JPH0562053A - 自動取引装置 - Google Patents

自動取引装置

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JPH0562053A
JPH0562053A JP22293091A JP22293091A JPH0562053A JP H0562053 A JPH0562053 A JP H0562053A JP 22293091 A JP22293091 A JP 22293091A JP 22293091 A JP22293091 A JP 22293091A JP H0562053 A JPH0562053 A JP H0562053A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動取引装置に発生した障害部位に対する自己
復旧処理機能を有し稼動率の向上と円滑な金融取引の実
現に好適な自動取引装置を提供する。 【構成】障害検知手段10が媒体取扱手段4の障害を検
知すると、自動縮退手段11がその障害部位を切離して
縮退運用すると共に、切離した障害部位に対して自己回
復手段12により復旧動作を行なう自動取引装置1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入金や出金取引を自動
的に行なう自動取引装置に係り、特に取引中に障害が発
生した場合の取引処理の円滑化に好適な自動取引装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】金融機関等において、カードを使用した
現金の自動入出金処理は、今日広く普及しているが、従
来の自動取引装置においては、この装置での取引中に何
等かの障害が発生した時、顧客のカードや通帳が自動取
引装置内に取り込まれたまま返却されない場合がある。
このとき、自動取引装置を管理している金融機関等の係
員による復旧処理が終了するまで、顧客は長時間その場
に待機しなければならなかった。特開平1−25806
5号公報に開示の技術はこの対策として提案されたもの
であって、図7に示すように、例えば記帳業務に障害が
発生した場合は、通帳への印字を中止し既に入出金処理
を終了した取引に対しては、無記帳入出金明細票を発行
して通帳を返却し、顧客を取引操作から開放するように
構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の自動取引装置においては、障害回避手段を有するのみ
であるから、顧客を自動取引装置に長時間拘束すること
はないけれども、自動取引装置の正常運行時には当然実
行される処理、例えば通帳印字などが割愛されることに
なり、自動取引装置自体としては障害発生に対する自己
復旧機能を有しないため、復旧処理は係員の手に委ねら
れており金融取引の円滑運用の見地からは問題であっ
た。本発明は障害部位に対して、縮退運用機能のほか、
自動取引装置自体が復旧処理機能を有することにより、
上述の問題を解消し稼動率の向上と円滑な金融取引の実
現を企図した自動取引装置を提供することを目的とする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段は特許請求の範囲に記載されている。すなわ
ち、本発明の目的は、取引媒体を用いて取引を行なう自
動取引装置において、前記自動取引装置を構成する各部
位の障害を検知する障害検知手段と、前記障害の発生し
た部位の機能を切離して縮退運用を行なう自動縮退手段
と、前記切離した障害部位に対して復旧処理を行なう自
己回復手段と、前記自動取引装置内での取引処理を行な
う各機構部の制御並びに前記障害検知手段、自動縮退手
段、及び、自己回復手段の運用を管理する運用管理手段
を有する自動取引装置、若しくは、前記自動取引装置を
構成する各部位の障害を検知する障害検知手段と、前記
障害に関する情報を含む取引情報を表示する表示手段
と、前記障害の発生した部位に対して復旧処理を行なう
自己回復手段と、前記表示手段による障害情報に基づい
て復旧処理を選択入力する入力手段と、取引処理機構の
制御並びに前記障害検知手段、自動縮退手段、表示手
段、及び自己回復手段の運用を管理する運用管理手段を
有し、前記障害の復旧処理を行なう自動取引装置によっ
て達成される。
【0005】
【作用】上記の構成による自動取引装置を利用して取引
を行なっている途中で何等かの障害が発生した場合、障
害部位が縮退運用可能ならば、自動的に障害部位は切離
して一旦動作停止させ、顧客との取引はそのまま継続す
る一方、自動取引装置内部では取引動作と並行して障害
部位に対する自己回復手段により復旧処理を実行したの
ち前記縮退運用を解除する。
【0006】また、縮退運用が不可能な場合は、取引中
の顧客に対して障害部位に対する復旧処理手順を表示す
ると共に、自動取引装置内に組込まれた復旧処理機能、
若しくは選択キーからの入力処理により障害部位を復旧
処理を行なう。
【0007】
【実施例】以下、本発明の自動取引装置を実施例に基づ
いて詳細に説明する。図1は、本発明の自動取引装置の
一実施例の構成を示すブロック図である。この自動取引
装置1には、顧客2との間でカードや現金などの取引媒
体3の送受を行なう媒体取扱手段4と、顧客との取引情
報を表示する表示手段5と、顧客2がキー操作による入
力を行なう入力手段6と、ホストコンピュータ(以下C
PU)7と前記取引情報の送受信を行なう取引情報送受
手段8と、これら各部位の運用管理を行なう運用管理手
段9とが設けられている。また、前記各部位の障害を検
知する障害検知手段10と、縮退、すなわち、障害発生
部位を切離して取引機能の一部を停止して運用する状
態、に移行させる自動縮退手段11と、前記障害部位に
対し復旧処理を実行する自己回復手段12も設けられて
いる。
【0008】図2は、図1に示す実施例の機能構成の詳
細を示すブロック図である。図2において、運用管理手
段9である主制御部13は第1のマイクロプロセッサ
(G−P)14により全体を制御する機能を有し、制御
プログラムは磁気ディスク(DK)15に格納されてい
るが、電源の立ち上げに際しメモリ16にローディング
され記憶される。主制御部13の第2のマイクロプロセ
ッサ(L−P)17は媒体取扱手段4であるカード取扱
機構(以下MCU)18、明細票発行機構(以下SP
R)19、通帳取扱機構(以下PBM)20、紙幣取扱
機構(以下BRM)21、及びジャーナル印字機構(以
下JPR)22の各機構の第3の各マイクロプロセッサ
(E−P)34と装置内回線で接続され、各部位の運用
を管理すると共に、障害検知手段10と自動縮退手段1
1と自己回復手段12としての機能を有する。また、主
制御部13は、入力手段6であるタッチパネル23及び
表示手段5である液晶24に接続される。さらに、主制
御部13には、取引情報送受手段8である回線制御部2
5が接続され、専用回線を経由してCPU7と接続され
ている。
【0009】媒体取扱手段4のうちMCU18は取引媒
体3であるカード26の磁気ストライプデータの読取り
と書込みを行い、SPR19は取引内容を明細票27に
印字したのち放出するものであり、PBM20は通帳2
8の磁気ストライプ・データの読み出しと取引情報の印
字を行なう。また、BRM21は顧客2との取引内容に
応じて紙幣29の入金処理を行なったり、出金処理を行
なうものであり、JPR22は自動取引装置1が取引し
た内容を印字し、障害発生時は障害内容を時系列にジャ
ーナル30に印字していくものである。
【0010】さらに、自動取引装置1の近くにはインタ
フォン31が設けられており、障害発生時には、顧客2
が金融機関の係員と会話できるようになっている。ま
た、店舗外設置などのように、係員が現地にいない場合
は、自動取引装置1の回線制御25と接続された遠隔監
視装置32により自動取引装置1の動作状態を監視でき
るようになっている。
【0011】図3は、本発明の自動取引装置の第1実施
例を示す通帳入金取引での障害対応系統図である。図3
において、先づ顧客2が持参した媒体である通帳28と
紙幣29を自動取引装置1に挿入すると(S1)、PB
M20で通帳28の磁気ストライプ・データが読み取ら
れ(S2)、口座確認などが実行される。顧客2は自動
取引装置1に対して入金操作を行なう(S3)。
【0012】BRM21は紙幣29の計数を行った(S
4)のち、CPU7に対して入金処理要求の電文を送信
する(S5)。CPU7でマスタファイル33の更新が
行なわれた(S6)のち、自動取引装置1に対して入金
許可の電文が送信(S7)される。これに対応して、自
動取引装置1では、BRM21が紙幣29の収納を行な
う(S8)と共に、PBM20が通帳28の印字を行な
う(S9)。
【0013】一方、JPR22では、S4での紙幣計数
が終了した時点で、取引内容をジャーナル30に印字開
始(S10)する。この時、ジャーナル30に対するジ
ャムなどの障害が発生(S11)したとすれば、これを
図2に示す障害検知手段10が検知したのち、自動取引
装置1の自動縮退手段11はJPR22の動作不可と判
断して縮体運用を行い、取引内容を電子ジャーナルであ
るフロッピディスク(FD)、または磁気ディスク(D
K)15に書き込む(S12)。
【0014】同時に、自動取引装置1の自己回復手段1
2はJPR22に対して機構部の復旧動作を実行(S1
3)させ、復旧したかどうかを障害検知手段10が判断
する(S14)。復旧OKならば、ジャーナル30の印
字を再開する(S15)。復旧NGの場合は、自動取引
装置1の自己回復手段12はJPR22に対して処理プ
ログラムの再ロードを行った(S16)のち、機構部の
復旧動作を再実行する(S17)。この結果、復旧OK
と判断(S18)できれば、ジャーナル30の印字を再
開し(S15)、復旧NGの場合は、紙幣補充などで係
員が自動取引装置1を点検するまで、自動縮退手段11
が縮退運用を継続する(S19)。なおこの間取引内容
は電子ジャーナルであるFD、またはDK15への書込
みが継続するので問題はない。
【0015】自動取引装置1は、PBM20での通帳2
8の磁気ストライプに取引情報の書込みを行った(S2
0)のち、顧客2に通帳28を返却して(S21)、取
引を終了する。
【0016】図4は、本発明の自動取引装置の第2実施
例を示す通帳入金取引での障害対応系統図である。媒体
の挿入(S1)から取引内容をジャーナル30に印字す
る(S10)までの手順は図3と同一である。図4で
は、PBM20において、通帳28の印字中に障害が発
生した(S11)とすれば、図2に示す障害検知手段1
0がこれを検知したのち、自動取引装置1の運用管理手
段9は顧客2に対して図2の表示手段5により障害発生
を表示する(S12)。引き続き、自己回復手段12は
いくつか考えられる障害対策手段を表示し、顧客2に選
択指示を要求する(S13)。本実施例では、印字リト
ライ、初期復旧、明細票発行、及び新規通帳発行の4パ
ターンが用意されている。顧客2は、表示手段5の液晶
24に表示された内容に従って、図2のタッチパネル2
3からキー入力することにより、対策選択操作を行なう
(S14)。
【0017】印字リトライのパターンが選択されれば、
PBM20は自己回復手段12により通帳28を一旦顧
客2に返却した(S15)のち、機構部の復旧処理動作
を行なう(S16)。障害検知手段10が障害回復の有
無をチェックし(S17)、復旧OKならば顧客2に通
帳28を再挿入してもらい(S18)、通帳印字を再開
する(S19)。一方復旧NGの場合は、図2に示す自
動縮退手段11によりPBM20を動作停止させ、係員
により処理されるまで無通帳業務のみに縮退運用される
(S20)。
【0018】また、初期復旧のパターンが選択されれ
ば、自己回復手段12はPBM20に対して処理プログ
ラムの再ロードを行った(S21)のち、通帳28の返
却を含む機構部の復旧処理動作を行なう(S22)。そ
して、障害検知手段10により障害回復がOKかNGか
をチェックし(S17)、以下S18からS20までの
ステップを実施する。
【0019】さらに、新規通帳発行のパターンが選択さ
れれば、顧客2が持参した通帳28は返却し(S2
3)、PBM20内にに予めセットされている新規通帳
を繰り出し(S24)、この通帳に対して印字を行なう
(S25)。
【0020】一方、明細票発行のパターンが選択されれ
ば、SPR19は取引内容を明細票に印字すると共に
(S26)、PBM20は通帳28の返却を行ない(S
15)、以下S16からS20までのステップを実施す
る。最後に、自動取引装置1は顧客2に明細票と通帳な
どの媒体の放出・返却を行なって取引を終了する。
【0021】図5は、本発明の自動取引装置の第1実施
例における無通帳出金取引での障害対応系統図である。
顧客2が自動取引装置1に対して取引媒体であるカード
26を挿入する(S1)と、MCU18によりカード2
6の磁気ストライプ・データが読み取られ、口座確認な
どが実行された(S2)のち、顧客2は出金操作を行な
う(S3)。自動取引装置1はCPU7に対して出金処
理要求の電文を送信する(S4)と共に、JPR22で
取引内容をジャーナル30に印字開始する(S5)。C
PU7でマスタファイル33の更新が行われた(S6)
のち、自動取引装置1に対して出金許可の電文が送信さ
れる(S7)。これに応じて、自動取引装置1では、B
RM21が紙幣29の繰り出し計数を行なう(S8)と
共に、SPR19では、明細票27の印字を行なう(S
9)。この時、SPR19にジャムなどの障害が発生し
た(S10)場合は、障害検知手段10がこの障害を検
知の上、図2に示す自動取扱装置1の運用管理手段9は
顧客2に対して、障害発生を表示手段5に液晶24によ
り表示する(S11)。引き続き、自己回復手段12
は、複数の障害対策手段を液晶24により表示し、顧客
2に選択指示を要求する(S12)。図5の実施例で
は、明細票不要、印字リトライ、機構部復旧、初期復
旧、及び係員呼出しの5パターンが用意されている。
【0022】顧客2は液晶24に表示された5パターン
から何れかを選択し、タッチパネル23からキー入力し
て対策選択操作を行なう(S13)。明細票不要のパタ
ーンが選択されると、SPR19は自動縮退手段11に
よって動作停止し、明細票を発行しない縮退運用により
処理を継続する(S14)。
【0023】印字リトライのパターンが選択されると、
SPR19は印字途中の明細票を回収した(S15)の
ち、新規明細票を繰出しながら再印字を行なう(S1
6)。図2に示す障害検知手段10はSPR19の障害
回復がOKかNGかをチェックし(S17)、復旧NG
の場合は、液晶24により障害が回復しない旨表示する
(S18)。引き続き対策指示要求が表示(S19)さ
れるので、顧客2は再度障害対策手段を選択し(S1
3)、以下のステップを繰り返す。
【0024】機構部の復旧のパターンが選択されると、
SPR19は明細票を回収した(S20)のち、機構部
の復旧処理動作を行ない(S21)、以下S16の明細
票の再印字以降のステップを繰り返す。
【0025】初期復旧のパターンが選択されると、自動
取引装置1の自己回復手段12は、SPR19に対して
処理プログラムの再ロードを行った(S22)のち、明
細票の回収を含む機構部の復旧処理動作を行ない(S2
3)、以下S16による明細票の再印字以降のステップ
を繰り返す。
【0026】最後に、自動取引装置1は顧客2に明細
票、紙幣、カードの媒体放出、返却を行なって取引を終
了する(S24)。
【0027】係員呼出しのパターンが選択されると、自
動取引装置1の図2に示す運用管理手段9は遠隔監視装
置32から係員を呼出し、自動取引装置1に付設された
インタフォン31により顧客と直接障害対策について会
話する(S25)ことができる。係員による復旧処理が
行われるまでの間、自動取引装置1は動作停止する(S
26)。
【0028】図6は、本発明の自動取引装置の第2実施
例における無通帳出金取引での障害対応系統図である。
媒体を挿入するS1から出金紙幣の計数を行なうS8ま
でのステップは図5と同一である。図6では、BRM2
1において、万円券計数後の千円券繰り出し開始時に障
害が発生した(S9)ときは、図2に示す障害検知手段
10はこれを検知の上、図2の運用管理手段9が障害が
発生したことを液晶24に表示(S10)させる。引き
続き、障害対策手段を表示し顧客2に選択の可否と入力
指示を要求する(S11)。本実施例では、出金取消、
万円のみ、機構部復旧、及び初期復旧の4パターンが用
意されている。
【0029】顧客2は4パターンの何れかを選択してキ
ー入力し、対策選択操作を行なう(S12)。出金取消
のパターンが選択されると、BRM21は出金処理中の
紙幣を回収し(S13)、自動取引装置1はCPU7に
対して出金訂正処理要求の電文を送信する(S4′)。
CPU7はマスタファイルを訂正(S6′)したのち、
自動取引装置1に対し訂正許可の電文を送信する(S
7′)。自動取引装置1の自動縮退手段11はBRM2
1を動作停止させ、縮退運用により処理を接続する(S
14)。
【0030】万円のみのパターンが選択されたときは、
顧客操作による出金金額訂正操作の実行により(S1
5)、BRM21は万円券のみでの出金処理を行なう
(S16)ことにより、自動縮退手段11は千円券側の
繰り出しと計数の動作を停止させ縮退運用を継続する
(S17)。
【0031】機構部の復旧のパターンが選択されると、
BRM21は出金処理中の紙幣を回収し(S18)、一
旦機構部の復旧動作を行った(S19)のち、紙幣の繰
出し計数を再度行なう(S19)。障害検知手段10は
BRM21の障害回復のOKかNGかをチェックし(S
21)、復旧NGの場合は液晶24により障害が回復し
ない旨表示し(S22)、引き続き、対策指示要求を表
示する(S23)ので顧客2は再度障害対策手段を選択
し(S12)、以下のステップを繰返す。
【0032】初期復旧のパターンが選択されるときは、
自動取引装置1の自己回復手段12は、BRM21に対
して処理プログラムの再ロードを行った(S24)の
ち、出金準備中の紙幣の回収を含む機構部の復旧処理動
作を行ない(S25)、以下紙幣計数のS20以降のス
テップを繰返す。
【0033】最後に、自動取引装置1は顧客2に明細
票、紙幣、カードの媒体放出・返却を行なって取引を終
了する(S26)。
【0034】なお、以上の説明では、顧客取引中での障
害対策を述べたが、障害が回復しなかった場合には、自
動取引装置1は縮退運用を継続し、自己回復手段12は
顧客交代等の空き時間などを利用し、予め組込まれたプ
ログラムによる障害対策の手順を逐次実施する自己回復
機能も保有しており、またこの機能は、顧客自身が障害
復旧のための入力操作を希望しない場合には、上記自己
回復機能が自動的に動作するように制御されることが可
能な構成を有することは勿論である。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の自動取引装
置によれば、障害が発生した部位は切離して縮退し代替
手段で処理を継続することができる。また、障害の復旧
処理については、自己復旧機能により無人処理による回
復が可能となり、金融取引の円滑な運用実現の見地から
の効果は極めて大であり、また、自動取引装置の保守要
員に対する負荷を大幅に軽減することができる。
【0036】さらに、縮退運用をしない部位の障害発生
時にも、簡単な顧客操作により障害復旧処理を実施する
ことができるので、係員が到着するまで顧客を長時間拘
束することもなく、自動取引装置の稼動率の向上と総合
的な顧客サービスの向上が図られるなどの顕著な効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動取引装置の一実施例の構成を
示すブロック図である。
【図2】図1に示す実施例の機能構成の詳細を示すブロ
ック図である。
【図3】本発明に係る自動取引装置の一実施例の障害対
応を示す系統図である。
【図4】本発明に係る自動取引装置の一実施例の障害対
応を示す系統図である。
【図5】本発明に係る自動取引装置の一実施例の障害対
応を示す系統図である。
【図6】本発明の各取引での障害発生時における個々の
障害対応を説明する説明図である。
【図7】従来の自動取引装置による通帳入金取引での障
害対応説明図
【符号の説明】
1 自動取引装置 2 顧客 3 取引媒体 4 媒体取扱手段 5 表示出力手段 6 入力手段 7 CPU 8 取引情報送受手段 9 運用管理手段 10 障害検知手段 11 自動縮退手段 12 自己回復手段 13 主制御部 14 第1のマイクロプロセッサ 15 FDまたはDK 16 メモリ 17 第2のマイクロプロセッサ 18 MCU 19 SPR 20 PBM 21 BRM 22 JPR 23 タッチパネル 24 液晶 25 回線制御部 26 カード 27 明細票 28 通帳 29 紙幣 30 ジャーナル 31 インタフォン 32 遠隔監視装置 33 取引情報ファイル 34 第3のマイクロプロセッサ S1〜S26 処理ステップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取引媒体を用いて取引を行なう自動取引
    装置において、前記自動取引装置を構成する各部位の障
    害を検知する障害検知手段と、前記障害の発生した部位
    の機能を切離して縮退運用を行なう自動縮退手段と、前
    記切離した障害部位に対して復旧処理を行なう自己回復
    手段と、前記自動取引装置内での取引処理を行なう各機
    構部の制御並びに前記障害検知手段、自動縮退手段、及
    び、自己回復手段の運用を管理する運用管理手段を有す
    ることを特徴とする自動取引装置。
  2. 【請求項2】 取引媒体を用いて取引を行なう自動取引
    装置において、前記自動取引装置を構成する各部位の障
    害を検知する障害検知手段と、前記障害に関する情報を
    含む取引情報を表示する表示手段と、前記障害の発生し
    た部位に対して復旧処理を行なう自己回復手段と、前記
    表示手段による障害情報に基づいて復旧処理を選択入力
    する入力手段と、取引処理機構の制御並びに前記障害検
    知手段、自動縮退手段、表示手段、及び自己回復手段の
    運用を管理する運用管理手段を有し、前記障害の復旧処
    理を行なうことを特徴とする自動取引装置。
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