JPH0562451A - 磁気デイスク装置のエアフイルタ - Google Patents
磁気デイスク装置のエアフイルタInfo
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- JPH0562451A JPH0562451A JP22546191A JP22546191A JPH0562451A JP H0562451 A JPH0562451 A JP H0562451A JP 22546191 A JP22546191 A JP 22546191A JP 22546191 A JP22546191 A JP 22546191A JP H0562451 A JPH0562451 A JP H0562451A
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- Japan
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- air filter
- magnetic disk
- disk device
- air
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ダストを早期に補集する。
【構成】磁気ディスク１を積層したスピンドルモータ
（図示せず）と、キャリッジ３（図示せず）を組み込ん
だベース７に、エアフィルタａ５ａが接着剤１０等で固
定されているカバー６を組み込む。エアフィルタａ５ａ
の内部には濾材９が、流入口には空気の流入案内翼であ
るスポイラーａ８ａが設置されている。磁気ディスク１
が矢印Ｒ方向に回転すると、空気流（矢印Ｗ方向）はエ
アフィルタａ５ａの内部を通り抜ける。 【効果】上記により、強制的に空気流をエアフィルタ内
に取り入れることが可能となり、ダストの補集を早期に
行うことが出来る。
（図示せず）と、キャリッジ３（図示せず）を組み込ん
だベース７に、エアフィルタａ５ａが接着剤１０等で固
定されているカバー６を組み込む。エアフィルタａ５ａ
の内部には濾材９が、流入口には空気の流入案内翼であ
るスポイラーａ８ａが設置されている。磁気ディスク１
が矢印Ｒ方向に回転すると、空気流（矢印Ｗ方向）はエ
アフィルタａ５ａの内部を通り抜ける。 【効果】上記により、強制的に空気流をエアフィルタ内
に取り入れることが可能となり、ダストの補集を早期に
行うことが出来る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置に関
し、特にエアフィルタを有する磁気ディスク装置に関す
る。
し、特にエアフィルタを有する磁気ディスク装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の磁気ディスク装置のエアフィルタ
について図面を参照して説明する。
について図面を参照して説明する。
【０００３】図５は従来例の磁気ディスク装置のエアフ
ィルタを含む情報記録再生機構部の平面図である。
ィルタを含む情報記録再生機構部の平面図である。
【０００４】図５において、従来例のエアフィルタを使
用した磁気ディスク装置は、磁気ディスク１と、磁気ヘ
ッド２と、キャリッジ３と、ボイスコイルモータ４と、
エアフィルタｅ５ｅとから構成されている。
用した磁気ディスク装置は、磁気ディスク１と、磁気ヘ
ッド２と、キャリッジ３と、ボイスコイルモータ４と、
エアフィルタｅ５ｅとから構成されている。
【０００５】ここで、図５に示すように、ボイスコイル
モータ４で駆動されるキャリッジ３に搭載された磁気ヘ
ッド２は、回転する磁気ディスク１上を浮上し、情報の
記録・再生を行う。情報の記録・再生の際には、磁気デ
ィスク１が高速で回転し（矢印Ｒ方向）、その動圧によ
り磁気ヘッド２は浮上する。そのため、装置内に塵埃が
あると磁気ヘッド２と磁気ディスク１のすき間に塵埃が
入り込んで磁気ディスク装置の致命傷となるクラッシュ
を起こすことがある。このクラッシュを回避するために
装置内にエアフィルタｅ５ｅを設け、磁気ディスク１の
回転によって発生する空気流（矢印Ｗ方向）を利用し、
その空気流がエアフィルタｅ５ｅを通過すると共に、装
置内の塵埃を補集している。すなわち、エアフィルタｅ
５ｅによって磁気ディスク装置内の洗浄度を保ってい
る。
モータ４で駆動されるキャリッジ３に搭載された磁気ヘ
ッド２は、回転する磁気ディスク１上を浮上し、情報の
記録・再生を行う。情報の記録・再生の際には、磁気デ
ィスク１が高速で回転し（矢印Ｒ方向）、その動圧によ
り磁気ヘッド２は浮上する。そのため、装置内に塵埃が
あると磁気ヘッド２と磁気ディスク１のすき間に塵埃が
入り込んで磁気ディスク装置の致命傷となるクラッシュ
を起こすことがある。このクラッシュを回避するために
装置内にエアフィルタｅ５ｅを設け、磁気ディスク１の
回転によって発生する空気流（矢印Ｗ方向）を利用し、
その空気流がエアフィルタｅ５ｅを通過すると共に、装
置内の塵埃を補集している。すなわち、エアフィルタｅ
５ｅによって磁気ディスク装置内の洗浄度を保ってい
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
磁気ディスク装置は、磁気ディスク１の回転によって発
生する空気流を利用し、その空気流がエアフィルタｅ５
ｅを通過する際に塵埃を補集している為、エアフィルタ
ｅ５ｅを通過する流量が少ないと十分に塵埃を補集しき
れず、装置内の洗浄に時間がかかり、また、内周付近の
ダストは磁気ディスク１の板間から吐き出されるまでに
かなりの時間がかかるという欠点がある。
磁気ディスク装置は、磁気ディスク１の回転によって発
生する空気流を利用し、その空気流がエアフィルタｅ５
ｅを通過する際に塵埃を補集している為、エアフィルタ
ｅ５ｅを通過する流量が少ないと十分に塵埃を補集しき
れず、装置内の洗浄に時間がかかり、また、内周付近の
ダストは磁気ディスク１の板間から吐き出されるまでに
かなりの時間がかかるという欠点がある。
【０００７】本発明の目的は、上記の欠点を解消し、エ
アフィルタのエアの流入口にエア流入案内翼（以下、ス
ポイラーと称す）を設けることにより、強制的に空気流
をエアフィルタ内に取り入れることが可能となり、ダス
トの補集を早期に行うことができ、また、エアフィルタ
を媒体間に挿入して取り付けることにより、磁気ディス
クとスポイラーの接触による発塵を防止し、外周付近の
ダストを更に短時間にて補集でき、かつ、スポイラーの
アームを長くすることが可能となり、磁気ディスクの内
周付近のダストまで早期に補集でき、また、スポイラー
の材料を高硬度で耐熱性の優れた材料に代えることによ
り、スポイラーのアームを磁気ディスクの最内集付近ま
で伸ばすことが可能となり、最内周の吐き出されずにい
るダストをすばやく補集でき、信頼性の向上した磁気デ
ィスク装置のエアフィルタを提供することにある。
アフィルタのエアの流入口にエア流入案内翼（以下、ス
ポイラーと称す）を設けることにより、強制的に空気流
をエアフィルタ内に取り入れることが可能となり、ダス
トの補集を早期に行うことができ、また、エアフィルタ
を媒体間に挿入して取り付けることにより、磁気ディス
クとスポイラーの接触による発塵を防止し、外周付近の
ダストを更に短時間にて補集でき、かつ、スポイラーの
アームを長くすることが可能となり、磁気ディスクの内
周付近のダストまで早期に補集でき、また、スポイラー
の材料を高硬度で耐熱性の優れた材料に代えることによ
り、スポイラーのアームを磁気ディスクの最内集付近ま
で伸ばすことが可能となり、最内周の吐き出されずにい
るダストをすばやく補集でき、信頼性の向上した磁気デ
ィスク装置のエアフィルタを提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】第一の発明の磁気ディス
ク装置のエアフィルタは、磁気ディスク装置内のスピン
ドルモータにより回転する磁気ディスク媒体上で磁気ヘ
ッドにより情報の記録・再生を行う機能を内包するディ
スクエンクロージャ内で磁気ディスク媒体が回転するこ
とにより発生するエアの塵埃を補集する磁気ディスク装
置のエアフィルタにおいて、エアフィルタと一体化さ
れ、エアフィルタのエアーの流入口に櫛状のアーム群構
造をなし、積層された磁気ディスク媒体の媒体間の半径
方向に配置され、エアを流入口に流入するスポイラーを
有している。第二の発明の磁気ディスク装置のエアフィ
ルタは、上記第一の発明の磁気ディスク装置のエアフィ
ルタにおいて、エアフィルタのスポイラーの一部を磁気
ディスク媒体の媒体間に挿入してエアフィルタをベース
プレートに取り付けている。第三の発明の磁気ディスク
装置のエアフィルタは、上記第二の発明の磁気ディスク
装置のエアフィルタにおいて、スポイラーの長さを磁気
ディスク媒体の内周付近までのばしている。第四の発明
の磁気ディスク装置のエアフィルタは、上記第三の発明
の磁気ディスク装置のエアフィルタにおいて、エアフィ
ルタのエアフィルタ部とスポイラーとをそれぞれ別個に
し、エアフィルタ部のエアーの流入口付近に高硬度で耐
熱性に優れた材料で成形されたスポイラーを設けてい
る。
ク装置のエアフィルタは、磁気ディスク装置内のスピン
ドルモータにより回転する磁気ディスク媒体上で磁気ヘ
ッドにより情報の記録・再生を行う機能を内包するディ
スクエンクロージャ内で磁気ディスク媒体が回転するこ
とにより発生するエアの塵埃を補集する磁気ディスク装
置のエアフィルタにおいて、エアフィルタと一体化さ
れ、エアフィルタのエアーの流入口に櫛状のアーム群構
造をなし、積層された磁気ディスク媒体の媒体間の半径
方向に配置され、エアを流入口に流入するスポイラーを
有している。第二の発明の磁気ディスク装置のエアフィ
ルタは、上記第一の発明の磁気ディスク装置のエアフィ
ルタにおいて、エアフィルタのスポイラーの一部を磁気
ディスク媒体の媒体間に挿入してエアフィルタをベース
プレートに取り付けている。第三の発明の磁気ディスク
装置のエアフィルタは、上記第二の発明の磁気ディスク
装置のエアフィルタにおいて、スポイラーの長さを磁気
ディスク媒体の内周付近までのばしている。第四の発明
の磁気ディスク装置のエアフィルタは、上記第三の発明
の磁気ディスク装置のエアフィルタにおいて、エアフィ
ルタのエアフィルタ部とスポイラーとをそれぞれ別個に
し、エアフィルタ部のエアーの流入口付近に高硬度で耐
熱性に優れた材料で成形されたスポイラーを設けてい
る。
【０００９】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【００１０】図１は第一の発明の一実施例の磁気ディス
ク装置のエアフィルタの部分断面図およびそのＡ−Ａ断
面図、図１（ａ）は本第一の発明の実施例の磁気ディス
ク装置のエアフィルタの部分断面図、図１（ｂ）は図１
（ａ）のＡ−Ａ断面図である。図１において、本第一の
発明の実施例のエアフィルタを使用した磁気ディスク装
置は、磁気ディスク１と、磁気ヘッド２と、キャリッジ
３と、ボイスコイルモータ４と、エアフィルタａ５ａ
と、カバー６と、ベース７と、スポイラーａ８ａと、濾
材９と、接着剤１０とから構成されている。
ク装置のエアフィルタの部分断面図およびそのＡ−Ａ断
面図、図１（ａ）は本第一の発明の実施例の磁気ディス
ク装置のエアフィルタの部分断面図、図１（ｂ）は図１
（ａ）のＡ−Ａ断面図である。図１において、本第一の
発明の実施例のエアフィルタを使用した磁気ディスク装
置は、磁気ディスク１と、磁気ヘッド２と、キャリッジ
３と、ボイスコイルモータ４と、エアフィルタａ５ａ
と、カバー６と、ベース７と、スポイラーａ８ａと、濾
材９と、接着剤１０とから構成されている。
【００１１】ここで、磁気ディスク１を積層したスピン
ドルモータ（図示せず）と、キャリッジ３（図示せず）
を組み込んだベース７に、エアフィルタａ５ａが接着剤
１０等で固定されているカバー６を組み込む。エアフィ
ルタａ５ａの内部には濾材９が、流入口にはスポイラー
ａ８ａが設置されている。磁気ディスク１が矢印Ｒ方向
に回転すると、空気流（矢印Ｗ方向）はエアフィルタａ
５ａの内部を通り抜ける。図２は第二の発明の一実施例
の磁気ディスク装置のエアフィルタの部分断面図および
Ｂ−Ｂ断面図、図２（ａ）は本第二の発明の実施例の磁
気ディスク装置のエアフィルタの取り付け前の部分断面
図、図２（ｂ）は本第二の発明の実施例の磁気ディスク
装置のエアフィルタの取り付け後の部分断面図、図２
（ｃ）は図２（ｂ）のＢ−Ｂ断面図である。
ドルモータ（図示せず）と、キャリッジ３（図示せず）
を組み込んだベース７に、エアフィルタａ５ａが接着剤
１０等で固定されているカバー６を組み込む。エアフィ
ルタａ５ａの内部には濾材９が、流入口にはスポイラー
ａ８ａが設置されている。磁気ディスク１が矢印Ｒ方向
に回転すると、空気流（矢印Ｗ方向）はエアフィルタａ
５ａの内部を通り抜ける。図２は第二の発明の一実施例
の磁気ディスク装置のエアフィルタの部分断面図および
Ｂ−Ｂ断面図、図２（ａ）は本第二の発明の実施例の磁
気ディスク装置のエアフィルタの取り付け前の部分断面
図、図２（ｂ）は本第二の発明の実施例の磁気ディスク
装置のエアフィルタの取り付け後の部分断面図、図２
（ｃ）は図２（ｂ）のＢ−Ｂ断面図である。
【００１２】図２において、本第二の発明の実施例のエ
アフィルタを使用した磁気ディスク装置は、上記第一の
発明の実施例の磁気ディスク装置と同様の構成で、エア
フィルタａ５ａとスポイラーａ８ａとの代りにエアフィ
ルタｂ５ｂとスポイラーｂ８ｂとが設けられており、エ
アフィルタｂ５ｂがネジ１１によりベース７に取り付け
られている。
アフィルタを使用した磁気ディスク装置は、上記第一の
発明の実施例の磁気ディスク装置と同様の構成で、エア
フィルタａ５ａとスポイラーａ８ａとの代りにエアフィ
ルタｂ５ｂとスポイラーｂ８ｂとが設けられており、エ
アフィルタｂ５ｂがネジ１１によりベース７に取り付け
られている。
【００１３】すなわち、図２（ａ）に示すように、エア
フィルタ５に貫通穴を設け、ネジ１１にて仮止めしてか
ら矢印Ｘの方向に回転させる。そして、図２（ｂ）の位
置にエアフィルタｂ５ｂを配置したらネジ１１にて固定
する。磁気ディスク１が矢印Ｒ方向に回転すると、空気
流（矢印Ｗ方向）はエアフィルタｂ５ｂの内部を通り抜
ける。図３は第三の発明の一実施例の磁気ディスク装置
のエアフィルタの部分断面図およびＣ−Ｃ断面図、図３
（ａ）は本第三の発明の実施例の磁気ディスク装置のエ
アフィルタの取り付け前の部分断面図、図３（ｂ）は本
第三の発明の実施例の磁気ディスク装置のエアフィルタ
の取り付け後の部分断面図、図３（ｃ）は図３（ｂ）の
Ｃ−Ｃ断面図である。
フィルタ５に貫通穴を設け、ネジ１１にて仮止めしてか
ら矢印Ｘの方向に回転させる。そして、図２（ｂ）の位
置にエアフィルタｂ５ｂを配置したらネジ１１にて固定
する。磁気ディスク１が矢印Ｒ方向に回転すると、空気
流（矢印Ｗ方向）はエアフィルタｂ５ｂの内部を通り抜
ける。図３は第三の発明の一実施例の磁気ディスク装置
のエアフィルタの部分断面図およびＣ−Ｃ断面図、図３
（ａ）は本第三の発明の実施例の磁気ディスク装置のエ
アフィルタの取り付け前の部分断面図、図３（ｂ）は本
第三の発明の実施例の磁気ディスク装置のエアフィルタ
の取り付け後の部分断面図、図３（ｃ）は図３（ｂ）の
Ｃ−Ｃ断面図である。
【００１４】図３において、本第三の発明の実施例のエ
アフィルタを使用した磁気ディスク装置は、上記第一の
発明の実施例の磁気ディスク装置と同様の構成で、エア
フィルタａ５ａとスポイラーａ８ａとの代りにエアフィ
ルタｃ５ｃとスポイラーｃ８ｃとが設けられており、エ
アフィルタｃ５ｃがネジ１１によりベース７に取り付け
られている。
アフィルタを使用した磁気ディスク装置は、上記第一の
発明の実施例の磁気ディスク装置と同様の構成で、エア
フィルタａ５ａとスポイラーａ８ａとの代りにエアフィ
ルタｃ５ｃとスポイラーｃ８ｃとが設けられており、エ
アフィルタｃ５ｃがネジ１１によりベース７に取り付け
られている。
【００１５】すなわち、図３（ａ）に示すように、スポ
イラーｃ８ｃのアームを磁気ディスク１の内周付近まで
伸ばしたエアフィルタｃ５ｃをネジ１１にて仮止めして
から矢印Ｘの方向に回転させる。そして、図３（ｂ）の
位置にエアフィルタｃ５ｃを配置したらネジ１１にて固
定する。磁気ディスク１が矢印Ｒ方向に回転すると、空
気流（矢印Ｗ方向）はエアフィルタｃ５ｃの内部を通り
抜ける。図４は第四の発明の一実施例の磁気ディスク装
置のエアフィルタの部分断面図およびＤ−Ｄ断面図、図
４（ａ）は本第四の発明の実施例の磁気ディスク装置の
エアフィルタの部分断面図、図４（ｂ）は図４（ａ）の
Ｄ−Ｄ断面図である。図４において、本第四の発明の実
施例のエアフィルタを使用した磁気ディスク装置は、上
記第一の発明の実施例の磁気ディスク装置と同様の構成
で、エアフィルタａ５ａとスポイラーａ８ａとの代りに
エアフィルタｄ５ｄとスポイラーｄ８ｄとが設けられて
おり、スポイラーｄ８ｄがネジ１１によりベース７に取
り付けられている。
イラーｃ８ｃのアームを磁気ディスク１の内周付近まで
伸ばしたエアフィルタｃ５ｃをネジ１１にて仮止めして
から矢印Ｘの方向に回転させる。そして、図３（ｂ）の
位置にエアフィルタｃ５ｃを配置したらネジ１１にて固
定する。磁気ディスク１が矢印Ｒ方向に回転すると、空
気流（矢印Ｗ方向）はエアフィルタｃ５ｃの内部を通り
抜ける。図４は第四の発明の一実施例の磁気ディスク装
置のエアフィルタの部分断面図およびＤ−Ｄ断面図、図
４（ａ）は本第四の発明の実施例の磁気ディスク装置の
エアフィルタの部分断面図、図４（ｂ）は図４（ａ）の
Ｄ−Ｄ断面図である。図４において、本第四の発明の実
施例のエアフィルタを使用した磁気ディスク装置は、上
記第一の発明の実施例の磁気ディスク装置と同様の構成
で、エアフィルタａ５ａとスポイラーａ８ａとの代りに
エアフィルタｄ５ｄとスポイラーｄ８ｄとが設けられて
おり、スポイラーｄ８ｄがネジ１１によりベース７に取
り付けられている。
【００１６】すなわち、図４において、本実施例のスポ
イラーｄ８ｄは、高硬度で耐熱性に優れた材料で成形さ
れ、かつ、磁気ディスク１の最内周までアームが伸びて
おり、そのスポイラーｄ８ｄをネジ１１にてベース７に
固定している。そして、エアフィルタｄ５ｄが接着剤１
０等で固定されているカバー６を組み込む。エアフィル
タｄ５ｄの内部には濾材９が設置されている。磁気ディ
スク１が矢印Ｒ方向に回転すると、空気流（矢印Ｗ方
向）はエアフィルタｄ５ｄの内部を通り抜ける。
イラーｄ８ｄは、高硬度で耐熱性に優れた材料で成形さ
れ、かつ、磁気ディスク１の最内周までアームが伸びて
おり、そのスポイラーｄ８ｄをネジ１１にてベース７に
固定している。そして、エアフィルタｄ５ｄが接着剤１
０等で固定されているカバー６を組み込む。エアフィル
タｄ５ｄの内部には濾材９が設置されている。磁気ディ
スク１が矢印Ｒ方向に回転すると、空気流（矢印Ｗ方
向）はエアフィルタｄ５ｄの内部を通り抜ける。
【００１７】一般には、エアフィルタｄ５ｄの容器に使
用されているプラスチックは軟らかいため、スポイラー
ｄ８ｄも同じ材料の場合はやはり軟らかく、スポイラー
ｄ８ｄの長いアームの部分が加工の際に変形したり、熱
により反ったりして磁気ディスク１と接触する恐れがあ
るが、本実施例のものは、高硬度で耐熱性に優れた材料
で成形されているので、そのようなことはない。
用されているプラスチックは軟らかいため、スポイラー
ｄ８ｄも同じ材料の場合はやはり軟らかく、スポイラー
ｄ８ｄの長いアームの部分が加工の際に変形したり、熱
により反ったりして磁気ディスク１と接触する恐れがあ
るが、本実施例のものは、高硬度で耐熱性に優れた材料
で成形されているので、そのようなことはない。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気ディ
スク装置のエアフィルタは、エアフィルタのエアの流入
口にスポイラーを設けることにより、強制的に空気流を
エアフィルタ内に取り入れることが可能となり、ダスト
の補集を早期に行うことが出来るという効果がある。ま
た、エアフィルタを媒体間に挿入して取り付けることに
より、磁気ディスクとスポイラーの接触による発塵を防
止し、外周付近のダストを更に短時間にて補集でき、か
つ、スポイラーのアームを長くすることが可能となり、
磁気ディスクの内周付近のダストまで早期に補集できる
という効果がある。
スク装置のエアフィルタは、エアフィルタのエアの流入
口にスポイラーを設けることにより、強制的に空気流を
エアフィルタ内に取り入れることが可能となり、ダスト
の補集を早期に行うことが出来るという効果がある。ま
た、エアフィルタを媒体間に挿入して取り付けることに
より、磁気ディスクとスポイラーの接触による発塵を防
止し、外周付近のダストを更に短時間にて補集でき、か
つ、スポイラーのアームを長くすることが可能となり、
磁気ディスクの内周付近のダストまで早期に補集できる
という効果がある。
【００１９】また、スポイラーの材料を高硬度で耐熱性
の優れた材料に代えることにより、スポイラーのアーム
を磁気ディスクの最内集付近まで伸ばすことが可能とな
り、最内周の吐き出されずにいるダストをすばやく補集
でき、信頼性の高い磁気ディスク装置を提供できるとい
う効果がある。
の優れた材料に代えることにより、スポイラーのアーム
を磁気ディスクの最内集付近まで伸ばすことが可能とな
り、最内周の吐き出されずにいるダストをすばやく補集
でき、信頼性の高い磁気ディスク装置を提供できるとい
う効果がある。
【図１】第一の発明の一実施例の磁気ディスク装置のエ
アフィルタの部分断面図およびそのＡ−Ａ断面図であ
る。図１（ａ）は本第一の発明の実施例の磁気ディスク
装置のエアフィルタの部分断面図である。図１（ｂ）は
図１（ａ）のＡ−Ａ断面図である。
アフィルタの部分断面図およびそのＡ−Ａ断面図であ
る。図１（ａ）は本第一の発明の実施例の磁気ディスク
装置のエアフィルタの部分断面図である。図１（ｂ）は
図１（ａ）のＡ−Ａ断面図である。
【図２】第二の発明の一実施例の磁気ディスク装置のエ
アフィルタの部分断面図およびＢ−Ｂ断面図である。図
２（ａ）は本第二の発明の実施例の磁気ディスク装置の
エアフィルタの取り付け前の部分断面図である。図２
（ｂ）は本第二の発明の実施例の磁気ディスク装置のエ
アフィルタの取り付け後の部分断面図である。図２
（ｃ）は図２（ｂ）のＢ−Ｂ断面図である。
アフィルタの部分断面図およびＢ−Ｂ断面図である。図
２（ａ）は本第二の発明の実施例の磁気ディスク装置の
エアフィルタの取り付け前の部分断面図である。図２
（ｂ）は本第二の発明の実施例の磁気ディスク装置のエ
アフィルタの取り付け後の部分断面図である。図２
（ｃ）は図２（ｂ）のＢ−Ｂ断面図である。
【図３】第三の発明の一実施例の磁気ディスク装置のエ
アフィルタの部分断面図およびＣ−Ｃ断面図である。図
３（ａ）は本第三の発明の実施例の磁気ディスク装置の
エアフィルタの取り付け前の部分断面図である。図３
（ｂ）は本第三の発明の実施例の磁気ディスク装置のエ
アフィルタの取り付け後の部分断面図である。図３
（ｃ）は図３（ｂ）のＣ−Ｃ断面図である。
アフィルタの部分断面図およびＣ−Ｃ断面図である。図
３（ａ）は本第三の発明の実施例の磁気ディスク装置の
エアフィルタの取り付け前の部分断面図である。図３
（ｂ）は本第三の発明の実施例の磁気ディスク装置のエ
アフィルタの取り付け後の部分断面図である。図３
（ｃ）は図３（ｂ）のＣ−Ｃ断面図である。
【図４】第四の発明の一実施例の磁気ディスク装置のエ
アフィルタの部分断面図およびＤ−Ｄ断面図である。図
４（ａ）は本第四の発明の実施例の磁気ディスク装置の
エアフィルタの部分断面図である。図４（ｂ）は図４
（ａ）のＤ−Ｄ断面図である。
アフィルタの部分断面図およびＤ−Ｄ断面図である。図
４（ａ）は本第四の発明の実施例の磁気ディスク装置の
エアフィルタの部分断面図である。図４（ｂ）は図４
（ａ）のＤ−Ｄ断面図である。
【図５】従来例の磁気ディスク装置のエアフィルタを含
む情報記録再生機構部の平面図である。
む情報記録再生機構部の平面図である。
１ 磁気ディスク ２ 磁気ヘッド ３ キャリッジ ４ ボイスコイルモータ ５ａ エアフィルタａ ５ｂ エアフィルタｂ ５ｃ エアフィルタｃ ５ｄ エアフィルタｄ ５ｅ エアフィルタｅ ６ カバー ７ ベース ８ａ スポイラーａ ８ｂ スポイラーｂ ８ｃ スポイラーｃ ８ｄ スポイラーｄ ９ 濾材 １０ 接着剤 １１ ネジ
Claims (4)
- 【請求項１】 磁気ディスク装置内のスピンドルモータ
により回転する磁気ディスク媒体上で磁気ヘッドにより
情報の記録・再生を行う機能を内包するディスクエンク
ロージャ内で前記磁気ディスク媒体が回転することによ
り発生するエアの塵埃を補集する磁気ディスク装置のエ
アフィルタにおいて、前記エアフィルタと一体化され、
前記エアフィルタのエアーの流入口に櫛状のアーム群構
造をなし、積層された前記磁気ディスク媒体の媒体間の
半径方向に配置され、前記エアを前記流入口に流入する
流入案内翼を有することを特徴とする磁気ディスク装置
のエアフィルタ。 - 【請求項２】 請求項１記載の磁気ディスク装置のエア
フィルタにおいて、前記エアフィルタのエア流入案内翼
の一部を前記磁気ディスク媒体の媒体間に挿入して前記
エアフィルタを前記ベースプレートに取り付けることを
特徴とする磁気ディスク装置のエアフィルタ。 - 【請求項３】 請求項２記載の磁気ディスク装置のエア
フィルタにおいて、前記エア流入案内翼の長さを前記磁
気ディスク媒体の内周付近まで伸ばしたことを特徴とす
る磁気ディスク装置のエアフィルタ。 - 【請求項４】 請求項３記載の磁気ディスク装置のエア
フィルタにおいて、前記エアフィルタのエアフィルタ部
とエア流入案内翼とをそれぞれ別個にし、前記エアフィ
ルタ部のエアーの流入口付近に高硬度で耐熱性に優れた
材料で成形されたエア流入案内翼を設けたことを特徴と
する磁気ディスク装置のエアフィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22546191A JPH0562451A (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 磁気デイスク装置のエアフイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22546191A JPH0562451A (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 磁気デイスク装置のエアフイルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0562451A true JPH0562451A (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=16829699
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22546191A Pending JPH0562451A (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 磁気デイスク装置のエアフイルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0562451A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6989959B2 (en) * | 2000-06-14 | 2006-01-24 | Seagate Technology Llc | Drive level flow-field conditioning to reduce flow field turbulence |
| US7057850B2 (en) * | 2002-04-19 | 2006-06-06 | Seagate Technology Llc | Flow divider upstream of disc drive recirculation filter |
| US7554762B2 (en) | 2005-06-30 | 2009-06-30 | Fujitsu Limited | Recording disk drive having shroud |
| US9666235B2 (en) * | 2015-10-13 | 2017-05-30 | Seagate Technology Llc | Particulate filter |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6288195A (ja) * | 1985-10-15 | 1987-04-22 | Seiko Epson Corp | 磁気記録装置 |
| JPS62188088A (ja) * | 1986-02-14 | 1987-08-17 | Fujitsu Ltd | 空気循環濾過装置 |
| JPS6355299B2 (ja) * | 1981-08-18 | 1988-11-01 | Kangyo Denki Kiki Kk | |
| JPH02113485A (ja) * | 1988-10-20 | 1990-04-25 | Nec Corp | 磁気ディスク装置 |
-
1991
- 1991-09-05 JP JP22546191A patent/JPH0562451A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6355299B2 (ja) * | 1981-08-18 | 1988-11-01 | Kangyo Denki Kiki Kk | |
| JPS6288195A (ja) * | 1985-10-15 | 1987-04-22 | Seiko Epson Corp | 磁気記録装置 |
| JPS62188088A (ja) * | 1986-02-14 | 1987-08-17 | Fujitsu Ltd | 空気循環濾過装置 |
| JPH02113485A (ja) * | 1988-10-20 | 1990-04-25 | Nec Corp | 磁気ディスク装置 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6989959B2 (en) * | 2000-06-14 | 2006-01-24 | Seagate Technology Llc | Drive level flow-field conditioning to reduce flow field turbulence |
| US7057850B2 (en) * | 2002-04-19 | 2006-06-06 | Seagate Technology Llc | Flow divider upstream of disc drive recirculation filter |
| US7554762B2 (en) | 2005-06-30 | 2009-06-30 | Fujitsu Limited | Recording disk drive having shroud |
| US9666235B2 (en) * | 2015-10-13 | 2017-05-30 | Seagate Technology Llc | Particulate filter |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970624 |