JPH055254A - 織機のたて糸修復位置検出方法 - Google Patents

織機のたて糸修復位置検出方法

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JPH055254A
JPH055254A JP25016391A JP25016391A JPH055254A JP H055254 A JPH055254 A JP H055254A JP 25016391 A JP25016391 A JP 25016391A JP 25016391 A JP25016391 A JP 25016391A JP H055254 A JPH055254 A JP H055254A
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JP
Japan
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warp
worker
loom
distance
repair
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JP25016391A
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Tsutomu Sainen
勉 西念
Toshiyuki Sakano
敏行 坂野
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Tsudakoma Corp
Original Assignee
Tsudakoma Corp
Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 織工に負担をかけないで、たて糸の修復位置
を検出できるようにし、人為的な入力ミスを避けられる
ようにすることである。 【構成】 たて糸の修復中に、作業者の位置を距離セン
サや織り幅方向に並び設けられた複数のセンサ群から作
業者の位置を検出し、織り幅上でたて糸の修復位置を決
定し、その修復位置を織物の品質管理上のデータや、た
て糸の準備工程での管理データとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、織機のたて糸修復位置
を作業者の位置から間接的に検出する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】織物の品質管理や、たて糸準備の工程管
理上、たて糸の修復位置例えばたて糸の切断位置などの
記録が必要となる。特に、フィラメント織機では、たて
糸損傷防止のために、ドロッパー装置が設けられていな
いため、たて糸の切断位置の特定が困難であった。
【0003】従来、織機の織り幅方向に数字付目盛テー
プなどが貼り付けられており、たて糸の修復中に、織工
が修復位置に該当する目盛数字を織機上のキーボードな
どから入力していた。この入力作業のために、織工は、
修復作業毎に修復位置の目盛数字を読み取って、それを
記憶して、キーボードの所まで移動し、入力操作しなけ
ればならない。このため、織工に余分な負担がかかって
おり、これが稼動率の低下を引き起こすことさえあっ
た。また、入力ミスが皆無とはいえず、織工に負担をか
ける割には、データの信頼性はあまり高いものとはいえ
なかった。
【0004】
【発明の目的】したがって、本発明の目的は、織工に負
担をかけないで、たて糸の修復位置を検出できるように
し、人為的な入力ミスを避けられるようにすることであ
る。
【0005】
【発明の解決手段】上記目的の下に、本発明は、たて糸
の修復中に、作業者の位置を距離センサや織り幅方向に
並び設けられた複数のセンサ群から作業者の作業位置を
検出し、この作業位置から織り幅上でたて糸の修復位置
を決定し、その修復位置を織物の品質管理上のデータ
や、たて糸の準備工程での参考データとして利用できる
ようにしている。
【0006】このような検出過程で、検出値とたて糸の
修復位置との誤差を小さくするために、作業者の位置を
所定の時間にわたって測定し、検出値を時間で積分し、
最も長い時間出力された値を修復位置とするか、作業姿
勢を考慮して、検出値を補正するか、あるいは作業者の
体の幅に影響されることなく正確に作業者の中心位置を
検出するために左右の織り端側から作業者の各側端部ま
での距離を検出するようにしている。
【0007】
【実施例】図1は、測定原理を示している。同図におい
て、織機1の前方における織物2の左右の織り幅位置に
距離センサ31、32が設けられている。ここで織物2
の織り幅をWとし、左側の距離センサ31から作業者M
の左側までの距離をd1、右側の距離センサ32から作
業者Mの右側までの距離をd2とし、一方の織り端側か
ら作業者Mの中心位置と対応する距離をxとすると、距
離xは下記の式によって表される。
【0008】
【数1】
【0009】ここで、作業者Mは、通常、両手を使い、
体の中心位置でたて糸4の修復作業を行うから、上記距
離xは、たて糸4の修復位置Pと対応している。したが
って修復位置Pの検出は、たて糸4の修復中に、作業者
Mの位置を測定することにより代替できる。
【0010】図2は、たて糸4の修復中に、作業者Mの
位置を検出するシステムを示している。
【0011】織機1の運転中に停台原因が発生すると、
織機1は自動的に停止し、作業者Mの到着を待つ。作業
者Mが停台中の織機1に到達したとき、距離センサ3
1、32および距離検出器51、52は、作業者Mを検
出し、距離d1、d2のデータを作成し、位置演算器6
に送り込む。位置演算器6は、停台信号の存在を条件と
して、前記計算式から修復位置Pの距離xを演算によっ
て求め、停台情報作成器7に送り込む。ここで、停台情
報作成器7は、たて糸4の糸切れによる停台原因である
ことを確認して、停台原因(たて糸トラブル)とともに
修復位置Pの距離xのデータを決定し、織物管理用の記
録器やたて糸準備工程のデータ作成器などに送り込む。
【0012】なお、たて糸4の修復動作であることの判
別は、停台原因判別器8によって、図3のフローチャー
トにもとづいて実行される。製織中に停台原因が発生し
たとき、停台時間好ましくは停台中で修復に必要な時間
が計測される。その後、起動準備指令が発せられた時点
で、時間の計測が停止し、その計測時間のカウント値が
取り込まれ、カウント値と所定の値との大小比較が行わ
れ、カウント値>所定値となったときに、停台原因がた
て糸不良と判断される。この判断は、停台原因のうち、
たて糸4の修復のときに、他の停台原因に比較して修復
に必要な時間が多くかかることに基づく。この他、たて
糸4の修復動作は、たて糸4の閉口時間の長短や、ドロ
ッパー装置からのたて糸切れ信号、さらにたて糸ビーム
の後方に作業者Mが回り込んだことを専用のセンサで検
出することなどによって識別することもできる。
【0013】距離xは、1回の検出動作だけで、算出で
きるが、好ましい例によると、位置演算器6は、図4の
フローチャートによって修復位置Pに対応する距離xを
求めていく。すなわち位置演算器6は、一定の周期毎
に、停台信号の存在を確認し、次に織機1の運転状態か
ら停台状態への変化直後つまり停台直後であるときに、
時間カウント領域をクリアするが、そうでないときに時
間カウント領域をクリアしないまま、一定の時間にわた
って距離xの検出を行い、これを行った後、対応する距
離の測定時間として単位時間1を加算していく。
【0014】このようにして織機1の停台時間にわたっ
て、繰り返し測定が実行され、図6のように距離xのデ
ータ毎に時間の測定値(積分値)がヒストグラムとして
積算されていく。
【0015】そこで、停台情報作成器7は、図5のフロ
ーチャートにもとづいて、織機1の起動を条件として、
たて糸不良停台であるときにのみ距離x−時間のヒスト
グラムデータから最も長い時間出力された値を検索し、
最も長い時間に対応する距離xのデータをたて糸4の修
復位置として決定し、それを出力する。
【0016】なお、距離センサは、それぞれ織物の織り
幅の外側に設けられてもよく、このとき距離センサから
織布端までの距離が計算上考慮される。この実施例は、
作業者Mの中心を検出し、測定精度を高めるために左右
両側から測定しているが、いずれか一方の側からのみ測
定することもでき、また測定された値は、作業姿勢や体
形を考慮した所定の値を加算することによって補正して
もよい。ヒストグラムのピーク以外にも、最も連続出力
時間が長かった位置を距離xとして限定することもでき
る。また、作業者Mの位置は、織り幅方向に沿って床面
に必要な測定精度の間隔で連続的に設けた複数の圧力
(重量)センサにより作業者の両足の位置を検出し、両
足の中間位置として検出することもできる。
【0017】
【発明の効果】本発明では、織工などの作業者に修復位
置の読み取り動作や読み取りデータの入力操作などを必
要としないため、作業者の負担が軽減され、また読み取
り動作や入力操作の過程で、人為的な誤りが回避できる
ため、たて糸修復位置のデータの取り込みが確実とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】たて糸修復位置の検出原理の説明図である。
【図2】織機のたて糸修復位置検出システムのブロック
線図である。
【図3】たて止めによる停台原因の判別過程のフローチ
ャート図である。
【図4】作業者の作業位置を数回にわたって測定すると
きのフローチャート図である。
【図5】検出値を時間で積分し、最も長い時間出力に対
応する作業位置を求める過程のフローチャート図であ
る。
【図6】測定位置に対応する測定時間の関係を示すグラ
フである。
【符号の説明】
1 織機 2 織物 31 距離センサ 32 距離センサ 4 たて糸 51 距離検出器 52 距離検出器 6 位置演算器 7 停台情報作成器 8 停台原因判別器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 たて糸修復中の作業者の位置を検出する
    ことによって、織り幅上でたて糸の修復位置を検出する
    ことを特徴とする織機のたて糸修復位置検出方法。 【請求項2】 最も長い時間検出されたたて糸修復中の
    作業者の位置をたて糸の修復位置とすることを特徴とす
    る請求項1記載の織機のたて糸修復位置検出方法。 【請求項3】 左右の織り端側から作業者の各側端部ま
    での距離を検出し、織り幅を考慮して作業者の中心位置
    を求めることを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の織機のたて糸修復位置検出方法。
JP25016391A 1991-06-26 1991-06-26 織機のたて糸修復位置検出方法 Expired - Fee Related JP2857264B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103009688A (zh) * 2011-09-21 2013-04-03 杜邦公司 层合阻燃片

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103009688A (zh) * 2011-09-21 2013-04-03 杜邦公司 层合阻燃片

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