JPH056420A - 侵入監視装置 - Google Patents

侵入監視装置

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Publication number
JPH056420A
JPH056420A JP15631391A JP15631391A JPH056420A JP H056420 A JPH056420 A JP H056420A JP 15631391 A JP15631391 A JP 15631391A JP 15631391 A JP15631391 A JP 15631391A JP H056420 A JPH056420 A JP H056420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intruder
signal output
intrusion
output unit
alarm
Prior art date
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Pending
Application number
JP15631391A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yoshikawa
寛 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP15631391A priority Critical patent/JPH056420A/ja
Publication of JPH056420A publication Critical patent/JPH056420A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誤報の可能性が高い場合には威嚇信号だけを
出力し、監視員に対して警報を出力せず、侵入者の可能
性が高い場合に監視員への警報を出力することで、監視
員への負担を減らし、誤報かも知れない場合には威嚇信
号だけは出力し失報を無くす様な、信頼性の高い侵入監
視装置を得る。 【構成】 画像変化が侵入者らしいかどうかを画像変化
部の特徴量を求める特徴量抽出部と、それにより侵入者
らしいかどうかを判断する判断処理部と、侵入者らしく
ないが危ない場合にはそれに対して威嚇する威嚇信号出
力部とを設ける。 【効果】 誤報に対して、監視員がいちいち確認する手
間がなく、しかもそれが真の侵入者の場合にも、威嚇す
ることで侵入動作を断念させ、失報を無くす信頼性の高
い侵入監視装置が得られた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタル画像処理
を用いて、不許可侵入者や不注意侵入者の有無を検知し
警報を発報する侵入監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、例えば第32回情報処理学会全
国大会論文集(昭和61年前期、P.P.2043−2
044)に示された従来の侵入監視装置の構成を示すブ
ロック図である。図において、1はカメラ、2はこのカ
メラ1から送られてくるアナログ映像信号をディジタル
画像データ(以下画像データという)に変換するA/D
変換器、3は画像データを背景画像として記憶する背景
メモリ、4は該背景画像と新たに入力された画像データ
との差分を計算する差分処理部、5は差分処理部4の出
力をある閾値で2値化する2値化処理部、9は2値化処
理部5から出力される2値画像データを処理して侵入者
の有無を判断する判断処理部、10は判断の結果侵入者
があったと認められた場合に警報を発報する警報出力部
である。
【0003】次に動作について説明する。カメラ1によ
って撮影された画像はアナログ映像信号としてA/D変
換器2へ入力され、A/D変換器2は該映像信号をディ
ジタル化し画像データに変換する。背景メモリ3は該画
像データを背景画像データとして記憶しておく。差分処
理部4では該背景画像データと順次入力される画像デー
タとの差分処理を各画素対応にて行う。2値化処理部5
は差分処理部4の出力を、予め設定されている閾値で2
値化する。判断処理部9は2値化処理部5から送出され
る2値画像データに対して例えば、変化領域の面積を求
め、(その画素数をカウント)、その大きさにより侵入
者の有無を判断する。警報出力部10では、判断処理部
9により侵入者があったと判断された場合に警報を発報
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の侵入監視装置は
以上のように構成されているので、画像中で木の枝が風
で揺れた場合や単なる通行人がいても、画像変化として
検出してしまい、誤って侵入者が有ったものと判断し誤
警報を発報するなどの問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、誤報らしい場合には監視員に警
報を知らせずに威嚇信号出力部だけを動作させ、これが
誤報の場合には監視員に負担をかける事無く、真に侵入
者がいた場合にも威嚇信号出力部により侵入者の侵入動
作をあきらめさせるという様な信頼性の高い侵入監視装
置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る侵入監視
装置は、画像の変化領域の特徴量を求める特徴量抽出処
理部と、警備員に対して警報を知らせる警報出力部の他
に侵入者に対して警報を発報する威嚇信号出力部と、画
像変化の特徴量によって威嚇信号出力部だけを動作させ
るか警報出力部も動作させるかを判断し警報を発報する
判断処理部とを設けたものである。
【0007】また、威嚇信号出力部がスポットライトの
ような場合には、侵入者による画像変化の位置を求める
侵入位置計算部と、その位置に向くように威嚇信号出力
部の向きを変える姿勢制御部とを設ける。
【0008】また、侵入者に対して威嚇する威嚇信号出
力部だけでなく、侵入者の侵入したという証拠を残すた
めにカラーカメラとVTRの様な画像録画装置とを設け
る。
【0009】
【作用】この発明における特徴量抽出処理部は、画像変
化が侵入者らしいものかどうかを調べる。判断処理部で
は、該結果によって侵入者に対して威嚇する威嚇信号出
力部だけを動作させるか、監視員に対して警報を知らせ
る警報出力部も動作せるかを判断し、各装置を動作させ
る。威嚇信号出力部は、真の侵入者に対しては威嚇し侵
入をあきらめさせる。
【0010】また、侵入位置計算部では画像変化のあっ
た位置を計算し、姿勢制御部で威嚇信号出力部が該侵入
のあった位置に向くように威嚇信号出力部の向きを変え
る。さらに侵入者が移動しても、威嚇信号出力部を侵入
者の動きに追従させる。
【0011】また、カラーカメラは侵入者がどのような
者であるかのより多くの情報を提供するし、画像録画装
置は侵入者が侵入したという証拠を残すものである。
【0012】
【実施例】
実施例1.図1は、本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図であり、1〜5及び9、10は前記従来装置と全
く同一のものである。6は2値化処理部5から送出され
る2値画像データに対して、その面積や移動速度等の特
徴量を抽出する特徴量抽出処理部、30は侵入者に対し
てスポットライトを当てたり、サイレンを鳴らしたり、
注意を促すようなアナウンスを流したりして威嚇し、侵
入をあきららめさせる威嚇信号出力部である。
【0013】次に動作について説明する。カメラ1によ
って撮影されたアナログ映像信号が各種処理され、2値
化処理部5により2値画像データを得るところまでは従
来装置と同様である。該2値画像データに対して特徴量
抽出部6により、変化画像の面積や移動速度などを求め
る。判断処理部9では特徴量抽出部6より出力された特
徴量により威嚇信号出力部30だけを動作させるか、警
報出力部10も動作させるかを決めて、各装置を動作さ
せる。警報出力部10は監視員に対して侵入があること
を伝えるために警報を発報し、威嚇信号出力部30は侵
入者に対して、威嚇し侵入動作をやめるようにするもの
である。
【0014】例えば特徴量抽出処理部6で得られる特徴
量のうち、面積が侵入者らしいがその移動速度が侵入者
らしくないと判断処理部9で判断した場合には、警報出
力部10は動作させず、威嚇信号出力部30のみを動作
させる。移動速度も侵入者らしいと判断した場合には警
報出力部10と威嚇信号出力部30の両方を動作させ
る。
【0015】実施例2.図2は、威嚇信号出力部30
を、例えばスポットライトで構成した場合で、この時侵
入位置計算部31により異常のあった場所を求め、姿勢
制御部32により威嚇信号出力部30の向きを異常のあ
った場所に向けて威嚇する。
【0016】実施例3.図3は、威嚇信号出力部の他に
カラーカメラ33とVTRなどの画像録画装置34を設
けたもので、侵入者のより詳しい画像をカラーカメラ3
3により撮像し、その画像を画像録画装置34により記
憶するものとした例である。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば画像変
化の原因が侵入者らしいかどうかのレベルにより、監視
員にまで警報を発報し知らせるか、侵入者に対して威嚇
し侵入をあきらめさせるかを行っているので、信頼性の
高い侵入監視装置を得られる効果がある。また、真の侵
入者は紛らわしく侵入しようとするため、変化検出が行
いにくいが、少しの変化が有っても威嚇信号を発報する
ので高性能な侵入監視装置が得られる。
【0018】また、夜間の監視においては、侵入者に判
らずに監視したい場合がある。この場合、赤外線カメラ
などを使い、強制的に照明をせずに行う。この時にも同
様に画像の変化を検知し、威嚇信号を発報させると、誤
報に対しては監視員を起こさずに済むし、真の侵入者に
対しては威嚇をもって侵入を断念させる効果がある。こ
のときには、威嚇信号はサイレンなどの音声よりは光線
を使う事で、回りに迷惑のかからない効果がある。光線
もできるだけスポット的なものを使うのが良い。また、
これを侵入者の位置に対して照射する事で威嚇の効果が
増大するし、侵入者が動けばこれに追従しスポットライ
トを動かして照射する事でさらに威嚇効果が増大する。
【0019】また、侵入者を白黒カメラだけで捕らえる
よりカラーカメラで捕らえることにより着ている服色が
わかり、また、これをVTRで記録することにより侵入
のあった証拠を残すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】この発明の実施例2の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】この発明の実施例3の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】従来の侵入監視装置の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
6 特徴量抽出処理部 9 判断処理部 30 威嚇信号出力部 31 侵入位置計算部 32 姿勢制御部 33 TVカメラ 34 画像録画装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予めメモリに記憶された侵入監視区域の
    背景画像データと、順次入力されてくる侵入監視区域の
    画像データとの差分を計算して、両画像間の変化の有無
    より侵入発生を判定し、侵入があったと判断した場合に
    監視員に対して警報を発報する侵入監視装置において、
    画像変化の特徴量(面積や移動速度)を求める特徴量抽
    出処理部と、侵入者を威嚇するサイレンなどの威嚇信号
    出力部と、抽出した特徴量によって威嚇信号出力部だけ
    を動作させるか警報出力部も動作させるかを判断する判
    断処理部とを備えたことを特徴とする侵入監視装置。
  2. 【請求項2】 特に夜間に赤外線カメラなどを使用する
    侵入監視装置において、侵入者を威嚇する威嚇信号出力
    部にスポットライトを用いた場合、威嚇信号出力部と、
    侵入者の画面上での侵入位置を求める侵入位置計算部
    と、その侵入位置に威嚇信号出力部の向きを変える威嚇
    信号出力部の姿勢制御部とを備えたことを特徴とする請
    求項1記載の侵入監視装置。
  3. 【請求項3】 赤外線カメラの他に、カラーカメラなど
    の通常のTVカメラと、VTRなどの画像録画装置とを
    備えたことを特徴とする請求項2記載の侵入監視装置。
JP15631391A 1991-06-27 1991-06-27 侵入監視装置 Pending JPH056420A (ja)

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JP15631391A JPH056420A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 侵入監視装置

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JP15631391A JPH056420A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 侵入監視装置

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JPH056420A true JPH056420A (ja) 1993-01-14

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ID=15625073

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JP15631391A Pending JPH056420A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 侵入監視装置

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JP (1) JPH056420A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001309263A (ja) * 2000-04-26 2001-11-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 映像内オブジェクトの状態に応じた関連アクション提供方法及びその提供装置並びに前記方法のプログラムを記録した記録媒体
US6996275B2 (en) 2001-09-10 2006-02-07 Fujitsu Limited Image control apparatus
JP2006277639A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Secom Co Ltd 画像センサ及び監視装置
JP2006338187A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Secom Co Ltd 監視装置
US8810654B2 (en) 2005-11-04 2014-08-19 Canon Kabushiki Kaisha Image pickup apparatus, control method therefor, and program for implementing the method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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