JPH0562824U - 精密秤 - Google Patents

精密秤

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Publication number
JPH0562824U
JPH0562824U JP330792U JP330792U JPH0562824U JP H0562824 U JPH0562824 U JP H0562824U JP 330792 U JP330792 U JP 330792U JP 330792 U JP330792 U JP 330792U JP H0562824 U JPH0562824 U JP H0562824U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
frame
knob
doors
frame body
Prior art date
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Pending
Application number
JP330792U
Other languages
English (en)
Inventor
晟 河本
一夫 西林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP330792U priority Critical patent/JPH0562824U/ja
Publication of JPH0562824U publication Critical patent/JPH0562824U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 風防扉を備えた精密秤において、上面、右側
面、左側面、各々の扉を単独にまたは任意の組み合わせ
において一度に扉を開閉できる精密秤を提供する。 【構成】 この精密秤は、秤量室1を外部より仕切る形
で前後に移動可能な各部扉を備えており、また秤量室1
を囲み、前後に移動可能な枠体2を備え、各部扉と枠体
は分離接続自在なようにノブ8を備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、試料の測定時に風の影響により正確な測定が行えなくなることを防 止するために開閉可能な扉を有する精密秤に関する。
【0002】
【従来の技術】
精密秤において試料を測定する際には、風の影響が無視できないために風防扉 を設けたものが使用されている。この種の精密秤は、秤量皿と、秤量皿の全体を 包囲する秤量室と、固定したフロントガラスと、各側部と上部に移動可能な扉等 を有している。そして試料を秤量皿に載せるときには、必要な部分の扉を移動さ せて、秤量室内の秤量皿上に載置し、扉を閉めて測定を行っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、測定はその測定対象によって上面のみ開けたいときや、側面の み開けたいときがある。また上面と側面あるいは、両側面、さらには上面と両側 面のすべてを開ける必要が起きる場合がある。この場合に何度も各扉を開けたり 、閉めたりすることは煩雑である。
【0004】 本考案は、簡単な構造で開閉したい扉のみを一度に開閉できるようにした精密 秤を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は秤量室の周囲の上部、両側部には、前 後に移動可能な扉を備え、前記秤量室の外周を囲み、前後に移動可能な枠体を備 え、その各扉と枠体とは分離接続が自在となるような手段とを備えている。
【0006】
【作用】
秤量室の周囲を囲む上面扉及び両側面扉は、前後に移動可能となっており、ま た前記秤量室の外周を囲み、前後に移動可能な枠体を備えており、しかもこの枠 体と各部扉は分離接続が自在なために、開閉したい扉だけを枠体に接続し、この 枠体を前後に移動させれば簡単に必要な扉を一度に開閉し得るものである。
【0007】
【実施例】
本考案の実施例を以下、図面に基づいて説明する。図1は本考案の一実施例に よる精密秤の斜視図である。
【0008】 測定する試料を載置する秤量皿7の周囲を囲むようにして立方体形状の秤量室 1が形成されており、この秤量室1を外部から仕切るようにして、正面ガラス6 、上面扉3、左側面扉4、右側面扉5が設けられている。上面扉3、左側面扉4 、及び右側面扉5はガイド溝9に沿って前後に移動可能なものとなっている。ま たこの精密秤の正面には測定試料の重量等を表示する表示器10を備え、測定開 始指令、リセット、その他必要な処理を行うためにスイッチ11を備えている。 この図は上面扉3と右側面扉5が少し開いた状態を示している。通常各部扉は中 の状態が見え易いようにガラス等で構成されている。
【0009】 上面扉3、左側面扉4、右側面扉5の外側には、秤量室1の外周を囲むように して、枠体2が取り付けられている。この枠体2は適当なガイド等(図示せず) により前後方向に移動できるようになっている。枠体2は、枠体基部13とノブ 8で構成されている。ノブ8は上面扉3、左側面扉4、右側面扉5の各部扉に対 応した位置に各々取り付けられている。
【0010】 図2〜図4は各部扉と枠体2のノブ8との分離接続に係る構造を示し、図2、 図3は側方からみた状態を図4は上方からみた状態を示している。図1では枠体 2の後方に隠れて図示されていないが、上面扉3、左側面扉4、右側面扉5の各 部扉には突起14が形成されており、この突起14を挟み込むようにして係合孔 15がノブ8に形成されている。またノブ8の両側にはスライド溝16が設けら れており、このスライド溝16と枠体基部13とが係合している。そしてノブ8 は長手方向にスライドでき、一方の停止位置までノブ8を移動させると突起14 と係合孔15が完全に嵌まり合い、また反対方向の停止位置までノブ8移動をさ せると突起14と係合孔15が完全に分離するようにスライド溝16の長手方向 の溝は形成されている。
【0011】 次に本考案の精密秤の使用方法を説明する。測定対象となる試料がどの方向か ら、どのように秤量室1に導入すれば良いかを判断し、開く必要のある扉を特定 する。例えばこの場合上面扉3と右側面扉5を同時に開けたい時には、枠体2の 右側面扉5側のノブ8を押し下げ、さらに上面扉3側のノブ8を右方向にスライ ドさせれば各々のノブ8の係合孔15が対応する各扉の突起14に嵌まり合うこ とになり、この状態でノブ8を手で持ちながら枠体2を後方に移動させれば上面 扉3と右側面扉5のみを同時に開くことができる。そして試料を秤量室1内に導 入し、秤量皿7に載置し、今度は、枠体2を前方に移動させて上面扉3と右側面 扉5を閉じて試料の重量等を測定する。次に試料を交換する必要がある場合には 、枠体2の右側面扉5側のノブ8を押し上げ、上面扉3側のノブ8を左方向にス ライドさせて突起14から分離し、開ける必要のある扉の側のノブを上述した方 法で操作すれば、開閉できる。 以上の実施例において説明したように上面扉3と左側面扉4と右側面扉5の内 で各々単独でも開閉が行えるばかりでなく、あらゆる組み合わせにおいて所望の 扉を一度に開閉することができ、端にノブ8を手で持って移動させることにより 開閉できるので3方向のどのノブを使用しても良いため使用者の利き手にこだわ らず開閉でき便利である。
【0012】 上述の実施例では、手動により開閉する場合を説明したが、より便利にかつ手 間を省くためには、枠体2をモーターやエアシリンダー、または油圧シリンダー 、その他の動力源により自動的に移動させることができる。すなわちノブ8によ り所望の扉を枠体2に接続し、その後上記動力源を駆動させればよい。この場合 には動力源を駆動させるための、スタート・ストップ機能をスイッチ11に組み 込むか、あるいは遠隔操作のためにフットスイッチまたはRS−232C等の通 信手段によることもできる。さらに、動力源を付加する方法としては、上面扉3 と左側面扉4と右側面扉5のいずれかを自動的に移動させるようにして、扉の開 閉を自動的に行うようにすることができる。ただしこの場合には所望の扉を動力 で開閉しようとすれば、その動力源が付加されている扉は必要であるかないかに かかわらず必ず移動させる必要がある。
【0013】 次に図5は本考案の他の実施例の正面断面図を示し、各部扉の内側に枠体2を 設けたものである。この図で付記されている番号の意味は、図1のものと同じで ある。ここで枠体2と各部扉との分離接続の方法については、図2〜図4までの 構成で各部扉12を枠体2に及び枠体基部13を各部扉12に置き換えることに よって把握できる。すなわち枠体2の方に突起が形成されており、また各部扉側 の方にスライド溝が形成されているものである。したがってノブ8を移動させる ことによって枠体2と各部扉とは分離接続が自在となるので所望の扉のみを開閉 することができ効果は上述の実施例と同じものになる。
【0014】 なお、図6は本考案の変形実施例を示し、戸袋17に扉5を収納することがで きるようにしているので、耐風性を向上させることができる。この戸袋は各扉に ついて設けることができる。また枠体2を扉が閉じている状態で正面ガラス近く に設けているので戸袋17に扉5を収納する場合にノブ8は戸袋17の外側部分 に当接せずに収納することができる。
【0015】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案では、上面、両側面に移動可能な扉を 備え、かつこれらの外側または内側に各扉に対して分離接続自在な枠体が秤量室 の外周に存在し、この枠体は前後移動が可能であるので、測定試料の形状、種類 等により所望の扉を開閉自在とし、また一度に開閉できる扉の組み合わせを自由 に選ぶことができるので繰り返し個々の扉を開閉するような煩雑な操作を必要と しない。また枠体等に動力源を付加するだけで、上記と同じ効果が得られるとと もにより簡便に扉を開閉することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による精密秤の斜視図であ
る。
【図2】本考案の一実施例の精密秤の枠体2と各部扉と
の分離状態図である。
【図3】本考案の一実施例の精密秤の枠体2と各部扉と
の接続状態図である。
【図4】本考案の一実施例の精密秤のA−A断面図であ
る。
【図5】本考案の他の実施例の精密秤である。
【図6】本考案の変形実施例の精密秤である
【符号の説明】
1:秤量室 2:枠体 3:上面扉 4:左側面扉 5:右側面扉 6:正面ガラス 7:秤量皿 8:ノブ 9:ガイド溝 10:表示器 11:スイッチ 12:各部扉 13:枠体基部 14:突起 15:係合孔 16:スライド溝 17:戸袋

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 秤量皿と、秤量皿の全体を包囲する秤量
    室を備えた精密秤において、上部と両側部には前後に移
    動可能な扉を備え、前記秤量室の外周を囲み、前後に移
    動可能な枠体を備え、前記枠体と前記各部扉は、分離接
    続が自在となるような手段とを備えたことを特徴とする
    精密秤。
JP330792U 1992-01-31 1992-01-31 精密秤 Pending JPH0562824U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP330792U JPH0562824U (ja) 1992-01-31 1992-01-31 精密秤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP330792U JPH0562824U (ja) 1992-01-31 1992-01-31 精密秤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0562824U true JPH0562824U (ja) 1993-08-20

Family

ID=11553704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP330792U Pending JPH0562824U (ja) 1992-01-31 1992-01-31 精密秤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0562824U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2020129190A1 (ja) * 2018-12-19 2021-09-02 株式会社エー・アンド・デイ 電子天びん

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