JPH055777Y2 - - Google Patents

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JPH055777Y2
JPH055777Y2 JP9866087U JP9866087U JPH055777Y2 JP H055777 Y2 JPH055777 Y2 JP H055777Y2 JP 9866087 U JP9866087 U JP 9866087U JP 9866087 U JP9866087 U JP 9866087U JP H055777 Y2 JPH055777 Y2 JP H055777Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 産業上の利用分野 本考案は仮腕木等に取付けて電線等をガイドす
る延線ローラに関するものであり、特に安全性に
優れるものである。
(2) 従来の技術 仮腕木等に取付けられ上部が開閉する延線ロー
ラは、例えば実公昭59−15206号公報に記載され
ているように従来より公知である。
(3) 考案が解決しようとする問題点 しかし、従来の延線ローラは、上部開口部に開
閉自在に設けた開閉ローラの開閉を作業者が直接
行うものであるため、延線ローラ内に電線を挿入
するとき等には、作業者が電線に近付かなくては
ならず、感電事故を起すという問題があつた。
(4) 問題点を解決するための手段 本考案は、上記の問題点を解決するために、上
方に開口部を有する枠体と、この枠体の左側面上
方あるいは右側面上方に、枠体の開口部を開放す
る開放位置と、開口部を閉じる閉鎖位置との間で
揺動自在に枢支された開閉枠と、枠体の左右側面
内側及び下面内側に回転自在に枢支されたローラ
と、開閉枠の内側に回転自在に枢支されたローラ
と、枠体と開閉枠間に配設され伸縮することによ
り開閉枠を開放位置と閉鎖位置とに揺動させる揺
動シリンダとを備えたものである。
(5) 作用 上記の構成により、延線ローラに電線を通した
り、あるいは、延線ローラより電線を外すとき
は、揺動シリンダを作動させて、開閉枠を開放位
置に揺動させることにより延線ローラの開口部が
開放される。
(6) 実施例 以下、図面により本考案の実施例について説明
する。
第1図及び第2図に示すように、延線ローラ1
は、上部に開口部を有する略コ字型の枠体2と、
この枠体2の一方の側面の外側に上下に沿つて取
付けられたブラケツト4の上端に、枠体2の開口
部を開放する開放位置と、開口部を閉じる閉鎖位
置との間で上下に揺動自在に一端が枢支された開
閉枠3とにより、開閉枠3が閉鎖位置に位置した
状態で四角形が形成される。枠体2の左右側面内
側にはそれぞれ側面に沿つて垂直にローラ5,6
が回転自在に枢支され、枠体2の下面内側には下
面に沿つて水平にローラ7が回転自在に枢支さ
れ、開閉枠3の内側には開閉枠3に沿つてローラ
8が回転自在に枢支されており、枠体2及び閉鎖
位置に位置する開閉枠3により形成された四角形
の内側にローラ5,6,7,8により4面を囲ま
れた空間が形成される。開閉枠3を、枠体2の開
口部を開放する開放位置と、開口部を閉じる閉鎖
位置との間で上下に揺動させる揺動シリンダ9
が、開閉枠3のブラケツト4への枢支部より外端
部とブラケツト4の下端とに両端を枢支され、揺
動シリンダ9の縮小により開閉枠3が上方に揺動
して開放位置に位置し、揺動シリンダ9の伸長に
より開閉枠3が下方に揺動して閉鎖位置に位置す
る。
枠体2の下面外側には、仮腕木10等に延線ロ
ーラ1を取付けて固定する絶縁性を有する材料で
作られた碍子等の取付部11が取付けられてい
る。
上記の構成により、延線ローラ1により電線を
支持するときは、取付部11を仮腕木10に取付
けて延線ローラ1を仮腕木10に固定し、揺動シ
リンダ9を縮小させて開閉枠3を上方に揺動させ
ることにより、枠体2の開口部が開放され、この
状態で、仮腕木10を上方に移動させて、開放さ
れた枠体2の開口部より枠体2内に電線12を挿
入し、揺動シリンダ9を伸長させて開閉枠3を下
方に揺動させることにより、枠体2の開口部が開
閉枠3により閉じられて、電線12が延線ローラ
1により支持される。この状態で、電柱の建て替
え工事を行つたり、延線ローラ1により支持され
た電線の繰出し、あるいは、巻取りを行うことに
より、電線12の延線作業が行われる。
作業終了後、再び揺動シリンダ9を縮小させて
開閉枠3を上方に揺動させることにより、枠体2
の開口部が開放され、この状態で、仮腕木10を
下方に移動させて開放された枠体2の開口部より
電線12を出し、延線ローラ2より電線12を解
放する。
(7) 考案の効果 以上のように、本考案によれば、上方に開口部
を有する枠体の上側に、枠体の開口部を開放する
開放位置と、開口部を閉じる閉鎖位置との間で揺
動自在に枢支した開閉枠を、揺動シリンダにより
揺動するようにしたので、作業者が電線に近付く
ことなく開閉枠の開閉を行うことができ、本考案
は延線作業等の電気工事の安全性の向上に有効で
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は延線ロ
ーラの正面図、第2図は同平面図である。 1……延線ローラ、2……枠体、3……開閉
枠、5,6,7,8……ローラ、9……揺動シリ
ンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上方に開口部を有する枠体と、この枠体の左側
    面上方あるいは右側面上方に、枠体の開口部を開
    放する開放位置と、開口部を閉じる閉鎖位置との
    間で揺動自在に枢支された開閉枠と、枠体の左右
    側面内側及び下面内側に回転自在に枢支されたロ
    ーラと、開閉枠の内側に回転自在に枢支されたロ
    ーラと、枠体と開閉枠間に配設され伸縮すること
    により開閉枠を開放位置と閉鎖位置とに揺動させ
    る揺動シリンダとを備えたことを特徴とする延線
    ローラ。
JP9866087U 1987-06-26 1987-06-26 Expired - Lifetime JPH055777Y2 (ja)

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JP9866087U JPH055777Y2 (ja) 1987-06-26 1987-06-26

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JP9866087U JPH055777Y2 (ja) 1987-06-26 1987-06-26

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JPS646712U JPS646712U (ja) 1989-01-13
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0754206Y2 (ja) * 1989-11-22 1995-12-13 株式会社アイチコーポレーション 4面ローラ式ケーブルガイド装置

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JPS646712U (ja) 1989-01-13

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