JPH0561351U - レベル調整装置 - Google Patents

レベル調整装置

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JPH0561351U
JPH0561351U JP272092U JP272092U JPH0561351U JP H0561351 U JPH0561351 U JP H0561351U JP 272092 U JP272092 U JP 272092U JP 272092 U JP272092 U JP 272092U JP H0561351 U JPH0561351 U JP H0561351U
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JP272092U
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Inventor
明 白井
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株式会社白井▲鉄▼工所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吊り上げて外部から窓枠に嵌め込んだ板ガラ
スの傾きを室内側から修正できるようにする。 【構成】 天井面と床面とに上下端を突っ張る伸縮手段
付の柱材21と、この柱材の上部と下部とにそれぞれ適
宜の手段により前後方向にスライド調整可能に設けたス
ライダ34と、この両スライダの前端に基部を支持した
吸盤41とから成り、外部から窓枠に嵌め込んだ板ガラ
スを吸盤を介し荷受けすると共に、スライダをスライド
させて板ガラスの傾きを修正する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、建築物の窓枠に嵌め込む板ガラスや建築物の壁用パネルのレベル 調整に用いる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
建築物の各階の窓枠に板ガラスを嵌め込むに際し、板ガラスが大判の場合外部 から嵌め込み作業を行なう。
【0003】 上記外部からの板ガラスの嵌め込み作業は、図4に示すように、トラッククレ ーンなどの起状アーム1の先端から垂れ下がるワイヤ2の端末に接続してある吸 着式支持具3の複数の吸盤4により板ガラスAを保持したのち、ウインチにより ワイヤ2を巻取ると共に、アーム1を起伏並びに伸縮させながら建築物Bの窓枠 bに板ガラスAを嵌め込み、然るのち、室内作業者により嵌め込まれた板ガラス Aの上下部或は両側部を押して傾きを修正する。 なお、傾き修正には、室内作業者と室外作業者とがトランシーバーなどを用い る。
【0004】 しかして、窓枠bの溝にコーキング材を充填する。 なお、板ガラスは、嵌め込み作業の開始からコーキング材の固化迄の間支持具 3を介し支持する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような板ガラスの嵌め込み方法を採用すると、嵌め込み開始からコーキ ング材の固化による固定までの間トラッククレーンのアームの支持具を介し板ガ ラスを支持するので、トラッククレーンの稼働率が著しく低下する問題があった 。
【0006】 また、板ガラスの傾き修正に多くの作業者を必要とすると共に、手で押す傾き 修正のため、微小な傾き修正をスムーズに行なうことができない問題があった。
【0007】 そこで、この考案の課題は、室内側から極めて容易に傾き修正することができ るレベル調整装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案は天井面と床面とに上下端を突っ張る 伸縮調整手段付の柱材と、この柱材の上部と下部とにそれぞれ適宜の手段により 前後方向にスライド調整可能に設けたスライダと、この両スライダの前端に基部 を支持した吸盤とから成るレベル調整装置を採用したものである。
【0009】
【作用】
支持具の吸盤により板ガラスを保持したのち、ウインチによりワイヤを巻取る と共に、アームを起伏並びに伸縮させながら窓枠に板ガラスを嵌め込む。
【0010】 嵌め込まれた板ガラスは、室内の天井面と床面とに上下端を突っ張って起立し た柱材の吸盤により室内側の板面を吸着して荷受けする。
【0011】 上記荷受けした板ガラスの傾きを修正する場合は、上下いずれか一方のスライ ダ或は上下のスライダを前後いずれかの方向に吸盤と共にスライドさせて行なう 。
【0012】 傾き修正後には、窓枠の溝にコーキング材を充填し、充填したコーキング材の 固化後に板ガラスから吸盤を取り外して柱材を撤去する。 なお、板ガラス屋外面の吸盤による支持は、板ガラスの傾き修正後やコーキン グ材の充填後解除する。
【0013】
【実施例】 図1及び図2は、この考案に係る実施例を示すもので、21は建築物Bの天井 面を床面とに上下端を突っ張る伸縮調整手段付の柱材である。
【0014】 上記の柱材21は、大径角パイプ22と、この大径角パイプ22内にスライド 自在に挿入した小径角パイプ23と、大径角パイプ22の小径角パイプ23側内 端から外端方向に等間隔を存して対向二辺が合致するよう設けた第1透孔24と 、小径角パイプ23の大径角パイプ22側内端部の長手方向の前後に第1透孔2 4のピッチに等しいピッチで設けた二個の第2透孔25と、合致する第1透孔2 4と第2透孔25とに貫通する抜止めナットや割ピン付のピン26と、大径角パ イプ22の外端に支軸27を介し揺動自在に取付けたゴム28付の押し付け板2 9と、小径角パイプ23の外端に固定したナット30と、このナット30にねじ 込んだ工具の係合部31付ネジ軸32と、このネジ軸32の突出方向先端に設け たゴム28付の座部材33とで構成し、まず、ピン26を抜き取って天井面と床 面との間の距離よりも両ゴム28間の距離が少し短くなるよう大径角パイプ22 或は小径角パイプ23をスライドさせ、そして合致する第1透孔24と第2透孔 25とにピン26を貫通させる。
【0015】 その後に、床面に座部材33のゴム28を接地したのち、係合部31に工具を 係合してネジ軸32を回動しながら突出方向にスライドすると共に、天井面に押 し付け板29のゴム28を圧接するようにしたが、大径角パイプの内端縁上でハ ンドルによりナットを回動させながら、外周に設けてナットにねじ込んだネジ部 付の小径角パイプをスライドさせる方式などを採用することもある。
【0016】 また、柱材21の上部と下部には、操作により前後方向にスライドするスライ ダ34が設けられている。 上記のスライダ34は、図示の場合大径角パイプ22と小径角パイプ23とに 嵌装する筒体35と、この筒体35の外周切離し部を挾む片方からもう片方にね じ込む締付けボルト36と、筒体35の外周から突出する突片37と、この突片 37に設けてある透孔38に貫通させたネジ軸39と、突片37の両面に押し付 けるようネジ軸39にねじ込んだ二個のナット40とで構成し、締付ボルト36 を緩めて所定位置に筒体35をスライドさせたのち、締付ボルト36を締め付け て所定の位置に筒体35を固定し、また片方のナット40を緩めたのち、もう片 方のナット40を締め付けてネジ軸39を前後方向にスライドさせるようにした が、操作回転体の回転運動をスライダの直線スライドに変換する方式を採用して もよい。
【0017】 さらに、スライダ34の先端には、吸盤41の基部が取付けられている。
【0018】 上記構成のレベル調整装置を用いた板ガラスの傾き修正方法を説明する。
【0019】 図3に示すように、支持具3の吸盤4により板ガラスAを保持したのち、ウイ ンチによりワイヤ2を巻取ると共に、アーム1を起伏並びに伸縮させながら、窓 枠bに室外から板ガラスAを嵌め込む。
【0020】 嵌め込まれた板ガラスAは、室内の天井面と床面とに上下端を突っ張って起立 した柱材21の吸盤41により室内側の板面を吸着して荷受けする。
【0021】 上記板ガラスAの荷受け後には、吸盤4による室外面の保持を解除すると共に 、アーム1を収縮し、かつウインチによりワイヤ2を巻戻して地上に支持具3を 降下する。
【0022】 上記荷受けした板ガラスAの傾きを修正する場合、上下いずれか一方のスライ ダ34或は上下のスライダ34を前後いずれかの方向に吸盤41と共にスライド させて行なう。
【0023】 傾き修正後には、窓枠bの溝にコーキング材を充填し、充填したコーキング材 の固化後に板ガラスAから吸盤41を取り外して柱材21を撤去する。 なお、柱材21は、板ガラスAの寸法によって並列本数を増減する。
【0024】
【効果】
以上のように、この考案に係るレベル調整装置を使用することにより、窓枠に 嵌め込んだ板ガラスの傾きをスライダのスライドによって極めて容易に修正する ことができる。
【0025】 また、天井面と床面とに上下端を押し付けて起立した柱材の吸盤により外部か ら窓枠に嵌め込まれた板ガラスを荷受けして、コーキング材の充填作業を行なう ので、外部からの板ガラス嵌め込みトラッククレーンの稼働率が著しく向上する 。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る実施例の一部切欠側面図
【図2】スライダの部分の横断拡大平面図
【図3】板ガラスの荷受け状態を示す側面図
【図4】従来の板ガラスの嵌め込みを示す側面図
【符号の説明】
21 柱材 22 大径角パイプ 23 小径角パイプ 24 第1透孔 25 第2透孔 26 ピン 27 支軸 28 ゴム 29 押し付け板 30 ナット 31 係合部 32 ネジ軸 33 座部材 34 スライダ 35 筒体 36 ボルト 37 突片 38 透孔 39 ネジ軸 40 ナット 41 吸盤

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井面と床面とに上下端を突っ張る伸縮
    調整手段付の柱材と、この柱材の上部と下部とにそれぞ
    れ適宜の手段により前後方向にスライド調整可能に設け
    たスライダと、この両スライダの前端に基部を支持した
    吸盤とから成るレベル調整装置。
JP272092U 1992-01-29 1992-01-29 レベル調整装置 Expired - Lifetime JPH0734111Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP272092U JPH0734111Y2 (ja) 1992-01-29 1992-01-29 レベル調整装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP272092U JPH0734111Y2 (ja) 1992-01-29 1992-01-29 レベル調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0561351U true JPH0561351U (ja) 1993-08-13
JPH0734111Y2 JPH0734111Y2 (ja) 1995-08-02

Family

ID=11537149

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JP272092U Expired - Lifetime JPH0734111Y2 (ja) 1992-01-29 1992-01-29 レベル調整装置

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JPH0734111Y2 (ja) 1995-08-02

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