JPH0565160A - 外装用具 - Google Patents
外装用具Info
- Publication number
- JPH0565160A JPH0565160A JP5987491A JP5987491A JPH0565160A JP H0565160 A JPH0565160 A JP H0565160A JP 5987491 A JP5987491 A JP 5987491A JP 5987491 A JP5987491 A JP 5987491A JP H0565160 A JPH0565160 A JP H0565160A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packing box
- outer packing
- reinforcing member
- outer box
- matter
- Prior art date
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- Pending
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- Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】転倒防止およびコスト低減を図り，しかも取扱
性を向上させる。 【構成】断面三角形状でその一端面（２１）が外装箱
（１０）の底面（１０ｂ）と同一レベルとなるように当
該外装箱（１０）の起立側面（１０ａ）に着脱可能に装
着される補強材（２０）を備える。
性を向上させる。 【構成】断面三角形状でその一端面（２１）が外装箱
（１０）の底面（１０ｂ）と同一レベルとなるように当
該外装箱（１０）の起立側面（１０ａ）に着脱可能に装
着される補強材（２０）を備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は外装用具に関する。
【０００２】
【従来の技術】通常、製造メーカーから製品（例えば塔
乗券発行機）を出荷する場合には、製品は損傷等しない
ように外装箱等を用いて包装される。
乗券発行機）を出荷する場合には、製品は損傷等しない
ように外装箱等を用いて包装される。
【０００３】かかる包装貨物で縦寸法が比較的長いもの
（縦長の包装貨物）は、安定性に欠け転倒しやすい。ま
た、縦長の包装貨物に横積厳禁等の取扱注意マークを貼
付しても、運送業者は積載効率をできるだけ上げようと
して横積みしてしまうことが多く，被包装物が輸送中の
衝撃等により損傷するという事態が生じることがあっ
た。
（縦長の包装貨物）は、安定性に欠け転倒しやすい。ま
た、縦長の包装貨物に横積厳禁等の取扱注意マークを貼
付しても、運送業者は積載効率をできるだけ上げようと
して横積みしてしまうことが多く，被包装物が輸送中の
衝撃等により損傷するという事態が生じることがあっ
た。
【０００４】そこで、従来は、転倒を防止するために，
外装箱の横寸法を故意に大きくして底面積を増大させた
り、また運送業者によって横積みされたとしても被包装
物に過大な衝撃力や積圧が掛からないように，外装箱の
材料強度を格別に増したり，二重壁構造にしたりしてい
る。
外装箱の横寸法を故意に大きくして底面積を増大させた
り、また運送業者によって横積みされたとしても被包装
物に過大な衝撃力や積圧が掛からないように，外装箱の
材料強度を格別に増したり，二重壁構造にしたりしてい
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の包装貨物において、転倒防止を図るために外装箱の
横寸法を大きくすると，それに応じて体積が増加するた
め取扱いにくくなるという不都合が生じる。また、外装
箱の材料費が体積が増加した分だけ余分に掛かることに
なるためコスト高となる欠点を有する。特に、外装箱の
材料強度を増したり，二重壁構造とした場合には、さら
にコスト高となる。
来の包装貨物において、転倒防止を図るために外装箱の
横寸法を大きくすると，それに応じて体積が増加するた
め取扱いにくくなるという不都合が生じる。また、外装
箱の材料費が体積が増加した分だけ余分に掛かることに
なるためコスト高となる欠点を有する。特に、外装箱の
材料強度を増したり，二重壁構造とした場合には、さら
にコスト高となる。
【０００６】本発明の目的は、上記事情に鑑み、転倒防
止およびコスト低減を図ることができしかも取扱いの容
易な外装用具を提供することにある。
止およびコスト低減を図ることができしかも取扱いの容
易な外装用具を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、被包装物を包
装可能な外装箱を有する外装用具において、断面三角形
状でその一端面が前記外装箱の底面と同一レベルとなる
ように当該外装箱の起立側面に着脱可能に装着される補
強材を備えたことを特徴とする。
装可能な外装箱を有する外装用具において、断面三角形
状でその一端面が前記外装箱の底面と同一レベルとなる
ように当該外装箱の起立側面に着脱可能に装着される補
強材を備えたことを特徴とする。
【０００８】
【作用】本発明では、縦長で転倒しやすい被包装物を輸
送等する際は、当該被包装物を外装箱に収容した後，断
面三角形状の補強材を当該外装箱の起立側面に結束バン
ド等を用いて装着する。
送等する際は、当該被包装物を外装箱に収容した後，断
面三角形状の補強材を当該外装箱の起立側面に結束バン
ド等を用いて装着する。
【０００９】このように、外装箱に補強材を装着したこ
とにより，被包装物は当該外装箱と補強材の各底面によ
って支持されることになり，外装箱のみの場合よりも支
持面積が増大される。そのため、転倒防止を図ることが
できる。また、外装箱は、横寸法を格別大きくする必要
がなくなるとともに，補強材によって補強されるので材
料強度を格別に増大させる必要はなくなる。そのため、
コスト低減を容易に図ることができる。したがって、転
倒防止およびコスト低減を図ることができる。
とにより，被包装物は当該外装箱と補強材の各底面によ
って支持されることになり，外装箱のみの場合よりも支
持面積が増大される。そのため、転倒防止を図ることが
できる。また、外装箱は、横寸法を格別大きくする必要
がなくなるとともに，補強材によって補強されるので材
料強度を格別に増大させる必要はなくなる。そのため、
コスト低減を容易に図ることができる。したがって、転
倒防止およびコスト低減を図ることができる。
【００１０】また、補強材は外装箱より簡単に取外すこ
とができるので、輸送する際の状況等に応じて形態を最
適とすることができ取扱性の向上を図ることができる。
とができるので、輸送する際の状況等に応じて形態を最
適とすることができ取扱性の向上を図ることができる。
【００１１】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
本実施例に係る外装用具は、図１に示す如く，外装箱１
０と補強材２０とを含み構成されている。
本実施例に係る外装用具は、図１に示す如く，外装箱１
０と補強材２０とを含み構成されている。
【００１２】ここで、外装箱１０は、被包装物（本実施
例では包装袋に収容された塔乗券発行機９）を包装可能
に形成されている。具体的には、外装箱１０は、段ボー
ル製とされており，被包装物（９）の底部を被覆するベ
ースカートン１１とアウタートップカートン１２とを含
み構成されている。なお、被包装物（塔乗券発行機９）
が重量物（重量６０Ｋｇ）であるので，フォーク荷役と
するためにパレット１９が備えられている。また、積上
げ強度を増大するために，被包装物（９）は、補強カー
トン１３，トップカートン１４およびコーナーカートン
１５を介して外装箱１０に収容される。
例では包装袋に収容された塔乗券発行機９）を包装可能
に形成されている。具体的には、外装箱１０は、段ボー
ル製とされており，被包装物（９）の底部を被覆するベ
ースカートン１１とアウタートップカートン１２とを含
み構成されている。なお、被包装物（塔乗券発行機９）
が重量物（重量６０Ｋｇ）であるので，フォーク荷役と
するためにパレット１９が備えられている。また、積上
げ強度を増大するために，被包装物（９）は、補強カー
トン１３，トップカートン１４およびコーナーカートン
１５を介して外装箱１０に収容される。
【００１３】また、補強材２０は、外装箱１０を補強し
かつ被包装物（９）の支持面積を増大させるための手段
である。具体的には、補強材２０は、断面三角形状でそ
の一端面２１が外装箱１０の底面１０ｂと同一レベルと
なるように当該外装箱１０の起立側面１０ａに着脱可能
に装着される構成とされている（図１では外装箱の起立
側面１０ａは１つだけ図示されている。）。本実施例に
おいては、補強材２０は、構造強度が大きくしかも安価
な段ボールにより形成されている。
かつ被包装物（９）の支持面積を増大させるための手段
である。具体的には、補強材２０は、断面三角形状でそ
の一端面２１が外装箱１０の底面１０ｂと同一レベルと
なるように当該外装箱１０の起立側面１０ａに着脱可能
に装着される構成とされている（図１では外装箱の起立
側面１０ａは１つだけ図示されている。）。本実施例に
おいては、補強材２０は、構造強度が大きくしかも安価
な段ボールにより形成されている。
【００１４】次に作用について説明する。縦長で転倒し
やすい被包装物（９）を輸送等する際は、当該被包装物
（９）を外装箱１０に収容した後，補強材２０，２０を
当該外装箱１０の各起立側面１０ａおよびパレット１９
に結束バンド（ＰＰバンド２５）およびジョイント２６
等を用いて装着する。
やすい被包装物（９）を輸送等する際は、当該被包装物
（９）を外装箱１０に収容した後，補強材２０，２０を
当該外装箱１０の各起立側面１０ａおよびパレット１９
に結束バンド（ＰＰバンド２５）およびジョイント２６
等を用いて装着する。
【００１５】このように、外装箱１０に補強材２０を装
着したことにより，被包装物（９）は横寸法Ｄの外装箱
１０と横寸法Ｃの補強材２０の各底面によって支持され
ることになり，外装箱１０のみの場合よりも支持面積が
補強材２０，２０の横寸法Ｃ，Ｃ分だけ増大される。そ
のため、外装箱１０の高さＡが比較的大であっても転倒
防止を図ることができる。また、外装箱１０は、横寸法
Ｄを格別大きくする必要がなくなるとともに，補強材２
０によって補強されるので材料強度を格別に増大させる
必要はなくなる。そのため、積上げ強度を増大させつつ
容易にコスト低減を図ることができる。
着したことにより，被包装物（９）は横寸法Ｄの外装箱
１０と横寸法Ｃの補強材２０の各底面によって支持され
ることになり，外装箱１０のみの場合よりも支持面積が
補強材２０，２０の横寸法Ｃ，Ｃ分だけ増大される。そ
のため、外装箱１０の高さＡが比較的大であっても転倒
防止を図ることができる。また、外装箱１０は、横寸法
Ｄを格別大きくする必要がなくなるとともに，補強材２
０によって補強されるので材料強度を格別に増大させる
必要はなくなる。そのため、積上げ強度を増大させつつ
容易にコスト低減を図ることができる。
【００１６】また、補強材２０は、結束バンド（２５）
およびジョイント２６等を取外すことにより外装箱１０
より簡単に取除くことができるので、輸送する際の状況
等に応じて形態を最適とすることができ取扱性の向上を
図ることができる。例えば、製造メーカーから一次店ま
では、通常，混載便で出荷するので，外装箱１０に補強
材２０，２０を装着したパレット１９付の荷姿で転倒防
止等を図り、二次店以降は通常自家運送するので積載効
率を向上させるためにパレット１９，さらには補強材２
０，２０を取外して輸送することができる。
およびジョイント２６等を取外すことにより外装箱１０
より簡単に取除くことができるので、輸送する際の状況
等に応じて形態を最適とすることができ取扱性の向上を
図ることができる。例えば、製造メーカーから一次店ま
では、通常，混載便で出荷するので，外装箱１０に補強
材２０，２０を装着したパレット１９付の荷姿で転倒防
止等を図り、二次店以降は通常自家運送するので積載効
率を向上させるためにパレット１９，さらには補強材２
０，２０を取外して輸送することができる。
【００１７】なお、補強材２０，２０を装着した外装箱
１０を横置きすると不安定な姿勢になるため運送業者が
横積みしなくなり，この点からも輸送中の被包装物
（９）の損傷が防止される。
１０を横置きすると不安定な姿勢になるため運送業者が
横積みしなくなり，この点からも輸送中の被包装物
（９）の損傷が防止される。
【００１８】しかして、この実施例によれば、断面三角
形状でその一端面２１が外装箱１０の底面１０ｂと同一
レベルとなるように当該外装箱１０の起立側面１０ａに
着脱可能に装着される補強材２０を備えた構成としたの
で、転倒防止およびコスト低限を図ることができ，しか
も取扱性を向上させることができる。
形状でその一端面２１が外装箱１０の底面１０ｂと同一
レベルとなるように当該外装箱１０の起立側面１０ａに
着脱可能に装着される補強材２０を備えた構成としたの
で、転倒防止およびコスト低限を図ることができ，しか
も取扱性を向上させることができる。
【００１９】なお、上記実施例では、被包装物（９）が
重量物であるためパレット１９を備えた構成としたが，
軽量および中重量の被包装物の場合にはパレット１９を
必ずしも備える必要はない。
重量物であるためパレット１９を備えた構成としたが，
軽量および中重量の被包装物の場合にはパレット１９を
必ずしも備える必要はない。
【００２０】
【発明の効果】本発明によれば、断面三角形状でその一
端面が外装箱の底面と同一レベルとなるように当該外装
箱の起立側面に着脱可能に装着される補強材を備えた構
成としたので、転倒防止およびコスト低限を図ることが
でき，しかも取扱性を向上させることができる。
端面が外装箱の底面と同一レベルとなるように当該外装
箱の起立側面に着脱可能に装着される補強材を備えた構
成としたので、転倒防止およびコスト低限を図ることが
でき，しかも取扱性を向上させることができる。
【図１】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図２】一実施例の外観斜視図である。
１０ 外装箱 １０ａ 起立側面 １０ｂ 底面 ２０ 補強材 ２１ 端面
Claims (1)
- 【請求項１】 被包装物を包装可能な外装箱を有する外
装用具において、 断面三角形状でその一端面が前記外装箱の底面と同一レ
ベルとなるように当該外装箱の起立側面に着脱可能に装
着される補強材を備えたことを特徴とする外装用具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5987491A JPH0565160A (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 外装用具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5987491A JPH0565160A (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 外装用具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0565160A true JPH0565160A (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=13125742
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5987491A Pending JPH0565160A (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 外装用具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0565160A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7896159B2 (en) * | 2008-03-28 | 2011-03-01 | Ricoh Company, Ltd. | Packaging container and method |
| CN102001479A (zh) * | 2009-08-28 | 2011-04-06 | 株式会社理光 | 捆包装置 |
| US8256615B2 (en) * | 2009-02-24 | 2012-09-04 | Ricoh Company, Ltd. | Packaging container |
| JP2014122074A (ja) * | 2010-07-06 | 2014-07-03 | Asahi Glass Co Ltd | 板状体搬送方法 |
-
1991
- 1991-03-25 JP JP5987491A patent/JPH0565160A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7896159B2 (en) * | 2008-03-28 | 2011-03-01 | Ricoh Company, Ltd. | Packaging container and method |
| US8256615B2 (en) * | 2009-02-24 | 2012-09-04 | Ricoh Company, Ltd. | Packaging container |
| CN102001479A (zh) * | 2009-08-28 | 2011-04-06 | 株式会社理光 | 捆包装置 |
| JP2014122074A (ja) * | 2010-07-06 | 2014-07-03 | Asahi Glass Co Ltd | 板状体搬送方法 |
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