JPH0551082A - コンパクトデイスク用ホルダ - Google Patents
コンパクトデイスク用ホルダInfo
- Publication number
- JPH0551082A JPH0551082A JP22845491A JP22845491A JPH0551082A JP H0551082 A JPH0551082 A JP H0551082A JP 22845491 A JP22845491 A JP 22845491A JP 22845491 A JP22845491 A JP 22845491A JP H0551082 A JPH0551082 A JP H0551082A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compact disc
- holder
- central hole
- bottom plate
- compact disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Packaging For Recording Disks (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
［目的］ コンパクトディスクの取り外しを容易にする
と共に、安定した収容保持を可能にする。 ［構成］ コンパクトディスク２を収容する凹部３の底
板３ａの中央部に、中心に向けて放射状に伸びる複数の
支持片７をスリット６Ａ，６Ｂを介して上下に変位可能
に形成し、各支持片７の先部に前記コンパクトディスク
２の中央孔２ａに嵌合可能で、該支持片７を下方に変位
させた時、コンパクトディスク２の中央孔２ａよりも縮
径するボス部５を形成し、更に、凹部３の底板３ａに、
支持片７を下方に変位させた時、コンパクトディスク２
の下面に当接する当接部８Ａを形成した。
と共に、安定した収容保持を可能にする。 ［構成］ コンパクトディスク２を収容する凹部３の底
板３ａの中央部に、中心に向けて放射状に伸びる複数の
支持片７をスリット６Ａ，６Ｂを介して上下に変位可能
に形成し、各支持片７の先部に前記コンパクトディスク
２の中央孔２ａに嵌合可能で、該支持片７を下方に変位
させた時、コンパクトディスク２の中央孔２ａよりも縮
径するボス部５を形成し、更に、凹部３の底板３ａに、
支持片７を下方に変位させた時、コンパクトディスク２
の下面に当接する当接部８Ａを形成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はコンパクトディスクを収
納保持するコンパクトディスク用ホルダに関する。
納保持するコンパクトディスク用ホルダに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、コンパクトディスクを収納し保持
するためのホルダとしては、例えば特開昭６３−２２３
８０号公報などが知られている。この種のコンパクトデ
ィスク用ホルダは、矩形状をなす合成樹脂製のホルダ本
体と、コンパクトディスクの外径に対応した径でホルダ
本体の表面に形成された収容凹部と、コンパクトディス
クの中央孔径に対応した径で形成されたボス部とを備
え、ボス部には、その中心から凹部の底板にまで達する
複数のスリットが形成されている。そして、ボス部は、
このスリットにより押圧することで縮径するように構成
され、ボス部の外周面にはコンパクトディスクの中央孔
の周縁が係止する突部が形成されている。
するためのホルダとしては、例えば特開昭６３−２２３
８０号公報などが知られている。この種のコンパクトデ
ィスク用ホルダは、矩形状をなす合成樹脂製のホルダ本
体と、コンパクトディスクの外径に対応した径でホルダ
本体の表面に形成された収容凹部と、コンパクトディス
クの中央孔径に対応した径で形成されたボス部とを備
え、ボス部には、その中心から凹部の底板にまで達する
複数のスリットが形成されている。そして、ボス部は、
このスリットにより押圧することで縮径するように構成
され、ボス部の外周面にはコンパクトディスクの中央孔
の周縁が係止する突部が形成されている。
【０００３】したがって、ボス部にコンパクトディスク
の中央孔を合わせてコンパクトディスクの中央孔周囲を
押圧すれば、中央孔はボス部に弾発的に嵌合され、突部
により抜け止めされると同時に、コンパクトディスク全
体が凹部内に収容され保持されることになる。また、ボ
ス部の上面を親指の先で下方へ押圧してボス部を縮径さ
せ、凹部の周縁に形成した指用スロットから中指などの
先端をコンパクトディスクの縁の下に滑り込ませ、上方
に持ち上げ引き剥すことによりコンパクトディスクをホ
ルダ本体から取り外すことができる。
の中央孔を合わせてコンパクトディスクの中央孔周囲を
押圧すれば、中央孔はボス部に弾発的に嵌合され、突部
により抜け止めされると同時に、コンパクトディスク全
体が凹部内に収容され保持されることになる。また、ボ
ス部の上面を親指の先で下方へ押圧してボス部を縮径さ
せ、凹部の周縁に形成した指用スロットから中指などの
先端をコンパクトディスクの縁の下に滑り込ませ、上方
に持ち上げ引き剥すことによりコンパクトディスクをホ
ルダ本体から取り外すことができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のコンパクトディスク用ホルダでは、特に、コ
ンパクトディスクを取り外す際、ボス部を押圧する操作
と、中指などによりコンパクトディスクを引き剥す操作
の二つの操作を必要とするので、簡単に取り外すことが
できない問題があった。本発明はこのような点に鑑みな
されたもので、本発明の目的は、コンパクトディスクの
取り外しを簡単に行なえるコンパクトディスク用ホルダ
を提供することにある。
うな従来のコンパクトディスク用ホルダでは、特に、コ
ンパクトディスクを取り外す際、ボス部を押圧する操作
と、中指などによりコンパクトディスクを引き剥す操作
の二つの操作を必要とするので、簡単に取り外すことが
できない問題があった。本発明はこのような点に鑑みな
されたもので、本発明の目的は、コンパクトディスクの
取り外しを簡単に行なえるコンパクトディスク用ホルダ
を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、コンパクトディスク収容用の円形凹部が形
成されたホルダ本体を有するコンパクトディスク用ホル
ダにおいて、前記円形凹部の底板の中央部に、中心に向
けて放射状に伸びる複数の支持片をスリットを介して上
下に変位可能に形成し、前記各支持片の先部に前記コン
パクトディスクの中央孔に嵌合可能で、該支持片を下方
に変位させた時、コンパクトディスクの中央孔よりも縮
径するボス部を形成し、更に、前記円形凹部の底板に、
前記支持片を下方に変位させた時、前記コンパクトディ
スクの下面に当接する当接部を形成したことを特徴とす
る。また、本発明は、前記円形凹部の底板の中央部は、
少なくともその上面が中心に行くにしたがい上り勾配で
傾斜する傾斜面で形成され、この傾斜面で形成された底
板の中央部に、支持片と当接部がスリットを介して形成
されていることを特徴とする。また、本発明は、前記円
形凹部の内周壁にコンパクトディスクの外周縁が係合す
るテーパ壁面が形成されていることを特徴とする。
に本発明は、コンパクトディスク収容用の円形凹部が形
成されたホルダ本体を有するコンパクトディスク用ホル
ダにおいて、前記円形凹部の底板の中央部に、中心に向
けて放射状に伸びる複数の支持片をスリットを介して上
下に変位可能に形成し、前記各支持片の先部に前記コン
パクトディスクの中央孔に嵌合可能で、該支持片を下方
に変位させた時、コンパクトディスクの中央孔よりも縮
径するボス部を形成し、更に、前記円形凹部の底板に、
前記支持片を下方に変位させた時、前記コンパクトディ
スクの下面に当接する当接部を形成したことを特徴とす
る。また、本発明は、前記円形凹部の底板の中央部は、
少なくともその上面が中心に行くにしたがい上り勾配で
傾斜する傾斜面で形成され、この傾斜面で形成された底
板の中央部に、支持片と当接部がスリットを介して形成
されていることを特徴とする。また、本発明は、前記円
形凹部の内周壁にコンパクトディスクの外周縁が係合す
るテーパ壁面が形成されていることを特徴とする。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１〜図９に基づ
いて説明する。図において、１は矩形状に成形された合
成樹脂製のホルダ本体であり、このホルダ本体１の表面
にはコンパクトディスク２を収容するのに必要な深さの
円形状の凹部３が形成されている。凹部３の底板３ａは
中心に行くにしたがい緩やかな上り勾配に傾斜する傘形
状に形成され、さらに、凹部３の内周壁には、図３およ
び図４に示す如くコンパクトディスク２の外周縁と係合
してコンパクトディスク２を外周部から保持するテーパ
壁面４ａと垂直壁面４ｂが形成されている。
いて説明する。図において、１は矩形状に成形された合
成樹脂製のホルダ本体であり、このホルダ本体１の表面
にはコンパクトディスク２を収容するのに必要な深さの
円形状の凹部３が形成されている。凹部３の底板３ａは
中心に行くにしたがい緩やかな上り勾配に傾斜する傘形
状に形成され、さらに、凹部３の内周壁には、図３およ
び図４に示す如くコンパクトディスク２の外周縁と係合
してコンパクトディスク２を外周部から保持するテーパ
壁面４ａと垂直壁面４ｂが形成されている。
【０００７】凹部３の底板３ａの中心には、コンパクト
ディスク２の中央孔２ａと嵌合してコンパクトディスク
２を中心部から保持する所望高さの円形ボス部５が突設
されている。ボス部５の外周面は、図７に示すように下
方に行くにしたがい縮径される逆テーパ面で形成され、
これによりボス部５に嵌合されたコンパクトディスク２
の中央孔２ａがボス部５から外れないように保持され
る。また、ボス部５は、その中心からほぼ１２０度の間
隔をおいて外方に伸びるスリット６Ａにより三つに等分
割され、更に、各スリット６Ａの端部には底板３ａ上で
二股状に外方に伸びる二つのスリット６Ｂが連設されて
いる。これらスリット６Ａ，６Ｂによりボス部５を含む
三つの支持片７と、三つの当接片８とが交互に放射状に
形成され、この実施例では当接片８の先端が当接部８Ａ
に相当している。各支持片７はボス部５の上面に加えら
れる押圧力により下方へ弾性変形可能で、下方への弾性
変形時、ボス部５の径がコンパクトディスク２の中央孔
２ａから抜ける大きさの径に縮小されるように構成され
ている。
ディスク２の中央孔２ａと嵌合してコンパクトディスク
２を中心部から保持する所望高さの円形ボス部５が突設
されている。ボス部５の外周面は、図７に示すように下
方に行くにしたがい縮径される逆テーパ面で形成され、
これによりボス部５に嵌合されたコンパクトディスク２
の中央孔２ａがボス部５から外れないように保持され
る。また、ボス部５は、その中心からほぼ１２０度の間
隔をおいて外方に伸びるスリット６Ａにより三つに等分
割され、更に、各スリット６Ａの端部には底板３ａ上で
二股状に外方に伸びる二つのスリット６Ｂが連設されて
いる。これらスリット６Ａ，６Ｂによりボス部５を含む
三つの支持片７と、三つの当接片８とが交互に放射状に
形成され、この実施例では当接片８の先端が当接部８Ａ
に相当している。各支持片７はボス部５の上面に加えら
れる押圧力により下方へ弾性変形可能で、下方への弾性
変形時、ボス部５の径がコンパクトディスク２の中央孔
２ａから抜ける大きさの径に縮小されるように構成され
ている。
【０００８】図２〜図４において、１１は底板３ａの下
面にスリット６の終端位置に対向して形成した円形の補
強リブであり、１２は図１に示すように凹部３の周縁に
接して形成した指先差し入れ用の窪み部である。
面にスリット６の終端位置に対向して形成した円形の補
強リブであり、１２は図１に示すように凹部３の周縁に
接して形成した指先差し入れ用の窪み部である。
【０００９】次に、作用について説明する。まず、コン
パクトディスク２をホルダ本体１から取り外す場合につ
いて述べる。この場合は、図７に示す状態にあるボス部
５の上面を指先により下方に押圧する。すると、各支持
片７が底板３ａとの連接基部７Ａを支点にして下方へ弾
性変形するから、ボス部５が縮径され、このとき、コン
パクトディスク２の中央孔２ａの周辺に、当接片８の先
端の当接部８Ａが当たるので、コンパクトディスク２が
下方へ移動することができず、従って、ボス部５の上端
角部５ａが中央孔２ａの縁部から外れ、中央孔２ａを通
して図８に示すようにコンパクトディスク２の下面側へ
抜ける。かかる状態でボス部５の上面に加えていた押圧
力を解除すると、図９に示すように、下方へ弾性変形し
ていた各支持片７が元位置に復帰するため、コンパクト
ディスク２はボス部５上に載置された状態で凹部３外へ
持ち上げられる。即ち、ボス部５の径は、図８に示すよ
うにコンパクトディスク２の下面側へ抜けた状態で、中
央孔２ａの径とほぼ等しいか、中央孔２ａの径よりも若
干大きい寸法で形成されている。
パクトディスク２をホルダ本体１から取り外す場合につ
いて述べる。この場合は、図７に示す状態にあるボス部
５の上面を指先により下方に押圧する。すると、各支持
片７が底板３ａとの連接基部７Ａを支点にして下方へ弾
性変形するから、ボス部５が縮径され、このとき、コン
パクトディスク２の中央孔２ａの周辺に、当接片８の先
端の当接部８Ａが当たるので、コンパクトディスク２が
下方へ移動することができず、従って、ボス部５の上端
角部５ａが中央孔２ａの縁部から外れ、中央孔２ａを通
して図８に示すようにコンパクトディスク２の下面側へ
抜ける。かかる状態でボス部５の上面に加えていた押圧
力を解除すると、図９に示すように、下方へ弾性変形し
ていた各支持片７が元位置に復帰するため、コンパクト
ディスク２はボス部５上に載置された状態で凹部３外へ
持ち上げられる。即ち、ボス部５の径は、図８に示すよ
うにコンパクトディスク２の下面側へ抜けた状態で、中
央孔２ａの径とほぼ等しいか、中央孔２ａの径よりも若
干大きい寸法で形成されている。
【００１０】したがって、本実施例によれば、ボス部５
を押圧操作するだけでコンパクトディスク２を凹部３外
へ持ち上げた状態にできるから、コンパクトディスク２
の取り外しをワンタッチ操作で容易に行うことができ
る。従って、従来のようにコンパクトディスク２の外周
縁に指先を引掛けて引き剥すような操作が不要になるた
め、コンパクトディスク２が湾曲したりするのを防止で
き、コンパクトディスク２の中央孔２ａおよびボス部５
の損傷、摩耗を軽減できる。また、ボス部５は３つに分
割された構造になっているため、各分割部への押圧力が
均等に作用し、コンパクトディスク２の取り外しがスム
ーズになし得る。
を押圧操作するだけでコンパクトディスク２を凹部３外
へ持ち上げた状態にできるから、コンパクトディスク２
の取り外しをワンタッチ操作で容易に行うことができ
る。従って、従来のようにコンパクトディスク２の外周
縁に指先を引掛けて引き剥すような操作が不要になるた
め、コンパクトディスク２が湾曲したりするのを防止で
き、コンパクトディスク２の中央孔２ａおよびボス部５
の損傷、摩耗を軽減できる。また、ボス部５は３つに分
割された構造になっているため、各分割部への押圧力が
均等に作用し、コンパクトディスク２の取り外しがスム
ーズになし得る。
【００１１】次に、コンパクトディスク２をホルダ本体
１内に収容保持する場合は、図３に示すようにコンパク
トディスク２の中央孔２ａをボス部５に合わせてホルダ
本体１上に載せ、中央孔２ａの周辺部を指先で下方へ押
圧する。これにより、中央孔２ａの周辺部に押されてボ
ス部５が縮径し、ボス部５の上端部が図７に示すように
中央孔２ａを通して上方へ突出し、図７に示すように、
その外周角部５ａが中央孔２ａの内周縁に係止すること
で抜け止めが行なわれ同時に、支持片７の弾性力によっ
て中央孔２ａの周辺部を底板３ａの中央部分に押し付け
る。
１内に収容保持する場合は、図３に示すようにコンパク
トディスク２の中央孔２ａをボス部５に合わせてホルダ
本体１上に載せ、中央孔２ａの周辺部を指先で下方へ押
圧する。これにより、中央孔２ａの周辺部に押されてボ
ス部５が縮径し、ボス部５の上端部が図７に示すように
中央孔２ａを通して上方へ突出し、図７に示すように、
その外周角部５ａが中央孔２ａの内周縁に係止すること
で抜け止めが行なわれ同時に、支持片７の弾性力によっ
て中央孔２ａの周辺部を底板３ａの中央部分に押し付け
る。
【００１２】そして、本実施例では、これと同時にコン
パクトディスク２の外周縁は凹部３の内周壁のテーパ壁
面４ａに押し付けられる。したがって、コンパクトディ
スク２は中央部と外周縁の２個所でホルダ本体１に保持
されるので、コンパクトディスク２の収納状態がより一
層安定し、運搬時あるいは取リ扱い時などに外力がホル
ダ本体１に作用してもコンパクトディスク２が振動した
り、その情報記録面が凹部３底面に接触して損傷したり
するのを防止する上で有利となる。また、コンパクトデ
ィスク２の中央孔２ａの周辺部１個所を保持する場合に
比べ、コンパクトディスク２を安定して保持収納できる
ので、コンパクトディスク２の中央孔２ａとボス部５と
の係合力を強くする必要がなくなり、これに伴いコンパ
クトディスク２の着脱を更に簡単に行なえ、コンパクト
ディスク２に大きな取り外し力を作用させ湾曲させてし
まうなどの不具合を防止できるほか、中央孔２ａおよび
ボス部５の摩耗や損傷を防止する上でより一層有利とな
る。
パクトディスク２の外周縁は凹部３の内周壁のテーパ壁
面４ａに押し付けられる。したがって、コンパクトディ
スク２は中央部と外周縁の２個所でホルダ本体１に保持
されるので、コンパクトディスク２の収納状態がより一
層安定し、運搬時あるいは取リ扱い時などに外力がホル
ダ本体１に作用してもコンパクトディスク２が振動した
り、その情報記録面が凹部３底面に接触して損傷したり
するのを防止する上で有利となる。また、コンパクトデ
ィスク２の中央孔２ａの周辺部１個所を保持する場合に
比べ、コンパクトディスク２を安定して保持収納できる
ので、コンパクトディスク２の中央孔２ａとボス部５と
の係合力を強くする必要がなくなり、これに伴いコンパ
クトディスク２の着脱を更に簡単に行なえ、コンパクト
ディスク２に大きな取り外し力を作用させ湾曲させてし
まうなどの不具合を防止できるほか、中央孔２ａおよび
ボス部５の摩耗や損傷を防止する上でより一層有利とな
る。
【００１３】尚、実施例では、凹部３の底板３ａ全体を
上り勾配に傾斜する傘形状に形成したが、底板３ａの中
央部で、少なくともその上面のみを上り勾配で傾斜する
傾斜面で形成しても同様の効果が得られる。このように
傾斜面を利用して支持片７や係合部８Ａを形成すると構
造を簡単化する上で、また、加工を簡単化する上で有利
となるが、上記の傾斜面を形成しない場合であっても、
凹部３の底板３ａの中央部に、中心に向けて放射状に伸
びる複数の支持片をスリットを介して上下に変位可能に
形成し、前記各支持片の先部に前記コンパクトディスク
２の中央孔２ａに嵌合可能で、該支持片を下方に変位さ
せた時、コンパクトディスク２の中央孔２ａよりも縮径
するボス部を形成し、更に、中央部に限らず凹部３の底
板３ａに、前記支持片を下方に変位させた時、前記コン
パクトディスク２の下面に当接する当接部を形成する
と、実施例と同様に、ワンタッチでコンパクトディスク
２の取り外しを行なうことが可能となる。
上り勾配に傾斜する傘形状に形成したが、底板３ａの中
央部で、少なくともその上面のみを上り勾配で傾斜する
傾斜面で形成しても同様の効果が得られる。このように
傾斜面を利用して支持片７や係合部８Ａを形成すると構
造を簡単化する上で、また、加工を簡単化する上で有利
となるが、上記の傾斜面を形成しない場合であっても、
凹部３の底板３ａの中央部に、中心に向けて放射状に伸
びる複数の支持片をスリットを介して上下に変位可能に
形成し、前記各支持片の先部に前記コンパクトディスク
２の中央孔２ａに嵌合可能で、該支持片を下方に変位さ
せた時、コンパクトディスク２の中央孔２ａよりも縮径
するボス部を形成し、更に、中央部に限らず凹部３の底
板３ａに、前記支持片を下方に変位させた時、前記コン
パクトディスク２の下面に当接する当接部を形成する
と、実施例と同様に、ワンタッチでコンパクトディスク
２の取り外しを行なうことが可能となる。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、支
持片を下方に変位させると共にそのボス部を縮径させ、
この支持片の復帰動時にボス部でコンパクトディスクを
持ち上げるようにしたので、コンパクトディスクの取り
外しを簡単に行なえるコンパクトディスク用ホルダが得
られる。
持片を下方に変位させると共にそのボス部を縮径させ、
この支持片の復帰動時にボス部でコンパクトディスクを
持ち上げるようにしたので、コンパクトディスクの取り
外しを簡単に行なえるコンパクトディスク用ホルダが得
られる。
【図１】本発明の一実施例を示すコンパクトディスク用
ホルダの平面図である。
ホルダの平面図である。
【図２】図１の底面図である。
【図３】図１のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
【図４】本実施例における要記の拡大断面図である。
【図５】図１のＢ方向から見た側面図である。
【図６】図１のＣ方向から見た側面図である。
【図７】コンパクトディスクの係合状態を示す拡大断面
図である。
図である。
【図８】ボス部からコンパクトディスクを取り出す過程
を示す動作説明用の断面図である。
を示す動作説明用の断面図である。
【図９】コンパクトディスクがボス部から取り外された
状態を示す断面図である。
状態を示す断面図である。
【符号の説明】 １ ホルダ本体 ２ コンパクトディスク ２ａ 中央孔 ３ 凹部 ３ａ 底板 ４ａ テーパ壁面 ５ ボス部 ６Ａ，６Ｂ スリット ７ 支持片 ８ 当接片
Claims (3)
- 【請求項１】 コンパクトディスク収容用の円形凹部が
形成されたホルダ本体を有するコンパクトディスク用ホ
ルダにおいて、 前記円形凹部の底板の中央部に、中心に向けて放射状に
伸びる複数の支持片をスリットを介して上下に変位可能
に形成し、 前記各支持片の先部に前記コンパクトディスクの中央孔
に嵌合可能で、該支持片を下方に変位させた時、コンパ
クトディスクの中央孔よりも縮径するボス部を形成し、 更に、前記円形凹部の底板に、前記支持片を下方に変位
させた時、前記コンパクトディスクの下面に当接する当
接部を形成した、 ことを特徴とするコンパクトディスク用ホルダ。 - 【請求項２】 前記円形凹部の底板の中央部は、少なく
ともその上面が中心に行くにしたがい上り勾配で傾斜す
る傾斜面で形成され、この傾斜面で形成された底板の中
央部に、支持片と当接部がスリットを介して形成されて
いる請求項１記載のコンパクトディスク用ホルダ。 - 【請求項３】 前記円形凹部の内周壁にコンパクトディ
スクの外周縁が係合するテーパ壁面が形成されている請
求項１記載のコンパクトディスク用ホルダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22845491A JPH0551082A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | コンパクトデイスク用ホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22845491A JPH0551082A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | コンパクトデイスク用ホルダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0551082A true JPH0551082A (ja) | 1993-03-02 |
Family
ID=16876747
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22845491A Pending JPH0551082A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | コンパクトデイスク用ホルダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0551082A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5788068A (en) * | 1994-11-03 | 1998-08-04 | Dubois Limited | Apparatus for holding a compact disk |
| US5944181A (en) * | 1998-09-09 | 1999-08-31 | Finest Industrial Co., Ltd. | Disk protective enclosure |
| WO1999046185A1 (fr) * | 1998-03-09 | 1999-09-16 | Meiko Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Etui pour disque support d'enregistrement |
| WO2000055860A1 (en) * | 1999-03-18 | 2000-09-21 | Dubois Limited | Apparatus for holding a compact disk |
| US6464073B1 (en) | 2000-11-13 | 2002-10-15 | Triple Keen Industrial Ltd. | Compact disc holder |
-
1991
- 1991-08-13 JP JP22845491A patent/JPH0551082A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5788068A (en) * | 1994-11-03 | 1998-08-04 | Dubois Limited | Apparatus for holding a compact disk |
| WO1999046185A1 (fr) * | 1998-03-09 | 1999-09-16 | Meiko Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Etui pour disque support d'enregistrement |
| EP1026104A1 (en) * | 1998-03-09 | 2000-08-09 | Meiko Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Storing case for recording medium disc |
| EP1026104A4 (en) * | 1998-03-09 | 2000-11-08 | Meiko Kasei Kogyo Kabushiki Ka | CASE FOR RECORDING MEDIUM |
| US6443299B2 (en) | 1998-03-09 | 2002-09-03 | Meiko Kaisei Kogyo Kabushiki Kaisha | Recording medium disc storage case and a recording medium disc |
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