JPH0552615U - ガスレンジ用アルミシート製マット - Google Patents

ガスレンジ用アルミシート製マット

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JPH0552615U
JPH0552615U JP10960491U JP10960491U JPH0552615U JP H0552615 U JPH0552615 U JP H0552615U JP 10960491 U JP10960491 U JP 10960491U JP 10960491 U JP10960491 U JP 10960491U JP H0552615 U JPH0552615 U JP H0552615U
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mat main
mat
stove
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中央または後方のいずれの排気形式のグリル
を備えたガスレンジについても、その上面を略隙間なく
全面的にカバーできるようにする。 【構成】 五徳載置用段部2をマット主体1の中央から
偏位した位置に形成する一方、マット主体1の左右一側
縁から同主体1の略前後端に亙る長さの第1フラップ部
7aを、また、マット主体1の後縁から略同主体1の左右
他側縁から第1フラップ部7aの外端縁に亙る長さの第2
フラップ部7bを連設し、各フラップ部7a,7bを折目線6
a,6bを介して独立して上向きに折り起こし可能に構成
したもの。 【効果】 対称形状の左右マットのフラップ部の外端縁
を接合させると、中央、後方のいずれの排気形式のレン
ジであっても、グリル排気窓とコンロ部とが隙間なく仕
切られ、グリル排気窓の煮こぼれ等による汚損を防止で
きる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、煮こぼれ等によるガスレンジ上面の汚れを防止するために使用され るアルミシート製マットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のガスレンジは、製造業者や機種別にコンロ部やグリル部の配置等が相 違しているが、各コンロ部における五徳の寸法や、汁受け部或はガスバーナーの 径寸法、形状等が比較的共通しており、この点に着目して各種ガスレンジに共通 に適合使用し得る経済性に優れた重宝なガスレンジ用のマットが先に提案されて いる(実公昭62−16567号公報)。
【0003】 上記先行技術のマットは、2連式ガスコンロを備えたガスレンジにおける各コ ンロ部の上面部分の広さを有する長方形の平坦部分の中央部にガスバーナーの露 出孔を設けると共に該露出孔の外周に樋状の凹部を形成し、この凹部と前記平坦 部分の外周部との間の部分に五徳載置用段部を形成し、前記平坦部分の外周部に 折目線を設けると共に該各折目線の外側に適宜幅の延長端辺部を連設し、該各延 長端辺部を四辺縁に沿って折目線をそれぞれ独立して上向きに折り起こし可能に 構成してある。
【0004】 このような先行技術のマットは2枚を一組として、各種ガスレンジに共通して 適用できるもので、各マットをガスレンジ上面の広さに応じて、折目線外側の延 長端辺部を該折目線を介して上向きに折り起こし、或は展開状態のままガスレン ジ上面に沿わせて使用することにより、それぞれのマットによりガスレンジの上 面を左右半部ずつ略全面的にカバーできるようになっている。また、グリル付き ガスレンジの場合、両側のコンロ部間の上面部分にグリル排気窓が形成されてい るが、このようなガスレンジに使用するときは長方形の平坦部分の両側に設けら れている延長端辺部の一方を折り起こすことで、該延長端辺部でもって仕切り状 態とすることができるものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、近年、上記したようなグリル付きガスレンジには、前述のように左 右のコンロ部間の上面部分にグリル排気窓を配した、いわゆる中央排気式グリル とは異なり、両方のコンロ部の後方となる上面後端部に横長なグリル排気窓を配 した、いわゆる後方排気式グリルを備えたものが普及し始めている。
【0006】 しかしながら、上記先行技術のマットの場合、五徳載置用段部が長方形状平坦 部分の中央部に形成され、従って、該五徳載置用段部後方の平坦部分が、該段部 前方の平坦部分と略同一長さになっているため、前記後方排気式グリルを備えた ガスレンジに敷設しようとしても、五徳載置用段部後方の平坦部分がレンジ上面 に突出しているグリル排気窓のカバー枠に干渉して敷設できないという問題点が あった。
【0007】 また、中央排気式ガスレンジの上面に敷設するときは、長方形状平坦部分の前 後両側の延長端辺部を展開状態とし、左右片側の延長端辺部をグリル排気窓に干 渉しないように折り起こして使用するのであるが、この場合、各延長端辺部は長 方形状平坦部分の各辺と略同一長さに形成されているため、レンジ上面のグリル 排気窓の前後部分はマットによって被覆されずに露出したままとなる。更に、近 年製品化されているガスレンジは、五徳載置用段部前方の上面部分が広くなるよ うに、コンロ部のガスバーナーを全体に前後中心線よりも若干後方に偏位して配 置したレイアウトを採用する傾向にあり、このため上記のような構成のマットで は、ガスレンジ上面の前方部分を十分にカバーできないという不都合も生じてい る。
【0008】 本考案は、このような問題点を解決するためになされたもので、コンロ部のみ を備えたガスレンジは勿論のこと、中央排気式または後方排気式のいずれの形式 のグリルを備えたグリル付きガスレンジにも都合よく敷設でき、しかも該レンジ 上面を略隙間なく全面的にカバーできる適合性に富んだガスレンジ用アルミシー ト製マットを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案のガスレンジ用アルミシート製マットは、次 のように構成している。即ち、実施例に対応する図面に示すように、2連式ガス コンロを備えたガスレンジにおける各コンロ部の平坦な上面部分を被覆可能な広 さを有する縦長長方形状マット主体1を設け、このマット主体1にその中央から 前後長さの10〜15%程度後方に偏位した位置を中心とする方形状乃至円形状の五 徳載置用段部2を形成して、前記マット主体1の五徳載置用段部2より後方に狭 隘な平坦面部分1aを設けると共に該段部2よりも手前側に広い平坦面部分1bを設 け、更に、前記五徳載置用段部2の中央にガスバーナーの露出孔3を穿設し、該 露出孔3と五徳載置用段部2との間に樋状の汁受け凹部4を設けたものとしてあ る。
【0010】 そして、前記マット主体1には、その左右一側縁に沿って折目線6aを設け、こ の折目線6aを介して外側に該マット主体1の略前後端に亙る長さの第1フラップ 部7aを連設すると共に、前記マット主体1の後縁に沿って折目線6bを設け、この 折目線6bを介して外側に略マット主体1の左右他側縁から第1フラップ部7aの外 端縁に亙る長さの第2フラップ部7bを連設し、更に、これら第1、第2フラップ 部7a,7bをそれぞれ折目線6a,6bを介して独立して上向きに折り起こし可能に構 成している。
【0011】 上記構成において、前記マット主体1の前後長さ寸法は270〜330mm程度の範囲 内で設定することにより、各種ガスレンジに対応してそのコンロ部の上面平坦部 分を被覆することができる。また、五徳載置用段部2の形状は方形状とすること が望ましいが、五徳の種類に対応させて角丸状或は円形状としてもよく、また、 その一辺の長さ乃至直径はマット主体1の前後長さ寸法に対して60〜70%程度に 設定されるものである。更に、ガスバーナーの露出孔3は普及品の中で最大のガ スバーナーが入る110mm乃至それよりもやや大きい径寸法に設定されるものであ る。
【0012】
【作用】
上記構成のマットを2連式ガスレンジに敷設するときは、左右対称に形成した マットを一対として使用する。まず、後方排気式ガスレンジの各コンロ部に敷設 するときは、マット主体1の後縁から延びる第2フラップ部7bを折目線6bを介し て上向きに適宜な角度で折り起こすと共に、コンロ部のガスバーナーに露出孔3 を位置合わせしてコンロ部上面に載置する。この敷設状態では、第2フラップ部 7bがマット主体1よりも更にレンジ上面の中央側に突出していることにより、左 右のマットの第2フラップ部7b,7bの外端縁どうしを略隙間なく接合させること ができるので、グリル排気窓とコンロ部とが隙間なく仕切られ、グリル排気窓の 煮こぼれ等による汚損を防止できる。また左右のマットの第1フラップ部7a,7a の外端縁どうしをガスレンジ上面の中央部で略隙間なく接合させることができる ので、ガスレンジ上面を略隙間なく全面的に被覆できるものである。このように 2枚のマットによりマット主体1の後端部がグリル排気窓に干渉することなく、 しかも後縁側の第2フラップ部7b32によって該排気窓を煮汁等からガードできる と共に、レンジ上面を略全面的に被覆し得るものである。
【0013】 また、本考案マットを中央排気式ガスレンジに敷設するときは、左右一側縁か ら延びる第1フラップ部7aを折目線6aを介して上向きに折り起こすことにより、 ガスレンジ中央のグリル排気窓の両側でコンロ部が第1フラップ部7aによって仕 切られるものである。この場合、第2フラップ部7b,7bを展開状態としておくこ とにより、レンジ上面の後方部分が略隙間なく被覆され、前述の後方排気式の場 合と同様にレンジ上面を全面的に被覆できるものである。
【0014】 更に、第1、第2フラップ部7a,7bを全て展開状態とすることで、これらフラ ップ部7a,7bによってマット主体1の後縁側と一側縁側とに拡張された広い長方 形状のマットとして使用でき、グリルが設けられていないガスレンジの上面を略 隙間なく全面的に被覆できるものである。
【0015】 更にまた、上記したいずれの場合にも、五徳載置用段部2がマット主体1の後 方に偏位して配設されていることにより、ガスレンジ上面の広い手前側部分を略 完全に被覆できるものである。
【0016】
【実施例】
以下、本考案のガスレンジ用アルミシート製マットの実施例を図面に基づき説 明する。図1〜図3において、1はマット主体であって、2連式ガスコンロを備 えたガスレンジにおける各コンロ部の平坦な上面部分を被覆可能な広さを有する 縦長長方形状に形成してある。このマット主体1にはその中心部よりも後方寄り に偏位した位置に、四隅を円弧状に面取りした正方形状の五徳載置用段部2を形 成してあると共に、この段部2の中央に円形状のガスバーナー露出孔3を穿設し てあり、更に、この露出孔3と五徳載置用段部2との間に樋状の汁受け凹部4を 該段部2より一段深くなる形で設けてある。
【0017】 前記五徳載置用段部2の一辺の長さDはマット主体1の前後長さAの60〜70% 程度としてあり、その中心Oはマット主体1の前後中心線Lよりも該マット主体 1の前後長さの10〜15%程度後方に設定してある。このように五徳載置用段部2 をマット主体1の中央から偏位させることにより、該段部2の後方に若干の狭隘 な平坦面部分1aを残した状態で、該段部2の手前側に広い平坦面部分1bを形成し ている。また、図示例ではガスレンジ上面形状に対応させるために、五徳載置用 段部2を左右方向にも偏位させてあり(図では右側寄り)、一側方(右側方)の 平坦面部分1cが狭く、他側方(左側方)の平坦面部分1dがやや広くなるように形 成してある。尚、五徳載置用段部2の四隅部及び前後中央には、それぞれ五徳の 脚部に対応する位置に、該脚部を挿通させる角孔状の切り込み孔5,5…5を形 成してある。
【0018】 五徳載置用段部2と同心状に形成されているバーナー露出孔3は汁受け凹部4 の内底面からテーパー状に突出させてあると共に、開口縁を巻締めによって補強 してあり、その径寸法は一般に使用されるガスレンジに組み込まれるガスバーナ ーのうち、最大寸法のものにも貫入し得る(直径92〜110mm)程度に設定してあ る。
【0019】 前記マット主体1の一側縁(右側縁)及び後縁にはそれぞれ各辺縁に沿う折目 線6a,6bが設けられ、更に、該各折目線6a,6bの外側に前記各辺縁から延びる第 1、第2フラップ部7a,7bを連設してあり、これによって、各フラップ部7a,7b のいずれも折目線6a,6bを介して独立して上向きに折り起こし可能に構成してあ る。また第1フラップ部7aはマット主体1の略前後長さと同一長さの縦長な短冊 状に形成してあり、一方第2フラップ部7bは略マット主体1の他側縁(左側縁) から第1フラップ部7aの外端縁に亙る長さの横長な短冊状に形成してある。
【0020】 また、この実施例では、マット主体1の前縁に折目線6cを介して第3フラップ 部7cを連設してある。この第3フラップ部7cは各種ガスレンジの前後寸法に応じ て、該寸法が長い機種では展開状態としてレンジ上面に敷設し、逆に短い機種で は上向きに折り起こして使用することにより、ガスレンジの多様な機種に対応で きるようにするために設けられたもので、マット主体後縁に連設されている第2 フラップ部7bと同一長さを有しているが、幅寸法は若干狭くしてある。
【0021】 これら第1〜第3フラップ部7a,7b,7cはいずれも外端隅部を円弧状に面取りし てあると共に、外端縁を巻締め、更に、この巻締め外端縁寄りの部分に厚み方向 に断面半円形状に突曲させてなる補強凸条8a,8b,8cを該外端縁と平行に形成す ることにより、平面保持強度を高めている。尚マット主体1の他側縁(左側縁) 側にはフラップ部が設けられていない関係から、該他側縁寄り部分に他側縁と平 行な補強凸条9を設けて補強することが望ましい。
【0022】 上記構成において、マット主体1の寸法は各種寸法のガスレンジのコンロ部を 被覆できるようにするために、前後長さA:270〜330mm程度、左右幅B:200〜2 40mm程度の範囲で設定されるものである。尚、図示例では、マット主体1の前後 長さA:295mm、同左右幅B:250mm、五徳載置用段部2及び露出孔3の共通中心 Oとマット主体1の前後中心線L間距離C:37.5mm、五徳載置用段部2の一辺の 長さD:210mm、五徳載置用段部手前の平坦面部分1bの長さE:80mm、同後方の 平坦面部分1bの長さF: 5mm、第1、第3フラップ部7a,7cの幅G1,G3:50mm、 第2フラップ部7bの幅G2:80mm、第2、第3フラップ部7b,7cの長さH:300mm に寸法設定してある。尚、第1フラップ部7aの長さは各フラップ部7a,7b,7cの 外端縁の巻締め代の関係で、マット主体1の前後長さAよりも前後 4mm程度、都 合 8mm程度短くなっている。
【0023】 図4及び図5は、左右対称形状に形成された一対の本考案マットM1,M2を準備 し、それぞれ後方排気式ガスレンジ10a の各コンロ部に敷設した状態を示してい る。各マットM1,M2はマット主体後方の第2フラップ部7bを折目線6bを介して略 垂直または適宜な傾斜角度で折り起こすと共に、第1、第3フラップ部7a,7cを 展開状態とした上で、露出孔3をガスレンジ10a の各コンロ部に設けられている ガスバーナー11に嵌め込むことにより、ガスレンジ10a の各コンロ部上面に敷設 できる。このように敷設した状態では両方のマットM1,M2の第2フラップ部7b, 7bの対向端縁どうしを略隙間なく接合させて、グリル排気窓12a とコンロ部間を 体裁よく仕切ることができる。また、第1フラップ部7a,7aにより両方のコンロ 部間が略隙間なく被覆されると共に、第3フラップ部7c,7cによりマット主体1 からはみ出たレンジ上面部分が被覆され、更に、マット主体1により手前側の広 い上面部分が被覆され、煮汁等による汚損を防止できる。
【0024】 図6及び図7は左右対称な一対の本考案マットM1,M2を準備し、それぞれ中央 排気式ガスレンジ10b の各コンロ部に敷設した状態を示している。各マットM1, M2は、ガスレンジ10b の中央に配設されているグリル排気窓12b と干渉しないよ うに第1フラップ部7aをそれぞれ折目線6aを介して折り起こし、更に、第2、第 3フラップ部7b,7cは展開状態とすることによりコンロ部上面に敷設できる。こ のように敷設した状態では、両方のマットM1,M2の第1フラップ部7a,7aにより グリル排気窓12b が挟まれた形でコンロ部間が体裁よく仕切られ、また、マット 主体1と第2、第3フラップ部7b,7cとが前後に連なって、各コンロ部の平坦な 上面部分が略隙間なく被覆される。
【0025】 このように本実施例のマットM1,M2は、グリル排気窓の配設部位、コンロ部の 上面部分の広さ等に対応して、各フラップ部7a,7b,7cを適宜垂直或は傾斜状に 上向きに独立して折り起こして使用し得るように構成したものであり、上記した ようなグリル付きガスレンジ10a,10bの他、コンロ部のみ設けたガスレンジにも 何の支障もなく敷設できるものである。また、本考案を近年普及し始めている五 徳前方の上面部分を広くした機種のガスレンジ専用に作製するときは、マット主 体1の手前側平坦面部分1aを該機種に適合する寸法に形成して第3フラップ部7c を省略するようにしてもよい。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したように、左右対称に形成した本考案に係るガスレンジ用アルミシ ート製マットを一対準備して、ガスレンジ上面に敷設することにより、グリル排 気窓の有無並びにグリル排気窓の中央、後方の型式の相違に拘わらず、種々の寸 法を有する大抵のガスレンジに適合して安定的に敷設することができ、しかも、 ガスレンジ上面の平坦面部分、コンロ部及びグリル排気窓を略全面的に煮こぼれ 等の汚損から防護できるものである。
【0027】 即ち本考案ではガスレンジコンロ部の平坦上面部分を被覆可能な広さを有する 縦長長方形状マット主体1に、その中央から前後長さの10〜15%程度後方に偏位 した位置を中心とする方形状乃至円形状の五徳載置用段部2を形成して、該マッ ト主体1の五徳載置用段部2より後方に狭隘な平坦面部分1aを設けると共に該段 部2よりも手前側に広い平坦面部分1bを設けているので、五徳前方の上面部分を 広くしてあるガスレンジであっても、該前方上面部分の大部分を被覆できる。
【0028】 また、前記マット主体1の左右一側縁に沿って折目線6aを設け、該折目線6aを 介して外側に該マット主体1の略前後端に亙る長さの第1フラップ部7aを連設す ると共に、前記マット主体1の後縁に沿って折目線6bを設け、該折目線6bを介し て外側に略マット主体1の左右他側縁から第1フラップ部7aの外端縁に亙る長さ の第2フラップ部7bを連設し、更にこれら第1、第2フラップ部7a,7bをそれぞ れ折目線6a,6bを介して独立して上向きに折り起こし可能に構成しているので、 後方排気式ガスレンジに敷設する場合、第2フラップ部7bを上向きに折り起こす ことにより、マット主体1がグリル排気窓に干渉することなく敷設できる。
【0029】 この敷設状態において、両方のマットの第2フラップ部7bはマット主体1より も更にレンジ上面の中央側に突出していることにより、左右のマットの第2フラ ップ部7bの外端縁どうしを略隙間なく接合させることができるので、グリル排気 窓とコンロ部とを体裁よく仕切ってグリル排気窓が煮こぼれ等によって汚損され るのを防止できる。また、左右のマットの第1フラップ部7aの外端縁どうしをガ スレンジ上面の中央部で略隙間なく接合させることができるので、ガスレンジ上 面を略隙間なく全面的に被覆できるものである。このように2枚のマットにより マット主体1の後端部がグリル排気窓に干渉することなく、しかも後縁側の第2 フラップ部7bによって該排気窓を煮汁等からガードできると共に、レンジ上面を 略全面的に被覆し得るものである。
【0030】 また、第1フラップ部7aを折目線6aを介して折り起こすことにより、従来と同 様に、中央排気式ガスレンジに敷設できる。この場合、ガスレンジ中央のグリル 排気窓の両側でコンロ部を第1フラップ部7aによって体裁よく仕切ることができ る。また、第2フラップ部7bを展開状態としておくことにより、レンジ上面の後 方部分が略隙間なく被覆され、前述の後方排気式の場合と同様にグリル排気窓の 突出部分を除くレンジ上面を全面的に被覆できるものである。
【0031】 更に、第1、第2フラップ部7a,7bを全て展開状態とすることで、これらフラ ップ部7a,7bによってマット主体1の後縁側と一側縁側とに拡張された広い長方 形状のマットとして使用でき、グリルが設けられていないガスレンジに適用した とき、その上面を略隙間なく全面的に被覆できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】平面図
【図2】図1における切断線X−Xに沿う拡大断面図
【図3】斜視図
【図4】後方排気式ガスレンジに敷設した使用状態を示
す概略平面図
【図5】その概略側面図
【図6】中央排気式ガスレンジに敷設した使用状態を示
す概略平面図
【図7】その概略側面図
【符号の説明】
1 マット主体 1a 後方側平坦面部分 1b 手前側平坦面部分 2 五徳載置用段部 3 露出孔 4 汁受け凹部 6a 折目線 6b 折目線 7a 第1フラップ部 7b 第2フラップ部 L マット主体の前後中心線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2連式ガスコンロを備えたガスレンジに
    おける各コンロ部の平坦な上面部分を被覆可能な広さを
    有する縦長長方形状マット主体1を設け、このマット主
    体1にその中央から前後長さの10〜15%程度後方に偏位
    した位置を中心とする方形状乃至円形状の五徳載置用段
    部2を形成して、前記マット主体1の五徳載置用段部2
    より後方に狭隘な平坦面部分1aを設けると共に該段部2
    よりも手前側に広い平坦面部分1bを設け、更に前記五徳
    載置用段部2の中央にガスバーナーの露出孔3を穿設
    し、該露出孔3と五徳載置用段部2との間に樋状の汁受
    け凹部4を設ける一方、前記マット主体1の左右一側縁
    に沿って折目線6aを設け、この折目線6aを介して外側に
    該マット主体1の略前後端に亙る長さの第1フラップ部
    7aを連設すると共に、前記マット主体1の後縁に沿って
    折目線6bを設け、この折目線6bを介して外側に略マット
    主体1の左右他側縁から第1フラップ部7aの外端縁に亙
    る長さの第2フラップ部7bを連設し、更に、これら第
    1、第2フラップ部7a,7bをそれぞれ折目線6a,6bを介
    して独立して上向きに折り起こし可能に構成したことを
    特徴とするガスレンジ用アルミシート製マット。
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