JPH055646A - 水槽の水位計測電極棒 - Google Patents
水槽の水位計測電極棒Info
- Publication number
- JPH055646A JPH055646A JP4062091A JP4062091A JPH055646A JP H055646 A JPH055646 A JP H055646A JP 4062091 A JP4062091 A JP 4062091A JP 4062091 A JP4062091 A JP 4062091A JP H055646 A JPH055646 A JP H055646A
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- JP
- Japan
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- electrode rod
- water
- water tank
- water level
- electrode
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- Pending
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- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 水槽内の水位を計測する電極棒を上下移動可
能とすることで、貯蔵水量を任意に、かつ、簡単に調節
できる構造とする。 【構成】 水槽１２内で電極棒１０を上下移動可能に配
置し、この電極棒１０にラックギア２４を形成すると共
に、ハンドル１８に連動する駆動ギア２０および被動ギ
ア２２を備えた駆動装置１６を設け、被動ギア２２にラ
ックギア２４を噛合し、ハンドル１８を回転することに
より電極棒１０を上下位置調整する。
能とすることで、貯蔵水量を任意に、かつ、簡単に調節
できる構造とする。 【構成】 水槽１２内で電極棒１０を上下移動可能に配
置し、この電極棒１０にラックギア２４を形成すると共
に、ハンドル１８に連動する駆動ギア２０および被動ギ
ア２２を備えた駆動装置１６を設け、被動ギア２２にラ
ックギア２４を噛合し、ハンドル１８を回転することに
より電極棒１０を上下位置調整する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、水槽内に溜められる水
位を計測する電極棒に関する。
位を計測する電極棒に関する。
【０００２】
【従来の技術】多室構造の建物、例えば、マンションと
かホテルでは屋上等に専用の水槽を設け、この水槽に貯
蔵した水を各室に供給するようになっている。
かホテルでは屋上等に専用の水槽を設け、この水槽に貯
蔵した水を各室に供給するようになっている。
【０００３】ところで、前記水槽では常時略一定量の水
を確保できるようになっており、このため、図３に示す
ように水槽１の上端に取り付けた電極保持器２から複数
の電極棒３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄを垂設し、これら電極
棒３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄで水位を計測する。
を確保できるようになっており、このため、図３に示す
ように水槽１の上端に取り付けた電極保持器２から複数
の電極棒３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄを垂設し、これら電極
棒３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄで水位を計測する。
【０００４】即ち、電極棒３ａは減水警報用，電極棒３
ｂは注水開始用，電極棒３ｃは注水停止用，そして電極
棒３ｄは満水警報用のもので、電極棒３ｂの先端以下に
水位が下がると図外の電磁弁を開弁して注水を開始し、
かつ、電極棒３ｃの先端に水位が達すると電磁弁を閉弁
して止水する。尚、減水警報用の電極棒３ａおよび満水
警報用の電極棒３ｄは、電磁弁での注水および止水が所
定水位で行われなかった場合に警報を発する。
ｂは注水開始用，電極棒３ｃは注水停止用，そして電極
棒３ｄは満水警報用のもので、電極棒３ｂの先端以下に
水位が下がると図外の電磁弁を開弁して注水を開始し、
かつ、電極棒３ｃの先端に水位が達すると電磁弁を閉弁
して止水する。尚、減水警報用の電極棒３ａおよび満水
警報用の電極棒３ｄは、電磁弁での注水および止水が所
定水位で行われなかった場合に警報を発する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の水位計測電極棒３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄは、その
長さを現場施工の段階で予め決定し、つまり、一定の水
量（図中、深さｈ）を確保する構造として決定される。
従来の水位計測電極棒３ａ，３ｂ，３ｃ，３ｄは、その
長さを現場施工の段階で予め決定し、つまり、一定の水
量（図中、深さｈ）を確保する構造として決定される。
【０００６】ところが、特にホテルとかマンション等に
あっては入室状態に大きな差があり、少ない入室状態つ
まり使用水量が少ない状態で水槽１の水量を多く貯えて
おくと、死水とか残留塩素等により水質が悪化してしま
う。
あっては入室状態に大きな差があり、少ない入室状態つ
まり使用水量が少ない状態で水槽１の水量を多く貯えて
おくと、死水とか残留塩素等により水質が悪化してしま
う。
【０００７】このため、従来では電極保持器２の制御回
路を切断したり、電極棒を切断又は延長したり、また、
予備の電極棒に交換したりして水量調節を行っていたた
め、その作業が著しく複雑化し、本来の機能を十分に発
揮することができないという課題があった。
路を切断したり、電極棒を切断又は延長したり、また、
予備の電極棒に交換したりして水量調節を行っていたた
め、その作業が著しく複雑化し、本来の機能を十分に発
揮することができないという課題があった。
【０００８】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て、本来の水位調節機能を発揮しつつ、簡単に貯蔵水量
の調節を行うことができる水槽の水位計測電極棒を提供
することを目的とする。
て、本来の水位調節機能を発揮しつつ、簡単に貯蔵水量
の調節を行うことができる水槽の水位計測電極棒を提供
することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は、水槽内に電極棒を上下方向に配置し、こ
の電極棒の先端部に配置した電極で水位を検知する水槽
の水位計測電極棒において、前記電極棒を水槽に対して
上下方向の移動を可能に配置し、この電極棒を上下方向
に移動調整する駆動装置を設けることにより構成する。
めに本発明は、水槽内に電極棒を上下方向に配置し、こ
の電極棒の先端部に配置した電極で水位を検知する水槽
の水位計測電極棒において、前記電極棒を水槽に対して
上下方向の移動を可能に配置し、この電極棒を上下方向
に移動調整する駆動装置を設けることにより構成する。
【００１０】
【作用】以上の構成により本発明の水槽の水位計測電極
棒にあっては、駆動装置を介して電極棒を上下方向に移
動調整することにより、この電極棒で計測しようとする
水位を任意に制御できる。つまり、電極棒を上昇させる
ことにより貯蔵水量を多くし、一方、電極棒を下降させ
ることにより貯蔵水量を少なく設定できる。
棒にあっては、駆動装置を介して電極棒を上下方向に移
動調整することにより、この電極棒で計測しようとする
水位を任意に制御できる。つまり、電極棒を上昇させる
ことにより貯蔵水量を多くし、一方、電極棒を下降させ
ることにより貯蔵水量を少なく設定できる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。即ち、図１は本発明の一実施例を示す水槽の
水位計測電極棒１０を示し、この電極棒１０を水槽１２
の上端から垂設する。そして、この電極棒１０に貯蔵水
Ｗが接触することにより通電し、この通電信号を電極保
持器１４に出力する。尚、前記電極棒１０は注水停止用
に例をとって示し、この電極棒１０に貯蔵水Ｗが接触す
ることにより、図外の電磁弁を閉弁して水槽１２内への
注水を遮断する。
説明する。即ち、図１は本発明の一実施例を示す水槽の
水位計測電極棒１０を示し、この電極棒１０を水槽１２
の上端から垂設する。そして、この電極棒１０に貯蔵水
Ｗが接触することにより通電し、この通電信号を電極保
持器１４に出力する。尚、前記電極棒１０は注水停止用
に例をとって示し、この電極棒１０に貯蔵水Ｗが接触す
ることにより、図外の電磁弁を閉弁して水槽１２内への
注水を遮断する。
【００１２】前記電極棒１０を水槽１２に対して上下移
動可能に配置すると共に、この電極棒１０を駆動装置１
６を介して上下方向に移動調整する。この駆動装置１６
はハンドル１８を設けた駆動ギア２０と、これに噛合す
る被動ギア２２とを備える。一方、前記電極棒１０には
ラックギア２４を形成し、このラックギア２４を前記被
動ギア２２に噛合する。
動可能に配置すると共に、この電極棒１０を駆動装置１
６を介して上下方向に移動調整する。この駆動装置１６
はハンドル１８を設けた駆動ギア２０と、これに噛合す
る被動ギア２２とを備える。一方、前記電極棒１０には
ラックギア２４を形成し、このラックギア２４を前記被
動ギア２２に噛合する。
【００１３】以上の構成により本実施例の水位計測電極
棒にあっては、駆動装置１６のハンドル１８を正転又は
逆転することにより、駆動ギア２０および被動ギア２２
を介して電極棒１０を上下方向に位置調整することがで
きる。
棒にあっては、駆動装置１６のハンドル１８を正転又は
逆転することにより、駆動ギア２０および被動ギア２２
を介して電極棒１０を上下方向に位置調整することがで
きる。
【００１４】従って、ホテルとかマンション等にあって
入室状態が少ないときは、前記電極棒１０をその状態に
合わせて下降する。すると、注水時に水位Ｌが低い状態
で止水されることになり、貯蔵水量を少なくできる。一
方、入室状態が多いときは前記電極棒１０を上昇してお
くことにより、貯蔵水量を多くできる。
入室状態が少ないときは、前記電極棒１０をその状態に
合わせて下降する。すると、注水時に水位Ｌが低い状態
で止水されることになり、貯蔵水量を少なくできる。一
方、入室状態が多いときは前記電極棒１０を上昇してお
くことにより、貯蔵水量を多くできる。
【００１５】このように、本実施例では水槽１２内の貯
蔵水量を、単にハンドル１８を回転するという簡単な操
作により任意に調節でき、しかも、電極保持器１４が備
える機能をそのまま発揮することができる。また水量調
節ができるので死水の発生防止や残留塩素等の水質管理
にも効用を発揮する。
蔵水量を、単にハンドル１８を回転するという簡単な操
作により任意に調節でき、しかも、電極保持器１４が備
える機能をそのまま発揮することができる。また水量調
節ができるので死水の発生防止や残留塩素等の水質管理
にも効用を発揮する。
【００１６】図２は他の実施例を示し、電極棒１０ａを
テレスコピック式として伸縮可能とし、これを駆動装置
としてのステップモータ３０で伸縮する構成とする。
テレスコピック式として伸縮可能とし、これを駆動装置
としてのステップモータ３０で伸縮する構成とする。
【００１７】従って、この実施例ではステップモータ３
０のスイッチで電極棒１０ａの長さを制御できるため、
水量調節の操作を更に簡単化できる。また、この場合に
は、リモートコントロールでステップモータ３０を駆動
することもできる。
０のスイッチで電極棒１０ａの長さを制御できるため、
水量調節の操作を更に簡単化できる。また、この場合に
は、リモートコントロールでステップモータ３０を駆動
することもできる。
【００１８】尚、前記各実施例では注水停止用の電極棒
１０，１０ａに例をとって本発明を説明したが、これに
限ることなく、この注水停止用の電極棒と合わせて図示
省略した減水警報用，注水開始用，満水警報用の電極棒
に本発明を適用できることはいうまでもない。
１０，１０ａに例をとって本発明を説明したが、これに
限ることなく、この注水停止用の電極棒と合わせて図示
省略した減水警報用，注水開始用，満水警報用の電極棒
に本発明を適用できることはいうまでもない。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように本発明の水槽の水位
計測電極棒にあっては、駆動装置を介して電極棒を上下
方向に移動調整するようにしたので、本来の機能を損な
うこと無く貯蔵水量を任意に、かつ、簡単に調節できる
という優れた効果を奏する。
計測電極棒にあっては、駆動装置を介して電極棒を上下
方向に移動調整するようにしたので、本来の機能を損な
うこと無く貯蔵水量を任意に、かつ、簡単に調節できる
という優れた効果を奏する。
【図１】本発明の一実施例を示す要部構成図である。
【図２】本発明の他の実施例を示す要部構成図である。
【図３】従来の電極棒を用いた水槽の断面図である。
１０ 電極棒 １０ａ 電極棒 １２ 水槽 １６ 駆動装置 １８ ハンドル ３０ モータ（駆動装置）
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 水槽内に電極棒を上下方向に配置し、こ
の電極棒の先端部に配置した電極で水位を検知する水槽
の水位計測電極棒において、前記電極棒を水槽に対して
上下方向の移動を可能に配置し、この電極棒を上下方向
に移動調整する駆動装置を設けたことを特徴とする水槽
の水位計測電極棒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4062091A JPH055646A (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 水槽の水位計測電極棒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4062091A JPH055646A (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 水槽の水位計測電極棒 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH055646A true JPH055646A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=12585576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4062091A Pending JPH055646A (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 水槽の水位計測電極棒 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH055646A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010112579A (ko) * | 2000-06-09 | 2001-12-20 | 이구택 | 하역기의 분진 방지용 급수제어장치 |
| KR100412798B1 (ko) * | 2000-12-07 | 2003-12-31 | 기아자동차주식회사 | 연료유동에 따른 보상기능을 갖는 연료 량 측정장치 |
| JP2013160653A (ja) * | 2012-02-06 | 2013-08-19 | Fuso Sangyo Kk | 固体集合体の計量装置 |
| KR101668477B1 (ko) * | 2016-04-07 | 2016-10-21 | 주식회사 코엔텍 | 수질 관리용 수량 측정 장치 |
| JP2019020201A (ja) * | 2017-07-14 | 2019-02-07 | 横浜ゴム株式会社 | 分離層の層厚測定方法および装置 |
| KR20200046252A (ko) * | 2018-10-24 | 2020-05-07 | 오스템임플란트 주식회사 | 치과용 타구대 및 그 제어 방법 |
| WO2023181115A1 (ja) * | 2022-03-22 | 2023-09-28 | 三菱電機株式会社 | 加湿装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5099174A (ja) * | 1973-12-27 | 1975-08-06 | ||
| JPS5185758A (ja) * | 1975-01-25 | 1976-07-27 | Tatsuma Honke Shuzo Kk | Yokinainoekimenosokuteisurusochi |
-
1991
- 1991-02-13 JP JP4062091A patent/JPH055646A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5099174A (ja) * | 1973-12-27 | 1975-08-06 | ||
| JPS5185758A (ja) * | 1975-01-25 | 1976-07-27 | Tatsuma Honke Shuzo Kk | Yokinainoekimenosokuteisurusochi |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010112579A (ko) * | 2000-06-09 | 2001-12-20 | 이구택 | 하역기의 분진 방지용 급수제어장치 |
| KR100412798B1 (ko) * | 2000-12-07 | 2003-12-31 | 기아자동차주식회사 | 연료유동에 따른 보상기능을 갖는 연료 량 측정장치 |
| JP2013160653A (ja) * | 2012-02-06 | 2013-08-19 | Fuso Sangyo Kk | 固体集合体の計量装置 |
| KR101668477B1 (ko) * | 2016-04-07 | 2016-10-21 | 주식회사 코엔텍 | 수질 관리용 수량 측정 장치 |
| JP2019020201A (ja) * | 2017-07-14 | 2019-02-07 | 横浜ゴム株式会社 | 分離層の層厚測定方法および装置 |
| KR20200046252A (ko) * | 2018-10-24 | 2020-05-07 | 오스템임플란트 주식회사 | 치과용 타구대 및 그 제어 방법 |
| WO2023181115A1 (ja) * | 2022-03-22 | 2023-09-28 | 三菱電機株式会社 | 加湿装置 |
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