JPH0564413A - リニアアクチユエータ - Google Patents

リニアアクチユエータ

Info

Publication number
JPH0564413A
JPH0564413A JP22004891A JP22004891A JPH0564413A JP H0564413 A JPH0564413 A JP H0564413A JP 22004891 A JP22004891 A JP 22004891A JP 22004891 A JP22004891 A JP 22004891A JP H0564413 A JPH0564413 A JP H0564413A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnets
linear
moving
movable
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22004891A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Isobe
文夫 礒部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Copal Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Copal Corp filed Critical Nidec Copal Corp
Priority to JP22004891A priority Critical patent/JPH0564413A/ja
Publication of JPH0564413A publication Critical patent/JPH0564413A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Linear Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 順次N極とS極とが交互に並設された第1磁
石列1と、これと対称な第2磁石列2との間に可動コイ
ル31・32を有する可動子3を配した。可動コイル3
1・32には各々移動方向に対して垂直な直線部31a
・31b及び32a・32bが設けられており、この直
線部31aと31bとの間隔及び32aと・32bとの
間隔は、共に磁石11〜14の並設ピッチと同一であ
り、従って、図1に示す始動位置では、直線部31a・
31b及び32a・32bは各々上記磁石11〜14の
各々の左端部近傍位置と対向する。 【効果】 可動子3の移動範囲内では1個の磁石が形成
する一様な磁界中を可動コイルの直線部が横切ることに
なるので、可動子3の移動位置の如何にかかわらず可動
子3に作用する駆動力が変化しないと同時に、推力方向
以外の力を抑制している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動製図機等に用いら
れるペン等の筆記具を紙面垂直方向に駆動するリニアア
クチュエータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動製図機等では紙面に対して平行に可
動自在なペン等の筆記具を備えており、筆記具を所定の
軌跡で駆動することにより紙面に図面等を描くように構
成されている。ところで、筆記具は常時紙面に当接して
いたのでは所望する図面が描けないので、所望のタイミ
ングで筆記具を紙面垂直方向に駆動し、必要時のみ筆記
具を紙面に当接させるリニアアクチュエータが設けられ
ている。
【0003】このような従来のリニアアクチュエータと
して、例えば実開平3−40876号公報に記載のもの
が知られている。このものは、円筒状のセンターヨーク
を挟持する上下2つの固定磁石と、このセンターヨーク
の外周面に対向するアウターヨークとを備え、このセン
ターヨークとアウターヨークの間の空隙に軸方向に移動
自在な可動コイルを配設した、いわゆるボイスコイル型
のリニアアクチュエータが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のリニアアク
チュエータでは、可動コイルの移動に伴い、可動コイル
の内のセンターヨークと対向する部分が減少するため、
いわゆるストロークリニアリティが劣化するという問題
がある。もっとも、可動コイルが移動しても、センター
ヨークと対向する部分が減少しないようにするために
は、センターヨークの軸方向長さを延長するか、あるい
は可動コイルの軸方向長さを短縮するかすればよい。し
かし、いずれの場合も可動コイルに作用する磁束密度が
減少するので推力が低下し、共に適切な対策にはなり得
ない。
【0005】本発明は上記の問題点に鑑み、高推力、か
つストロークリニアリティの優れたリニアアクチュエー
タを提供することをその目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、所定間隔を存して互いに平行に保持された
1対の直線部を有して、直線部の並設方向に移動自在な
可動コイルと、可動コイルの移動方向に沿って、直線部
のピッチと同一ピッチで並設され、上記1対の直線部の
各々と対向する1対の磁石からなる固定子と、可動コイ
ルへの直流電流の供給により一方の直線部と一方の磁石
とが対向する範囲内において可動コイルを移動させる駆
動手段とを備えることを特徴とする。
【0007】この場合、可動コイルと固定子とを少なく
とも2組設け、駆動手段で各可動コイルを別個に制御し
得るように構成することが好ましい。また、並設された
各直線部の位相差が180°であることが好ましい。
【0008】
【作用】請求項1の発明によれば、可動子の移動範囲内
では1個の磁石が形成する一様な磁界中を可動コイルの
直線部が横切ることになるので、可動子の移動位置の如
何にかかわらず可動子に作用する推力が変化しない。ま
た同時に、可動コイルを磁石の平面に近接配置できるの
で、推力方向以外の力を抑制することができ、磁束密度
も多く取れるため高推力となる。
【0009】また、請求項2の発明によれば、この様な
ストロークリニアリティの優れたリニアアクチュエータ
の出力を、各コイルの作動状態を変更することにより調
節することができる。
【0010】
【実施例】図1および図2に基づいて、本発明の一実施
例に係るリニアアクチュエータについて説明する。図1
はリニアアクチュエータの構造を示す構造図であり、図
2はその横断断面図である。
【0011】両図に示すように、符号1は第1磁石列で
あり、第1磁石列の各磁石11〜14は図において、左
側より順次N極とS極とを互い違いにした状態で並設さ
れている。また、第1磁石列1の下方には、第1磁石列
1に対して間隔を存して対向させた第2磁石列2が配置
されている。第1磁石列1に対し第2磁石2は対称に配
設されている。ただし、第2磁石2の各磁石21〜24
の極性は、各対向する第1磁石列1の磁石11〜14の
極性と互いに相違するように並設されている。これら第
1磁石列1と第2磁石2との間には可動コイル31・3
2を有する可動子3が、2本のガイドレール33・34
によって磁石11〜14の並設方向に移動自在に保持さ
れている。可動コイル31・32には各々移動方向に対
して垂直な直線部31a・31b及び32a・32bが
設けられており、直線部31aと31bとの間隔及び3
2aと・32bとの間隔は共に磁石11〜14の並設ピ
ッチと同一であり、従って、図1に示す始動位置では、
直線部31a・31b及び32a・32bは各々磁石1
1〜14の各々の左端部近傍位置と対向することにな
る。
【0012】この状態において、駆動装置5から可動コ
イル31・32に対して各々図1における反時計方向の
電流を供給すると、各可動コイル31・32は磁石11
〜14及び21〜24が形成する磁界から電磁力の作用
を受け、可動子3は図1における右方向へと移動するこ
とになる。そして、各直線部31a・31b及び32a
・32bが各対向する磁石11〜14の右端部まで移動
すると、次の磁石の領域に各直線部が侵入する前にスト
ッパ6に当接して可動子3の移動は停止する。そして、
各可動コイル31・32への通電方向を反転させれば可
動子3は左方向へと移動し図1に示す始動位置まで移動
して停止する。この様に、可動子3の移動範囲内では各
直線部31a・31b及び32a・32bに作用する磁
界の強度は一様であるため各可動コイル31・32に作
用する電磁力は可動子3の移動にかかわらず一定の大き
さとなり、従ってストロークリニアリティの優れた特性
が得られる。
【0013】また、可動コイル31・32の双方に通電
する場合に対していずれか一方の可動コイルに通電する
ことにより推力を半分に調節することができ、更に、可
動コイル31・32の巻数を相違させるか、あるいは通
電電流を相違させることにより、推力をより精密に調節
することができ、容易にアクチュエータの力定数を変更
するということが可能である。
【0014】尚、可動子3は軽量化のため合成樹脂もし
くはアルミニウムにて形成し、可動コイル31・32は
可動子3の成形時に一体として鋳込むか、可動子3にコ
イルの外形状に開設した穴に埋め込んで接着するかして
可動子3に取り付け、可動子3の上下面にコイルが突出
しないように構成している。また、可動コイルは2個に
限定されるものではなく取り付けスペースが許容するな
ら更に可動コイルを追加してもよく、更に、可動子3に
例えば光線反射型の非接触式位置センサを取り付け、所
望する位置まで可動子3が移動すると通電方向を反転さ
せ、可動子3を停止、反転移動もしくは微少位置サーボ
をかけるように構成してもよい。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、可動コイルの移動に関係なく可動コイルに作用する
推力以外の力を抑制することにより推力の脈動を抑制
し、高推力かつストロークリニアリティに優れ、また、
アクチュエータの力定数を調節することのできるリニア
アクチュエータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るリニアアクチュエータ
の構造を示す構造図である。
【図2】図1の横方向に切断した横断断面図である。
【符号の説明】
1…第1磁石列 2…第2磁石列 3…可動子 5…駆動装置 6…ストッパ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔を存して互いに平行に保持され
    た1対の直線部を有して、当該直線部の並設方向に移動
    自在な可動コイルと、 当該可動コイルの移動方向に沿って、前記直線部のピッ
    チと同一ピッチで並設され、前記1対の直線部の各々と
    対向する1対の磁石からなる固定子と、 前記可動コイルへの直流電流の供給により一方の直線部
    と一方の磁石とが対向する範囲内において、前記可動コ
    イルを移動させる駆動手段とを備えることを特徴とする
    リニアアクチュエータ。
  2. 【請求項2】 前記可動コイルと前記固定子とを少なく
    とも2組設け、前記駆動手段で各可動コイルを別個に制
    御し得るように構成したことを特徴とする請求項1に記
    載のリニアアクチュエータ。
  3. 【請求項3】 並設された前記各直線部の位相差が18
    0°であることを特徴とする請求項2に記載のリニアア
    クチュエータ。
JP22004891A 1991-08-30 1991-08-30 リニアアクチユエータ Pending JPH0564413A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22004891A JPH0564413A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 リニアアクチユエータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22004891A JPH0564413A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 リニアアクチユエータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0564413A true JPH0564413A (ja) 1993-03-12

Family

ID=16745113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22004891A Pending JPH0564413A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 リニアアクチユエータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0564413A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8991161B2 (en) 2007-12-15 2015-03-31 Umicore Ag & Co. Kg DeNOx of diesel engine exhaust gases using a temperature-controlled precatalyst for providing NO2 in accordance with the requirements
CN114509907A (zh) * 2020-10-29 2022-05-17 中强光电股份有限公司 致动装置及其操作方法与投影机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8991161B2 (en) 2007-12-15 2015-03-31 Umicore Ag & Co. Kg DeNOx of diesel engine exhaust gases using a temperature-controlled precatalyst for providing NO2 in accordance with the requirements
CN114509907A (zh) * 2020-10-29 2022-05-17 中强光电股份有限公司 致动装置及其操作方法与投影机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4318038A (en) Moving-coil linear motor
KR100443590B1 (ko) 리니어모터 및 그 제조방법
US5955798A (en) Linear motor
US20090302693A1 (en) Linear Motor
US7498700B2 (en) Linear drive system
JPS6318431B2 (ja)
JPH0564413A (ja) リニアアクチユエータ
EP0353074B1 (en) Step linear actuator
US20090015077A1 (en) Linear motor
JP2785406B2 (ja) リニアサーボモータ
JP2002096233A (ja) リニアスライダ
US20090026848A1 (en) Linear motor
JP4522674B2 (ja) 小型スライド装置
JPH0116385Y2 (ja)
JP2782830B2 (ja) リニアサーボモータ
JPS5926791Y2 (ja) リニアモ−タ
JP3803193B2 (ja) リニアモータ
JPH0956135A (ja) リニア直流モータ
JPH1080121A (ja) リニアアクチュエータ
JP2533675Y2 (ja) リニアアクチュエータ
JPH0119587Y2 (ja)
JP3204504B2 (ja) 可動コイル型リニアモータ
JP2580884Y2 (ja) リニアソレノイド
JPH0549229A (ja) リニアモータ
JPH03218251A (ja) 直流ブラシレスリニアモータ