JPH0551432U - 中空糸型モジュール - Google Patents

中空糸型モジュール

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JPH0551432U JP10215091U JP10215091U JPH0551432U JP H0551432 U JPH0551432 U JP H0551432U JP 10215091 U JP10215091 U JP 10215091U JP 10215091 U JP10215091 U JP 10215091U JP H0551432 U JPH0551432 U JP H0551432U
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Abstract

(57)【要約】 【構成】ハウジングに装填される中空糸が複数の組に分
割され、それぞれの組が実質上気体不透過性の筒に装填
され、該筒が該筒の片末端から中空糸膜の長さ方向の5
0%を越える部分が開口している状態で、特に該部分に
1個または複数個の孔が穿たれている状態で、あるいは
該筒が中空糸膜の長さ方向の50〜99.5%の長さを
有する状態で、あるいは該筒が実質上気体不透過性のフ
ィルムまたはシートで巻かれたものからなり、ハウジン
グに収められていることを特徴とする中空糸型モジュー
ル。 【効果】気体分離、液体の脱気、透過気化、膜蒸留など
の用途において、濃縮気体の濃度増加、収率の向上、脱
気処理効率の増加、運転エネルギーの減少が計れるとと
もに、モジュールのコンパクト化が計れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、中空糸分離膜の内側を1次側とし、膜の外側に気体が接触する用法 で使用される中空糸型モジュールに関するものであり、例えば、窒素富化、水素 分離、ヘリウム分離その他の気体分離、水から酸素、炭酸ガスなどの気体や、ト リクロロエチレンなどの揮発制物質を除去する脱気や脱揮、水/アルコールなど を分離する浸透気化(パ−ベ−パレ−ション)や膜蒸留等の用途において、分離 の効率を向上させたモジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
膜分離において、中空糸膜(以後単に中空糸と呼ぶ場合もある)は通常、ハウ ジングに収められた、いわゆるモジュールの形状で使用される。モジュールは、 中空糸膜を束状、巻き取られた状態もしくは編組された状態などでハウジングに 装填し、その両端部を樹脂にて封止し、端面を切断することにより、中空糸膜の 内側が外側と隔てられ、封止部に中空糸膜内側が開口した構造を持つ。その代表 的な構造を図1に示す。
【0003】 モジュールを使用するに当り、例えば気体分離膜モジュールの場合、混合気体 を接続口5から中空糸膜の内側に導入し、中空糸膜内側の反対の端である接続口 6から取り出される非透過ガスと、中空糸膜を透過して接続口7及び/または 7’より取り出される透過ガスとに分離される。あるいはまた、接続口7または 7’より中空糸膜の外側に混合気体を導入し、接続口7または7’から流出する 非透過ガスと、接続口5及び/または6から取り出される、中空糸膜内側に透過 した透過ガスとに分離される。この時、化学工学的には、混合ガスと透過ガスを 向流(カウンタ−フロ−)に流すのが最も効率が高いとされている。
【0004】 しかしながら、図1の構造のモジュールにおいて、例えば接続口5より中空糸 膜内側に混合ガスを導入し、接続口7’を閉じ、接続口7から透過ガスを取り出 すことにより向流で作動するよう試みても、分離されるガスの濃度や収率は理論 値より相当低く、十字流(クロスフロー)型のシミュレーション結果に近い性能 を示すに過ぎなかった。また図1のモジュールを使用して、混合ガスを接続口7 に導入することにより中空糸膜の外側に流し、透過ガスを接続口5から取り出す 試みを行ってもさらに低い結果を得るだけであった。即ち、中空糸型モジュール において、理論に近い向流型の性能を実現することは困難であった。
【0005】 気体分離以外の分離、例えば、液体からの脱気や脱揮、あるいはパーベ−パレ −ションや膜蒸留に於ても、1次側が気体でなく液体であることが異なるだけで あり、向流型が最も効率が良いこと、中空糸型モジュールにおいて理想的な向流 型が実現していないことについて事情は同じであった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、中空糸膜外側の気体の流れを理想的な向流モデルに近付けた中空糸 型モジュールを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案者等は、中空糸型膜モジュールにおいて最も分離効率が高いとされる向 流型の性能を実現すべく、上記課題について鋭意検討を行った結果本考案に到達 した。
【0008】 即ち本考案の要旨は、複数の中空糸膜がハウジングに装填され、中空糸膜の両 端部が樹脂で封止された膜モジュールにおいて、中空糸が複数の組に分割され、 それぞれの中空糸の組が、実質上気体不透過性の筒に装填され、該筒が該筒の片 末端から中空糸膜の長さ方向の50%を越える部分が開口しているものであるか 、又は中空糸膜の長さ方向の50〜99.5%の長さを有することを特徴とする 中空糸型モジュールであり、特に筒の片末端から中空糸膜の長さ方向の50%を 越える部分が筒で被われていないか、あるいは筒の片末端から中空糸膜の長さ方 向の50%を越える部分に一個または複数個の孔が穿たれていることを特徴とす る中空糸型モジュールにある。
【0009】 本考案をその要部についてさらに詳細に説明すると、例えば実施例で使用する 図2および図3に示されたモジュールに見られるように、まず、本考案のモジュ ールは中空糸膜1の両端が別々に樹脂で封止され(4,4’)、中空糸膜1の内 側に通じる両端部には別々の接続口5,6を有しており、中空糸膜の一端から気 体または液体を導入し、他端から流出させることが可能なタイプである。
【0010】 中空糸1は複数の組に分けられてそれぞれ筒9に装填されている。筒9は、一 方の封止部4に気密に接続され、モジュール内の封止部間距離の50〜99.5 %の範囲の中空糸を被っている。筒9は実質的に気体不透過性であり、中空糸膜 1を透過した気体は、筒の壁を透過することなく筒の内部を流れ、筒の開口部1 0からハウジング2の内側空間8に出、接続口7からモジュール外に取り出され る。筒9の長さが50%より短いと向流として働く部分が減少し、分離効率の低 下を招く。また筒9の長さが99.5%より長いと筒9の開口部10からモジュ ールハウジングの内部空間8に出る際の圧力損失が増大しこれまた分離効率の低 下を招く。
【0011】 筒9の、封止部4に接続されていない側の端は、直角に切断されている必要は なく、斜めに切断された形状あるいはその他の複雑な形状であってもよい。筒の 断面が筒に直角でない場合には、筒の長さは平均値をもってする。中空糸膜の、 筒で被われていない部分を補強する意味で筒の外側または内側に筒状の網を装着 することも可能である。
【0012】 本考案になる他のモジュールは、筒の代わりに、実質的に気体不透過性のフィ ルムまたはシート(以下シートと略す)が中空糸の組毎に巻かれている物である 。シート9は一方の封止部4に接続され、モジュール内の封止部間距離の50〜 99.5%の範囲の中空糸を被っている。巻かれたシートの内端または外端は、 気密な筒になるように接着する必要はない。このため中空糸膜1を透過した気体 の一部は、シート9の隙間からハウジングの内部空間8に漏洩するがその影響は 無視でき、大部分は筒状に巻かれたシートの内部を流れ、筒状シートの開口部1 0からモジュールハウジングの内側空間8に出、接続口7からモジュール外に取 り出される。シートの外側または内側に、補強の意味で筒状の網を装着すること も可能である。
【0013】 本考案になるさらにもう一つのモジュールは、やはり実施例で使用される図4 に見られるモジュールの如く、中空糸膜1が複数の組に分割され、それぞれの中 空糸の組が、一方の封止部4から他の封止部4’まで筒9の中に装填されており 、筒9は、少なくとも一方の封止部4に気密に接している。筒9は封止部4から 、中空糸膜の長さ方向の50%の位置まで孔がなく実質上気体不透過性であり、 50%を越える部分に孔11が穿たれている。孔は一個でもよいし複数個であっ てもよい。また孔の形状は円形である必要はなく、例えばスリット状であっても 、異形孔であってもよい。中空糸膜1を透過した気体は、実質的に筒の壁を透過 することなく筒の内部を流れ、孔11からハウジング2の内側空間8に出、接続 口7からモジュール外に取り出される。
【0014】 本考案において、筒またはシートの筒に装填される中空糸の組は、実質的に並 行な中空糸束であってもよいし、単糸または複数本の中空糸を綾角30度以上で 巻き取った一巻きを、巻き取りの際の回転面に概ね平行に切断して複数の中空糸 の集合したものであってもよいし、また中空糸同士または中空糸と他の糸条とで 構成された、編組物または織物であってもよい。勿論、中空糸の組が中空糸の一 巻きを切断した中空糸の集合体である場合、切断は封止操作の前に実施されても よいし後に実施されてもよい。しかしながら本考案のモジュールは、実質的に並 行な中空糸束の場合に最も性能改善効果が大きく、生産上の効率からも実質的に 並行な中空糸束とするのが好ましい。
【0015】 中空糸の一組は、中空糸100〜30000本で構成されていることが好まし い。中空糸の組が実質上並行な束であり、かつ中空糸外径が150〜400μm の場合には、1000〜10000本であることが好ましく、同じく中空糸外径 400〜1000μmの場合には100〜2000本であることが好ましい。中 空糸の一組が綾角30度以上で巻き取られた中空糸の一巻きである場合や、中空 糸同士または他の糸条やテープとで構成された編組物や織物である場合には、封 止部の切断面に現れた中空糸の本数をもって一組の中空糸の数とする。一組の中 空糸の本数が多すぎると性能改善効果が減少し、少なすぎると製造コストがかさ む。
【0016】 筒または巻かれたシート内の中空糸の充填率は、25〜75%であることが好 ましく、充填される中空糸が実質上並行な束である場合には、45〜75%であ ることがさらに好ましい。ここで言う充填率とは、筒または巻かれたシートの断 面積に対する中空糸の占める面積のことである。最密充填の場合の充填率は約9 1%となる。充填率は高いほうが本発明の効果が発揮されるが、75%より高す ぎると封止が不完全になり易くなり製造歩留まりが低下する。一方充填率が25 %より低すぎると性能改善効果が減少する。
【0017】 モジュール内の筒または巻かれたシートの断面形状は円である必要はなく、任 意の形状であってよいし、各筒毎に異なっていることも可能である。筒または巻 かれたシートの直径や断面積についても、中空糸本数や充填率の条件を満たして おれば特に制約はなく、任意の値を採り得るし、各筒毎に異なっていてもよい。 モジュールハウジングの断面形状についても特に制約はない。
【0018】 ハウジングに充填される筒の数についても特に制約は無いものの、モジュール ハウジングが円筒状の場合には、充填効率の点から3、4、5、7または15本 以上であることが好ましい。
【0019】 封止部(チューブシートともいう)4,4’はハウジング2に接着されていて もよいし、オ−リングやパッキンを用いてハウジングに気密に固定されていても よい。また、複数の筒9をまとめて一つのチューブシートとしてもよいし、筒毎 に封止し、その複数個をハウジングに装着することもできる。
【0020】 中空糸1の外側もしくは筒9の外側とモジュールハウジング2の内側とで構成 された空間8に通じる接続口7の位置や数については制約はなく、モジュールの 任意の位置に任意の数を設置することができる。
【0021】 本考案のモジュールは、中空糸内側を1次側とし、かつ、1次側に導入する液 体または気体を、筒9または筒状に巻かれたシート9の開口部10に近い側の、 あるいは筒9に穿たれた孔11に近い側の1次側接続口5から導入することによ り、向流型モジュールとして働き、その性能が発揮される。
【0022】
【実施例】
以下実施例により、本考案をさらに具体的に説明するが、これらの例により本 考案が限定されるものではない。
【0023】 [実施例1] 特開平1ー104271の製造例2記載の方法にしたがって、ポリ(4メチル ペンテン1)を溶融押出しにより中空糸状に成形し、熱処理、冷延伸、熱延伸、 および熱固定の処理を加えることにより、外径250μm、内径200μm、酸 素透過速度8.0×10-6(cm3/cm2,Sec,cmHg)、酸素/窒素分離係 数4.1の中空糸膜を得た。この中空糸膜各6000本を内径25mm、外径3 2mmの硬質塩化ビニル製の7本の筒にそれぞれ装填し、その7本の筒を内径1 00mmの硬質塩化ビニル製の円筒型ハウジングに納め、2液型ポリウレタン樹 脂にて両端を遠心封止した後端部を切断して、図2および図3に見られる様な、 封止部厚みが平均5cm、封止部内側間平均距離40cmのモジュールを製作し た。この時、中空糸1を装填した筒9の一方の端は封止樹脂4に埋め込んで接着 し、封止部4の内面から筒9の他の端までの長さが35cm、筒9に被われない 中空糸部分が5cmになるように設定した。
【0024】 このモジュールの、筒9の途切れている方に近い側の接続口5より中空糸内側 に7.0Kgf/cm2Gの空気を導入し、接続口6に流量調節バルブ(図示せず )を接続して、非透過気体を取り出した。一方接続口7は大気解放とし、膜を透 過した気体を排出した。
【0025】 接続口6から取り出される気体の窒素濃度が99.0%になるように、接続口 6に接続された流量調節バルブを調節したところ、接続口6から取り出される窒 素富化空気の流量は113 l/minであった。また、収率(接続口5に導入 される空気流入量に対する窒素富化空気の取り出し量の比)は20%であった。
【0026】 [実施例2] 中空糸を筒9に装填する代わりにポリエステルフィルムで巻き、それをハウジ ングに収めたこと以外は実施例1と同様のモジュールを作成した。この場合も、 両封止部の間でポリエステルフィルムで被われている中空糸の長さは35cm、 フィルムからはみ出ている長さは5cmとした。このモジュールを使用して、実 施例1と同様の実験を行ったところ、結果は実施例1と全く同じであった。
【0027】 [実施例3] 図3に示されたように、実施例1で使用した筒9の代わりに、全長50cmで かつ端から10cmの範囲にのみ直径1cmの多数の孔が穿たれた筒9を使用し 、この筒の両端各5cmを封止樹脂に埋め込んだこと以外は実施例1と同様のモ ジュールを作成し、筒9の孔の穿たれた部分に近い側の接続口5より中空糸内側 に空気を導入し、実施例1と同様の実験を行った。結果は実施例1と全く同じで あった。
【0028】 [比較例1] 筒9を使用せずに、中空糸膜42000本を実質上並行に1つの束にまとめて 直接ハウジングに収めたほかは、実施例1と同様にして同寸法のモジュールを製 作した。このモジュールを用いて実施例1と同様の実験を行ったところ、窒素濃 度99.0%となる流量は92 l/min、収率は17%であった。
【0029】 [実施例4] 実施例1で使用したモジュールの接続口5から溶存酸素濃度8.3ppmの水 道水を導入し、接続口7に水封式真空ポンプを接続して約30torrに減圧し 、接続口6から流出する水の溶存酸素濃度を測定しつつ、接続口6に接続された 流量調節バルブ(図示せず)にて水流量を調節したところ、流出水の溶存酸素濃 度が0.50ppmとなる流量は470 l/minであった。
【0030】 [比較例2] 筒9として長さ20cmの筒を使用し、封止樹脂に埋め込まれた部分が5cm 、封止部の内面から筒9の他の端までの長さが15cmとなるように封止したこ と以外は、実施例1と同様の封止部内側間平均距離40cmのモジュールを作成 し、実施例1と同様の試験を行ったところ、窒素濃度99.0%となる流量は9 8 l/min、収率は18%であった。
【0031】 [比較例3] 比較例1で使用したモジュールを使用したこと以外は実施例4と全く同じ実験 を行ったところ、流出水の溶存酸素濃度が0.50ppmとなる流量は450 l/minであった。
【0032】
【考案の効果】
本考案の構造を取ることにより、気体分離に於ては、濃縮気体の濃度増加、収 率の増加、運転エネルギーコストの減少が計れる。また、液体の脱気や脱揮に於 ては、残存気体濃度や残存揮発性物質濃度の減少、処理量の増加、運転エネルギ ーコストの減少が計れる。さらに、浸透気化や膜蒸留においても、濃縮液体の濃 度増加、収率の増加、運転エネルギーコストの減少が計れる。さらに、モジュー ルをコンパクトにでき、かつ製造が容易であるため、設置スペースの節約、モジ ュール製造コストの低廉化が計れる。
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のモジュールの部分縦断面正面図。
【図2】本考案のモジュールの縦断面正面図。
【図3】図2のA部における横断面側面図。
【図4】本考案のモジュールの縦断面正面図。
【符号の説明】
1 中空糸膜 2 ハウジング 3 封止部 4、4’ キャップ内側空間 5、6、7、7’ 接続口 8 ハウジング内側空間 9 筒、または筒状に巻いたシート 10 筒の開口部 11 孔

Claims (11)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の中空糸膜がハウジングに装填され、
    中空糸膜の両端部が樹脂で封止された膜モジュールにお
    いて、中空糸が複数の組に分割され、それぞれの中空糸
    の組が、実質上気体不透過性の筒に装填され、該筒が該
    筒の片末端から中空糸膜の長さ方向の50%を越える部
    分が開口しているものであるか、又は中空糸膜の長さ方
    向の50〜99.5%の長さを有することを特徴とする
    中空糸型モジュール。
  2. 【請求項2】筒の片末端から中空糸膜の長さ方向の50
    %を越える部分が筒で被われていないことを特徴とする
    請求項1記載の中空糸型モジュール。
  3. 【請求項3】筒の片末端から中空糸膜の長さ方向の50
    %を越える部分に一個または複数個の孔が穿たれている
    ことを特徴とする請求項1記載の中空糸型モジュール。
  4. 【請求項4】筒がフィルムまたはシートを巻いたものか
    らなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記
    載の中空糸型モジュール。
  5. 【請求項5】中空糸の組が、実質的に並行な中空糸束で
    ある請求項1〜4のいずれか1項記載の中空糸型モジュ
    ール。
  6. 【請求項6】中空糸の組が、綾角30度以上で巻き取ら
    れた中空糸の一巻きを巻き取りの際の回転面に概ね平行
    に切断することにより構成された、複数の中空糸である
    請求項1〜5のいずれか1項記載の中空糸型モジュー
    ル。
  7. 【請求項7】中空糸の組が、中空糸または中空糸と他の
    糸条もしくはテープとから構成された、編組物または織
    物である請求項1〜4のいずれか1項記載の中空糸型モ
    ジュール。
  8. 【請求項8】筒または巻かれたシート内の中空糸の充填
    率が25〜75%である請求項1〜7のいずれか1項記
    載の中空糸型モジュール。
  9. 【請求項9】筒または巻かれたシート内の中空糸の充填
    率が45〜75%である請求項5記載の中空糸型モジュ
    ール。
  10. 【請求項10】中空糸の組がそれぞれ中空糸100〜1
    0000本で構成されている請求項1〜9のいずれか1
    項記載の中空糸型モジュール。
  11. 【請求項11】中空糸の組の数が3、4、5、7または
    15組以上である請求項1〜10のいずれか1項記載の
    中空糸型モジュール。
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