JPH0564908U - ピックアップ駆動装置 - Google Patents

ピックアップ駆動装置

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JPH0564908U
JPH0564908U JP226592U JP226592U JPH0564908U JP H0564908 U JPH0564908 U JP H0564908U JP 226592 U JP226592 U JP 226592U JP 226592 U JP226592 U JP 226592U JP H0564908 U JPH0564908 U JP H0564908U
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JP
Japan
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pickup
gear
lead screw
motor
disc
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Pending
Application number
JP226592U
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English (en)
Inventor
勉 内野
Original Assignee
ミツミ電機株式会社
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ピックアップをディスクの半径方向の所定の
位置に駆動するリードスクリュータイプのピックアップ
駆動装置に関し、ディスクに傷が有っても、また高速の
シーク動作でも正確に行うことのできるピックアップ駆
動装置を提供する。 【構成】 歯車12,13,14はフィードモータ4に
より回転駆動され、リードスクリュー7は歯車14の回
転とともに回転する。ピックアップ1はリードスクリュ
ー7と係合する係合部10を有し、リードスクリュー7
の回転によりディスク8の半径方向に移動する。検出手
段16(ホトインタラプタ)は歯車14の回転量を検出
し、この検出信号に応じた距離だけピックアップ1が移
動するよう制御手段17によりフィードモータ4が制御
される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はピックアップ駆動装置に係り、特にピックアップをディスクの半径方 向の所定の位置に駆動するリードスクリュータイプのピックアップ駆動装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来のCD(Compact Disc)プレーヤ等のピックアップ駆動装置では、以下のよ うに光ピックアップを駆動制御することにより、レーザビームをディスクの所望 のトラックに照射している。まず、トラック引込みとトラッキングをした後目標 のトラックとの差に応じただけ光ピックアップを移動するシーク動作を行い、着 地した場所で再びトラック引込みとトラッキングをしてアドレスを読み取る。
【0003】 目標アドレスでない場合には再度目標アドレスに到達するための動作、トラッ クジャンプまたはステップジャンプを行う。ステップジャンプは、レーザビーム を1トラック移動させてはトラック引込みを行い、トラッキングが安定すると次 のトラックに移動して目標のトラックに到達する動作である。トラックジャンプ は、RF信号より得たトラッキングエラー信号をカウントして連続的にビームを 移動して目標トラックに到達する動作である。
【0004】 ところで、シーク動作では、RF信号をたとえばエンベロープ検波して波形整 形して得たミラー信号をカウントすることにより、目標とするトラックに到達す るよう光ピックアップが制御される。ミラー信号は、ディスクよりの拡散光のエ ネルギの大小に応じてハイレベルまたはローレベルとなる2値信号であり、レー ザビームがピット上にあるときはローレベル、トラック間のミラー面にあるとき はハイレベルとされる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら従来のピックアップ駆動装置によりシーク動作を行う場合には、 上記のとおりRF信号から得たミラー信号をカウントしているために、正確にト ラック数をカウント出来ない問題がある。
【0006】 すなわち、ミラー信号はディスクのミラー面に傷が有った場合にもローレベル となることがあり、またモータ等の雑音がのりやすく余り信頼性の高い信号では ないうえ、ミラー信号を生成するRF信号処理回路の応答性の問題により、ミラ ー信号の最大動作周波数は30kHz 程度が一般的である。よって、ディスクに傷 がある場合や、特に高速のシーク動作の際には所望の位置にシークできない欠点 があった。
【0007】 上記の問題に鑑み本考案では、ディスクに傷が有っても、また高速のシーク動 作でも正確に行うことのできるピックアップ駆動装置を提供することを目的とす る。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、以下のとおり構成することにより解決される。
【0009】 すなわち、モータと、モータにより回転駆動される歯車と、歯車の回転により 回転駆動されるリードスクリューと、リードスクリューに係合する係合部を有し リードスクリューの回転によりディスクの半径方向に移動するピックアップとを 具備したピックアップ駆動装置において、 歯車の回転量を検出する検出手段と、ピックアップを検出手段よりの検出信号 に応じた距離だけ移動させてピックアップがディスク上の所定の位置に位置する ようモータを駆動制御する制御手段とを設けて構成した。
【0010】
【作用】
上記構成の本考案によれば、モータを回転駆動するとモータの回転は歯車を介 してリードスクリューに伝達され、ピックアップはディスクの半径方向に移動す る。ここで、歯車の回転量を検出する検出手段を設け、この検出手段の検出信号 に応じた距離だけピックアップを移動させるようモータを制御手段により駆動制 御することにより、ピックアップはディスク上の所定の位置に位置するよう作用 する。
【0011】
【実施例】
図1(A)は本考案の一実施例の平面図、図1(B)は本考案の一実施例の側面 図である。同図中、1は光ピックアップ、2はピックアップシャーシ、3はディ スク駆動用のスピンドルモータ、4はピックアップ駆動用のフィードモータであ る。
【0012】 光ピックアップ1の内部にはレーザダイオード、対物レンズ用アクチュエータ 等が収納されており、これらを駆動制御する信号が供給されている。光ピックア ップ1は両側をガイドシャフト6とリードスクリュー7とに案内され、DCブラ シモータからなるフィードモータ4に駆動されてディスク8の半径方向に移動す る。
【0013】 すなわち、フィードモータ4の回転駆動力は、減速機構9を介してリードスク リュー7に伝達される。リードスクリュー7は光ピックアップ1の係合部10に 係合しており、これにより、光ピックアップ1はフィードモータ4の回転に応じ てディスク8の半径方向に駆動される。
【0014】 減速機構9は、フィードモータ4のシャフト11に固着された歯車12と、歯 車12と螺合するアイドル歯車13と、アイドル歯車13と螺合しリードスクリ ュー7と固着された歯車14とから構成されている。この減速機構9によりフィ ードモータ4の回転速度を減速させ、リードスクリュー7の回転駆動力を増して いる。
【0015】 フィードモータ4の上部には基板15がピックアップシャーシ2と略平行に配 設され、基板15の下面には検出手段であるホトインタラプタ16が配設されて いる。ホトインタラプタ16よりの検出信号は制御手段17に供給され、制御手 段17はこれによりフィードモータ4を駆動し、光ピックアップ1をディスクの 半径方向の所定の位置に制御する。
【0016】 図2(A)は本考案の一実施例の要部を拡大して示す正面図、図2(B)は本 考案の一実施例の要部を拡大して示す側面図、図3(A)はホトインタラプタ1 6の縦断面図、図3(A)はホトインタラプタ16の内部結線図である。
【0017】 各図に示すとおり、ホトインタラプタ16は略直方体形状の黒色エポキシ樹脂 に4本の端子161,…164 が配設されてなり、発光部18と受光部19の間に 空隙部20を有している。発光部18は端子161,162 に接続されたガリウム 砒素(GaAs)赤外発光ダイオード18aが、受光部19は端子163,164 に接続 されたシリコン(Si)ホトトランジスタ19aが、夫々透明エポキシ樹脂21によ りモールドされ形成されている。ガリウム砒素(GaAs)赤外発光ダイオード18a は、高出力・高寿命であることで知られている。
【0018】 歯車14が回転した時に、発光部18よりの赤外線IRは歯車14の歯に遮ら れたり、歯車14の歯溝部分を通過して受光部19に達したりするような位置に ホトインタラプタ16は配設されている。すなわち、図2(A)において歯車1 4が実線で示す位置にある時は赤外線IRは破線Iで示す歯に遮られて受光部1 9に達しないが、破線IIで示す位置にある時は赤外線IRは歯車14の歯溝部 分を通過して受光部19に到達する。
【0019】 これにより、端子161 には、受光部19に到達した赤外線IRの光量に応じ てレベルが変化するアナログの検出信号が得られる。この検出信号は、リードス クリュー7の回転数に対して歯車14の歯数倍の回数だけレベルが周期的に変化 する信号となる。
【0020】 リードスクリュー7のスクリューピッチを0.7mm、歯車14の歯数を30枚 とすれば、リードスクリュー1回転につき光ピックアップ1は0.7mm移動する から、歯車14の歯と歯溝が夫々1回ホトインタラプタ16の空隙部20を通過 する間にリードスクリュー7が移動する距離は、 (0.7/30)=23.3μm コンパクトディスクのトラックピッチは1.6μmであるから、検出信号の分解 能は、 (23.3/1.6)=14.6μm となる。
【0021】 この様にして得た検出信号は、リードスクリュー7のスクリューピッチと歯車 14の歯数に応じてレベルが変化するものであり、ディスクの傷の影響を受ける ことがない。また、ホトトランジスタ19aにより光量の変化を検出しておりミ ラー信号の様な複雑な信号処理は必要でないため、モータ等の雑音がのることも なく、分解能の点ではミラー信号に劣るものの、トラック数に対する信頼性の点 ではミラー信号より優れている。
【0022】 図4は本考案の一実施例の制御手段17のブロック図である。
【0023】 同図において、CPU24に所望のトラックを示すシーク信号が入力されると 、CPU24は現在のアドレスより光ピックアップ1の移動距離を演算すると共 にフィードモータ4を回転駆動するよう制御回路25を制御する。フィードモー タ4が回転して歯車12,13,14が回転すると、ホトインタラプタ16は前述の 如く検出信号を出力する。この検出信号は波形整形回路22により整形されて2 値信号とされた後、増幅回路23により増幅され所定レベルとされてCPU24 に供給される。
【0024】 CPU24は、この検出信号を計数して光ピックアップ1の移動距離を演算し つつ、光ピックアップ1がディスクの所定の位置に位置するよう制御回路25を 制御し、フィードモータ4が回転駆動される。なお、フィードモータ4の速度が 光ピックアップ1が所定位置となった時に零となるよう、CPU24により光ピ ックアップ1の慣性も考慮して移動距離にオーバーシュートを生じないように速 度制御することが考えられる。
【0025】 本実施例によれば、上記した如く検出信号の信頼性が高く、高速のシークにお いても所望のトラックをシークすることができる。
【0026】
【考案の効果】
上述の如く本考案によれば、歯車の回転量を検出する検出手段の検出信号に応 じた距離だけピックアップが駆動されてディスク上の所定の位置に位置するよう 制御されるため、ピックアップの移動距離はディスクの傷の影響を受けることな く、また検出信号は高速応答性の悪いRF信号処理の必要が無いため、ピックア ップを高速で駆動制御できる特長がある。。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の二面図である。
【図2】本考案の一実施例の要部の二面図である。
【図3】本考案の一実施例に適用されるホトインタラプ
タの構成図である。
【図4】本考案の一実施例のブロック図である。
【符号の説明】
1 光ピックアップ(ピックアップ) 4 フィードモータ(モータ) 7 リードスクリュー 10 係合部 12,13,14 歯車 16 ホトインタラプタ(検出手段) 17 制御手段 18 発光部 18a 赤外発光ダイオード 19 受光部 19a ホトトランジスタ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータと、 該モータにより回転駆動される歯車と、 該歯車の回転により回転駆動されるリードスクリュー
    と、 該リードスクリューに係合する係合部を有し、該リード
    スクリューの回転によりディスクの半径方向に移動する
    ピックアップとを具備したピックアップ駆動装置におい
    て、 前記歯車の回転量を検出する検出手段と、 前記ピックアップを該検出手段よりの検出信号に応じた
    距離だけ移動させて前記ピックアップが前記ディスク上
    の所定の位置に位置するよう、前記モータを駆動制御す
    る制御手段とを具備してなるピックアップ駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は発光部と受光部とよりな
    り、前記歯車が回転すると該発光部より該受光部に照射
    される光ビームが前記歯車の歯によって所定時間遮ら
    れ、該受光部の出力検出信号レベルが該所定時間減少す
    るよう構成されてなる請求項1記載のピックアップ駆動
    装置。
JP226592U 1992-01-24 1992-01-24 ピックアップ駆動装置 Pending JPH0564908U (ja)

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JPH0564908U true JPH0564908U (ja) 1993-08-27

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JP226592U Pending JPH0564908U (ja) 1992-01-24 1992-01-24 ピックアップ駆動装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0196881A (ja) * 1987-10-07 1989-04-14 Sony Corp ディスク駆動装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0196881A (ja) * 1987-10-07 1989-04-14 Sony Corp ディスク駆動装置

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