JPH0558303U - プリンタの記録紙送りロック機構 - Google Patents

プリンタの記録紙送りロック機構

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JPH0558303U
JPH0558303U JP4099992U JP4099992U JPH0558303U JP H0558303 U JPH0558303 U JP H0558303U JP 4099992 U JP4099992 U JP 4099992U JP 4099992 U JP4099992 U JP 4099992U JP H0558303 U JPH0558303 U JP H0558303U
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JP4099992U
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Inventor
泰三 斉藤
広之 山口
Original Assignee
旭光学工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷待機中の連続記録紙の移動を規制し、正
しい位置から再開できるようにする。 【構成】 側縁に送り孔21が設けられたファンホール
ド紙20を搬送して該ファンホールド紙20上に印刷を
行うレーザビームプリンタPに、ファンホールド紙20
の紙面に交わる方向に揺動可能なスイングアーム101
と、該スイングアーム101を揺動自在に支持する支軸
102と、スイングアーム101の一端101aに設け
られ、ファンホールド紙20の紙面を押圧して湾曲させ
るローラ103と、スイングアーム101の他端101
bに形成され、スイングアーム101の揺動に伴って前
記送り孔21に係脱可能な係合ピン101cと、ローラ
103がファンホールド紙20を押圧する方向にスイン
グアーム101を付勢するコイルばね104とを備える
送りロック機構10を設ける構成とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、連続記録紙上に印刷を行うプリンタに関し、詳しくは印刷待機中に おける連続記録紙の移動を規制する記録紙送りロック機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、記録紙上への印刷を行うプリンタにおいては、前記記録紙として、 1つの印刷領域を形成する1ページ毎に交互に折り畳まれた状態で供給され、側 端部に送り穴を有すると共にその折り畳み部分がミシン目となって簡単に切断可 能な所謂ファンホールド紙と呼ばれる送り穴付き折り畳み連続記録紙(以下単に 連続記録紙と略す)に印刷するものがある。 そして、その種のプリンタの一つとして、一様に帯電させた感光ドラム表面の 感光体を露光して電荷の抜け落ちた潜像を形成し、この潜像に帯電させたトナー を付着させて現像(トナー像化)し、このトナー像を連続記録紙に転写すると共 に定着装置によって定着させる、所謂電子写真法を利用したレーザビームプリン タ等の電子写真式プリンタが知られている。
【0003】 ところで、このような連続記録紙上に印刷する電子写真式プリンタでは、連続 記録紙上へトナーを定着させる定着装置として最も一般的な方式である加熱され たローラ(ヒートローラ)から加えられる熱でトナーを加熱融着させる所謂ヒー トローラ定着装置を用いた場合、印刷待機中に連続記録紙がヒートローラと押圧 ローラとに挟持されていると連続記録紙の同一箇所がヒートローラから加えられ る熱で焦げ付いたり火ぶくれを起こす等の不具合が生じる可能性があり、特に、 ヒートローラの温度制御系(温度センサ,制御装置)に故障が生じた場合にはこ の虞が大きいものである。 又、露光位置と転写位置とが異なるという電子写真法の構成上、連続記録紙の ミシン目から一定の間隔をおいた位置から印刷開始するには印刷開始前に連続記 録紙に対して感光ドラムを相対的に移動させて頭出しをする必要があるが、この 頭出しの際、連続記録紙が転写状態にある(連続記録紙が感光ドラム表面に当接 している)と、連続記録紙によって感光ドラム表面の感光体が傷付けられたり摩 耗したりし、更に、感光ドラム表面の残留トナーで連続記録紙が汚れるという問 題がある。 この為、本出願人は、先に、転写チャージャを転写作用位置から退避可能とす ると共に定着ローラ対の一方のローラ(ヒートローラが望ましい)を退避可能に 構成し、印刷待機時には転写チャージャ及び定着ロール対のローラを退避させる レーザビームプリンタを提案した。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述の本出願人の提案による構成のプリンタでは、連続記録紙の搬送を、定着 ローラ対による該連続記録紙の挟持と該定着ローラ対のローラの回転駆動とによ り行っているので、印刷(画像形成)待機中に転写チャージャ及び定着ローラ対 のローラを夫々転写作用位置及び定着作用位置から退避させると、連続記録紙を 所定位置に保持することができなくなる。 このため、印刷終了して排紙された連続記録紙をミシン目から切り離す際等に 、連続記録紙に対してその移動方向への力が加えられると、前記連続記録紙の頭 出し位置が狂ってしまい、そのままの状態で印刷を再開すると記録紙上の印刷開 始位置が狂い前記ミシン目に跨がって印刷がなされてしまう場合があるという問 題があった。
【0005】 また、この問題は特に電子写真式プリンタに限られたものではなく、例えばワ イヤドットプリンタや熱転写プリンタ等においても、印刷待機中に連続記録紙に 力が加わると前記連続記録紙が移動してしまう構成のものであれば、同様に起き 得る問題である。
【0006】 本考案は上記の如き事情に鑑み、印刷待機中における連続記録紙の移動を規制 して、印刷を正しい位置から再開することのできるプリンタの記録紙送りロック 機構の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、側縁に搬送用の送り孔が設けられた連続 記録紙を搬送して該連続記録紙上に印刷を行うプリンタに設けられる記録紙送り ロック機構であって、前記連続記録紙の紙面に交わる方向へ揺動可能なアームと 、前記アームの一端側に設けられ、前記連続記録紙の紙面を押圧して当該押圧部 分の連続記録紙を搬送路から偏位させるガイドと、前記アームの揺動中心を挟ん で前記ガイドとは反対側に位置する前記アームの他端側に設けられ、該アームの 揺動に伴って前記連続記録紙の送り孔に係脱可能な係合ピンと、前記ガイドが前 記連続記録紙を押圧する方向に前記アームを付勢する付勢部材とを備える構成と した。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図面に基づいて説明する。 図4は本考案の一実施例によるプリンタの記録紙送りロック機構が適用される レーザビームプリンタを示す全体概略構成図である。 図4に示すようにこのレーザビームプリンタPは、入力される印字乃至画像情 報に基づいて変調されたレーザ光を出力して感光ドラム1の表面の感光体を走査 する走査光学系5と、前記レーザ光の走査により感光ドラム1上に形成される潜 像を現像してトナー像とする現像部6と、前記感光ドラム1上のトナー像を連続 記録紙であるファンホールド紙20に転写させる転写部7と、転写されたトナー 像をファンホールド紙20上に定着させる定着部8とを備えており、コンピュー タ等の出力装置として用いられるものである。
【0009】 このレーザビームプリンタPでは、前記ファンホールド紙20が図4中右側の 給紙口Aから搬入され、該ファンホールド紙20を挟んで前記感光ドラム1と対 向する前記転写部7、送り装置の一部をなすトラクタ9、前記定着部8の順に搬 送されて、図4中左側の排紙口Bへと搬送される。 前記転写部7は、揺動可能に配設されたアーム72を備えており、印刷動作中 には該アーム72が図4中実線で示す位置に揺動して、該アーム72の先端に設 けられたコロナ帯電器71を前記ファンホールド紙20に近接させてこれを前記 感光ドラム1に接触させると共に、印刷待機中には前記アーム72は図4中の想 像線で示す位置に揺動して、該アーム72の先端に設けられたコロナ帯電器71 を前記ファンホールド紙20から退避させる。
【0010】 また、前記定着部8は、中間部分で支軸84に軸支された揺動可能なアーム8 3を備えており、印刷動作中には該アーム83が図4中実線で示す位置に揺動し て、該アーム83の一端83aに設けられたヒートローラ81を前記ファンホー ルド紙20に押圧させてこれをプレスローラ82に接触させると共に、印刷待機 中には前記アーム83は図4中の想像線で示す位置に揺動して、ヒートローラ8 1を前記ファンホールド紙20から退避させる。 尚、前記ヒートローラ81は、クラッチ機構を備える駆動伝達系を介して駆動 源(いずれも図示せず)に接続されており、印刷動作中には前記クラッチ機構が 接続状態となって前記駆動源の駆動が伝達されて回転し、且つ印刷待機中には前 記クラッチ機構が切断状態となって前記駆動源の駆動が伝達されずに停止するよ うに構成されている。 また、前記アーム83はヒートローラ81の両側に設けられている(図4中に は一方のみを図示している)。
【0011】 一方、前記トラクタ9は、前記ファンホールド紙20の幅に合わせて間隔調整 可能とされた一対のトラクタベルト91,91(図4中には一方のみを図示して いる)を備えており、各トラクタベルト91,91を前記ファンホールド紙20 の両側部に臨むように位置させている。 このトラクタベルト91,91は各々プーリ92,93に掛け渡されており、 プーリ92は、前記ファンホールド紙20の搬送方向への周回のみを許容するワ ンウェイクラッチ(不図示)を介して前記ヒートローラ81と同一の駆動源に接 続されている。 また、各トラクタベルト91,91の周面には、前記ファンホールド紙20の 両側に一定の等間隔おきに設けられた送り孔21(図1)に係合する突起91A が突設されており、各トラクタベルト91,91は、通常は前記印字動作中にの み駆動源の駆動がプーリ92に伝達されて、各トラクタベルト91,91が前記 ファンホールド紙20の搬送に同期して周回するように構成されている。
【0012】 このため、前記印刷動作時においては前記ファンホールド紙20に前記ヒート ローラ81の回転力が伝達され、これによりファンホールド紙20は前記給紙口 Aから排紙口Bに向けた方向(以下搬送方向と略す)に搬送されると共に、前記 トラクタベルト91は、前記ヒートローラ81の回転に従動して周回する。 そして、前記印刷動作中には、前記転写部7のコロナ帯電器71が前記ファン ホールド紙20に近接して、該ファンホールド紙20をコロナチャージすること により、前記感光ドラム1上のトナー像がファンホールド紙20上に転写される と共に、前記定着部8のヒートローラ81が前記ファンホールド紙20に押圧さ れて、該ファンホールド紙20に転写されたトナーを熱することによりトナー像 がファンホールド紙20上に定着されて印刷がなされる。
【0013】 一方、前記印刷待機中には、前記ヒートローラ81によって前記ファンホール ド紙20の同一箇所が熱せられないように、上述の如く前記アーム83が図4中 の想像線で示す位置に揺動して、前記ヒートローラ81が前記ファンホールド紙 20上から退避すると共に、前記ファンホールド紙20上に感光ドラム1上の残 留トナーが付着して汚損されないように、また、前記感光ドラム1がファンホー ルド紙20の接触により傷付けられないように、上述の如く前記アーム72が図 4中の想像線で示す位置に揺動して、前記コロナ帯電器71が前記ファンホール ド紙20上から退避する。 さらに、前記印刷待機中には、前記駆動源の駆動が図示しないエンジンコント ローラの制御により停止することにより、前記トラクタベルト91は前記ファン ホールド紙20の搬送方向にのみ周回可能な状態で停止し、これにより、前記フ ァンホールド紙20の搬送が停止される。
【0014】 図5は、図4のレーザビームプリンタPに使用される前記ファンホールド紙2 0の概略構成を示す平面図であり、この図5に示すように、前記ファンホールド 紙20には、その両側部に一定間隔で送り孔21が設けられていると共に、その 搬送方向における一定の等間隔おきにミシン目22が設けられており、このミシ ン目22によって、印刷された部分のファンホールド紙20を切り離し易いよう にしていると共に、隣接する2つのミシン目22,22で画成される各ミシン目 22に跨らない領域を1つの印刷領域Cとしていて、図4のレーザビームプリン タPによる前記ファンホールド紙20への印刷は、各印刷領域Cの範囲内に納ま るように行われる。
【0015】 さて、前記トラクタ9と定着部8との間には図4に示すように、本考案の一実 施例による送りロック機構10が配設されており、該送りロック機構10は図1 及び図3に示すように、前記ファンホールド紙20の紙面に交わる方向へ揺動可 能なスイングアーム101と、前記スイングアーム101を揺動自在に支持する 支軸102と、前記スイングアーム101の一端101a側に回転可能に設けら れ、前記ファンホールド紙20の紙面を押圧して当該押圧部分のファンホールド 紙20を湾曲させるガイドとしてのローラ103とを備えている。 尚、スイングアーム101の一端101aは、定着部8のアーム83の他端8 3bに向けて延出している。 一方、前記支軸102を挟んで前記ローラ103とは反対側に位置する前記ス イングアーム101の他端101bには、該スイングアーム101の揺動に伴っ て前記ファンホールド紙20の送り孔21に係脱する係合ピン101cが形成さ れている。 また、前記送りロック機構10には図1に示すように、前記ローラ103が前 記ファンホールド紙20を押圧する方向にスイングアーム101を付勢する付勢 部材としてのコイルばね104を備えており、該コイルばね104の一端は前記 スイングアーム101の他端101bと前記支軸102との間に取着され、コイ ルばね104の他端は前記レーザビームプリンタP内の固定箇所(図示せず)に 取着されている。
【0016】 このため通常は、印刷動作中及び印刷待機中における前記アーム83及び前記 スイングアーム101の状態を示す図2(a),(b)にあるように、前記レー ザビームプリンタPが印刷動作中か印刷待機中かに関わらず、前記ローラ103 が前記コイルばね104の付勢により前記ファンホールド紙20の紙面に図4中 下方から圧接する。 そして、このローラ103と、該ローラ103から偏位した両側位置に設けら れてファンホールド紙20の紙面に図4中上方から当接するガイドローラ106 ,106とで、前記ローラ103の圧接部分のファンホールド紙20を湾曲させ 、該ファンホールド紙20を挟んで前記ローラ103に対向する固定位置に配設 されたローラ105に前記湾曲部分のファンホールド紙20を当接させる。 よって、通常状態においては、前記係合ピン101cは前記ファンホールド紙 20の下方に退避して前記送り孔21に係合しない状態となっている。 尚、レーザビームプリンタPが印刷動作中であるときには図2(a)に示すよ うに、アーム83の他端83bに突設されたピン85が、スイングアーム101 の一端101aに当接し、これにより、前記係合ピン101cがファンホールド 紙20の送り孔21に係合する方向への前記スイングアーム101の揺動が規制 された状態にロックされる。 また、レーザビームプリンタPが印刷待機中であるときには図2(b)に示す ように、ヒートローラ81が前記ファンホールド紙20上から退避する方向にア ーム83が揺動して、アーム83の他端83bに突設されたピン85が、スイン グアーム101の一端101aから離間する。 これにより、前記係合ピン101cがファンホールド紙20の送り孔21に係 合する方向へのスイングアーム101の揺動が可能な状態となる。
【0017】 そして、前記レーザビームプリンタPが印刷待機中となり、前記スイングアー ム101が前記支軸102を中心に回転揺動可能となった、図2(b)に示す状 態で、例えば、印刷後のファンホールド紙20をミシン目22から切断するため に、前記排紙口Bから排紙されたファンホールド紙20が図6に示すようにユー ザの手Hにより引っ張られ、該ファンホールド紙20に前記搬送方向への力が加 わると、これによりファンホールド紙20に生じる張力Tがトラクタ9に作用す る。 しかし、ワンウェイクラッチを介して駆動源に接続されたプーリ92を前記搬 送方向に沿った向きに回転させるために必要な負荷T1は前記張力Tよりも大き く設定されているため、この張力Tは湾曲した部分のファンホールド紙20を引 張する力として作用し、これにより前記ローラ103が押し下げられ、前記ロー ラ103乃至スイングアーム101の一端101a側が前記コイルばね104の 付勢に抗して図2(b)中下方に揺動する。
【0018】 この状態を送りロック機構10の側面から見て示したのが図2(c)であり、 当該状態においては前記スイングアーム101の他端101bが図2(b)の位 置から同図中上方に移動して、図2(c)に示すように前記係合ピン101cが 前記ファンホールド紙20の送り孔21に係合する。 このため、係合ピン101cの送り孔21への係合によって前記ファンホール ド紙20の前記搬送方向への移動が規制され、ファンホールド紙20の切断に伴 って印刷待機中にファンホールド紙20の停止位置がずれて印刷再開時の頭出し 位置がずれることが防止される。
【0019】 尚、前記搬送方向への力が加わって一旦図2(c)に示す状態となったファン ホールド紙20に、前記搬送方向への力が加わらなくなったときには、前記コイ ルばね104の付勢力によって前記スイングアーム101が揺動され、これに伴 って前記ローラ103が前記ファンホールド紙20を再び押圧して図2(b)に 示す状態に戻る。
【0020】 このように本実施例の送りロック機構10によれば、レーザビームプリンタP が印刷待機中にあるときに、前記ファンホールド紙20に前記搬送方向への力が 加わると、前記スイングアーム101が揺動して前記係合ピン101cが前記フ ァンホールド紙20の送り孔21に係合し、この係合によって前記ファンホール ド紙20の前記搬送方向への移動が規制されるので、印刷再開時のファンホール ド紙20の頭出し位置が狂って印刷再開後に前記ミシン目22に跨がって印刷が なされるのを防止することができる。 尚、本実施例では前記送りロック機構10がトラクタ9と定着部8との間に配 設されるものとしたが、それ以外の箇所に配設してもよく、例えば前記定着部8 と排紙口Bとの間に配設するようにすれば、印刷動作中におけるスイングアーム 101の揺動を規制するための機構を省略することができる。そして、前記ファ ンホールド紙20を湾曲させるための構成は、実施例中のローラの組み合わせに よるものに限定されない。
【0021】 また、本実施例では、レーザビームプリンタ装置に採用された記録紙送りロッ ク機構について説明したが、本考案はこれに限定されず、例えばワイヤドットプ リンタや熱転写プリンタ等においても、ファンホールド紙に対する印刷が可能で 、印刷待機中に前記ファンホールド紙に力が加わるとこのファンホールド紙が移 動してしまう構成のものであれば、同様に適用可能である。
【0022】
【考案の効果】
上述したように本考案のプリンタの記録紙送りロック機構によれば、側縁に搬 送用の送り孔が設けられた連続記録紙を搬送して該連続記録紙上に印刷を行うプ リンタに設けられる記録紙送りロック機構であって、前記連続記録紙の紙面に交 わる方向へ揺動可能なアームと、前記アームの一端側に設けられ、前記連続記録 紙の紙面を押圧して当該押圧部分の連続記録紙を搬送路から偏位させるガイドと 、前記アームの揺動中心を挟んで前記ガイドとは反対側に位置する前記アームの 他端側に設けられ、該アームの揺動に伴って前記連続記録紙の送り孔に係脱可能 な係合ピンと、前記ガイドが前記連続記録紙を押圧する方向に前記アームを付勢 する付勢部材とを備える構成としたので、印刷待機中に連続記録紙がその搬送方 向に引っ張られても、前記アームが揺動し該アームの他端側に設けられた係合ピ ンが連続記録紙の送り孔に係合して連続記録紙の搬送が規制され、よって、印刷 待機中において連続記録紙が所定位置から移動することを防止することができ、 印刷再開時に正しい位置から印刷を再開することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例によるプリンタの記録紙送り
ロック機構の概略構成を示す斜視図である。
【図2】図1の送りロック機構の印刷動作中及び印刷待
機中における位置関係を示すもので、図2(a)は印刷
動作中を示す側面図、図2(b)は印刷待機中における
通常状態を示す側面図、図2(c)は印刷待機中におけ
る搬送規制状態を示す側面図である。
【図3】図1の送りロック機構を拡大して示す側面図で
ある。
【図4】図1のプリンタの記録紙送りロック機構が適用
されるレーザビームプリンタを示す全体概略構成図であ
る。
【図5】図4のレーザビームプリンタに使用されるファ
ンホールド紙の概略構成を示す平面図である。
【図6】図4のレーザビームプリンタにおいて印刷後の
ファンホールド紙を切断する場合の動作を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
10 送りロック機構 20 ファンホールド紙(連続記録紙) 21 送り孔 101 スイングアーム(アーム) 101a スイングアーム一端 101b スイングアーム他端 101c 係合ピン 102 支軸 103 ローラ(ガイド) 104 コイルばね(付勢部材) P レーザビームプリンタ(プリンタ)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側縁に搬送用の送り孔が設けられた連続
    記録紙を搬送して該連続記録紙上に印刷を行うプリンタ
    に設けられる記録紙送りロック機構であって、 前記連続記録紙の紙面に交わる方向へ揺動可能なアーム
    と、 前記アームの一端側に設けられ、前記連続記録紙の紙面
    を押圧して当該押圧部分の連続記録紙を搬送路から偏位
    させるガイドと、 前記アームの揺動中心を挟んで前記ガイドとは反対側に
    位置する前記アームの他端側に設けられ、該アームの揺
    動に伴って前記連続記録紙の送り孔に係脱可能な係合ピ
    ンと、 前記ガイドが前記連続記録紙を押圧する方向に前記アー
    ムを付勢する付勢部材と、 を備えることを特徴とするプリンタの記録紙送りロック
    機構。
JP4099992U 1991-11-22 1992-05-21 プリンタの記録紙送りロック機構 Pending JPH0558303U (ja)

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JP10408791 1991-11-22
JP3-104087 1991-11-22
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