JPH0557502A - ポリゴンミラー加工装置 - Google Patents
ポリゴンミラー加工装置Info
- Publication number
- JPH0557502A JPH0557502A JP22142191A JP22142191A JPH0557502A JP H0557502 A JPH0557502 A JP H0557502A JP 22142191 A JP22142191 A JP 22142191A JP 22142191 A JP22142191 A JP 22142191A JP H0557502 A JPH0557502 A JP H0557502A
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- JP
- Japan
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- jig
- polygon mirror
- processing
- cutting tool
- machining
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 切削工具を取り付けた加工治具が回転時にぶ
れや位置ずれをおこしたり、振動することによってポリ
ゴンミラー表面の加工精度が低下するということのない
ポリゴンミラー加工装置を提供する。 【構成】 切削工具１を取り付けた加工治具２を超音波
モーターの移動子と一体構造とし超音波モーター振動子
３で回転させてポリゴンミラー８の表面を加工する。
れや位置ずれをおこしたり、振動することによってポリ
ゴンミラー表面の加工精度が低下するということのない
ポリゴンミラー加工装置を提供する。 【構成】 切削工具１を取り付けた加工治具２を超音波
モーターの移動子と一体構造とし超音波モーター振動子
３で回転させてポリゴンミラー８の表面を加工する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、円筒型ポリゴンミラー
の加工プロセスにおいて、切削工具を取り付けた加工治
具が回転することによってミラーの表面を加工するポリ
ゴンミラーの加工装置に関するものである。
の加工プロセスにおいて、切削工具を取り付けた加工治
具が回転することによってミラーの表面を加工するポリ
ゴンミラーの加工装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の円筒型ポリゴンミラーの加工装置
では、例えばダイヤモンドカッターのような切削工具を
取り付けた加工治具をスピンドルによって回転させるこ
とによりポリゴンミラーの表面を加工する方式をとって
いる。この場合の加工治具の構成および加工プロセスを
図３，図４を用いて説明する。図３において１は切削工
具、５は治具本体、７はスピンドルである。ここではこ
れらを総称して加工治具と呼ぶ。この加工治具は図４の
様に加工装置本体９に設置され、スピンドルとともに例
えば毎分数百回転で回転することにより切削工具１がホ
ルダー６で支持されたポリゴンミラー８の表面を加工す
る。ここで治具本体は図３，図４の様な棒型である場合
と図５の様な円盤型１０である場合があるがどちらも機
能上は同じである。
では、例えばダイヤモンドカッターのような切削工具を
取り付けた加工治具をスピンドルによって回転させるこ
とによりポリゴンミラーの表面を加工する方式をとって
いる。この場合の加工治具の構成および加工プロセスを
図３，図４を用いて説明する。図３において１は切削工
具、５は治具本体、７はスピンドルである。ここではこ
れらを総称して加工治具と呼ぶ。この加工治具は図４の
様に加工装置本体９に設置され、スピンドルとともに例
えば毎分数百回転で回転することにより切削工具１がホ
ルダー６で支持されたポリゴンミラー８の表面を加工す
る。ここで治具本体は図３，図４の様な棒型である場合
と図５の様な円盤型１０である場合があるがどちらも機
能上は同じである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成でポリゴンミラーを加工する場合、以下のような問
題を生じていた。加工において必要な切削速度を実現す
るためとスピンドルの重量上の問題から、スピンドルの
半径が切削工具の回転半径、即ち棒型治具の場合は治具
本体の長さ、円盤型治具の場合は円盤の半径、の数分の
１程度と小さくなっている。このため、回転時に回転中
心でぶれや位置ずれが発生すると切削工具位置ではその
ぶれや位置ずれの量が増幅されることになり、加工精度
を低下させている。
構成でポリゴンミラーを加工する場合、以下のような問
題を生じていた。加工において必要な切削速度を実現す
るためとスピンドルの重量上の問題から、スピンドルの
半径が切削工具の回転半径、即ち棒型治具の場合は治具
本体の長さ、円盤型治具の場合は円盤の半径、の数分の
１程度と小さくなっている。このため、回転時に回転中
心でぶれや位置ずれが発生すると切削工具位置ではその
ぶれや位置ずれの量が増幅されることになり、加工精度
を低下させている。
【０００４】また、加工治具の回転に必要なトルクを小
さくするために加工治具の総重量をできるだけ軽くする
必要がある。しかし、スピンドル自体の重量が大きく変
えられないため治具本体を軽量化せねばならず、それに
よって治具本体の剛性が低くなり回転時に振動を起こし
加工精度を低下させている。
さくするために加工治具の総重量をできるだけ軽くする
必要がある。しかし、スピンドル自体の重量が大きく変
えられないため治具本体を軽量化せねばならず、それに
よって治具本体の剛性が低くなり回転時に振動を起こし
加工精度を低下させている。
【０００５】以上の事情に鑑み、本発明は、切削工具を
取り付けた加工治具が回転時にぶれや位置ずれをおこし
たり、振動することによってポリゴンミラー表面の加工
精度が低下するということのないポリゴンミラー加工装
置を提供することを課題とする。
取り付けた加工治具が回転時にぶれや位置ずれをおこし
たり、振動することによってポリゴンミラー表面の加工
精度が低下するということのないポリゴンミラー加工装
置を提供することを課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の、本発明の技術的手段は、切削工具を取り付けた加工
治具を超音波モーターで回転させることを特徴とする。
の、本発明の技術的手段は、切削工具を取り付けた加工
治具を超音波モーターで回転させることを特徴とする。
【０００７】
【作用】この技術的手段による作用は次のようになる。
加工用の治具本体を円盤型超音波モーターの移動子と一
体構造にし、この治具本体の外周部に切削工具を取り付
けることにより、切削工具の回転半径と超音波モーター
の移動子の半径をほぼ一致させることができる。また、
スピンドルを用いる必要がないのでその分の重量を治具
本体の剛性向上に使えるため、加工治具全体として考え
れば軽量かつ高剛性化できる。さらに、超音波モーター
の優れた応答性から高精度の位置制御が可能となる。以
上のことから、加工治具の位置ずれや、振動による加工
精度の低下を防止することができる。
加工用の治具本体を円盤型超音波モーターの移動子と一
体構造にし、この治具本体の外周部に切削工具を取り付
けることにより、切削工具の回転半径と超音波モーター
の移動子の半径をほぼ一致させることができる。また、
スピンドルを用いる必要がないのでその分の重量を治具
本体の剛性向上に使えるため、加工治具全体として考え
れば軽量かつ高剛性化できる。さらに、超音波モーター
の優れた応答性から高精度の位置制御が可能となる。以
上のことから、加工治具の位置ずれや、振動による加工
精度の低下を防止することができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を参照しな
がら説明する。図１に加工治具の構成を示す。図１にお
いて、１は切削工具、２は円盤型超音波モーターの移動
子と一体構造になった治具本体、３は加工治具を回転さ
せるための超音波モーターの振動子である。ここでは冶
具本体２に切削工具１が２つ取り付けられている場合を
示しているが、治具本体２に取り付けられる切削工具１
の数は加工治具の剛性を大きく変えたり回転のバランス
を大きく変えるものでなければいくつでもかまわないこ
とは言うまでもない。ここで用いている超音波モーター
２，３は特願昭５９−２８９８６号等に記載されている
ものである。
がら説明する。図１に加工治具の構成を示す。図１にお
いて、１は切削工具、２は円盤型超音波モーターの移動
子と一体構造になった治具本体、３は加工治具を回転さ
せるための超音波モーターの振動子である。ここでは冶
具本体２に切削工具１が２つ取り付けられている場合を
示しているが、治具本体２に取り付けられる切削工具１
の数は加工治具の剛性を大きく変えたり回転のバランス
を大きく変えるものでなければいくつでもかまわないこ
とは言うまでもない。ここで用いている超音波モーター
２，３は特願昭５９−２８９８６号等に記載されている
ものである。
【０００９】上記の記載でポリゴンミラーの加工を行な
う場合のプロセスを図２を用いて説明する。図２におい
て、１は切削工具、２は超音波モーター移動子と一体構
造になった治具本体、３は超音波モーター振動子、４は
加工装置本体、５はポリゴンミラーのホルダー、８はポ
リゴンミラーである。加工装置本体に取り付けられた超
音波モーター振動子３により切削工具１を取り付けた治
具本体２に回転の駆動力が与えられることによって治具
本体２が回転運動を行ない、切削工具１がポリゴンミラ
ー８の表面の加工を行なう。この方法で加工を行なった
場合、ポリゴンミラーの表面の形状精度が従来方法で加
工した場合に比べて、約１０倍から１００倍良くなって
いる。
う場合のプロセスを図２を用いて説明する。図２におい
て、１は切削工具、２は超音波モーター移動子と一体構
造になった治具本体、３は超音波モーター振動子、４は
加工装置本体、５はポリゴンミラーのホルダー、８はポ
リゴンミラーである。加工装置本体に取り付けられた超
音波モーター振動子３により切削工具１を取り付けた治
具本体２に回転の駆動力が与えられることによって治具
本体２が回転運動を行ない、切削工具１がポリゴンミラ
ー８の表面の加工を行なう。この方法で加工を行なった
場合、ポリゴンミラーの表面の形状精度が従来方法で加
工した場合に比べて、約１０倍から１００倍良くなって
いる。
【００１０】なお、冶具本体の形状，切削工具の取付方
法については超音波モーターの回転精度に影響を与えな
い構成であれば異なった構成であっても同様の効果が得
られる。
法については超音波モーターの回転精度に影響を与えな
い構成であれば異なった構成であっても同様の効果が得
られる。
【００１１】
【発明の効果】以上のように、本発明は、ポリゴンミラ
ー加工装置の切削工具を取付た加工治具を超音波モータ
ーの移動子と一体構造として回転させることにより、回
転時の切削工具の位置のぶれをなくし、加工精度を向上
することが可能となる。さらにスピンドルを使用しない
ため、加工治具を軽量高剛性化することが可能となり、
冶具及び切削工具の振動による加工精度の低下を防止す
ることが可能となる。さらに、超音波モーターの位置精
度の良さからも高精度の加工を行なうことが可能とな
る。
ー加工装置の切削工具を取付た加工治具を超音波モータ
ーの移動子と一体構造として回転させることにより、回
転時の切削工具の位置のぶれをなくし、加工精度を向上
することが可能となる。さらにスピンドルを使用しない
ため、加工治具を軽量高剛性化することが可能となり、
冶具及び切削工具の振動による加工精度の低下を防止す
ることが可能となる。さらに、超音波モーターの位置精
度の良さからも高精度の加工を行なうことが可能とな
る。
【図１】本発明の実施例における加工冶具の主要部分を
示す簡略斜視図
示す簡略斜視図
【図２】従来の加工装置の棒型冶具本体を用いた加工治
具の主要部分を示す簡略斜視図
具の主要部分を示す簡略斜視図
【図３】従来の加工装置の加工プロセスを示す簡略斜視
図
図
【図４】従来の加工装置の円盤型治具本体を用いた加工
治具の主要部分を示す簡略斜視図
治具の主要部分を示す簡略斜視図
【図５】従来の他の加工装置の円盤型治具本体を用いた
加工治具の主要部分を示す斜視図
加工治具の主要部分を示す斜視図
１ 切削工具 ２ 治具本体（超音波モーター移動子） ３ 超音波モーター振動子 ４ 加工装置本体 ５ 棒型治具本体 ６ ポリゴンミラーホルダー ７ スピンドル ８ ポリゴンミラー ９ 加工装置本位 １０ 円盤型治具本体
Claims (1)
- 【請求項１】 切削工具を取り付けた加工治具が回転す
ることによって円筒型ポリゴンミラーを加工するポリゴ
ンミラー加工装置において、超音波モーターで加工治具
を回転させることを特徴とするポリゴンミラー加工装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22142191A JPH0557502A (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | ポリゴンミラー加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22142191A JPH0557502A (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | ポリゴンミラー加工装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0557502A true JPH0557502A (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=16766479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22142191A Pending JPH0557502A (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | ポリゴンミラー加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0557502A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11015700B2 (en) | 2017-05-29 | 2021-05-25 | Honda Motor Co., Ltd. | Lubricating structure for transmission |
-
1991
- 1991-09-02 JP JP22142191A patent/JPH0557502A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11015700B2 (en) | 2017-05-29 | 2021-05-25 | Honda Motor Co., Ltd. | Lubricating structure for transmission |
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