JPH05557U - エンジンアース構造 - Google Patents

エンジンアース構造

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Publication number
JPH05557U
JPH05557U JP5628991U JP5628991U JPH05557U JP H05557 U JPH05557 U JP H05557U JP 5628991 U JP5628991 U JP 5628991U JP 5628991 U JP5628991 U JP 5628991U JP H05557 U JPH05557 U JP H05557U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
conductor
spring body
cushion rubber
chassis frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5628991U
Other languages
English (en)
Inventor
和夫 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP5628991U priority Critical patent/JPH05557U/ja
Publication of JPH05557U publication Critical patent/JPH05557U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車エンジンと、このエンジンを支えるシ
ャシフレームとの間を導通させアース機能を果たしてい
たエンジンアースストラップを廃止し、エンジンの支持
部分にアース機能を持たせる。 【構成】 エンジン支持脚19とエンジンサポート27
との間に設けられるエンジンクッションラバー23に導
体から成るバネ体35を貫通させる。バネ体35の両端
をエンジン側導体21及びシャシフレーム側導体25に
接触させ、電気的に導通状態とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車のエンジンと、該エンジンを支えるシャシとの間に設けら れるエンジンアース構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5の概略図に示すように、自動車のエンジン1と、このエンジンを支えるシ ャシフレーム3との間には種々の配線や配管が設けられている。例えばパワース テアリングのための油圧を取出すパワーステアリングホース5、エンジン1をコ ントロールするためのエンジンコントロールケーブル7、トランスミッション9 近傍の操作レバー(図示略)と連結されてハンドブレーキを動作させるためのハ ンドブレーキケーブル11、オルタネータ13からの漏電をアースするオルタネ ータアース15、及びエンジン1の漏電などをアースするエンジンアースストラ ップ17などである。このようなたくさんの配線や配管は、エンジン1まわりの スペースを余分に必要とするものであり、少しでも減らすことが望まれている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前述したように、エンジン1からのアースはエンジンアースストラップ17を 介してシャシフレーム3に流すものであったが、元々エンジン1はシャシフレー ム3に対し複数の箇所で接し支持されている。この従来の支持部分は、図4に示 すように、エンジン支持脚19に取付けられたアッパープレート21に接してエ ンジンクッションラバー23が設けられ、さらにロアプレート25を介してエン ジンサポート27に取付けられ、このエンジンサポート27はスティフナ29を 介して、シャシフレームの一部であるフレームサイドレール31に取付けられて いる。
【0004】 このスティフナ29とエンジン支持脚19との間には、通常60スケア程度の 太さのエンジンアースストラップ17が設けられて、アース機能を果たしていた 。従って、この支持部分と前記エンジンアースストラップを併存させることは、 エンジン1まわりの限られたスペースを有効利用するといった観点から、あるい は設計自由度の観点からも好ましいものではなかった。そこで、この考案の目的 は、以上の問題点を解決するため、エンジンの支持部分において、エンジンアー スストラップの機能をも兼ねることのできるエンジンアース構造を提供すること にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、以上の目的を達成するために成されたもので、エンジン支持脚と エンジンサポートとの間に設けられるエンジンクッションラバーに導体から成る バネ体を貫通させ、このバネ体の一端をエンジン側導体に他端をシャシフレーム 側導体に接触させて電気的に導通せしめたことを特徴とするエンジンアース構造 である。
【0006】
【作用】
自動車の走行中にエンジンクッションラバーが伸び縮みする弾性動作を行って も、この弾性動作にバネ体は十分に追従でき、両端はエンジン側導体とシャシフ レーム側導体との接触を保つのでアース機能を果たすことができる。
【0007】
【実施例】
この考案の一実施例を図1〜図3に基づいて説明する。このうち図2は、従来 例を示す図4のB部に相当する。
【0008】 エンジン支持脚19に対しアッパープレート21がボルト33により取付けら れている。このアッパープレート21とロアプレート25の間には、エンジンク ッションラバー23が溶着などの方法により固着されている。このラバー23は 従来よりも大型とし、中央にバネ体35を貫通させるための孔37を形成する。 孔37を形成してもラバー23は大型化されているので、エンジン1を支持する 力は失われない。バネ体35は導体から成り、この実施例においては金属性のコ イルスプリングが用いられる。縮設するバネ体35の両端は、マスキングされ導 電性を保った状態のエンジン支持脚19(エンジン側導体)と、ロアプレート2 5(シャシフレーム側導体)とに接触している。ロアプレート25はボルトナッ ト39によりエンジンサポート27に固定されている。このエンジンサポート2 7はスティフナ29にボルトナット41で固定され、スティフナ29はシャシフ レームの一部であるフレームサイドレール31にボルトナット43によって固定 されている(従来例の図4参照)。
【0009】 なお、従来のエンジンアースストラップ17の大きさは60スケア程度であり 、この実施例において4つのエンジン支持部分にバネ体35を設けることから、 バネ体35の径は3mm程度でよいものと考えられる。
【0010】 この実施例によれば、自動車の走行に伴い振動が生じエンジンクッションラバ ー23が伸び縮みする弾性動作を行った際にも、バネ体35はこの弾性動作に追 従し両端の接触を保つので、金属性のエンジン支持脚19とロアプレート27の 導通は保たれ、アース機能を果たすことができる。このように、エンジン支持部 分にアース機能をもたせることができるので、従来のようなエンジンアーススト ラップ17を別に設ける必要がなく、廃止が可能となる。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案のエンジンアース構造によれば、エンジンを支 えるために従来から設けられているエンジンクッションラバーに、導体から成る バネ体を貫通させることで、エンジン側導体とシャシフレーム側導体を導通させ 、アース機能を果たすことができるので、従来のエンジンアースストラップを廃 止することができ、エンジンまわりにスペースを有効利用でき、設計自由度が増 すといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のエンジンアース構造の一実施例を示
す縦断面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】図1の底面図である。
【図4】従来のエンジン支持部分(図5A部)の断面図
である。
【図5】図4のようなエンジン支持部分を4ケ所に有す
るエンジンの概略平面図である。
【符号の説明】
19 エンジン支持脚 21 アッパープレート 23 エンジンクッションラバー 25 ロアプレート 27 エンジンサポート 29 スティフナ 31 フレームサイドレール 35 バネ体 37 孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05F 3/02 E 7028−5G

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】エンジン支持脚とエンジンサポートとの間
    に設けられるエンジンクッションラバーに導体から成る
    バネ体を貫通させ、このバネ体の一端をエンジン側導体
    に他端をシャシフレーム側導体に接触させて電気的に導
    通せしめたことを特徴とするエンジンアース構造。
JP5628991U 1991-06-24 1991-06-24 エンジンアース構造 Pending JPH05557U (ja)

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JP5628991U JPH05557U (ja) 1991-06-24 1991-06-24 エンジンアース構造

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JP5628991U JPH05557U (ja) 1991-06-24 1991-06-24 エンジンアース構造

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Publication Number Publication Date
JPH05557U true JPH05557U (ja) 1993-01-08

Family

ID=13022945

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JP5628991U Pending JPH05557U (ja) 1991-06-24 1991-06-24 エンジンアース構造

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JP (1) JPH05557U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013035319A (ja) * 2011-08-04 2013-02-21 Hitachi Automotive Systems Ltd 電子制御装置
JP5671720B1 (ja) * 2014-06-04 2015-02-18 合同会社堀高 静電気除去装置およびその方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6260671A (ja) * 1985-09-10 1987-03-17 Omron Tateisi Electronics Co 自動取引処理装置

Patent Citations (1)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970826