JPH0554429B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0554429B2
JPH0554429B2 JP1911486A JP1911486A JPH0554429B2 JP H0554429 B2 JPH0554429 B2 JP H0554429B2 JP 1911486 A JP1911486 A JP 1911486A JP 1911486 A JP1911486 A JP 1911486A JP H0554429 B2 JPH0554429 B2 JP H0554429B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
laminate material
material according
density polyethylene
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1911486A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62176841A (ja
Inventor
Toshuki Akazawa
Takuji Okaya
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
Priority to JP1911486A priority Critical patent/JPS62176841A/ja
Publication of JPS62176841A publication Critical patent/JPS62176841A/ja
Publication of JPH0554429B2 publication Critical patent/JPH0554429B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
 産業䞊の利甚分野 本発明は極めお激しい屈曲疲劎にも、気䜓遮断
性が䜎䞋する事の無い積局包装材に関する。詳し
くは酞玠、炭酞ガスなどの気䜓遮断性に優れる゚
チレン−酢酞ビニル共重合䜓けん化物暹脂以䞋
EVOHず蚘すの薄局を䞭間局ずし、該䞭間局
の䞡偎に特定の倉性共重合䜓からなる接着性暹脂
局を介しお衚面局を積局するこずによ぀お該包装
材で包装された倉質し易い物品の気密包装䜓が茞
送、取扱い時に該包装材が受ける極めお激しい屈
曲疲劎に察しおも、気䜓遮断性を保持するこずが
でき、被包装物の倉質を防ぐために有効な積局包
装材を提䟛するものである。  埓来技術 積局包装材の機胜は、基本的には被包装物の保
存性すなわち倉質防止であり、そのために該包装
材にあ぀おは、特に茞送振動匷床、耐屈曲疲劎性
が芁求され、就䞭、所謂バツグむンボツクス−折
り畳み可胜なプラスチツクの受肉内容噚ず積み重
ね性、持ち運び性、印刷適性を有する倖装段ボヌ
ル箱ずを組合せた容噚−の内容噚ずしお甚いられ
る堎合には、高床の該特性が芁求される。該包装
材は、各皮プラスチツク・フむルムがそれぞれの
玠材の特性を掻かしお積局されお甚いられるが、
たずえば機械的匷床を保持するための基材フむル
ムず熱シヌル可胜な玠材ずの組合せが最も䞀般的
であり、被包装物の芁請に応じお、玠材が遞択さ
れる。就䞭、基材フむルムの酞玠等のガス遮断性
では、䞍満足な甚途に぀いおは、さらに高床な気
䜓遮断性を有するバリダヌ局を基材局䞊に蚭け、
このバリダヌ局を䞭間局ずしおヒヌトシヌル可胜
な玠材を、少くずも䞀倖局ずなる劂く熱可塑性暹
脂局を積局する方法が採甚される。たずえば埓来
のバツグむンボツクスの内容噚の材質の基本は、
必ずヒヌトシヌル郚分があるので、ヒヌトシヌル
可胜なポリ゚チレン、特に軟質ポリ゚チレンを䞻
䜓ずしおいるが、バツグむンボツクスの特城であ
る折り畳み可胜であるこず、内容物が液䜓である
こず、等から物理的匷床、前述の劂く、特に茞送
振動匷床、耐屈曲疲劎性が求められ、このために
耐ストレスクラツク性が良奜であるこず等ず盞俟
぀お、゚チレン−酢酞ビニル䟛重合䜓暹脂がより
奜たしく甚いられおいる。さらに芁求性胜の高床
化に䌎぀お酞玠等の気䜓遮断性が芁求される堎合
には、ナむロンフむルム、サランコヌトナむロン
フむルム、アルミ蒞着ナむロンフむルム、アルミ
蒞着ポリ゚ステルフむルム等を組合せた該内容噚
が実甚化され始めおいる。高床な気䜓遮断性を付
䞎するためには、゚チレン−酢酞ビニル共重合䜓
けん化物、ポリ塩化ビニリデン、アルミ箔、金属
などの蒞着フむルムなどが甚いられる。しかしこ
れらは気䜓遮断性に぀いおは優れるが、機械的匷
床は䞀般的に䜎く、特に屈曲疲劎に耐えられるも
のではない。埓぀お機械的匷床の優れた基材局ず
ヒヌトシヌル可胜な玠材の間に積局されお甚いら
れるが、なおたずえばバツクむンボツクス内容噚
の構成材ずしお甚いた堎合、該構成材にピンホヌ
ルを生じたり、該構成材にピンホヌルを生じない
段階においおさえ、䞭間局ずしお甚いた該バリダ
ヌ局に生ずるクラツクやピンホヌル等に起因しお
パリダヌ性の䜎䞋を生ずるなどのため、きわめお
はげしい屈曲疲劎に察しお、すぐれた気䜓遮断性
を保持するこずができず、実甚的に満足なものは
芋出されおいない。ポリ塩化ビニリデン暹脂を䞻
䜓ずする局、アルミ箔、金属などの蒞着暹脂局な
どをバリダヌ局ずする積局包装材に぀いおの挙動
は、たずえば特開昭55−7477号公報に瀺されおい
る。すなわち実際に該包装材を䜿甚し、包装され
た包装䜓の茞送、取扱い埌のガス遮断性が必ずし
も満足できるものではなく、最も必芁性の高い䞀
時流通埌の実甚保存性がしばしば裏切られるの
は、䞭間局に䜍眮する該バリダヌ局の損傷に起因
する。 たた特開昭50−86579号公報にはポリオレフむ
ン暹脂局ずEVOH局ずからなり、少なくずも䞀
方の局に゚チレン−アクリレヌト共重合䜓を添加
しお、䞡局を匷固に接着した包装䜓に぀いお蚘茉
されおおり、たた特開昭50−69162号公報には
EVOHに゚チレン−酢酞ビニル共重合䜓を配合
した局にポリ゚チレン局たたぱチレン−酢酞ビ
ニル共重合䜓局を積局しお、䞡者を匷固に接着し
た積局䜓に぀いお蚘茉されおいるが、これらの公
報には埗られた包装䜓が䜓屈曲疲劎性に優れおい
るこず、さらにこれをバツグむンボツクス内容噚
の構成材ずしお䜿甚するこず、EVOH局の䞡偎
の衚面局にずくに盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンを蚭
けるこずによ぀お耐屈曲疲劎性の優れた包装材が
埗られるこずに぀いお蚘茉されおいない。 さらにたた特開昭60−161146号公報には、
EVOH局の䞡偎に盎鎖状䜎密床ポリ゚チレン局
を蚭けるこずによ぀お耐屈曲疲劎性の優れた包装
材が埗られるこずが蚘茉されおいるが、十分な気
䜓遮断性を埗る為に䞭間局を厚くするず耐屈曲疲
劎性が十分でなく、耐屈曲疲劎性を十分優れたも
のにする為には䞭間局を薄くする必芁があり、埓
぀お気䜓遮断性が十分でないずいう難点があ぀
た。  発明が解決しようずする問題点 EVOHフむルムは前蚘優れた諞特性をも぀お
いる反面、ポリ゚チレン、ポリプロピレン、ナむ
ロン、熱可塑性ポリ゚ステルなどの熱可塑性暹脂
のフむルムに比べ、耐屈曲疲劎性に著しく劣るず
いう倧きな欠点を有しおおり、前蚘屈曲疲劎に匷
い暹脂局ず積局し、䞭間局ずしおEVOH暹脂局
を甚いた耇局包装材においお、該包装材の耐屈曲
疲劎性は、前蚘屈曲疲劎に匷い熱可塑性暹脂が単
䜓で瀺す耐屈曲疲劎性より顕著に䜎䞋し、より少
い屈曲疲劎で積局包装材にピンホヌルを生ずる。 本発明者らは前蚘の䞭間局にEVOH局を含む
積局包装材の耐屈曲疲劎性をその優れたガスバリ
アヌ性をそこなうこずなく改善し、耐屈曲疲劎性
ず気䜓遮断性に優れたフレキシブル積局包装材を
開発すべく鋭意怜蚎を勧めお本発明を完成するに
至぀た。  問題点を解決するための手段 即ち本発明はEVOHの薄局を䞭間局ずし、該
䞭間局の䞡偎に衚面局を有し該各局が接着性暹脂
を介しお配されおなるフレキシブル積局材におい
お、該接着性暹脂が密床が0.91〜0.86cm3のポ
リ゚チレン系重合䜓に゚チレン性䞍飜和カルボン
酞もしくは該カルボン酞無氎物をグラフトし、゚
チレン性䞍飜和カルボン酞もしくは該カルボン酞
無氎物成分に察し0.02〜0.3圓量の呚期埋第
もしくは族金属の氎酞化物もしくは塩からな
る金属化合物を配合するか、たたは該金属化合物
ず密床が0.91〜0.86cm3のポリ゚チレン系重合
䜓を配合した混合組成物である、高床な耐屈曲疲
劎姓を有する気䜓遮断性フレキシブル積局材を提
䟛せんずするものである。  発明の効果 皮々の玠材たたは皮々の玠材からなる積局材の
耐屈曲疲劎性の優劣は、所謂ゲルボフレツクステ
スタヌを甚いお行う評䟡テストにおけるガスバリ
ダヌ性䜎䞋の屈曲回数䟝存性、ピンホヌル発生に
至るたでの屈曲回数等のデヌタヌから刀断するこ
ずができる。本発明者らは各皮熱可塑性暹脂の単
䜓フむルム、各皮暹脂からなる倚局構成のラミネ
ヌトフむルムに぀いお、就䞭該各局間に甚いられ
る接着性暹脂が異なるラミネヌトフむルに぀い
お、ゲルボフレツクステスタヌを甚いお屈曲回数
ずピンホヌル発生数ずの関係、ピンホヌル発生に
至る屈曲回数、さらに倚局構成のラミネヌト物に
぀いおはピンホヌル発生に至るたでの過皋におけ
る屈曲回数ずバリダヌ性たずえば酞玠透過量
ずの関係を倚岐に亘぀お枬定した結果、いく぀か
の事実を芋出した。すなわち(1)EVOH暹脂フむ
ルムはいずれも耐屈曲疲劎性は極めお䞍良であ
り、実甚に耐える茞送振動匷床氎準に遥かに及ば
ないこず、(2)埓来䞀般的に䜿甚されおいる高圧法
䜎密床ポリ゚チレン、䜎圧法高密床ポリ゚チレ
ン、ナむロン、ポリプロピレン、熱可塑性ポリ゚
ステルなどの各暹脂のフむルムは該EVOH暹脂
フむルムに比し、耐屈曲疲劎性は顕著に優れおい
るけれども、該暹脂フむルムをEVOHã‚’äž­é–“å±€
ずしお積局したラミネヌトフむルムの耐屈曲疲劎
性は詳现は明らかでないが、EVOH局が存圚す
るこずに起因するずみられる顕著な䜎䞋、぀たり
該暹脂単䜓フむルム優れた耐屈曲疲劎性に比し顕
著な䜎䞋がみられるこず、(3)曎に驚くべきこずに
EVOH局を䞭間局ずした該積局物にピンホヌル
発生を芋るに至るたでは、ガスバリダヌ性の䜎䞋
の殆んどないこず、(4)就䞭、EVOH局を䞭間局
に、䞡衚面局を接着性暹脂を介しお蚭けるが特定
の密床範囲のポリ゚チレン系特殊倉性重合䜓系の
接着暹脂を甚いお積局された該積局物はEVOH
を䞭間局ずするずきに発珟する耐屈曲疲劎性の著
しい䜎䞋を緩和し、該積局物の耐屈曲疲劎性の改
善が顕著であるこずを認めた。埓来から゚チレン
性䞍飜和カルボン酞たたはその無氎物を化孊的に
結合させお埗られる倉性ポリオレフむン、知られ
おいるずいえ、それはかかる甚途を目指したもの
ではなく該珟象は極めお特異的である。 本発明は埓来党く芋出されおいなか぀た接着性
暹脂の特性が耐屈曲疲劎性に極めお倧きく関連し
おいる事実を芋出し、該芳点からEVOH局をバ
リダヌ局ずする耐屈曲疲劎性にすぐれた気䜓遮断
性積局材に関しお鋭意怜蚎勧めお密床が0.91〜
1.86cm3のポリ゚チレン系重合䜓をベヌスずし
た特殊倉性共重合䜓を接着性暹脂ずしお甚いる事
により耐屈曲疲劎性にすぐれた気䜓遮断性積局材
を提䟛するものである。その理由は必ずしも明確
ではないが、暹脂の結晶性が関䞎しおいるのでは
ないかずも考えられる。しかしながら、密床が
0.92以䞊のポリ゚チレン系暹脂をベヌスずしお埗
た金属倉性グラフトポリ゚チレン系重合䜓を接着
性暹脂局ずする時は、極めお䜎い耐屈曲疲劎性を
瀺すのみであ぀り、プロピレン、ブレン−、ヘ
キセン−、−メチルペンテン−、オクテン
−などのα−オレフむン、あるいは酢酞ビニル
ずかアクリル酞゚チル等を゚チレンに共重合せし
めお結晶性を制埡するこずにより埗られた所の密
床が0.92〜0.97cm3の共重合䜓では接着性が䜎
䞋する傟向にあり奜たしくないなど、本発明の効
果は享受できないものである。  本発明のより詳现な説明 本発明の最倧の特城は密床が0.91〜0.86cm3
のポリ゚チレン系重合䜓をベヌスずした特殊倉性
共重合䜓を接着性暹脂ずしお甚いるこずである。
密床が0.91cm3を越えお倧きなものであるず本
発明の効果である耐屈曲疲劎性、接着性、成圢性
が充分でなく、密床が0.86cm3未満のポリ゚チ
レン系重合䜓は補造工皋通過性が充分でなく、工
業的に安定な䟛絊が出来おいないので奜適でな
い。本発明の効果をより奜適に享受するには密床
が0.905〜0.87cm3のポリ゚チレン系重合耐を
ベヌスずするのがのぞたしい。このようなポリ゚
チレン系重合䜓補造方法に制限はないが、䟋えば
チヌグラヌ型の觊媒をもちいお、重合枩床10〜80
℃で゚チレンずα−オレフむンずを共重合する方
法がある。α−オレフむンずしおは炭玠数〜
の物が甚いられ、埌えばプロピレン、ブテン−
、ヘキセン−、−メチルペンテン−、オ
クテン−等がある。共重合の割合は該α−オレ
フむンの皮類によ぀おも異なるが、〜30モル
の堎合が倚い。さらに第䞉モノマヌずしおブタゞ
゚ン、・−ヘキサゞ゚ン、・−ヘキサゞ
゚ン、ビニルノルボルネン、゚チリデンノルボル
ネンおよびゞシクロペンタゞ゚ンなどの各皮ゞ゚
ン数を加えお共重合するこずも出来る。たた垂販
されおいるものずしおは、䟋えば䞉井石油化孊瀟
から䞊垂されおいるタフマヌ−4085、タフマヌ
−4090、タプマヌ−0180、タフマヌ−0480
ずか、日本ナニカヌ瀟から䞊垂かれおいるフレツ
クスレゞンDFDA−1137NT7、フレツクスレゞ
ンDFDA−1138NTなどがある。 グラフトに甚いられる゚チレン性䞍飜和カルボ
ン酞もしくは該カルボン酞無氎物ずしおはマレむ
ン酞、アクリル酞、むタコン酞、クロトン酞、無
氎マレむン酞、無氎むタコン酞等の゚チレン性䞍
飜和カルボ酞もしくは該カルボン酞無氎物等があ
るが、䞭でも無氎マレむン酞が奜適である。無氎
マレむン酞を䜿甚するずきぱチレン、スチレ
ン、酢酞ビニル、ビニル゚ヌテル等の共単量䜓ず
同時に共グラフトする事ができる。グラフト量は
0.001〜重量で良いが䞭でも0.01〜重量
が接着性、成型性、耐屈曲疲劎性等の面で曎に奜
適である。 グラフトの方法に特に制限は無いが、ポリ゚チ
レン共重合䜓に゚チレン性䞍飜和カルボン酞もし
くは該カルボン酞無氎物ず、ゞベンゟむルパヌオ
キサむド、ゞブチルパヌオキサむド、ゞクミルパ
ヌオキサむド、−ブチルパヌベンゟ゚むト、
−ブチルヒドロパヌオキサむド、クメンヒドロパ
ヌオキサむド等の有機過酞化物ずを共存させお䞡
者の化孊的結合が生じるように加熱反応させる方
法があげられる。反応は䟋えばベンれン、トル゚
ン、キシレン、クロルベンれン、−ブチルベン
れン、クメン等の溶媒の存圚䞋もしくは無存圚䞋
に100〜260℃の枩床で行なう事が出来るが、トル
゚ンずかキシレン等の溶媒の存圚䞋に110〜200℃
で行なうほうが均䞀な補品が埗られるのでより奜
適である。 呚期埋第もしくは族金属の氎酞化物も
しくは塩からなる金属化合物ずしおは、炭酞ナト
リりム、炭酞リチりム、炭酞マグネシりム、酢酞
ナトリりム、氎酞化ナトリりム、氎酞化カリり
ム、氎酞化カルシりム、氎酞化マグネシりムなど
があるが䞭でも炭酞ナトリりム、酢酞ナトリり
ム、氎酞化ナトリりム、氎酞化カリりム等の呚期
埋第族金属の氎酞化物もしくは塩からなる金
属化合物が奜適に甚いられるが、ずりわけ氎酞化
ナトリりムが奜適に甚いられる。金属氎酞化物の
配合量が0.02圓量以䞋であるず成圢䜓の党䜓に波
状の暡様ができるずか、凹凞ができ耐屈曲疲劎性
に極めおおずるなど本発明のごずき工業的に有甚
な成圢䜓は埗られない。0.3圓量を越えお配合す
るず倉性共重合䜓が着色するずか、流動性が䞍良
ずなり、成圢材料ずしおは䞍適圓な物ずなり奜た
しくない。 本発明においお密床0.91〜0.86cm3のポリ゚
チレン系重合䜓に゚チレン性䞍飜和カルボン酞も
しくは該カルボン酞無氎物をグラフト重合した暹
脂もしくは該グラフト共重合䜓に゚チレン性䞍飜
和カルボン酞もしくは該カルボン酞無氎物成分に
察し0.02〜0.3圓量の金属氎酞化物もしくは塩か
らなる金属化合物を配合した倉性共重合䜓はそれ
だけで充分な性胜を有し工業的に䜿甚出来るが、
必芁に応じお密床0.91〜0.86cm3の゚チレン系
重合䜓をブレンドしお甚いるこずが出来る。その
堎合該倉性共重合䜓ずポリ゚チレン系重合䜓ずの
配合割合は該倉性共重合䜓ずポリ゚チレン系重合
䜓ずの特性にもよるが、99〜9010でよい
が、98〜4060であ぀おも良奜に䜿甚でき
る。さらには、90〜3070が補造䟡栌、成圢
性の面でより奜適な堎合が倚い。 本発明に䜿甚される接着性暹脂の組成物にたい
しおは熱可塑性暹脂に慣甚される他の添加剀を配
合するこずができる。このような添加剀の䟋ずし
おは、酞化防止剀、玫倖線吞収剀、可塑剀、垯電
防止剀、滑剀、充填剀を挙げる事ができ、これら
を本発明の䜜甚効果が阻害されない範囲内でブレ
ンドするこずができる。添加剀の具䜓的な䟋ずし
おは次の様なものが挙げられる。酞化防止剀
−ゞ−−ブチルハむドロキノン、
−ゞ−−ブチル−−クレゟヌル、4′−チ
オビス−−−ブチルプノヌル、2′メ
チレン−ビス−メチル−−−ブチルプ
ノヌル、テトラキス−〔メチレン−−3′5′−
ゞ−−ブチル−4′−ヒドロキプニルプロピ
オネヌト〕メタン、オクタデシル−−3′
−ゞ−−ブチル−4′−ヒドロキシプニルプ
ロピオネヌト、4′−チオビス−−−ブ
チルプノヌル等。玫倖線吞収剀゚チル−
−シアノ−−ゞプニルアクリレヌト、
−2′−ヒドロキシ−5′−メチルプニル−−
クロロベンゟトリアゟヌル、−2′ヒドロキシ
−3′−−ブチル−5′−メチルプニル−−
クロロベンゟトリアゟヌル、−ヒドロキシ−
−メトキシベンゟプノン、2′−ゞヒドロキ
シ−−メトキシベンゟプノン、−ヒドロキ
シ−−オクトキシベンゟプノン等。可塑剀
フタル酞ゞメチル、フタル酞ゞ゚チル、フタル酞
ゞオクチル、ワツクス、流動パラフむン、リン酞
゚ステル等。垯電防止剀ペンタ゚リスリツトモ
ノステアレヌト、゜ルビタンモノパルミテヌト、
硫酞化オレむン酞、ポリ゚チレンオキシド、カヌ
ボワツクス等。滑剀゚チレンビスステアロアミ
ド、ブチルステアレヌト等。着色剀カヌボンブ
ラツク、フタロシアニン、キナクリドン、むンド
リン、アゟ系顔料、酞化チタン、ベンガラ等。充
填剀グラスフアむバヌ、アスベスト、マむカ、
バラストナむト等。 本発明に䜿甚される密床0.91〜0.86cm3のポ
リ゚チレン系重合䜓、あるいぱチレ性䞍飜和カ
ルボン酞もくは該カルボン酞無氎物成分およびそ
の含有率、呚期埋第もしくは族金属を氎
酞化物もしくは塩からなる金属化合物成分および
その含有率に関しお䞀皮である単独物であ぀おも
二皮以䞊の混合であ぀おも良い。 本発明に䜿甚される組成物を埗るための各成分
の配合手段ずしおは、リボンブレンダヌ、高速ミ
キサヌ、ニヌダヌ、ミキシングロヌル、バンバリ
ヌミキサヌ、抌し出し機等が䟋瀺される。 接着性暹脂局の厚さは、本発明の積局包装材の
耐屈曲疲劎性ず関連しおおり、しかも剛性の倧き
いEVOHの圱響の䌝播を防止する為には柔軟性
のある接着性暹脂の厚さが倧きい方が有利である
ずの予枬に反し、該耐屈曲疲劎性は該局厚さの増
加ず共に䜎䞋する。本発明の効果をより顕著に発
珟させるためには該局厚さは15Ό以䞋、より奜た
しくは10Ό以䞋が望たしい。たた接着性暹脂の厚
さがあたりに薄過ぎるず該局を切目なく均䞀な厚
さで蚭ける技術状の困難さが増すので1Ό以䞊、
より奜たしくは2Ό以䞊である。 本発明の積局材は、少くずも該ゲルボフレツク
ステスタヌによる耐屈曲疲劎テスト時にデラミネ
ヌシペンを起すものであ぀おはならないが、本発
明の接着性暹脂はEVOHおよび各皮ポリ゚チレ
ン、ポリプロピレンなどのポリオレフむン暹脂、
゚チレン−酢酞ビニル共重合暹脂、各皮ナむロン
などのポリアミド暹脂、各皮の熱可塑性ポリ゚ス
テル暹脂などの熱可塑性暹脂に察し優れた接着性
を瀺し極めおはげしい屈曲疲劎に耐え、党くデラ
ミネヌシペンを起さず、前蚘改善効果を顕著に発
揮する。 本発明に甚いられるEVOH暹脂ぱチレン含
有量20〜55モル、より奜適には25〜モル、
けん化床90以䞊のものが奜適に甚いられる。゚
チレン含有量が20モル以䞋では成圢性が䜎䞋す
るのみならず、該EVOHの剛性が増加するこず
ず関連があるずみられるが、本発明の効果が枛殺
され、たた゚チレン含有量が55モルを越えるず
剛性は枛少するものの該暹脂の最も特城ずする酞
玠等のガスバリダヌ性が䜎䞋しお䞍満足なものず
なる。該EVOH暹脂は20〜55モルの領域内の
゚チレン含有量をも぀皮たたはそれ以䞊の゚チ
レン含有量の異なる該暹脂のブレンドであ぀おも
盞溶性を瀺す範囲内のものであれば本発明の効果
を享受するこずができる。該暹脂のけん化床は90
以䞊が奜適であり、90未満では該バリダヌ性
が䜎䞋するので奜たしくない。このEVOHの
ASTMD−1238により190℃で枬定されたメルト
むンデツクスMIは0.1〜2510分、奜たし
くは0.3〜2010分である。さらにホり酞など
のホり玠化合物で凊理したEVOH、ケむ玠含有
オレフむン性䞍飜和単量䜓、α−オレフむン、
−ビニルピロリドンなどの第成分を゚チレン及
び酢酞ビニルずずもに共重合し、けん化しお埗ら
れる倉性EVOHに぀いおも溶融成圢が可胜でバ
リダヌ性を害しない範囲の倉性床のものであれば
本発明の効果を享受するこずができる。 本発明の積局材の構成における該改善効果ぞの
EVOHの局厚䟝存性は極めお顕著であり、
EVOHの厚さが40Όを越えるず該改善の効果は枛
殺されるので奜たしくない。本発明の効果を充分
に享受するためにはEVOH局の厚さは40Ό以䞋が
奜適であり、30Ό以䞋がより奜たしい。該改善の
効果の芳点からのみでは特に20Ό以䞋が䞀局奜適
である。他方、酞玠等のガスバリダヌ性に関し
お、より高床な芁求がある堎合、20Ό以䞋の該䞭
間局の厚さでは該芁求を満足できない堎合がしば
しば生じる耐屈曲疲劎性及び該バリダヌ性に関
し、より高床な芁求を満足させる本発明の、より
䞀局奜適な態様は該EVOH局の厚さを20Ό以䞋、
奜たしくは15Ό以䞋、より奜たしくは10Ό以䞋に
遞定しお、該バリダヌ性に぀いおの高床の芁求の
皋床に応じお該EVOH局をたたはそれ以䞊の
耇数蚭ける構成であり、これは䞭間局が、
EVOH局を、接着性暹脂局をずするずき、
、等の耇合構成で
あるこずを意味し、本構成をも本発明は包含する
ものである。 耐屈曲疲劎性の芳点からはEVOH局の厚さは
出来る限り、小さい方が奜たしいが、成圢加工の
技術の面からの困難性は、それだけ増加する。実
甚的には2Ό以䞊が奜たしく、5Ό以䞊が該芳点か
ら比范的困難性も少くより奜適である。2Ό劂䜕
では、しばしばピンホヌルの発生がEVOH局に
生じ、良品の歩留りが䜎䞋する。耇数の該バリダ
ヌ局を蚭けるに圓぀おは、該局のすべおに゚チレ
ン含有量の同じEVOHを甚いおもよく、たた容
噚等の内郚の盞察湿床が該容噚の倖郚の盞察湿床
より倧きい堎合、たずえば被包装物がワむンなど
の氎性混合物である堎合などEVOHのバリダヌ
性の湿床䟝存性ずも関連しお該耇数のバリダヌ局
の各局の䜍眮関係は、より゚チレン含有量の小さ
いEVOH局を倖偎に配し、より゚チレン含有量
の倧きいEVOH局を内偎に配するのがより奜適
であり、該盞察湿床の関係が逆の堎合には該
EVOH局の䜍眮関係は逆に配するのが奜たしい
など、それぞれの目的に応じお最適の構成を遞定
するこずができる。この堎合該構成を採぀た効果
を埗るためには該バリダヌ局の少くずも局が、
モル以䞊の゚チレン含有量を異にする
EVOHで構成されるこずが奜たしい。 次にEVOHの䞭間局の䞡偎の衚面局に぀いお
述べる。この衚面局の少なくずも片方は熱シヌル
可胜な熱可塑性暹脂である必芁があり、他方の衚
面局は熱シヌル困難な熱可塑性暹脂であ぀おもよ
い。熱シヌル可胜な熱可塑性暹脂ずしおは、盎鎖
状䜎密床ポリ゚チレンが最良である。この盎鎖状
䜎密床ポリ゚チレンを該衚面局の少くずも䞀぀に
甚いた堎合、就䞭、䞡方に甚いたずきには本発明
の接着性暹脂を甚いるこずによる該改善の効果が
より顕著である。ここで盎鎖状䜎密床ポリ゚チレ
ンずは実質的に長鎖分岐を持たない盎鎖状の䜎密
床ポリ゚チレンである。䞀般には長鎖分岐数の定
量的な尺床〔η〕〔η〕〔η〕は分
岐ポリ゚チレンの極限粘床、〔η〕は分岐ポリ
゚チレンず同じ分子量を持぀盎鎖状ポリ゚チレン
の極限粘床がほが䞀般的には0.9〜の範囲
にありに近い堎合が倚いであり、密床が
0.910〜0.945のものである。なお埓来の通垞の
高圧法䜎密床ポリ゚チレンの倀は0.1〜0.6であ
る。盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンの補造法は特に
制限されない。代衚的な補造方法を䟋瀺すれば
〜45Kgcm3の圧力高圧法䜎密床ポリ゚チレンの
堎合は通垞2000〜3000Kgcm3、75〜100℃の枩床
高圧法䜎密床ポリ゚チレンの堎合は120〜250℃
で、クロム系觊媒たたはチヌグラヌ觊媒を甚いお
炭玠数以䞊、奜たしくは以䞊、さらに奜たし
くは〜10のα−オレフむン、たずえばプロピレ
ン、ブテン−、メチルペンテン−、ヘキセン
−、オクテン−等のα−オレフむンを共重合
成分ずしお、゚チレンの共重合を行う方法があ
る。共重合の割合は該α−オレフむンの皮類によ
぀おも異なるが、モル以䞋の堎合が倚い。重
合方法ずしおは溶液法盞法、スラリヌ法液盞法、
流動床気盞法、撹拌床気盞法等が甚いられる。 本発明の効果ず該α−オレフむンの炭玠数ず該
盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンの瀺差走行型熱量蚈の
熱分析による融解熱、さらにダング率ずに深くか
かわ぀おいるこずは前述の通りであるが、より具
䜓的に述べれば次の通りである。盎鎖状䜎密床ポ
リ゚チレは本発明に奜適に甚いられるが、該融解
熱が25cal以䞋、奜たしくは25〜5calで
あるか、たたは20℃におけるダング率が22Kgmm2
以䞋、奜たしくは22〜Kgmm2、さらに奜たしく
は22〜Kgmm2である該ポリ゚チレンに぀いお本
発明の効果がより顕著であり、特に䞡者が前蚘領
域にある堎合に最も顕著である。該融解熱、ダン
グ率が前蚘領域にあるものは重合法、重合条件に
よ぀お倚少異るが、抂しおいえば共重合成分であ
る抂α−オレフむンの含有量が玄モル以䞊、
奜たしくは玄〜モルの領域で埗られる堎合
が倚い。共重合成分がブテン−である盎鎖状䜎
密床ポリ゚チレンに぀いおは抂融解熱が15cal
以䞊であるか、たたは20℃におけるダング率が
12Kgmm2以䞋である堎合に本発明の効果はより顕
著であり、特に該䞡者が前蚘領域にある堎合に最
も顕著に該効果を享受するこずができる。該融解
熱、ダング率が前蚘領域にある該䜎密床ポリ゚チ
レンは、抂しおいえばブテン−の含有量が玄モ
ル以䞊の領域で埗られる堎合が倚い。抂含有量
が倚くなり過ぎるず、該ポリ゚チレンのも぀他の
物理的特性が䞍満足なものずなり、奜たしくな
く、該含有量は高々数モル、たずえばモル
であるこずが望たしい。たた本発明の効果は前述
の劂く該溶解熱たたはおよびダング率が前蚘特
定の領域にある盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンに぀い
お享受し埗るが、特に炭玠数以䞊、たずえば
〜10のα−オレフむンを共重合成分ずする該ポリ
゚チレンに぀いおより顕著に該効果を享受するこ
ずができる。この堎合前述ず同様の理由から、該
α−オレフむンの含有量は〜モル、より具
䜓的には〜モルが奜たしく、たた該融解熱
は前蚘の劂く該α−オレフむン含有量等ず関連し
おいるが、就䞭該溶解熱は25〜5calであるこ
ずが奜たしく、たたダング率は22Kgmm2以䞋、奜
たしくは22〜Kgmm2、さらに奜たしくは22〜
Kgmm2である。該オレフむンの䞭でも本発明の効
果がより顕著であり、工業的にも容易に埗られる
−メチル−−ペンテンを共重合成分ずする盎
鎖状䜎密床ポリ゚チレンは最も奜適なものの䞀぀
である。 本発明の衚面盞に甚いられる他の熱シヌル可胜
な熱可塑性暹脂ずしおは、゚チレン−酢酞ビニル
共重合䜓がある。就䞭、酢酞ビニル含量が少くず
も重量である該共重合䜓はより顕著に本発明
の効果を享受するこずができる。該含量があたり
に倚きに過ぎるず、該暹脂衚面が粘着性を瀺すよ
うになり奜たしくなく、12重量以䞋であるこず
が奜たしい。本発明の積局材からなる包装容噚な
どぞの充填物が氎性混合物たたは含氎食品などの
堎合には内倖䞡衚面盞の透湿速床ずも関連しお該
共重合䜓を倖衚面局に、前蚘盎鎖状䜎密床ポリ゚
チレンを内衚面局に甚いる態様は䞭間局ずしお配
されたEVOH局の定垞湿分をより䜎く保持し埗
お、該積局包装材の奜たしい構成の䞀぀である。
さらに該包装充填物の堎合に、さらに優れた耐屈
曲疲劎性が芁求されるずきには、該バリダヌ性の
芁求を満たす限床内においお、内倖䞡衚面局に前
蚘ポリ゚チレンより透湿床の倧きい該共重合䜓を
甚い内倖衚面局の厚さを前蚘透湿床に぀いおの条
件を満たすように遞定しお、EVOH局の定垞湿
分を奜適な領域に保持するように構成しお、奜適
に甚いるこずができる。さらにその他の熱シヌル
可胜な熱可塑性暹脂少なくずも片偎はずしお
は高圧法䜎密床ポリ゚チレン、䜎圧法高密床ポリ
゚チレン、ポリプロピレンなどのポリオレフむン
暹脂、各皮ナむロンの劂きポリアミド受、ポリ゚
ステル暹脂などがあげられる。たた衚面局に䜿甚
する熱ロヌル困難な暹脂ずしおは二軞延䌞された
ポリプロピレン、ナむロンなどの劂く延䌞された
暹脂があげられる。 該衚面局に甚いる暹脂の溶融粘性に぀いおは適
宜遞択し埗るが、特に共抌出法により該積局材を
埗る堎合には甚いる䞭間局の組成、接着性暹脂ず
の溶融粘性敎合性の芋地から比范的類䌌の溶融粘
性を有するものを遞定し、甚いるのがより奜たし
い。該衚面局のASTM−−1238により190℃で
枬定したMIは0.1〜2010min、奜たしくは0.2
〜1010minである。 本発明では、EVOH単䜓フむルムの耐ピンホ
ヌル性が極めお䞍良であるにも拘らず、本発明の
構成をも぀積局フむルムの耐ピンホヌル性が顕著
に向䞊した時点においお、぀たりEVOH単䜓フ
むルムの特性に鑑みお刀断すれば、圓然に䞭間局
であるEVOH局にクラツクないしピンホヌルが
発生し、該積局材のバリダヌ性が䜎䞋するこずが
予想される段階においお、該積局材のバリダヌ性
の䜎䞋が認められない点は前蚘塩化ビニリデン等
のバリダヌ材を甚いた前蚘埓来の積局材ず異なり
極めお特城的である。 本発明の該積局材にあ぀おは、該衚面局があた
り薄すぎるず、たずえば10Ό以䞋に至るず他の物
理的特性が䜎䞋するので、10Ό以䞊であるこずが
奜たしく、20Ό以䞊であるこずがより奜適であ
る。たたあたり厚さが増加しすぎるず本発明の効
果が枛殺されるので、該衚面局の各局は60β以䞋
で甚いるこずがより奜たしい。特にバツグむンボ
ツクス内容噚の構成材には通垞25〜60Όの厚さ領
域から内容量に応じお遞定し奜適に甚いるこずが
できる。 本発明に係る積局材は、それ自䜓公知の方法、
就䞭、倚局甚ダむを甚いた共抌出法で奜適に埗ら
れる。たたたずえば該積局材を甚いた、バツグむ
ンボツクス内容噚は該積局構成のフむルムを公知
の方法で埗た埌、ヒヌトシヌルし、口郚を装着す
るフむルム・シヌル方匏、補品の圢状に合せお、
あらかじめ成膜し埗た該積局構成のシヌトより成
圢した埌、口金を物理的に固定する真空成圢方
匏、倚局溶融抌出成圢で本発明の玠材の組合せか
らなる倚局パリ゜ンを口金を挿入した金型ではさ
み、圧瞮空気で成圢し、この時のパリ゜ンの熱ず
空気圧力で本䜓ず口金を熱装着するブロヌ成圢方
匏など公知の方法で埗るこずができる。 このようにしお埗られた本発明の積局材は氎性
混合物たたは含氎物ずくに液状たたは含氎食品、
たずえばワむン、酒などのアルコヌル類、しよう
油を運搬する際の包装材料、ずくに容噚材料ずし
お奜適である。 以䞋実斜䟋により、本発明をさらに説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。  実斜䟋 実斜䟋  ゚チレン含量31モル、けん化床99.4の
EVOH暹脂からなる厚さ12Όの䞭間局ず、該䞭間
局の䞡偎に厚さ35Όの−メチル−−ペンテン
を共重合成分ずし、該共重合成分を3.2モル含
み、190℃、2160荷重の条件䞋にASTM −
1238−65Tに準じお枬定したメルトむンデツクス
以䞋MI倀ず蚘す2.1、瀺走行型熱量蚈による
融解熱が19calの盎鎖状䜎密床ポリ゚チレン
以䞋LLDPEず蚘すからなる衚面局を有し、各
局間に厚さ5Όの接着性暹脂局を介しお配された
積局フむルムを基の抌出機、皮局甚倚局ヘ
ツドを甚いお共抌出法により埗た。 接着性暹脂は次の様にしお埗た。 タフマヌ−4085密床が0.88cm3、MI190
℃、2160が3.610分のポリ゚チレン系暹
脂、䞉井石油化孊瀟補100重量郚及び無氎マレ
むン酞12重量郚を粟補トル゚ン720重量郚に溶解
し180℃に保぀た。この溶液に撹拌䞋にクメンヒ
ドロパヌオキサむド1.3重量郚を溶解した粟補ト
ル゚ン溶液100重量郚を2.0時間で連続的に添加し
た。添加終了埌も匕続き30分の埌反応をおこな぀
た。冷华埌倧量のアセトン䞭に反応液を投入しお
ポリマヌを析出させた。埗られたポリマヌを粟補
トル゚ンを溶剀ずし、アセトンを非溶剀ずしお再
沈粟補を行な぀た。このものは無氎マレむン酞成
分を2.1重量含有しおいた。 このようにしお埗られたポリマヌにグラフトさ
れた無氎マレむン酞に察し0.1圓量の氎酞化ナト
リりムNaOHを含有する氎溶液を均䞀に添
加し、䞀郚也燥埌に、ベント぀き抌し出し機で枛
圧䞋に揮発物を远い出しながら溶融混緎ペレツト
化し、倉性共重合䜓からなる接着性暹脂組成物を
埗た。 䞊蚘に埗た接着性倉暹脂組成物の20重量郚を䞊
蚘のタフマヌ−4085の80重量郚ずドラむブレン
ドし、次いで抌し出し機で溶融混緎ペレツト化
し、接着性暹脂ブレンド組成物を埗た。 埗られた積局フむルムに぀いお屈曲疲劎テスト
を該積局フむルムにピンホヌの発生を認めるたで
行うずずもに該ピンホヌル発生に至るたでの各段
階での酞玠ガス透過量を枬定した。 屈曲疲劎テストは、ゲルボフレツクステスタヌ
理孊工業(æ ª)補を甚い、12in×8inの詊料片を盎
埄 1/2inの円筒状ずなし、䞡端を把持し、初期
把持間隔7in、最倧屈曲時の把持間隔1in、ストロ
ヌクの最初の 1/2inで、440°の角床のひねりを
加え、その埌の 1/2inは盎線氎平動である動䜜
のくり返し埀埩動を40回分の速さで、20℃、盞
察湿床65の条件䞋に行うものである。 酞玠ガス透過量の枬定は、Modern Control瀟
補OX−TRAN100を䜿甚し、20℃盞察湿床RH
ず蚘す65および20℃、80RHで枬定した。
各段階の屈曲疲劎テスト埌の詊料に぀いおは12in
×8inの平面ずなし、その䞭倮郚で枬定した。た
たダング率はASTM −882−67に準じお20℃、
盞察湿床65で枬定した。枬定結果を第衚に瀺
す。ピンホヌル発生に至るたでの屈曲疲劎テスト
過皋においおは、酞玠透過量の倉化は殆んどなか
぀た。たたピンホヌル発生は該屈曲疲劎テスト
5000埀埩を経過するたで認められず、5100埀埩経
過埌、ピンホヌルの有無を怜査に付した時点でピ
ンホヌルケが既に発生しおいるのを認めた。た
た各局間のデラミネヌシペンは、党くみらめなか
぀た。なお該LLDPEのフむルムを別に埅お20℃
においおダング率を枬定した結果13Kgmm2であ぀
た。
【衚】 比范䟋  NaOHを無添加ずする以倖は実斜䟋ず同様
にしお積局フむルムを埗た。埗られた積局フむル
ムにはブツ状の凞凹が数倚く芋られた。該積局フ
むルムに぀いお屈曲疲劎テストをおこな぀た。ブ
ツ状の凞凹の芋られない所を遞んだ詊料は4000埀
埩たではピンホヌルの発生はみられず、4700埀埩
経過埌にピンホヌルが䞀個発生しおいた。しかし
ながらブツ状の凞凹の有る詊料では、200埀埩経
過埌に既にピンホヌルが䞀個発生しおいた。ブツ
状の凞凹の芋られない詊料は党䜓の15のみであ
り、工業的な䟡倀は䜎いものであ぀た。 比范䟋  NaOHを0.9圓量添加する以倖は実斜䟋ず同
様にした。この接着性暹脂は耐色に着色したもの
であ぀たが積局フむルムを埗た。埗られた積局フ
むルムには耐色に着色したブツ状の凞凹が数倚く
芋られ、工業的な䟡倀は䜎いものであ぀た。 比范䟋  タフマヌ−4085にかえおミラ゜ン12密床
0.927cm3、MI3.0、䞉井石油化孊瀟補を甚
いる以倖は実斜䟋ず同様にしお共抌し出し成圢
を実斜した。埗られた成圢物は良奜な倖芳であ぀
たが、耐屈曲疲劎テスト500回でピンホヌルの発
生が芋られ、商品䟡倀の乏しいものであ぀た。 比范䟋  接着性暹脂局にタフマヌ−4085を甚いる以倖
は、実斜䟋ず同様にしお成圢を行ない、積局フ
むルムを埗た。該積局フむルムの倖芳は良奜であ
぀たが、接着力が極めお䜎く、容易に剥離し、耐
屈曲疲劎テストを行なうたでもなく商品䟡倀の乏
しいものであ぀た。 実斜䟋  AdAdAdなる構成の積
局フむルムを皮局甚倚局ダむヘツドを有する
共抌出蚭備を甚いお埗た。各局はそれぞれ次に瀺
す各暹脂及び局厚さからなる。 Ad次のようにしお埗た接着性暹脂からなる5ÎŒ
の局 タフマヌ−4085にかえおフレツクスレゞン
DFDA−1138NT密床0.90cm3、MI190℃、
2160が0.410分、日本ナニカヌ瀟補を
甚い、無氎マレむン酞およびクメンヒドロパヌオ
キシドの䜿甚量を倉曎し、か぀NaOHにかえお
炭酞カリりムK2CO3を0.14圓量甚いる以倖は
実斜䟋の方法ず同様にしお接着性暹脂組成物を
埗た。 䞊蚘に埗た接着性暹脂組成物ずタフマヌ−
0180密床0.88cm3、MI4.5、䞉井石油化孊瀟
補ず1090にドラむブレンドし、Ad局暹脂ず
した。 、−メチル−−ペンテン4.1モルを
共重合成分ずしお含有するメルトむンデツクス
2.3瀺差走査型熱量蚈による融解熱15calの
厚さ38ΌのLLDPEå±€ 、゚チレン含有量38モル、けん化床99.4
、厚さ6ΌのEVOH暹脂局 実斜䟋に準じお屈曲疲劎テストを行぀た。該
屈曲疲劎テスト4500埀埩経過埌もピンホヌルの発
生を認めなか぀た。該4500埀埩に至る各段階にお
ける酞玠透過量の枬定倀を第衚に瀺す。各局埅
のデラミネヌシペンは認められなか぀た。なお該
LLDPEのフむルムを別に埗お20℃で枬定したダ
ング率は7.5Kgmm3であ぀た。
【衚】 比范䟋  フレツクスレゞンDFDA−1138NTに代えおり
ルトれツクス3055RLLDPE、密床0.935cm3、
䞉井石油化孊瀟補を、タフマヌ−0180に代え
おルりトれツクス2020LLLDPE、密床0.920
cm3、䞉井石油化孊瀟補を甚いる以倖は実斜䟋
ず同様にした。埗らた成圢物は良奜な倖芳であ぀
たが、耐屈曲疲劎性を枬定したずころ、400回埌
にピンホヌルの発生がみられ、商品䟡倀の乏しい
のであ぀た。 比范䟋  炭酞カリりムを1.0圓量添加する以倖は実斜䟋
ず同様にしお接着性暹脂組成物を埗た。このも
のは、極めお流動性が悪く、以埌の成圢が困難で
あり実斜できなか぀た。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  ゚チレン成分含有率20〜55モル、けん化床
    90以䞊の゚チレン−酢酞ビニル共重合䜓けん化
    物暹脂の薄局を䞭間局ずし、該䞭間局の䞡偎に衚
    面局を有し、該衚面局の少なくずも片方が熱シヌ
    ル可胜な熱可塑性暹脂局からなり、各局が接着性
    暹脂局を介しお配されおなるフレキシブル積局材
    においお、該接着性暹脂が密床が0.91〜0.86
    cm3のポリ゚チレン系重合䜓に゚チレン性䞍飜和カ
    ルボン酞もしくは該カルボン酞無氎物をグラフト
    し、゚チレン性䞍飜和カルボン酞もしくは該カル
    ボン酞無氎物成分に察し0.02〜0.3圓量の呚期埋
    第もしくは族金属の氎酞化物もしくは塩
    からなる金属化合物を配合するか、該金属化合物
    ず密床が0.91〜0.86cm3のポリ゚チレン系重合
    䜓を配合した混合組成物である高床な耐屈曲疲劎
    性を有する気䜓遮断性積局材。  ゚チレン性䞍飜和カルボン酞もしくは該カル
    ボン酞無氎物が無氎マレむン酞である特蚱請求の
    範囲第項に蚘茉の積局材。  金属化合物が呚期埋第族金属の氎酞化物
    もしくは塩である特蚱請求の範囲第〜項のい
    ずれかに蚘茉の積局材。  金属化合物が氎酞化ナトリりムである特蚱請
    求の範囲第項に蚘茉の積局材。  接着性暹脂局の厚さが〜20Όである特蚱請
    求の範囲第〜項のいずれかに蚘茉の積局材。  衚面局の少なくずも䞀方が盎鎖状䜎密床ポリ
    ゚チレンである特蚱請求の範囲第〜項のいず
    れかに蚘茉の積局材。  衚面局の少なくずも䞀方が炭玠数以䞊のα
    −オレフむンを共重合成分ずし、瀺差走査型熱量
    蚈の熱分析に基づく融解熱が25cal以䞋であ
    る盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンである特蚱請求の範
    囲第項に蚘茉の積局材。  盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンがブテン−を共
    重合成分ずし瀺差走査型熱量蚈の熱分析に基づく
    融解熱が25cal以䞋である盎鎖状䜎密床ポリ
    ゚チレンである特蚱請求の範囲第項に蚘茉の積
    局材。  盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンが−メチルペン
    テンを共重合成分ずし瀺差走査型熱量蚈の熱分析
    に基づく融解熱が25cal以䞋である盎鎖状䜎
    密床ポリ゚チレンである特蚱請求の範囲第項に
    蚘茉の積局材。  盎鎖状䜎密床ポリ゚チレンが20℃における
    ダング率が12Kgmm2以䞋である特蚱請求の範囲第
    〜項のいずれかに蚘茉の積局材。  衚面局の䞀方が熱シヌル可胜な熱可塑性暹
    脂である特蚱請求の範囲第〜項のいずれかに
    蚘茉の積局材。  熱シヌル可胜な熱可塑性暹脂が酢酞ビニル
    成分を重量以䞊含有する゚チレン−酢酞ビニ
    ル共重合䜓である特蚱請求の範囲第項に蚘茉
    の積局材。  積局材が包装甚積局材である特蚱請求の範
    囲第〜項のいずれかに蚘茉の積局材。  積局包装材が包装充填物が氎性混合物たた
    は含氎物である包装容噚の構成材であるこずを特
    城ずする特蚱請求の範囲第項に蚘茉の積局
    材。  該包装材がバツグむンボツクス内容噚の構
    成材である特蚱請求の範囲第項に蚘茉の積局
    材。
JP1911486A 1986-01-29 1986-01-29 耐屈曲疲劎性を有する気䜓遮断性積局材 Granted JPS62176841A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1911486A JPS62176841A (ja) 1986-01-29 1986-01-29 耐屈曲疲劎性を有する気䜓遮断性積局材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1911486A JPS62176841A (ja) 1986-01-29 1986-01-29 耐屈曲疲劎性を有する気䜓遮断性積局材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62176841A JPS62176841A (ja) 1987-08-03
JPH0554429B2 true JPH0554429B2 (ja) 1993-08-12

Family

ID=11990448

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1911486A Granted JPS62176841A (ja) 1986-01-29 1986-01-29 耐屈曲疲劎性を有する気䜓遮断性積局材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62176841A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2565508B2 (ja) * 1987-09-07 1996-12-18 株匏䌚瀟クラレ 積局䜓
CA2130893A1 (en) * 1993-09-17 1995-03-18 Bayer Corporation Method and system for collecting, processing and storing blood components

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62176841A (ja) 1987-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4608286A (en) Gas barrier multilayer packaging material having excellent flexing endurance
US5230935A (en) Multilayer composites coextruded with the use of impact-reinforced impervious resin compositions and their use for the manufacture of fuel storage vessels
FI104544B (fi) Rakenteeltaan monikerroksinen kalvo ja menetelmÀ sen valmistamiseksi
JP2003526697A (ja) グラフトポリ゚チレンおよび非グラフトポリ゚チレンのブレンドならびにスチレン含有ゎムをベヌスずする接着剀組成物
JP2836943B2 (ja) 暹脂組成物および倚局構造䜓
EP0700338A1 (en) Flexible multilayered composite
JPH0450906B2 (ja)
JPH0554429B2 (ja)
JPH0523184B2 (ja)
JPH0376669B2 (ja)
JPH0523185B2 (ja)
JPWO2020158803A1 (ja) 倚局構造䜓䞊びにそれを備える包装材及び瞊補袋充填シヌル袋
JP2009113254A (ja) 積局包装材料及びその補造法
JP3345118B2 (ja) 暹脂組成物
JPH0376670B2 (ja)
JP2647601B2 (ja) 倚局構成フィルム及びその補造方法
JP3011934B2 (ja) 耐屈曲疲劎に優れたフレキシブルな気䜓遮断性積局包装容噚
JP3512918B2 (ja) 積局構造䜓及びその甚途
JPH0439423B2 (ja)
JP3565635B2 (ja) 積局構造䜓及びその甚途
JPS63378A (ja) 接着性暹脂組成物
JPH0378258B2 (ja)
JPH0427941B2 (ja)
JP3148405B2 (ja) バッグむンボックス甚内容噚
JPH06166152A (ja) 耐屈曲疲劎に優れたフレキシブルな気䜓遮断性積局包装容噚

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees