JPH0559912U - 携帯電話用携帯アンテナ構造 - Google Patents

携帯電話用携帯アンテナ構造

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Publication number
JPH0559912U
JPH0559912U JP528692U JP528692U JPH0559912U JP H0559912 U JPH0559912 U JP H0559912U JP 528692 U JP528692 U JP 528692U JP 528692 U JP528692 U JP 528692U JP H0559912 U JPH0559912 U JP H0559912U
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JP
Japan
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antenna
mobile phone
building
doublet
doublet antenna
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Pending
Application number
JP528692U
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English (en)
Inventor
敏明 松本
Original Assignee
株式会社リンク
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社リンク filed Critical 株式会社リンク
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Publication of JPH0559912U publication Critical patent/JPH0559912U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯電話用携帯アンテナにおいて、建造物内
で、外壁から可成り離れた場所でも通話可能にして、携
帯電話の通話ゾーンを拡大し、かつ、アンテナの設置を
簡単にする。 【構成】 携帯電話用の無線基地局と送受信する携帯可
能な主ダブレットアンテナ1と、携帯電話11と送受信
する副ダブレットアンテナ9を設け、両アンテナ1,9
を所望長さの同軸ケーブル8で接続する。主ダブレット
アンテナ1を建造物2の窓側に、取外し自在に固定する
と共に副ダブレットアンテナ9を上記建造物2内の適当
箇所に置いて通話する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、屋内外で使用可能な携帯電話に付設して使用する携帯アンテナ構造 、さらに詳しくは、特に携帯電話を建造物内で使用する際に付設する携帯アンテ ナ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、一般に採用されている携帯電話の送信出力は、1W以下なので感度不足 となり電波が届くゾーンが狭く、したがって、通話距離を稼ぐことができず、特 に建造物内で使用するときは、リピータアンテナを付設しないと通信できない場 合が生じている。
【0003】 従来、上記リピータアンテナとして、図3に示すものがある。このアンテナは 、主に自動車用に開発されたもので、同図示のように、一対のカプラ1,2には 、それぞれダブレットアンテナ3,4が設けられており、この各アンテナ3,4 はカプラ1,2内に埋設された電極5,6に接続されている。そして、上記両カ プラ1,2は強力粘着テープ7により自動車のウインドガラス8に対して車内と 車外から対向して接着固定することにより、ウインドガラス8を誘電体とするコ ンデンサを構成し、これによって内外のダブレットアンテナ3,4を電気的に結 合するものである。このアンテナを使用すると、車内においても良好に通話可能 になる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記アンテナは、両カプラ1,2をガラス8に強力粘着テープ7によ り接着するので、取外し作業が非常に困難である。また、ガラス8が金属粉入断 熱ガラス、除霜用熱線埋設ガラス、日除けフィルム貼着ガラス等の場合には、交 流電力が伝達され難くなるため、アンテナ3,4が作用しなくなる。さらにまた 、特に、上記アンテナは、両ダブレットアンテナを近接しなければならないので 、建造物内の窓際等から可成り離れた場所で通話する場合には使用可能になる。
【0005】 本考案は、上記実情に鑑みてなされたものであって、建造物内の外壁部から可 成り離れた場所での通話を可能として通話ゾーンを拡大し、また、設置が簡単で あると共に携帯可能とし、かつ、上述したガラス構造等による電波障害の問題も 解消し得る携帯電話用携帯アンテナを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案に係る携帯電話用携帯アンテナ構造は、携帯 電話用の無線基地局と送受信する主ダブレットアンテナと、このアンテナと所望 長さの同軸ケーブルで接続され、携帯電話と送受信する携帯可能な副ダブレット アンテナとを有し、上記主ダブレットアンテナを建造物の外部又は上記無線基地 局と送受信良好な場所に取外し自在に固定するように構成すると共に、上記副ダ ブレットアンテナを上記建造物の内部に載置して使用するように構成したことを 特徴とするものである。
【0007】
【作用】
本考案によれば、携帯電話の送信波は、副ダブレットアンテナで受信され、同 軸ケーブルを介して主ダブレットアンテナから無線基地局に送信され、逆に無線 基地局からの受信波は主ダブレットアンテナで受信され、同軸ケーブルを介して 副ダブレットアンテナから送信されて携帯電話で受信される。したがって、これ により、建造物内の外壁部から可成り離れた場所でも屋外と同様に、良好に通話 可能になる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案に係る携帯電話用携帯アンテナ構造の1実施例につき、図1およ び図2を参照して説明する。図1は、この実施例による携帯アンテナ構造の使用 状態説明図、図2は同上アンテナ構造の全体斜視図である。
【0009】 上記図1,図2において、1は携帯電話用の無線基地局と送受信する主ダブレ ットアンテナで、このアンテナ1の基部には、アンテナ1を建造物2の無線基地 局との送受信良好な場所、たとえば、外壁近くの窓際等の適当箇所に取外し自在 に固定可能な固定具3が設けてある。実施例の固定具3は、所定箇所に狭着して 固定するクリップ4で構成し、このクリップ4は2枚の挟着板5,6をヒンジ( 図示せず)で開閉自在に枢着し、バネにより常時先端の挟着端部5a,6aを当 接状態に保持し、後端部5b,6bを押圧して接近すると挟着端部5a,6aが 開くような構造になっている。そして、上記アンテナ1の基部は球体継手7を介 して上部側の挟着板5に連結されている。従って、主ダブレットアンテナ1はク リップ4に対して任意の傾斜角度に調整して保持させることができるようになる 。なお、上記固定具3は、上記クリップ4に限定されることなく、たとえば、ネ ジ止方式やその他の構造のものを選択して採用できるものである。
【0010】 上記主ダブレットアンテナ1には、所定長さの同軸ケーブル8の一端を差込式 、又は固着式に接続してある。このケーブル8の長さは、たとえば4〜8m程度 等、所望の長さに設定するもので、ケーブル8を長くした場合には、後述する副 ダブレットアンテナの台部材やその他の箇所に増巾器を設けることもできる。
【0011】 9は携帯電話11と送受信する副ダブレットアンテナで、このアンテナ9は建 造物2内の適当部に載置して使用するもので、実施例では、アンテナ9の基端に 台座10を設けて立設するように構成してある。この場合、アンテナ9は台座1 0に対して起伏可能に構成しても良く、また、台座10に代えて伸縮自在の三脚 等を設けても良いものである。そして、副ダブレットアンテナ9には上記同軸ケ ーブル8の他端を差込式、又は固着式に接続してある。
【0012】 実施例の携帯電話用携帯アンテナは上記のように構成したもので、次にその使 用方法の1例につき説明する。目的地に携帯電話とともに携帯し、主ダブレット アンテナ1を建造物2の窓辺の屋外あるは屋内にクリップ4で挟着固定して立設 すると共に、副ダブレットアンテナ9を屋内の適当部(携帯電話所持者の近く) に設置する。これにより、無線基地局からの送信波は主ダブレットアンテナ1で 受信され、同軸ケーブル8を介して副ダブレットアンテナ9から送信されて携帯 電話11で受信され、また、逆に携帯電話11の送信波は、副ダブレットアンテ ナ9で受信され、ケーブル8を介して主ダブレットアンテナ1から無線基地局に 送信される。そして、目的地での用件が終了後は、両アンテナ1,9およびケー ブル8を携帯電話とともに携帯し、次の目的地で上記と同様に使用する。
【0013】
【考案の効果】
本考案は以上説明したように構成したので、電波の届かない建造物の奥でも良 好に通話可能になり、したがって、通話可能なゾーン範囲を拡大することができ る。また、目的地まで携帯して簡単に設置し、使用することができる。さらに、 ガラス構造等による電波障害の問題も解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る携帯電話用携帯アンテナ構造の1
実施例の使用状態を示す説明図である。
【図2】同上アンテナ構造の全体斜視図である。
【図3】従来の携帯電話用リピータアンテナを示す縦断
面図である。
【符号の説明】
1 主ダブレットアンテナ 2 建造物 3 固定具 8 同軸ケーブル 9 副ダブレットアンテナ 11 携帯電話

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話用の無線基地局と送受信する携
    帯可能な主ダブレットアンテナと、この主ダブレットア
    ンテナと所望長さの同軸ケーブルで接続され、携帯電話
    と送受信する携帯可能な副ダブレットアンテナとを有
    し、上記主ダブレットアンテナを建造物の外部又は上記
    無線基地局と送受信良好な場所に取外し自在に固定する
    ように構成すると共に、上記副ダブレットアンテナを上
    記建造物の内部に載置して使用するように構成したこと
    を特徴とする携帯電話用携帯アンテナ構造。
JP528692U 1992-01-16 1992-01-16 携帯電話用携帯アンテナ構造 Pending JPH0559912U (ja)

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JP528692U JPH0559912U (ja) 1992-01-16 1992-01-16 携帯電話用携帯アンテナ構造

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JP528692U JPH0559912U (ja) 1992-01-16 1992-01-16 携帯電話用携帯アンテナ構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0559912U true JPH0559912U (ja) 1993-08-06

Family

ID=11607001

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP528692U Pending JPH0559912U (ja) 1992-01-16 1992-01-16 携帯電話用携帯アンテナ構造

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JP (1) JPH0559912U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020202431A (ja) * 2019-06-06 2020-12-17 株式会社リコー 無線通信装置及び無線通信装置が実行する方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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