化水素類(ジ
クロロメタン、トリクロロエタン、等)、ジメチルスル
ホキシド、大豆油、綿実油等の植物油等があげられる。
【0057】界面活性剤としては、たとえば、アルキル
硫酸エステル類、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリ
ールスルホン酸塩、アルキルアリールエーテル類および
そのポリオキシエチレン化物、ポリエチレングリコール
エーテル類、多価アルコールエーテル類、糖アルコール
誘導体等があげられる。
【0058】固着剤や分散剤等の製剤用補助剤として
は、たとえば、カゼイン、ゼラチン、多糖類(デンプ
ン、アラビアガム、セルロース誘導体、アルギン酸
糖)、リグニン誘導体、ベントナイト、糖類、合成水溶
性高分子(ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリド
ン、ポリアクリル酸類等)があげられ、安定剤として
は、たとえば、PAP(酸性リン酸イソプロピル)、B
HT(2−tert−ブチル−4−メチルフェノー
ル)、BHA(2−tert−ブチル−4−メトキシフ
ェノールと3−tert−ブチル−4−メトキシフェノ
ールの混合物)、植物油、鉱物油、界面活性剤、脂肪酸
またはそのエステル等があげられる。
【0059】毒餌の基材としては、たとえば、穀物粉、
植物精油、糖、結晶セルロース等の餌成分、ジブチルヒ
ドロキシトルエン、ノルジヒドロアセレチック酸等の酸
化防止剤、デヒドロ酢酸等の保存料、トウガラシ末等の
誤食防止剤、チーズ香料、タマネギ香料等の誘引性香料
等があげられる。
【0060】フロアブル剤(水中懸濁剤または水中乳濁
剤)の製剤は、一般に1〜75%の化合物を0.5〜1
5%の分散剤、0.1〜10%の懸濁助剤(たとえば、
保護コロイドやチクソトロピー性を付与する化合物)、
0〜10%の適当な補助剤(たとえば、消泡剤、防錆
剤、安定化剤、展着剤、浸透助剤、凍結防止剤、防菌
剤、防黴剤等)を含む水中で微小に分散させることによ
って得られる。水の代わりに化合物がほとんど溶解しな
い油を用いて油中懸濁剤とすることも可能である。
【0061】保護コロイドとしては、たとえば、ゲラニ
ン、カゼイン、ガム類、セルロースエーテル、ポリビニ
ルアルコール等が用いられる。チクソトロピー性を付与
する化合物としては、たとえば、ベントナイト、アルミ
ニウムマグネシウムシリケート、キザンタンガム、ポリ
アクリル酸等があげられる。
【0062】このようにして得られる製剤は、そのまま
であるいは水等で希釈して用いる。また、他の殺虫剤、
殺ダニ剤、殺線虫剤、土壌害虫防除剤、殺菌剤、除草
剤、植物生長調節剤、共力剤、肥料、土壌改良剤と混合
して、または混合せずに同時に用いることもできる。
【0063】本発明ペプチドを農業用の害虫防除剤の有
効成分として用いる場合、その施用量は、通常、10ア
ールあたり0.01〜100gであり、水和剤、フロア
ブル剤等を水で希釈して用いる場合は、その施用濃度
は、0.5〜500ppmであり、粒剤、粉剤等は何ら
希釈することなく、製剤のまま施用する。
【0064】本発明ペプチドを防疫用の害虫防除剤の有
効成分として用いる場合、通常、水和剤、フロアブル剤
等は水で0.5〜500ppmに希釈して施用し、UL
V剤、毒餌等についてはそのまま施用する。
【0065】これらの施用量、施用濃度は、いずれも製
剤の種類、施用時期、施用場所、施用方法、害虫の種
類、被害程度等の状況によって異なり、上記の範囲にか
かわることなく増加させたり、減少させたりすることが
できる。
【0066】
【実施例】以下に実施例をあげ、本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明がこれらに限定されるものでないこ
とはいうまでもない。
【0067】まず、製剤例を示す。なお、部は重量部を
表わす。
【0068】製剤例1 ペプチドAまたはペプチドB20部をラウリル硫酸ナト
リウム4部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成
含水酸化珪素微粉末20部および珪藻土54部を混合し
た中に加え、ジュースミキサーで攪拌混合してそれぞれ
の20%水和剤を得る。
【0069】製剤例2 ペプチドAまたはペプチドB5部に合成含水酸化珪素微
粉末5部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム5
部、ベントナイト30部およびクレー55部を加え、充
分攪拌混合する。次いで、これらの混合物に適当量の水
を加え、さらに、攪拌し、造粒機で製粒し、通風乾燥し
てそれぞれの5%粒剤を得る。
【0070】製剤例3 ペプチドAまたはペプチドB1部を適当量のアセトンに
溶解し、これに合成含水酸化珪素微粉末5部、PAP
0.3部およびクレー93.7部を加え、ジュースミキ
サーで攪拌混合し、アセトンを蒸発除去してそれぞれの
1%粉末を得る。
【0071】製剤例4 ペプチドAまたはペプチドB20部とソルビタントリオ
レエート1.5部とを、ポリビニルアルコール2部を含
む水溶液28.5部と混合し、サンドラインダーで微粉
砕(粒径3μm以下)した後、この中にキザンタンガム
0.05部およびアルミニウムマグネシウムシリケート
0.1部を加えて攪拌混合してそれぞれの20%フロア
ブル剤を得る。
【0072】次に、実施例を示す。
【0073】実施例1 ペプチドAの精製 アワヨトウ終令1日目幼虫に、カリヤコマユバチを産卵
させ、その後人工飼料で飼育した。
【0074】3〜6日後、血体腔中に、150mM KClお
よび 10mM EDTAを含む pH 6.0の 0.1Mリン酸緩衝
液約0.1mlを注入し、フラッシングアウト法により、体
液を、0.05%フェニルチオウレアを含む 0.2Mリン酸緩
衝液 500μl の入った氷冷ポリプロピレン製試験管に集
め、迅速に4℃下で 500 × g、5分間遠心し、上清
を分取した。
【0075】これに、−20℃エタノールを終濃度25%と
なるように加え、混和し、4℃下で20,000 × g15分
間遠心し、上清を分取した後、凍結乾燥法により濃縮し
てから、6mlの蒸留水で平衝化した3mlのC18 extract
ion columm (J.T.Baker Che-mical Co.)にチャージし
た。
【0076】同カラムを5mlの蒸留水で洗った後、30%
アセトニトリル 2.5mlで溶出した。溶出画分は窒素気流
下で濃縮し、12.5mMリン酸緩衝液 pH6.6で平衝化した S
upe-rose 6 HR 10/30 カラム (Pharmacia LKB Biotechn
ology Inc.) にてゲルろ過した。
【0077】次に活性画分を集め、逆相高速液体クロマ
トグラフィー用カラムである reve-rsed phase C8 HPLC
columm (4.6mm×250mm,山村化学研究所製) にチャージ
し、0.1 %CH3 COOH/H2 O中のアセトニトリル
濃度を18%〜40%まで上昇させて分画した。
【0078】活性画分を集め、逆相高速液体クロマトグ
ラフィー用カラムである cyanopro-pyl- derived silic
a HPLC column(4.6mm ×250mm,山村化学研究所製) にチ
ャージし、0.1 %CH3 COOH/H2 O中のアセトニ
トリル濃度を15%〜25%まで上昇させて分画した (図
1)。
【0079】図1中の太線で示した活性画分を再度同カ
ラムにチャージし、0.05%CF3 CF2 CF2 COOH
/H2 O中のアセトニトリル濃度を18〜25%まで上昇さ
せて分画した(図2)。
【0080】図2中の太線で示した活性画分をさらに同
カラムにチャージし、0.075%CF3 CF2 CF2 CO
OH/H2 O中のアセトニトリル濃度を20〜25%まで上
昇させて分画した(図3)。
【0081】図3中太線で示した画分が最終精製画分で
ある。
【0082】表1に精製時の精製度、回収率等を示し
た。
【0083】
【表1】
【0084】実施例2 ペプチドAの合成 Fmoc-Glu-OPfp (1mmol) を触媒として、DMAP(4−
ジメチルアミノピリジン)(0.2mmol)を用い、ジメチル
ホルムアミド (DMF)中、EP-A 322,348に示された構
造式 化5
【0085】
【化5】
【0086】の結合基で変性されたアミノメチル樹脂上
にエステル結合により導入した。
【0087】使用したFmoc−アミノ酸誘導体(国産
化学製)の側鎖の保護は、Asp(OBut) 、Glu(OBut) , Th
r(But), Ser(But), Tyr(But), Lys(Boc), Arg(Boc), Cy
s(Acm)でペプチド鎖伸長時の各縮合反応はすべてPfp
(ペンタフルオロフェニル)活性エステル体(2.5eq.)
を用い、触媒としてHOBT(1−ハイドロキシベンゾ
トリアゾール)0.2mmol の存在下、DMF中で行った。
【0088】それぞれのFmoc基の除去は、20%ピ
ペリジンのDMF溶液を用いた。さらにそれぞれのカッ
プリング反応は、ニンヒドリンでモニターした。
【0089】すべてのカップリング反応終了後、N末端
に残ったFmoc基を20%ピペリジン/DMFにより
除去し、N末端アミノ基をフリーとし、その後、すべて
の他の保護基の除去と樹脂からペプチドを切り出すため
に、m−クレゾール存在下、TFA−チオアニソールで
室温3時間処理し、グラスフィルターでろ過し、樹脂を
除き、ろ液を濃縮し、これにエーテルを加え粉末とし
た。
【0090】次にヨウ素−メタノールの室温3時間処
理、引きつづいて0℃冷却下、 0.5Mチオ硫酸ナトリウ
ム水溶液を加え、反応液を室温で濃縮した。
【0091】それを集め、 0.1Mリン酸緩衝液(pH 8.
6) に溶解し、Sephadex G-25(ファルマシア社製) にか
け、 0.5N酢酸で溶出させ、脱塩、精製を行った。ゲル
ろ過後のペプチドは、さらにHPLCで精製した。
【0092】HPLCによる精製分取は、 0.1%TFA
中、アセトニトリル10−60%の濃縮勾配で Nucleosil 1
00-5c18 (4.0×150mm)カラム(M.ナーゲル社製)を流
速1ml/分で流し、210, 260nmにおける紫外吸収でモニ
ターした。
【0093】実施例3 ペプチドBの合成 Fmoc-Gln-OPfp (1mmol) を触媒として、DMAP(4−
ジメチルアミノピリジン)(0.2mmol)を用い、ジメチル
ホルムアミド(DMF)中、p −アルコキシベンジルア
ルコール樹脂(0.2mmol)(0.35meq. OH/g 、ポリスチレ
ン−1%ジビニルベンゼンコポリマー(国産化学製)上
にエステル結合により導入した。
【0094】使用したFmoc−アミノ酸誘導体(国産
化学製)の側鎖の保護は、Asp(OBut) 、Glu(OBut) , Th
r(But), Ser(But), Tyr(But), Lys(Boc), Arg(Boc), Cy
s(A-cm) でペプチド鎖伸長時の各縮合反応はすべてPf
p(ペンタフルオロフェニル)活性エステル体(2.5e
q.) を用い、触媒としてHOBT(1−ハイドロキシベ
ンゾトリアゾール)0.2mmol の存在下、DMF中で行っ
た。それぞれのFmoc基の除去は、20%ピペリジン
のDMF溶液を用いた。さらにそれぞれのカップリング
反応は、ニンヒドリンでモニターした。
【0095】すべてのカップリング反応終了後、N末端
に残ったFmoc基を20%ピペリジン/DMFにより
除去し、N末端アミノ基をフリーとし、その後、すべて
の他の保護基の除去と樹脂からペプチドを切り出すため
に、m−クレゾール存在下、TFA−チオアニソールで
室温3時間処理し、グラスフィルターでろ過し、樹脂を
除き、ろ液を室温で濃縮し、これにエーテルを加え粉末
を得た。
【0096】次にヨウ素−メタノールの室温3時間処
理、引きつづいて0℃冷却下、 0.5Mチオ硫酸ナトリウ
ム水溶液を加え、反応液を室温で濃縮した。それを集
め、 0.1Mリン酸緩衝液(pH 8.6) に溶解し、Sephadex
G-25(ファルマシア社製) にかけ、 0.5N酢酸で溶出さ
せ、脱塩、精製を行った。ゲルろ過後のペプチドは、さ
らにHPLCで精製した。
【0097】HPLCによる精製分取は、 0.1%TFA
中、アセトニトリル10−60%の濃度勾配で Nucleosil 1
00-5c18 (4.0×150mm)カラム(M.ナーゲル社製)を流
速1ml/分で流し、210, 260nmにおける紫外吸収でモニ
ターした。目的とするペプチドBは、保持時間12.9分で
溶出した。得られたペプチドのアミノ酸分析の結果は下
記のとおりであり、理論値と一致する結果を得た。
【0098】Asp(2)2.01, Thr(2)1.94, Ser(1)0.94, Gl
u(2)1.99, Pro(2)2.01, Gly(4)4.01, Ala(1)1.01, 1/2C
ystine(2)1.81, Val(1)0.95, Met(1)0.98, Tyr(2)1.95,
Phe(2)2.01, Lys(1)1.00, Arg(2)2.02, NH3(3)3.23.
(カッコ内の数字は理論値)
【0099】実施例4 ペプチドAの生理活性 ペプチドAのアワヨトウ終令幼虫の生育に与える効果を
調べるため、ペプチドAをアワヨトウ幼虫終令0日目、
1日目および2日目に7pmole 注射し、人工飼料にて飼
育を続け、3日目までの体重変化を調べた。その結果、
図4に示すように、対照では0日目から3日目までほぼ
直線的に体重が増加し、 2.5倍以上になるのに対し、ペ
プチドAを注射した幼虫はわずかしか体重増加を示さな
かった。
【0100】実施例5 ペプチドAのJHエステラーゼ
抑制活性 精製したペプチドAをリンゲル液に溶解し、非寄生のア
ワヨトウ終令幼虫の1日目と2日目とに、所定量注射
し、さらに人工飼料で飼育し、終令3日目に体液を採取
し、4℃の温度条件下、 500 × g5分間遠心し、上
清をJHエステラーゼ活性測定画分とした。活性測定の
基質としては、(10- 3 H)JHIを用い、JHエス
テラーゼによって生じた生成物のJH酸の比率からJH
の代謝活性を推定した。
【0101】その結果、図5に示したようにペプチドA
は、濃度依存的にJHエステラーゼ活性を抑制した。
【0102】実施例6 昆虫成長調節活性 精製したペプチドAをリンゲル液に溶解し、非寄生のア
ワヨトウ終令幼虫の1日目と2日目とに7pmol注射し、
24時間ごとに幼虫、前蛹、蛹、死亡に分けて観察し、そ
れぞれの個体数を記録した。なお、対照にはリンゲル液
を注射した。その結果、表2に示したように、ペプチド
A処理幼虫は、対照に比し、前蛹化は2日、蛹化はそれ
以上遅れることが示された。
【0103】
【表2】
【0104】実施例7 ペプチドBの生理活性 ペプチドBのアワヨトウ終令幼虫に対する殺虫活性を調
べるため、リンゲル液に溶解したペプチドBをアワヨト
ウ幼虫終令0日目に4pmol注射したところ、表3に示す
ように100%の致死率を示した。
【0105】
【表3】
【0106】実施例8 ペプチドBの生理活性 ペプチドBのハスモンヨトウ終令幼虫に対する苦悶活性
を調べるため、リンゲル液に溶解したペプチドBをハス
モンヨトウ幼虫終令0日目に36pmol注射したところ、
表4に示すように75%の苦悶率を示した。
【0107】
【表4】
【0108】
【発明の効果】本発明により得られる新規ペプチドは、
昆虫成長調節効果または殺虫効果を有するすぐれたペプ
チドである。
【0109】
【図面の簡単な説明】
【図1】粗精製ペプチドAを、 cyanopropyl-derivedsi
lica HPLC columnにて、逆相クロマトグラフィーに付し
て得た時間像グラフである。
【図2】図1の太線の活性画分を、 cyanopropyl-deriv
ed silica HPLC columnにて、再度クロマトグラフィー
に付して得た時間像グラフである。
【図3】図2の太線の活性画分を、 cyanopropyl-deriv
ed silica HPLC columnにて、再度クロマトグラフィー
に付して得た時間像グラフである。太線画分が精製ペプ
チドAを示す。
【図4】ペプチドAをアワヨトウ終令幼虫に注射した後
の幼虫の体重変化を表すグラフである。白丸印は、ペプ
チドAを終令0日目、1日目および2日目に7pmol注射
したときの幼虫体重の値を、また黒丸印は、リンゲル液
を終令0日目、1日目および2日目に注射したときの幼
虫体重の値をそれぞれ示す。
【図5】所定量のペプチドAを、アワヨトウ終令幼虫1
日目と2日目とに注射し、終令3日目に、体液中のJH
エステラーゼ活性を測定した結果をグラフにしたもので
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 化1 【化1】 (式中、Rはアミノ基または水酸基を表す。)で示され
    るペプチド。
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JP2537491 1991-01-24
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012504623A (ja) * 2008-10-01 2012-02-23 ベスタロン コーポレイション ペプチド毒素調合物
WO2018101358A1 (ja) * 2016-11-29 2018-06-07 Spiber株式会社 タンパク質組成物、その製造方法及び熱安定性向上方法

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